JP3408605B2 - Ventilation structure of roof without snowfall - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明は、寒冷地仕様住宅に適用
される無落雪屋根の換気構造に関する。 【０００２】 【従来の技術】図４は、従来の無落雪屋根の小屋裏の換
気構造を示す縦断面図である。 【０００３】寒冷地仕様住宅においては、同図に示すよ
うに、住宅を画成する外壁２００の上に屋根パネル１２
０が、傾斜した上面を有する結合材１１２ａを介して、
建物中央へ下降傾斜する状態で設置されている。また、
この屋根パネル１２０の側端面及び上面端部にも、傾斜
面を有する結合材１１２ｂ、１１２ｃを取り付け、結合
材１１２ｂの建物外側面は、外壁２００の外面と面一に
なり、結合材１１２ｃの上部には、パラペットパネル１
１０が立設されている。 【０００４】このパラペットパネル１１０にはパラペッ
トカバー１１４が覆せられる。 【０００５】こうして、屋根パネル１２０とパラペット
カバー１１４が覆せられたパラペットパネル１１０とに
よって、無落雪屋根１００が形成される。 【０００６】この無落雪屋根１００は、建物中央へ下降
傾斜する形状なので、屋根パネル１２０に積もった雪の
融雪水を中央の谷部に導き、谷部下側に配設された融雪
樋１２２と縦樋１２４とを介して融雪水を地下の排水溝
に排水することができる。 【０００７】このような無落雪屋根１００の下側には、
外壁２００に支持され断熱材２０４が敷き込まれた天井
２０２が取り付けられ、小屋裏２１０が画成されてい
る。 【０００８】この小屋裏２１０は、四方から外壁２００
及びパラペットパネル１１０で密閉され、上下から屋根
パネル１２０と天井２０２とで密閉されるので、換気が
必要である。 【０００９】そこで、図に示すように、四方の外壁２０
０に複数の孔２０６を穿け、各孔２０６にベンチレータ
ー２２０を取り付けて、ベンチレーター２２０を介して
小屋裏２１０内の換気をしていた。 【００１０】 【発明が解決しようとする課題】このような従来の無落
雪屋根の小屋裏の換気構造では、小屋裏２１０の換気を
確実に行うためには、外壁２００に穿けられる孔２０６
の開口面積の総和を大きくとる必要があるが、大きい孔
２０６を外壁２００に穿けると、重量のある無落雪屋根
１００を下で支える外壁２００が構造的に弱くなる。 【００１１】そこで、外壁の強度を維持する無落雪屋根
の小屋裏の換気構造が要望されたが、かかる換気構造と
ともに、換気口から虫が入らないように取り付けられる
ネットとして安価なものを利用することも要望された。
そのため、メッシュパイプを利用することが提案され
た。 【００１２】このメッシュパイプは、ネット状の排水パ
イプであり、土中に埋められることで、大きなごみは通
さずに水分を土中にしみこませるものである。 【００１３】そして、このメッシュパイプは筒状である
ため、防虫ネットとして利用する場合に、どのようにし
て取り付けるかが問題となった。 【００１４】本発明は、この問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、外壁の強度を維持する無落雪屋根の
換気構造において、防虫ネットとして用いられるメッシ
ュパイプを簡単に取り付ける方法を提供することにあ
る。 【００１５】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、内部を中空として建物の外
壁の上に立設され、建物外方に開口する上部開口部、お
よび建物内方に開口して小屋裏に連通する下部開口部を
有するパラペットパネルと、建物の両側から中央部に向
かって断面ほぼＶ字状に下降傾斜し谷部に横樋を有する
と共に、建物の両側付近に小屋裏から上方に通ずる連通
穴を有する屋根部と、一方の端部が前記上部開口部の前
方から上方を覆い、他方の端部が前記下部開口部及び前
記連通穴を覆って屋根部上面と密着し、前記下部開口部
と前記連通穴とを接続することで、小屋裏から連通穴及
び下部開口部を経てパラペットパネルの中空内部を通
り、上部開口部から外部に至るダクトを形成するパラペ
ットカバーと、塩化ビニル樹脂により成形され、前記パ
ラペットカバーの突出する下面に取り付けられて前記上
部開口部を覆うメッシュパイプと、を含み、前記メッシ
ュパイプは、前記上部開口部を覆った状態で前記パラペ
ットカバーの前記下面に当接させ、前記メッシュパイプ
の下から前記パラペットカバーの前記下面に向けて、前
記メッシュパイプを押し潰しながらタッカー止めし、前
記メッシュパイプが弾性力によって前記タッカーによる
穴を下部にあけながら元の筒状に戻ることで、前記パラ
ペットカバーの下面に筒状に取り付けられることを特徴
とする。 【００１６】 【作用】請求項１記載の発明が適用される無落雪屋根
は、パラペットの上部開口部から下部開口部に至る経路
が換気経路となっているので、外壁に換気用の孔を設け
る必要がなくて外壁の強度が劣ることがない。また、外
壁の見栄えが良くなり住宅の外観が向上する。 【００１７】しかしながら、上部開口部は外部に開口す
るもので、このままでは虫などが入り込んでしまうの
で、ネットを取り付ける必要がある。そこで、安価に入
手できるメッシュパイプを利用して防虫ネットとする。 【００１８】このメッシュパイプの取り付けは、このメ
ッシュパイプを、上部開口部を覆った状態で突出するパ
ラペットカバーの下面に当接させ、下からパラペットカ
バーの下面に向けて押し潰しながらタッカー止めするこ
とで行われる。 【００１９】これだけの簡単な工程が完了すると、メッ
シュパイプは弾性力によってタッカー止めされた部分に
穴を下部にあけながら元の筒状に戻り、上部開口部を覆
う防虫ネットとなる。 【００２０】 【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 【００２１】図１は、実施例に係る無落雪屋根の換気構
造を示す縦断面図である。 【００２２】同図に示すように、建物の外壁パネル１０
の上端には、建物の中央部に向かって下降傾斜する屋根
パネル１２が結合材１４を介して取り付けられている。
また、同図には図示しない側の外壁パネルの上端にも、
同様に建物の中央部に向かって下降傾斜する屋根パネル
が結合材を介して取り付けられていて、この屋根は断面
ほぼＶ字状となり、図４に示す従来例と同様に、谷部に
は横樋が設けられているものである。 【００２３】また、この屋根パネル１２の上には屋根材
１６が取り付けられ、これら屋根パネル１２および屋根
材１６の端部には、連通穴１８が形成されている。そし
て、外壁パネル１０の室内側の上部には、天井板２０が
取り付けられてこの天井板２０と屋根パネル１２との間
の空間が小屋裏２２となり、連通穴１８は小屋裏２２と
連通するようになっている。 【００２４】屋根パネル１２の端部には、結合材２４、
２５を介してパラペットパネル２６が立設されている。
このパラペットパネル２６は、方形状に枠組みされた芯
材２８の両面に面材３０、３２を取り付けてなり、建物
外方を向く面材３０の上部に上部開口部３４が形成さ
れ、建物内方を向く面材３２の下部に下部開口部３６が
形成されている。また、このパラペットパネル２６は、
内部が中空となっていることから、上部開口部３４から
中空の内部を経て下部開口部３６に至る経路が換気用の
ダクトとなっている。 【００２５】パラペットパネル２６の上端にはパラペッ
トカバー３８が取り付けられている。このパラペットカ
バー３８は、一方の端部が上部開口部３４の前方から上
方を覆い、他方の端部が下部開口部３６および連通穴を
覆って屋根材１６と密着する形状となっている。 【００２６】したがって、建物の外部からは上部開口部
３４を隠すようになるとともに、下部開口部３６と連通
穴１８とを接続するようになっている。そして、結局、
小屋裏２２から連通穴１８および下部開口部３６を経
て、パラペットパネル２６の中空内部を通り、上部開口
部３４から外部に至るダクトが形成されることとなる。 【００２７】また、パラペットカバー３８は、木製の結
合部４０および前板部４２と金属製のカバー部４４とを
有してなるものである。結合部４０は、パラペットパネ
ル２６の上端から前方に突出する形状となっており、こ
の突出部分の下面４０ａが上部開口部３４の上方を覆う
ようになっている。前板部４２は、結合部４０の前端面
に取り付けられて上部開口部３４の前方を覆うようにな
っている。そして、カバー部４４は、これら前板部４２
および結合部４０の外面を覆い、さらにパラペットパネ
ル２６の建物内方の面を覆って、下部開口部３６の上部
でパラペットパネル２６から離れる方向に屈曲して、屋
根の連通穴１８の上方を覆った状態で屋根材１６に取り
付けられている。 【００２８】結合部４０の突出部分の下面４０ａにはタ
ッカー４６によってメッシュパイプ４８が取り付けられ
ていおり、このメッシュパイプ４８の全体斜視図を図２
に示す。 【００２９】同図において、メッシュパイプ４８は、塩
化ビニル樹脂により製造されたネット状の排水パイプで
あって、一般には土中に埋められることで、大きなごみ
は通さずに水分を土中にしみこませるものである。そし
て、タッカー４６は図２に示すように、メッシュパイプ
４８の軸と平行に位置させて取り付けられる。なお、本
発明にかかるメッシュパイプの取付方法を適用したこと
により、図１に示すように、メッシュパイプ４８には穴
４８ａが形成されている。 【００３０】また、このメッシュパイプ４８の下端に接
触させて、かつ、上部開口部３４を塞がないようにし
て、胴縁５０を介して外装材５２が取り付けられてい
る。 【００３１】本実施例は、上記のように構成されてお
り、以下本発明に係るメッシュパイプ４８の取り付け方
法について説明する。図３は、このメッシュパイプ４８
の取り付け方法を示す図である。 【００３２】まず、パラペットカバー３８の結合部４０
の下面４０ａと、胴縁５０および外装材５２の上端面と
の間にメッシュパイプ４８を配置する。 【００３３】そして、図３（１）に示すように、このメ
ッシュパイプ４８を下から上に向けて押し潰して、結合
部４０の下面４０ａに向けてタッカー４６止めを行う
（図１参照）。 【００３４】こうして、タッカー４６止めが完了する
と、メッシュパイプ４８は、塩化ビニル樹脂から製造さ
れているので、図３（２）に示すように、弾性力によっ
て元の筒状に戻ろうとする。さらに、塩化ビニル樹脂製
のメッシュパイプ４８は強度が弱いので、タッカー４６
止めされた部分は、筒状に戻ろうとする弾性力により図
３（３）に示すように穴４８ａがあいて元の筒状に戻
る。 【００３５】こうして、筒状のままタッカー４６止めさ
れたメッシュパイプ４８は、図１に示すように、結合部
４０の下面４０ａと、胴縁５０および外装材５２の上端
面との間に配置されるので、上部開口部３４の防虫ネッ
トとしての機能を果たすようになる。 【００３６】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能で
ある。 【００３７】例えば、上記実施例における換気構造で
は、図１に示すように、胴縁５０および外装材５２の上
端部が上部開口部３４の一部を塞ぐようになっている
が、これに限定されるものではなく、上部開口部３４が
全て開口するように胴縁５０および外装材５２が取り付
けられた換気構造に、本発明に係るメッシュパイプ４８
取付方法を適用してもよい。 【００３８】また、上記実施例は、パネル工法による建
物に本発明を適用したものであるが、これに限定される
ものではなく、在来工法やツーバイフォー工法による建
物に本発明を適用しても良い。 【００３９】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る無落
雪屋根の換気構造によれば、パラペットパネルの上部開
口部から下部開口部に至る経路が換気経路となっている
ので、外壁に換気用の孔を設ける必要がなくて外壁の強
度が劣ることがない。また、外壁の見栄えが良くなり住
宅の外観が向上する。 また、メッシュパイプという安価
な部材を用いて簡単な作業により換気口の防虫用ネット
を形成できるので、コストの低減および作業の簡略化を
図ることができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a ventilation structure of the non-falling snow roof that is applied to the cold area specification housing. 2. Description of the Related Art FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a conventional ventilation structure in the back of a snow-less roof. [0003] In a house with cold district specifications, as shown in the figure, a roof panel 12 is placed on an outer wall 200 that defines the house.
0 through the bonding material 112a having an inclined upper surface,
It is installed in a state of descending to the center of the building. Also,
Bonding materials 112b and 112c having inclined surfaces are also attached to the side end surface and the upper surface end of the roof panel 120, and the building outer surface of the bonding material 112b is flush with the outer surface of the outer wall 200, and the upper portion of the bonding material 112c Has a parapet panel 1
10 are erected. The parapet panel 110 is covered with a parapet cover 114. [0005] Thus, the snow-free roof 100 is formed by the roof panel 120 and the parapet panel 110 covered with the parapet cover 114. Since the snow-free roof 100 has a shape that is inclined downward toward the center of the building, the snow-melting water accumulated on the roof panel 120 is guided to the central valley, and the snow-melting gutter 122 disposed below the valley is vertically connected to the vertical. The snowmelt water can be drained to an underground drain via the gutter 124. On the underside of such a snowless roof 100,
A ceiling 202 supported by an outer wall 200 and laid with a heat insulating material 204 is attached, and a back hut 210 is defined. [0008] The back of the hut 210 is provided on the outer wall 200 from all sides.
Since it is sealed by the parapet panel 110 and the roof panel 120 and the ceiling 202 from above and below, ventilation is necessary. Therefore, as shown in FIG.
A plurality of holes 206 were drilled in the hole 0, and a ventilator 220 was attached to each hole 206, and the inside of the cabin 210 was ventilated through the ventilator 220. [0010] In such a conventional ventilation structure for the back of a hut with a snow-free roof, in order to reliably ventilate the hut 210, holes 206 formed in the outer wall 200 are required.
However, if a large hole 206 is formed in the outer wall 200, the outer wall 200 supporting the heavy snowfall-free roof 100 below becomes structurally weak. [0011] Therefore, there has been a demand for a ventilation structure for the back of a hut with a snow-free roof that maintains the strength of the outer wall. In addition to such a ventilation structure, an inexpensive net that can be attached so that insects do not enter through the ventilation opening is used. It was also requested.
Therefore, it has been proposed to use a mesh pipe. This mesh pipe is a net-shaped drain pipe, and is buried in the soil to allow water to penetrate into the soil without passing large dust. [0013] Since the mesh pipe is cylindrical, there is a problem in how to attach the mesh pipe when it is used as an insect net. The present invention has been made in view of this problem, and an object of the present invention is to provide a method of easily attaching a mesh pipe used as an insect-proof net in a ventilation structure of a snow-free roof that maintains the strength of an outer wall. Is to do. [0015] In order to achieve the above object, an invention according to claim 1 is characterized in that the inside of the hollow is erected on the outer wall of the building, and the upper opening is opened to the outside of the building. having parts and a parapet panel having a lower opening communicating opening to the attic in building side, the Yokodoi from both sides of the buildings in the valleys is inclined downward in cross section substantially V-shaped toward the center
Alongside the building, there is a communication that runs upward from the back of the hut near both sides.
A roof with holes and one end in front of the upper opening
From the other side, the other end of the lower opening and the front
The communication hole is covered with the upper surface of the roof, and the lower opening is
By connecting the communication hole with the communication hole, the communication hole
Through the hollow inside of the parapet panel
Parapet that forms a duct from the upper opening to the outside
And Ttokaba, molded by a vinyl chloride resin, the parapets attached to the lower surface of projection of the cover seen including a mesh pipe covering the upper opening, the mesh pipe, the while covering the upper opening is brought into contact with the lower surface of the parapet cover, from underneath the front Symbol mesh pipe toward the lower surface of the parapet cover, fasten Tucker while squeezing the mesh pipe, before <br/> Symbol mesh pipe by the elastic force wherein by returning to the original tubular shape while a hole in the bottom by Tucker, characterized in that attached to the lower surface of the front Symbol parapet cover to the tubular. In the snowless roof to which the invention of claim 1 is applied, since the path from the upper opening to the lower opening of the parapet is a ventilation path, a ventilation hole is provided on the outer wall. There is no need to reduce the strength of the outer wall. In addition, the appearance of the outer wall is improved, and the appearance of the house is improved. However, since the upper opening is open to the outside, insects and the like may enter in this state, and it is necessary to attach a net. Therefore, an insect-proof net is formed using a mesh pipe that can be obtained at a low cost. The mesh pipe is attached by bringing the mesh pipe into contact with the lower surface of the protruding parapet cover while covering the upper opening, and squeezing the lower surface of the parapet cover from below to tucker. Done in When these simple steps are completed, the mesh pipe returns to its original cylindrical shape while making a hole at the lower part where the tacker is fixed by the elastic force, and forms an insect-proof net covering the upper opening. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a ventilation structure of a snowless roof according to an embodiment. As shown in FIG.
A roof panel 12 which is inclined downward toward the center of the building is attached to the upper end of the building via a bonding material 14.
Also, at the upper end of the outer wall panel on the side not shown in FIG.
Similarly, a roof panel descending and inclined toward the center of the building is attached via a bonding material, and the roof has a substantially V-shaped cross section, and, like the conventional example shown in FIG. Is provided. A roofing material 16 is mounted on the roof panel 12, and communication holes 18 are formed at ends of the roof panel 12 and the roofing material 16. A ceiling plate 20 is attached to the upper portion of the exterior wall panel 10 on the indoor side, so that the space between the ceiling plate 20 and the roof panel 12 becomes the back of the hut 22, and the communication holes 18 communicate with the back of the hut 22. It has become. At the end of the roof panel 12, a bonding material 24,
A parapet panel 26 is provided upright via the reference numeral 25.
The parapet panel 26 has face materials 30 and 32 attached to both sides of a core material 28 framed in a square shape, and an upper opening 34 is formed at an upper portion of the face material 30 facing the outside of the building. A lower opening 36 is formed in the lower part of the face member 32 facing the. Also, this parapet panel 26
Since the inside is hollow, a path from the upper opening 34 to the lower opening 36 via the hollow inside is a ventilation duct. A parapet cover 38 is attached to the upper end of the parapet panel 26. The parapet cover 38 has a shape in which one end covers the upper part from the front of the upper opening 34 and the other end covers the lower opening 36 and the communication hole and is in close contact with the roof material 16. Therefore, the upper opening 34 is hidden from the outside of the building, and the lower opening 36 and the communication hole 18 are connected. And, after all,
Through the communication hole 18 and the lower opening 36 from the hut back 22, a duct is formed that passes through the hollow inside of the parapet panel 26 and extends from the upper opening 34 to the outside. The parapet cover 38 has a wooden connecting portion 40, a front plate portion 42, and a metal cover portion 44. The connecting portion 40 has a shape protruding forward from the upper end of the parapet panel 26, and the lower surface 40 a of the protruding portion covers the upper part of the upper opening 34. The front plate portion 42 is attached to the front end face of the coupling portion 40 so as to cover the front of the upper opening portion 34. The cover portion 44 is connected to the front plate portion 42.
And bends in a direction away from the parapet panel 26 at the upper part of the lower opening 36 so as to cover the inside of the building of the parapet panel 26 and to cover the upper part of the communication hole 18 of the roof. It is attached to the roofing material 16 in a state where it is set. A mesh pipe 48 is attached to the lower surface 40a of the projecting portion of the connecting portion 40 by a tucker 46. FIG. 2 is an overall perspective view of the mesh pipe 48.
Shown in In the figure, a mesh pipe 48 is a net-shaped drain pipe made of a vinyl chloride resin, and is generally buried in the soil, so that water does not penetrate into the soil without passing large dust. It is something to make. Then, as shown in FIG. 2, the tucker 46 is attached so as to be positioned parallel to the axis of the mesh pipe 48. In addition, as shown in FIG. 1, a hole 48a is formed in the mesh pipe 48 by applying the mesh pipe mounting method according to the present invention. An exterior material 52 is attached to the mesh pipe 48 via a trunk 50 so as to be in contact with the lower end of the mesh pipe 48 and not to close the upper opening 34. This embodiment is configured as described above, and a method of attaching the mesh pipe 48 according to the present invention will be described below. FIG. 3 shows this mesh pipe 48.
It is a figure which shows the attachment method. First, the connecting portion 40 of the parapet cover 38
The mesh pipe 48 is arranged between the lower surface 40a of the base member and the upper end surfaces of the body edge 50 and the exterior material 52. Then, as shown in FIG. 3A, the mesh pipe 48 is crushed upward from below, and the tucker 46 is fixed to the lower surface 40a of the connecting portion 40 (see FIG. 1). When the tucker 46 is thus stopped, the mesh pipe 48 is made of a vinyl chloride resin. Therefore, as shown in FIG. 3B, the mesh pipe 48 tends to return to the original cylindrical shape by the elastic force. Further, since the mesh pipe 48 made of vinyl chloride resin has low strength, the tucker 46
The stopped portion has a hole 48a as shown in FIG. 3 (3) and returns to the original cylindrical shape due to the elastic force of returning to the cylindrical shape. As described above, the mesh pipe 48 fixed to the tucker 46 in the tubular state is disposed between the lower surface 40a of the connecting portion 40, the upper edge of the body rim 50 and the exterior material 52 as shown in FIG. Therefore, the upper opening 34 functions as an insect net. It should be noted that the present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made within the scope of the invention. For example, in the ventilation structure in the above embodiment, as shown in FIG. 1, the upper ends of the body edge 50 and the exterior material 52 block a part of the upper opening 34, but the invention is not limited to this. Instead, the mesh pipe 48 according to the present invention is installed in a ventilation structure in which the body edge 50 and the exterior material 52 are attached so that the upper opening 34 is completely opened.
The mounting method may be applied. In the above embodiment, the present invention is applied to a building by the panel method. However, the present invention is not limited to this, and the present invention may be applied to a building by a conventional method or a two-by-four method. good. As described above , according to the ventilation structure of the snow-free roof according to the present invention, the upper opening of the parapet panel is opened.
The path from the mouth to the lower opening is the ventilation path
Since there is no need to provide ventilation holes on the outer wall,
The degree is not inferior. In addition, the exterior wall looks better and
The appearance of the house is improved. Further, since the insect-preventing net of the ventilation port can be formed by a simple operation using an inexpensive member called a mesh pipe, the cost can be reduced and the operation can be simplified.

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の実施例に係る無落雪屋根の換気構造を
示す縦断面図である。 【図２】図１におけるメッシュパイプの斜視図である。 【図３】メッシュパイプの取り付け方法を示す図であ
る。 【図４】従来の無落雪屋根の小屋裏の換気構造を示す縦
断面図である。 【符号の説明】 １０ 外壁パネル １２ 屋根パネル ２２ 小屋裏 ２８ 芯材 ３０、３２ 面材 ３４ 上部開口部 ３６ 下部開口部 ３８ パラペットカバー ４６ タッカー ４８ メッシュパイプ １００ 無落雪屋根 １２２ 融雪樋BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a ventilation structure of a snowless roof according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a perspective view of the mesh pipe in FIG. FIG. 3 is a view showing a method of attaching a mesh pipe. FIG. 4 is a vertical cross-sectional view showing a ventilation structure behind a hut of a conventional snow-free roof. DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 outer wall panel 12 roof panel 22 hut back 28 core material 30, 32 face material 34 upper opening 36 lower opening 38 parapet cover 46 tucker 48 mesh pipe 100 snow-free roof 122 snow-melting gutter

フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−171704（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−323454（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−2902（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−54123（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−172834（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−172924（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−182422（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) E04D 13/16 E04D 3/40 Continuation of the front page (56) References JP-A-5-171704 (JP, A) JP-A-4-323454 (JP, A) Japanese Utility Model Application No. 64-2902 (JP, U) Japanese Utility Model Application No. 54-54123 (JP , U) Japanese Utility Model Showa 57-172834 (JP, U) Japanese Utility Model Showa 60-172924 (JP, U) Japanese Utility Model Showa 60-182422 (JP, U) (58) Fields surveyed (Int. Cl. ⁷ , DB Name) E04D 13/16 E04D 3/40

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 内部を中空として建物の外壁の上に立設
され、建物外方に開口する上部開口部、および建物内方
に開口して小屋裏に連通する下部開口部を有するパラペ
ットパネルと、建 物の両側から中央部に向かって断面ほぼＶ字状に下降
傾斜し谷部に横樋を有すると共に、建物の両側付近に小
屋裏から上方に通ずる連通穴を有する屋根部と、一方の端部が前記上部開口部の前方から上方を覆い、他
方の端部が前記下部開口部及び前記連通穴を覆って屋根
部上面と密着し、前記下部開口部と前記連通穴とを接続
することで、小屋裏から連通穴及び下部開口部を経てパ
ラペットパネルの中空内部を通り、上部開口部から外部
に至るダクトを形成するパラペットカバーと、 塩化ビニル樹脂により成形され、前記パラペットカバー
の突出する下面に取り付けられて前記上部開口部を覆う
メッシュパイプと、を含み、 前記メッシュパイプは、前記上部開口部を覆った状態で
前記パラペットカバーの前記下面に当接させ、前記メッ
シュパイプの下から前記パラペットカバーの前記下面に
向けて、前記メッシュパイプを押し潰しながらタッカー
止めし、前記メッシュパイプが弾性力によって前記タッ
カーによる穴を下部にあけながら元の筒状に戻ること
で、前記パラペットカバーの下面に筒状に取り付けられ
ることを特徴とする無落雪屋根の小屋裏の換気構造。(57) [Claims] [Claim 1] An upper opening which is erected on the outer wall of a building with the inside being hollow and opens to the outside of the building, and opens to the inside of the building and communicates with the back of the hut. A parapet panel with a lower opening, and a slope that descends in a V-shaped cross section from both sides of the building toward the center, has a gutter in the valley, and has small gutters near both sides of the building.
A roof portion having a communication hole communicating upward from the attic , and one end portion covering the upper portion from the front of the upper opening portion, and
One end covers the lower opening and the communication hole, and
The lower opening and the communication hole are connected to each other
By passing through the communication hole and lower opening from the back of the hut,
Passes through the hollow interior of the lappet panel and exits through the top opening
A parapet cover forming a duct leading to, molded by a vinyl chloride resin, the parapets attached to the lower surface of projection of the cover seen including a mesh pipe covering the upper opening, the mesh pipe, the upper opening parts is brought into contact with the lower surface of the parapet cover while covering the and from under the front Symbol mesh pipe toward the lower surface of the parapet cover, fasten Tucker while squeezing the mesh pipe, the previous SL mesh pipe wherein by returning to the original tubular shape while a hole in the bottom by Tucker, ventilation structure for attic free falling snow roof, characterized in that attached to the lower surface of the front Symbol parapet cover into a tubular shape by an elastic force.