JP3408217B2 - 微細構造の作成方法及び回折光学素子 - Google Patents

微細構造の作成方法及び回折光学素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の光学機器に
用いられる微細構造の作成方法及び回折光学素子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】回折光学素子とは光の回折現象を利用す
る光学素子であり、複数の回折格子により構成されてい
る。断面が階段形状から成る回折光学素子は特開平6−
258510号公報に記載されているように、エッチン
グガスに対して2種類の反応性の異なる薄膜の膜厚を十
分に制御しながら、交互に積層する多層膜基板を形成し
た後にレジストをパターニングする。次に、一方のエッ
チングガスに対して高反応性を有し、他方のエッチング
ガスに対しては低反応性を有する薄膜をエッチングした
後にエッチングガスの種類を変更し、一方のエッチング
ガスに対して低反応性を有し、他方のエッチングガスに
対しては高反応性を有する薄膜をエッチングすることに
より作成することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、上述の公報の方
式における回折格子においては、エッチングにより生じ
た段差を有する面上にレジストを塗布し、次の段のパタ
ーニングを行っているため、パターニングしたレジスト
の側壁、特に段が低い方のレジストの側壁は露光時に反
対側の段の壁からの影響を受け、下面に対してレジスト
側壁の無視できない傾斜が生じ、これにより次面のエッ
チング後の階段形状がレジストの傾斜形状を複写したよ
うに傾斜してしまうという欠点がある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題を解消し、断
面が正確な階段形状を有する微細構造の作成方法及び回
折光学素子を提供することにある。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る微細構造の作成方法は、複数の階段状要
素が並ぶ微細構造を作成する方法であって、基板上にエ
ッチングガスに反応する複数の第1の薄膜と、エッチン
グレートが前記第1の薄膜よりも小さい複数の第2の薄
膜とを交互に積層し、前記第1の薄膜を前記階段状要素
の主要部とし、前記第2の薄膜を前記第1の薄膜をエッ
チングする際のストッパ層とし、前記第2の薄膜が露出
するように前記第1の薄膜をその側面に傾斜を残してエ
ッチングする第1の工程と、該第1の工程の後に前記第
2の薄膜を露出させた状態で前記第1の薄膜の側面をエ
ッチングすることにより前記側面の角度が垂直となるよ
うに修正する第2の工程とを有し、前記第1の薄膜のそ
れぞれを前記第1の工程でエッチングした後に前記側面
に残る傾斜量が互いに異なり、前記第2の薄膜のそれぞ
れの膜厚を前記傾斜量の補正に見合った最小限の膜厚と
することを特徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図面は実施例における階段形状から成
る回折光学素子の作成工程の説明図を示している。第1
の実施例において、図1はエッチング処理前の積層膜1
を示しており、洗浄された直径8インチのSiウェハか
ら成る基板2上に成膜されており、この基板2は図示し
ないスパッタリング装置のターゲットと対向するように
サンプルホルダに配置され、スパッタリング装置の槽内
を十分に真空排気した後に、基板2を一様に300℃に
加熱し、等量の酸素ガスとアルゴンガスを槽内に導入
し、圧力を2Paに設定する。更に、RF電源を用いて
出力800Wの高周波をAlターゲットに印加すること
により基板2上に膜厚約15nmのエッチングテーパ調
整層として機能する補助膜であるAl23膜3aを均一
に成膜する。
【0014】続いて、槽内を真空開放せずにAlターゲ
ットをSiO2ターゲットに変更し、槽内の酸素ガスと
アルゴンガスの混合比が1対10となるように調節し、
Al 23膜3a上に膜厚約600nmの階段形状の主部
を構成する主膜であるSiO 2膜4aを成膜する。
【0015】更に、上述のプロセスを2回繰り返すこと
により、基板2側から順に膜厚約45μm、36μmの
Al23膜3b、3cと膜厚約570nm、579nm
のSiO2膜4b、4cを交互に積層する。このように
して得られた積層膜1は、冷却後に槽内に大気を導入し
た後に、スパッタリング装置から取り出す。
【0016】スパッタリング装置から取り出された積層
膜1は、加熱高温炉において450℃の大気雰囲気中に
おいて約2時間のアニール処理を施し、更に真空蒸着装
置においてクロムの蒸発源と対向するように配置する。
真空蒸着装置の槽内を十分に真空排気した後に、積層膜
1を一様に300℃に加熱し、電子銃を用いてクロムを
加熱することにより、最上段のSiO2膜4c上にマス
クとして膜厚約35nmのクロム膜5を蒸着し、十分に
冷却し槽内に大気を導入した後に、積層膜1を真空蒸着
装置から取り出す。
【0017】また、本実施例においては、Al23膜3
とSiO2膜4のエッチングに使用するエッチングガス
とは反応性が異なるマスクとしてクロム膜5を使用した
が、他の金属薄膜、誘電体膜、合成樹脂等を用いてもよ
い。
【0018】図2はクロム膜5上に所望のパターニング
が施されたフォトレジスト6aを示しており、本実施例
においては、スピンナを用いてクロム膜5上にピッチ4
μm、開口3μmのラインアンドスペースから成る膜厚
1μmのフォトレジスト6aを塗布している。その後
に、このパターニングを公知の方法において露光、現像
して形成する。
【0019】次に、図3に示すようにクロム膜5の露出
部をクロム除去液に浸し、ウエットエッチングにより除
去し、更にRIEエッチング装置の電極上に成膜面がエ
ッチングされるように積層膜1を配置し、槽内を真空排
気した後に、エッチングガスとしてCF4ガス及びCH
3ガスを槽内に導入し、圧力が1Paになるように設
定する。その後に、高周波電源より電極に出力100W
を印加し、放電させることによりSiO2膜4cの露出
部をエッチングする。また、プラズマ計測によりエッチ
ングされていることを確認した後に、続けてテーパ調整
層として機能するAl23膜3cをSiO2膜4cの側
壁が基板面に対して垂直となるために要する所定時間だ
けエッチングを行う。
【0020】更に、槽内に大気を導入した後に積層膜1
を取り出し、図4に示すようにフォトレジスト6aを剥
離する。続いて図5に示すように、図2と同様にスピン
ナを用いて、エッチングした面にピッチ4μm、開口2
μmのラインアンドスペースから成るフォトレジスト6
bをパターニングし露光、現像する。なお、アライメン
トのずれを相殺するため、クロム膜5上のフォトレジス
ト6bは、その端部がクロム膜5の内側に至るようにパ
ターニングする。ただし、本実施例においては、フォト
レジスト6に生ずる側壁部の傾斜及び表面の波打ちは図
示を省略している。
【0021】続いて、図6に示すようにSiO2膜4b
のエッチングマスクとして機能させるために、Al23
膜3cの露出部をウエットエッチングにより除去する。
【0022】また、図7〜図12に示すように上述のプ
ロセスを用い、RIEエッチング装置にサンプルをセッ
トし、階段の2段目以下の部分に反応するSiO2膜4
のエッチング、レジスト剥離、パターニング、Al23
膜3のウェットエッチングを繰り返す。
【0023】補助膜であるAl23膜3の膜厚が各段で
異なる交互積層膜を設けることにより、パターニングで
生じたフォトレジスト6の傾斜部がエッチングで後退し
ても、フォトレジスト6の下のAl23膜3のエッチン
グレートがSiO2膜4及びフォトレジスト6よりも著
しく遅いためマスクとして機能する。それには、各段の
段差量やパターン寸法又はフォトレジスト6の材料及び
露光量等により変化するパターニングの傾斜量や、各段
のSiO2膜4を所望の深さだけエッチングするために
要する時間から、Al23膜3の膜厚を最小限にするこ
とにより、SiO2膜4の側壁が基板面に対して垂直に
エッチングできる。
【0024】また、エッチングの際にSiO2膜4に傾
斜が生じたとしても、その下にあるAl23膜3のエッ
チングレートがSiO2膜4及びフォトレジスト6より
著しく遅いためテーパ角調整層として機能する。それに
は、各段で異なるSiO2膜4のエッチング傾斜量の補
正に見合った最小限のAl23膜3の膜厚に設定するこ
とにより、SiO2膜4の側壁を基板面に対して垂直に
エッチングする。
【0025】所望のパターニングを露光、現像処理した
後にAl23膜3をエッチングし、下の主面を露出させ
てからSiO2膜4をエッチングする手段により、所望
のパターニングを得たAl23膜3を下のSiO2膜4
のエッチングに対し確実にマスクとして使うことによ
り、下のSiO2膜4のエッチングの側壁が底面に対し
て垂直にエッチングすることができる。
【0026】また、図13に示すようにエッチングによ
り損傷を受けたAl23膜3をウエットエッチングによ
り露出部のみ除去し、平滑及び平坦なSiO2膜4を露
出させ、続いて図14に示すように、エッチングにより
損傷を受けたクロム膜5をウエットエッチングを用いて
除去し、平滑及び平坦なSiO2膜4を露出させること
により1段当りの段差が均一となり、しかも断面階段形
状、特に階段と向かい合う側の側壁が底面に対し垂直と
なって、矩形状を成す4段の回折光学素子を作成するこ
とができる。
【0027】また、本実施例においては図示していない
が、得られた4段の回折光学素子の回折格子面に真空蒸
着装置を用いてAl反射膜を形成し、反射式回折光学素
子を作成することもできる。
【0028】第2の実施例として、第1の実施例におけ
る基板2上の補助膜であるAl23膜3aを成膜せず
に、直接に基板2上に主膜であるSiO2膜4を成膜し
てもよい。この際に、SiO2膜4の積層数を3層から
7層に増加し、SiO2膜4の膜厚を基板2側から順に
263nm、233nm、239nm、243nm、2
44nm、246nm、246nmとする。また、Si
2膜4上に成膜したAl23膜3の膜厚は、最下層の
SiO2側から順に30nm、24nm、20nm、1
9nm、17nm、17nmとする。
【0029】また、各層のAl23膜3はウエットエッ
チングでなく、SiO2膜4と同様にRIEエッチング
装置において、CCl4エッチングガスを用いプラズマ
計測を行いながらドライエッチングする。また、他の工
程は第1の実施例と同様としている。
【0030】Siウェハから成る基板2の上のSiO2
膜4を直接成膜しても、SiはSiO2膜4のエッチン
グガスに対して反応性が異なるため、十分にテーパ角調
整層として機能する。
【0031】このようにして作成した回折光学素子は、
第1の実施例と同様に1段当りの段差が均一であり、し
かも断面階段形状、特に階段と向かい合う側の側壁が底
面に対し垂直となり、矩形をなす8段から成る反射式回
折光学素子を実現できる。
【0032】また、Al23膜3を1層省略することに
より、積層膜1の総応力を緩和することができ、基板2
に対し密着力の高い8段の交互積層膜を形成することが
可能となり、高回折効率を有する回折光学素子を得るこ
とができる。
【0033】また、SiO2膜4、Al23膜3及びク
ロム膜5は、上述した材料の組み以外でも同様の効果が
得られる。例えば、主膜とマスクには本実施例と同様
に、SiO2膜とクロム膜を用い、補助膜には基板2と
同じSiを用いる組み合わせでもよい。この場合には、
補助膜のエッチングにCF4ガスを用いてSiO2のSi
に対するエッチング選択比を上げてエッチング除去する
ことにより、同様の回折光学素子を得ることができる。
【0034】第3の実施例として、第1の実施例におけ
るSiO2膜4の代りにAl膜、Al23膜3の代りに
Cu膜、クロム膜5の代りにMo膜を用い、基板2上に
積層膜を形成する。Al膜はCCl4エッチングガスに
よりドライエッチングし、Cu膜及びMo膜はそれぞれ
のエッチング液を用いてウエットエッチングにより除去
することもできる。
【0035】この場合における積層膜1は、膜を構成す
る材料が全て成膜速度の速い金属膜を用いているために
生産性に優れている。
【0036】第4の実施例として、第1の実施例におい
て用いたSiウェハから成る基板2の代りに石英基板を
使用し、得られた回折光学素子の回折格子面にAl反射
膜の代りに反射防止膜を真空蒸着装置を用いて成膜する
ことにより、回折特性が優れた透過式回折光学素子が得
ることができる。また、石英基板以外の透明な光学基材
を用いてもよい。
【0037】更に、Al23膜3の代りにSi34膜を
用い、基板2側から順に膜厚15nm、600nm、3
5nm、580nm、25nm、590nmとし、Si
34膜とSiO2膜4の交互積層膜を作成し、CF3Br
エッチングガスに添加ガスとして酸素ガスを添加し、プ
ラズマ計測を行いながらエッチングしても良好な回折光
学素子を得ることができる。
【0038】第5の実施例として、第1の実施例におい
て作成した4段の回折光学素子における回折格子面にA
l反射膜を形成せずに、得られた回折光学素子を型とし
て使用することができる。この回折光学素子に紫外線硬
化樹脂を滴下し、その上から光学ガラスを張り合わせ、
回折光学素子の裏面又は表面側から紫外線を照射し硬化
した後に、剥離させることにより、レプリカ転写させた
回折光学素子を得ることができる。更に、このレプリカ
転写させた回折光学素子の回折格子面にAl反射膜を形
成することにより、反射式回折光学素子を形成すること
ができる。
【0039】このようにして、作成した反射式回折光学
素子は第1の実施例と同様に1段当りの段差が均一であ
り、しかも反射式回折光学素子を再現性良く、しかも安
価に作成できる。勿論、型としての使用方法は本実施例
において上述した以外のものを用いてもよい。
【0040】第6の実施例として、第5の実施例におい
て作成した型を射出成形機に取り付け、透明な熱可塑性
樹脂を用いて基板2と回折光学素子が一体形状を成すよ
うに成形し、この回折光学素子面と基板2の裏面側に反
射防止膜を蒸着することにより、基板2と一体型の透過
式回折光学素子を得ることができる。
【0041】このようにして作成した回折光学素子は1
段当りの段差が均一であり、しかも生産性に優れた透過
式回折光学素子を再現性良く、安価に作成できる。この
回折光学素子は色分解フィルタとして画像読取装置、液
晶プロジェクタで使用可能であり、また回折レンズとし
て撮影光学系、投影光学系に用いることができる。
【0042】なお、Al23膜3a、3b、3cの膜厚
を各層毎に最適な膜厚でなく、最も厚い45nmに統一
して積層して作成した回折光学素子は、基板2との密着
力が弱く、面内で一部に膜浮きによる面変形が見られ
た。また、Al23膜3a、3b、3cをウエットエッ
チングにおいて3回除去するため、上層のAl23膜3
cの端部では横方向へのくびれが見られ、高精度の矩形
形状をした階段状の回折光学素子が得られず、更には成
膜時間が非常に長くなり生産性にも劣る。しかも、得ら
れた回折光学素子の回折分光特性は反射率が低く、所望
の分光特性が得ることができない。
【0043】なお、第1の実施例においてSiO2膜4
をエッチングした後に、フォトレジスト6でパターニン
グせずに、Al23膜3を除去してからフォトレジスト
6でパターニングする工程に変えることにより、作成し
た回折光学素子はSiO2膜4のエッチング中にフォト
レジスト6の端部がエッチングで後退するため、SiO
2膜4の側壁が底面に対しフォトレジスト6と同様な傾
斜が生じてしまい、所望の矩形形状を有する階段状回折
格子は得ることができない場合がある。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る微細構
造の作成方法は、各段のレジストパターニングの傾斜量
が変っても、又は各段の段差量即ち深さが変っても階段
と向かい合う側の側壁を底面に対し垂直にすることがで
きる。また、主膜が僅かに傾斜を有するエッチング条件
でエッチングしたとしても、側壁を底面即ち基板面に対
して垂直になるように補正できる。
【0045】更に、各段のレジストパターニングの傾斜
量が変っても、又は各段の段差量即ち深さが変化して
も、階段と向かい合う側の側壁を底面に対し精度良く垂
直にする効果があり、各段の幅を精度良く制御すること
ができる。
【0046】また、各段の段幅がそれぞれ所望のパター
ン寸法を精度良く維持し、エッチング形成され、エッチ
ング面の荒れが少なく、何れの面も平滑及び平坦な面が
得られ、回折特性に優れた回折光学素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図2】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図3】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図4】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図5】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図6】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図7】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図8】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図9】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図10】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図11】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図12】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図13】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【図14】回折光学素子の作成工程の説明図である。
【符号の説明】
1 多層膜 2 基板 3 Al23膜 4 SiO2膜 5 クロム膜 6 フォトレジスト

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の階段状要素が並ぶ微細構造を作成
    する方法であって、基板上にエッチングガスに反応する
    複数の第1の薄膜と、エッチングレートが前記第1の薄
    膜よりも小さい複数の第2の薄膜とを交互に積層し、前
    記第1の薄膜を前記階段状要素の主要部とし、前記第2
    の薄膜を前記第1の薄膜をエッチングする際のストッパ
    層とし、前記第2の薄膜が露出するように前記第1の薄
    膜をその側面に傾斜を残してエッチングする第1の工程
    と、該第1の工程の後に前記第2の薄膜を露出させた状
    態で前記第1の薄膜の側面をエッチングすることにより
    前記側面の角度が垂直となるように修正する第2の工程
    とを有し、前記第1の薄膜のそれぞれを前記第1の工程
    でエッチングした後に前記側面に残る傾斜量が互いに異
    なり、前記第2の薄膜のそれぞれの膜厚を前記傾斜量の
    補正に見合った最小限の膜厚とすることを特徴とする微
    細構造の作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法で作成した回折光
    学素子
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