JP2004283804A

JP2004283804A - Apparatus for removing impurities in fluid pipe

Info

Publication number: JP2004283804A
Application number: JP2003082260A
Authority: JP
Inventors: Yusaku Ono; 裕策大野
Original assignee: Cosmo Koki Co Ltd
Current assignee: Cosmo Koki Co Ltd
Priority date: 2003-03-25
Filing date: 2003-03-25
Publication date: 2004-10-14
Anticipated expiration: 2023-03-25
Also published as: JP4117734B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To securely remove impurities, and also effectively wash a filter member even though the flow of fluid is changed in either of regular and reverse directions. <P>SOLUTION: The outlet end of a branch pipe 2a on the upper stream side and the inlet end of the branch pipe 2b on the down stream side are individually provided with two running water ports 6 being communicated with both branch pipes 2a and 2b and the inside of a case 3 so that one side of which communicates with the inside of a mesh filter 11. Also one side of the running water port 6 is provided with on-off valves 8 and 9 which allow the flow of city water from each of the branch pipes 2a and 2b to the inside of the filter mesh 11, and the other side of the running water port 6 is provided with the on-off valves 8 and 9 which allow the flow of city water from the inside of the case 3 to each of the branch pipes 2a and 2b, respectively. Further, within the mesh filter 11, a suction pipe 25 communicating with the atmosphere through a valve 23 and also having a suction port 27 allowing city water to suck from the outside of the mesh filter 11 is provided so as to enable rotation operation to be carried out from the outside thereof. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば水道管等の流体管内を流れる水道水中に混入した夾雑物を除去するための夾雑物除去装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
水道管においては、その本管に分岐管を接続するに際し、水道本管に穿孔又は切断工事を施すと、それらの施工事に金属粉が発生したり、切断部に錆が発生するなどして、これらが水道水中に混入することがある。
【０００３】
また、古い水道管等においては、内面の防錆が十分でないこともあり、錆等が発生して水道管内に混入することもあった。
【０００４】
このような夾雑物の混入した水道水が各家庭に供給されるのを防止するために、本願の出願人は、分岐管の管路の一部を切断し、この切断部に水密的に設けたケース内に、フィルタメッシュを収容して、水道水中に混入した夾雑物を効果的に除去するとともに、フィルタメッシュ内に吸引ノルズを設けて、フィルタメッシュに付着した夾雑物も除去しうるようにした夾雑物除去装置を既に提案している（例えば、特許文献１参照）。
【０００５】
【特許文献１】
特開平１０−１３７５１６号公報（第３−４頁、図１）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の夾雑物除去装置では、上流側の水道管の出口端が円筒状のフィルタメッシュの外周面に穿設された通孔と連通状に近接し、下流側の水道管の入口端が、フィルタメッシュの外面にそれと近接して配設されているため、装置内で逆流現象が発生すると、フィルタメッシュの内面に付着して捕集された夾雑物が剥離し、これが上流側の水道管に流入して本管の水道水に混入する恐れがある。
【０００７】
これは、水道本管では水が一方向のみに流れるが、管網が形成されていると、分岐管内では水の使用状態等により圧力変動が生じ、逆流現象が発生することがあるからである。
【０００８】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、流体の流れが正逆いずれの方向に変化しても、夾雑物を確実に捕捉して除去しうるとともに、フィルタ部材の洗浄も効果的に行うことができるようにした流体管の夾雑物除去装置を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の流体管の夾雑物除去装置は、流体管同士の接続部を覆うように装着されたケース内に、上下端が閉塞され、かつ内外を流体が通過しうるほぼ円筒形のフィルタ部材を設け、該フィルタ部材内に、その外側より流体を吸引可能な吸引口を有する上下方向を向く吸引管を、弁を介して大気と連通するように、かつ外部よりの回転操作により、前記フィルタ部材の内周面に沿って回転しうるように収容してなる流体管の夾雑物除去装置において、前記各流体管の互いに対向する開口部とフィルタ部材との間に、それぞれケース内と各流体管内とに連通する少なくとも２個ずつの通孔を、それら２個のうちの一方の通孔を前記フィルタ部材の内部に連通させて設けるとともに、該フィルタ部材の内部と連通する一方の通孔には、前記各流体管からフィルタ部材内への流体の流れを許容する開閉弁を、かつ前記他方の通孔には、ケース内から各流体管側への流れを許容する開閉弁を、それぞれ設けたことを特徴としている。
上記構成の本発明によれば、流体が両流体管内を正逆いずれの方向に流れても、２個ずつの開閉弁の作用により、必ずフィルタ部材内を通過してから各流体管内に流入するので、流体に混入した夾雑物はフィルタ部材の内面により捕捉され、かつ捕捉された夾雑物が剥離して再度流体に混入するということもない。
また、フィルタ部材の内面に付着した夾雑物は、吸引管の吸引口に流入する流体の圧力に剥離され、吸引口に流入して外部に排出される。
【００１０】
上記夾雑物除去装置において，吸引管は、フィルタ部材のほぼ中心に立設し、かつケースに回動自在に支持されている吸水本管と連通管を介して連通し、外部からの前記吸水本管の回転操作により、回転するのが好ましい。
このようにすると、吸引管がケースに回動自在に支持されている吸水本管と連動しているので、夾雑物除去時以外は吸引管が流体抵抗の少ない状態に常に保持できる。
【００１１】
上記夾雑物除去装置において，吸引管の吸引口の近傍かつ回転方向と反対側の外周面に、フィルタ部材の内周面に摺接する掻き落とし部材を設けるのが好ましい。
このようにすると、吸引管を回転させた際に、フィルタ部材の内周面に付着した夾雑物が、掻き落とし部材により強制的に剥離され、かつ同時に吸引口より吸い込まれて外部に速やかに排出される。
【００１２】
上記夾雑物除去装置において、吸引管に、その吸引口と連通する吸引口を有する補助吸引管を着脱可能に外嵌し、該補助吸引管の外周面に掻き落とし部材を設けるのが好ましい。
このようにすると、掻き落とし部材が損耗した際等に、吸引管はそのままで、補助吸引管のみを取外して掻き落とし部材を交換したりすることができる。
【００１３】
上記夾雑物除去装置において、補助吸引管を欠円筒状とするとともに、径方向に弾性変形しうるようにし、吸引管の外周面に弾性的に嵌着するのが好ましい。
このようにすると、ねじ等の固着手段が不要となるので、補助吸引管の着脱を容易に行うことができる。
【００１４】
上記夾雑物除去装置において、掻き落とし部材をブラシするのが好ましい。
このようにすると、フィルタ部材の内周面に傷を付けたりすることなく、付着した夾雑物を掻き落とすことができる。
【００１５】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【００１６】
図１は、本発明の夾雑物除去装置１を縦断して示す斜視図で、水道本管（図示略）に配管された分岐管２の管路の途中に設けられるものである。
【００１７】
夾雑物除去装置１のケース３は、分岐管２の軸線と直交する上下方向を向くほぼ円筒形をなし、その左右両側面に形成された開口面には、上流側の分岐管２ａの出口端に形成された拡径部４のフランジ５と、下流側の分岐管２ｂの入口端に形成された拡径部４のフランジ５とが、水密的にボルト止めされている。
【００１８】
両分岐管２ａ，２ｂの拡径部４内の開口端部には、ケース３内に連通する上下２個ずつの円形の通孔、すなわち流水口６，６を有する垂直の仕切板７，７が固定されている。左方の仕切板７における下部側の流水口６と、右方の仕切板７における上部側の流水口６には、水道水が正流状態、すなわち上流側の分岐管２ａから下流側の分岐管２ｂに向かって流れているときに開弁する正流用開閉弁８，８の上端が、ヒンジにより開閉自在に枢着されている。
【００１９】
すなわち、左方の開閉弁８は、上流側の分岐管２ａからケース３内への水道水の流れは許容するが、その逆の流れを阻止し、右方の開閉弁８は、ケース３内から下流側の分岐管２ｂへの水道水の流れは許容するが、その逆の流れを阻止するようになっている。
【００２０】
一方、左方の仕切板７の上部側の流水口６と、右方の仕切板７の下部側の流水口６には、上記とは反対に、逆流状態、すなわち下流側の分岐管２ｂから上流側の分岐管２ａ方向に水道水が流れた際に開弁する逆流用開閉弁９，９の上端が、開閉自在に枢着されている。
【００２１】
すなわち、左右の上下の開閉弁８，９は、一方が開弁しているときに、他方のものが逆止弁の働きをするようになっている。
【００２２】
左方の仕切板７の下部内面と、右方の仕切板７の下部内面とには、それぞれ下部側の流水口６と連通するとともに、先端の開口部が、後記する円筒状フィルタメッシュ１１の外周面に形成された通孔１７と連通する連通管１０，１０が取付けられている。
【００２３】
ケース３内には、夾雑物捕捉用の円筒形のフィルタメッシュ１１が、その上下両端を、ケース３の上蓋１２と底壁１３とにより挟持されて収容されている。
【００２４】
フィルタメッシュ１１の下端部内には、漏斗状断面の底板１４が嵌合され、その内底中央には、支持筒１５が固着されている。
【００２５】
ケース３の底壁１３と底板１４の中心には、貫通孔１６が、支持筒１５と連通状に穿設されている。
【００２６】
フィルタメッシュ１１の下部外周面の左右両側には、通孔１７，１７が対向状に穿設され、両通孔１７は、上記左右の連通管１０の先端と近接又は当接し、互いに連通している。
【００２７】
フィルタメッシュ１１内の中心には、下端が開口する吸水本管１８が、その下端部を上記支持筒１５内に回転自在に嵌合するとともに、上端に固着した回転軸１９を、上蓋１２の上面中央にボルト止めした保持部材２０の中心に嵌合された軸受ブッシュ２１内に、回転可能かつ上下方向に移動不能に挿通して保持することにより、上端部の角軸部１９ａに装着したハンドル（図示略）の操作により回転しうるように収容されている。
【００２８】
ケース３における上記底壁１３の貫通孔１６には、レバー２２の操作で開閉されるバタフライ弁２３を有する排水管２４が、上記吸水本管１８と大気とに連通されて取付けられている。
【００２９】
吸水本管１８の側面には、図２及び図３にも示すように、フィルタメッシュ１１の内周面と近接するとともに、上下寸法がフィルタメッシュ１１とほぼ等長をなす吸引管２５が、上下３本の支持連通管２６をもって、吸水本管１８と連通状に垂直に支持されている。
【００３０】
吸引管２５の外方の外周面には、円形の複数個の吸引ノズル２７が一定間隔おきに穿設されている。
【００３１】
吸水本管１８における支持筒１５内に位置する下部外周面には、支持筒１５に形成した排出孔（図示略）と連通可能な複数の排出孔２８（図３参照）が穿設され、フィルタメッシュ１１の底板１４上に堆積した夾雑物を排水管２４を介して排出しうるようになっている。
【００３２】
次に、上記実施形態の夾雑物除去装置についての作用を説明する。
【００３３】
図１の矢印で示すように、分岐管２内を水道水が正流状態で流れているときには、左方の仕切板７に設けた正流用開閉弁８が開き、水道水はフィルタメッシュ１１内に流入したのち、それを通過して外側に流出し、右方の仕切板７の正流用開閉弁８を開いて下流側の分岐管２ｂに流れ込む。この時、吸引管２５は吸水本管１８がケース３に対して回動自在に支持されているので水流の流れに対して抵抗のない位置に、即ち図１に示すような下流方向に向いた位置に維持される。
【００３４】
この際、水道水に混入している比較的比重の大きい夾雑物は、フィルタメッシュ１１内において沈降し、その底板１４上に堆積する。
【００３５】
沈降しなかった夾雑物は、フィルタメッシュ１１により捕捉され、その内周面に付着する。従って、下流側の分岐管２ｂには、夾雑物の除去された水道水が流れ込むようになる。
【００３６】
一方、水の使用状態等により、分岐管２内に圧力変動が生じ、逆流現象が発生すると、上記とは反対に、右方の仕切板７の逆流用開閉弁９がまず開いて、逆流した水道水がフィルタメッシュ１１内に流入し、その外側に流出した水道水は、左方の仕切板７の逆流用開閉弁９を開いて、上流側の分岐管２ａに逆流する。
【００３７】
この際において、逆流した水道水はフィルタメッシュ１１内に一旦流入し、それを通過して流出されるため、フィルタメッシュ１１の内周面に付着している夾雑物が剥離し、上流側の分岐管２ａに再度混入することはない。
【００３８】
フィルタメッシュ１１の内周面への夾雑物の付着量が増加し、水道水の流通抵抗が大きくなった際には、次のようにして、フィルタメッシュ１１の内周面を洗浄することができる。
【００３９】
まず、排水管２４のバタフライ弁２３を開いて、排水管２４よ吸水本管１８とを大気と連通させる。すると、ケース３内の水圧と大気圧との差圧により、水道水がフィルタメッシュ１１の外側から吸引管２５の複数の吸引ノズル２７に向かって勢いよく流入し、支持連通管２６、吸水本管１８及び排水管２４を通って外部に排水される。
【００４０】
これにより、吸引管２５の外周面と対向しているフィルタメッシュ１１の内周面に付着した夾雑物が剥離され、吸引ノズル２７に吸込まれて外部に排出される。
【００４１】
この状態で、回転軸１９上端の角軸部１９ａをハンドル等により緩速で複数回回転させ、吸引管２５をフィルタメッシュ１１の内面の夾雑物捕捉領域全体に亘って回転させることにより、フィルタメッシュ１１の内周面全体に付着している夾雑物が剥離されて外部に排出される。
【００４２】
フィルタメッシュ１１の底板１３上に堆積している夾雑物は、吸水本管１８の下端部の排出孔２８より吸込まれて外部に排出される。
【００４３】
上記フィルタメッシュ１１の洗浄作業は、不断水状態で行うことができるとともに、別の洗浄水を用いることなく、分岐管２を流れる水道水を用いて洗浄しうる利点がある。
【００４４】
図４及び図５は、吸引管２５の他の実施形態を示すもので、吸引管２５の外周面に、その各吸引ノズル２７と連通する吸引孔２９を有するとともに、それと近接する回転方向と反対側の側面に、ブラシ３０を全長に亘って植設してなる欠円筒状の補助吸引管３１を嵌着したものである。
【００４５】
補助吸引管３１は、径方向に弾性変形可能なステンレス材又は合成樹脂材等よりなり、拡径させて吸引管２５に嵌合することにより、その弾性保持力により固着されている。
【００４６】
また、外周の上下方向を向く開口部の対向端を、支持連通管２６の外周面に当接させることにより、円周方向への回り止めがなされている。
【００４７】
図５に示すように、ブラシ３０をフィルタメッシュ１１の内周面に摺接させて矢印方向に回転させることにより、フィルタメッシュ１１の内周面に付着している夾雑物Ｓがブラシ３０により掻き落とされ、かつ掻き落とされた夾雑物Ｓは、吸引孔２９により吸込まれて速やかに排出されるようになる。
【００４８】
従って、フィルタメッシュ１１に付着した夾雑物の除去が効果的に行われ、吸引管２５を回転させる回数やメンテナンスの回数が少なくて済む。
【００４９】
なお、上述のような補助吸引管３１を省略して、ブラシ３０を、吸引管２５の吸引ノズル２７と近接する側方の面に、直接植設したり、貼着したりしてもよい。
【００５０】
また、掻き落とし部材は、上記ブラシ３０の代わりに、櫛状部材又は弾性変形可能なゴム板等を用いることもできる。
【００５１】
さらに、吸引管２５の吸引ノズル２７及び補助吸引管３１の吸引孔２９は、円形孔に代えて、上下方向に連続するスリット状の吸引口としてもよい。
【００５２】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
【００５３】
例えば、左右の仕切板７に、正流状態で流れる水道水の流水口６を複数設け、そのそれぞれに開閉弁８を設けて、水道水の流通面積を大とするようにしてもよい。
【００５４】
また、開閉弁８，９をばね等により常時開弁方向に付勢するようにしてもよい。
【００５５】
吸引管２５を、例えば１８０°反対側に追加して設けてもよい。
【００５６】
フィルタ部材としてフィルタメッシュ１１を用いているが、多数の小孔が穿設されたパンチングプレートを用いることもある。
【００５７】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【００５８】
（ａ）請求項１に記載の発明によれば、流体が両流体管内を正逆いずれの方向に流れても、２個ずつの開閉弁の作用により、必ずフィルタ部材内を通過してから各流体管内に流入するので、流体に混入した夾雑物はフィルタ部材の内面により捕捉され、かつ一旦捕捉された夾雑物が剥離して流体に混入するということもない。
また、フィルタ部材の内面に付着した夾雑物は、吸引管の吸引口に流入する流体の圧力により剥離され、吸引口に流入して外部に排出されるので、フィルタ部材のメンテナンスが容易であり、流体管が水道管である場合には、長期に亘って水質が保証される。
【００５９】
（ｂ）請求項２に記載の発明によれば、吸引管がケースに回動自在に支持されている吸水本管と連動しているので、夾雑物除去時以外は吸引管が流体抵抗の少ない状態に常に保持できる。
【００６０】
（ｃ）請求項３に記載の発明によれば、吸引管を回転させた際に、フィルタ部材の内周面に付着した夾雑物が、掻き落とし部材により強制的に剥離され、かつ同時に吸引口より吸込まれて外部に速やかに排出されるので、フィルタ部材の洗浄効果が高まる。
【００６１】
（ｄ）請求項４に記載の発明によれば、掻き落とし部材が損耗した際等に、吸引管はそのままで、補助吸引管のみを取外して、掻き落とし部材を交換したりすることができる。
【００６２】
（ｅ）請求項５に記載の発明によれば、ねじ等の固着手段やねじ孔等が不要となるので、補助吸引管の着脱が容易となり、かつ部品点数や加工工数も削減される。
【００６３】
（ｆ）請求項６に記載の発明によれば、フィルタ部材の内周面に傷を付けたりすることなく、夾雑物を掻き落とすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の夾雑物除去装置を縦断して示す斜視図である。
【図２】同じく、フィルタメッシュと吸水本管及び吸引管の横断平面図である。
【図３】同じく、吸水本管と吸引管の斜視図である。
【図４】吸引管の他の実施形態を示す拡大部分斜視図である。
【図５】同じく、図４の吸引管による作用を説明する横断平面図である。
【符号の説明】
１夾雑物除去装置
２分岐管（流体管）
２ａ上流側の分岐管
２ｂ下流側の分岐管
３ケース
４拡径部
５フランジ
６流水口（通孔）
７仕切板
８正流用開閉弁
９逆流用開閉弁
１０連通管
１１フィルタメッシュ（フィルタ部材）
１２上蓋
１３底壁
１４底板
１５支持筒
１６貫通孔
１７通孔
１８吸水本管
１９回転軸
１９ａ角軸部
２０保持部材
２１軸受ブッシュ
２２レバー
２３バタフライ弁
２４排水管
２５吸引管
２６支持連通管
２７吸引ノズル（吸引口）
２８排出孔
２９吸引孔
３０ブラシ（掻き落とし部材）
３１補助吸引管
Ｓ夾雑物[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a contaminant removal device for removing contaminants mixed in tap water flowing in a fluid pipe such as a water pipe.
[0002]
[Prior art]
In water pipes, when connecting a branch pipe to the main pipe, if drilling or cutting work is performed on the water main pipe, metal powder will be generated in those construction work, rust will be generated at the cut part, etc. May be mixed into tap water.
[0003]
In addition, in old water pipes and the like, rust prevention on the inner surface may not be sufficient, and rust may be generated and mixed into the water pipe.
[0004]
In order to prevent the tap water mixed with such contaminants from being supplied to each household, the applicant of the present application cuts a part of the conduit of the branch pipe, and water-tightly provided the cut portion. In the case, a filter mesh is housed to effectively remove impurities mixed in tap water, and a suction nose is provided in the filter mesh so that impurities attached to the filter mesh can be removed. A contaminant removal device has already been proposed (for example, see Patent Document 1).
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-10-137516 (page 3-4, FIG. 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional contaminant removal device, the outlet end of the upstream water pipe is in close communication with the through hole formed in the outer peripheral surface of the cylindrical filter mesh, and the inlet end of the downstream water pipe is closed. Since a backflow phenomenon occurs in the apparatus because the filter mesh is disposed close to the outer surface of the filter mesh, the contaminants adhered to the inner surface of the filter mesh and peeled off are separated, and this is an upstream water pipe. And may enter the mains tap water.
[0007]
This is because water flows only in one direction in a water main, but when a pipe network is formed, pressure fluctuations occur in the branch pipe due to the use condition of water, etc., and a backflow phenomenon may occur. .
[0008]
The present invention has been made in order to solve the above-mentioned problems, and it is possible to reliably capture and remove contaminants even if the flow of the fluid changes in either the forward or reverse direction, and to clean the filter member. It is an object of the present invention to provide an apparatus for removing contaminants from a fluid pipe which can be effectively performed.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the apparatus for removing contaminants of a fluid pipe according to the present invention has an upper end and a lower end which are closed in a case mounted so as to cover a connection part between the fluid pipes, and a fluid passes through the inside and the outside. A substantially cylindrical filter member is provided, and a vertically oriented suction pipe having a suction port capable of sucking a fluid from the outside thereof is provided inside the filter member so as to communicate with the atmosphere via a valve, and from the outside. In the apparatus for removing contaminants of a fluid pipe housed so as to be rotatable along the inner peripheral surface of the filter member by the rotation operation of And at least two through holes communicating with the inside of the case and the inside of the fluid pipes, respectively, and one of the two through holes is provided so as to communicate with the inside of the filter member. One who communicates The through hole has an opening / closing valve that allows the flow of fluid from each of the fluid pipes into the filter member, and the other through hole has an opening / closing valve that allows the flow from the inside of the case to each of the fluid pipes. Are provided respectively.
According to the present invention having the above configuration, even if the fluid flows in both fluid pipes in either the forward or reverse direction, the fluid always flows through the filter member and flows into each fluid pipe by the action of the two on-off valves. Therefore, the foreign matter mixed into the fluid is captured by the inner surface of the filter member, and the captured foreign matter does not peel off and mix into the fluid again.
Further, the contaminants adhering to the inner surface of the filter member are separated by the pressure of the fluid flowing into the suction port of the suction pipe, flow into the suction port, and are discharged to the outside.
[0010]
In the above contaminant removing device, the suction pipe is provided upright at substantially the center of the filter member and communicates with a water absorption main pipe rotatably supported by a case through a communication pipe, and the suction pipe from the outside is provided. Preferably, the tube is rotated by a rotating operation of the tube.
With this configuration, the suction pipe is interlocked with the water suction main pipe rotatably supported by the case, so that the suction pipe can always be kept in a state of low fluid resistance except when removing foreign substances.
[0011]
In the above contaminant removing device, it is preferable to provide a scraping member that is in sliding contact with the inner peripheral surface of the filter member on the outer peripheral surface near the suction port of the suction pipe and on the side opposite to the rotation direction.
In this way, when the suction tube is rotated, the contaminants adhered to the inner peripheral surface of the filter member are forcibly peeled off by the scraping member, and are simultaneously sucked from the suction port and quickly discharged to the outside. Is done.
[0012]
In the contaminant removing device, it is preferable that an auxiliary suction pipe having a suction port communicating with the suction port is detachably fitted to the suction pipe, and a scraping member is provided on an outer peripheral surface of the auxiliary suction pipe.
In this way, when the scraping member is worn, the scraping member can be replaced by removing only the auxiliary suction tube while leaving the suction tube as it is.
[0013]
In the above contaminant removing device, it is preferable that the auxiliary suction pipe is formed in a partially cylindrical shape, is elastically deformable in a radial direction, and is elastically fitted to the outer peripheral surface of the suction pipe.
This eliminates the need for fixing means such as screws, so that the auxiliary suction tube can be easily attached and detached.
[0014]
In the above contaminant removing device, it is preferable to brush the scraping member.
In this way, the attached foreign substances can be scraped off without damaging the inner peripheral surface of the filter member.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
FIG. 1 is a perspective view of a foreign matter removing device 1 according to the present invention, which is provided in the middle of a branch pipe 2 provided in a water main pipe (not shown).
[0017]
The case 3 of the contaminant removal device 1 has a substantially cylindrical shape that is vertically oriented perpendicular to the axis of the branch pipe 2, and has opening surfaces formed on both left and right sides thereof, and has an outlet end of the upstream branch pipe 2 a. And a flange 5 of the enlarged diameter portion 4 formed at the inlet end of the downstream branch pipe 2b are bolted in a watertight manner.
[0018]
Vertical partition plates 7, 7 having two upper and lower circular through holes communicating with the case 3, that is, flowing water ports 6, 6, are provided at open ends in the enlarged diameter portion 4 of the two branch pipes 2 a, 2 b. Has been fixed. The tap water is in a normal flow state, that is, the downstream branch port 2a is downstream from the upstream branch pipe 2a in the lower flow port 6 in the left partition plate 7 and the upper flow port 6 in the right partition plate 7. The upper ends of the on-off valves 8 and 8, which open when flowing toward the pipe 2b, are pivotally connected by hinges so as to be openable and closable.
[0019]
That is, the left on-off valve 8 allows the flow of tap water from the upstream branch pipe 2a into the case 3, but prevents the reverse flow, and the right on-off valve 8 Although the flow of tap water from the to the downstream branch pipe 2b is allowed, the reverse flow is prevented.
[0020]
On the other hand, the water outlet 6 on the upper side of the left partition plate 7 and the water outlet 6 on the lower side of the right partition plate 7 have a reverse flow state, that is, from the downstream branch pipe 2b. The upper ends of the on-off valves 9, 9 that open when tap water flows in the direction of the upstream branch pipe 2 a are pivotally connected to be openable and closable.
[0021]
That is, when one of the left and right upper and lower on-off valves 8 and 9 is open, the other acts as a check valve.
[0022]
The lower inner surface of the left partition plate 7 and the lower inner surface of the right partition plate 7 communicate with the lower water inlet 6, respectively, and the opening at the tip is formed by a cylindrical filter mesh 11 described later. The communication pipes 10, 10 communicating with the through holes 17 formed on the outer peripheral surface are attached.
[0023]
In the case 3, a cylindrical filter mesh 11 for trapping foreign substances is accommodated with its upper and lower ends sandwiched between an upper lid 12 and a bottom wall 13 of the case 3.
[0024]
A bottom plate 14 having a funnel-shaped cross section is fitted into the lower end of the filter mesh 11, and a support cylinder 15 is fixed to the center of the inner bottom.
[0025]
A through hole 16 is formed in the center of the bottom wall 13 and the bottom plate 14 of the case 3 so as to communicate with the support cylinder 15.
[0026]
On both left and right sides of the lower outer peripheral surface of the filter mesh 11, through holes 17, 17 are formed so as to face each other, and the both through holes 17 come into close proximity or contact with the tips of the left and right communication pipes 10 and communicate with each other. I have.
[0027]
At the center of the filter mesh 11, a water-absorbing main pipe 18 having an open lower end is rotatably fitted at the lower end thereof into the support cylinder 15, and a rotating shaft 19 fixed to the upper end is attached to the upper surface of the upper lid 12. A handle (e.g., a handle attached to the square shaft portion 19a at the upper end portion) is inserted through a bearing bush 21 fitted to the center of the holding member 20 bolted at the center so as to be rotatable and immovable in the vertical direction. (Not shown) so as to be rotatable.
[0028]
A drain pipe 24 having a butterfly valve 23 that is opened and closed by operation of a lever 22 is attached to the through hole 16 of the bottom wall 13 of the case 3 so as to communicate with the water main pipe 18 and the atmosphere.
[0029]
As shown in FIGS. 2 and 3, a suction pipe 25 which is close to the inner peripheral surface of the filter mesh 11 and whose vertical dimension is substantially equal to the length of the filter mesh 11 is provided on the side surface of the water absorption main pipe 18. It is vertically supported in communication with the water absorption main pipe 18 by three support communication pipes 26.
[0030]
A plurality of circular suction nozzles 27 are formed at regular intervals on the outer peripheral surface of the outside of the suction tube 25.
[0031]
A plurality of discharge holes 28 (see FIG. 3) that can communicate with discharge holes (not shown) formed in the support tube 15 are formed in a lower outer peripheral surface of the water absorption main pipe 18 located inside the support tube 15, and a filter is provided. Impurities deposited on the bottom plate 14 of the mesh 11 can be discharged through a drain pipe 24.
[0032]
Next, the operation of the impurity removing device of the above embodiment will be described.
[0033]
As shown by the arrow in FIG. 1, when tap water is flowing in the branch pipe 2 in a normal flow state, the open / close valve 8 for positive flow provided on the left partition plate 7 opens, and the tap water flows through the filter mesh 11. After that, it passes through it and flows out to the outside, opens the positive flow on-off valve 8 of the right partition plate 7, and flows into the downstream branch pipe 2b. At this time, the suction pipe 25 is directed to a position where there is no resistance to the flow of the water flow, that is, the downstream direction as shown in FIG. 1 since the water suction main pipe 18 is rotatably supported with respect to the case 3. Maintained in position.
[0034]
At this time, impurities having a relatively large specific gravity mixed in the tap water settle in the filter mesh 11 and deposit on the bottom plate 14 thereof.
[0035]
The impurities that have not settled are captured by the filter mesh 11 and adhere to the inner peripheral surface thereof. Therefore, tap water from which impurities have been removed flows into the downstream branch pipe 2b.
[0036]
On the other hand, when a pressure fluctuation occurs in the branch pipe 2 due to the use state of water and the like, and a backflow phenomenon occurs, contrary to the above, the backflow opening / closing valve 9 of the right partition plate 7 first opens and flows backward. The tap water flows into the filter mesh 11, and the tap water flowing out of the filter mesh 11 opens the backflow on-off valve 9 of the left partition plate 7 and flows back to the upstream branch pipe 2 a.
[0037]
At this time, the tap water that has flowed back flows into the filter mesh 11 once, passes through it, and flows out. Therefore, impurities adhering to the inner peripheral surface of the filter mesh 11 are separated, and the upstream branching is performed. It does not mix again into the tube 2a.
[0038]
When the amount of impurities attached to the inner peripheral surface of the filter mesh 11 increases and the flow resistance of tap water increases, the inner peripheral surface of the filter mesh 11 can be cleaned as follows. .
[0039]
First, the butterfly valve 23 of the drain pipe 24 is opened, and the drain pipe 24 and the water absorption main pipe 18 are communicated with the atmosphere. Then, due to the pressure difference between the water pressure in the case 3 and the atmospheric pressure, the tap water vigorously flows from the outside of the filter mesh 11 toward the plurality of suction nozzles 27 of the suction pipe 25, and the support communication pipe 26, the water suction main pipe Drained to the outside through 18 and the drain pipe 24.
[0040]
As a result, impurities adhering to the inner peripheral surface of the filter mesh 11 facing the outer peripheral surface of the suction pipe 25 are peeled off, sucked into the suction nozzle 27 and discharged to the outside.
[0041]
In this state, the angular shaft portion 19a at the upper end of the rotating shaft 19 is rotated a plurality of times slowly with a handle or the like, and the suction tube 25 is rotated over the entire impurity capturing area on the inner surface of the filter mesh 11, thereby obtaining the filter mesh. Contaminants adhering to the entire inner peripheral surface of 11 are peeled off and discharged to the outside.
[0042]
Impurities deposited on the bottom plate 13 of the filter mesh 11 are sucked through the discharge hole 28 at the lower end of the water absorption main pipe 18 and discharged to the outside.
[0043]
The operation of cleaning the filter mesh 11 can be performed in a water-free state, and there is an advantage that the filter mesh 11 can be cleaned using tap water flowing through the branch pipe 2 without using another cleaning water.
[0044]
FIGS. 4 and 5 show another embodiment of the suction pipe 25. The suction pipe 25 has a suction hole 29 communicating with each suction nozzle 27 on the outer peripheral surface thereof, and is opposite to the rotation direction adjacent thereto. The auxiliary suction pipe 31 in the form of a cylinder having the brush 30 implanted over the entire length is fitted to the side surface of the side.
[0045]
The auxiliary suction pipe 31 is made of a stainless steel or synthetic resin material that can be elastically deformed in the radial direction, and is fixed by its elastic holding force by fitting the suction pipe 25 with an expanded diameter.
[0046]
Further, the opposite end of the opening facing the upper and lower direction of the outer periphery is brought into contact with the outer peripheral surface of the support communication pipe 26 to thereby prevent rotation in the circumferential direction.
[0047]
As shown in FIG. 5, by rotating the brush 30 in the direction of the arrow by sliding the brush 30 against the inner peripheral surface of the filter mesh 11, the impurities S attached to the inner peripheral surface of the filter mesh 11 are scraped by the brush 30. The dropped and scraped impurities S are sucked through the suction holes 29 and quickly discharged.
[0048]
Accordingly, the removal of the foreign substances adhering to the filter mesh 11 is effectively performed, and the number of times of rotating the suction pipe 25 and the number of times of maintenance can be reduced.
[0049]
The brush 30 may be directly implanted or attached to the side surface of the suction tube 25 adjacent to the suction nozzle 27, omitting the auxiliary suction tube 31 as described above.
[0050]
Further, instead of the brush 30, a comb-like member or an elastically deformable rubber plate can be used as the scraping member.
[0051]
Further, the suction nozzle 27 of the suction tube 25 and the suction hole 29 of the auxiliary suction tube 31 may be slit-shaped suction ports that are continuous in the vertical direction instead of the circular holes.
[0052]
The present invention is not limited to the above embodiment.
[0053]
For example, the left and right partition plates 7 may be provided with a plurality of tap water outlets 6 flowing in a normal flow state, and an opening / closing valve 8 may be provided for each of them, so that the tap water circulation area is increased.
[0054]
Further, the on-off valves 8, 9 may be constantly urged in the valve opening direction by a spring or the like.
[0055]
A suction tube 25 may be additionally provided, for example, on the opposite side by 180 °.
[0056]
Although the filter mesh 11 is used as the filter member, a punching plate having a large number of small holes may be used.
[0057]
【The invention's effect】
According to the present invention, the following effects can be obtained.
[0058]
(A) According to the first aspect of the present invention, even if the fluid flows in both the forward and reverse directions in both fluid pipes, each fluid must pass through the filter member by the action of two on-off valves. Since the fluid flows into the fluid pipe, impurities mixed in the fluid are trapped by the inner surface of the filter member, and the trapped impurities are not separated and mixed into the fluid.
In addition, impurities adhering to the inner surface of the filter member are separated by the pressure of the fluid flowing into the suction port of the suction pipe, flow into the suction port and are discharged to the outside, so that maintenance of the filter member is easy, When the fluid pipe is a water pipe, water quality is guaranteed for a long time.
[0059]
(B) According to the second aspect of the present invention, since the suction pipe is interlocked with the water absorption main pipe rotatably supported by the case, the suction pipe has a low fluid resistance except when removing impurities. Can always be kept in a state.
[0060]
(C) According to the third aspect of the invention, when the suction tube is rotated, the foreign substances adhered to the inner peripheral surface of the filter member are forcibly peeled off by the scraping member, and at the same time, the suction port is rotated. Since it is more sucked and quickly discharged to the outside, the effect of cleaning the filter member is enhanced.
[0061]
(D) According to the invention as set forth in claim 4, when the scraping member is worn or the like, it is possible to replace the scraping member by removing only the auxiliary suction tube while leaving the suction tube as it is.
[0062]
(E) According to the fifth aspect of the present invention, since a fixing means such as a screw, a screw hole, and the like are not required, the attachment and detachment of the auxiliary suction tube becomes easy, and the number of parts and the number of processing steps are reduced.
[0063]
(F) According to the invention as set forth in claim 6, impurities can be scraped off without damaging the inner peripheral surface of the filter member.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a foreign matter removing device of the present invention in a longitudinal section.
FIG. 2 is a cross-sectional plan view of a filter mesh, a water absorption main pipe, and a suction pipe.
FIG. 3 is a perspective view of a water absorption main pipe and a suction pipe.
FIG. 4 is an enlarged partial perspective view showing another embodiment of the suction tube.
5 is a cross-sectional plan view illustrating the operation of the suction tube in FIG. 4;
[Explanation of symbols]
1 Contaminant removal device 2 Branch pipe (fluid pipe)
2a Upstream branch pipe 2b Downstream branch pipe 3 Case 4 Large-diameter section 5 Flange 6 Flowing water port (through hole)
7 Partition plate 8 Direct flow on-off valve 9 Reverse flow on-off valve 10 Communication pipe 11 Filter mesh (filter member)
12 Top lid 13 Bottom wall 14 Bottom plate 15 Support cylinder 16 Through hole 17 Through hole 18 Water absorption main pipe 19 Rotating shaft 19a Square shaft section 20 Holding member 21 Bearing bush 22 Lever 23 Butterfly valve 24 Drain pipe 25 Suction pipe 26 Support communication pipe 27 Suction Nozzle (suction port)
28 Discharge hole 29 Suction hole 30 Brush (scraping member)
31 Auxiliary suction tube S Contaminants

Claims

流体管同士の接続部を覆うように装着されたケース内に、上下端が閉塞され、かつ内外を流体が通過しうるほぼ円筒形のフィルタ部材を設け、該フィルタ部材内に、その外側より流体を吸引可能な吸引口を有する上下方向を向く吸引管を、弁を介して大気と連通するように、かつ外部よりの回転操作により、前記フィルタ部材の内周面に沿って回転しうるように収容してなる流体管の夾雑物除去装置において、前記各流体管の互いに対向する開口部とフィルタ部材との間に、それぞれケース内と各流体管内とに連通する少なくとも２個ずつの通孔を、それら２個のうちの一方の通孔を前記フィルタ部材の内部に連通させて設けるとともに、該フィルタ部材の内部と連通する一方の通孔には、前記各流体管からフィルタ部材内への流体の流れを許容する開閉弁を、かつ前記他方の通孔には、ケース内から各流体管側への流れを許容する開閉弁を、それぞれ設けたことを特徴とする流体管の夾雑物除去装置。A substantially cylindrical filter member whose upper and lower ends are closed and through which fluid can pass inside and outside is provided in a case mounted so as to cover a connection portion between the fluid pipes, and a fluid is provided inside the filter member from the outside. A suction pipe having a suction port capable of suctioning the suction pipe is connected to the atmosphere through a valve, and can be rotated along the inner peripheral surface of the filter member by a rotation operation from the outside. In the contaminant removal device for a fluid pipe housed therein, at least two through holes communicating with the inside of the case and the inside of each fluid pipe are provided between the opening and the filter member of the fluid pipe facing each other. One of the two holes is provided so as to communicate with the inside of the filter member, and one of the through holes communicating with the inside of the filter member has a fluid from each of the fluid pipes into the filter member. The flow of Off valve to volume, and wherein the other of the through-holes, impurity removing device of a fluid pipe, characterized in that the opening and closing valve that allows flow into the fluid pipe side from the case, provided respectively.

吸引管は、フィルタ部材のほぼ中心に立設し、かつケースに回動自在に支持されている吸水本管と連通管を介して連通し、外部からの前記吸水本管の回転操作により、回転する請求項１に記載の流体管の夾雑物除去装置。The suction pipe is erected substantially at the center of the filter member, and communicates with a water absorption main pipe rotatably supported by a case through a communication pipe. The suction pipe is rotated by an external rotation operation of the water absorption main pipe. The apparatus for removing impurities from a fluid pipe according to claim 1.

吸引管の吸引口の近傍かつ回転方向と反対側の外周面に、フィルタ部材の内周面に摺接する掻き落とし部材を設けた請求項１または２に記載の流体管の夾雑物除去装置。The apparatus for removing impurities from a fluid pipe according to claim 1 or 2, wherein a scraping member is provided on an outer peripheral surface of the suction tube near the suction port and on a side opposite to the rotation direction, the scraping member being in sliding contact with the inner peripheral surface of the filter member.

吸引管に、その吸引口と連通する吸引口を有する補助吸引管を着脱可能に外嵌し、該補助吸引管の外周面に掻き落とし部材を設けた請求項３に記載の流体管の夾雑物除去装置。4. The fluid pipe according to claim 3, wherein an auxiliary suction pipe having a suction port communicating with the suction port is detachably fitted to the suction pipe, and a scraping member is provided on an outer peripheral surface of the auxiliary suction pipe. Removal device.

補助吸引管を欠円筒状とするとともに、径方向に弾性変形しうるようにし、吸引管の外周面に弾性的に嵌着した請求項４に記載の流体管の夾雑物除去装置。5. The apparatus for removing impurities from a fluid pipe according to claim 4, wherein the auxiliary suction pipe has a cylindrical shape, is elastically deformable in a radial direction, and is elastically fitted to an outer peripheral surface of the suction pipe.

掻き落とし部材をブラシとした請求項３ないし５いずれかに記載の流体管の夾雑物除去装置。6. The apparatus for removing contaminants in a fluid pipe according to claim 3, wherein the scraping member is a brush.