JP3407909B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP3407909B2
JP3407909B2 JP29510592A JP29510592A JP3407909B2 JP 3407909 B2 JP3407909 B2 JP 3407909B2 JP 29510592 A JP29510592 A JP 29510592A JP 29510592 A JP29510592 A JP 29510592A JP 3407909 B2 JP3407909 B2 JP 3407909B2
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幸夫 石川
照夫 増田
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浩則 薗田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は電力によって駆動され
る冷凍機と、この冷凍機によって冷却あるいは加熱され
る蓄熱材を貯えた蓄熱槽と、この蓄熱槽の熱を放熱する
利用側熱交換器とを備えた空気調和装置に関する。 【0002】 【従来の技術】空気調和装置の従来技術としては、実公
昭46−16785号公報に記載されたものがある。こ
の公報に記載されたものは、電力によって駆動されるヒ
ートポンプ式の冷凍機と、この冷凍機によって冷却ある
いは加熱される蓄熱材を有する蓄熱槽と、この蓄熱槽の
熱を室内へ放熱するためのファンコイル等の利用側熱交
換器とを備えたものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前述のような空気調和
装置では、例えば図4に示すように制御が行われてい
た。即ち、空調時間の開始から終了に亘って蓄冷熱槽の
冷熱分が使用されると共に、空調負荷のピーク時の前
後に冷凍機を追掛運転していた。このため、深夜電力等
えられた蓄熱槽の蓄熱分が使い切られていない虞れ
があった。安価な蓄熱分が使い切られていないと、価格
が高い電力を駆動源とした冷凍機を追掛運転させること
になり、空調するためのランニングコストが高くかかっ
てしまう。 【0004】この発明は、ランニングコストを安価にで
きる空気調和装置を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は、電力によっ
て駆動される冷凍機と、この冷凍機によって冷却あるい
は加熱される蓄熱材を有する蓄熱槽と、この蓄熱槽の熱
を放熱する利用側熱交換器とを備えた空気調和装置にお
いて、前記蓄熱槽の蓄熱量が所定値以下になった場合に
は前記電力とは別の駆動源によって運転される冷暖房用
補助冷凍機を備え、前記冷凍機は定期的に運転される
とを特徴とする。 【0006】 【作用】この空気調和装置では、蓄熱槽の蓄熱量が所定
値以下になった場合には、補助冷凍機が電力とは別の駆
動源によって運転される。 【0007】 【実施例】この発明の実施例を図面に基づき説明する。 【0008】図1において、1は蓄熱材を有する蓄熱
槽、2は蓄熱槽内の蓄熱材を冷却あるいは加熱させるた
めの冷凍機、3はこの冷凍機のブラインを蓄熱槽1に送
るためのポンプ、4は熱源側熱交換器、5は蓄熱材の熱
と熱交換される冷温水を熱源側熱交換器へ送るためのポ
ンプ、6はファンコイル等の室内へ蓄熱材の熱を放熱す
る利用側熱交換器、7は熱源側熱交換器4で熱交換され
た冷温水を利用側熱交換器6へ送るためのポンプ、8は
管路9に設けた制御弁、10は管路11に設けた制御
弁、12はサプライヘッダー、13はリターンヘッダ
ー、14は吸収式冷温水機やガスエンジン駆動式ヒート
ポンプ等のガスや油等の燃料で運転される補助冷凍機、
15は補助冷凍機からの冷温水を利用側熱交換器6へ送
るためのポンプ、16は管路17に設けた制御弁、18
は管路19に設けた制御弁、20は氷の有無を検知する
氷検知器で、この検知器は蓄熱材が凍ると体積が増え蓄
熱材が溶けると体積が減ることを利用して検知するフロ
ートスイッチを使用している。21は蓄熱槽1内の温度
を検知する温度検知器、22は主冷凍機2と補助冷凍機
14とポンプ3,5,7,15の運転を制御し、制御弁
8,10,16,18の開度及び開閉を制御するために
マイクロコンピュータ等で構成された制御器である。そ
して、この制御器22は図3に示すように動作される。 【0009】このように構成された空気調和装置は次の
ように動作される。尚、この空気調和装置は冷房運転と
暖房運転とを行えるものであるが、冷房運転についてだ
け説明する。 【0010】この空気調和装置では、例えば22時にな
ると制御器22は冷凍機2及びポンプ3を駆動させて蓄
熱槽1に有する蓄熱材を冷却させる。このとき、22時
から8時までの深夜電力が使われているから、この冷凍
機2のランニングコストは安価である。 【0011】そして、建物の空調時刻8時になると制御
器22は主冷凍機2及びポンプ3の運転を停止させて蓄
熱材の冷却を止める。更に、この制御器22は制御弁1
6,18を閉じ、制御弁8,10を開き、且つポンプ
5,7を運転させ、蓄熱材の熱で建物の冷房を行う。こ
の時の冷房は、蓄熱材に蓄えられた熱を利用しているの
で、空気調和装置のランニングコストは安価である。 【0012】この運転が継続されると、冷却された蓄熱
が徐々に減り、氷が溶けてくる。氷検知器20により氷
量Oが検知され且つ温度検知器21により蓄熱槽1内の
温度が0℃以上と検知されたら、これは蓄熱槽1内の蓄
熱分は使い切られたと判断できるため、制御器22は制
御弁8,10を閉じ、ポンプ5,7の運転を停止させて
蓄熱分による冷房を停止させる。 【0013】同時に制御器22は追掛運転指令の信号を
出力して、制御弁16,18を開き、且つ補助冷凍機1
4及びポンプ15を運転させ、ガスあるいは油等の電力
とは別の駆動源によって運転する補助冷凍機14で冷房
を行う。この時の冷房は、ガスあるいは油等の電力に比
べて安価な駆動源を使用しているので、ランニングコス
トは安価である。 【0014】このように、この空気調和装置では、安価
な駆動源により蓄えられた蓄熱材の熱を使い切ることが
できると共に、電力とは別の安価な駆動源によって補助
冷凍機14を運転することができるから、少ないランニ
ングコストで室内を冷房することができる。勿論、少な
ランニングコストで室内を暖房することもできる。 【0015】また、この空気調和装置では、補助冷凍機
14を用いているので、補助冷凍機を用いていないもの
と比べて、蓄熱を要する高価なシステムを小型化するこ
ともできる。 【0016】尚、この空気調和装置においては、補助冷
凍機14で昼間のピーク時の冷房あるいは暖房を賄わな
ければならないため、補助冷凍機14の容量が蓄熱槽1
の容量と同じかそれ以上の場合に適している。 【0017】また、この実施例では利用側熱交換器6で
蓄熱槽1に蓄えられた主冷凍機2の熱や補助冷凍機14
の熱で室内の冷暖房を行うように構成したが、これは熱
交換器6を共通して利用するようにして設置作業や設備
のコストを低減させるためであり、主冷凍機専用の利用
側熱交換器と補助冷凍機専用の利用側熱交換器とを夫々
設けた構成でも構わない。 【0018】 【発明の効果】この発明は、電力によって駆動される冷
凍機と、この冷凍機によって冷却あるいは加熱される蓄
熱材を有する蓄熱槽と、この蓄熱槽の熱を放熱する利用
側熱交換器とを備えた空気調和装置において、前記蓄熱
槽の蓄熱量が所定値以下になった場合には前記電力とは
別の駆動源によって運転される冷暖房用補助冷凍機を備
え、前記冷凍機は定期的に運転されるので、蓄熱槽内に
は熱が確実に蓄えられ、この蓄えられた熱が冷暖房運転
時に利用され、その後、蓄熱槽の蓄熱量が所定値以下に
なった場合には電力とは別の駆動源によって運転される
前記冷暖房用補助冷凍機を運転される。これにより、安
価な蓄熱槽内の熱を使い切ることができると共に、電力
とは別の安価な駆動源によって補助冷凍機を運転するこ
とができるので、少ないランニングコストで室内を冷暖
房することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を示す空気調和装置の概略
構成図である。 【図2】同空気調和装置の制御を示す線図である。 【図3】同空気調和装置の制御器の動作を示すフローチ
ャートである。 【図4】従来の空気調和装置の制御を示す線図である。 【符号の説明】 1 蓄熱槽 2 冷凍機 6 利用側熱交換器 14 補助冷凍機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薗田 浩則 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−17268(JP,A) 特開 平4−273931(JP,A) 特開 平2−130247(JP,A) 特開 平1−244227(JP,A) 実開 昭58−96471(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00 F28D 20/00 F24F 11/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 電力によって駆動される冷凍機と、この
    冷凍機によって冷却あるいは加熱される蓄熱材を有する
    蓄熱槽と、この蓄熱槽の熱を放熱する利用側熱交換器と
    を備えた空気調和装置において、 前記蓄熱槽の蓄熱量が所定値以下になった場合には前記
    電力とは別の駆動源によって運転される冷暖房用補助冷
    凍機を備え、前記冷凍機は定期的に運転されることを特
    徴とする空気調和装置。
JP29510592A 1992-11-04 1992-11-04 空気調和装置 Expired - Fee Related JP3407909B2 (ja)

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KR101777711B1 (ko) * 2016-07-12 2017-09-26 주식회사 에너틱스 수영장의 냉방 및 난방 시스템

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