JP3413282B2 - トナー補給制御方法 - Google Patents

トナー補給制御方法

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JP3413282B2 JP13186394A JP13186394A JP3413282B2 JP 3413282 B2 JP3413282 B2 JP 3413282B2 JP 13186394 A JP13186394 A JP 13186394A JP 13186394 A JP13186394 A JP 13186394A JP 3413282 B2 JP3413282 B2 JP 3413282B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター、
ファクシミリ等の電子写真方式を用いた画像形成装置の
現像装置に適用されるトナー補給制御方法に関する。 【0002】 【従来の技術】記録情報に応じてドット単位で形成した
静電潜像にトナーを付着させて顕像化する2成分系現像
剤を使用する現像装置のトナー補給制御方法であって、
現像装置内の現像剤濃度を検知する現像剤濃度検知手段
と、トナーが付着するドット数を計数ドット計数手段を
有し、上記現像剤濃度検知手段(トナー濃度センサ)の
検知出力をVT、基準値をVREF、ドット計数手段の計数
結果であり面積率データから求めたトナー消費量をXと
したとき、 トナー補給量=X×F(VREF−VT) (但し、F(VREF−VT)はトナー濃度センサの出力V
Tと基準値VREFの差から予め設定された関数とする。)
としてトナー補給量を決定するトナー補給方法が知られ
ている。 【0003】図4から図7により従来のトナー補給方法
について説明する。電子写真装置の要部概略を説明した
図1を参照するに、作像動作が開始されると、先ず、感
光体1が図中、矢印A方向に回転を始める。次いで、帯
電装置2が感光体上を一様に帯電し、書込データがドッ
トの形で露光される。 【0004】これと並行して、書込光量により重みづけ
をしたドットデータが所定の画像単位、例えばコピー1
枚毎に積算され(ステップ〔1〕)、その値がトナー消
費量Xに換算される(ステップ〔2〕)。この露光によ
り、感光体上には電荷像が形成され、この電荷像は現像
装置3により現像される(ステップ〔3〕)。この現像
装置3の内部は図6のようになっており、点線矢印のよ
うに現像剤が搬送され、感光体上の電荷像が現像され
る。 【0005】現像剤7の濃度は、トナー濃度センサ(以
下、Tセンサという。)8により検出する(ステップ
〔4〕)。このTセンサの検知出力VTから図4に示す
ように、基準値VREFとの差ΔVが求められ(ステップ
〔5〕)、図7に示すような関数又はテーブルにより値
F(ΔV)が求められる。この値F(ΔV)は、本例で
は、0.0〜3.1の値をもつ。 【0006】この値が、先に求められたトナー消費量X
に掛けられて、トナー補給量が決定される(ステップ
〔6〕)。そして、このトナー補給量に対応する補給時
間tが設定され、トナー補給量に対応した時間分だけ、
補給装置が駆動されてトナーの補給がなされる(ステッ
プ〔7〕)。具体的には、図6に示す補給ローラ9が回
転し、トナー10が補給される。 【0007】現像されたトナー像は、図5に示す転写装
置4により紙に転写され転写残トナーはクリーニング装
置5により感光体1上から除去される。感光体1はこの
後、除電ランプ6により除電され、次の作像が行われ
る。 【0008】作像動作が終了する場合には、先ず、図
4、図5に示すように、基準パターンの濃度を検知する
Pセンサ12の検知タイミングかどうかが判定されるス
テップ〔8〕。Pセンサによる検知は、10枚〜200
枚の所定の枚数を作像する毎に行われる。Pセンサ検知
タイミングである場合には、帯電装置2の出力、現像装
置3の現像ローラ11の印加バイアス電圧がPセンサ用
に変更され(ステップ〔9〕)、書込データもPセンサ
パターンデータが使われる。こうして、感光体上に基準
パターンが現像される。 【0009】次いで、転写装置が解除され、Pセンサ1
2によりPセンサパターンの濃度が検知され、地肌との
出力比VSP/VSGが計算される(ステップ〔10〕)。
この出力比VSP/VSGが基準値η、η’と比較され(ス
テップ〔11〕、〔12〕)、、トナー濃度センサの基
準値VREFがその結果により変更されてVREF+C或いは
REF+C’にされて(ステップ〔13〕、〔1
4〕)、作像動作が終了する。 【0010】なお、これに類する制御を行うものとし
て、特開昭61−29871号公報、特開昭62−52
78号公報、特開昭63−144377号公報に開示の
技術がある。これら公報に開示の技術では、どれも、電
子写真装置のデジタル化に伴って、画像の黒部面積がわ
かるのを利用して、画像の黒部面積からトナー消費量を
予測してトナー補給量を決めるというものである。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】以上のトナー補給制御
方法では、黒部面積の大きいプリントアウトを行ったと
き、速やかにトナー補給量を増して対応でき、又、トナ
ー濃度が基準値に対してあまりずれていない場合には、
トナー濃度の変動の少ない安定した制御ができる反面、
トナー濃度が基準値よりもずれて薄くなっているとき
に、白紙に近い原稿(画像面積が0に近いような原稿)
をコピーする等することにより白紙に近い画像(画像面
積が0に近い画像)のプリントアウトがなされる場合に
は、直ぐにトナーを補給したいにも拘らず、トナー補給
が0になってしまう。 【0012】一見、それで不具合はないとも考えられる
が、実はトナー濃度が狙いから大きくずれているような
場合(例えば、トナータンクが空になり、トナーを補充
した直後、環境が変化してPセンサにより基準値が変更
された等の場合)には、上記のような制御では、トナー
の補給がなされないため、次の画像について適正な画像
濃度が得られないとの問題があった。 【0013】本発明は、常に適正な画像濃度を得ること
のできるトナー補給制御方法を提供することを目的とす
る。 【0014】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、次のように構成した。 【0015】(1).記録情報に応じてドット単位で形
成した静電潜像にトナーを付着させて顕像化する現像装
置のトナー補給制御方法であって、現像装置内の現像剤
濃度を検知する現像剤濃度検知手段と、トナーが付着す
るドット数を計数するドット計数手段を有し、上記現像
剤濃度検知手段の検知出力をV、基準値をVREF
ドット計数手段の計数結果から求めたトナー消費量をX
としたとき、 トナー補給量=X×F(VREF−V)(但し、F
(VREF−V)は0値を含む予め設定された関数と
する。) としてトナー補給量を決定するトナー補給制御方法にお
いて、トナー消費量Xが所定値以下の場合には、このト
ナー消費量Xに代えて、別に定めた、最低限度のトナー
補給を確保することのできる所定値Mを用いてトナー補
給量を決定することとした(請求項1)。 【0016】 【0017】 【0018】 【作用】請求項1の発明では、検知した面積率が0で
も、下限値として0ではない所定値を入力してトナー補
給量を算出する。 【0019】 【0020】 【0021】 【実施例】 (1).請求項1に対応する説明 図1に本発明の実施例を示す。本例では、図4に示すフ
ローチャートの中、ステップ〔2〕の内容が、図1に示
すフローチャートに置き換えて実施される。図1に示す
フローチャートでは、ステップ〔1〕にて算出されたド
ットデータの積算値がステップ〔2−1〕で所定値Mと
大小を比較される。所定値Mよりも大ならば、ステップ
〔2−3〕に進み、積算データをトナー消費量Xに換算
してステップ〔6〕に進む。 【0022】ステップ〔2−1〕で所定値Mより小と判
断されたときは、ステップ〔2−2〕に進み、積算デー
タをMとおき、次のステップ〔2−3〕に進み、この積
算データMをトナー消費量Xに換算してステップ〔6〕
に進む。 【0023】このように、書込データの積算値と比較す
る所定値として、最低限度のトナー補給を確保すること
のできる0でない最小値たるMの値を定めておき、この
値Mに満たない積算値の場合は全て積算値としてMを用
いてトナー補給することとした。ここで、Mの大きさ
は、A4サイズで6%の黒画像を形成できるようなトナ
ー補給を達成できる値として設定している。 【0024】これにより、白紙に近い原稿がきた場合で
も、トナーの補給が最小限度なされることとなり、常
に、適正画像が形成されることとなる。 【0025】(2).参考例1 図2に参考例を示す。本例では、図4に示すフローチャ
ートの中、ステップ〔6〕の内容が、図2に示すフロー
チャートに置き換えて実施される。図2に示すフローチ
ャートでは、ステップ〔5〕にて算出された値VREF
−V=ΔVがステップ〔6−1〕にて、所定の値(−
0.1)との大小を比較される。 【0026】もし、ΔVが(−0.1)よりも大なら
ば、図4におけるステップ〔6〕と同じ内容のステップ
〔6−2〕に進む。 【0027】値ΔVが値(−0.1)よりも小ならば、
ステップ〔6−3〕で、本来のX×F(ΔV)にドット
計数結果に無関係の定数Kを含む項、ΔV×Kの項を加
算した値を以って、トナー補給時間tを定める。ここ
で、値(−0.1)は、ΔV×Kの項の値を加算するこ
とによりトナー不足が解消されるときの値として個々の
機械に応じて定められる。 【0028】本例では、トナー濃度の基準値からのずれ
ΔVが、所定の範囲(−0.1)から外れた場合には、
書込みデータとは無関係にトナー濃度センサ出力と基準
値とのずれ(ΔV)から補給すべき量を求め、トナー補
給量に加算するようにした。 【0029】本例では、所定の値(−0.1)及びKの
値は、個々の機械の特性により異なり、トナー濃度が狙
いのレベルから外れないようなトナーの補給量を与え得
る値として設定される。 【0030】(3).参考例2 図3に参考例を示す。本例では、図4に示すフローチャ
ートの中、ステップ〔6〕の内容が、図3に示すフロー
チャートに置き換えて実施される。図3に示すフローチ
ャートでは、ステップ〔5〕にて算出された値VREF
−V=ΔVがステップ〔6−1〕にて、所定の値(−
0.1)との大小を比較される。 【0031】もし、ΔVが(−0.1)よりも大なら
ば、図4におけるステップ〔6〕と同じ内容のステップ
〔6−4〕に進む。 【0032】値ΔVが値(−0.1)よりも小ならば、
ステップ〔6−5〕で、トナー補給時間tが所定の値L
とおかれて次のステップ〔7〕に進み、この時間Lによ
りドット計数結果とは無関係に定量のトナー補給がなさ
れる。又、値ΔVが値(−0.1)よりも大ならば、ス
テップ〔6−4〕で、通常のトナー補給が行われる。値
(−0.1)及び時間Lの決定根拠は、前記(2)の例
に準ずる。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、画像の黒部面積が微小
で本来ならトナー補給がなされないような場合でも、現
像装置内でのトナー濃度が低い場合には、一定量のトナ
ー補給が確保されるので、常に安定した濃度の画像を出
力できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の請求項1の実施例にかかるフローチャ
ートである。 【図2】参考例にかかるフローチャートである。 【図3】参考例にかかるフローチャートである。 【図4】従来のトナー補給制御方法を説明したフローチ
ャートである。 【図5】本発明の実施に適する画像形成装置の要部説明
図である。 【図6】本発明の実施に適する現像装置の構成を説明し
た図である。 【図7】ΔVからFΔVを求めるための資料を説明した
グラフである。 【符号の説明】 M 所定値 X トナー消費量

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】記録情報に応じてドット単位で形成した静
    電潜像にトナーを付着させて顕像化する現像装置のトナ
    ー補給制御方法であって、現像装置内の現像剤濃度を検
    知する現像剤濃度検知手段と、トナーが付着するドット
    数を計数するドット計数手段を有し、上記現像剤濃度検
    知手段の検知出力をVT、基準値をVREF、ドット計
    数手段の計数結果から求めたトナー消費量をXとしたと
    き、 トナー補給量=X×F(VREF−V)(但し、F
    (VREF−V)は0値を含む予め設定された関数と
    する。) としてトナー補給量を決定するトナー補給制御方法にお
    いて、 トナー消費量Xが所定値以下の場合には、このトナー消
    費量Xに代えて、別に定めた、最低限度のトナー補給を
    確保することのできる所定値Mを用いてトナー補給量を
    決定することを特徴とするトナー補給制御方法。
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