JP3409171B2 - A/d変換器を構成するための折返し増幅器 - Google Patents

A/d変換器を構成するための折返し増幅器

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JP3409171B2
JP3409171B2 JP04941096A JP4941096A JP3409171B2 JP 3409171 B2 JP3409171 B2 JP 3409171B2 JP 04941096 A JP04941096 A JP 04941096A JP 4941096 A JP4941096 A JP 4941096A JP 3409171 B2 JP3409171 B2 JP 3409171B2
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    • HELECTRICITY
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    • H03M1/12Analogue/digital converters
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  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折返し増幅器に、入力
信号として電流信号が供給され、かつ出力信号としてV
字型の経過を有する電流信号を発生する、特許請求の範
囲第1項の上位概念に記載の折返し増幅器に関する。さ
らに本発明は、その構成にこのような折返し増幅器を利
用するA/D変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】A/D変換器の構成のために折返し増幅
器を利用することは、例えばエレクトロニーク197
6、第12号、第36−42ページにより公知であり、
ここでは図1により縦続構造のA/D変換器が記載され
ており、この縦続構造の段Si(i=1、・・・、n)
は、それぞれ折返し増幅器Fi(i=1、・・・、n)
及び比較器Ki(i=1、・・・、n)から構成されて
いる。アナログ信号U1をデジタル化すべき場合、一方
において比較器K1により符号が確定され、かつ他方に
おいて折返し増幅器F1により出力信号U2が形成さ
れ、かつ第2の段S2に供給され、ここで同じ処理を受
けるようにする。比較器Kiの出力端子それぞれに、電
圧の符号に応じたデジタル値が現われるので、これらデ
ジタル値(Di(i=1、・・・、n)が、デジタルワ
ード(D1,D2、・・・、Dn)を形成する。
【0003】折返し増幅器Fi(i=1、・・・、n)
は、図2(b)及び図2(c)により伝達関数を示すよ
うに、値形成とシフトによりV−特性曲線を形成する。
したがって図2(a)に示したような直線入力電圧範囲
は、第1の段S1の折返し増幅器F1により図2(b)
による単純な折返しに、かつ第2の段S2の折返し増幅
器F2により図2(c)による2重の折返しに変換され
る。最後の段Snにおいて、折返し増幅器Fnは、n重
の折返しを形成する。
【0004】比較器Kiから出力されるビットパターン
は、いわゆるグレイコードに相当する。
【0005】IEEEジャーナル・オブ・ソリッドース
テート・サーキッツ、第sc−14巻、第6号、197
9年12月、第938ないし943ページに、高速7ビ
ットA/D変換器を構成する折返し増幅器が記載されて
いる。この折返し増幅器及びその伝達関数は、図3
(a)及び図3(b)に記載されている。この折返し増
幅器は、4つのnpnトランジスタT1−T4からな
り、これラトランジスタのベースは、補助電圧源V1に
接続されている。さらにこれラトランジスタT1ないし
T4のそれぞれのエミッタは、基準電流源に接続されて
おり、その際、これら基準電流源は、等しい値のそれぞ
れ1つの電流Iを発生する。3つのダイオードD1ない
しD3は、この回路のその他の重要な要素をなしてお
り、これらダイオードは、それぞれ2つのトランジスタ
T1及びT2、T2及びT3、又はT3及びT4のエミ
ッタの間に接続されている。最後に両方のトランジスタ
T1及びT3のコレクタは、共通のコレクタ抵抗R1に
通じ、かつ相応して両方のトランジスタT2及びT4の
コレクタは、同様に共通のコレクタ抵抗R2に通じてい
る。これら両方のコレクタ抵抗R1及びR2における差
電圧は、出力電圧Voutを形成する。
【0006】回路は、入力電流範囲0≦Iin≦4Iに
対して設けられている。範囲0≦Iin≦Iにおいてト
ランジスタT1を通ってI−Iinが流れるが、一方ト
ランジスタT2ないしT4は、全電流Iを流す。Iin
=I以後、トランジスタT2は電流を流さない。トラン
ジスタT1のエミッタ電位が上昇し、かつダイオードD
1は導通になる。範囲I≦Iin≦2Iにおいてトラン
ジスタT2を通って2I−Iinが流れる。トランジス
タT1は電流を流さず、トランジスタT3及びT4は、
電流Iを流す。それから電流Iinがそれさらに上昇す
るとともに、トランジスタT2も電流を流さず、かつト
ランジスタT3は、この時導通したダイオードD2を介
して区間21≦Iin≦3Iにおいて差形成を受持つ。
Iin=4I以後、すべてのトランジスタは遮断され、
かつダイオードD4は、入力電圧の無制限の上昇を阻止
する。共通のコレクタ抵抗におけるコレクタ電流の重畳
により、図3(b)による出力電圧の電圧経過が生じ
る。4つの比較器によりダイオード電圧を監視すること
により、2ビットの情報内容が生じる。
【0007】デジタル出力信号は、比較器によりそれぞ
れダイオードDiの不導通又は導通状態を確認すること
によって得られる。出力電圧Voutは、別の折返し増
幅器又はA/D並列変換器に供給することができる。
【0008】図3(a)に示された折返し増幅器は、2
段のA/D変換器を構成するために利用される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
な回路構成を有し、低い給電電圧に適しており、ダイナ
ミックに同様に動作し、かつ多様にA/D変換器の構成
に適している、初めに述べたような折返し増幅器を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この解決策は、特許請求
の範囲第1項の特徴部分の特徴によって与えられる。そ
れによれば、基準電流との差形成により発生された電流
差信号が、制御信号として、制御信号の符号を反転する
第1の電流制御される電流源、及び制御信号の符号を維
持する第2の電流制御される電流源に供給され、その
際、電流差信号の符号が正の場合、第1の電流源がこの
電流を受取り、かつ電流差信号の符号が負の場合、第2
の電流源がこの電流を受取る。入力電流の符号変化に結
付いた電圧ストロークは、従来技術による回路における
ものより著しく小さく維持できるので、切換え速度が高
められ、かつ1.2Vにまで低下した給電電圧を有する
回路が構成できる。両方の電流制御される電流源の出力
端子が、折返し増幅器の出力端子に通じている。なるべ
く符号を反転する第3の電流制御される電流源も使用で
き、この電流源の入力端子が、第1及び第2の電流源の
出力電流に接続されておりかつこの電流源の出力端子
が、折返し増幅器の出力信号を生じる。
【0011】なるべく第1及び第3の電流制御される電
流源は、カレントミラーとして構成することができる。
【0012】次の折返し式を実現するため、
【0013】
【数1】
【0014】本発明の有利な構成において、カレントミ
ラーとして構成された第3の電流源の電流増幅度は、第
1及び第2の電流源の増幅度が値1を有するとき、値2
に設定することができる。
【0015】本発明のそれ以上の有利な構成は、その他
の特許請求の範囲従属請求項から明らかである。
【0016】
【実施例】次に本発明を、図面に関連して実施例により
示し、かつ説明する。
【0017】図4において折返し増幅器は、参照符号1
によって示されており、この折返し増幅器の入力端子E
に、電流源Qeから発生された入力信号Ieが供給され
る。この入力信号Ieにより、これが、記入された数値
矢印に関して負ではなく、かつ最大値Iemaxに達す
ることができることを前提とする。入力電流Ieから、
基準電流源Qrefから発生された基準電流Irefが
引かれる。この基準電流Irefの値は、1/2×Ie
maxであるので、回路の残りに、電流差信号Idが流
入し、この電流差信号は、同様に正又は負であることが
できる。
【0018】この電流差信号Idは、絶対値|Ie−I
ref|を形成するために回路結合点6に供給され、こ
の回路結合点は、2つの電流制御される電流源2及び3
に接続されている。その際、差電流Idは、これら両方
の電流制御される電流源2及び3のための制御電流をな
している。電流源2は、制御信号の符号を反転するよう
に構成されているが、一方第2の電流源3は、これに供
給される制御信号の符号を維持する。したがって差電流
Idが、正の符号を有するとき、したがって電流が結合
点6に流入するとき、“反転”電流源2が、この電流を
受取り、かつ反転された方向の出力電流I1を発生す
る。それに反して差電流Idが負の符号を有するとき、
したがってこれが結合点6から流出するとき、“非反
転”電流源3が、この電流を受取り、かつ同じ方向の出
力電流12を発生する。したがって電流源2の入力側ダ
イオードは、入力端子に流入する正の電流を吸収するこ
とを記号で表わし、一方電流源3のダイオードは、入力
端子から流出する電流を吸収する。両方の電流源2及び
3の出力端子は接続されているので、両方の出力電流I
1及び12の和は、差電流Idの方向には関係なく、常
に正である。両方の電流源2及び3が、値2を有するそ
れぞれ1つの電流増幅度を有する場合、回路は、次の折
返し式を満たしており、
【0019】
【数2】
【0020】その際、両方の電流源2及び3のまとめら
れた出力端子は、出力電流Iaを供給する折返し増幅器
1の出力端子A’を形成している。しかしながら両方の
電流源2及び3の電流増幅度が、値1だけしか持たない
場合、なお−図4に示すように−増幅機能ユニット4を
後に接続しなければならず、この機能ユニットは、図4
によれば、符号を反転する電流制御される電流源として
形成されている。この電流源4の出力端子Aは、出力電
流Iaを提供する。
【0021】折返し増幅器1の図4による基本回路図の
簡単な回路技術的な構成は、図5にバイポーラトランジ
スタによって示されている。この折返し増幅器1におい
て、電流制御される“反転”電流源2は、2つのnpn
トランジスタT1及びT2を有する簡単なカレントミラ
ーとして構成されており、その際、このカレントミラー
の入力側において、トランジスタT1はダイオードとし
て接続されており、かつトランジスタT2は出力トラン
ジスタを形成している。
【0022】“非反転”電流源3は、ベース接地のnp
nトランジスタT3により、補助電圧UH1を発生する
補助電圧源QH1にそのベースを接続し、そのエミッタ
を回路結合点6に接続し、かつそのコレクタが電流源3
の出力端子を形成することによって形成される。最後に
値2を有する必要な電流増幅度を達成するために、なお
増幅を行なうカレントミラーが、pnpトランジスタT
4及びT5を有する別の電流源として後に接続されてお
り、このカレントミラーに、入力電流として両方の電流
源2及び3の両方の出力電流I1及びI2の和が供給さ
れる。その際、出力トランジスタT5は、ダイオードと
して接続された入力トランジスタT4に対して、2倍の
ベース−エミッタ面積を有するか、又は並列接続された
2つのトランジスタからなる。
【0023】回路結合点6に流入する電流+Idは、ダ
イオードとして接続されたトランジスタT1によって吸
収される。基準点、アースに対して回路結合点6にトラ
ンジスタダイオードT1の順方向電圧U6+が生じる。
それに反して回路結合点6から流出する電流−Idは、
電流源3のトランジスタT3を介してその経路を取る。
トランジスタT3のベース−エミッタダイオードの順方
向電圧UBEは、補助電圧UH1から引かれるので、電
圧U6−=UH1−UBEが、アースに対して結合点6
に生じる。
【0024】さらに後で説明すべきA/D折返し変換器
を構成するためにこのような折返し増幅器1を縦続構造
で使用する場合、入力電流がなくとも、両方のダイオー
ドが、まだ変換器が分解しようとする最小電流ステップ
の所定の数分の1であってもよく、例えば20%であっ
てもよいきわめて小さな電流を通すときに、補助電圧U
H1の有利な値が達成されている。補助電圧UH1がそ
れより小さいとき、差電流Idの方向反転の際に不必要
に大きな電圧ストロークU6+−U6−が生じ、このこ
とは、動作速度を低下する。
【0025】図5による折返し増幅器は、ミクロ電力技
術における利用を容易に可能にするために、すでにほぼ
1Vの給電電圧から動作することができる。補助電圧U
H1の選択により、差電流Idのゼロ交差点における不
動作電流を、したがって分解能を任意に選択することが
でき、それ故に増幅度の不正確さだけがなお重要であ
る。このような折返し増幅器を比較器とともに、さらに
後で図10に関連して説明するように、折返し変換器の
1つの段の構成のために使う場合、この差電流Idのゼ
ロ交差点において電圧はきわめて急速にU6+からU6
−へ変化するので、このような比較器に、増幅度及びオ
フセット電圧に関する高度な要求を課する必要はない。
【0026】補助電圧UH1を発生する目的に合った回
路の実現は、図6に示されている。電流源Q1は、直列
にかつそれぞれダイオードとして接続された2つのnp
nトランジスタT6及びT7を通して電流を流す。トラ
ンジスタT7のコレクタ回路に挿入された抵抗R3は、
両方のダイオード−順方向電圧の和から引かれる電圧降
下を発生する。この電圧降下だけ減少した順方向電圧の
和は、補助電圧UH1として利用される。この抵抗R3
がないと、トランジスタが互いに同じ場合に電流源2及
び3に流れる不動作電流は、電流源Q1の電流13にほ
ぼ相当する。シリコントランジスタを使用した際、抵抗
R3を通って流れる不動作電流は、室温で120mVに
ついてそれぞれ10分の1だけ減少する。
【0027】図5による折返し増幅器は、一連の誤差の
影響を受ける。理想的な場合にA1=−1及びA2=1
であるようにする電流源2及び3の電流伝達係数A1及
びA2は、通常1より小さい値にある。不足値は、後続
のカレントミラー4の増幅度>2によって補償すること
ができるが、絶対値(|a1|、|a2|)における相
違は補償できない。図7は、そのため1つの改善策を示
してる。
【0028】図7において、“非反転”電流源3におけ
る単一のトランジスタT3の代わりに、2つのnpnト
ランジスタT3及びT9から構成されたダーリントン段
が利用され、それによりこの電流源3の誤差は、きわめ
て小さくなる。同様に“反転”電流源2のカレントミラ
ーにおけるエミッタフォロワT8の追加は、有限の電流
増幅度によって生じる誤差の減少を引起こす。その上エ
ミッタ抵抗R4及びR5により、この電流源2の両方の
トランジスタT1及びT2の間のオフセット電圧の影響
が減少できる。専門家にとって周知のウイルソンカレン
トミラーを利用することは、誤差の影響のそれ以上の減
少を生じたが、これは、図には示されていない。
【0029】ラテラルpnpトランジスタを有するバイ
ポーラ集積回路において、増幅を行なうカレントミラー
4は、通常もっとも著しく誤差を含んでいる。なぜなら
ラテラルトランジスタの増幅度は低く、動作点に著しく
依存し、かつアーリー効果によって説明されるコレクタ
電流の電圧依存性が大きいからである。それ故に図8に
よれば、このカレントミラー4の出力電流Ia、すなわ
ちトランジスタT5を通る不差動作電流を、調整ループ
を介して規定することが考慮されている。この目的のた
め、トランジスタT5が(入力ダイオードトランジスタ
T4のエミッタ・ベース面積の2倍より大きい)過大寸
法のベース・エミッタ面積)をとり、トランジスタT5
のエミッタが供給電圧UBに比較して低下された補助電
圧UH2に接続される。補助電圧UH2は、後述する調
整ループにより、次のように、すなわちトランジスタT
4の入力電流と出力電流Iaとの間に、ちょうど増幅係
数2が得られるように、選ばれる。このため図8に示す
基準回路QH2が設けられ、トランジスタT4およびT
5と同じようなpnpトランジスタT10およびT11
により構成されている。カレントミラーのトランジスタ
T10およびT11は、2つの基準電流源Q2およびQ
3により制御される。これらの電流源は、電流源Q3が
電流源Q2のちょうど2倍の電流を供給するように、設
計されている。電流源Q2はカレントミラーT10/T
11の入力端子に接続され、電流源Q3は出力端子した
がってトランジスタT11のコレクタに接続されてい
る。それによりトランジスタT11の出力電流は、電源
流Q3の電流により差を形成される。トランジスタT1
2の形の高増幅度電流増幅器は、この電流差を受け、増
幅された電流差を抵抗R6へ導き、この抵抗R6が、供
給電圧UBと補助電圧UH2との電圧差UB−UH2を
規定する。これにより、電流増幅トランジスタT12の
増幅度が高いほど、トランジスタT12によって、トラ
ンジスタT11の出力電流がそれだけよく電流源Q3の
電流の絶対値に調整される。
【0030】これまで説明したすべての回路のうちとく
に微妙な点は、差電流Idのゼロ交差点である。図5に
よる折返し増幅器において、電流源2、3及び4におけ
るゼロ交差点のまわりの電流は、きわめて小さく、これ
にはしばしば電流増幅度の強力な下落が結付いている。
バイポーラトランジスタにおいて漏れ電流は、時々回路
に障害作用を引起こす。これら障害は、出力電流Iaの
ゼロ点鮮鋭度を減少し、かつA/D変換器においてその
達成可能な分解能を低下させる。これら障害に抗するた
めに、図9によれば補助電圧UH1の適当な選択によ
り、所定の不動作電流が発生され、、この不動作電流
は、カレントミラー4の出力電流から引かれる。図6に
よる回路を前提として、補償電流を発生するためにトラ
ンジスタT6にもコレクタ抵抗R8が挿入され、このト
ランジスタT6のコレクタへの接続部に別のnpnトラ
ンジスタT12のベースを接続し、このトランジスタの
エミッタが基準点に接続されているようにする。このト
ランジスタT12のコレクタ端子は、抵抗R8が抵抗R
7のほぼ半分の値を有し、かつトランジスタT12が、
別のnpnトランジスタに対して4倍のベースエミッタ
面積を有する場合、所望の電流源を形成する。
【0031】実施例に示された折返し増幅器1は、図1
0による縦続構造のA/D折返し変換器を構成するため
に有利に利用することができる。電流源Qeは、入力信
号Ie1を発生し、この入力信号は、A/D折返し変換
器の第1の段S1に供給される。この段S1及びその他
に後続の段S2ないしSnも、前記のような折返し増幅
器1及び比較器Ki(i=1、・・・、n)を有する。
入力電流Ie1から、第1のセルS1において基準電流
源Qref1の電流Ir1が引かれ、その際、この基準
電流の値は、Ir1=1/2×Iemaxであり、かつ
Iemaxは、最大入力電流を示している。それにより
発生された差電流Idは、電流源2及び3、及び比較器
K1に供給される。この差電流Ieのゼロ交差点は、比
較器K1によって検出され、それによりその出力端子に
論理信号D1が現われ、この信号は、電流差Idが正か
又は負かを述べている。折返し増幅器1の出力電流Ia
1は、入力信号として第2の段S2の入力端子に供給さ
れ、ここでこの信号は、同じ処理を受ける。第1の段S
1における入力信号の折返しに基づいて、折返し点が2
度通過される(図2(c)参照)。この第2の段S2の
比較器K2の出力端子に第2の2進信号D2が生じる。
この第2の段S2の折返し増幅器1の出力信号Ia2
は、再び後続の段に供給され、このようにして最後の段
Snに到達するまで供給される。この最後の段Snにお
いて折返し増幅器1は、もはや出力信号を生じない。比
較器K1ないしKnのために比較電圧として、1つの基
準電圧Urefが使われ、この基準電圧は、それぞれの
これら比較器の一方の入力端子に通じている。これら比
較器の出力端子から得られるデジタルワードD1、D
2、・・・、Dnは、グレイコードにデジタル化された
アナログ信号Ieをなしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦続構造の周知のA/D折返し変換器を示す図
である。
【図2】図1による縦続変換器に対する伝達関数を示す
図である。
【図3】その伝達関数とともに周知の折返し増幅器を示
す図である。
【図4】本発明による折返し増幅器の基本回路図を示す
図である。
【図5】図4による折返し増幅器の回路構成を示す図で
ある。
【図6】図5による補助電圧UH1を発生する回路の例
を示す図である。
【図7】図5による折返し増幅器の改善された回路構成
を示す図である。
【図8】改善されたカレントミラー4を有する図5によ
る実施例を示す図である。
【図9】差電流Idのゼロ交差点において図5による実
施例に対して改善された特性を有する本発明による折返
し増幅器の別の実施例を示す図である。
【図10】本発明による折返し増幅器を利用するA/D
折返し変換器の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 折返し増幅器 2 電流源 3 電流源 A 出力端子 Ia 出力信号 Id 差電流信号 Ie 入力信号 Iref 基準電流 Qref 基準電流源
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 1/00 - 1/88

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折返し増幅器に、入力信号として電流信
    号(Ie)が供給され、かつこの折返し増幅器が、出力
    信号としてV字型の経過を有する電流信号(Ia)を発
    生し、その際、電流信号(Ie)と基準電流(Ire
    f)とから電流差信号(Id)を形成するために、この
    基準信号(Iref)を発生する基準電流源(Qre
    f)が設けられている、折返し増幅器(1)において、 a)電流差信号(Id)が、制御信号として、制御信号
    の符号を反転する第1の電流制御される電流源(2)、
    及び制御信号の符号を維持する第2の電流制御される電
    流源(3)に供給され、その際、 b)電流差信号の符号が正の場合(Id>0)、第1の
    電流源(2)がこの電流(Id)を受取り、かつ電流差
    信号の符号が負の場合(Id<0)、第2の電流源
    (3)がこの電流を受取り、かつ c)第1及び第2の電流源(2、3)の両方の出力端子
    が、折返し増幅器(1)の出力端子(A,A’)に接続
    されていることを特徴とする、折返し増幅器。
  2. 【請求項2】 符号を反転する第3の電流制御される電
    流源(4)が設けられており、この電流源の入力端子
    に、第1及び第2の電流源(2、3)の両方の出力電流
    (I1,I2)の和が供給され、かつこの電流源の出力
    端子が、折返し増幅器(1)の出力(A)を形成するこ
    とを特徴とする、請求項1記載の折返し増幅器。
  3. 【請求項3】 第1及び第3の電流源(2、4)が、カ
    レントミラーとして形成されていることを特徴とする、
    請求項2記載の折返し増幅器。
  4. 【請求項4】 第2の電流源(3)の増幅度が、値1を
    有することを特徴とする、求項1又は2に記載の折返
    し増幅器。
  5. 【請求項5】 第1の電流源(2)のミラー係数が、値
    1を有することを特徴とする、請求項に記載の折返し
    増幅器。
  6. 【請求項6】 第3の電流源(4)のミラー係数が、値
    2を有することを特徴とする、請求項に記載の折返し
    増幅器。
  7. 【請求項7】 第2の電流源(3)が、ベース接地にし
    たバイポーラトランジスタ(T3)として構成されてい
    ることを特徴とする、求項1,2および4の1つに記
    載の折返し増幅器
  8. 【請求項8】 トランジスタ(T3)のエミッタが入力
    端子を、かつトランジスタ(T3)のコレクタが出力端
    子を形成しており、かつベースが第1の補助電圧源(Q
    H1)に接続されていることを特徴とする、請求項7記
    載の折返し増幅器。
  9. 【請求項9】 第3の電流源(4)が、ダイオードとし
    て接続された入力トランジスタ(T4)、及びこの入力
    トランジスタ(T4)に対して同一の出力トランジスタ
    (T5)から構成されていることを特徴とする、請求項
    3又は6に記載の折返し増幅器。
  10. 【請求項10】 第3の電流源(4)が、ダイオードと
    して接続された入力トランジスタ(T4)、及びこの入
    力トランジスタ(T4)に対して2倍のベース−エミッ
    タ面積を有する出力トランジスタ(T5)から形成され
    ていることを特徴とする、請求項3又は6又は9に記載
    の折返し増幅器。
  11. 【請求項11】 第3の電流源(4)が、ダイオードと
    して接続された入力トランジスタ(T4)、入力トラン
    ジスタ(T4)と同一の2つより多くの出力トランジス
    タ(T5)から構成されており、かつこれら出力トラン
    ジスタ(T5)に接続されたエミッタが、増幅度を調節
    するために、第2の補助電圧源(QH2)に接続されて
    いることを特徴とする、請求項3,6,9および10
    1つに記載の折返し増幅器。
  12. 【請求項12】 第3の電流源(4)が、ダイオードと
    して接続された入力トランジスタ(T4)、及び入力ト
    ランジスタ(T4)に対して2倍より大きなベース−エ
    ミッタ面積を有するように形成された出力トランジスタ
    (T5)から構成されており、かつこの出力トランジス
    タ(T5)に接続されたエミッタが、増幅度を調節する
    ために、第2の補助電圧源(QH2)に接続されている
    ことを特徴とする、請求項3,6,9,10および11
    の1つに記載の折返し増幅器。
  13. 【請求項13】 第2の補助電圧源(QH2)が、カレ
    ントミラーとして形成されており、その際、補助電圧
    (UH2)が、このカレントミラーの出力トランジスタ
    (T11)のエミッタから取出され、このカレントミラ
    ーの入力端子及び出力端子が、それぞれ1つの基準電流
    源(Q2,Q3)に接続されており、かつ制御増幅器
    (T12)の入力端子が、カレントミラーの出力端子に
    接続され、かつ制御増幅器の出力端子が、このカレント
    ミラーの出力トランジスタ(T11)のエミッタに接続
    されていることを特徴とする、請求項11又は12記載
    の折返し増幅器。
  14. 【請求項14】 制御増幅器が、トランジスタ(T1
    2)によって形成され、このトランジスタの入力端子が
    ベース端子であり、このトランジスタの出力端子がコレ
    クタ端子であり、かつトランジスタのコレクタが、抵抗
    (R6)を介して給電電圧(UB)に接続されているこ
    とを特徴とする、請求項13記載の折返し増幅器。
  15. 【請求項15】 第1の補助電圧源(QH1)が、2つ
    のトランジスタダイオード(T6、T7)の直列回路か
    らなり、この直列回路が、電流源(Q1)から給電さ
    れ、その際、電流源(Q1)に接続されたトランジスタ
    ダイオード(T7)のコレクタに、抵抗(R3)が直列
    接続されており、かつこの抵抗(R3)とコレクタとの
    接続点から第1の補助電圧(UH1)が取出されること
    を特徴とする、求項に記載の折返し増幅器。
  16. 【請求項16】 第2のトランジスタダイオード(T
    6)のコレクタに、別の抵抗(R8)が直列接続されて
    おり、かつこの抵抗(R8)とコレクタとの接続点に、
    別のトランジスタ(T12)のベースが接続されてお
    り、このトランジスタが、不動作電流補償のために電流
    源として使われることを特徴とする、請求項15記載の
    折返し増幅器。
  17. 【請求項17】 少なくとも2つの段(S1、…、S
    n)を有するA/D縦続変換器において、 a)それぞれの段(S1、…、Sn)が、求項1ない
    し16の1つに記載の折返し増幅器(1)、及び比較器
    (K1、…、Kn)を含み、その際、折返し増幅器
    (1)の出力信号(Ia)が、後続の段のための入力信
    号を形成し、 b)さらに基準電圧(Uref)が設けられており、こ
    の基準電圧が、それぞれの段(S1、…、Sn)の比較
    器(K1、…、Kn)の一方の入力端子に加えられ、か
    つ c)最後に(S1、…、Sn)の比較器(K1、…、K
    n)の他方の入力端子に、同じ段の折返し増幅器(1)
    から発生された電流差信号(Id)が供給され、その
    際、比較器(K1、…、Kn)の出力端子が、1ビツト
    −出力端子(D1、…、Dn)を形成することを特徴と
    する、A/D縦続変換器。
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