JP3410361B2 - Cleaning method for existing pipeline - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、既設管路のクリー
ニング工法に関し、さらに詳しくは、研磨材を気流搬送
して管路内面の研磨を行うクリーニング工法に関する。 【０００２】 【従来の技術】集合住宅における下水路は、各住宅から
の排水を自然落下によって集合住宅付近の地中に埋設さ
れている共同排水溝に流し込む構成が多用されている。
このため、下水路を構成する配管構成には、集合住宅内
に設置されている大口径の共同排水管に向け各家庭での
水回り部から延長された排水支管をまとめて連結する構
成がある。この場合の排水支管は、重力を有効に作用さ
せるために各住宅を始端とする管路が共同排水管に向け
下がるように傾斜させてある。上述した共同排水管およ
び排水支管は、耐久性を重視して鋼管が多用される。と
ころで、上述した排水管路は、敷設期間が長くなると内
面に赤錆やスケールなどが付着し、排水の流れが阻害さ
れてしまうことがある。このため、従来では、定期的に
内部のクリーニングが行われる。クリーニング方法の一
つとして、サンドブラスト法がある（例えば、特公平１
−１２６３３号公報）。上記公報に開示されているクリ
ーニング方法では、研磨材が圧送されるサンドジェット
流の供給口を給水管の一部に設け、その供給口からサン
ドジェット流によって管内面を研磨し、研磨によって除
去されて管内付着物と共に研磨材を枝管の末端に接続さ
れているサンド回収装置によって回収するようになって
いる。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記サンドブ
ラスト法、特に、高速空気流によって研磨材を搬送する
方法では次のような問題がある。管路内に供給される研
磨材は、管路に接続されたホッパなどの収容部から管路
内に導入されるようになっているが、収容部内で研磨材
が残ったままとなり、管路内へ導入されないことがあ
る。つまり、収容部の構成には、管路との連通部を絞っ
た漏斗状をなす形状として研磨材を連続的に落下させる
ようにしたものがあるが、このような収容部を用いた場
合には、収容されている研磨材が堆積しているうちに凝
縮固化するとブリッジ現象が発生しやすい。ブリッジ現
象とは、ホッパの出口付近の研磨材のみが落下して排出
される一方、上方に位置する凝縮固化した研磨材がホッ
パ内面を押圧して橋渡し状態で残ってしまう現象をい
う。このような現象によって研磨材の供給不能が起こる
と管路内面を均一に研磨することができなくなり、クリ
ーニング作業の効率が悪くなる。このため、従来では、
収容部の上方に正圧供給用の配管を接続し、収容部の上
方から研磨材を加圧するようにした構成が提案されてい
る（例えば、特開昭６３−３１５１８５号公報）。しか
し、このような構成では、正圧を作用させるための配管
類や正圧供給源が必要となることで設備が大げさなもの
となることは否めない。 【０００４】本発明の目的は、上記従来の既設管路のク
リーニング工法における問題に鑑み、簡単な構成によ
り、収容されている研磨材の排出状態を一様にして管路
内への研磨材の供給状態を均一化することで管路内面の
均一な研磨が行える既設管路のクリーニング工法を提供
することにある。 【０００５】この目的を達成するため、請求項１記載の
発明は、既設管路内面で気流搬送される研磨材によって
管路内面の付着物を除去する既設管路のクリーニング工
法において、上記既設管路の敷設方向一端部に吸引装置
を連結し、上記既設管路の敷設方向他端側には上記既設
管路に連通する研磨材の収容部を配置し、上記研磨材の
収容部は、その下部に研磨材排出口を備え、その上部に
小径の開口を備え、該開口は、その口径を変更すること
で上記既設管路内への研磨材の供給を調整可能な構成で
あり、上記吸引装置により上記既設管路内及び上記収容
部内が負圧化されるのに応じて上記研磨材の収容部に設
けられている上記開口から外気を取り込んで上記研磨材
を押し出し、管路内を気流搬送させることを特徴とす
る。 【０００６】 【０００７】 【作用】請求項１記載の発明では、研磨材の収容部の構
成として、既設管路内が負圧化傾向になると、収容部の
下部に設けられた研磨材排出口より研磨材が既設管路内
に排出される。そしてある程度排出されると収容部内が
負圧化され、収容部上部に設けられた開口より外気が収
容部内に流入するようになる。しかし、前記開口は小径
であるため、外気の流入量はある程度規制されるため、
収容部内は負圧化傾向を維持しつつ既設管内の負圧と均
衡がとれる。これにより、管路内に対して研磨材を連続
的に且つ均一に供給することができる。 【０００８】また、開口の大きさが可変であるので、収
容部内の負圧化傾向を変化させて収容部から管路内への
研磨材の供給量を調整することができる。 【０００９】 【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明
する。図１は、本発明実施例によるクリーニング工法が
適用される集合住宅の配管構成を示す模式図であり、同
図において集合住宅１の各居住区には、集合住宅１の共
有スペース内に敷設されている共同排水管２に一端が連
通する排水支管３がそれぞれ設けられている。共同排水
管２は、集合住宅１の近傍で地中に埋設されている下水
本管４に連通させてある。 【００１０】共同排水管２には、その敷設方向の一端、
本実施例では、排水の落下方向上流側で下水本管４に排
水が流れ込む前に相当する位置に、吸引ポンプ５が地上
に設置されて接続されている。 【００１１】吸引ポンプ５の前段には、図２に示すよう
に、研磨材および除去された管内付着物と気流とを分離
するための研磨材回収装置６が配置されている。研磨材
回収装置６は、パイプ７を介して共同排水管２側に接続
された回収口６Ａと、パイプ７’を介して吸引ポンプ５
に接続される排気口６Ｂとを備え、内部には回収口６Ａ
から導入された研磨材および気流が突き当たる仕切り板
６Ｃおよびフイルタ６Ｄが並置されている。仕切り板６
Ｃは、図２中、矢印で示すように、気流を迂回させてフ
イルタ６Ｄに導くことができる状態に設けられている。
回収口６Ａから研磨材回収装置６内に導入される研磨材
や管内付着物および気体は、仕切り板６Ｃに突き当たる
と研磨材や管内付着物が落下して気体と分離され、気体
のみが仕切り板６Ｃを迂回してフイルタ６Ｄを通って排
気される。 【００１２】一方、クリーニングの対象となる管路に
は、吸引ポンプ５による気流の生成方向上流側に研磨材
の収容部８が接続される。図１においては、符号３Ａで
示す開口を有する排水支管３がクリーニング対象である
場合が示されており、この場合には、開口３Ａに研磨材
の収容部８が連結される。図３は、研磨材Ｓの収容部８
と吸引ポンプ５との接続関係を示す模式図であり、同図
において、研磨材Ｓの収容部８は、漏斗状の断面形状を
有するホッパで構成されている。収容部８は、排水支管
３の開口３Ａに取り付けられている開閉弁１０と一体化
されて排水支管３に設けられる。収容部８には、蓋部材
９が設けられており、この蓋部材９には、収容部８の最
大外径部よりも小さい面積を有する開口９Ａが形成され
ている。この開口９Ａは、収容部８における研磨材Ｓの
吐出開口と対向する位置に形成され、収容部８内で最も
強く負圧が作用する位置と対向させてある。これによ
り、吐出開口に対向する部分に正圧が作用しやすくな
り、収容部８内に残っている研磨材Ｓが凹状となりやす
くされる。 【００１３】本実施例は以上のような構成を用いて次の
手順により管内のクリーニングが実行される。 （１）クリーニング対象となる管路の敷設方向一端に研
磨材回収装置６を介して吸引ポンプ５を接続する。この
場合、図２において符号７で示すパイプは、下水本管４
の適所に穿孔された接続開口に接続されている。また、
クリーニング対象となる管路の敷設方向他端に相当する
開口３Ａには、研磨材の収容部８が配置される。研磨材
の収容部８は、図３に示すように、開閉弁１０を介して
排水支管３の開口３Ａに連通する一方、蓋部材９によっ
て内部が塞がれる。研磨材Ｓの収容部８は、蓋部材９に
設けられている開口９Ａを介して外気と連通している。 【００１４】（２）吸引ポンプ５の作動開始に合わせて
開閉弁１０が開放される。吸引ポンプ５が作動開始する
と、共同排水管２および排水支管３の内部が負圧化傾向
となり、この状態で開閉弁１０を開放すると収容部８内
が負圧化傾向となるので、吐出開口から研磨材Ｓが排水
支管３内に向け引き出される。排水支管３内に引き出さ
れた研磨材Ｓは、管内を気流搬送される過程で管路内面
に付着している赤錆やスケール等の付着物を掻き取って
除去する。管内で気流搬送された研磨材Ｓおよび研磨材
Ｓによって除去される付着物は、研磨材回収装置６内に
導入されると仕切り板６Ｃによって気体と分離されて回
収される。 【００１５】管路内が負圧化傾向とされると、収容部８
の下部に設けられた研磨材排出口より研磨材Ｓが既設管
路２内に排出される。そしてある程度排出されると収容
部８内が負圧化され、収容部８上部に設けられた開口９
Ａより外気が収容部内に流入するようになる。しかし、
前記開口９Ａは小径であるため、外気の流入量はある程
度規制されるため、収容部８内は負圧化傾向を維持しつ
つ既設管路２内の負圧と均衡がとれる。これにより、管
路２内に対して研磨材Ｓを連続的に且つ均一に供給する
ことができる。 【００１６】次に、上記実施例における要部構成の変形
例を説明する。図４は、上記した蓋部材９を示す図であ
り、図４（Ａ）において、蓋部材９の開口９Ａには、そ
の開口９Ａを開閉可能なシャッタ部材１１が設けられて
いる。シャッタ部材１１は、蓋部材９に設けられている
支軸１１Ａを支点として揺動可能に支持されており、揺
動角を変更することで開口９Ａの開度を調整することが
できるようになっている。 【００１７】上記構成においては、クリーニング対象の
管路内での研磨材Ｓの流量を開口面積の調整によって切
り換えることができる。つまり、開口９Ａが小面積とさ
れた場合には、収容部８内の負圧化傾向が強まるので、
研磨材Ｓの吐出量が多くなり、またこれとは逆に開口面
積９Ａを最大に近づけるに従い、収容部での負圧化傾向
が小面積の場合に比べて小さくなるので、研磨材Ｓの吐
出量が減少する。上記構成では、シャッタ部材１１が、
収容部８内に生起される負圧によって揺動した位置に保
持されるが、このような保持方式に代えて、図示しない
が、複数の係止部を有する位置決め機構を用いて揺動し
た位置にシャッタ部材１１を保持できるようにすること
も可能である。なお、上記シャッタ部材１１に代えて、
蓋部材９の開口９Ａが形成されている面そのものを対象
として面積を変更可能な構成とすることも可能であり、
この場合には、最大面積が収容部の最大内径部と同等と
なる。このように研磨材Ｓの供給量を開口９Ａの面積に
応じた負圧化傾向の違いにより調整することができるの
で、管路内の付着物の量に応じた研磨材Ｓの供給量を設
定することができる。これにより、研磨材Ｓが不足する
ような事態をなくすことができるとともに、再度研磨材
を補充してクリーニング作業が繰り返されるような事態
をなくすことができ、クリーニング作業に要する時間を
短縮することができる。 【００１８】 【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、請
求項１記載の発明によれば、研磨材の収容部の構成とし
て、既設管路との連通部と収容部に小さい面積を有する
開口とが気流の出入り部分とされているという簡単な構
成とするだけで、既設管路内が負圧化傾向になると、収
容部内の負圧化傾向と均衡がとれ、管路内に対して研磨
材を連続的に且つ均一に供給することができる。 【００１９】また、収容部を覆っている蓋部材に有する
開口の大きさが可変であるので、収容部内の負圧化傾向
を変化させて収容部から管路内への研磨材の供給量を調
整することができる。これにより、研磨材の供給量を管
路内面の付着物の量に応じて設定することができるの
で、過剰な供給量によって生じる管路内面の損傷や不足
した場合に生じる付着物の残存率を低減して均一なクリ
ーニングを行うことが可能になる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a cleaning method for an existing pipeline, and more particularly, to a cleaning method for polishing an inner surface of a pipeline by conveying an abrasive material by air flow. . 2. Description of the Related Art A sewer in a multi-family house often uses a structure in which drainage from each house flows into a common drainage buried underground near the multi-family house by natural fall.
For this reason, in the piping configuration that constitutes the sewer, there is a configuration that collectively connects drainage branch pipes that are extended from the plumbing in each home to large-diameter common drainage pipes that are installed in apartment houses. . In this case, the drainage branch pipes are inclined so that a pipe starting from each house is lowered toward the common drainage pipe in order to effectively use gravity. For the above-mentioned common drainage pipe and drainage branch pipe, steel pipes are frequently used with emphasis on durability. By the way, when the laying period of the above-mentioned drainage pipe is long, red rust, scale, or the like adheres to the inner surface, and the flow of drainage may be hindered. For this reason, in the related art, internal cleaning is periodically performed. As one of the cleaning methods, there is a sand blast method (for example,
-12633 publication). In the cleaning method disclosed in the above publication, a supply port of a sand jet flow in which the abrasive is pumped is provided in a part of the water supply pipe, and the inner surface of the pipe is polished by the sand jet flow from the supply port and removed by polishing. The abrasives together with the deposits in the pipe are collected by a sand collecting device connected to the end of the branch pipe. [0003] However, the above-mentioned sandblasting method, particularly the method of conveying an abrasive by a high-speed air flow, has the following problems. The abrasive material supplied into the pipeline is introduced into the pipeline from a storage unit such as a hopper connected to the pipeline, but the abrasive remains in the storage portion and the pipeline is It may not be introduced inside. In other words, in the configuration of the storage unit, there is a configuration in which the abrasive is continuously dropped as a funnel shape in which the communication part with the pipeline is narrowed, but when such a storage unit is used. In the case, the bridging phenomenon is liable to occur when the contained abrasive is condensed and solidified while being accumulated. The bridge phenomenon refers to a phenomenon in which only the abrasive near the outlet of the hopper drops and is discharged, while the condensed and solidified abrasive located above presses the inner surface of the hopper and remains in a bridge state. If the supply of the abrasive material becomes impossible due to such a phenomenon, it becomes impossible to uniformly polish the inner surface of the pipe, and the efficiency of the cleaning operation deteriorates. For this reason, conventionally,
There has been proposed a configuration in which a pipe for supplying a positive pressure is connected to the upper part of the storage part, and the abrasive is pressurized from the upper part of the storage part (for example, JP-A-63-315185). However, in such a configuration, it is unavoidable that the equipment becomes large due to the necessity of piping and a positive pressure supply source for applying a positive pressure. SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above-mentioned problems in the conventional method of cleaning an existing pipeline, an object of the present invention is to make the state of discharge of the abrasive contained in the pipeline uniform by a simple configuration. An object of the present invention is to provide a method of cleaning an existing pipeline in which the supply state is made uniform so that the inner surface of the pipeline can be uniformly polished. In order to achieve this object, the invention according to claim 1 is directed to a method of cleaning an existing pipe in which an adhering substance on the inner face of the pipe is removed by an abrasive which is conveyed by airflow on the inner face of the existing pipe. A suction device is connected to one end of the road in the laying direction, and a housing for the abrasive material communicating with the existing pipeline is arranged on the other end of the existing pipeline in the laying direction. The lower part is provided with an abrasive outlet, and the upper part is provided with a small-diameter opening, and the opening can be changed in diameter.
With a configuration that can adjust the supply of abrasive material into the existing pipeline with
Yes, extruding the abrasive takes in outside air from the opening of the existing conduit and the housing part is provided in the housing portion of the abrasive according to the negative pressure by the suction device, the tube It is characterized by being transported by airflow in the road. According to the first aspect of the present invention, the abrasive material accommodating portion is configured such that an abrasive outlet provided at a lower portion of the accommodating portion when the pressure in the existing pipeline becomes negative. The abrasive is discharged into the existing pipeline. After being discharged to some extent, the inside of the storage section is made negative pressure, and outside air flows into the storage section through an opening provided in the upper part of the storage section. However, since the opening has a small diameter, the inflow of outside air is regulated to some extent.
The pressure in the storage section can be balanced with the negative pressure in the existing pipe while maintaining the tendency of negative pressure. Thus, the abrasive can be continuously and uniformly supplied into the pipe. [0008] Further , since the size of the opening is variable, it is possible to adjust the supply amount of the abrasive from the storage section to the inside of the pipe by changing the tendency of negative pressure in the storage section. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to illustrated embodiments. FIG. 1 is a schematic diagram showing a piping configuration of an apartment house to which a cleaning method according to an embodiment of the present invention is applied. In FIG. A drainage branch pipe 3 having one end communicating with the common drainage pipe 2 is provided. The common drain pipe 2 communicates with a sewer main pipe 4 buried underground near the apartment house 1. The common drain pipe 2 has one end in the laying direction,
In this embodiment, a suction pump 5 is installed on the ground and connected to a position corresponding to a position before the drainage flows into the sewage main pipe 4 on the upstream side in the dropping direction of the drainage. As shown in FIG. 2, an abrasive recovering device 6 for separating the abrasive and the removed in-pipe deposits from the air flow is disposed in front of the suction pump 5. The abrasive recovery device 6 includes a recovery port 6A connected to the common drain pipe 2 through a pipe 7 and a suction pump 5 through a pipe 7 '.
And an exhaust port 6B connected to the
The partition plate 6C and the filter 6D against which the abrasive and the airflow introduced from the tank abut are arranged side by side. Partition plate 6
As shown by an arrow in FIG. 2, C is provided in such a state that the airflow can be bypassed and guided to the filter 6D.
When the abrasive, the deposit in the pipe, and the gas introduced into the abrasive recovery apparatus 6 from the recovery port 6A strike the partition plate 6C, the abrasive and the deposit in the pipe fall and are separated from the gas, and only the gas is separated from the partition plate. The air is exhausted through the filter 6D bypassing 6C. On the other hand, an accommodating portion 8 for the abrasive is connected to the pipe to be cleaned on the upstream side in the direction of air flow generation by the suction pump 5. FIG. 1 shows a case where the drainage branch pipe 3 having an opening indicated by reference numeral 3A is to be cleaned. In this case, the accommodating portion 8 of the abrasive is connected to the opening 3A. FIG. 3 shows the accommodating portion 8 of the abrasive S.
FIG. 4 is a schematic diagram showing a connection relationship between the polishing material and a suction pump 5, in which the accommodating portion 8 of the abrasive S is formed of a hopper having a funnel-shaped cross section. The accommodating portion 8 is provided in the drainage branch pipe 3 integrally with the on-off valve 10 attached to the opening 3A of the drainage branch pipe 3. The housing portion 8 is provided with a lid member 9, and the lid member 9 has an opening 9 </ b> A having an area smaller than the maximum outer diameter portion of the housing portion 8. The opening 9 </ b> A is formed at a position facing the discharge opening of the abrasive S in the housing 8, and is opposed to a position in the housing 8 where the strongest negative pressure acts. As a result, the positive pressure easily acts on the portion facing the discharge opening, and the abrasive S remaining in the storage portion 8 tends to be concave. In the present embodiment, the cleaning of the inside of the pipe is performed by the following procedure using the above-described configuration. (1) A suction pump 5 is connected to one end of a pipe to be cleaned in the laying direction via an abrasive recovery device 6. In this case, the pipe indicated by reference numeral 7 in FIG.
Is connected to a connection opening drilled in place. Also,
An accommodating portion 8 for the abrasive is disposed in the opening 3A corresponding to the other end in the laying direction of the pipe to be cleaned. As shown in FIG. 3, the accommodating portion 8 of the abrasive communicates with the opening 3 </ b> A of the drainage branch pipe 3 via the on-off valve 10, while the inside is closed by the lid member 9. The accommodating portion 8 of the abrasive S communicates with the outside air through an opening 9A provided in the lid member 9. (2) The on-off valve 10 is opened at the same time as the operation of the suction pump 5 is started. When the suction pump 5 starts operating, the interior of the common drainage pipe 2 and the drainage branch pipe 3 tends to have a negative pressure. When the on-off valve 10 is opened in this state, the interior of the housing 8 tends to have a negative pressure. The abrasive S is drawn out into the drainage branch pipe 3. The abrasive S drawn out into the drainage branch pipe 3 scrapes and removes deposits such as red rust and scale adhering to the pipe inner surface in the process of being transported in the pipe by airflow. When the abrasive S and the deposits removed by the abrasive S carried by the airflow in the pipe are introduced into the abrasive recovery device 6, the abrasive S is separated from the gas by the partition plate 6C and collected. If the pressure in the pipeline is reduced, the housing 8
The abrasive S is discharged into the existing pipeline 2 from an abrasive discharge port provided at the lower part of the pipe. After being discharged to some extent, the inside of the housing 8 is made negative pressure, and the opening 9 provided in the upper portion of the housing 8 is opened.
Outside air flows into the storage section from A. But,
Since the opening 9A has a small diameter, the inflow amount of outside air is regulated to some extent, so that the negative pressure in the existing pipeline 2 can be balanced while maintaining the negative pressure in the housing portion 8. Thus, the abrasive S can be continuously and uniformly supplied into the pipe 2. Next, a description will be given of a modification of the configuration of the main part in the above embodiment. FIG. 4 is a diagram showing the lid member 9 described above. In FIG. 4 (A), an opening 9A of the lid member 9 is provided with a shutter member 11 capable of opening and closing the opening 9A. The shutter member 11 is swingably supported on a support shaft 11A provided on the lid member 9 as a fulcrum, and the opening degree of the opening 9A can be adjusted by changing the swing angle. ing. In the above configuration, the flow rate of the abrasive S in the pipe to be cleaned can be switched by adjusting the opening area. That is, when the opening 9A has a small area, the negative pressure in the storage unit 8 is more likely to be reduced.
As the discharge amount of the abrasive S increases, and conversely, as the opening area 9A approaches the maximum, the tendency of negative pressure in the storage portion becomes smaller than in the case of a small area, so that the discharge of the abrasive S The amount is reduced. In the above configuration, the shutter member 11
Although it is held at the position where it has been rocked by the negative pressure generated in the housing portion 8, the position where it has rocked using a positioning mechanism having a plurality of locking portions (not shown) instead of such a holding method. It is also possible to hold the shutter member 11 at the same time. In addition, instead of the shutter member 11,
It is also possible to adopt a configuration in which the area can be changed with respect to the surface of the lid member 9 where the opening 9A is formed,
In this case, the maximum area is equal to the maximum inner diameter of the storage section. As described above, the supply amount of the abrasive S can be adjusted by the difference in the negative pressure tendency according to the area of the opening 9A. Therefore, the supply amount of the abrasive S according to the amount of the deposit in the pipeline is set. can do. Thus, it is possible to eliminate a situation where the amount of the abrasive S is insufficient, and to eliminate a situation where the cleaning operation is repeated by replenishing the abrasive again, thereby shortening the time required for the cleaning operation. it can. As is apparent from the above embodiment, according to the first aspect of the present invention, the structure of the accommodating portion for the abrasive is small in the communicating portion with the existing pipeline and the accommodating portion. With a simple configuration in which the opening having an area is an airflow entrance / exit portion, if the existing pipeline has a negative pressure tendency, the negative pressure tendency in the accommodating portion is balanced, and , The abrasive can be supplied continuously and uniformly. Further, since the size of the opening provided in the cover member covering the housing portion is variable, the negative pressure in the housing portion is changed to reduce the supply amount of the abrasive material from the housing portion into the pipe. Can be adjusted. With this, the supply amount of the abrasive can be set according to the amount of the deposit on the inner surface of the pipeline, so that the residual ratio of the deposit generated when the inner surface of the pipeline is damaged due to an excessive supply amount or is insufficient is reduced. It is possible to perform uniform cleaning with a reduced amount.

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明実施例によるクリーニング工法を適用す
る既設管路の一例を説明するための模式図である。 【図２】本発明実施例によるクリーニング工法に用いら
れる負圧化生成手段の構成を説明するための模式図であ
る。 【図３】本発明実施例によるクリーニング工法に用いら
れる研磨材の収容部と吸引ポンプとの接続関係を説明す
るための模式図である。 【図４】図３に示した収容部に用いられる蓋部材の構成
の変形例を説明するための図であり、（Ａ）は蓋部材の
斜視図、（Ｂ）は蓋部材の平面図、（Ｃ）は蓋部材の一
態様を説明するための平面図である。 【符号の説明】 ２ 既設管路の一つである共同排水管 ３ 既設管路の他の一つである排水支管 ５ 負圧化生成手段である吸引ポンプ ８ 収容部 ９ 蓋部材 ９Ａ 開口 １１ シャッタ部材 Ｓ 研磨材BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic diagram for explaining an example of an existing pipeline to which a cleaning method according to an embodiment of the present invention is applied. FIG. 2 is a schematic diagram for explaining a configuration of negative pressure generation means used in a cleaning method according to an embodiment of the present invention. FIG. 3 is a schematic diagram for explaining a connection relationship between an accommodating portion of the abrasive and a suction pump used in the cleaning method according to the embodiment of the present invention. 4A and 4B are views for explaining a modification of the configuration of the lid member used for the storage unit shown in FIG. 3, wherein FIG. 4A is a perspective view of the lid member, FIG. 4B is a plan view of the lid member, (C) is a top view for explaining one mode of a lid member. [Description of Signs] 2 Common drainage pipe which is one of the existing pipelines 3 Drainage branch pipe which is another one of the existing pipelines 5 Suction pump 8 which is negative pressure generation means 8 Housing unit 9 Cover member 9A Opening 11 Shutter Material S abrasive

フロントページの続き (72)発明者 菅野 義裕 東京都港区芝４丁目９番４号 芝浜ビル トーセツ株式会社内 (72)発明者 岩崎 治男 東京都港区芝４丁目９番４号 芝浜ビル トーセツ株式会社内 (72)発明者 本村 和則 東京都品川区南大井６丁目28番11号 谷 口ビル 株式会社日成内 (72)発明者 平林 一也 東京都品川区南大井６丁目28番11号 谷 口ビル 株式会社日成内 (72)発明者 大島 謙二 神奈川県大和市代官３丁目18番３号 株 式会社ハッコー技術開発センター内 (72)発明者 久保 幸文 神奈川県大和市代官３丁目18番３号 株 式会社ハッコー技術開発センター内 (72)発明者 星野 秀信 東京都国分寺市戸倉４丁目１番15号 (56)参考文献 特開 平６−270065（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−108159（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−263671（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−45949（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) E03F 7/00 B08B 9/02 Continued on the front page (72) Inventor Yoshihiro Kanno 4-9-4 Shiba, Minato-ku, Tokyo Shibahama Building Inside Tosetsu Co., Ltd. (72) Inventor Haruo Iwasaki 4-9-4 Shiba, Minato-ku, Tokyo Shibahama Building Tosetsu Corporation (72) Inventor Kazunori Motomura 6-28-11 Minamioi, Shinagawa-ku, Tokyo Taniguchi Building Nisseinai (72) Inventor Kazuya Hirabayashi 6-28-11 Minamioi, Shinagawa-ku, Tokyo No. Taniguchi Building Nisseinai Co., Ltd. (72) Inventor Kenji Oshima 3-18-3 Daikan, Yamato-shi, Kanagawa Prefecture Inside Hakko Technology Development Center Co., Ltd. (72) Inventor Yukifumi Kubo 3-18 Daikan, Yamato-shi, Kanagawa No. 3 Inside the Hakko Technology Development Center Co., Ltd. (72) Inventor Hidenobu Hoshino 4-1-1-15 Tokura, Kokubunji-shi, Tokyo (56) References JP-A-6-270065 (JP, A) JP-A-8- 108159 (JP, A) JP-A-60-263671 (JP, A) JP-A-55-45949 (JP, U) (58) Fields investigated (Int. Cl. ⁷ , DB name) E03F 7/00 B08B 9/02

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 既設管路内面で気流搬送される研磨材に
よって管路内面の付着物を除去する既設管路のクリーニ
ング工法において、 上記既設管路の敷設方向一端部に吸引装置を連結し、 上記既設管路の敷設方向他端側には上記既設管路に連通
する研磨材の収容部を配置し、 上記研磨材の収容部は、その下部に研磨材排出口を備
え、その上部に小径の開口を備え、該開口は、その口径を変更することで上記既設管路内へ
の研磨材の供給を調整可能な構成であり、 上記吸引装置により上記既設管路内及び上記収容部内が
負圧化されるのに応じて上記研磨材の収容部に設けられ
ている上記開口から外気を取り込んで上記研磨材を押し
出し、管路内を気流搬送させることを特徴とする既設管
路のクリーニング工法。(57) [Claims] [Claim 1] In an existing pipeline cleaning method for removing deposits on the interior of a pipeline by an abrasive material that is carried by airflow on the interior of an existing pipeline, the laying direction of the existing pipeline is preferred. One end is connected to a suction device, and the other end of the existing pipeline in the laying direction is provided with an accommodating portion for the abrasive that communicates with the existing pipeline. A discharge port is provided, and a small-diameter opening is provided at the upper part thereof.
It is an adjustable configuration for supply of abrasive, from the opening provided in the housing portion of the abrasive according to the existing conduit and the housing part by the suction device is a negative pressure A method for cleaning an existing pipeline, wherein external air is taken in, the abrasive is extruded, and the inside of the pipeline is transported by airflow.