JP3416023B2 - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JP3416023B2
JP3416023B2 JP14705097A JP14705097A JP3416023B2 JP 3416023 B2 JP3416023 B2 JP 3416023B2 JP 14705097 A JP14705097 A JP 14705097A JP 14705097 A JP14705097 A JP 14705097A JP 3416023 B2 JP3416023 B2 JP 3416023B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に細長形状のス
ピーカに係り、詳しくは短辺方向(=短辺に沿う方向)
の長さを増大させることなく長辺方向(=長辺に沿う方
向)中間部におけるスピーカユニット周縁部とキャビネ
ットとの固着を改善したスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近プラズマディスプレイパネル(以
下、PDPと記す。)等を用いた薄型テレビジョン(以
下、薄型TVと記す。)が実用化されている。該薄型T
Vに用いられるスピーカも当然のごとく薄型形状が求め
られる。しかも該薄型TVの画面がワイド化されてお
り、その上にコンパクト化が訴求されているため、該T
V画面の両脇等に配置されるスピーカの設置スペースが
極力省かれ、正面から見たスピーカ形状が極力細長い形
状が要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】該スピーカ形状に対応
するために、我々が提案した反発磁気回路を用いた多点
駆動型のスピーカ構造を流用し極端な細長形状に適した
構造とした。具体的には、ほぼ平板状でなおかつ細長状
に作製した振動板の中心線上に3個のボイスコイルを配
し、該ボイスコイルを3個の反発磁気回路にて駆動する
スピーカ構造を既に提案した(図16〜図19)。
【0004】図16〜図19において、図16は三点駆
動薄型スピーカのスピーカユニット20の正面図、図1
7は図16のスピーカユニット20の縦断面図、図18
は図16のスピーカユニット20の背面図、図19は図
16のスピーカユニット20のポール部1eにおける横
断面図である。スピーカユニット20は、フレーム1、
振動板5、エッジ6、反発磁気回路30等から成る。ほ
ぼ長方形状のフレーム1は、長辺方向(=長辺に沿う方
向)に延びる中心線に沿って等間隔で3個のポール部1
eを備えている。振動板5は各ポール部1eの部位にお
いて円形孔を備え、エッジ6は、横断面が前方へ凸の湾
曲状(以下、「ロール状」と言う。)であり、内周側貼
り代部において振動板5の周縁部に接着され、外周側貼
り代部においてフレーム1の周壁部前面に接着されてい
る。ボイスコイル7は、外周側において振動板5の各円
形孔に接着されている。反発磁気回路30は、鉄等の軟
磁性材料から成る円形のセンタープレート10と、同
極、例えばN極を対峙させてセンタープレート10の両
側に固定されるマグネット9とを備えている。反発磁気
回路30は、センタープレート10において、ボイスコ
イル7との間に所定の環状間隙を開けるように、中心孔
をポール部1eに嵌合し、ビス12及び接着剤によりポ
ール部1eに固定される。1対の綿糸線11は、エッジ
6の裏面に縫い付けられており、中間部ではエッジ6の
内周側貼り代部の各長辺部を、両端部では、エッジ6の
ロール部を横断して、一端側において、フレーム1に装
着の端子8に接続されている。このような細長形状のス
ピーカユニット20をキャビネットのバッフル部に取付
けて固定する場合、該スピーカユニット20の有する細
長形状長辺側の固定方法に制限が加えられる。
【0005】すなわち、前記のごとくスピーカの設置ス
ペースが極力省かれることから、スピーカユニット2
0、並びにスピーカユニット20を設置するキャビネッ
ト形状等が極限まで細長形状が求められるため、スピー
カユニット20の取付方法がキャビネットバッフル部の
表側取付け、あるいは裏側取付けに関わらず図20及び
図21(図20はフレーム1を表キャビネット2に取付
けた従来構造の縦断面図、図21は図20の構造を図2
0の下から見た図である。)に示すようにキャビネット
2を構成する側板部の内壁側がスピーカフレーム1の長
辺側に接触直前まで接近した位置に配されることとな
る。
【0006】つまり、フレーム短辺側の設置スペースに
は余裕があるが、フレーム長辺側はスピーカユニット2
0取付部の設置スペースが全く無い状態となる。したが
って、スピーカユニット20ののフレーム1取付け構造
は図8及び図9(図8はフレーム1を斜め前方から見た
斜視図、図9は図8のフレーム1を斜め後方から見た斜
視図である。)のようにスペースに余裕のあるスピーカ
フレーム1の短辺側に取付け用のフランジ部1aを設
け、さらに、該フランジ部に取付け用の穴1bを設け、
該穴を用いて取付け用のビスをキャビネットに締結し、
該フレームフランジ部を介してスピーカをキャビネット
に取付け固定する。
【0007】しかし、該方法はビス34(図20及び図
21)の締結によって発生する押付け力がフレーム短辺
側のフランジ部近傍Bのみに止まり、フレーム前部の全
周、具体的にはエッジ貼り代部全周に必要な押付け力が
フレーム長辺側の中央部近傍では不足気味となる。その
結果、フレームの短辺側及び長辺側の端部近傍のみがキ
ャビネットを構成するバッフル部に密着し、長辺側の中
央部近傍Cはキャビネットバッフル部に密着せず浮き気
味となる。
【0008】したがって、該取付け状態のスピーカに音
声信号等を引加すると、浮き気味の箇所(非密着部)の
フレーム、及びキャビネットが容易に振動するため、当
然のごとくフレーム長辺中央部近傍より一般的にビリ音
等と称される異常音が発生し、低域再生時にはエアー漏
れによる異常音も発生する。しかも、短辺部の締結力を
強めるほど長辺中央がより一層浮き上がり、長辺側の寸
法が多く(長く)なるほど、浮き気味の箇所(非密着
部)が多くなる。
【0009】対策としてエッジ貼り代部等にパッキン等
の振動吸収材を配置して防ぐ方法があるが、振動吸収材
の能力を越えた入力信号が引加されると異常音が発生す
る。また、パッキン等を厚く、あるいは硬くする等の手
段を用い振動吸収能力を増やした状態で前記のようなフ
レーム短辺側のみのビス締結を行うと、フレーム長辺側
の中央部を変形させてしまう欠点を有する。
【0010】上記変形がエッジ6を局部的に変形させ、
入力信号印加時に振動板中央部近傍がローリングし、該
振動板に装着したボイスコイル7の内周部及び反発磁気
回路のセンタプレート10の外周部とが接触し異常音を
発生しやすくなる。特に多点駆動型スピーカは複数のコ
イルが均等に動作し、振動板を均等に駆動せしめること
が前提条件であることから、エッジ6、すなわちサスペ
ンションの変形は極めて好ましくない状態である。
【0011】該異常音の発生、並びにサスペンションの
変形等を防ぐための最も簡単且つ有効な方法は、図22
及び図23(図22は取付け用孔付きフランジ部1cを
長辺部に備えるフレーム1の正面図、図23は図22の
フレームを斜め前方から見た斜視図である。)のように
フレームの長辺側に短辺側と同様な取付け用孔付きフラ
ンジ部1cを設けてネジ固定する方法がある。しかし、
該手法は細長型形状に於ける幅寸法を必然的に増やすこ
ととなり、コンパクト化(細長化)が求められている該
スピーカ構造に正反対の結果を発生せしめる構造的欠点
を有していることは明らかである。
【0012】以上のような方法では、幅寸法を増やさ
ず、なおかつフレーム長辺側の中央部近傍をキャビネッ
トバッフル部に密着させることは困難であった。
【0013】本発明の目的は、短辺方向の長さを増大す
ることなく、スピーカユニットのフレームの長辺方向中
間部におけるフレームとキャビネットとの固着性を確保
できるスピーカを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明のスピーカ(1
8)によれば、キャビネット(2)は、内側へ張出す内
側張出し前縁部(2g)を備えている。正面視ほぼ長方
形状のスピーカユニット(20)のフレーム(1)は、
短辺側においてフランジ部(1a)を備え、周縁部にお
いてキャビネット(2)の内側張出し前縁部(2g)の
内面側に当接するように、キャビネット(2)へ挿入さ
れて、かつフランジ部(1a)においてキャビネット
(2)に固着手段(34)により固着されている。押圧
部材(4)は、フレーム(1)の裏面側でかつフレーム
(1)の長辺に沿う方向中間部に配設され、両端部にお
いてキャビネット(2)の内面側の係止部(2a,2
f)に滑り込まされて係止され、中間部においてフレー
ム(1)を前方へ押圧している。
【0015】スピーカユニット(20)のフレーム
(1)には、短辺方向(=短辺に沿う方向)に突出物を
付加することなく、押圧部材(4)を、回転操作して、
キャビネット(2)の内面側の係止部(2a,2f)へ
滑り込ませて、係止させることにより、フレーム(1)
の長辺方向(長辺に沿う方向)中間部をキャビネット
(2)に確実に固着することができる。
【0016】この発明のスピーカ(18)によれば、押
圧部材(4)は中間部のフレーム(1)側に円形ボス部
(4a)を備えている。フレーム(1)は、円形ボス部
(4a)が回転自在に嵌合する円形孔(1d)を裏面側
に備える。
【0017】これにより、押圧部材(4)の回転操作が
円滑となる。
【0018】この発明のスピーカ(18)によれば、係
止部(2a,2f)は、キャビネット(2)の側壁内面
に形成された係止溝(2a)である。
【0019】この発明のスピーカ(18)によれば、係
止部(2a,2f)は、キャビネット(2)の側壁から
内方へ張出す凸部(2f)である。
【0020】この発明のスピーカ(18)によれば、裏
側当て部材(3)がキャビネット(2)の裏側に固定さ
れ、押圧部材(4)は、押圧部材(4)を裏側当て部材
(3)に固定するビス用のねじ孔(4c)を裏面側に備
えている。
【0021】押圧部材(4)は,キャビネット(2)の
裏側に固定される裏側当て部材(3)に固定され、フレ
ーム(1)押圧後の緩みを抑制される。
【0022】この発明のスピーカ(18)によれば、ス
ピーカユニット(20)は、ボイスコイル取付け孔を備
え周縁部においてエッジ(6)を介してフレーム(1)
に支持される振動板(5)、外周側においてボイスコイ
ル取付け孔に取付けられるボイスコイル(7)、及びボ
イスコイル(7)の内周側との間に所定間隙を開けて配
設される軟磁性材料のプレート(10)と同極同士を対
峙させてプレート(10)の両側に固定される1対の磁
極(9)とを備えフレーム(1)に取付けられる反発磁
気回路(30)を有している。
【0023】この発明のスピーカ(18)によれば、ス
ピーカユニット(20)は、1枚の振動板(5)と、ボ
イスコイル(7)及び反発磁気回路(30)の複数個の
組とを有している。
【0024】この発明のスピーカ(18)によれば、ボ
イスコイル(7)及び反発磁気回路(30)の複数個の
組は、スピーカユニット(20)の長辺に沿う方向に一
列に配列されている。
【0025】
【発明の実施の形態】フレーム1は図8及び図9に示す
ような幅49.6mm、長さ228mm、奥行22.4mmの寸法を有し
ており、短辺側にはキャビネット2との固定用にフラン
ジ1a、ねじ用固定穴1b(Φ3.5)を設ける。また、
裏側中央部には長辺側中央部の固定用の固定具を回転さ
せる軸となるΦ8凹型のフレームバスケット1dを設け
る。
【0026】ユニット20の幅寸法は49.6mmであり、プ
ラズマディスプレイ等の大画面TVのスピーカとしては
キャビネット2,3の横幅は図10及び図11(図10
は表キャビネット2を後方から見た図、図11は図10
の表キャビネット2の縦断面図である。)に示すような
幅60mmという細型が要求される。奥行も当然薄型を考え
図10及び図11の表キャビネット2が30.5mm、図12
及び図13(図12は裏キャビネット3を後方から見た
図、図13は図12の裏キャビネット2の縦断面図であ
る)。の裏キャビネット3が21mm、表キャビネット2及
び裏キャビネット3の合計で50mmのサイズとする。内容
積を約1リットルとるために高さ寸法は500mmとる。内
容積は0.98lとなる。
【0027】表側キャビネット2には図10及び図11
のようにフレーム長辺側まで接近したキャビネット側板
内壁部に溝2aを設ける。該溝2aはユニット取付位置
中央部取付面から14.2mmの位置に幅24mm、高さ3.8mm、
深さ2mmの寸法で設けられ、固定具4をはめ込む場所と
なる。また、フレーム1のネジ穴1bに対応する位置に
フレーム固定用のネジ穴2b(M3)を、裏キャビネット
3との固定ネジ位置にはネジ穴2c(M3)を設ける。ツ
イータ等を付け加える場合は、ネジ穴2d(M3)と取付
穴2eを設ける。
【0028】裏側キャビネットには図12及び図13に
示すように表キャビネット2との取付ネジ固定穴3a、
配線用穴3bを設ける。また、壁掛けで使用する場合は
壁掛け金具取付ネジ穴3cを設ける。さらに、ネジ用挿
通孔3dが、固定具4のネジ穴4cに対応して設けられ
ている。
【0029】固定具4は図14及び図15(図14は固
定具4をそれぞれ後方、前方及び側方の3方の正視方向
からそれぞれ見た図、図15は図14の固定具4を後方
及び前方の斜めから見た図である。)に示すようにΦ5
5.8mm、厚さ3mmの円板を幅10mmに切り取った形のもの
に、下面にはフレーム裏側のフレームバスケット1dに
はめ込んで軸にするためのΦ7.8mmの凸部4aを設け、
取付の際を考慮し内側40mmは0.2mm削り込んでおく。上
面には幅3mm高さ10mm長さ50mmのつまみ4bを回転させ
る際のつまみ4bとして設ける。つまみ4bの両端には
キャビネット同士の固定用のネジ穴4cを設ける。また
固定部両端には上面、下面ともに図のようなテーパ4
d、4eを設ける。
【0030】以上3点を組み合わせて表キャビネット2
にスピーカユニット20のフレーム1を固定する。手順
としてはまずフレーム1を表キャビネット2の所定位置
に配置し、一般的手法と同様にフレーム短辺側に設けた
フランジ部1aを表キャビネット2のネジ穴2bに取付
けビス3o4にて固定する。さらに、中心部近傍の固定
のため、固定具4の凸部4aとフレーム裏側のフレーム
バスケット1dの位置を合わせ、図1及び図2(図1は
振動板5を溝2aに係止するための回転過程で三点駆動
薄型スピーカ18の斜め後方から見た斜視図、図2は図
1の三点駆動薄型スピーカ18をまっすぐ後方から見た
図)のように斜めに配置し回転させる。するとまず固定
具4の端部の上テーパ部4dがキャビネットの溝2aに
入り込み、続いて下テーパ部4eがフレーム底部に接触
する。さらに、続けて所定位置まで回転させると、該u
4の端部が所定の厚さ寸法を有しているので、図3〜図
5(図3は振動板5を溝2aに係止した状態で三点駆動
薄型スピーカ18の斜め後方から見た斜視図、図4は図
3の三点駆動薄型スピーカ18をまっすぐ後方から見た
図、図5は図4のV-V線に沿う断面図である。)のよう
に、固定具4の端部の上面が溝2aの上面に引っ掛か
り、なおかつ固定具4の端部の底面がフレームバスケッ
ト1cの底部を極めて強力な力で押すようになる。
【0031】該押し付け力がフレームバスケット1dを
介してフレーム前方の長辺側中央部を押し、該フレーム
長辺側の最上部に配置されているエッジ貼り代部をキャ
ビネットバッフルに密着させるので、前記の様なフレー
ム長辺側中央部近傍の浮き気味の箇所(非密着部)が皆
無となり、前記説明のフレーム短辺側のネジ固定と合わ
せてエッジ貼り代部全周に於ける必要な押付け力が得ら
れることとなり、所期の目的を達成することが可能とな
った。
【0032】さらに、キャビネット2,3の容積を増加
させたい場合等は図6及び図7(図6は固定具4の両端
部を表キャビネット2の突出縁2fにより係止する構造
を固定具4の係止状態で示す斜視図、図7は図6の固定
具4における横断面図である。)のようにキャビネット
の肉厚を減らして、固定具の締め付け用に高さ例えば2m
m程度の突出縁2fを設けても良い。
【0033】該固定具は本実施の形態ではアルミを使用
したが、樹脂や鉄板等からなる成型品でも良い。また、
該押し付け力が固定具1つで足りない場合は、本実施の
形態のフレームで有れば3個、さらに、細長型の場合は
フレームバスケット1dの数を増やせば複数用いること
もできる。
【0034】また、本実施の形態では三点駆動薄型スピ
ーカ18について述べたが、当然三点駆動薄型スピーカ
18以外(単点駆動型スピーカ)も該方法を用いて固定
することができる。
【0035】この方法によればキャビネットの幅寸法を
増加させることなく細長型スピーカの中央部近傍を固定
することにより、ビリ音等の異常音をほぼ0まで大幅に
減少させることができる。さらに、フレームバスケット
1cと固定具の凸部3aにより位置出しができるため、
固定の際の固定具の回転も容易な上に、キャビネット同
士の固定用のネジ穴をつけキャビネット同士の固定にも
利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】振動板を溝に係止するための回転過程で三点駆
動薄型スピーカの斜め後方から見た斜視図である。
【図2】図1の三点駆動薄型スピーカをまっすぐ後方か
ら見た図である。
【図3】振動板を溝に係止した状態で三点駆動薄型スピ
ーカの斜め後方から見た斜視図である。
【図4】図3の三点駆動薄型スピーカをまっすぐ後方か
ら見た図である。
【図5】図4のV-V線に沿う断面図である。
【図6】固定具の両端部を表キャビネット2の突出縁2
fにより係止する構造を固定具の係止状態で示す斜視図
である。
【図7】図6の固定具における横断面図である。
【図8】フレームを斜め前方から見た斜視図である。
【図9】図8のフレームを斜め後方から見た斜視図であ
る。
【図10】表キャビネットを後方から見た図である。
【図11】図10の表キャビネットの縦断面図である。
【図12】裏キャビネットを後方から見た図である。
【図13】図12の裏キャビネットの縦断面図である)
【図14】固定具をそれぞれ後方、前方及び側方の3方
の正視方向からそれぞれ見た図である。
【図15】図14の固定具を後方及び前方の斜めから見
た図である。
【図16】三点駆動薄型スピーカのスピーカユニットの
正面図である。
【図17】図16のスピーカユニットの縦断面図であ
る。
【図18】図16のスピーカユニットの背面図である。
【図19】図16のスピーカユニットのポール部におけ
る横断面図である。
【図20】フレームを表キャビネットに取付けた従来構
造の縦断面図である。
【図21】図20の構造を図20の下から見た図であ
る。
【図22】取付け用孔付きフランジ部を長辺部に備える
フレームの正面図である。
【図23】図22のフレームを斜め前方から見た斜視図
である。
【符号の説明】
1 フレーム 1a フランジ部(フランジ部) 1d フレームバスケット1d(円形孔) 2 表キャビネット(キャビネット) 2a 溝(係止部、係止溝) 2f 突出縁(係止部、凸部) 2g 張出し前縁部(内側張出し前縁部) 3 裏キャビネット(裏側当て部材) 4 固定具(押圧部材) 4a 嵌め込み凸部(円形ボス部) 4c ネジ孔 5 振動板 6 エッジ 7 ボイスコイル 9 マグネット 10 センタープレート(プレート) 18 三点駆動薄型スピーカ(スピーカ) 20 スピーカユニット 30 反発磁気回路 34 ビス(固着手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 1/02 105 H04R 1/02 101

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット(2)が、内側へ張出す内
    側張出し前縁部(2g)を備え、正面視ほぼ長方形状の
    スピーカユニット(20)のフレーム(1)が、短辺側
    においてフランジ部(1a)を備え、周縁部において前
    記キャビネット(2)の前記内側張出し前縁部(2g)
    の内面側に当接するように、前記キャビネット(2)へ
    挿入されて、かつ前記フランジ部(1a)において前記
    キャビネット(2)に固着手段(34)により固着さ
    れ、押圧部材(4)が、前記フレーム(1)の裏面側で
    かつ前記フレーム(1)の長辺に沿う方向中間部に配設
    され、両端部において前記キャビネット(2)の内面側
    の係止部(2a,2f)に滑り込まされて係止され、中
    間部において前記フレーム(1)を前方へ押圧している
    ことを特徴とするスピーカ。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材(4)は中間部の前記フレ
    ーム(1)側に円形ボス部(4a)を備え、前記フレー
    ム(1)は、前記円形ボス部(4a)が回転自在に嵌合
    する円形孔(1d)を裏面側に備えることを特徴とする
    請求項1記載のスピーカ。
  3. 【請求項3】 前記係止部(2a,2f)は、前記キャ
    ビネット(2)の側壁内面に形成された係止溝(2a)
    であることを特徴とする請求項1又は2記載のスピー
    カ。
  4. 【請求項4】 前記係止部(2a,2f)は、前記キャ
    ビネット(2)の側壁から内方へ張出す凸部(2f)で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載のスピーカ。
  5. 【請求項5】 裏側当て部材(3)が前記キャビネット
    (2)の裏側に固定され、前記押圧部材(4)は、前記
    押圧部材(4)を前記裏側当て部材(3)に固定するビ
    ス用のねじ孔(4c)を裏面側に備えていることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載のスピーカ。
  6. 【請求項6】 前記スピーカユニット(20)は、ボイ
    スコイル取付け孔を備え周縁部においてエッジ(6)を
    介して前記フレーム(1)に支持される振動板(5)、
    外周側において前記ボイスコイル取付け孔に取付けられ
    るボイスコイル(7)、及び前記ボイスコイル(7)の
    内周側との間に所定間隙を開けて配設される軟磁性材料
    のプレート(10)と同極同士を対峙させて前記プレー
    ト(10)の両側に固定される1対の磁極(9)とを備
    え前記フレーム(1)に取付けられる反発磁気回路(3
    0)を有していることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載のスピーカ。
  7. 【請求項7】 前記スピーカユニット(20)は、1枚
    の前記振動板(5)と、前記ボイスコイル(7)及び前
    記反発磁気回路(30)の複数個の組とを有しているこ
    とを特徴とする請求項6記載のスピーカ。
  8. 【請求項8】 前記ボイスコイル(7)及び前記反発磁
    気回路(30)の複数個の組は、前記スピーカユニット
    (20)の長辺に沿う方向に一列に配列されていること
    を特徴とする請求項7記載のスピーカ。
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