JP3415792B2 - ロール圧延機 - Google Patents

ロール圧延機

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JP3415792B2
JP3415792B2 JP21445499A JP21445499A JP3415792B2 JP 3415792 B2 JP3415792 B2 JP 3415792B2 JP 21445499 A JP21445499 A JP 21445499A JP 21445499 A JP21445499 A JP 21445499A JP 3415792 B2 JP3415792 B2 JP 3415792B2
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rolls
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康二 菅野
幹雄 小高
伸樹 田中
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール圧延機に関
する。さらに詳しくは、棒鋼や線材、パイプ等を製品に
圧延成形するロール圧延機に関する。なお、本明細書に
いう、「製品」とは、棒鋼、線材、パイプを含む概念で
ある。
【0002】
【従来の技術】素材の圧延は、4ロールミルや3ロール
ミルで、4方向あるいは3方向から圧延し、これを多段
に並べたロールミル群で何度も繰り返して圧延し、断面
形状を少しづつ減少させながら、所望の形状と寸法に仕
上げていく。
【0003】上記のような圧延作業に用いられる圧延機
のうち、4ロールミルの代表的なものは、図5および図
6に示すように構成されている。すなわち、1軸が入力
軸101 であって、この入力軸101 により4軸駆動するよ
うになっており、4本のロール102 、103 、104 、105
のそれぞれの側面にベベルギヤ102b、103b、104b、105b
を取付けて、このベベルギヤ102b〜105bを介して順に駆
動力を伝達していくように構成されている。しかるに、
この構成では、ベベルギヤ102b〜105bの大きさがロール
102 〜105の外径より小さくなければならないので、ベ
ベルギヤ102b〜105bの大きさに制限があって、伝達トル
クに限界があり、大負荷容量のミルには適用できないと
いう問題がある。また、図6に示すように同様の4ロー
ルミルを45°傾斜させて傾斜ミルを構成した場合は、
入力軸101 が斜め上方へ延びるので、この入力軸101 に
連結する減速機は嵩高い大形のものとなり、設備費が高
くなったり設置スペースを多く占有するという問題があ
る。
【0004】一方、特開平4−71704号公報に記載
の4ロールミルは、4本のロール軸のそれぞれに傘歯車
を取付けており、この傘歯車に噛み合って、動力を伝達
する歯車がハウジングの裏側あるいは表側に配置されて
いる。しかるに、この構造によると、ミル幅が厚くなる
ので、ストレッチレデューサ等のようにスタンド間隔を
最小化する必要のある圧延機には適さない。
【0005】また、特開平2−70305号公報記載の
3ロールミルでは、ハウジング内径より少し小さい外径
の大径ハイポイドギヤをハウジング内に配置し、入力軸
の入力用ハイポイドギヤを噛み合わせて、前記大径ハイ
ポイドギアを回転させ、この大径ハイポイドギヤに3本
のロール駆動軸の従動側ハイポイドギヤを噛み合わせ
て、3本のロールを駆動するようにしている。しかる
に、この構造では、大径ハイポイドギヤの中心と駆動側
および従動側の小径ハイポイドギヤとのオフセット量が
歯形により決定されるが、2枚の大径ハイポイドギヤで
小径ギヤを挟むような配置は、オフセット量が反対向き
になるため、不可能である。よって、大径ハイポイドギ
ヤは常に1枚しか用いることができないので、大負荷容
量のミルには適用できないという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
み、大負荷容量を可能とし、ミルスタンドを薄くコンパ
クトにでき、駆動減速機まわりもコンパクト化できるロ
ール圧延機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のロール圧延機
は、素材を圧延できるように配置された複数のロールを
有するロールユニットと、該ロールユニットを回転駆動
させる駆動ユニットとからなり、前記駆動ユニットは、
互いに歯面を向き合わせて配置された2枚の大径のリン
グ状の駆動用ベベルギヤと、該駆動用ベベルギヤを回転
させる入力軸機構と、前記駆動用ベベルギヤの回転を各
ロールに伝える伝達機構とからなり、前記伝達機構が、
前記2枚の駆動用ベベルギヤに挟まれた状態で噛み合っ
ている小径の伝達用ベベルギヤと、該伝達用ベベルギヤ
の回転を前記各ロールに伝達する伝達軸機構とからなる
ことを特徴とする。請求項のロール圧延機は、請求項
記載の発明において、前記伝達軸機構が、前記伝達用
ベベルギヤを取付けた第1伝動軸と、該第1伝動軸に取
付けた第1円筒歯車と、前記ロールのロール軸に連結さ
れる第2伝動軸と、該第2伝動軸に取付けられ、前記第
1円筒歯車に噛み合う第2円筒歯車とからなることを特
徴とする。請求項のロール圧延機は、請求項1記載の
発明において、前記入力軸機構が、前記ハウジングの外
部から内部へ通された1本の入力軸と、該入力軸に取付
けられ、前記駆動用ベベルギヤに噛み合わされた小径の
入力用ベベルギヤとからなることを特徴とする。請求項
のロール圧延機は、請求項記載の発明において、前
記ロールユニットが、一対の水平ロールと一対の垂直ロ
ールの4ロールから構成されており、前記入力軸機構の
入力軸が、水平に配置されており、前記伝達軸機構の第
1伝動軸の代りとして置かれ、第2伝動軸を駆動するこ
とを特徴とする。請求項のロール圧延機は、請求項
記載の発明において、前記ロールユニットが、一対の傾
斜ロールと、それに対し直交する他の一対の傾斜ロール
の4ロールから構成されており、前記入力軸機構の入力
軸が水平に配置されていることを特徴とする。請求項
のロール圧延機は、請求項記載の発明において、前記
ロールユニットが、パスラインまわりに120 ゜間隔で配
置された3ロールで構成されており、前記入力軸機構の
入力軸が水平に配置されていることを特徴とする。請求
のロール圧延機は、請求項1記載の発明において、
前記ロールユニットを保持する内側ハウジングと、前記
駆動ユニットを保持する外側ハウジングを備えており、
前記外側ハウジングは、概ねリング状の形状であり、前
記駆動用ベベルギヤは、その外径が前記外側ハウジング
の外壁の内径よりわずかに小さく、その内径が、前記複
数のロールの外端間距離より大きいことを特徴とする。
請求項のロール圧延機は、請求項1記載の発明におい
て、前記2枚の駆動用べベルギヤを保持する外側ハウジ
ングが、割型に構成された表側セクションと裏側セクシ
ョンとからなり、一方の駆動用ベベルギヤがベアリング
を介して前記表側ハウジングに回転自在に取付けられ、
他方の駆動用べベルギヤがベアリングを介して前記裏側
ハウジングに回転自在に取付けられていることを特徴と
する。
【0008】請求項1の発明によれば、ロールと別に配
置した大径のリング状のベベルギヤによってロールに駆
動力を与えることができるので、ロール径に係りなく大
トルクの伝達が可能となり、大負荷容量の圧延機とする
ことができ、また、駆動用ベベルギヤを2枚用いて小径
の伝達用ベベルギヤを挟んでおり、2枚の駆動用ベベル
によってトルク伝達するので、大トルクの伝達が可能と
なり、圧延機を薄くしたままで、大負荷容量とすること
ができる。さらに、ハウジングの表側や裏側に駆動用ギ
ヤを配置しないので、圧延機を薄くできスタンド間隔を
最小化することができ、ストレッチレデューサ等に適し
ている。請求項の発明によれば、駆動用ベベルギヤと
ロールの間のトルク伝達が、円筒歯車を用いて行われる
ので、構造がシンプルであると共に伝達トルクを大きく
することができる。請求項の発明によれば、駆動用の
ベベルギヤを回転させる入力軸機構が、1本の入力軸と
小径の入力用ベベルギヤからなる単純な構造であるの
で、圧延機全体をコンパクトにすることができる。請求
の発明によれば、入力軸が水平であるので、駆動用
減速機との連結部が嵩高くならず、また駆動用減速機内
に伝達用ベベルギヤが不要となるので、コンパクトにな
る。請求項の発明によれば、傾斜ロールに構成したも
のでありながら、入力軸は水平に配置されているので、
駆動用減速機との連結部が嵩高くならない。請求項
発明によれば、3ロール構造の圧延機において、入力軸
が水平に配置されているので、駆動用減速機との連結部
が嵩高くならない。請求項の発明によれば、駆動用ベ
ベルギヤを複数本のロールの外側に配置し、外側ハウジ
ングの外壁の内径よりわずかに小さい程度まで大きくで
きるので、かなり大径のリング状ギヤとすることがで
き、大きな駆動力を伝達することができる。請求項
発明によれば、2枚の駆動用ベベルギヤを個別に表側セ
クションと裏側セクションに取付けたので、ロールに対
するトルク伝達時の反力を相殺でき、円滑にロールを回
転させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係るロ
ール圧延機における表側セクションを外した状態の正面
図、図2は図1のロール圧延機の一部拡大図、図3は図
1のロール圧延機の横断面図、図4は本発明の他の実施
形態に係るロール圧延機における表側ハウジングを外し
た状態の正面図である。
【0010】まず、図1に基づき基本構造を説明する。
このロール圧延機は、4ロールミルであって、一対の水
平ロール1、1と一対の垂直ロール1、1からなる圧延
機である。この4個のロール1はパスラインまわりに配
置されており、各ロール1のロール溝で素材を圧延成形
するようになっている。また、各ロール1の中心にはロ
ール軸2が固定されている。3は後述する駆動用ベベル
ギヤ4や伝達機構8などを保持するリング状の外側ハウ
ジングであり、この外側ハウジング3は割り型に構成さ
れた表側セクション3a(図1では図示省略)と裏側セ
クション3bとから構成されている。このハウジング3
については、図3において詳述する。なお、前記4本の
ロール1は、図示しない内側ハウジングで保持されてお
り、この内側ハウジングは前記外側ハウジング3内に収
容される大きさである。
【0011】前記外側ハウジング3は概ねリング状の外
形形状を有しており、その内部に大径のリング状の駆動
用ベベルギヤ4が配置されている。この駆動用ベベルギ
ヤ4の外径は、外側ハウジング3の外壁の内径よりわず
かに小さい程度であり、パスラインと同心に配置されて
いるので、かなり大径のリング状ギヤとすることができ
る。また、この駆動用ベベルギヤ4の内径は4個のロー
ル1の外端間距離より大きい寸法である。
【0012】5は入力軸機構で、入力軸6とこの入力軸
6に取付けられた入力用ベベルキヤ7から構成されてい
る。この入力軸6を駆動用モータと減速機(いずれも図
示省略)によって回転させると、前記駆動用ベベルギヤ
4がパスラインまわりに回転させられる。8は伝達機構
で、前記駆動用ベベルギヤ4に噛み合って回転される伝
達用ベベルギヤ10と、第1伝動軸11および第2伝動
軸12などからなる伝達軸機構より構成されている。こ
の伝達機構8によって、各ロール1は回転駆動される。
【0013】つぎに、上記ロール圧延機の詳細を説明す
る。図3に示すように、外側ハウジング3は表側セクシ
ョン3aと裏側セクション3bとから構成されている。
そして、表側セクション3aと裏側セクション3bのそ
れぞれにベアリング31を介して、表側駆動用ベベルギ
ヤ4aと裏側駆動用ベベルギヤ4bとが回転自在に取付
けられている。なお、表側と裏側をとくに区別しない場
合は、駆動用ベベルギヤ4という。前記入力軸6は、そ
の途中がベアリング32で支持され、その内端がベアリ
ング33で支持され、ハウジング3に対し回転自在であ
る。そして、入力軸6に取付けた、入力用ベベルギヤ7
は、表裏2枚の駆動用ベベルギヤ4a、4bに噛み合っ
ており、これを互いに逆向きに回転させるようになって
いる。
【0014】図2および図3に示すように、伝達機構8
を構成する伝達用ベベルギヤ10と伝達軸機構の詳細は
つぎのように構成されている。第1伝動軸11はベアリ
ング34、35で回転自在に支えられており、この第1
伝動軸11に小径の伝達用ベベルギヤ10と第1円筒歯
車21が取付けられている。この伝達用ベベルギヤ10
は既述のごとく駆動用ベベルギヤ4で回転されるので、
第1伝動軸11が回転される。一方、第2伝動軸12が
前記第1伝動軸11と平行に設けられ、ベアリング3
6、37で回転自在に支持されている。この第2伝動軸
12には、第2円筒歯車22が取付けられており、第2
円筒歯車22は前記第1円筒歯車21と噛み合ってい
る。そして、第2伝動軸12は、着脱カップリング40
でロール軸2に連結されている。なお、前記第1、第2
円筒歯車21、22は、平歯車であってもはすば歯車で
あってもよい。
【0015】4個のロール1のうち3個のロール1は上
記の伝達機構8により、駆動される。なお、入力軸6に
最も近接したロール1については、第1伝動軸11を配
置すべき場所に入力軸6が配置されているので、第1伝
動軸を設けることなく、入力軸6に取付けた第1円筒歯
車21から第2伝動軸12に回転駆動を伝えるよう構成
した伝動機構8aを採用している。上記の構成により、
2個の駆動用ベベルギヤ4a、4bが回転すると、4個
のロール1が回転するようになっている。
【0016】以上のように、2枚の大径の駆動用ベベル
ギヤ4a、4bを用いてトルクを伝達するので、大容量
の圧延機にすることができ、しかもハウジングの表や裏
に駆動用のギヤ等を必要としないので、圧延機を薄くで
き、スタンド間隔を最小化する必要のあるストレッチレ
デューサ等に適している。
【0017】図4は、4個のロール1を傾斜して配置し
た傾斜ロールを示している。このロール配置では、伝達
機構8が水平位置に存在しなくなるので、全てのロール
1が第1伝動軸11と第2伝動軸12を介して駆動され
る構成となっている。よって、入力軸6には入力用ベベ
ルギヤ7を取付けているだけで、第1円筒歯車を取付け
る必要はない。従来技術では、この傾斜ロールの駆動軸
は斜め上方に延びるので、減速機との連結部が嵩高くな
っていたが、本発明では入力軸6を図示のごとく水平に
配置できるので、連結部の構成を高さの低いコンパクト
なものにすることができる。
【0018】上記実施形態は、いずれも4ロールミルに
関するものであるが、3ロールミルであっても、同様の
伝達機構8と入力軸機構5を用いて構成することができ
る。すなわち、パスラインまわりに120 ゜間隔で配置し
た3個のロールに対応付けて3個の伝達機構8を設け、
同様の駆動用ベベルギヤ4を用いて回転駆動することが
できる。しかも、この場合、水平位置に入力軸機構の入
力軸を配置できるので、駆動用減速機との連結部が嵩高
くならない。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ロール径に係
りなく大トルクの伝達が可能となるので、大負荷容量の
圧延機とすることができ、2枚の駆動用ベベルによって
トルク伝達するので、大トルクの伝達が可能となり、大
負荷容量とすることができ、ハウジングの表側や裏側に
駆動用ギヤを配置しないので、圧延機を薄くできる。請
求項の発明によれば、トルク伝達が平歯車を用いて行
われるので、構造がシンプルであると共に伝達トルクを
大きくすることができる。請求項の発明によれば、入
力軸機構が1本の入力軸と小径の入力用ベベルギヤから
なる単純な構造であるので、圧延機全体をコンパクトに
することができる。請求項の発明によれば、駆動用減
速機との連結部が嵩高くならず、また伝達用ベベルギヤ
が不要であるのでコンパクトになる。請求項の発明に
よれば、入力軸は水平に配置されているので、駆動用減
速機との連結部が嵩高くならない。請求項の発明によ
れば、3ロール圧延機において、入力軸が水平に配置さ
れているので、駆動用減速機との連結部が嵩高くならな
い。請求項の発明によれば、駆動用ベベルギヤを複数
本のロールの外側に配置し、外側ハウジングの外壁の内
径よりわずかに小さい程度まで大きくできるので、かな
り大径のリング状ギヤとすることができ、大きな駆動力
を伝達することができる。請求項の発明によれば、2
枚の駆動用ベベルギヤを個別に表側セクションと裏側セ
クションに取付けたので、ロールに対するトルク伝達時
の反力を相殺でき、円滑にロールを回転させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るロール圧延機におけ
る表側ハウジングを外した状態の正面図である。
【図2】図1のロール圧延機の一部拡大図である。
【図3】図1のロール圧延機の横断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係るロール圧延機にお
ける表側ハウジングを外した状態の正面図である。
【図5】従来の4ロールミルの正面図である。
【図6】従来の他の4ロールミルの正面図である。
【符号の説明】
1 ロール 2 ロール軸 3 ハウジング 4a、4b 駆動用ベベルギヤ 5 入力軸機構 6 入力軸 7 入力用ベベルギヤ 8 伝達機構 10 伝達用ベベルギヤ 11 第1伝動軸 12 第2伝動軸 21 第1円筒歯車 22 第2円筒歯車
フロントページの続き (72)発明者 乾 章 東京都品川区北品川5丁目9番11号 住 友重機械工業株式会社内 (72)発明者 豊岡 高明 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎 製鉄株式会社知多製造所内 (72)発明者 板谷 元晶 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎 製鉄株式会社知多製造所内 (72)発明者 依藤 章 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎 製鉄株式会社知多製造所内 (72)発明者 大西 寿雄 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎 製鉄株式会社知多製造所内 (72)発明者 菅野 康二 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎 製鉄株式会社知多製造所内 (72)発明者 小高 幹雄 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎 製鉄株式会社知多製造所内 (72)発明者 田中 伸樹 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎 製鉄株式会社知多製造所内 (56)参考文献 特開 平2−70305(JP,A) 特開 平7−9011(JP,A) 特開 平4−71704(JP,A) 特開 平12−140916(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 35/14 B21B 13/00 B21B 13/12 B21B 31/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】素材を圧延できるように配置された複数の
    ロールを有するロールユニットと、該ロールユニットを
    回転駆動させる駆動ユニットとからなり、 前記駆動ユニットは、互いに歯面を向き合わせて配置さ
    れた2枚の大径のリング状の駆動用ベベルギヤと、該駆
    動用ベベルギヤを回転させる入力軸機構と、前記駆動用
    ベベルギヤの回転を各ロールに伝える伝達機構とからな
    り、 前記伝達機構が、前記2枚の駆動用ベベルギヤに挟まれ
    た状態で噛み合っている小径の伝達用ベベルギヤと、該
    伝達用ベベルギヤの回転を前記各ロールに伝達する伝達
    軸機構とからなる ことを特徴とするロール圧延機
  2. 【請求項2】前記伝達軸機構が、前記伝達用ベベルギヤ
    を取付けた第1伝動軸と、該第1伝動軸に取付けた第1
    円筒歯車と、前記ロールのロール軸に連結される第2伝
    動軸と、該第2伝動軸に取付けられ、前記第1円筒歯車
    に噛み合う第2円筒歯車とからなることを特徴とする請
    求項記載のロール圧延機。
  3. 【請求項3】前記入力軸機構が、前記ハウジングの外部
    から内部へ通された1本の入力軸と、該入力軸に取付け
    られ、前記駆動用ベベルギヤに噛み合わされた小径の入
    力用ベベルギヤとからなることを特徴とする請求項1記
    載のロール圧延機。
  4. 【請求項4】前記ロールユニットが、一対の水平ロール
    と一対の垂直ロールの4ロールから構成されており、 前記入力軸機構の入力軸が、水平に配置されており、前
    記伝達軸機構の第1伝動軸の代りとして置かれ、第2伝
    動軸を駆動することを特徴とする請求項記載のロール
    圧延機。
  5. 【請求項5】前記ロールユニットが、一対の傾斜ロール
    と、それに対し直交する他の一対の傾斜ロールの4ロー
    ルから構成されており、 前記入力軸機構の入力軸が水平に配置されていることを
    特徴とする請求項記載のロール圧延機。
  6. 【請求項6】前記ロールユニットが、パスラインまわり
    に120 ゜間隔で配置された3ロールで構成されており、 前記入力軸機構の入力軸が水平に配置されていることを
    特徴とする請求項記載のロール圧延機。
  7. 【請求項7】前記ロールユニットを保持する内側ハウジ
    ングと、前記駆動ユニットを保持する外側ハウジングを
    備えており、 前記外側ハウジングは、概ねリング状の形状であり、 前記駆動用ベベルギヤは、その外径が前記外側ハウジン
    グの外壁の内径よりわずかに小さく、その内径が、前記
    複数のロールの外端間距離より大きいことを特徴とする
    請求項1記載のロール圧延機。
  8. 【請求項8】前記2枚の駆動用ベベルギヤを保持する外
    側ハウジングが、割型に構成された表側セクションと裏
    側セクションとからなり、一方の駆動用ベベルギヤがベ
    アリングを介して前記表側ハウジングに回転自在に取付
    けられ、 他方の駆動用ベベルギヤがベアリングを介して前記裏側
    ハウジングに回転自在に取付けられていることを特徴と
    する請求項記載のロール圧延機。
JP21445499A 1998-09-10 1999-07-29 ロール圧延機 Expired - Lifetime JP3415792B2 (ja)

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