JP3408691B2 - ダイバーシティ受信機 - Google Patents

ダイバーシティ受信機

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JP3408691B2
JP3408691B2 JP12071196A JP12071196A JP3408691B2 JP 3408691 B2 JP3408691 B2 JP 3408691B2 JP 12071196 A JP12071196 A JP 12071196A JP 12071196 A JP12071196 A JP 12071196A JP 3408691 B2 JP3408691 B2 JP 3408691B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイバーシティ受
信、非ダイバーシティ受信の切り換えが可能なカーラジ
オ等のダイバーシティ受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平2−100426号
公報に示された従来のダイバーシティ受信機を示す図で
あり、図において、1は主アンテナ信号入力端子、2は
副アンテナ信号入力端子、3はダイバーシティ受信の際
の主アンテナ/副アンテナ切換装置、4は副アンテナ信
号入力端子2に副アンテナ端子が挿入されたか、ショー
ト端子が装着されたかを検出する検出回路、5は主アン
テナに接続され、主アンテナ信号入力端子1に装着され
る主アンテナ端子、6はショート端子、7は副アンテナ
に接続され、副アンテナ信号入力端子2に装着される副
アンテナ端子である。ここで従来の技術では、ダイバー
シティ受信状態にセットするには、副アンテナ信号入力
端子2に副アンテナ端子7を装着し、一方、非ダイバー
シティ受信状態にセットするには、副アンテナ信号入力
端子2にショート端子6を装着する。副アンテナ信号入
力端子2には副アンテナ端子7かショート端子6のいず
れか一方が必ず装着される。
【0003】従来の装置の動作は、まず副アンテナ信号
入力端子2にショート端子6が装着されると、検出回路
4により、主アンテナ/副アンテナ切換装置3に制御電
圧が印加される。その結果、主アンテナ/副アンテナ切
換装置3は主アンテナからの信号のみを受信する非ダイ
バーシティ受信状態に固定される。次に、副アンテナ信
号入力端子2に副アンテナ端子7が装着されると、検出
回路4により、主アンテナ/副アンテナ切換装置3への
制御電圧はなくなり、その結果、主アンテナ/副アンテ
ナ切換装置8は主アンテナからの信号のみを受信する強
制固定が解除され、ダイバーシティ受信状態にセットさ
れる。以上のように、従来の技術では、副アンテナ信号
入力端子2に副アンテナ端子7を装着するか、ショート
端子6を装着するかによって、ダイバーシティ受信また
は非ダイバーシティ受信の状態に自動的に切り換えるこ
とができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のダイバーシティ
受信機は以上のように構成されているので、非ダイバー
シティ受信状態に固定するためには、ショート端子6が
必要であり、その分のコストアップが伴う。また例え
ば、ショート端子6の装着忘れや、装置からの脱落等で
副アンテナ信号入力端子2が未装着状態となったときに
は、ダイバーシティ受信状態になってしまうので、一時
的に副アンテナ側に切り換わるという不具合が生じる。
またダイバーシティ受信、非ダイバーシティ受信の切り
換えは、副アンテナ信号入力端子2に挿入する端子で切
り換えており、例えば、主アンテナ信号入力端子1にシ
ョート端子6を、副アンテナ信号入力端子2に副アンテ
ナ端子7を装着した場合には非ダイバーシティ受信状態
に固定することができない。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ショート端子6を設けることな
く、副アンテナ信号入力端子において副アンテナ端子の
装着有無を判断することにより、ダイバーシティ受信と
非ダイバーシティ受信とを容易に切り換えることがで
き、さらにアンテナ端子の装着はその複数ある信号入力
端子との組み合わせを問わないダイバーシティ受信機を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るダイバー
シティ受信機は、アンテナ端子が装着される複数のアン
テナ信号入力端子と、ダイバーシティ受信のためのアン
テナ切換手段と、このアンテナ切換手段に切換信号を与
えるアンテナ切換制御手段とを備え、上アンテナ切換
制御手段は、各アンテナ信号入力端子から得られた電界
強度の大きさを検出し、この検出結果が所定値以上か否
かにより上記各アンテナ信号入力端子の装着有無を判断
すると共に、装着が確認されたアンテナ信号入力端子に
よるダイバーシティ受信を行うようにアンテナ切換手段
に信号を与着が確認されたアンテナ信号入力端子
が1個のみの場合は非ダイバーシティ受信を行うように
アンテナ切換手段に信号を与えるようにしたものであ
る。
【0007】また、上記構成において、アンテナ切換制
御手段は、ダイバーシティ受信状態において、アンテナ
切換手段に対する各アンテナ信号入力端子への切換信号
を監視、検出することにより、各アンテナ端子の装着有
無を判断するようにしたものである。
【0008】また、アンテナ切換制御手段は、ダイバー
シティ受信状態において、アンテナ切換手段に対する各
アンテナ信号入力端子への切換信号を監視、検出し、各
アンテナ信号入力端子への切り換わり時間及び頻度よ
り、各アンテナ端子の装着有無を判断するようにしたも
のである。
【0009】また、アンテナ切換制御手段は、ダイバー
シティ受信状態において、任意のアンテナ信号入力端子
による受信時及び別のアンテナ信号入力端子による受信
時における中間周波信号を比較し、その差より各アンテ
ナ端子の装着有無を判断するようにしたものである。
【0010】また、アンテナ切換制御手段は、ダイバー
シティ受信状態において、任意のアンテナ信号入力端子
による受信時及び別のアンテナ信号入力端子による受信
時における電界強度及び中間周波信号を比較し、その差
より各アンテナ端子の装着有無を判断するようにしたも
のである。
【0011】また、アンテナ切換制御手段は、受信機の
電源立ち上げにおいて、周波数掃引動作により任意の
アンテナ信号入力端子による受信局の存在信号と、別の
アンテナ信号入力端子による受信局の存在信号とを比較
して各アンテナ端子の装着有無を判断するようにしたも
のである。
【0012】また、アンテナ切換制御手段は、受信機が
受信周波数を設定、変更して受信する毎に、受信周波数
の設定変更に伴うミュート中に、所定の時間及び回数で
各アンテナ信号入力端子に切り換え、各アンテナ信号入
力端子による受信時における受信局の存在信号を比較し
て各アンテナ端子の装着有無を判断するようにしたもの
である。
【0013】また、アンテナ切換制御手段は、受信機の
電源立ち上げにおいて、周波数掃引動作により任意の
アンテナ信号入力端子による受信局の存在信号と、別の
アンテナ信号入力端子による受信局の存在信号とを比較
して各アンテナ端子の装着有無を判断し、このときアン
テナ端子装着無しと判断できなかった各アンテナ信号入
力端子について、受信機が受信周波数を設定、変更して
受信する毎に、受信周波数の設定変更に伴うミュート中
に、所定の時間及び回数で各アンテナ信号入力端子に切
り換え、各アンテナ信号入力端子による受信時における
受信局の存在信号を比較して各アンテナ端子の装着有無
を判断するようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 以下この発明の一実施の形態を図1について説明する。
図1において、1は主アンテナ信号入力端子、2は副ア
ンテナ信号入力端子、3はダイバーシティ受信の際の主
アンテナ/副アンテナ切換装置で、アンテナ切換回路3
aとアンテナ固定制御回路3bと比較切換制御回路3c
とからなる。アンテナ切換回路3aは、アンテナ信号入
力のうち主アンテナ信号入力端子1と副アンテナ信号入
力端子2のいずれかを選択するものであり、アンテナ固
定制御回路3bは、ダイバーシティ受信と非ダイバーシ
ティ受信を固定するものであり、また、比較切換制御回
路3cは、ダイバーシティ受信時に主アンテナ、副アン
テナの電界強度、マルチパス歪を比較し、アンテナ信号
を入力するアンテナを決定するための比較を行うもので
ある。5は主アンテナに接続され、主アンテナ信号入力
端子1に装着される主アンテナ端子、7は副アンテナに
接続され、副アンテナ信号入力端子2に装着される副ア
ンテナ端子である。8は高周波増幅回路、9はPLL、
10は局部発振回路、11は混合回路、12は中間周波
増幅回路、13は検波回路、14はステレオ復調回路、
15はミュート制御回路、16は低周波増幅回路、17
はスピーカ、18は制御手段、19は表示手段、20は
操作手段である。
【0015】次に上記実施の形態1の動作を図1〜図4
を参照しながら説明する。図2はダイバーシティ受信の
際の主アンテナ/副アンテナ切換装置3の動作説明図で
ある。図2において、(a)は中間周波増幅回路12の
電界強度出力信号、(b)は比較切換制御回路3cのア
ンテナ切換制御出力信号で、Hレベルが主アンテナ信号
入力、Lレベルが副アンテナ信号入力への切り換えを示
している。(c)は制御手段18からアンテナ固定制御
回路3bに対して、非ダイバーシティ受信を行う制御出
力信号で、Hレベルが非ダイバーシティ制御、Lレベル
がダイバーシティ制御への切り換えを示している。
(d)はアンテナ固定制御回路3bの出力信号で、Hレ
ベルが主アンテナ信号入力、Lレベルが副アンテナ信号
入力への切り換えを示している。図3、図4は制御手段
18による制御内容を説明するフローチャートである。
【0016】まず受信機の周波数設定または変更によ
り、その変更動作が完了し通常の受信状態となったと
き、周波数設定または変更前の状態に関わらず、制御手
段18はアンテナ固定制御回路3bに対して、非ダイバ
ーシティ受信を行う制御信号(c)にLレベルを出力す
ることにより、ダイバーシティ受信状態となる。ダイバ
ーシティ受信状態では、中間周波増幅回路12から出力
される電界強度及び、マルチパス歪信号(a)を比較切
換制御回路3cに入力し、主アンテナ、副アンテナでの
状態を比較することにより、比較切換制御回路3cから
アンテナ切換制御信号(b)を出力する。その信号はア
ンテナ固定制御回路3bを通るが、ダイバーシティ受信
状態では、そのままのレベルがアンテナ固定制御回路3
bのアンテナ切換制御出力信号(d)に出力される。ア
ンテナ切換回路3aは、Lレベルのときは副アンテナ信
号入力端子2と高周波増幅回路8とを接続し、Hレベル
のときは主アンテナ信号入力端子1と高周波増幅回路8
とを接続する。
【0017】図2は副アンテナ信号入力端子2に副アン
テナ端子7が装着されていない場合のダイバーシティ受
信時の動作例である。主アンテナによる電界強度レベル
が十分で、マルチパス歪みの無い安定したP1時点の受
信状態から電界強度が低下すると、所定の電界強度レベ
ル以下となるP2時点にて比較切換制御回路3cはアン
テナ切換制御信号(b)により副アンテナ信号入力へと
アンテナ切換回路3aを切り換える。しかし、副アンテ
ナ信号入力端子2に副アンテナ端子7が装着されていな
い状態では、副アンテナ信号入力による電界強度はさら
に低いレベルとなるので、P3時点で比較切換制御回路
3cはアンテナ切換制御信号(b)により主アンテナ信
号入力へとアンテナ切換回路3aを切り換える。主アン
テナ信号入力からの電界強度入力が十分なレベルでない
ときは、このような状態を繰り返す。
【0018】制御手段18では、比較切換制御回路3c
からのアンテナ切換制御出力信号(b)を受けて、Lレ
ベル時間tsのパルスにおける、tsの時間と、パルス
の回数より、副アンテナ端子7が装着されているかどう
かを判断する。その判断基準として、例えば、所定の時
間tと所定のパルス回数nを条件として与え、ts<t
の条件を満たすパルスが連続n回入力されたとき、副ア
ンテナ信号入力端子2には副アンテナ端子7が装着され
ていないと判断する。逆にts≧tの条件を満たすパル
スが連続n回入力されたときは副アンテナ信号入力端子
2に副アンテナ端子7が装着されていると判断する。ま
た一方の条件を満たすパルスの回数をカウント中に他方
のパルスが入力された場合は、カウントを中断し、他方
の1回目としてカウントをやり直すものとする。
【0019】副アンテナ端子7が装着されていないと判
断したときは、制御手段18の非ダイバーシティ受信を
行う制御信号(c)にP4時点においてHレベルを出力
することにより、アンテナ固定制御回路3bを動作さ
せ、非ダイバーシティ受信状態とする。非ダイバーシテ
ィ受信状態では、アンテナ固定制御回路3bのアンテナ
切換制御出力信号(d)はHレベルとなり、アンテナ切
換回路3aを主アンテナ信号入力への接続に固定する。
図2におけるP4の時点では、上記副アンテナ端子7の
装着無しと判断した例で、制御手段18の非ダイバーシ
ティ受信制御出力信号(c)をHレベルとすることによ
り非ダイバーシティ受信状態となり、P5の時点で、中
間周波増幅回路12の電界強度出力信号(a)が所定の
レベル以下となっても、アンテナ固定制御回路3bのア
ンテナ切換制御出力信号(d)はHレベルを保ち、アン
テナ切換回路3aにおいて主アンテナ信号入力への接続
が固定される。また副アンテナ端子7が装着されている
と判断したときは、制御手段18の非ダイバーシティ受
信制御出力信号(c)はLレベル出力を保つ。
【0020】この副アンテナ端子7の装着有無の判断を
行うタイミングは、先に述べた受信機の周波数設定また
は変更により、その変更動作が完了し通常の受信状態と
なったときに比較切換制御回路3cのアンテナ切換制御
出力信号(b)の入力を開始し、その周波数を受信し続
ける限り副アンテナ端子7の装着有無の判断条件が満た
されるまで比較切換制御回路3cのアンテナ切換制御出
力信号(b)の入力を継続する。また副アンテナ端子7
の装着有無の判断ができれば、その周波数を受信し続け
る限りダイバーシティ受信、非ダイバーシティ受信の状
態を保持する。
【0021】次に制御手段18の制御内容について説明
する。図3に制御手段18のミュート処理についてのフ
ローチャートを示す。この処理は、受信機の動作を制御
全体を行うためのメインルーチンのループ処理内の一処
理ブロックとして構成されており、所定の時間毎にこの
処理を実行する。まず受信機において、操作手段20の
入力により受信機の周波数設定または変更の動作を行う
とき、ミュート制御回路15に対しミュート信号が出力
される。その後、周波数の設定後通常受信状態へと遷移
する際は、必ずミュート解除タイマが設定され、図3の
処理を行い、ミュート解除タイマのカウントとミュート
制御回路15に対しミュート信号の解除処理が実行され
る。
【0022】図3の31ではミュート状態の判断を行
い、ミュート中でなければ当処理を終了する。ミュート
中のときは32で非ダイバーシティ受信の設定として、
制御手段18の非ダイバーシティ受信制御出力信号
(c)にHレベルの出力を行う。そして比較切換制御回
路3cのアンテナ切換制御出力信号(b)の入力パルス
カウンタに入力パルスカウントの終了を示すn回を設定
する。32は特に周波数掃引処理中においてミュート中
は非ダイバーシティ受信状態に固定するための処理であ
り、ミュートを出力してから解除されるまでの間は当処
理を通る毎に実行される。33、34、35ではミュー
ト解除タイマのカウント中であればミュート解除タイマ
のカウントを行い、ミュート解除タイマカウントが終了
すれば、36にてミュート解除処理を行う。そして37
でダイバーシティ受信の設定として制御手段18の非ダ
イバーシティ受信制御出力信号(c)にLレベルの出力
を行い、入力パルスカウンタに初期値の0回を設定する
ことにより、比較切換制御回路3cのアンテナ切換制御
出力信号(b)の入力を行い、副アンテナ端子7の装着
有無の判断を行う処理が開始される。
【0023】図4は比較切換制御回路3cのアンテナ切
換制御出力信号(b)を入力し、副アンテナ端子7の装
着有無の判断を行う処理のフローチャートで、上記図3
のメインルーチンのループ処理内の一処理ブロックに対
し、メインルーチンの処理とは独立した所定の時間毎に
処理を行うための割り込み処理の一ブロックとして構成
される。割り込み処理を行う所定の時間として、tsの
測定及びtとの比較処理において所定の精度を満たすサ
ンプリング時間を設定する。
【0024】41では受信装置が電源オフ等でない受信
動作を行うモードであるかの判断を行う。42では入力
パルスカウンタの回数を判断し、n回なら副アンテナ端
子7の装着有無の判断処理が終了しているか、ミュート
中かのいずれかなので当処理を終了する。42で入力パ
ルスカウンタがn回以外のときは、入力パルスのカウン
ト中であり、43で比較切換制御回路3cのアンテナ切
換制御出力信号(b)を入力する。次に44、45で
は、入力した信号がts<t、ts≧tのパルスかどう
か判断し、それぞれ49、46へと分岐する。また両方
の条件を満たさないときは当処理を終了する。
【0025】ts≧tパルスが入力されたときは46で
ts≧tパルスのカウント中であるかを判断する。ts
≧tパルスのカウント中のとき、47で入力パルスカウ
ンタを+1し、当処理を終了する。47で入力パルスカ
ウンタがnになれば、ts≧tパルスが連続n回入力さ
れたことになり、アンテナ端子7は装着有りと判断して
ダイバーシティ受信固定状態となる。46でts≧tパ
ルスのカウント中でないときはts<tパルスのカウン
ト中であるため、48で入力パルスカウンタに1回を設
定し、ts<tパルスのカウントを終了するとともに、
ts≧tパルスの1回目としてカウントを再スタートす
る。ts<tパルスが入力されたときは49でts<t
パルスのカウント中であるかを判断する。
【0026】ts<tパルスのカウント中のとき、50
で入力パルスカウンタを+1し、51で入力パルスカウ
ンタがnになれば、ts<tパルスが連続n回入力され
たことになり、アンテナ端子7は装着無しと判断して5
2で非ダイバーシティ受信の設定として制御手段18の
非ダイバーシティ受信制御出力信号(c)にHレベルの
出力を行う。49でts<tパルスのカウント中でない
ときはts≧tパルスのカウント中であるため、48で
入力パルスカウンタに1回を設定し、ts≧tパルスの
カウントを終了するとともに、ts<tパルスの1回目
としてカウントを再スタートする。このように一旦4
7、または50で入力パルスカウンタの値がn回となる
と次に図3の37を実行するまでは、ダイバーシティ受
信、または非ダイバーシティ受信状態のいずれかに固定
される。
【0027】ところで上記説明では、主アンテナ信号入
力端子1を基準として、副アンテナ信号入力端子2に対
しての副アンテナ端子7の装着有無を判断した例である
が、副アンテナ信号入力端子2を基準とした主アンテナ
端子5の装着有無も判断することができる。またその両
者を組み合わすことにより、ダイバーシティ受信と、主
アンテナ信号入力端子1による非ダイバーシティ受信
と、副アンテナ信号入力端子2による非ダイバーシティ
受信の制御切り換えが可能となる。但しその際には制御
手段18の非ダイバーシティ受信制御出力信号(c)と
して上記3種類の受信モードを切り換える信号を出力
し、アンテナ固定制御回路3bにてその信号に応じた切
り換え制御が行えるようにする。さらに上記2本のアン
テナの例をもとに3本以上のアンテナの場合への応用が
可能であることはいうまでもない。
【0028】実施の形態2. 図5はこの発明の第2の実施の形態を示すもので、図1
で示す実施の形態1からアンテナ固定制御回路3bと比
較切換制御回路3cを取り除き、その機能を制御手段1
8に吸収させている。つまりアンテナ切換回路3aに対
するアンテナ切換制御出力信号(d)を制御手段18か
ら直接出力し、中間周波増幅回路12の電界強度、マル
チパス歪信号(a)を制御手段18に入力することによ
り、主アンテナ、副アンテナでの状態を比較して、ダイ
バーシティ受信の全ての制御を制御手段18で行う。
【0029】次に上記実施の形態2の動作を図5〜図8
を参照しながら説明する。図6〜図8は制御手段18に
よる制御内容を説明するフローチャートである。まず装
置の電源投入時において、初期状態での副アンテナ端子
7の装着有無の判定を行う。制御手段18はアンテナ切
換制御出力信号(d)にHレベルを出力し、主アンテナ
信号入力に接続する。そして装置の受信周波数帯全域を
掃引し、各受信周波数における中間周波増幅回路12の
電界強度出力(a)を制御手段18に入力し、所定の電
界強度レベルL1以上の周波数を最大m1件得る。次に
制御手段18はアンテナ切換制御出力信号(d)にLレ
ベルを出力し、副アンテナ信号入力に接続する。そして
上記主アンテナ信号入力時の掃引により得られた各周波
数を受信し、各受信周波数における中間周波増幅回路1
2の電界強度出力(a)を制御手段18に入力する。そ
して各周波数における主アンテナ信号入力時の電界強度
レベルLmと副アンテナ信号入力時の電界強度レベルL
sの差Lm−Lsが所定のレベルL2以上であるという
条件を、主アンテナ信号入力時の掃引により得られた最
大m1件の各周波数のすべてについて満たしたとき、副
アンテナ端子7は装着されていないと判断し、以降は非
ダイバーシティ受信制御を行う。また条件を満たさない
とき、及び主アンテナ信号入力時の掃引により所定の電
界強度レベルL1以上の周波数が得られなかったとき
は、副アンテナ端子7は装着されていると判断し、以降
はダイバーシティ受信制御を行う。
【0030】次に上記電源投入時に副アンテナ端子7の
装着が有ると判定し、ダイバーシティ受信制御を行うと
判断した場合は、さらに受信機の周波数設定または変更
時に再度副アンテナ端子7の装着有無の判定を行う。受
信機の周波数設定または変更により、その変更動作が完
了し、ミュート制御回路15に対し、ミュート信号の解
除を行う前にまず制御手段18はアンテナ切換制御出力
信号(d)にHレベルを出力し、主アンテナ信号入力に
接続する。そして受信周波数における中間周波増幅回路
12の電界強度出力(a)を制御手段18に入力する。
次に制御手段18はアンテナ切換制御出力信号(d)に
Lレベルを出力し、副アンテナ信号入力に接続する。そ
して受信周波数における中間周波増幅回路12の電界強
度出力(a)を制御手段18に入力する。そして受信周
波数における主アンテナ信号入力時の電界強度レベルL
mと副アンテナ信号入力時の電界強度レベルLsの差L
m−Lsが所定のレベルL2以上かを判定し、L2未満
の場合は副アンテナ端子7は装着されていると判断し、
ダイバーシティ受信制御を行う。L2以上の場合は上記
主アンテナ信号入力の接続からの動作をm2回繰り返
し、総ての比較処理でL2以上と判定したときは副アン
テナ端子7は装着されていないと判断し、非ダイバーシ
ティ受信制御を行う。上記動作で副アンテナ端子の装着
有無が判定できた時点で、ミュート制御回路15に対し
ミュート信号の解除を行い、通常受信状態へと遷移す
る。
【0031】制御手段18によるダイバーシティ受信制
御は、中間周波増幅回路12の電界強度出力(a)をも
とに主アンテナ信号入力時、及び副アンテナ信号入力時
の電界強度レベルを比較して受信アンテナを決定し、ア
ンテナ切換制御出力信号(d)に切換信号を出力するこ
とによりダイバーシティ受信制御を行う。主アンテナ信
号入力、副アンテナ信号入力の切り換えの条件は、主ア
ンテナ信号入力を基準として、まず主アンテナ信号入力
での電界強度レベルが所定のレベルL3未満となったと
き、副アンテナ信号入力への切り換えを行い、そのとき
の主アンテナ信号入力での電界強度レベルを記憶してお
く。副アンテナ信号入力切り換え後、副アンテナ信号入
力での電界強度レベルが、切り換え前の主アンテナ信号
入力での電界強度レベル以下となった場合は再び主アン
テナ信号入力への切り換えを行う。また十分に電界強度
の弱いレベルである所定のレベルL4以下(L3>L
4)の状態では、主アンテナ信号入力への切り換えを行
う。またアンテナの切り換え動作を行うときは、安定し
た電界強度入力が可能となるまでの所定のウェイト時間
を設け、切り換え後、所定の時間は電界強度入力を行わ
ないものとする。
【0032】次に制御手段18の制御内容について説明
する。図6に電源投入時において、副アンテナ端子7の
装着有無の判定を行う処理のフローチャートを示す。こ
の処理は電源投入時の初期処理として、電源投入毎に1
回だけ実行される。
【0033】図6において、まず61で主アンテナ信号
入力切換設定として、アンテナ切換制御出力信号(d)
にHレベルを出力する。62では条件を満たす周波数の
件数カウンタに初期値0を設定する。63では受信周波
数として、受信周波数帯の最下限周波数を設定し、64
でPLL9に対して受信周波数の設定を行う。65で、
PLLが安定し、電界強度入力が可能となるまでの所定
の時間ウェイトし、66で中間周波増幅回路12の電界
強度出力信号(a)を入力する。67では入力したレベ
ルと所定の電界強度レベルL1とを比較し、L1以上の
ときは68で件数カウンタを+1し、そのときの受信周
波数と、電界強度入力レベルを記憶しておく。次に70
の条件を満たす件数m1になるか、71の受信周波数が
最上限周波数となれば、主アンテナ信号入力による掃引
動作を終了する。67の条件を満たさないとき、及び掃
引終了の条件を満たさないときは、72で受信周波数を
1チャンネルアップし、次の周波数でのチェックを行
う。
【0034】主アンテナ信号入力による掃引動作を終了
すると、78で掃引によって得られた周波数が1局でも
あるかどうか判断し、1局もない場合は副アンテナ信号
入力時との比較ができないので84を実行することによ
り、この処理では副アンテナ端子7は装着されていると
判定しておく。掃引によって得られた周波数があった場
合は74で副アンテナ信号入力切換設定としてアンテナ
切換制御出力信号(d)にLレベルを出力する。75で
条件を満たす周波数の件数カウンタjに初期値1を設定
する。76ではj番に得られた周波数を受信周波数とし
て設定し、77でPLL9に対して受信周波数の設定を
行う。78で、PLL9が安定し、電界強度入力が可能
となるまでの所定の時間ウェイトし、79で中間周波増
幅回路12の電界強度出力(a)を入力する。80では
受信周波数f(j)の主アンテナ信号入力時の電界強度
レベルl(j)と副アンテナ信号入力時の電界強度レベ
ルの差を比較し、その差が所定のL2未満であれば、副
アンテナ端子7は装着有りと判定し84を実行する。L
2以上であれば81で次の周波数についての入力、判定
のため、件数カウンタjを+1し、82で、得られた周
波数全てについて、80での条件を満たしたとき、副ア
ンテナ端子7は装着無しと判定し83を実行する。8
3、84では副アンテナ7の装着無しと判定した場合は
非ダイバーシティ受信フラグ1を1とし、副アンテナ7
の装着有りと判定した場合は非ダイバーシティ受信フラ
グ1を0とし、85で主アンテナ信号入力切換設定とし
て、アンテナ切換制御出力信号(d)にHレベルを出力
し、当処理を終了する。
【0035】次に図7に制御手段18のミュート処理に
ついてのフローチャートを示す。この処理は、受信機の
動作を制御全体を行うためのメインルーチンのループ処
理内の一処理ブロックとして構成されており、所定の時
間毎にこの処理を実行する。まず受信機において操作手
段20の入力により受信機の周波数設定または変更の動
作を行うとき、ミュート制御回路15に対しミュート信
号が出力される。その後、周波数の設定後通常受信状態
へと遷移する際は、必ずミュート解除タイマが設定さ
れ、図7の処理を行い、ミュート解除タイマのカウント
とミュート制御15に対しミュート信号の解除処理が実
行される。またミュート解除処理の前に、副アンテナ端
子7の装着有無の判定を行う処理を行っている。
【0036】図7の31ではミュート状態の判断を行
い、ミュート中でなければ当処理を終了する。ミュート
中のときは91で主アンテナ信号入力切換設定として、
アンテナ切換制御出力信号(d)にHレベルを出力す
る。これは特に周波数掃引処理中においてミュート中は
非ダイバーシティ受信状態に固定するための処理であ
り、ミュートを出力してから解除されるまでの間は当処
理を通る毎に実行される。33、34、35ではミュー
ト解除タイマのカウント中であればミュート解除タイマ
のカウントを行い、ミュート解除タイマカウントが終了
すれば、36のミュート解除処理の前に副アンテナ端子
7の装着有無の判断を行う処理の92以降を実行する。
【0037】92では、先に述べた電源投入時の副アン
テナ端子7の装着有無判定の結果、非ダイバーシティ受
信フラグ1が1ならば副アンテナ端子7は装着無しと判
定されているので、ここでは副アンテナ端子7の装着判
定は行わない。非ダイバーシティ受信フラグが0のと
き、副アンテナ端子7は装着有りと判定されているので
93以降の処理を実行する。93で判定回数のカウンタ
iに初期値0を設定する。94の処理を実行する時点で
は91または100により主アンテナ信号入力への接続
状態となっているので、94でアンテナ信号入力切換後
に安定した電界強度入力が可能となるまで所定の時間ウ
ェイトし、95で中間周波増幅回路12の電界強度出力
(a)を入力する。96では入力した電界強度レベルを
lmに格納し、97で副アンテナ信号入力切換設定とし
て、アンテナ切換制御出力信号(d)にLレベルを出力
する。98ではアンテナ信号入力切換後に安定した電界
強度入力が可能となるまで所定の時間ウェイトし、99
で中間周波増幅回路12の電界強度出力(a)を入力す
る。100で再び主アンテナ信号入力切換設定として、
アンテナ切換制御出力信号(d)にHレベルを出力す
る。101では主アンテナ信号入力時の電界強度レベル
lmと99での副アンテナ信号入力時の電界強度レベル
の差を比較し、その差が所定のL2未満であれば副アン
テナ端子7は装着有りと判定し、105を実行する。L
2以上であれば102で判定回数のカウンタiを+1
し、82で所定の回数m2回の電界強度入力において1
01での条件を満たしたとき、副アンテナ端子7は装着
無しと判定し、104を実行する。104、105では
副アンテナ7の装着無しと判定した場合は非ダイバーシ
ティ受信フラグ2を1とし、副アンテナ7の装着有りと
判定した場合は非ダイバーシティ受信フラグ2を0と
し、36にてミュート解除処理を行い、当処理を終了す
る。
【0038】図8はダイバーシティ受信制御を行う処理
のフローチャートで、上記図7のメインルーチンのルー
プ処理内の一処理ブロックに対し、メインルーチンの処
理とは独立した所定の時間毎に処理を行うための割り込
み処理の一ブロックとして構成される。割り込み処理を
行う所定の時間として、アンテナ切換時により音切れ等
の不具合が出ないような十分に短い時間を設定する。
【0039】41では受信装置が電源オフ等でない受信
動作を行うモードであるかの判断を行う。111はミュ
ート中かの判定を行い、ミュート中はダイバーシティ受
信制御を行わないため、この処理を終了する。112、
113、114はアンテナ信号入力の切り換え後の安定
した電界強度入力が可能となるまで所定の時間ウェイト
を行っている処理であり、112でウェイトタイマのカ
ウント中と判断されると113でウェイトタイマのカウ
ントを行い、114でウェイトタイマのカウントが終了
しない間は、この処理を終了する。112でウェイトタ
イマのカウント中でない、または114でウェイトタイ
マカウントが終了したとき、115、116で先に述べ
た処理で副アンテナ端子7の装着無しと判定されている
場合は非ダイバーシティ受信に固定するので、この処理
を終了する。
【0040】ダイバーシティ受信状態では、117でそ
のとき接続されているアンテナ入力による中間周波増幅
回路12の電界強度出力信号(a)を入力する。118
でそのとき接続されているアンテナを判断し、主アンテ
ナ信号入力に接続されている場合は119を実行する。
119では117で入力した電界強度入力レベルと十分
に電界強度の弱いレベルである所定のレベルL4との比
較を行い。L4以下のときは主アンテナ信号入力を継続
するので、この処理を終了する。L4より大きいときは
120で副アンテナ信号入力への切り換えを行うレベル
として設定されている所定のレベルL3(L3>L4)
との比較を行い、L3以上の場合は、主アンテナ信号入
力により電界強度が強く安定した受信状態であると判断
し、主アンテナ信号入力を継続するのでこの処理を終了
する。L3未満の場合は、副アンテナ信号入力への切り
換えを行うため、121以降を実行する。121では、
副アンテナ信号入力への切り換え前の主アンテナ信号入
力での電界強度レベルをlmに格納しておき、122で
は信号切り換え時のウェイトタイマを設定する。そして
123でアンテナ切り換えを行うことにより、主アンテ
ナ信号入力に接続中のときは副アンテナ信号入力へ、副
アンテナ信号入力に接続中のときは主アンテナ信号入力
へとアンテナ切襖制御出力信号(d)の出力を反転して
いる。
【0041】118で副アンテナ信号入力に接続されて
いる場合は124を実行する。124では副アンテナ信
号入力に切り換わる前の主アンテナ信号入力時の電界強
度レベルlmと、117で入力した副アンテナ信号入力
による電界強度レベルと比較し、lm未満のときは主ア
ンテナへの切り換えを行うため、122以降を実行す
る。lmより大きいと副アンテナ信号入力による受信の
方が受信状態が良好と判断し、副アンテナ信号入力を継
続するのでこの処理を終了する。
【0042】なお上記実施の形態2では、中間周波増幅
回路12の電界強度レベルでの切り換え判定を示した
が、マルチパス歪を入力し判定基準に加えてもよい。ま
た中間周波数を制御手段18に入力することで、電界強
度レベルでの判定に代わる判定基準として、または電界
強度レベルとの組み合わせにより判定することも可能で
ある。また図6での電源投入時の副アンテナ端子7の装
着有無判定処理、及び図7でのミュート解除時の副アン
テナ端子7の装着有無判定処理はいずれか一方の実施で
も可能である。
【0043】ところで上記説明では、主アンテナ信号入
力端子1を基準として、副アンテナ信号入力端子2に対
しての副アンテナ端子7の装着有無を判断した例である
が、副アンテナ信号入力端子2を基準とした主アンテナ
端子5の装着有無も判定することができる。またその両
者を組み合わすことにより、ダイバーシティ受信と、主
アンテナ信号入力端子1による非ダイバーシティ受信
と、副アンテナ信号入力端子2による非ダイバーシティ
受信の制御切り換えが可能となる。さらに上記2本のア
ンテナの例をもとに3本以上のアンテナの場合への応用
が可能であることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ショー
ト端子を設けることなく副アンテナ端子の装着有無を判
断することができるので、装置が安価にできる。また非
ダイバーシティ受信装置とダイバーシティ受信装置の共
用化が図れ、非ダイバーシティ受信にするときのアンテ
ナ端子を挿入するアンテナ信号入力端子は特に特定する
必要がなくなる。またアンテナ本数の増加に伴う応用も
容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るダイバーシテ
ィ受信機の全体構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の動作説明用波形図
である。
【図3】 この発明の実施の形態1の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2に係るダイバーシテ
ィ受信機の全体構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態2の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】 この発明の実施の形態2の動作を示すフロー
チャートである。
【図8】 この発明の実施の形態2の動作を示すフロー
チャートである。
【図9】 従来のダイバーシティ受信機の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 主アンテナ信号入力端子、2 副アンテナ信号入力
端子、3 ダイバーシティ主アンテナ/副アンテナ切換
装置、3a アンテナ切換回路、3b アンテナ固定制
御回路、3c 比較切換制御回路、5 主アンテナ端
子、7 副アンテナ端子、8 高周波増幅回路、9 P
LL、10 局部発振回路、11 混合回路、12 中
間周波増幅回路、13 検波回路、14 ステレオ復調
回路、15 ミュート制御回路、16 低周波増幅回
路、17 スピーカ、18 制御手段、19 表示手
段、20 操作手段、a 中間周波増幅回路12の電界
強度出力信号、b 比較切換制御回路3cのアンテナ切
換制御出力信号、c 制御手段18の非ダイバーシティ
受信制御出力信号、d アンテナ固定制御回路3bのア
ンテナ切換制御出力信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−42826(JP,A) 特開 平2−100426(JP,A) 実開 平3−115440(JP,U) 実開 平5−68145(JP,U) 実開 平4−132755(JP,U) 実開 平6−9268(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ端子が装着される複数のアンテ
    ナ信号入力端子と、ダイバーシティ受信のためのアンテ
    ナ切換手段と、このアンテナ切換手段に切換信号を与え
    るアンテナ切換制御手段とを備え、上アンテナ切換
    御手段は、各アンテナ信号入力端子から得られた電界強
    度の大きさを検出し、この検出結果が所定値以上か否か
    により上記各アンテナ信号入力端子の装着有無を判断
    ると共に、装着が確認されたアンテナ信号入力端子によ
    るダイバーシティ受信を行うようにアンテナ切換手段に
    信号を与着が確認されたアンテナ信号入力端子が
    1個のみの場合は非ダイバーシティ受信を行うようにア
    ンテナ切換手段に信号を与えるようにしたことを特徴と
    するダイバーシティ受信機。
  2. 【請求項2】 アンテナ切換制御手段は、ダイバーシテ
    ィ受信状態において、アンテナ切換手段に対する各アン
    テナ信号入力端子への切換信号を監視、検出することに
    より、各アンテナ端子の装着有無を判断するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のダイバーシティ受信
    機。
  3. 【請求項3】 アンテナ切換制御手段は、ダイバーシテ
    ィ受信状態において、アンテナ切換手段に対する各アン
    テナ信号入力端子への切換信号を監視、検出し、各アン
    テナ信号入力端子への切り換わり時間及び頻度より、各
    アンテナ端子の装着有無を判断するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のダイバーシティ受信機。
  4. 【請求項4】 アンテナ切換制御手段は、ダイバーシテ
    ィ受信状態において、任意のアンテナ信号入力端子によ
    る受信時及び別のアンテナ信号入力端子による受信時に
    おける中間周波信号を比較し、その差より各アンテナ端
    子の装着有無を判断するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のダイバーシティ受信機。
  5. 【請求項5】 アンテナ切換制御手段は、ダイバーシテ
    ィ受信状態において、任意のアンテナ信号入力端子によ
    る受信時及び別のアンテナ信号入力端子による受信時に
    おける電界強度及び中間周波信号を比較し、その差より
    各アンテナ端子の装着有無を判断するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のダイバーシティ受信機。
  6. 【請求項6】 アンテナ切換制御手段は、受信機の電源
    立ち上げにおいて、周波数掃引動作により任意のアン
    テナ信号入力端子による受信局の存在信号と、別のアン
    テナ信号入力端子による受信局の存在信号とを比較して
    各アンテナ端子の装着有無を判断するようにしたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項記載の
    ダイバーシティ受信機。
  7. 【請求項7】 アンテナ切換制御手段は、受信機が受信
    周波数を設定、変更して受信する毎に、受信周波数の設
    定変更に伴うミュート中に、所定の時間及び回数で各ア
    ンテナ信号入力端子に切り換え、各アンテナ信号入力端
    子による受信時における受信局の存在信号を比較して各
    アンテナ端子の装着有無を判断するようにしたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項記載のダ
    イバーシティ受信機。
  8. 【請求項8】 アンテナ切換制御手段は、受信機の電源
    立ち上げにおいて、周波数掃引動作により任意のアン
    テナ信号入力端子による受信局の存在信号と、別のアン
    テナ信号入力端子による受信局の存在信号とを比較して
    各アンテナ端子の装着有無を判断し、このときアンテナ
    端子装着無しと判断できなかった各アンテナ信号入力端
    子について、受信機が受信周波数を設定、変更して受信
    する毎に、受信周波数の設定変更に伴うミュート中に、
    所定の時間及び回数で各アンテナ信号入力端子に切り換
    え、各アンテナ信号入力端子による受信時における受信
    局の存在信号を比較して各アンテナ端子の装着有無を判
    断するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    7のいずれか一項記載のダイバーシティ受信機。
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