JP3411406B2 - Drilling device - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明は、表土の如き軟弱な地層
から地盤あるいは岩盤にさく孔することのできるさく孔
装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】軟弱な地層を通ってさく孔するさく孔装
置では、さく孔後の孔壁の崩壊を防止するためにケーシ
ングが必要であるので、ドリルロッドとケーシングロッ
ドからなる同軸の二重管を用いてさく孔作業が行われ
る。従来の二重管を用いるさく孔装置は、図５に示すよ
うに、走行台車１上に、旋回起伏可能に設けられたブー
ム５の先端部に、ガイドシェル３がチルト、及びスイン
グ可能に支持されている。このさく孔装置では、ガイド
シェル３にさく孔機２が送り機構４で前後進可能に搭載
されており、このさく孔機２には、図６に示すように、
シャンクロッド７を挿着し、フラッシング用水を供給す
る回転接手１０とフラッシング用水の出口２６とを備え
た特殊スリーブ８をこのシャンクロッド７に接続し、先
端にビット６５を備えたドリルロッド６とケーシングロ
ッド９とをこの特殊スリーブ８に接続している。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなさ
く孔装置では、さく孔時にドリルロッド６とケーシング
ロッド９は、さく孔機２から同一の回転数で共に打撃が
与えられるため、回転数が大な場合にはケーシングロッ
ド９の刃先の損耗が激しく、ケーシングロッド９の損耗
を防止するため回転数を低下させるとドリルロッド６の
さく孔能率が低下する。 【０００４】また、ドリルロッド６とケーシングロッド
９をロッドマガジンから取り出し、１台のさく孔機２を
制御して接続、回収する作業は難しく、さく孔時間が増
大するという問題があった。この発明は、さく孔装置に
おけるかかる問題を解決するものであって、ドリルロッ
ドとケーシングロッドとにそれぞれ適切な回転を与える
ことにより、ケーシングロッドの刃先の損耗を少なく
し、ドリルロッド６のさく孔能率を向上させることがで
き、しかも、ドリルロッドとケーシングロッドの接続、
回収の作業を容易にするさく孔装置を提供することを目
的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明では、ガイドシェ
ル上に、前後進可能にさく孔機を搭載し、このさく孔機
の前方にドリルロッドを挿通するケーシングロッド用さ
く孔機を搭載して前記さく孔機と連結シリンダで連結
し、ガイドシェルの先端部にケーシングロッド用の油圧
クランプと、ドリルロッド用の油圧クランプと、油圧レ
ンチとを配置することにより上記課題を解決している。 【０００６】 【作用】さく孔時には、さく孔機からドリルロッドに打
撃と回転とを与え、ケーシングロッド用さく孔機からケ
ーシングロッドに回転を与えてさく孔を行う。従って、
ドリルロッドとケーシングロッドとには互いに独立して
それぞれ適切な回転を与えることができ、ケーシングロ
ッドの刃先の損耗を少なくし、ドリルロッド６のさく孔
能率を向上させる。 【０００７】また、ドリルロッドとケーシングロッドの
接続、回収の作業の際には、ケーシングロッドとドリル
ロッドとを、ケーシングロッド用の油圧クランプとドリ
ルロッド用の油圧クランプとで別個にクランプし、さく
孔機とケーシングロッド用さく孔機とで別個に回転を与
え、且つさく孔機とケーシングロッド用さく孔機との間
の距離を連結シリンダの伸縮で変更することにより接
続、回収の作業を容易にする。 【０００８】 【実施例】図１は本発明の一実施例であるさく孔装置の
側面図、図２はさく孔機とケーシングロッド用さく孔機
の側面図、図３はドリルロッドとケーシングロッドの接
続手順の説明図、図４はドリルロッドとケーシングロッ
ドの回収手順の説明図、図５は従来の二重管を用いるさ
く孔装置の側面図である。 【０００９】この実施例のさく孔装置も、図５のさく孔
装置と同様に、走行台車１上に、旋回起伏可能に設けら
れたブーム５の先端部に、ガイドシェル３がチルト、及
びスイング可能に支持されており、このさく孔装置で
も、さく孔機２はガイドシェル３に送り機構４で前後進
可能に搭載されている。このさく孔機２は、公知の回転
機構２０と打撃機構２１とを備えた回転打撃式のさく孔
機であり、このさく孔機２には、フラッシング用水を供
給する回転接手１０備えたシャンクロッド７が挿着さ
れ、このシャンクロッド７に、先端にビット６５を備え
たドリルロッド６が螺着されている。 【００１０】更に、このさく孔機２の前方には、ケーシ
ングロッド用さく孔機１１が搭載されており、さく孔機
２とケーシングロッド用さく孔機１１とは連結シリンダ
１２で連結されている。このケーシングロッド用さく孔
機１１は、公知の回転機構１７を備えた回転式のさく孔
機であり、このケーシングロッド用さく孔機１１には、
フラッシング用水と繰り粉とを排出する回転接手１８を
備えた中空シャンクロッド１６が挿着され、この中空シ
ャンクロッド１６に、ケーシングロッド９が螺着されて
いて、中空シャンクロッド１６とケーシングロッド９内
には、シャンクロッド７とドリルロッド６とが挿通され
ている。 【００１１】ガイドシェル３の先端部１３には、ケーシ
ングロッド９用の油圧クランプ１９とドリルロッド６用
の油圧クランプ１４と油圧レンチ１５とが配置されてい
る。さく孔を開始する際には、まず、図３（Ａ）の如く
さく孔機２とケーシングロッド用さく孔機１１とを、送
り機構４でガイドシェル３の後端部まで後退させ、ドリ
ルロッドマガジン（図示略）からさく孔軸線Ｚ上にドリ
ルロッド６を供給する。そこでシャンクロッド７を回転
させながらさく孔機２とケーシングロッド用さく孔機１
１とを前進させ、図３（Ｂ）の如くシャンクロッド７に
ドリルロッド６を螺着した後、ケーシングロッドマガジ
ン（図示略）からさく孔軸線Ｚ上にケーシングロッド９
を供給する。それから、中空シャンクロッド１６を回転
させながら、さく孔機２とケーシングロッド用さく孔機
１１とを前進させ、図３（Ｃ）の如く中空シャンクロッ
ド１６にケーシングロッド９を螺着して図１の状態とな
る。この状態でさく孔機２とケーシングロッド用さく孔
機１１とを前進させ、さく孔作業が行われる。 【００１２】さく孔時には、さく孔機２のドリルロッド
６に、打撃機構２１から打撃が与えられ、回転機構２０
から回転が与えられると共に、送り機構４で推力が与え
られる。また、ケーシングロッド９には、ケーシングロ
ッド用さく孔機１１の回転機構１７から回転が与えられ
る。従って、ドリルロッド６とケーシングロッド９とに
は互いに独立してそれぞれ適切な回転を与えることがで
き、ケーシングロッド９の刃先の損耗を少なくし、ドリ
ルロッド６のさく孔能率を向上させることができる。 【００１３】１本めのさく孔作業が終了すると、図３
（Ｄ）の如くケーシングロッド９をケーシングロッド９
用の油圧クランプ１９でクランプし、中空シャンクロッ
ド１６を油圧レンチ１５で逆転させて、ケーシングロッ
ド９と中空シャンクロッド１６との間のねじを緩めた
後、油圧レンチ１５を開きケーシングロッド用さく孔機
１１を逆転させながらケーシングロッド用さく孔機１１
とさく孔機２とを図３（Ｅ）の位置まで後退させる。 【００１４】そこで、ドリルロッド６をドリルロッド６
用の油圧クランプ１４でクランプし、シャンクロッド７
を油圧レンチ１５で逆転させて、ドリルロッド６とシャ
ンクロッド７との間のねじを緩めた後、油圧レンチ１５
を開きさく孔機２を逆転させながらケーシングロッド用
さく孔機１１とさく孔機２とを送り機構４でガイドシェ
ル３の後端部まで後退させる。 【００１５】２本目のドリルロッド６とケーシングロッ
ド９とを接続するには、図３（Ａ）の如くドリルロッド
マガジン（図示略）からさく孔軸線Ｚ上に２本目のドリ
ルロッド６を供給し、シャンクロッド７を回転させなが
らさく孔機２とケーシングロッド用さく孔機１１とを前
進させ、図３（Ｂ）の如くシャンクロッド７にドリルロ
ッド６を螺着した後、ケーシングロッドマガジン（図示
略）からさく孔軸線Ｚ上に２本目のケーシングロッド９
を供給する。それから、中空シャンクロッド１６を回転
させながら、さく孔機２とケーシングロッド用さく孔機
１１とを前進させ、図３（Ｃ）の如く中空シャンクロッ
ド１６にケーシングロッド９を螺着する。この状態でシ
ャンクロッド７を回転させながらさく孔機２とケーシン
グロッド用さく孔機１１とを前進させ、図３（Ｆ）の如
く２本目のドリルロッド６に１本目のドリルロッド６を
螺着した後、ドリルロッド６用の油圧クランプ１４を開
く。更に、中空シャンクロッド１６を回転させながら、
さく孔機２とケーシングロッド用さく孔機１１とを前進
させ、図３（Ｇ）の如く２本目のケーシングロッド９に
１本目のケーシングロッド９を螺着した後、ケーシング
ロッド９用の油圧クランプ１９を緩める。 【００１６】接続が終了すると再びさく孔作業を行い、
以後所定のさく孔長に達するまで、同様の手順で３本目
以降のドリルロッド６とケーシングロッド９の接続とさ
く孔作業を繰り返す。所定長のさく孔が完了すると、ド
リルロッド６とケーシングロッド９の回収を行う。 【００１７】まず、図４（Ｈ）の如くケーシングロッド
９をケーシングロッド９用の油圧クランプ１９でクラン
プし、中空シャンクロッド１６を油圧レンチ１５で逆転
させて、ケーシングロッド９と中空シャンクロッド１６
との間のねじを緩めた後、油圧レンチ１５を開きケーシ
ングロッド用さく孔機１１を逆転させながらケーシング
ロッド用さく孔機１１とさく孔機２とを図４（Ｊ）の位
置まで後退させる。 【００１８】そこで、ドリルロッド６をドリルロッド６
用の油圧クランプ１４でクランプし、シャンクロッド７
を油圧レンチ１５で逆転させて、ドリルロッド６とシャ
ンクロッド７との間のねじを緩めた後、油圧クランプ１
４と油圧レンチ１５を開きケーシングロッド用さく孔機
１１とさく孔機２とを送り機構４で図４（Ｋ）の位置ま
で後退させる。それから、後ろから２本目のドリルロッ
ド６を油圧クランプ１４でクランプし、後端のドリルロ
ッド６を油圧レンチ１５で逆転させて、後ろから２本目
のドリルロッド６と後端のドリルロッド６との間のねじ
を緩め、油圧レンチ１５を開いた後、さく孔機２を逆転
させながらケーシングロッド用さく孔機１１とさく孔機
２とを送り機構４で図４（Ｌ）の如くガイドシェル３の
後端部まで後退させ、ロッドマガジン（図示略）にドリ
ルロッド６を格納する。 【００１９】１本目の回収が終わると、ケーシングロッ
ド用さく孔機１１とさく孔機２とを図４（Ｊ）の位置ま
で前進させ、シャンクロッド７を回転させて、後ろから
２本目のドリルロッド６に軽く螺着する。以後、後端の
ドリルロッド６を回収したのと同様の手順でドリルロッ
ド６を順次回収する。ドリルロッド６の回収が完了する
と、ケーシングロッド用さく孔機１１とさく孔機２とを
図４（Ｈ）の位置まで前進させ、中空シャンクロッド１
６を回転させて、ケーシングロッド９後端に軽く螺着
し、ケーシングロッド用さく孔機１１とさく孔機２とを
図４（Ｍ）の位置まで後退させる。そこで、後ろから２
本目のケーシングロッド９を油圧クランプ１９でクラン
プし、後端のケーシングロッド９を油圧レンチ１５で逆
転させて、後ろから２本目のケーシングロッド９と後端
のケーシングロッド９との間のねじを緩め、油圧レンチ
１５を開いた後、ケーシングロッド用さく孔機１１を逆
転させながらケーシングロッド用さく孔機１１とさく孔
機２とを送り機構４で図４（Ｎ）の位置まで後退させ、
ロッドマガジン（図示略）にケーシングロッド９を格納
する。このとき、シャンクロッド７がケーシングロッド
９の格納の邪魔にならないように、連結シリンダ１２を
伸長しながらさく孔機２を後退させるとよい。 【００２０】１本目の回収が終わると、ケーシングロッ
ド用さく孔機１１とさく孔機２とを再度図４（Ｈ）の位
置まで前進させ、中空シャンクロッド１６を回転させ
て、後ろから２本目のケーシングロッド９後端に軽く螺
着し、以後、後端のケーシングロッド９を回収したのと
同様の手順でケーシングロッド９を順次回収する。 【００２１】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のさく孔装
置によれば、ドリルロッドとケーシングロッドとにそれ
ぞれ適切な回転を与えることにより、ケーシングロッド
の刃先の損耗を少なくし、ドリルロッドのさく孔能率を
向上させることができ、しかも、ドリルロッドとケーシ
ングロッドの接続、回収の作業を容易にすることができ
る。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a drilling device capable of drilling from a soft stratum such as topsoil into ground or rock. 2. Description of the Related Art In a drilling apparatus for drilling through a soft stratum, a casing is necessary to prevent collapse of a hole wall after drilling. The drilling operation is performed using the double pipe of the above. As shown in FIG. 5, a conventional drilling device using a double pipe has a guide shell 3 supported on a tip end of a boom 5 provided on a traveling carriage 1 so as to be able to swing and undulate so as to be tiltable and swingable. Have been. In this drilling machine, a drilling machine 2 is mounted on a guide shell 3 so as to be able to move forward and backward by a feed mechanism 4, and as shown in FIG.
A special sleeve 8 having a rotary joint 10 for inserting a shank rod 7 for supplying flushing water and an outlet 26 for flushing water is connected to the shank rod 7, and a drill rod 6 having a bit 65 at a tip and a casing. The rod 9 is connected to the special sleeve 8. [0003] However, in such a drilling device, the drill rod 6 and the casing rod 9 are both hit by the drilling machine 2 at the same rotation speed during drilling. When the number of rotations is large, the cutting edge of the casing rod 9 is severely worn. When the number of rotations is reduced to prevent the wearing of the casing rod 9, the drilling efficiency of the drill rod 6 is reduced. Further, there is a problem that it is difficult to take out the drill rod 6 and the casing rod 9 from the rod magazine and control and connect and recover one drilling machine 2, thereby increasing the drilling time. The present invention solves such a problem in the drilling device, and reduces the wear of the cutting edge of the casing rod by giving appropriate rotation to the drill rod and the casing rod. The efficiency can be improved, and the connection between the drill rod and the casing rod,
An object of the present invention is to provide a drilling device that facilitates a collection operation. According to the present invention, a boring machine is mounted on a guide shell so as to be able to move forward and backward, and a drill rod is inserted through a drill rod in front of the boring machine. The above-mentioned problem is solved by mounting the above-mentioned drilling machine and connecting it with a connecting cylinder, and disposing a hydraulic clamp for a casing rod, a hydraulic clamp for a drill rod, and a hydraulic wrench at the tip of the guide shell. ing. During drilling, a drill and a drill are given an impact and rotation from a drilling machine, and a casing rod is rotated from a drill for a casing rod to perform drilling. Therefore,
Appropriate rotation can be given to the drill rod and the casing rod independently of each other, thereby reducing the wear of the cutting edge of the casing rod and improving the drilling efficiency of the drill rod 6. [0007] Further, when connecting and collecting the drill rod and the casing rod, the casing rod and the drill rod are separately clamped by a hydraulic clamp for the casing rod and a hydraulic clamp for the drill rod. Easy connection and recovery work by giving separate rotation between the drilling machine and the casing rod drilling machine and changing the distance between the drilling machine and the casing rod drilling machine by expanding and contracting the connecting cylinder. To FIG. 1 is a side view of a drilling machine according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a side view of a drilling machine and a drilling machine for a casing rod, and FIG. 3 is a drill rod and a casing rod. FIG. 4 is an explanatory view of a recovery procedure of a drill rod and a casing rod, and FIG. 5 is a side view of a conventional drilling device using a double pipe. In the drilling device of this embodiment, similarly to the drilling device of FIG. 5, the guide shell 3 is tilted and swung at the tip of a boom 5 provided on the traveling carriage 1 so as to be able to turn. In this drilling apparatus, the drilling machine 2 is mounted on the guide shell 3 so as to be able to move forward and backward by the feed mechanism 4. The drilling machine 2 is a rotary hitting type drilling machine having a known rotating mechanism 20 and a hitting mechanism 21. The drilling machine 2 has a shank rod provided with a rotary joint 10 for supplying flushing water. A drill rod 6 having a bit 65 at the tip is screwed to the shank rod 7. Further, a drilling machine 11 for a casing rod is mounted in front of the drilling machine 2, and the drilling machine 2 and the drilling machine 11 for a casing rod are connected by a connecting cylinder 12. . The casing rod drilling machine 11 is a rotary drilling machine equipped with a known rotating mechanism 17, and the casing rod drilling machine 11 includes:
A hollow shank rod 16 having a rotary joint 18 for discharging flushing water and powder is inserted, and a casing rod 9 is screwed onto the hollow shank rod 16. , The shank rod 7 and the drill rod 6 are inserted. A hydraulic clamp 19 for the casing rod 9, a hydraulic clamp 14 for the drill rod 6, and a hydraulic wrench 15 are arranged at the distal end 13 of the guide shell 3. When starting drilling, first, the drilling machine 2 and the casing rod drilling machine 11 are retracted by the feed mechanism 4 to the rear end of the guide shell 3 as shown in FIG. A drill rod 6 is supplied from a magazine (not shown) onto a hole axis Z. Therefore, the drill 2 while rotating the shank rod 7 and the drill 1 for the casing rod
3 and the drill rod 6 is screwed onto the shank rod 7 as shown in FIG. 3 (B), and then the casing rod 9 is placed on the hole axis Z from a casing rod magazine (not shown).
Supply. Then, while rotating the hollow shank rod 16, the drilling machine 2 and the casing rod drilling machine 11 are advanced, and the casing rod 9 is screwed onto the hollow shank rod 16 as shown in FIG. State. In this state, the drilling machine 2 and the casing rod drilling machine 11 are advanced to perform the drilling operation. At the time of drilling, the drill rod 6 of the drilling machine 2 is hit by a striking mechanism 21 and the rotating mechanism 20 is driven.
, And the feed mechanism 4 applies a thrust. In addition, rotation is given to the casing rod 9 from the rotation mechanism 17 of the casing rod drilling machine 11. Therefore, appropriate rotation can be given to the drill rod 6 and the casing rod 9 independently of each other, the wear of the cutting edge of the casing rod 9 can be reduced, and the drilling efficiency of the drill rod 6 can be improved. . When the first drilling operation is completed, FIG.
As shown in FIG.
After the hollow shank rod 16 is reversed with the hydraulic wrench 15 to loosen the screw between the casing rod 9 and the hollow shank rod 16, the hydraulic wrench 15 is opened to open the casing rod drilling hole. Drilling machine 11 for casing rod while rotating machine 11
The drill 2 is retracted to the position shown in FIG. Therefore, the drill rod 6 is
With the hydraulic clamp 14 for
Is reversed with a hydraulic wrench 15 to loosen the screw between the drill rod 6 and the shank rod 7.
The drilling machine 11 for casing rods and the drilling machine 2 are retracted by the feed mechanism 4 to the rear end of the guide shell 3 while the drilling machine 2 is rotated in the reverse direction. In order to connect the second drill rod 6 and the casing rod 9, the second drill rod 6 is supplied on a drill axis Z from a drill rod magazine (not shown) as shown in FIG. The drilling machine 2 and the casing rod drilling machine 11 are advanced while rotating the shank rod 7, and the drill rod 6 is screwed onto the shank rod 7 as shown in FIG. The second casing rod 9 is located on the axis Z
Supply. Then, while rotating the hollow shank rod 16, the drilling machine 2 and the drilling machine for casing rod 11 are advanced, and the casing rod 9 is screwed to the hollow shank rod 16 as shown in FIG. 3 (C). In this state, the drilling machine 2 and the casing rod drilling machine 11 are advanced while rotating the shank rod 7, and the first drill rod 6 is screwed to the second drill rod 6 as shown in FIG. After that, the hydraulic clamp 14 for the drill rod 6 is opened. Further, while rotating the hollow shank rod 16,
The drilling machine 2 and the casing rod drilling machine 11 are moved forward, and the first casing rod 9 is screwed onto the second casing rod 9 as shown in FIG. Loosen 19. When the connection is completed, drilling work is performed again.
Thereafter, the connection between the third and subsequent drill rods 6 and the casing rod 9 and the drilling operation are repeated in the same procedure until the predetermined drilling length is reached. When the drilling of the predetermined length is completed, the drill rod 6 and the casing rod 9 are collected. First, as shown in FIG. 4H, the casing rod 9 is clamped by a hydraulic clamp 19 for the casing rod 9 and the hollow shank rod 16 is reversed by a hydraulic wrench 15 to thereby provide the casing rod 9 and the hollow shank rod 16.
Then, the hydraulic wrench 15 is opened, the casing rod drilling machine 11 is reversed, and the casing rod drilling machine 11 and the drilling machine 2 are retracted to the position shown in FIG. . Therefore, the drill rod 6 is
With the hydraulic clamp 14 for
Is reversed with a hydraulic wrench 15 to loosen the screw between the drill rod 6 and the shank rod 7, and then the hydraulic clamp 1
4 and the hydraulic wrench 15 are opened, and the casing rod drilling machine 11 and the drilling machine 2 are retracted by the feed mechanism 4 to the position shown in FIG. Then, the second drill rod 6 from the rear is clamped by the hydraulic clamp 14, and the drill rod 6 at the rear end is reversed by the hydraulic wrench 15, so that the second drill rod 6 from the rear and the drill rod 6 at the rear end are connected. After loosening the screw between them and opening the hydraulic wrench 15, the drilling machine 11 for the casing rod and the drilling machine 2 are fed by the feed mechanism 4 while the drilling machine 2 is reversed, as shown in FIG. And retract the drill rod 6 in a rod magazine (not shown). After completion of the first collection, the casing rod drilling machine 11 and the drilling machine 2 are advanced to the position shown in FIG. 4 (J), the shank rod 7 is rotated, and the second drill from behind is drilled. Lightly screw on the rod 6. Thereafter, the drill rods 6 are sequentially collected by the same procedure as that for collecting the rear end drill rods 6. When the collection of the drill rod 6 is completed, the casing rod drilling machine 11 and the drilling machine 2 are advanced to the position shown in FIG.
6 is rotated and lightly screwed to the rear end of the casing rod 9 to retract the casing rod drilling machine 11 and the drilling machine 2 to the position shown in FIG. So from the back 2
The second casing rod 9 is clamped by the hydraulic clamp 19, and the rear casing rod 9 is reversed with the hydraulic wrench 15 to loosen the screw between the second rear casing rod 9 and the rear casing rod 9. After the hydraulic wrench 15 is opened, the casing rod drilling machine 11 and the drilling machine 2 are retracted by the feed mechanism 4 to the position shown in FIG.
The casing rod 9 is stored in a rod magazine (not shown). At this time, the drilling machine 2 may be retracted while the connecting cylinder 12 is extended so that the shank rod 7 does not hinder the housing rod 9 from being stored. After the first collection is completed, the casing rod drilling machine 11 and the drilling machine 2 are advanced again to the position shown in FIG. 4 (H), and the hollow shank rod 16 is rotated, thereby the second drilling machine from behind. Then, the casing rod 9 is lightly screwed onto the rear end of the casing rod 9, and thereafter, the casing rod 9 is sequentially collected in the same procedure as that of collecting the casing rod 9 at the rear end. As described above, according to the drilling apparatus of the present invention, by appropriately rotating the drill rod and the casing rod, the wear of the cutting edge of the casing rod is reduced, The drilling efficiency of the drill rod can be improved, and the work of connecting and collecting the drill rod and the casing rod can be facilitated.

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の一実施例であるさく孔装置の側面図で
ある。 【図２】さく孔機とケーシングロッド用さく孔機の側面
図である。 【図３】ドリルロッドとケーシングロッドの接続手順の
説明図である。 【図４】ドリルロッドとケーシングロッドの回収手順の
説明図である。 【図５】従来の二重管を用いるさく孔装置の側面図であ
る。 【図６】従来のドリルロッドとケーシングロッドの接続
部分の説明図である。 【符号の説明】 １ 走行台車 ２ さく孔機 ３ ガイドシェル ４ 送り機構 ５ ブーム ６ ドリルロッド ７ シャンクロッド ９ ケーシングロッド １１ ケーシングロッド用さく孔機 １２ 連結シリンダ １４ 油圧クランプ １５ 油圧レンチ １６ 中空シャンクロッド １７ 回転機構 １８ 回転接手 １９ 油圧クランプ ２０ 回転機構 ２１ 打撃機構BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a side view of a drilling apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a side view of a drilling machine and a drilling machine for a casing rod. FIG. 3 is an explanatory diagram of a connection procedure between a drill rod and a casing rod. FIG. 4 is an explanatory diagram of a collecting procedure of a drill rod and a casing rod. FIG. 5 is a side view of a conventional drilling device using a double pipe. FIG. 6 is an explanatory view of a connection portion between a conventional drill rod and a casing rod. [Description of Signs] 1 traveling cart 2 drilling machine 3 guide shell 4 feed mechanism 5 boom 6 drill rod 7 shank rod 9 casing rod 11 drilling machine for casing rod 12 connecting cylinder 14 hydraulic clamp 15 hydraulic wrench 16 hollow shank rod 17 Rotating mechanism 18 Rotating joint 19 Hydraulic clamp 20 Rotating mechanism 21 Impact mechanism

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 ガイドシェル上に、前後進可能にさく孔
機を搭載し、該さく孔機の前方にドリルロッドを挿通す
るケーシングロッド用さく孔機を搭載して前記さく孔機
と連結シリンダで連結し、ガイドシェルの先端部にケー
シングロッド用の油圧クランプと、ドリルロッド用の油
圧クランプと、油圧レンチとを配置してなるさく孔装
置。(57) [Claims 1] A drilling machine is mounted on a guide shell so as to be able to move forward and backward, and a drilling machine for a casing rod for inserting a drill rod in front of the drilling machine is mounted. A boring device connected to the boring machine by a connecting cylinder, and a hydraulic clamp for a casing rod, a hydraulic clamp for a drill rod, and a hydraulic wrench are arranged at the tip of the guide shell.