JP3407514B2 - 液体吐出装置 - Google Patents
液体吐出装置Info
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Description
よく吐出できるマイクロデバイスに関する。さらには、
微少な液滴としてインクを吐出し、所望の画像を被印画
物上に形成するインクジェットプリンタのヘッドに関す
る。
公報記載のようなマイクロデバイスが知られていた(従
来例1)。
マイクロポンプの構造を示す平面図、図7(b)は図7
(a)のA−A’断面図である。図中、201は第1基
板、202はシリコンである第2基板、203はメンブ
レン部(以下振動板と記す)、204は第3基板、20
5及び206は電極、207はリード電極、208はリ
ード電極引き出し部、209は流体注入口、210は流
体吐出口である。
第2基板202及び第3基板204の間に充填される。
振動板203に形成された電極205と対向する電極2
06との間の電圧を制御し、振動板203を上下に振動
させることにより、流体を流体吐出口210より吐出さ
せることができるものである。
はコスト面、機能面からより小型で安価な液体吐出装置
が求められている。具体的には例えばインクジェットプ
リンタに液体吐出装置を応用したインクジェットプリン
トヘッドでは、より高精細な画像を印刷するために、吐
出口の配列密度を上げるという要求が非常に高い。更
に、液体の吐出量に関してもより微細な液滴を精度よく
吐出することで、液体の供給量の制御を容易にすること
が要求されている。具体的には、液滴の量が一滴当たり
10〜30ngといった要求が特にインクジェットヘッ
ドのようなものに液体吐出装置を応用する場合に必要に
なる。微細な液滴を精度よく吐出させるためには、吐出
口の口径、形状が非常に重要になる。
の場合、液体加圧室を非常に大きく取る必要があるばか
りでなく、液体吐出口も微細な液滴を吐出するための充
分なサイズまで小径化することは困難であるという課題
を有している。また、液体吐出口近傍の液体加圧室に関
する記述はない。
指す場合、液体加圧室の幅を狭くすることや、液体加圧
室間の隔壁も薄くすることが必要である。それによっ
て、液体吐出口の配列密度を上げ、微細化を実現するた
めである。
ことや、液体加圧室間の隔壁を薄くすることは、大きく
2つの課題を有している。
で、隣接する液体加圧室の液体を加圧すると、液体にか
かる圧力が隔壁に作用し、隔壁が撓む現象が現れてく
る。隔壁が撓むと、本来加圧していない液体加圧室の圧
力が上昇し、液体が吐出してしまうといった現象が現れ
る。これは一般的にクロストークと言われ、隔壁の高さ
と厚さによって顕著に現れる現象である。クロストーク
を押さえるためには、隔壁は一定以上の高さと厚さが必
要になる。
で、インクジェットヘッド等で、インクを精度よく吐出
できる吐出口(以降ノズルと記す)形状を有するノズル
を使用することが困難になる点である。以下にこのよう
な課題について説明する。
際特許1511397号により公表され、既知の通り、
その断面はノズルプレートの背面に向けて拡開する形状
が有効である。また、ノズルプレートの厚さに関して
は、特開平5−177834号公報のインクジェット記
録ヘッドに詳細に開示されているように、機械強度を確
保するために一定の厚さが必要である。具体的には、8
0μm程度以上の厚さが必要であると説明されている。
m程度にし、ノズルプレートの厚さを80μmに設定し
た場合、液体加圧側の面の口径は少なくとも直径70μ
m、望ましくは90μm程度が必要になる。
のインクジェットヘッドでは、図8の如く、インクキャ
ビティー104、リザーバー105、インク供給口10
6が形成されたシリコン基板103と、シリコン基板1
03に接合され、ノズル102を有するノズルプレート
101と、シリコン基板103に接合された振動板10
7と、振動板107に接合され、前記インクキャビティ
ー104に対するように接合された圧電素子108から
成るインクジェットヘッドが開示されている。
トヘッドの液体加圧室をインクキャビティと記す)の幅
が狭くなってくることで図9(図8のインクジェットヘ
ッドのBB’断面図)のインクジェットヘッドの断面模
式図に示す如く、ノズル102のインクキャビティ10
4側の開口部よりもインクキャビティ104の幅が狭く
なる場合が生じる。このようにノズル102とインクキ
ャビティー104の接合部に鋭角な凹部102aができ
ることは、インクキャビティー104内で発生あるいは
流入した気泡が鋭角な凹部102aに溜まりやすくな
り、インクの流れを阻害するために、精密なインク吐出
が困難になる。また、鋭角な凹部102aでインクの流
れが乱れ、インクの吐出量や吐出速度が安定しないとい
う課題を有する。
室の幅を狭くし、高密度化に対応できるようにすると共
に、液体加圧室と液体吐出口の接合部で鋭角な凹部が形
成されず、高密度で安定した液体吐出装置を得ることを
目的としている。また、ノズルとの接続部近傍のみの液
体加圧室間の隔壁を薄く形成するため、クロストークの
無い液体吐出装置を提供することを目的とする。
は、液体加圧室が単結晶シリコンに複数形成された液体
加圧室と、該液体加圧室に連通した吐出口と、前記液体
加圧室に液体を供給する供給口と、前記複数の液体加圧
室毎に設けられ、該夫々の液体加圧室に圧力を発生させ
る圧電素子から成る加圧手段とを有する液体吐出装置で
あって、 前記液体加圧室は吐出口が連通する部位及び供
給口側の他の部位により構成され、吐出口が連通する部
位の幅が他の部位の幅よりも広くかつ吐出口の液体加圧
室側の口径より広く形成されていると共に、前記他の部
位の液体加圧室に対応して前記圧電素子が設けられてい
ることを特徴とする。また、本発明の液体吐出装置は、
液体加圧室と、該液体加圧室に連通した吐出口と、前記
液体加圧室に液体を供給する供給口と、前記複数の液体
加圧室毎に設けられ、該夫々の液体加圧室に圧力を発生
させる圧電素子から成る加圧手段とを有する液体吐出装
置であって、前記液体加圧室の前記吐出口と対向する部
位の幅は、前記吐出口の前記液体加圧室と対向する側の
孔径よりも大きく形成され、且つ前記液体加圧室の前記
加圧手段と対向する領域の幅は、前記吐出口の前記液体
加圧室と対向する側の孔径よりも小さく形成されている
ことを特徴とする。
通されていることを特徴とする。
と、該下電極層上に形成された圧電材料と、該圧電材料
上に形成された上電極層とで構成されていることを特徴
とする。
圧電素子下に振動板が形成されて成ることを特徴とす
る。
に形成された斜面部範囲内にあることを特徴とする。
を参照して詳細に説明する。
が好適に応用できる、インクキャビティーが形成された
シリコン基板を使用したインクジェットヘッドの実施例
について述べる。
ンクジェットヘッドに応用した例の平面図であって、図
1(b)は、図1(a)のC−C’断面図である。図
中、101はノズルプレート、102はノズル、103
はシリコン基板、104はインクキャビティー、105
はリザーバー、106はインク供給口、107は振動
板、108は圧電素子である。また、109はノズル1
02近傍に形成された、幅広の部位である。
給口106を通じて、インクキャビティー104に導入
される。一方振動板107上に形成された圧電素子10
8は、図示しない電極間に印加される電界によってイン
クキャビティー104側にたわみ、インクキャビティー
104に圧力を発生させる。加圧されたインクの一部は
インク供給口106へと逆流するものの、ノズル102
からインク滴として吐出する。
るためのノズル102の構造について説明する。インク
ジェットヘッドでは、機械的な強度の要求から、一般的
にノズルプレート101の厚さは90μm程度のものが
使用される。また、ノズル102の吐出面の口径は35
μm程度の径が適当とされている。また、ノズル102
のインクキャビティー104側の口径は80μm程度の
径が適当である。即ち、ノズル102の断面形状は、イ
ンクキャビティー104側から、吐出面にかけて滑らか
な円錐形状になっていることが望ましいのである。これ
は、ノズル中のインクの流れを滑らかにすることによ
り、吐出するインク滴の量を精度よく安定させることが
できるためである。
キャビティー部の拡大断面図である。図2には3キャビ
ティー分の断面図を示してある。ノズル102上に接合
されたインクキャビティー104を有するシリコン基板
103を接合してなる。特に、シリコン基板103とノ
ズルプレート101の接合部のインクキャビティー10
4の隔壁の一部が、ノズル102の接合面のノズル10
2の径よりも広い幅広部109を形成してなる。
発生させる機構について図2を用いて説明する。
電界を印加することで圧電素子108は図中アの矢印方
向へ変形しようとする。このとき、振動板107との間
に働く応力により、振動板107、圧電素子108は図
中イの方向へ変形する。一般に振動板107、圧電素子
108の図中イの方向への変形量を変位量と称する。
素子108にかかる電界強度による応力と、振動板10
7の曲げ剛性、ヤング率及び、インクキャビティー10
4の広さによってほぼ決定される。圧電素子108の圧
電定数がほぼ一定であるとすると、前述の如くより低い
印加電圧で圧電素子を駆動することを目指す場合、より
高い電界強度を得る必要がある。この場合、圧電素子1
08の膜厚はより薄いことが望ましい。しかしながら、
圧電素子108の膜厚が薄くなると、発生する応力が減
少してしまうため、一定の変位量を得るためには振動板
107の曲げ剛性が小さいことが必要である。従って、
振動板107の厚さもより薄いことが望ましいことにな
る。しかしながら、インクキャビティー104に満たさ
れたインクに一定以上の圧力を発生させ、ノズル102
から必要なインクを吐出させるためには、振動板107
に一定以上の剛性が必要になる。
キャビティー104内に必要な圧力を発生させ、且つ、
一定以下の駆動電圧で圧電素子108を駆動するために
必要な構造について詳細に検討した。その結果、インク
キャビティー104の幅は40〜50μm程度が最も良
好な結果が得られることを発見した。
インクキャビティー104側の口径は80μm程度が望
ましいことから、ノズル102とシリコン基板103を
接合した場合、ノズル102のインクキャビティー10
4側のノズル口がふさがれるために、微細なインクを精
度よく吐出させることが困難になる。
く、ノズル102の近傍のみにインクキャビティー幅広
部109を形成し、インクキャビティー104全体の幅
を広げることなく、微細なインクを精度よく吐出させる
ことができるようにしたものである。
ンクキャビティー104の端部に形成された斜面部であ
る。この斜面部110は、例えばシリコン基板103と
して、(110)面方位の基板を使用し、KOH等のア
ルカリ溶液で異方性エッチングを行った場合、(11
0)面に対して約35度の角度で出現する(111)面
である。図で明らかなように、斜面部110はノズルプ
レート101と約35度の角度で接することになる。こ
のようにインクキャビティー104内に狭角で囲まれた
部位が存在することは、インク中に混入、あるいは発生
した気泡が狭角部にたまり易くなる。このことは、圧電
素子108によって発生した圧力が減少するために、イ
ンクを正確に吐出することが困難になる。気泡は通常ノ
ズル102から吸引等の方法によってインクキャビティ
ー104内から排出するが、特にこのような狭角部はイ
ンクが滞留するために気泡の排出は困難である。そこ
で、本発明の如くノズル102を(111)面の斜面1
10に対する部位に配置することは、インクの滞留を防
止し、効率よく気泡を排出するために重要である。
ドに於いてインクキャビティー幅広部109を形成する
ことには更に格別の効果があるため、図2を用いて説明
する。
のうち、両端の圧電素子108を駆動した場合、両端の
インクキャビティー104内のインクの圧力が上昇し、
中心のインクキャビティー104を構成するシリコン基
板103製の隔壁が図のウの方向にたわむことになる。
これによって中心のインクキャビティー104の圧力が
上昇し、中心のノズル102からインクが吐出してしま
うことになる。このような現象は一般的にクロストーク
と呼ばれ、異常な吐出動作である。
の高さを低くすることと、隔壁の厚さを厚くすることが
有効な手段である。しかしながら、本実施例のようにシ
リコン基板103を使用する場合、シリコン基板103
の製造上の制約により、200μm程度の厚さが限界で
ある。そこで隔壁の厚さを厚くすることがクロストーク
を防ぐ上で重要になる。一般に、ノズル102の配列ピ
ッチは180DPI(ドット・パー・インチ)等のピッ
チで固定されている。従って隔壁の厚さを厚くするため
にはインクキャビティー104の幅を狭くすることが必
要になる。例えば、180DPIでインクキャビティー
104を配列する場合、そのピッチは141μmピッチ
になる。しかしながら前述の如く、インクキャビティー
104の幅を狭くすることはノズル102のインクキャ
ビティー104側の口径よりも大きくなってしまう。こ
のような場合でも、ノズル102近傍のみのキャビティ
ー104の幅を広げることで、クロストークが発生しな
いような充分な隔壁厚さを確保すると共に、吐出特性の
良いノズル形状のノズルプレート101を使用すること
ができるものである。
ジェットヘッドとして形成するための製造方法について
図3(a)〜(f)を用いて説明する。まず、図3
(a)のように、面方位(110)のシリコン基板10
3上にを熱酸化等の方法で酸化シリコン層112を形成
する。次に圧電素子として、Pt下電極層108−1、
PZT圧電層108−2、Pt上電極層108−3をス
パッタリング等の方法で成膜し、適宜一般的なフォトリ
ソグラフィー等の方法でパターニングを行う。このPt
下電極層108−1及びPt上電極層108−3の電極
層でサンドイッチされたPZT圧電層108−2の構造
が、上下の電極間に印加された電圧によって圧電素子と
して機能する。以降圧電素子の形成された面を能動面、
対する面を裏面と記す。
コン層112のパターニングを行う(第1の酸化シリコ
ンエッチング工程)。
ーが部分的に広い、インクキャビティー幅広部109を
形成する部位や、インク供給口106を形成する部位の
酸化シリコン層112を他の酸化シリコン層112の厚
さより薄くするごとく、ハーフエッチングを行う(第2
の酸化シリコンエッチング工程)。
コンエッチング工程で酸化シリコン層112の除去され
た部位のシリコン基板103を、KOH溶液等のエッチ
ャントを用いて異方性エッチングを行うことで、インク
キャビティー104、リザーバー105を形成する。こ
の時、面方位(111)の斜面部110が出現する(第
1のシリコンエッチング工程)。
ンエッチング工程でハーフエッチングされた、インクキ
ャビティー幅広部109を形成する部位や、インク供給
口106を形成する部位の薄い酸化シリコン層112は
除去し、その他の部位の酸化シリコン層112を残すよ
うに酸化シリコン層112のエッチングを行う(第3の
酸化シリコンエッチング工程)。
ンエッチング工程で除去された部位のシリコン基板10
3をハーフエッチングすることで、インクキャビティー
が部分的に広い、インクキャビティー幅広部109及び
インク供給口106を形成する。
圧電層、上電極層を酸化シリコン層を有するシリコン基
板上にスパッタリング等の方法で成膜した場合の例を説
明した。実施例2では、酸化シリコン層を形成したシリ
コンを両面からエッチングを行い、液体吐出装置をイン
クジェットヘッドのインクキャビティーとして形成する
場合について説明する。
クジェットヘッドに応用し、酸化シリコン層を形成した
シリコンを両面からエッチングを行い、インクジェット
ヘッドのインクキャビティーとして形成する場合の断面
図である。また、図4(b)は図4(a)のインクキャ
ビティーの平面図である。
前述のごとく、KOH等のエッチャントによってエッチ
ングし、インクキャビティー104、インク供給口10
6、リザーバー105を形成する。このとき、ノズルプ
レート101面側の図示しない酸化シリコン層と、振動
板107面側の酸化シリコン層をエッチングマスクとし
て、両面の酸化シリコン層のパターン形状を合わせてお
くことで、(110)面に垂直な(111)面で囲まれ
たインクキャビティー104を形成することができる。
その後、実施例1で述べたように、酸化シリコンのハー
フエッチング技術を使用して、図4(b)の如く、イン
クキャビティー幅広部109を形成する。次に図4
(a)に示したように、ノズル102を有するノズルプ
レート101、振動板107、圧電素子108を接着等
の方法で接合し、インクジェットヘッドを得るものであ
る。
一つのノズルに連通されてなるインクジェットヘッドに
ついて説明する。
を一つのノズルに連通してなるインクジェットヘッドの
平面図である。
電素子108を形成してある。本実施例では一つのノズ
ル102に対して、第1のインクキャビティー104−
1と、第2のインクキャビティー104−2の二つのイ
ンクキャビティーが接続された構造である。
一つのノズルに連通されてなるインクジェットヘッドの
格別な効果について図2を用いて説明する。実施例1で
説明したように、インクが満たされたインクキャビティ
ー104内に必要な圧力を発生させ、且つ、一定以下の
駆動電圧で圧電素子108を駆動するために必要な構造
は、インクキャビティー104の幅が40〜50μm程
度が適当である。ノズル102から吐出するインクの体
積(インク量)は、振動板107が図中のイの方向にた
わむことによるインクキャビティー104の体積減少分
(以下排除体積と記す。)によって決まる。従って、ノ
ズル102からのインクの吐出量をある一定以上増やそ
うとした場合には、インクキャビティー104の長さを
長くする必要がある。しかしながら、インクキャビティ
ー104の長さを長くすることは、インクジェットヘッ
ドの大型化をまねき、コスト増加につながってしまうこ
とななる。そこで本実施例の如く、二つあるいは、それ
以上の複数のインクキャビティーを並列に形成し、一つ
のノズル102からインクを吐出させる構造にすること
で、インクキャビティー104の長さを長くすることな
く、より多くの排除体積を得ることができるものであ
る。
な液体を精度よく搬送するマイクロポンプに応用した例
について述べる。
を搬送するマイクロポンプに応用した例であって、10
5はリザーバー、106aは液体供給口、104aは液
体キャビティー、102はノズルである。リザーバー1
05への液体の供給や、ノズル102からの液体の取り
出しは、用途によって適宜選択できる。また、液体キャ
ビティー104aでの液体の加圧方法は圧電素子、静電
アクチュエーター、加熱による発泡を利用するもの等が
使用できる。
4aを、一つのノズル102に接続した構造にすること
で、駆動する液体キャビティー104aの数を制御し、
吐出する液体の量のダイナミックレンジを広くすること
ができる。また、各々の液体キャビティー104aでの
圧力を精密に制御することで、非常に精度の高い液体搬
送が可能になるものである。
動エネルギーを低減し、滑らかな形状を有する吐出口を
使用することが可能になり、更に、隣接した液体加圧室
のクロストークを軽減しながら、より微細な液滴を精度
よく吐出できる液体吐出装置を得ることができるもので
ある。
接続することで、より小型で制御性の高い液体吐出装置
を得ることができる。
ットヘッドや、マイクロポンプ等の微量な液体を吐出す
る装置に応用でき、吐出精度を向上することが可能であ
る。
ジェットヘッドの図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)のC−C’断面図である。
ジェットヘッドの拡大断面図である。
ジェットヘッドの製造方法を示す断面図である。
ジェットヘッドの、シリコンのインクキャビティーを両
面から形成する場合の図であり、(a)は断面図、
(b)はインクキャビティー及び、ノズルプレートの平
面図である。
インクキャビティーが一つのノズルに連通されてなるイ
ンクジェットヘッドの平面図である。
ロポンプの平面図である。
は平面図、(b)は(a)のA−A’断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 液体加圧室と、該液体加圧室に連通した
吐出口と、前記液体加圧室に液体を供給する供給口と、
前記複数の液体加圧室毎に設けられ、該夫々の液体加圧
室に圧力を発生させる圧電素子から成る加圧手段とを有
する液体吐出装置であって、 前記液体加圧室は吐出口が連通する部位及び供給口側の
他の部位により構成され、吐出口が連通する部位の幅が
他の部位の幅よりも広くかつ吐出口の液体加圧室側の口
径より広く形成されていると共に、前記他の部位の液体
加圧室に対応して前記圧電素子が設けられていることを
特徴とする液体吐出装置。 - 【請求項2】 前記吐出口が複数の液体加圧室に連通さ
れていることを特徴とする請求項1記載の液体吐出装
置。 - 【請求項3】 前記圧電素子が少なくとも下電極層と、
該下電極層上に形成された圧電材料と、該圧電材料上に
形成された上電極層とで構成されていることを特徴とす
る請求項1記載の液体吐出装置。 - 【請求項4】 前記液体加圧室に対して形成された圧電
素子下に振動板が形成されて成ることを特徴とする請求
項3記載の液体吐出装置。 - 【請求項5】 前記吐出口が前記液体加圧室の端部に形
成された斜面部範囲内にあることを特徴とする請求項1
記載の液体吐出装置。 - 【請求項6】 液体加圧室と、該液体加圧室に連通した
吐出口と、前記液体加圧室に液体を供給する供給口と、
前記複数の液体加圧室毎に設けられ、該夫々の液体加圧
室に圧力を発生させる圧電素子から成る加圧手段とを有
する液体吐出装置であって、 前記液体加圧室の前記吐出口と対向する部位の幅は、前
記吐出口の前記液体加圧室と対向する側の孔径よりも大
きく形成され、且つ前記液体加圧室の前記加圧手段と対
向する領域の幅は、前記吐出口の前記液体加圧室と対向
する側の孔径よりも小さく形成されていることを特徴と
する液体吐出装置。
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