JP3415694B2 - 回転構造式モジュラージャックコネクタ - Google Patents

回転構造式モジュラージャックコネクタ

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JP3415694B2 JP32746794A JP32746794A JP3415694B2 JP 3415694 B2 JP3415694 B2 JP 3415694B2 JP 32746794 A JP32746794 A JP 32746794A JP 32746794 A JP32746794 A JP 32746794A JP 3415694 B2 JP3415694 B2 JP 3415694B2
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    • H01R24/62Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転構造式モジュラー
ジャックコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話機、ファクシミリ装置等の通信機器
端末と電話回線側をラインコードを介して接続するため
に、いわゆるモジュラージャックコネクタが使用されて
いる。このような場合において、例えば、電話機コード
と受話器との関係についてみると、電話使用に際して受
話器を回転する毎に、コードがねじれることになる。こ
のとき、コードを受話器に接続するのに使用されている
モジュラージャックコネクタおよびプラグが、そのよう
なコードのねじれを逃がすような構造とされていない場
合には、コードが長い間の使用においてひどくねじれて
しまったり、もつれてしまったりしてしまう。
【0003】このようなコードのねじれやもつれの問題
を解決するために回転構造式モジュラージャックコネク
タが開発され使用されてきている。この種の回転構造式
モジュラージャックコネクタの一例としては、特開昭6
2−154483号公報に開示されたものや、実開平5
−11350号公報に開示されたものがある。
【0004】特開昭62−154483号公報に開示さ
れた回転式電気コネクタ装置は、受話器側に配置したモ
ジュラージャックに対して嵌合させられるモジュラープ
ラグと、このモジュラープラグに対して固定され外周に
接触リングを配設した主軸と、この主軸の周りに回転し
うるように装着され主軸の接触リングと回転接触するモ
ジュラージャック接触子を有したハウジングと、このハ
ウジングに対して嵌合させられるコードを接続する相手
モジュラープラグとを備えている。この従来の回転式電
気コネクタ装置においては、コードを接続した相手モジ
ュラープラグは、ハウジングと共に、主軸の周りに回転
できるので、受話器を回転させても、コードがねじれた
りもつれたりするようなことはない。
【0005】実開平5−11350号公報に開示された
モジュラージャックは、基板上に取付け固定されるモジ
ュラージャック本体内に設けられた円筒状開口部と、こ
の円筒状開口部に回転可能に挿入され、プラグとの電気
的係合部および機械的係合部を有するとともに、電気的
係合部とモジュラージャック本体との間を電気的に係合
する手段を有する円筒状回転部とを備えている。このモ
ジュラージャックにおいても、コードを接続したモジュ
ラープラグを円筒状回転部に対して嵌合させるとき、こ
のモジュラープラグは円筒状回転部と共にモジュラージ
ャック本体の円筒状開口部内にて回転しうるので、コー
ドに回転力が加えられても、それを逃がすことができ、
コードがひどくねじれたり、もつれたりするようなこと
はなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の回転構
造式モジュラージャックコネクタは、コードのねじれや
もつれを未然に防止する上では効果があるが、次の点で
問題のあるものである。先ず、特開昭62−15448
3号公報の回転式電気コネクタ装置では、ジャック構造
部とプラグ構造部とが軸方向に連結された形であるの
で、どうしても軸方向の外形寸法が大きくなってしま
う。また、主軸の接触リングとモジュラージャック接触
子との回転接触個所が一点であるため、回転部での接点
の接触が不安定である。さらにまた、構成部品が、大き
く分けても、モジュラープラグ、主軸、ハウジングの3
つであり、それだけ構造が複雑であり、加工も難しく、
接点個所も多く、電気的ロスも大きくなってしまう。
【0007】実開平5−11350号公報に開示された
モジュラージャックでは、部品数としては、モジュラー
ジャック本体と円筒状回転部との2つであり、構造的に
簡単ではあるが、円筒状回転部の大きな外径の周囲に接
触リングとしての導電パターンが形成されたもので、こ
れら導電パターンに対して回転接触圧が作用することか
らしても、その円筒状回転部の回転はそれほどスムース
にはいかない。また、この従来のモジュラージャックで
は、円筒状回転部の軸方向への移動を防止する手段が特
に施されていないので、コードに引っ張り力が作用する
場合には、電気的接触部に不具合が生じてしまう。ま
た、この従来のモジュラージャックの構造において、接
触リングに対する電気的接触を安定なものとするため
に、接触リングへの接触圧を増したり、接触個所を一箇
所でなく両側2個所等とする場合には、その接触リング
の外径が大きいので、それだけ円筒状回転部の回転がス
ムーズでないものとされてしまう。
【0008】本発明の目的は、前述したような従来の問
題点を解消した回転構造式モジュラージャックコネクタ
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの観点によ
れば、基板に対して取り付け固定されるコネクタ本体ケ
ースと、該コネクタ本体ケースに対して回転しうるよう
に装着される回転部絶縁ケースとを備えており、該回転
部絶縁ケースは、全体として円形断面を有する形状とさ
れており、前記回転部絶縁ケースの前部は、相手プラグ
を嵌合させる嵌合凹部を有しており、該嵌合凹部内には
相手プラグのプラグ接触子によって接触されるジャック
接触子の接触部が配置されており、前記回転部絶縁ケー
スの後部の外周には、前記ジャック接触子と電気的に接
続された回転接触体が装着されており、前記コネクタ本
体ケースの前部は、前記回転部絶縁ケースの前部を受け
入れて回転自在に保持する前部保持凹部を有しており、
前記コネクタ本体ケースの後部は、前記回転部絶縁ケー
スの後部を受け入れて回転自在に保持する後部保持凹部
を有しており、前記コネクタ本体ケースの後部内には、
前記回転部絶縁ケースの後部の外周に装着された前記回
転接触体の外周から挟持するようにして電気的に接触す
る基板取付け用端子が配設されており、前記回転接触体
は、回転リングであり、前記基板取付け用端子の両側の
接触部の位置は、対応する前記回転リングの軸方向にお
いて互いに食い違うような位置とされていることを特徴
とする回転構造式モジュラージャックコネクタが提供さ
れる。
【0010】また、本発明の別の観点によれば、基板に
対して取り付け固定されるコネクタ本体ケースと、該コ
ネクタ本体ケースに対して回転しうるように装着される
回転部絶縁ケースとを備えており、該回転部絶縁ケース
は、全体として円形断面を有する形状とされており、前
記回転部絶縁ケースの前部は、相手プラグを嵌合させる
嵌合凹部を有しており、該嵌合凹部内には相手プラグの
プラグ接触子によって接触されるジャック接触子の接触
部が配置されており、前記回転部絶縁ケースの後部の外
周には、前記ジャック接触子と電気的に接続された回転
接触体が装着されており、前記コネクタ本体ケースの前
部は、前記回転部絶縁ケースの前部を受け入れて回転自
在に保持する前部保持凹部を有しており、前記コネクタ
本体ケースの後部は、前記回転部絶縁ケースの後部を受
け入れて回転自在に保持する後部保持凹部を有してお
り、前記コネクタ本体ケースの後部内には、前記回転部
絶縁ケースの後部の外周に装着された前記回転接触体の
外周から挟持するようにして電気的に接触する基板取付
け用端子が配設されており、前記回転接触体は、回転デ
ィスクであり、前記基板取付け用端子の両側の接触部の
位置は、各対応する回転ディスクの各面側にあって、し
かもその回転ディスクの半径方向において互いに食い違
うような位置とされていることを特徴とする回転構造式
モジュラージャックコネクタが提供される。
【0011】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
基板取付け用端子は、前記回転ディスクの軸方向におい
て千鳥配列とされている。
【0012】本発明の別の実施の形態によれば、前記コ
ネクタ本体ケースの後部に対して嵌合される押え部材が
設けられ、該押え部材は、前記コネクタ本体ケースの後
部に対して嵌合されるとき、前記回転部絶縁ケースを、
前記コネクタ本体ケース内にて回転を許すが、前記コネ
クタ本体ケースに対して軸方向には移動し得ないように
作用する。
【0013】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記押え部材には、前記コネクタ本体ケースの後部内に
配設された前記基板取付け用端子の両側の接触部の先端
を受け入れる貫通孔が形成されている。
【0014】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記回転部絶縁ケースの前部の後端には、後方へと延長
する係止腕が設けられており、該係止腕は、前記コネク
タ本体ケースの後部の内壁に係合して、該回転部絶縁ケ
ースを、前記コネクタ本体ケース内にて回転を許すが、
前記コネクタ本体ケースに対して軸方向には移動し得な
いように作用する。
【0015】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記回転部絶縁ケースの前記後部の外径寸法は、前記回
転部絶縁ケースの前記前部の外径寸法より相当に小さく
されている。
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】次に、添付図面に基づいて、本発明の実施例
について本発明をより詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例としての回転構
造式モジュラージャックコネクタの構造を断面図にて示
し、これに嵌合する相手モジュラープラグを対峙させて
示している。この実施例の回転構造式モジュラージャッ
クコネクタ100は、プリント回路基板等の基板1の上
に取り付け固定されるコネクタ本体ケース110と、こ
のコネクタ本体ケース110に対して回転しうるように
装着される回転部絶縁ケース140とを備えている。ま
た、コネクタ本体ケース110へと結合させられる押え
板170も備えている。
【0020】図1の左側に側面図にて略示するように、
この回転構造式モジュラージャックコネクタ100に対
して嵌合させられる相手モジュラープラグ10は、通常
のモジュラープラグであって、内部にプラグ接触子を配
設し上部にラッチ部12を有したハウジング11からな
っており、このモジュラープラグ10には、電話機コー
ド等のコード2が結線されている。
【0021】図2は、図1の回転構造式モジュラージャ
ックコネクタ100の正面図であり、図3は、その側面
図であり、図4は、その平面図であり、図5は、図1の
A−A線断面図である。また、図6は、コネクタ本体ケ
ース110の後部と、回転部絶縁ケース140の後部
と、押え板170との結合関係を詳細に示す部分拡大断
面図である。
【0022】以下、この実施例の回転構造式モジュラー
ジャックコネクタ100の各構成部分の詳細構造につい
て、順に説明していく。まず、図7から図10を特に参
照して、コネクタ本体ケース110の構造について説明
する。
【0023】図7は、コネクタ本体ケース110の正面
図であり、図8は、その平面図であり、図9は、図7の
A−A線断面図であり、図10は、図8のB−B線断面
図である。このコネクタ本体ケース110は、プラスチ
ック材料等の絶縁材料にて一体成形されたものでよく、
図7から図10に示されるように、前部に、後述する回
転部絶縁ケース140の前部を受け入れて回転自在に保
持する前部保持凹部111を有している。また、コネク
タ本体ケース110の後部には、後述するような基板取
付け用端子130を配設するための区画室112が形成
されている。
【0024】コネクタ本体ケース110の後部の上面に
は、区画室112に通ずる開口113が形成されてい
る。区画室112の下部両側壁には、基板取付け用端子
130の両側の接触部131および132を受け入れる
隔溝114が形成されている。また、区画室112の底
部壁には、基板取付け用端子130の接続部133を貫
通させるための貫通孔115が形成されている。さらに
また、区画室112の上部の両側壁には、後述する押え
板170の係止突起171と係合する係止段部116が
形成されている。
【0025】図9によく示されるように、コネクタ本体
ケース110には、前述の前部保持凹部111と区画室
112とを分ける隔壁117が形成されており、この隔
壁117には、回転部絶縁ケース140の後部回転軸1
42を区画室112の方へと貫通させるための円形開口
118が形成されている。また、コネクタ本体ケース1
10の後部壁には、回転部絶縁ケース140の後部回転
軸142の後端を受け入れて回転自在に保持する後部保
持凹部を構成する開口119が形成されている。さらに
また、コネクタ本体ケース110の底部壁には、下方に
突出するようにして延長して基板1の対応する取付け固
定孔に係合する位置決め固定脚(足)120が形成され
ている。
【0026】図11は、回転部絶縁ケース140の側面
図であり、図12は、その正面図であり、図13は、そ
の背面図であり、図14は、図12のA−A線断面図で
ある。この回転部絶縁ケース140もまた、プラスチッ
ク材料等の絶縁材料にて一体成形されたものでよく、図
11から図14に示されるように、全体として円形断面
を有する形状とされており、回転部絶縁ケースの前部1
41は、相手プラグ10を嵌合させる嵌合凹部143を
有している。前部141の外径は、コネクタ本体ケース
110の前部保持凹部111の内径より若干小さくされ
ている。嵌合凹部143の底部壁には、図14によく示
されるように、相手プラグ10のプラグ接触子によって
接触される後述するようなジャック接触子160を配設
するための接触子配設溝144が形成されている。これ
ら嵌合凹部143および接触子配設溝144の構成は、
通常のモジュラージャックにおける構成と同様のもので
ある。
【0027】回転部絶縁ケース140の後部は、その前
部141の外径より相当に小さな外径とされた後部回転
軸142とされている。この後部回転軸142には、後
述するような回転リング165をそれぞれ配設するため
の4つの環状溝145が形成されており、さらに、前部
141の嵌合凹部143の底部壁に形成された接触子配
設溝144と整列した位置に、ジャック接触子160の
接続部162を配置するための接続部配置溝146が形
成されている。また、この後部回転軸142の後端は、
コネクタ本体ケース110の開口119内に回動自在に
支承される回転支承部147とされており、この回転支
承部147のすぐ前に、後述するような押え板170の
係止突部172によって係合されて、回転部絶縁ケース
140のコネクタ本体ケース110に対する軸方向の移
動を阻止するように作用する係合溝148が形成されて
いる。
【0028】図15は、押え板170の側面図であり、
図16は、その正面図であり、図17は、その底面図で
あり、図18は、図16のA−A線断面図であり、図1
9は、図17のB−B線断面図である。この押え板17
0もまた、プラスチック材料等の絶縁材料にて一体成形
されたものでよく、図15から図19に示されるよう
に、全体として直方体形状とされていて、コネクタ本体
ケース110の後部の上面に形成された開口113から
区画室112へと装着されうるような形とされている。
【0029】押え板170の両側面には、コネクタ本体
ケース110の区画室112の両側壁に形成された係止
段部116と係合して、この押え板170をコネクタ本
体ケース110に対して固定するための係止突起171
が形成されている。また、押え板170の下面には、図
17、図18および図19によく示されるように、コネ
クタ本体ケース110の後部の区画室112に形成され
た隔溝114および回転部絶縁ケース140の後部回転
軸142に形成された環状溝145と整列しうる位置
に、コネクタ本体ケース110の区画室112内に配設
された各基板取付け用端子130の各接触部131およ
び132の先端を受け入れるための隔溝173が形成さ
れている。さらにまた、前述したように、押え板170
の後端の下面には、回転部絶縁ケース140の後部回転
軸142に形成された係合溝148に係合して、回転部
絶縁ケース140のコネクタ本体ケース110に対する
軸方向の移動を阻止するように作用する係止突部172
が形成されている。
【0030】図20は、コネクタ本体ケース110の後
部の区画室112内に配設される基板取付け用端子13
0の1つを示す拡大斜視図である。この基板取付け用端
子130は、バネ性のある導電性材料シートから打ち抜
き、折り曲げ加工によって一体的に形成されたものでよ
い。この基板取付け用端子130は、前後に食い違って
両側において上方に延長してコネクタ本体ケース110
の区画室112の隔溝114にそれぞれ配置される接触
部131および132を有しており、また、下方に延長
してコネクタ本体ケース110の区画室112の底部壁
に形成された貫通孔115へ挿通される基板1の導体部
に接続される接続部133を有している。
【0031】図21は、回転部絶縁ケース140に配設
されるジャック接触子160の1つを、回転部絶縁ケー
ス140へ組み込む前の状態で示す側面図である。この
ジャック接触子160もまた、バネ性のある導電性材料
にて形成されたものであり、前部が接触部161、後部
が接続部162とされている。これらジャック接触子1
60を回転部絶縁ケース140へ組み込むには、その真
っ直ぐに延びた状態の接触部161を、回転部絶縁ケー
ス140の前部141の嵌合凹部143の底部壁に形成
された接触子配設溝144へその背後から挿通させると
共に、その接続部162を後部回転軸142の対応する
接続部配置溝146内に配置させる。このとき、これら
ジャック接触子160の各長さは、各ジャック接触子1
60の接続部162が、それぞれ対応する後部回転軸1
42の環状溝145内に位置しうるような長さに選定さ
れている。このように組み入れた後に、真っ直ぐに延び
ている接触部161の先端部を上方に折り曲げて、図1
の断面図に示されるように、通常のモジュラージャック
のジャック接触子の形状とすればよい。
【0032】図22は、回転部絶縁ケース140の後部
回転軸142の各環状溝145に装着される回転リング
165の1つを示す拡大正面図、図23は、その側面図
である。この回転リング165もまた、バネ性のある導
電性材料にて形成され、その内径は、環状溝145の底
面の径より若干大きい程度に選定されている。これら回
転リング165は、前述したようにして各ジャック接触
子160の接続部162が配置されている後部回転軸1
42の各対応する環状溝145へと、その接続部162
がリングの内側へと入るようにして装着される。このと
き、各回転リング165と各対応するジャック接触子1
60の接続部162との電気的接続は、互いのバネ性に
よる圧接接触によってもよいし、または、互いに対して
はんだ付け等の手段によって行なうようにしてもよい。
【0033】最後に、前述したような各構成部分を互い
に組み立て順序について説明し、その全体の動作につい
て説明する。先ず、コネクタ本体ケース110の後部の
区画室112内に、前述したようにして各基板取付け用
端子130を配設する。一方、回転部絶縁ケース140
に対しても、前述したようにして各ジャック接触子16
0および回転リング165を装着する。このように組み
付けたコネクタ本体ケース110に対して、回転部絶縁
ケース140の後部回転軸142を前部保持凹部111
に通してさらに、区画室112内に配設された各基板取
付け用端子130の両側の接触部131および132の
間を通るようにして、後部回転軸142の後端の回転支
承部147がコネクタ本体ケース110の後部の開口1
19に回転支承されるようにする。このとき、回転部絶
縁ケース140の前部141は、コネクタ本体ケース1
10の前部保持凹部111内に回転可能なように保持さ
れる。
【0034】次に、押え板170を、コネクタ本体ケー
ス110の後部の上面の開口113へと挿入して、その
係止突起171が区画室112の両側壁の係止段部11
6にぱちんと係合するようにすれば、この実施例の回転
構造式モジュラージャックコネクタの組み立てを完了す
る。この組立て完了状態においては、図6の部分拡大図
によく示されるように、押え板170の係止突部172
が、回転部絶縁ケース140の後部回転軸142の係合
溝148に係合することにより、回転部絶縁ケース14
0は、コネクタ本体ケース110内において回転はでき
るが、その軸方向には移動しないようにされている。ま
た、このとき、各基板取付け用端子130の接触部13
1および132は、図5によく示されるように、回転部
絶縁ケース140の後部回転軸142の各環状溝145
に配設された回転リング165の両側からこれを挟持す
るような形にて、接触している。
【0035】このようにして組立てた回転構造式モジュ
ラージャックコネクタ100を、図1に示すように、基
板1上に取付け固定し、この基板1上に取付け固定され
た回転構造式モジュラージャックコネクタ100の回転
部絶縁ケース140の嵌合凹部143へ、コード2を結
線した相手モジュラープラグ10を嵌合させる。このよ
うな嵌合状態において、コード2にねじれ力が加えられ
て、プラグ10に回転力が加えられる場合には、プラグ
10は、回転部絶縁ケース140と共に、コネクタ本体
ケース110内にて自由に回転しうるので、コード2の
ねじれはすぐに逃されるので、長い間の使用において
も、コード2がねじれたりもつれたりするようなことは
ない。
【0036】図24は、本発明の別の実施例としての回
転構造式モジュラージャックコネクタを示す図4と同様
の平面図であり、図25は、この実施例の回転構造式モ
ジュラージャックコネクタの後部の横断面図である。こ
の実施例の回転構造式モジュラージャックコネクタは、
押え板および基板取付け用端子の構造以外は、図1から
図23に関して前述した実施例と同様であるので、以
下、その押え板および基板取付け用端子の構成について
のみ説明する。
【0037】この実施例における基板取付け用端子13
0Aは、図25によく示されるように、全体の構造につ
いては、図20に示した端子130と同様であるが、両
側の接触部131Aおよび132Aの長さが若干長くさ
れている。一方、押え板170Aも、前述した押え板1
70とその全体の構造については同じであるが、両側に
2列に貫通孔174が形成されている。この押え板17
0Aは、コネクタ本体ケース110の後部の上面の開口
113に対して嵌合させられるとき、各基板取付け用端
子130Aの各接触部131Aおよび132Aの先端が
各対応する貫通孔174内に入るようになっている。こ
のような構成とすることにより、基板取付け用端子の接
触部を確実に正しい位置に保持しその変形を防止でき
る。また、外部から貫通孔174を通して各接触部13
1Aおよび132Aの先端を目視できるので、基板取付
け用端子が正しく配置されているか否かを確認すること
もできる。
【0038】図26は、本願のさらに別の実施例としの
回転構造式モジュラージャックコネクタの分解部品配列
斜視図である。この実施例の回転構造式モジュラージャ
ックコネクタ200は、プリント回路基板等の基板1の
上に取り付け固定されるコネクタ本体ケース210と、
このコネクタ本体ケース210に対して回転しうるよう
に装着される回転部絶縁ケース240とを備えている。
また、コネクタ本体ケース210へと結合させられる押
えカバー270も備えている。さらにまた、この回転構
造式モジュラージャックコネクタ200は、コネクタ本
体ケース210に取り付け固定される4つの基板取付け
端子230と、回転部絶縁ケース240に装着される4
つのジャック接触子260および4つの回転ディスク2
65とを備えている。
【0039】以下、この実施例の回転構造式モジュラー
ジャックコネクタ200の各構成部分の詳細構造につい
て、順に説明していく。まず、図26、図27および図
28を特に参照して、コネクタ本体ケース210の構造
について説明する。
【0040】図27は、コネクタ本体ケース210の平
面図であり、図28は、その縦断面図である。このコネ
クタ本体ケース210は、プラスチック材料等の絶縁材
料にて一体成形されたものでよく、前部に、後述する回
転部絶縁ケース240の前部を受け入れて回転自在に保
持する前部保持凹部211を有している。また、コネク
タ本体ケース210の後部には、後述するような基板取
付け用端子230を配設するための区画室212が形成
されている。コネクタ本体ケース210の後部の上面
は、開放されていて、後述する押えカバー270によっ
て閉じられるようになっている。区画室212の底部壁
には、後述するような基板取付け用端子230の各々の
1対の接触部231および232をコネクタ本体ケース
210の後部の底面側から区画室212の方へと貫通さ
せるようにする端子配設穴215が千鳥状配置にて設け
られている。そして、これら各端子配設穴215の両内
側壁には、各基板取付け端子230の取付け部を圧入さ
せて各端子230がコネクタ本体ケース210に取り付
け固定できるようにするための圧入溝215Aが形成さ
れている。区画室212の両側壁には、押えカバー27
0の係止爪271と係合する係止溝穴216が形成され
ている。
【0041】図28によく示されるように、コネクタ本
体ケース210には、前述の前部保持凹部211と区画
室212とを分ける隔壁217が形成されており、この
隔壁217には、回転部絶縁ケース240の後部回転軸
242を区画室212の方へと貫通させるための円形開
口218が形成されている。また、コネクタ本体ケース
210の後部壁には、回転部絶縁ケース240の後部回
転軸242の後端を受け入れて回転自在に保持する後部
保持凹部を構成する半円状の凹部219が形成されてい
る。
【0042】図29は、回転部絶縁ケース240の正面
図であり、図30は、その背面図であり、図31は、そ
の平面図であり、図32の(A) は、図31におけるA−
A線断面図であり、図32の(B) は、図31におけるB
−B線断面図であり、図32の(C) は、図31における
C−線断面図であり、図32の(D) は、図31における
D−D線断面図である。この回転部絶縁ケース240も
また、プラスチック材料等の絶縁材料にて一体成形され
たものでよく、図29から図32に示されるように、全
体として円形断面を有する形状とされており、回転部絶
縁ケースの前部241は、相手プラグ10を嵌合させる
嵌合凹部243を有している。前部241の外径は、コ
ネクタ本体ケース210の前部保持凹部211の内径よ
り若干小さくされている。嵌合凹部243の底部壁に
は、図29および図31によく示されるように、相手プ
ラグ10のプラグ接触子によって接触される後述するよ
うなジャック接触子260を配設するための接触子配設
溝244が形成されている。これら嵌合凹部243およ
び接触子配設溝244の構成は、通常のモジュラージャ
ックにおける構成と同様のものである。
【0043】回転部絶縁ケース240の後部は、その前
部241の外径より相当に小さな外径とされた後部回転
軸242とされている。この後部回転軸242の中間部
の断面形状は、図30によく示されるように、後述する
ような回転ディスク265を軸後端部から通すようにし
てそこに装着しうるように回転ディスク265の中央開
口266の形状にほぼ相似の形状とされている。さら
に、図31および図32によく示されるように、この後
部回転軸242の中間部には、回転ディスク265をそ
れぞれ圧入固定するための4つのスリット溝245が形
成されており、さらに、前部241の嵌合凹部243の
底部壁に形成された接触子配設溝244と整列した位置
に、ジャック接触子260の接続部262を配置するた
めの接続部配置溝246が形成されている。また、この
後部回転軸242の後端は、コネクタ本体ケース210
の半円状の凹部219内に回動自在に支承される回転支
承部247とされており、この回転支承部247のすぐ
前に、後述するような押えカバー270の係止突部27
2によって係合されて、回転部絶縁ケース240のコネ
クタ本体ケース210に対する軸方向の移動を阻止する
ように作用する係合溝248が形成されている。
【0044】図33は、回転部絶縁ケース240に配設
されるジャック接触子260の1つを示す側面図であ
り、図34は、その底面図である。このジャック接触子
260は、バネ性のある導電性材料にて形成されたもの
であり、前端に嵌合凹部243内に配置される接触部2
61を有し、後端に接続部262を有しており、接触部
261から接続部262の間の中間延長部分は、回転部
絶縁ケース240の各対応する接触子配設溝244にそ
って配置されるようになっている。この中間延長部分の
長さは、各接触子によって異なっており、図32の(A)
の断面図に表れている接触子配設溝246に配置される
ものが最も長くされており、図32の(D)の断面図に表
れている接触子配設溝246に配置されるものが最も短
くされている。このように各接触子260の中間延長部
分の長さを適当に選定しておくことにより、各ジャック
接触子260を対応する接触子配設溝246内に配置し
たときに、各接続部262が、各対応する接触子配設溝
246に交差するようにして設けられたスリット溝24
5に隣接した位置に配置されるようにしている。さらに
また、各ジャック接触子260の中間延長部分の両側部
には、各対応する接触子配設溝244、246の内壁に
係合して、そこに取り付け固定するための係合突起部2
63が形成されている。
【0045】図35は、回転部絶縁ケース240の後部
回転軸242に装着される回転ディスク265の1つを
示す拡大正面図であり、図36は、その側面図である。
この回転ディスク265もまた、バネ性のある導電性材
料にて形成され、外形は単純な円形とされていて、中央
開口266を有するようにされている。中央開口266
の形状は、全体として半円形であって、回転部絶縁ケー
ス240の後部回転軸242に対して、その回転支承部
247を通して、その回転ディスク265が装着できる
ようなものとされている。また、各回転ディスク265
の中央開口266の弦状内壁に隣接して、1対の切り出
し溝268が形成されており、この切り出し溝268の
間に、圧入取付け片267が作り出されている。さらに
また、各回転ディスク265の一方の面には、中央開口
266の弦状内壁に隣接した位置にて、回転部絶縁ケー
ス240の後部回転軸242に形成した接触子配設溝2
46の配列ピッチに等しい配列ピッチにて、4つの接触
凸部269が、例えば、打ち出し加工等によって形成さ
れている。これら回転ディスク265は、前述したよう
にして各ジャック接触子260の接続部262が配置さ
れている後部回転軸242の各対応するスリット溝24
5へと、その圧入取付け片267を挿入することによ
り、後部回転軸242に装着される。このとき、各対応
するジャック接触子260の接続部262が各対応する
接触凸部269によって押圧接触させられることによ
り、各対応するジャック接触子260と回転ディスク2
65とが電気的に接続されることになる。図26に示し
た回転部絶縁ケース240は、このようにして、4つの
ジャック接触子260と4つの回転ディスク265とを
組み付け配置した状態で示されている。勿論、各ジャッ
ク接触子260と回転ディスク265との電気的接続
は、このような接触凸部269によらずに、互いに対し
てはんだ付け等の手段によって行なうようにしてもよ
い。
【0046】図37は、コネクタ本体ケース210の後
部の区画室212内に配設される基板取付け用端子23
0の1つを示す拡大正面図であり、図38は、その側面
図である。この基板取付け用端子230は、バネ性のあ
る導電性材料シートから打ち抜き、折り曲げ加工によっ
て一体的に形成されたものでよい。この基板取付け用端
子230は、上方に延長した1対の接触部231および
232と、下方に延長した接続部233と、1対の接触
部231および232と接続部233との間の圧入固定
部234とを有してなっている。各接触部231および
232の上部の内側面には、例えば、打ち出し加工等に
よって接触突部235が形成されている。これら各基板
取付け用端子230は、図26から図28に関して前述
したようなコネクタ本体ケース210の区画室212の
底部壁に形成された各端子配設穴215へ、その底面側
から1対の接触部231および232を通して、区画室
212内へと突き出るようにして、さらに、圧入固定部
234の両側縁をその端子配設穴215の両内側壁に形
成された圧入溝215Aへと圧入させることにより、コ
ネクタ本体ケース210に取付け固定される。後述する
ように、1対の接触部231および232の接触突部2
35は、回転部絶縁ケース240の後部回転軸242に
装着された各対応する回転ディスク265の周辺部に対
して両側から挟持するようにして電気的に接触させられ
るような位置に配設されている。また、各基板取付け用
端子230の接続部233は、コネクタ本体ケース21
0の区画室212の底部壁の下方に突き出て、基板1の
導体部に接続されるようになっている。
【0047】図39は、押えカバー270の背面図であ
り、図40は、その縦断面図である。この押えカバー2
70もまた、プラスチック材料等の絶縁材料にて一体成
形されたものでよく、図26、図39および図40に示
されるように、全体としてU字断面形状のものとされて
いて、コネクタ本体ケース210の後部の区画室212
の上部を閉じるようにして、コネクタ本体ケース210
へ装着されるものである。押えカバー270の内側空間
273は、コネクタ本体ケース210の区画室212と
一緒になって、回転部絶縁ケース240の後部回転軸2
42に装着された回転ディスク265がそこで回転しう
るようにし、しかも、基板取付け用端子230の接触部
231および232の上端部を受け入れるようにする空
間を作り出しうるようなものとされている。また、押え
カバー270の両側下部から突出するようにして、係止
爪271が設けられている。これら係止爪271は、コ
ネクタ本体ケース210に形成された係止溝穴216に
係合して、この押えカバー270をコネクタ本体ケース
210に対して固定する作用を果たす。押えカバー27
0の背面側には、コネクタ本体ケース210の背面側に
形成された半円状の凹部219と一緒になって回転部絶
縁ケース240の後部回転軸242の後端の回転支承部
247を、回転自在に受けれるようにする半円状の凹部
274が形成されている。さらにまた、また、この押え
カバー270の背面側には、図39および図40によく
示されるように、回転部絶縁ケース240の後部回転軸
242に形成された係合溝248に係合して、回転部絶
縁ケース240のコネクタ本体ケース210に対する軸
方向の移動を阻止するように作用する係止突部272が
形成されている。
【0048】最後に、前述したような各構成部分を互い
に組み立てる順序について説明し、且つその全体の動作
について説明する。先ず、回転部絶縁ケース240の接
触子配設溝溝246にそれぞれジャック接触子260を
配設する。次に、後部回転軸242の後端から回転ディ
スク265の接触突部269を後部回転軸242の後端
側へ向けて中央開口266を通すようにして、さらにそ
の圧入取付け片267を後部回転軸242のスリット溝
245へ圧入することにより、後部回転軸242へ各回
転ディスク265を装着する。このとき、各回転ディス
ク265の接触凸部269のうちの対応する1つが対応
するジャック接触子260の接続部262に押圧接触さ
せられて、両者の電気的接続がなされる。こうして、4
つのジャック接触子260と4つの回転ディスク265
とを組み付けた回転部絶縁ケース240を、コネクタ本
体ケース210に対して、回転部絶縁ケース240の後
部回転軸242を前部保持凹部211に通してさらに、
区画室212を通して、さらに、後部回転軸242の後
端の回転支承部247がコネクタ本体ケース210の後
部の半円状の凹部219に支承されるようにする。この
とき、回転部絶縁ケース240の前部241は、コネク
タ本体ケース210の前部保持凹部211内に回転可能
なように保持される。
【0049】次に、このようにして、回転部絶縁ケース
240を組み付けたコネクタ本体ケース210の区画室
212の底部壁の底面から、各端子配設穴215へと、
各基板取付け用端子230の1対の接触部231および
232を区画室212の方へ通すようにして、圧入固定
部234を圧入溝215Aへと圧入させることにより、
4つの基板取付け用端子230をコネクタ本体ケース2
10に取り付け固定する。このとき、各基板取付け用端
子230の1対の接触部231および232の間に、各
対応する回転ディスク265の周辺部が挟持されて、両
者の間に電気的接続がなされるようにする。
【0050】そして、最後に、押えカバー270を、コ
ネクタ本体ケース210の区画室212の上部に対して
組み付ける。これは、押えカバー270の両側の係止爪
271が、コネクタ本体ケース210の区画室212の
両側壁の係止溝穴216にぱちんと係合するようにする
ことによって行われる。このとき、押えカバー270の
背面の半円状の凹部274は、コネクタ本体ケース21
0の側の半円状の凹部219と組み合って、回転部絶縁
ケース240の後部回転軸242の後端の回転支承部2
47の上部を支承すると同時に、係止突部272が回転
部絶縁ケース240の後部回転軸242に形成された係
合溝248に係合することにより、回転部絶縁ケース2
40は、コネクタ本体ケース210内において回転はで
きるが、その軸方向には移動しないようにされる。この
ような組立て完了状態の回転構造式モジュラージャック
コネクタ200の各構成部分の組み合わせ関係が分かり
易くするように、図41は、部分的に断面にして示した
側面図であり、図42は、構成部分が透明体で形成され
たかのようにして示した正面図である。
【0051】このようにして組立てた回転構造式モジュ
ラージャックコネクタ200を、図1に示したのと同様
に、基板1上に取付け固定し、この基板1上に取付け固
定された回転構造式モジュラージャックコネクタ200
の回転部絶縁ケース240の嵌合凹部243へ、コード
2を結線した相手モジュラープラグ10を嵌合させる。
このような嵌合状態において、コード2にねじれ力が加
えられて、プラグ10に回転力が加えられる場合には、
プラグ10は、回転部絶縁ケース240と共に、コネク
タ本体ケース210内にて自由に回転しうるので、コー
ド2のねじれはすぐに逃されるので、長い間の使用にお
いても、コード2がねじれたりもつれたりするようなこ
とはない。
【0052】図43は、本発明のさらに別の実施例とし
ての回転構造式モジュラージャックコネクタの回転部絶
縁ケース240Aとコネクタ本体ケース210Aとの結
合部を示す概略図である。この実施例の回転構造式モジ
ュラージャックコネクタのその他の構成部分は、図26
から図42に関して説明した実施例と実質的に同じであ
るので、それらの部分について繰り返し説明しない。こ
の実施例では、回転部絶縁ケース240Aの前部241
の後端両側から後方へと延長するようにして、弾性を持
った係合腕249が設けられている。一方、コネクタ本
体ケース210Aの区画室の後部の周囲壁には、係合溝
220が形成されている。この係合溝220へ、係合腕
249の先端の設けられた係合突起249Aが係合する
ことにより、回転部絶縁ケース240Aの軸方向への移
動は阻止される。したがって、回転部絶縁ケース240
Aは、コネクタ本体ケース210Aに対して軸方向へは
移動することなく、その後部回転軸242Aの後端の回
転支承部247Aが、コネクタ本体ケース210Aの後
面の支承部219Aに支承された状態で、コネクタ本体
ケース210Aに対して回転自在とされる。図43の実
施例の構造によれば、図26から図42に関して説明し
た実施例におけるように押えカバーによる回転部絶縁ケ
ースの保持が不要となり、押えカバーとコネクタ本体ケ
ースとを一体に製作することが可能となり、部品点数が
少なくなりコスト低減を行うことが可能となる。
【0053】
【発明の効果】本発明の回転構造式モジュラージャック
コネクタは、非常に簡単な構造のコネクタ本体ケースと
非常に簡単な構造の回転部絶縁ケースとからなるので、
全体としても非常に構造簡単で、組み立ても容易で、安
価なものとすることができる。
【0054】回転部絶縁ケースの後部回転軸の外径を非
常に小さくでき、そこに回転リングまたは回転ディスク
を装着して、これに対して両側から挟持するようにして
基板取付け用端子の接触部を接触させる構造とすること
により、回転に伴う接点部の接触を小さくして接触性能
を向上させることができる。
【0055】押え板または押えカバーを設けることによ
り、基板取付け用端子等の組み付けを容易にするととも
に、接点部の露出を防止できて、塵埃等の付着による接
触不良の生じてしまうようなことを防止できる。また、
この押え板または押えカバーを用いて回転部絶縁ケース
の軸方向における移動を防止できるので、部品点数を増
やすことなく、安定な回転接触を維持することができ
る。
【0056】回転部絶縁ケースの前部の外径に対して後
部回転軸の外径を相当に小さくしておくことにより、回
転リングまたは回転ディスクに対する基板取付け用端子
の接触部の接触圧を十分な大きさに選定しても、回転部
絶縁ケースの回転は比較的にスムーズに行われうるの
で、コードにかかるねじれ力をすぐに逃すことができ
る。
【0057】図25に関して説明したような実施例の如
く、押え板に基板取付け用端子の接触部の先端を受け入
れる貫通孔を形成しておくと、基板取付け用端子の接触
部を確実に正しい位置に保持しその変形を防止でき上、
外部からそれら貫通孔を通して各接触部の先端を目視で
きるので、基板取付け用端子が正しく配置されているか
否かを確認することもできる。
【0058】ジャック接触子の接続部を回転リングまた
は回転ディスクの内側に接触させる構成とすれば、接点
部の数を最小にして、電気的ロスを最小限に押さえるこ
とができ、しかも、ジャック接触子および回転リングま
たは回転ディスクの構造も非常に簡単化できる。
【0059】図1から図25に関して説明したような実
施例においては、基板取付け用端子の両側の接触部の位
置を互い違いにずらす構造とすれば、その端子自体の形
成も容易になるばかりでなく、回転リングに対する電気
的接触もより良好で安定したものとすることができる。
【0060】特に、図26から図43に関して説明した
実施例について言えば、回転ディスクを挟持するように
して接触する基板取付け用端子は、千鳥配列とすること
が容易であるので、コネクタ全体の長手方向の寸法を小
型にすることが容易である。また、コネクタの組立てに
際して、ジャック接触子および回転ディスクを装着した
回転部絶縁ケースをコネクタ本体ケースの底面から装着
するだけでよいので、組立てが非常に容易であり組立て
工数の削減となる。
【0061】図1から図25に関して説明した実施例の
ものは、回転部絶縁ケースの後部回転軸に装着する回転
リングの構成は、基板取付け用端子との接触を安定させ
るためには真にリング状に切削により作製する必要があ
るので、これら回転リングの作製コストは比較的に高い
ものとならざるを得ない。また、回転リングの後部回転
軸への取付けに際して、確実な位置決めを行うことが比
較的に難しい。また、コネクタの組立てに際しては、基
板取付け用端子の両側の接触部を広げてからジャック接
触子および回転リングを組み付けた回転部絶縁ケースを
コネクタ本体ケースに組み込むこととなり組立て作業性
が比較的に悪い。さらにまた、基板取付け用端子のコネ
クタ本体ケースへ装着する形態は、基板取付け用端子の
プレスの平坦面を軸に平行に装着し、且つ二股に分岐さ
せる必要があるため、また、基板取付け用端子は、隣り
合い一直線上に配列するため長手方向の長さ寸法が比較
的に大型となる。
【0062】これに対し、図26から図43に関して説
明した実施例の構成によれば、ジャック接触子および基
板取付け用端子だけでなく、回転ディスクも、すなわち
すべての端子を、プレスにて製作可能であるので、より
安価なものとすることができる。後部回転軸への回転デ
ィスクの取付けは、後部回転軸に形成したスリット溝に
装着することにより、確実な位置決めを容易に行える。
コネクタの組立ては、回転ディスクを取り付けた後部回
転軸を本体ケースに組み付けた後に基板取付け用端子を
本体ケースに組み込むことにより、組立て作業性が良好
である。また、回転ディスクおよび基板取付け用端子
は、プレスの平坦面を後部回転軸に直角方向に装着する
ため長手方向の長さ寸法をより小型にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての回転構造式モジュラ
ージャックコネクタの構造を断面図にて示し、これに嵌
合する相手モジュラープラグを対峙させて示す図であ
る。
【図2】図1の回転構造式モジュラージャックコネクタ
の正面図である。
【図3】図1の回転構造式モジュラージャックコネクタ
の側面図である。
【図4】図1の回転構造式モジュラージャックコネクタ
の平面図である。
【図5】図1のA−A線断面図である。
【図6】図1の回転構造式モジュラージャックコネクタ
のコネクタ本体ケースの後部と、回転部絶縁ケースの後
部と、押え板との結合関係を詳細に示す部分拡大断面図
である。
【図7】図1の回転構造式モジュラージャックコネクタ
のコネクタ本体ケースの正面図である。
【図8】図7のコネクタ本体ケースの平面図である。
【図9】図7のA−A線断面図である。
【図10】図8のB−B線断面図である。
【図11】図1の回転構造式モジュラージャックコネク
タの回転部絶縁ケースの側面図である。
【図12】図11の回転部絶縁ケースの正面図である。
【図13】図11の回転部絶縁ケースの背面図である。
【図14】図12のA−A線断面図である。
【図15】図1の回転構造式モジュラージャックコネク
タの押え板の側面図である。
【図16】図15の押え板の正面図である。
【図17】図15の押え板の底面図である。
【図18】図16のA−A線断面図である。
【図19】図17のB−B線断面図である。
【図20】図1の回転構造式モジュラージャックコネク
タのコネクタ本体ケースの後部の区画室内に配設される
基板取付け用端子の1つを示す拡大斜視図である。
【図21】図1の回転構造式モジュラージャックコネク
タの回転部絶縁ケースに配設されるジャック接触子の1
つを、回転部絶縁ケースへ組み込む前の状態で示す側面
図である。
【図22】図1の回転構造式モジュラージャックコネク
タの回転部絶縁ケースの後部回転軸の各環状溝に装着さ
れる回転リングの1つを示す拡大正面図である。
【図23】図22の回転リングの側面図である。
【図24】本発明の別の実施例としての回転構造式モジ
ュラージャックコネクタを示す図4と同様の平面図であ
る。
【図25】図24の実施例の回転構造式モジュラージャ
ックコネクタの後部の横断面図である。
【図26】本願のさらに別の実施例としの回転構造式モ
ジュラージャックコネクタの分解部品配列斜視図であ
る。
【図27】図26の回転構造式モジュラージャックコネ
クタのコネクタ本体ケースの平面図である。
【図28】図27のコネクタ本体ケースの縦断面図であ
る。
【図29】図26の回転構造式モジュラージャックコネ
クタの回転部絶縁ケースの正面図である。
【図30】図29の回転部絶縁ケースの背面図である。
【図31】図29の回転部絶縁ケースの平面図である。
【図32】図31の回転部絶縁ケースの各部の断面図で
ある。
【図33】図26の回転構造式モジュラージャックコネ
クタの回転部絶縁ケースに配設されるジャック接触子の
1つを示す側面図である。
【図34】図33のジャック接触子の底面図である。
【図35】図26の回転構造式モジュラージャックコネ
クタの回転部絶縁ケースの後部回転軸に装着される回転
ディスクの1つを示す拡大正面図である。
【図36】図35の回転ディスクの側面図である。
【図37】図26の回転構造式モジュラージャックコネ
クタのコネクタ本体ケースの後部の区画室内に配設され
る基板取付け用端子の1つを示す拡大正面図である。
【図38】図37の基板取付け用端子の側面図である。
【図39】図26の回転構造式モジュラージャックコネ
クタの押えカバーの背面図である。
【図40】図39の押えカバーの縦断面図である。
【図41】図26の回転構造式モジュラージャックコネ
クタの組立て完了状態での各構成部分の組み合わせ関係
が分かり易くするように、部分的に断面にして示した側
面図である。
【図42】図26の回転構造式モジュラージャックコネ
クタの組立て完了状態での各構成部分の組み合わせ関係
が分かり易くするように、各構成部分が透明体で形成さ
れたかのようにして示した正面図である。
【図43】本発明のさらに別の実施例としての回転構造
式モジュラージャックコネクタの回転部絶縁ケースとコ
ネクタ本体ケースとの結合部を示す概略図である。
【符号の説明】
1 基板 2 コード 10 相手モジュラープラグ 100、200 回転構造式モジュラージャックコネク
タ 110、210 コネクタ本体ケース 111、211 前部保持凹部 112、212 区画室 113 開口 114 隔溝 115 貫通孔 116 係合段部 119 開口 130、230 基板取付け端子 131、231 接触部 132、232 接触部 133、233 接続部 140、240 回転部絶縁ケース 141、241 前部 142、242 後部回転軸 143、243 嵌合凹部 144、244 接触子配設溝 145 環状溝 146、246 接続部配置溝 147、247 回転支承部 148、248 係合溝 160、260 ジャック接触子 161、261 接触部 162、262 接続部 165 回転リング 170 押え板 171 係止突起 172 係止突部 173 隔溝 174 貫通孔 215 端子配設穴 215A 圧入溝 219 凹部 220 係合溝 234 圧入固定部 235 接触突部 245 スリット溝 246 接続部配置溝 249 係合腕 249A 係合突起 265 回転ディスク 266 中央開口 267 圧入取付け片 268 切り出し溝 269 接触突部 270 押えカバー 271 係止爪 272 係止突部 274 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−228577(JP,A) 特開 昭51−116990(JP,A) 実開 平5−11350(JP,U) 実開 平1−155276(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 35/04 H01R 13/33 H01R 23/26 H01R 23/02 H01R 23/68

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して取り付け固定されるコネク
    タ本体ケースと、該コネクタ本体ケースに対して回転し
    うるように装着される回転部絶縁ケースとを備えてお
    り、該回転部絶縁ケースは、全体として円形断面を有す
    る形状とされており、前記回転部絶縁ケースの前部は、
    相手プラグを嵌合させる嵌合凹部を有しており、該嵌合
    凹部内には相手プラグのプラグ接触子によって接触され
    るジャック接触子の接触部が配置されており、前記回転
    部絶縁ケースの後部の外周には、前記ジャック接触子と
    電気的に接続された回転接触体が装着されており、前記
    コネクタ本体ケースの前部は、前記回転部絶縁ケースの
    前部を受け入れて回転自在に保持する前部保持凹部を有
    しており、前記コネクタ本体ケースの後部は、前記回転
    部絶縁ケースの後部を受け入れて回転自在に保持する後
    部保持凹部を有しており、前記コネクタ本体ケースの後
    部内には、前記回転部絶縁ケースの後部の外周に装着さ
    れた前記回転接触体の外周から挟持するようにして電気
    的に接触する基板取付け用端子が配設されており、前記
    回転接触体は、回転リングであり、前記基板取付け用端
    子の両側の接触部の位置は、対応する前記回転リングの
    軸方向において互いに食い違うような位置とされている
    ことを特徴とする回転構造式モジュラージャックコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 基板に対して取り付け固定されるコネク
    タ本体ケースと、該コネクタ本体ケースに対して回転し
    うるように装着される回転部絶縁ケースとを備えてお
    り、該回転部絶縁ケースは、全体として円形断面を有す
    る形状とされており、前記回転部絶縁ケースの前部は、
    相手プラグを嵌合させる嵌合凹部を有しており、該嵌合
    凹部内には相手プラグのプラグ接触子によって接触され
    るジャック接触子の接触部が配置されており、前記回転
    部絶縁ケースの後部の外周には、前記ジャック接触子と
    電気的に接続された回転接触体が装着されており、前記
    コネクタ本体ケースの前部は、前記回転部絶縁ケースの
    前部を受け入れて回転自在に保持する前部保持凹部を有
    しており、前記コネクタ本体ケースの後部は、前記回転
    部絶縁ケースの後部を受け入れて回転自在に保持する後
    部保持凹部を有しており、前記コネクタ本体ケースの後
    部内には、前記回転部絶縁ケースの後部の外周に装着さ
    れた前記回転接触体の外周から挟持するようにして電気
    的に接触する基板取付け用端子が配設されており、前記
    回転接触体は、回転ディスクであり、前記基板取付け用
    端子の両側の接触部の位置は、各対応する回転ディスク
    の各面側にあって、しかもその回転ディスクの半径方向
    において互いに食い違うような位置とされていることを
    特徴とする回転構造式モジュラージャックコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記基板取付け用端子は、前記回転ディ
    スクの軸方向において千鳥配列とされている請求項2に
    記載の回転構造式モジュラージャックコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記コネクタ本体ケースの後部に対して
    嵌合される押え部材が設けられ、該押え部材は、前記コ
    ネクタ本体ケースの後部に対して嵌合されるとき、前記
    回転部絶縁ケースを、前記コネクタ本体ケース内にて回
    転を許すが、前記コネクタ本体ケースに対して軸方向に
    は移動し得ないように作用する請求項1または2または
    3に記載の回転構造式モジュラージャックコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記押え部材には、前記コネクタ本体ケ
    ースの後部内に配設された前記基板取付け用端子の両側
    の接触部の先端を受け入れる貫通孔が形成されている請
    求項4に記載の回転構造式モジュラージャックコネク
    タ。
  6. 【請求項6】 前記回転部絶縁ケースの前部の後端に
    は、後方へと延長する係止腕が設けられており、該係止
    腕は、前記コネクタ本体ケースの後部の内壁に係合し
    て、該回転部絶縁ケースを、前記コネクタ本体ケース内
    にて回転を許すが、前記コネクタ本体ケースに対して軸
    方向には移動し得ないように作用する請求項2または3
    に記載の回転構造式モジュラージャックコネクタ。
  7. 【請求項7】 前記回転部絶縁ケースの前記後部の外径
    寸法は、前記回転部絶縁ケースの前記前部の外径寸法よ
    り相当に小さくされている請求項1から6のうちのいず
    れか1項に記載の回転構造式モジュラージャックコネク
    タ。
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