JP3407889B2 - スライドファスナーの製造方法 - Google Patents

スライドファスナーの製造方法

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JP3407889B2 JP53394496A JP53394496A JP3407889B2 JP 3407889 B2 JP3407889 B2 JP 3407889B2 JP 53394496 A JP53394496 A JP 53394496A JP 53394496 A JP53394496 A JP 53394496A JP 3407889 B2 JP3407889 B2 JP 3407889B2
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和樹 久世
豊雄 森田
修 藤井
将範 平沢
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ワイケイケイ株式会社
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    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、多様な長尺のファスナーチェーンから所望
の種類のスライドファスナーを所要の数だけ効率的に生
産する方法に関する。
背景技術 連続的に供給される長尺の連続ファスナーチェーンか
らスライドファスナーの製品長さ毎に所定の寸法のスペ
ース部を順次形成し、次いで上止、スライダー、下止な
どのファスナー構成部品を取付けたのち、同ファスナー
チェーンをスライドファスナー毎に切断して、個々のス
ライドファスナーを連続的に製造する方法が、例えば特
開平3−99602号公報、特開平4−40902号公報に開示さ
れている。
ところで、顧客が要望するスライドファスナーの色
調、製品長さ、形態は多品種少量化の傾向にあり、長尺
のファスナーチェーンから個々のスライドファスナーを
連続的に生産する生産ラインにおいては、その生産量を
顧客の注文に応じて効率的に且つ高信頼性の下で管理す
る必要がある。
こうした要求に対応するため、上述の特開平3−9960
2号公報や特開平4−40902号公報に開示されたスライド
ファスナーの製造方法によれば、個々のスライドファス
ナーを定められた本数だけ生産するために必要な長尺フ
ァスナーチェーンの全長を予め測長して供給部に貯留
し、その長さ分だけ生産ラインに供給して、所要の数の
スライドファスナーを生産している。
しかし、顧客からの注文はファスナーチェーンの全長
の長さではなく、あくまでも製品となったスライドファ
スナーの本数をもってなされるものであり、スライドフ
ァスナーの本数により管理がなされることが必要であ
る。
上述の従来の製造方法においては、先ず生産に必要な
ファスナーチェーンの全長を測長した後に、同ファスナ
ーチェーンから生産されるスライドファスナーの製品長
さ毎に、一連の噛合するファスナーエレメントの一部を
所定の寸法をもって除去して順次スペース部を形成する
が、次回のスペース部を形成するためスペース部の形成
工程に送り込まれるファスナーチェーンは、同工程で改
めてスライドファスナーの製品長さが測長される。
一方、上述のごときスライドファスナーの連続的な製
造方法によれば、多工程を通過するファスナーチェーン
にはテンション等の測長条件が変化しやすく、ファスナ
ーチェーンの全長の測長と、スライドファスナーの製品
長さ毎の測長との間にズレが生じる。この場合、隣合う
2本のスライドファスナー間におけるズレは極めて僅か
なものであっても、この僅かなズレが連続生産されるス
ライドファスナーの全長にわたる場合には、極めて大き
なズレとなって即座に生産本数に影響を与えることにな
る。
即ち、ファスナーチェーンの予め必要とする長さを測
長して、その長さだけを生産ラインに供給する場合に
は、生産予定のスライドファスナーの本数に対応するフ
ァスナーチェーンの全長が足りなくなることがあり、こ
れに対処するには不足量を見込んでファスナーチェーン
の全長を予め多めに設定しておく必要があった。こうし
てファスナーチェーンの全長を多く設定すると、スライ
ドファスナーの生産本数に対してファスナーチェーンが
余ることがあり、この余剰のファスナーチェーンは廃棄
されることになる。そのため、生産性の低下につながる
ばかりでなく、余剰量も常に一定でないことから、生産
管理が非常に煩雑になる。
本発明は、上述の課題を解決すべく開発されたもので
あり、その具体的な目的はスライドファスナーに対する
多様な要求に効率的に対応でき、しかも同一品種のスラ
イドファスナーに要するファスナーチェーンの余剰分を
極力排除すると共に、生産管理を容易にするスライドフ
ァスナーの製造方法を提供することにある。
発明の開示 前記の目的を達成するため、本発明はファスナーチェ
ーンの供給部から順次供給される連続ファスナーチェー
ンのスライドファスナーの製品長さ毎にスペース部を形
成した後、スライドファスナー構成部品を順次取付け、
スライドファスナー製品毎に切断して個々のスライドフ
ァスナーを連続的に製造する方法において、順次供給さ
れる連続ファスナーチェーンを前記スペース部の形成工
程に設置される測長手段により予め設定されたスライド
ファスナーの製品長さ毎に測長を繰り返して、同製品長
さに相当する長さのファスナーチェーンを順次スペース
部形成工程に供給すること、前記スペース部形成工程に
て所定のスライドファスナーの本数に相当するスペース
部を順次形成した後に、制御部の指令に基づき前記ファ
スナーチェーンを切断すること、同切断終了後に、前記
制御部のチェーン切替指令に基づいて次回の連続ファス
ナーチェーンの供給に自動的に切り替えることとを含ん
でなることを特徴とするスライドファスナーの製造方法
を主要な構成としている。
また、本発明は次回に製造される異なる種類の他の連
続ファスナーチェーンの供給に自動的に切り換えたの
ち、同連続ファスナーチェーンの供給端部と前回の連続
ファスナーチェーンの切断端部とを自動的に連結するこ
とを含み、更には前記制御部の指令に基づくファスナー
チェーンの切断を、前記ファスナーチェーン供給部とス
ペース形成部との距離が製造されるスライドファスナー
の製品長さに比して長いとき、最終回のスペース部形成
の一体手前のスペース形成終了時に切断し、前記ファス
ナーチェーン供給部とスペース形成部との距離が製造さ
れるスライドファスナーの製品長さに比して短いとき
は、最終回のスペース部形成終了時に切断することをも
含ませることができる。
即ち、本発明にあってはスライドファスナーの製造本
数とは無関係に長尺な複数種類の連続ファスナーチェー
ンを備えたファスナーチェーン供給部から、製造が予定
されている連続ファスナーチェーンをスペース形成工程
に供給すると共に、同スペース形成工程においてスライ
ドファスナーの製品長さを測長してスペース部を形成
し、スライドファスナーの本数分に相当するスペース部
を形成した後に、前記供給部において他の種類のファス
ナーチェーンに自動的に切替え、多種類のスライドファ
スナーをそれぞれ所望の本数だけ逐次連続的に製造す
る。
そのため、従来のごとく予め製造予定のスライドファ
スナーの本数分に相当するファスナーチェーンの全長を
測長して同ファスナーチェーンを供給部に貯留させ、同
ファスナーチェーンの供給時にスペース形成工程にて改
めて個々にスライドファスナーの長さを測長しながらス
ペース部を形成する場合に較べると、必要最小限のファ
スナーチェーンを使用して所定の本数のスライドファス
ナーを製造することができるようになり、しかもファス
ナーチェーン供給部において次回に製造されるファスナ
ーチェーンに自動的に交換されるため、多品種少量化の
要望に即座に対応し得るようになり、生産性を著しく向
上させる。
更に、前記制御部の指令に基づくファスナーチェーン
の切断を、前記ファスナーチェーン供給部とスペース形
成部との距離が製造されるスライドファスナーの製品長
さに比して長いとき、最終回のスペース部形成の一体手
前のスペース形成終了時に切断し、前記ファスナーチェ
ーン供給部とスペース形成部との距離が製造されるスラ
イドファスナーの製品長さに比して短いときは、最終回
のスペース部形成終了時に切断するようにすると、廃棄
されるファスナーチェーンを最小限に止められる。
図面の簡単な説明 図1は本発明に係るスライドファスナーの製造工程例
の概要をを示す全体斜視図であり、図2は同製造工程の
制御ブロック図である。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明の代表的な実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本発明のスライドファスナーの
製造工程の一例を示す全体概略図である。
本実施例によれば、ファスナーチェーン供給装置10は
ユニット化され、本発明のチェーン交換ユニットを構成
する。そして、本実施例においてファスナーチェーン供
給装置10は、特開平4−144689号公報に開示されたテー
プ供給装置と実質的に同一の構造を備えている。従っ
て、本実施例におけるファスナーチェーン供給装置10の
構造に関する詳しい説明は省略し、その作動手順を中心
に説明する。
本実施例におけるファスナーチェーン供給装置10も、
テーブル11にチェーンカセット12として複数のリール上
に巻き上げられた色調の異なる連続ファスナーチェーン
Ca〜Cnをテーブル11上に起立する支持ブラケット13に並
列して複数取り付けられている。また、前記テーブル11
上には各チェーンカセット12a〜12nにより供給される連
続ファスナーチェーンCa〜Cnをチェーン導出路14へと導
びくガイドロール13aが設けられている。更に、前記テ
ーブル11のチェーン導出路14の各前方には、各ファスナ
ーチェーンCa〜Cnの上下面を挟持しながら案内する上下
一対の板状導出部材15がチェーン導出路14に沿って水平
に延設されている。
前記テーブル11はスライドテーブル11a上に交換可能
に設置されており、スライドテーブル11aは前記チェー
ンカセット12a〜12nの並列方向に延びる一対のガイドレ
ール16に跨架され、同ガイドレール16に沿って摺動可能
とされている。前記スライドテーブル11aは、図2に示
すごとく制御装置CPからの指令に基づいて、例えばサー
ボモーター等の制御駆動装置を介して制御回路するボー
ルネジ17の回転に従って前記ガイドレール16に沿って往
復動する。
前記制御装置CPは、前記テーブル11上に配列された複
数のチェーンカセット12a〜12nのうちから所望のチェー
ンカセット12hを選び出し、前記スライドテーブル11aを
ガイドレール16に沿って移動させ、所望のチェーンカセ
ット12hのファスナーチェーンChを案内する前記板状導
出部材15をチェーン加工路CLに対峙させる。
前記上下一対の板状導出部材15の先端部には、先端を
残して左右両側部にファスナーチェーンCのファスナー
テープ面が露呈する凹部15aが形成され、上下の板状導
出部材15は同一形状をなしている。前記凹部15aに対向
する上下には圧接フィードロール17が配設されており、
同圧接フィードロール17は上記制御装置CPからの指令に
基づいて図示せぬシリンダー等の作動装置及びサーボモ
ータ等の正逆転可能な回転駆動装置により上下に制御動
作及び制御回転が可能とされ、その周面中央には円周方
向に連続する溝部17aが形成されている。
前記制御装置CPからチェーンカセット12a〜12nの切替
指令を受けて上述のごとく所望のチェーンカセット12H
に切り替えられると、上下の圧接フィードロール17は接
近方向に移動し、凹部より露呈するファスナーテープ面
を上下より圧接し、ファスナーチェーンChを上下から挟
持する。このとき、圧接フィードロール17に形成された
溝部17a内に板状導出部材15の左右凹部15a間の連結部15
bが収容される。ここで、圧接フィードロール17は所定
の回転数を回転して、前記ファスナーチェーンChの所望
の長さを前方に送り出す。
本発明において、予定数量のスライドファスナーを製
造するには、例えば赤色の前記連続ファスナーチェーン
Chを順次移送しながら、スペース形成装置30にて同一品
種のスライドファスナーSFの製造予定本数に相当するス
ペース部SPを形成する。
所定数のスペース部SPが形成されると、制御部CPから
チェーン交換ユニット10へ指令が発せられ、今まで供給
されていた赤色のファスナーチェーンChが切断される。
切断後、チェーン交換ユニット10へ再び制御部CPから指
令が発せられ、切断された赤色の連続ファスナーチェー
ンChを再びチェーンカセット12hに巻き取り、スライド
テーブル11aが移動し、他の色調、例えば青色の連続フ
ァスナーチェーンCnを装着するチェーンカセット12nが
ファスナーチェーン走行路前に位置し、青色の連続ファ
スナーチェーンCnを供給し、切断がなされた前回の赤色
連続ファスナーチェーンChの切断端と連結し、スペース
形成装置30へと送り込む。
このとき所定数のスペース部SPを成形した赤色の連続
ファスナーチェーンChはスペース形成装置30からチェー
ン交換ユニット10までの間の長さが無駄となり、後に破
棄されることとなるが、製造される個々のスライドファ
スナーの長さをLとし、破棄される長さをL′としたと
き、スライドファスナーの長さLがスペース形成装置30
からチェーン交換ユニット10までの間の距離L′より短
い場合、即ちL<L′であれば、スペース部SPの形成数
を生産予定数の1つ手前で制御部CPからチェーン交換ユ
ニット10に指令を発するようにして、同ファスナーチェ
ーンChを切断し、他の青色連続ファスナーチェーンCnと
連結後に、生産予定数の最後のスペース形成を行う。こ
うしたプログラムを組み込むことは、破棄されるファス
ナーチェーンの長さが少なくでき、有効なものである。
また、スライドファスナーの長さLがスペース形成装
置30からチェーン交換ユニット10までの間の距離L′よ
り長いとき、すなわちL>L′であるときは生産予定数
のスペース形成が終了した後に、直ちにチェーン交換ユ
ニット10に指令を発して長さL′の余剰の赤色ファスナ
ーチェーンChを廃棄する。
以上の制御は、スペース形成装置30からチェーン交換
ユニット10までの間の距離L′は常時一定であるため、
製造が予定される異種のスライドファスナーの長さLを
予め制御装置CPへ入力しておき、前記距離Lと長さL′
とを比較し、スペース形成装置30の作動設定を変更する
ようにする。
本実施例にあっては、上記連続ファスナーチェーンCh
が切断されると、制御装置CPからは圧接フィードロール
17の図示せぬ回転駆動装置に信号が送られ、前記圧接フ
ィードロール17が所定の回転数逆転し、同ロール間で挟
持するファスナーチェーンChを送出し方向とは逆方向に
戻し、同ファスナーチェーンChの切断端を上下の板状導
出部材15の先端まで後退させる。この後退の完了後に、
上下の圧接フィードロール17は離反方向へ移動し、ファ
スナーテープの圧接を解除する。
次いで、上述のごとくスライドテーブル11aを移動さ
せて、次回に製造されるスライドファスナーに対応する
チェーンカセット12hに巻かれた例えば青色の連続ファ
スナーチェーンCnを案内する板状導出部材15をチェーン
加工路CLに対峙させる。ここで再び上下の圧接フィード
ロール17が接近方向に移動し、板状導出部材15の凹部15
aより露出するファスナーテープ面を上下から圧接し、
同ファスナーチェーンCnを挟持する。次いで、上側の圧
接フィードロール17が順方向に回転し、板上導出部材15
の先端から後述する次工程のファスナーチェーン自動継
ぎ装置20に同ファスナーチェーンCnを送り出す。かかる
ファスナーチェーンCnのチェーン加工路CLを進退する移
動量は予め設定されているものであり、圧接フィードロ
ールの回転数により連続ファスナーチェーンCnの移動量
を決定している。
所定の送り出しが終了後、制御装置CPからの指令に基
づき上下の圧接フィードロール17を離反方向に移動さ
せ、ファスナーテープ面の圧接を解除する。送り出され
た連続ファスナーチェーンCnはチェーン自動継ぎ装置20
の第1チェーングリッパー21へと送られ、同ファスナー
チェーンCnの端部が把持固定される。本実施例における
前記チェーン自動継ぎ装置20は、チェーン加工路CLに沿
ってチェーン走行面の一表面を支持案内すると共に所定
の距離を往復動する可動の第1チェーングリッパー21
と、チェーン走行路の所定の位置に固設された第2チェ
ーングリッパー22とからなる。
前記第1及び第2チェーングリッパー21,22の構成
は、一方がチェーン加工路CLに沿って可動であるのに対
して、他方が固定されている点で相違する以外は、基本
的に同一の構成を有している。即ち、前記第1チェーン
グリッパー21はチェーンCの走行路に沿って第2チェー
ングリッパー22に向けて制御装置CPからの指令に基づき
接離動作を繰り返す。この接離動作は、例えば図示せぬ
シリンダーの作動によりなされる。
第1チェーングリッパー21は可動把持部材21aと固定
把持部材21bとからなり、可動把持部材21aは固定把持部
材21bに向けてチェーン加工路CLに直交する方向に図示
せぬシリンダー等の駆動装置により進退可能とされてい
る。また、前記可動把持部材21aと固定把持部材21bの上
面には対向して段部が形成されており、可動把持部材21
aが前進して固定把持部材22と当接した際、各段部間に
て、第1チェーングリッパー上面に位置するファスナー
チェーンCの噛合エレメント列を両側面から挟持する。
また、前記第1チェーングリッパー21は制御装置CPか
らの指令に基づき図示せぬシリンダー等の駆動装置によ
りチェーン走行路に沿って往復動可能とされ、前述のご
とく噛合エレメント列を把持した状態で、新たなファス
ナーチェーンCnを、チェーン送り方向の下流側に所定の
間隔をおいて固設される第2チェーングリッパー22に向
けて移動させる。第2チェーングリッパー22は、前記第
1チェーングリッパー21と同様に可動把持部材22aと固
定把持部材22bとからなり、第2チェーングリッパー22
の可動把持部材22aが固定把持部材22bに向けて前進し、
前回供給されていたファスナーチェーンChの切断端部の
噛合エレメント列を左右から把持固定する。
本実施例によれば、上述のごとく交換されて第1チェ
ーングリッパー21に把持された新たなファスナーチェー
ンCnの先端は第1切断刃26aにより切断され、その切断
端が第1チェーングリッパー21の端面に合致される。ま
た、先に切断された前回のファスナーチェーンChの切断
端は後述する搬送ロールによってファスナーチェーンの
送り方向へ第2チェーングリッパー22の端面と整合する
まで移送されてから、その噛合エレメント列を前述のご
とくに第2チェーングリッパー22により側面から把持固
定する。
こうして第1チェーングリッパー21及び第2チェーン
グリッパー22に把持固定された各ファスナーチェーンC
h,Cnの端部同士は、上述のごとく第1チェーングリッパ
ー21を第2チェーングリッパー22に向けて移動させるこ
とにより、第1、第2チェーングリッパー21,22が当接
した際に、ファスナーチェーンCh,Cnの端部同士が突き
合わされる。
次いで、突き合わされたファスナーチェーンCh,Cnの
端部同士を連結するためのチェーン端連結装置20aが作
動する。このチェーン端連結装置20aは前記ファスナー
チェーンCh,Cnの端部同士が当接したときに第1チェー
ングリッパー21が停止する位置の上方に設けられてい
る。本実施例におけるチェーン端連結装置20aは、図1
に示すごとく金属表面を有するテープ状の接着フィルム
23の貼着部材24とフィルムカッター25とを備えている。
前記接着フィルム貼着部材24は図示せぬシリンダーによ
り昇降し、接着フィルムロール24aとフィルム貼着ロー
ル24bとからなり、同フィルム貼着ロール24bの前方には
前記フィルムカッター25が配設されており、制御装置CP
からの指令により図示せぬ移動手段が作動されて接着フ
ィルム貼着部材24及びフィルムカッター25をチェーン加
工路CLに沿って所定のストローク往復動させる。前記フ
ィルムカッター25の刃端は前記貼着ロール24bの下端よ
り僅かに上方の位置にある。
前記テープ状の接着フィルム23の貼着部材24が図示せ
ぬシリンダー等の駆動装置によりフィルム貼着ロール24
bが第1チェーングリッパー21上のファスナーチェーンC
nを圧接するように下降し、接着フィルム23の端部を貼
り付ける。貼着部材24がファスナーチェーンCnの走行路
に沿って送り方向へ移動し、フィルム貼着ロール24aは
ファスナーチェーンCnの上面に接着フィルム23を貼り付
けながら、第1チェーングリッパー21から第2チェーン
グリッパー22のファスナーチェーンCh上に移動し、突き
合わせたファスナーチェーンCn,Chを接着フィルム23に
より連結する。接着フィルム23は貼着部材24が上昇する
ことによりフィルムカッター25により切断される。
ここで、第1チェーングリッパー21及び第2チェーン
グリッパー22は、それぞれの可動把持部材21a,22aが固
定把持部材21b,22bから離間方向に移動することにより
ファスナーエレメントの挟持を解除し、連結されたファ
スナーチェーンCn,Chを自由な状態とする。次いで、制
御装置CPからの指令を受けて第1チェーングリッパー21
が第2チェーングリッパー22から離間方向に移動して元
の位置に戻る。連結されたファスナーチェーンCは、ス
ペース形成装置30のチェーン送り方向の下流側に配設さ
れた搬送ロール32が図示せぬモーター等の駆動装置によ
り駆動回転され、所定の長さがスペース形成装置30への
移送される。
なお、第1チェーングリッパー21と第2チェーングリ
ッパー22との間に配設されるファスナーチェーンCの切
断手段26は、チェーン加工路CLに直交する方向に図示せ
ぬ駆動手段によりファスナーチェーンに向けて進退可能
とされた第1及び第2の切断刃26a,26bからなり、チェ
ーン加工路CLに沿って並設されている。
上記チェーンカセット12a〜12nに巻かれた連続ファス
ナーチェーンCa〜Cnは、不良部分等を切除する際に同切
断端同士をホッチキスにより連結されており、連続ファ
スナーチェーンCa〜Cnのホッチキスによる連結部分が前
記切断手段26に達する以前に、そのホッチキスによる連
結部分が図示せぬ検出手段により検出されると、その検
出信号を受けて制御装置CPから指令が発せられて前記切
断手段26が連続ファスナーチェーンCa〜Cnの切断位置ま
で移動し、ホッチキスによる連結部分の両側を同時に切
断し、同連結部分を切除したのち、上述と同様の操作に
より接着フィルム23によってファスナーチェーンCa〜Cn
の切断端同士を再び連結し、次工程であるスペース形成
装置30へと移送する。
スペース形成装置30のチェーン送り方向の上流側に
は、同スペース形成装置30に近接させて測長ロール31が
配設されている。本発明において、この測長ロール31は
上述のチェーン交換ユニット10と関連して重要な意義を
有する構成部材の一つである。即ち、本発明におけるス
ペース部の形成タイミングは前記測長ロール31から発せ
られる測長信号に基づいて決められる。そのため同測長
ロール31には、例えばエンコーダ等の回転数検出手段が
設けられ、同測長ロール31の回転数が常時検出され、そ
の検出信号が制御部CPに送られる。制御部CPでは、前記
回転数の検出信号を受けて、予め設定された回転数と比
較して同回転数に達すると、上記搬送ロール32の図示せ
ぬ駆動装置に前記測長ロール31の回転停止信号を送って
搬送ロール32を停止させると共に、前記スペース形成装
置30に作動信号を送り、ファスナーチェーンCの噛合エ
レメント列の一部を除去し、スペース部SPを形成する。
制御装置CPでは、前記回転停止信号あるいはスペース
形成作動信号を送るためにその回数をカウントし、スラ
イドファスナーの生産本数、或いはその生産本数から1
本を引いた本数に対応する予め決められた所定の回数に
達すると、上記第1及び第2チェーングリッパー21,2
2、チェーン切断手段26の図示せぬシリンダー等の作動
部に上述した各作動手順に従って作動信号を送り連続フ
ァスナーチェーンCを切断する。
こうしてスペース部が形成されると、次いでスライド
ファスナーの例えば下止具の取付装置40、連続ファスナ
ーチェーンCの切断装置50、スライダー通し装置60、上
止具の取付装置70などの各装置を順次通され、所定の長
さをもつ所望の品種のスライドファスナーを連続的に製
造する。図1において、41は多種類の下止具用素材、42
は所望の下止具用素材をカットして下止具の取付装置40
に自動供給する下止具用供給装置、61は多種類のスライ
ダーを選択的に自動供給できるスライダー供給装置、62
はスライダーガイド部、63はスライダーホルダー、64は
チェーン搬送グリッパーである。以上のスライドファス
ナー構成部品の取付工程などに適用される各装置は公知
のものが採用でき、本実施例では上記特開平3−99602
号公報に開示された各装置を採用しているため、ここで
はその具体的な構成及び作動に関する説明は同公報の記
載に譲ることにする。
上述の説明からも理解されるように、本実施例にあっ
ては各作動部材の作動タイミング、順序などの全てが制
御装置CPによりなされるものである。図2はそのブロッ
ク図を示している。
なお、上記実施例では非開離型の通常の構造をもつス
ライドファスナーの製造について説明したが、本発明は
開離嵌挿具を取り付けた開離型のスライドファスナーに
も当然適用できる。この場合、前記スペース形成装置30
とスライダー通し装置60との間に前記下止具取付装置50
に代えて図示せぬ補助テープ貼着装置、補強部開孔装
置、開離嵌挿具取付装置を設けることになる。このよう
に、本発明はその精神を逸脱しない範囲において多様な
変更が可能である。
産業上の利用可能性 以上の説明からも明らかなごとく、本発明は製造予定
のスライドファスナーの製造本数とは無関係に長尺の連
続ファスナーチェーンを供給部から供給すると共に、同
ファスナーチェーンを製造される個々のスライドファス
ナーの長さ毎に測長してスペース部を形成し、スライド
ファスナーの本数分に相当するスペース部の形成後に、
前記供給部において他の種類のファスナーチェーンに自
動的に切替え、多種類のスライドファスナーをそれぞれ
所望の本数だけ逐次連続的に製造するため、従来のごと
く予め製造予定のスライドファスナーの本数分に相当す
るファスナーチェーン全長を測長して個別に準備し、し
かもスペース形成工程にて改めて製造される個々のスラ
イドファスナーの長さを測長しながらスペース部を形成
する場合に較べると、多品種少量化の要望に即応し得る
と共に、予めファスナーチェーンの全長を測長すること
を必要としないで、必要最小限のファスナーチェーンを
使用して所定の本数のスライドファスナーを製造するこ
とができるようになり、生産性の向上に資するものが極
めて大である。
また、本発明において前記制御部の指令に基づくファ
スナーチェーンの切断を、前記ファスナーチェーン供給
部とスペース形成部との距離が製造されるスライドファ
スナーの製品長さに比して長いとき、最終回のスペース
部形成の一本手前のスペース形成終了時に切断し、前記
ファスナーチェーン供給部とスペース形成部との距離が
製造されるスライドファスナーの製品長さに比して短い
ときは、最終回のスペース部形成終了時に切断する場合
には、廃棄されるファスナーチェーンの部分を最小限と
することができ、更に生産性が向上する。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−97407(JP,A) 特開 平3−41904(JP,A) 特開 平4−24003(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A44B 19/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファスナーチェーンの供給部から順次供給
    される連続ファスナーチェーンのスライドファスナーの
    製品長さ毎にスペース部を形成した後、スライドファス
    ナー構成部品を順次取付け、スライドファスナーの製品
    毎に切断して個々のスライドファスナーを連続的に製造
    する方法において、 順次供給される連続ファスナーチェーンを前記スペース
    部の形成工程に設置される測長手段により予め設定され
    たスライドファスナーの製品長さ毎に測長を繰り返し
    て、同製品長さに相当するファスナーチェーンの長さを
    順次スペース部形成工程に供給すること、 前記スペース部形成工程にて所定のスライドファスナー
    の本数に相当するスペース部を順次形成した後に、制御
    部の指令に基づき前記ファスナーチェーンを切断するこ
    と、 同切断終了後に、前記制御部のチェーン切替指令に基づ
    いて次回の連続ファスナーチェーンの供給に自動的に切
    り替えること、 とを含んでなることを特徴とするスライドファスナーの
    製造方法。
  2. 【請求項2】次回に製造される異なる種類の他の連続フ
    ァスナーチェーンの供給に自動的に切り換えたのち、同
    連続ファスナーチェーンの供給端部と前回の連続ファス
    ナーチェーンの切断端部とを自動的に連結することを含
    む請求項1記載のスライドファスナーの製造方法。
  3. 【請求項3】前記制御部の指令に基づくファスナーチェ
    ーンの切断を、 前記ファスナーチェーン供給部とスペース形成部との距
    離が製造されるスライドファスナーの製品長さに比して
    長いとき、最終回のスペース部形成の一本手前のスペー
    ス形成終了時に切断し、 前記ファスナーチェーン供給部とスペース形成部との距
    離が製造されるスライドファスナーの製品長さに比して
    短いときは、最終回のスペース部形成終了時に切断する
    ことを含んでなる請求項1記載のスライドファスナーの
    製造方法。
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