JP3406815B2 - バッテリボックス装置 - Google Patents
バッテリボックス装置Info
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- JP3406815B2 JP3406815B2 JP28554597A JP28554597A JP3406815B2 JP 3406815 B2 JP3406815 B2 JP 3406815B2 JP 28554597 A JP28554597 A JP 28554597A JP 28554597 A JP28554597 A JP 28554597A JP 3406815 B2 JP3406815 B2 JP 3406815B2
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- Japan
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- battery box
- batteries
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- vehicle
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両走行用の電
動機を備える車両のバッテリボックス装置に関する。
動機を備える車両のバッテリボックス装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から排気エミッションを改善するた
め、エンジンと電動機を組み合わせたハイブリッド電気
自動車が知られている。
め、エンジンと電動機を組み合わせたハイブリッド電気
自動車が知られている。
【０００３】このようなハイブリッド電気自動車は、エ
ンジンにより駆動される発電機と、発電された電力を蓄
えるバッテリとを備え、これらを電源にインバータを介
して電動機を駆動して走行する。
ンジンにより駆動される発電機と、発電された電力を蓄
えるバッテリとを備え、これらを電源にインバータを介
して電動機を駆動して走行する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような車両におい
ては、とくに大型車両の場合、バッテリを数多く使用す
るため、これらの格納に大きなスペースが要求される。
また、車載性や整備性の面からも、これらのバッテリは
分散させるのでなく、車体内部の１ケ所にまとめて格納
することが望まれる。従来例として、コンテナや台に複
数のバッテリを設置するようにしたものがあるが、バッ
テリの設置が平面的な配列構成のため、バッテリの数が
多い大型車両への採用に適するものはない（特開平５ー
１５９７５５号公報，特開平７ー１７２１９０号公
報）。
ては、とくに大型車両の場合、バッテリを数多く使用す
るため、これらの格納に大きなスペースが要求される。
また、車載性や整備性の面からも、これらのバッテリは
分散させるのでなく、車体内部の１ケ所にまとめて格納
することが望まれる。従来例として、コンテナや台に複
数のバッテリを設置するようにしたものがあるが、バッ
テリの設置が平面的な配列構成のため、バッテリの数が
多い大型車両への採用に適するものはない（特開平５ー
１５９７５５号公報，特開平７ー１７２１９０号公
報）。
【０００５】この発明は、数多くのバッテリを効率よく
設置可能なバッテリボックス装置の提供を目的とする。
設置可能なバッテリボックス装置の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】第１の発明では、多数の
バッテリを収納するバッテリボックスと、これらバッテ
リを電源に駆動される車両走行用の電動機を備える車両
において、バッテリボックスの内部を上下２段に区画す
る骨組みを構築し、これら区画空間にそれぞれ複数のバ
ッテリを配置する一方、骨組みの構築要素としては、上
下２段の支持面をもつ４つの柱部材と、同じ支持面上で
前後の柱部材を連結する左右１対の横梁部材と、同じく
左右の柱部材を連結する前後１対の縦梁部材と、備えて
なり、骨組みの下面に車体への固定用のブラケットとフ
ォークリフトのつめガイド用のブラケットを結合する。
バッテリを収納するバッテリボックスと、これらバッテ
リを電源に駆動される車両走行用の電動機を備える車両
において、バッテリボックスの内部を上下２段に区画す
る骨組みを構築し、これら区画空間にそれぞれ複数のバ
ッテリを配置する一方、骨組みの構築要素としては、上
下２段の支持面をもつ４つの柱部材と、同じ支持面上で
前後の柱部材を連結する左右１対の横梁部材と、同じく
左右の柱部材を連結する前後１対の縦梁部材と、備えて
なり、骨組みの下面に車体への固定用のブラケットとフ
ォークリフトのつめガイド用のブラケットを結合する。
【０００７】第２の発明では、多数のバッテリを収納す
るバッテリボックスと、これらバッテリを電源に駆動さ
れる車両走行用の電動機を備える車両において、バッテ
リボックスの内部を上下２段に区画する骨組みを構築
し、これら区画空間にそれぞれ複数のバッテリを横に寝
かせた状態に配置する一方、骨組みの構築要素として
は、上下２段の支持面をもつ４つの柱部材と、同じ支持
面上で前後の柱部材を連結する左右１対の横梁部材と、
同じく左右の柱部材を連結する前後１対の縦梁部材と、
備えてなり、骨組みの下面に車体への固定用のブラケッ
トとフォークリフトのつめガイド用のブラケットを結合
する。
るバッテリボックスと、これらバッテリを電源に駆動さ
れる車両走行用の電動機を備える車両において、バッテ
リボックスの内部を上下２段に区画する骨組みを構築
し、これら区画空間にそれぞれ複数のバッテリを横に寝
かせた状態に配置する一方、骨組みの構築要素として
は、上下２段の支持面をもつ４つの柱部材と、同じ支持
面上で前後の柱部材を連結する左右１対の横梁部材と、
同じく左右の柱部材を連結する前後１対の縦梁部材と、
備えてなり、骨組みの下面に車体への固定用のブラケッ
トとフォークリフトのつめガイド用のブラケットを結合
する。
【０００８】第３の発明では、第１の発明または第２の
発明において、骨組みの上段と下段との間で下段側の前
後１対の縦梁部材の中央部を連結する補強部材を設け
る。
発明において、骨組みの上段と下段との間で下段側の前
後１対の縦梁部材の中央部を連結する補強部材を設け
る。
【０００９】第４の発明では、第１の発明〜第３の発明
のいずれかにおいて、骨組みをぞれぞれが独立の構造体
として前部と後部との２組に分割し、これら構築体を前
後に互いの縦梁部材で背中合わせに結合する。
のいずれかにおいて、骨組みをぞれぞれが独立の構造体
として前部と後部との２組に分割し、これら構築体を前
後に互いの縦梁部材で背中合わせに結合する。
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【発明の効果】第１の発明では、バッテリボックスの内
部にこれを上下２段に区画する骨組みを介して数多くの
バッテリを平面効率よく収納できる。また、骨組みの構
築により、バッテリボックスの重量増加を最小限に抑え
つつ、バッテリボックスに必要な強度剛性の確保が可能
になる。
部にこれを上下２段に区画する骨組みを介して数多くの
バッテリを平面効率よく収納できる。また、骨組みの構
築により、バッテリボックスの重量増加を最小限に抑え
つつ、バッテリボックスに必要な強度剛性の確保が可能
になる。
【００１３】第２の発明では、バッテリは横に寝かせた
状態に設置されるため、バッテリボックスの高さも低く
抑えられる。
状態に設置されるため、バッテリボックスの高さも低く
抑えられる。
【００１４】第１の発明または第２の発明では、４つの
柱部材の各支持面上にそれぞれ縦梁部材と横梁部材とか
ら矩形枠が上下２段に形成される。そのため、バッテリ
ボックスの内部に上下２段の矩形枠を介して数多くのバ
ッテリを平面効率よく収納できる。また、骨組みの構成
要素も最小限に抑えられ、コストの面でも有利となる。
柱部材の各支持面上にそれぞれ縦梁部材と横梁部材とか
ら矩形枠が上下２段に形成される。そのため、バッテリ
ボックスの内部に上下２段の矩形枠を介して数多くのバ
ッテリを平面効率よく収納できる。また、骨組みの構成
要素も最小限に抑えられ、コストの面でも有利となる。
【００１５】さらに第１の発明または第２の発明では、
車体への固定用のブラケットとフォークリフトのつめガ
イド用のブラケットにより、これら本来の機能を確保し
ながら、骨組みの補強効果が得られる。
車体への固定用のブラケットとフォークリフトのつめガ
イド用のブラケットにより、これら本来の機能を確保し
ながら、骨組みの補強効果が得られる。
【００１６】第５の発明では、補強部材により上下２段
の矩形枠の間でこれら中央部の強度剛性を向上できる。
の矩形枠の間でこれら中央部の強度剛性を向上できる。
【００１７】第６の発明では、２つの独立した構築体を
前後に連結することにより、骨組みの高い強度剛性を確
保できる。
前後に連結することにより、骨組みの高い強度剛性を確
保できる。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１はバスなど車両の後部に設え
る動力室を表すものであり、動力室１にエンジン２と、
エンジン２により駆動される発電機３と、発電機３で発
電される電力を蓄えるバッテリ４と、発電機３およびバ
ッテリ４を電源にインバータ７を介して駆動される走行
用の電動機５，６などが収装される。
る動力室を表すものであり、動力室１にエンジン２と、
エンジン２により駆動される発電機３と、発電機３で発
電される電力を蓄えるバッテリ４と、発電機３およびバ
ッテリ４を電源にインバータ７を介して駆動される走行
用の電動機５，６などが収装される。
【００１９】動力室１はその上面と左右側面および後面
がそれぞれ車体パネル（ルーフパネル，サイドパネル，
バックパネル）で囲われ、前面は車室との隔壁で仕切ら
れる。後面の車体パネルには、動力室１を部分的に外部
へ開放するための、点検や整備用の開閉扉が設けられ
る。
がそれぞれ車体パネル（ルーフパネル，サイドパネル，
バックパネル）で囲われ、前面は車室との隔壁で仕切ら
れる。後面の車体パネルには、動力室１を部分的に外部
へ開放するための、点検や整備用の開閉扉が設けられ
る。
【００２０】動力室１の内部において、エンジン２は動
力室１の図左側（車両左側）の下段に横置きに搭載さ
れ、発電機３はエンジン２に連結される。９はエアクリ
ーナである。電動機５，６は動力室１の図右側（車両右
側）の下段に搭載され、その駆動力は減速機１０を介し
てドライブシャフト、さらに差動装置から駆動輪へと伝
達される。
力室１の図左側（車両左側）の下段に横置きに搭載さ
れ、発電機３はエンジン２に連結される。９はエアクリ
ーナである。電動機５，６は動力室１の図右側（車両右
側）の下段に搭載され、その駆動力は減速機１０を介し
てドライブシャフト、さらに差動装置から駆動輪へと伝
達される。
【００２１】インバータ７は動力室１の図右側（車両右
側）の中段のインバータ室１１に格納され、バッテリ４
はインバータ室１１の上方のバッテリ室１２に格納され
る。インバータ室１１と発電機３および電動機５，６と
の間にエアコンプレッサ１３、エアコンユニット１４、
ラジエータユニットおよび補機類などが配設される。
側）の中段のインバータ室１１に格納され、バッテリ４
はインバータ室１１の上方のバッテリ室１２に格納され
る。インバータ室１１と発電機３および電動機５，６と
の間にエアコンプレッサ１３、エアコンユニット１４、
ラジエータユニットおよび補機類などが配設される。
【００２２】エンジン２と発電機３との間に遮熱板１５
が介装される。遮熱板１５は動力室１の前面と後面との
間で発電機３をエンジン室１６から仕切るように形成さ
れると共に、エンジン室１６に対してインバータ室１１
およびバッテリ室１２も仕切るように動力室１の上部
（最上段）へ至るまで延設される。
が介装される。遮熱板１５は動力室１の前面と後面との
間で発電機３をエンジン室１６から仕切るように形成さ
れると共に、エンジン室１６に対してインバータ室１１
およびバッテリ室１２も仕切るように動力室１の上部
（最上段）へ至るまで延設される。
【００２３】バッテリ４については、バッテリボックス
２０が備えられ、その内部に数多くのバッテリ４が収装
される。図２〜図５において、バッテリボックス２０は
箱枠状の骨組み２１（フレーム）とそのカバー２２とか
らなり、フレーム２１の下面に車体側への固定用のフレ
ームブラケット２３と、フォークリフトのつめ用ガイド
２４と、コネクタボックス２５ａ，２５ｂが取り付けら
れる。
２０が備えられ、その内部に数多くのバッテリ４が収装
される。図２〜図５において、バッテリボックス２０は
箱枠状の骨組み２１（フレーム）とそのカバー２２とか
らなり、フレーム２１の下面に車体側への固定用のフレ
ームブラケット２３と、フォークリフトのつめ用ガイド
２４と、コネクタボックス２５ａ，２５ｂが取り付けら
れる。
【００２４】フレーム２１はそれぞれ独立した構築体２
１ａ，２１ｂを前後に連結する構成を備える。各構築体
２１ａ，２１ｂは、上下２段の支持面２６ａ，２６ｂを
もつ４つの柱部材２６と、各支持面２６ａ，２６ｂ上で
前後の柱部材２６を連結する左右１対の横梁部材２７
と、同じく左右の柱部材２６を連結する前後１対の縦梁
部材２８とから形成される（図５参照）。
１ａ，２１ｂを前後に連結する構成を備える。各構築体
２１ａ，２１ｂは、上下２段の支持面２６ａ，２６ｂを
もつ４つの柱部材２６と、各支持面２６ａ，２６ｂ上で
前後の柱部材２６を連結する左右１対の横梁部材２７
と、同じく左右の柱部材２６を連結する前後１対の縦梁
部材２８とから形成される（図５参照）。
【００２５】これら梁部材２７，２８は４つ柱部材２６
の同じ支持面２６ａ，２６ｂ上で複数（この例では６
つ）のバッテリ４を縦方向へ１列に設置可能な矩形枠２
９（バッテリ設置面）を上下２段に形成する（図２，図
３参照）。各段の前後１対の縦梁部材２８には、バッテ
リ４の位置決め用にスペーサ３０が配置される。
の同じ支持面２６ａ，２６ｂ上で複数（この例では６
つ）のバッテリ４を縦方向へ１列に設置可能な矩形枠２
９（バッテリ設置面）を上下２段に形成する（図２，図
３参照）。各段の前後１対の縦梁部材２８には、バッテ
リ４の位置決め用にスペーサ３０が配置される。
【００２６】バッテリ４は配線の便宜上からも、左右へ
２グループに分けられ、左側のものはバッテリ端子４ａ
が左方向へむくよう、また右側のものはバッテリ端子４
ａが右方向へ向くよう、それぞれ横に寝かせた状態でス
ペーサ３０間に設置される。そして、１グループ毎にバ
ッテリ４は前後１対のリテーナ３１とこれらをスペーサ
３０のナットに締め付けるボルト３３を介して矩形枠２
９に固定される（図２参照）。
２グループに分けられ、左側のものはバッテリ端子４ａ
が左方向へむくよう、また右側のものはバッテリ端子４
ａが右方向へ向くよう、それぞれ横に寝かせた状態でス
ペーサ３０間に設置される。そして、１グループ毎にバ
ッテリ４は前後１対のリテーナ３１とこれらをスペーサ
３０のナットに締め付けるボルト３３を介して矩形枠２
９に固定される（図２参照）。
【００２７】矩形枠２９の中央部には、バッテリ４間の
間隔がスペース３０ａで広めに取られ、下段側に補強部
材３４が付加される。補強部材３４はフランジ３５ａを
もつ１対のチャンネル材３５と、これらの両端に結合す
るブラケット３５ｂとからなり、チャンネル材３５のフ
ランジ３５ａを上段側における前後の縦梁部材２８の下
面に結合する一方、チャンネル材３５のブラケット３５
ｂを下段側における前後の縦梁部材２８の内面に結合す
ることにより、下段の中央部を前後方向へ延びるように
組み付けられる（図２，図５参照）。
間隔がスペース３０ａで広めに取られ、下段側に補強部
材３４が付加される。補強部材３４はフランジ３５ａを
もつ１対のチャンネル材３５と、これらの両端に結合す
るブラケット３５ｂとからなり、チャンネル材３５のフ
ランジ３５ａを上段側における前後の縦梁部材２８の下
面に結合する一方、チャンネル材３５のブラケット３５
ｂを下段側における前後の縦梁部材２８の内面に結合す
ることにより、下段の中央部を前後方向へ延びるように
組み付けられる（図２，図５参照）。
【００２８】フレーム２１はこのような独立した２つの
構築体２１ａ，２１ｂを前後に互いに上下の縦梁部材２
８で背中合わせに連結される（図３，図４参照）。カバ
ー２２はフレーム２１の各面（下面を除く）に取り付け
られるプレートから形成される。プレートには、バッテ
リボックス２０内の通気性を確保するため、多数の小孔
が設けられる。小孔は人の指を含む小さな異物が入らな
い大きさに形成され、バッテリ端子４ａに異物などが触
れるのを防止する。
構築体２１ａ，２１ｂを前後に互いに上下の縦梁部材２
８で背中合わせに連結される（図３，図４参照）。カバ
ー２２はフレーム２１の各面（下面を除く）に取り付け
られるプレートから形成される。プレートには、バッテ
リボックス２０内の通気性を確保するため、多数の小孔
が設けられる。小孔は人の指を含む小さな異物が入らな
い大きさに形成され、バッテリ端子４ａに異物などが触
れるのを防止する。
【００２９】このような構成により、バッテリボックス
２０の内部にフレーム２１を介して上下２段で前後２列
に数多く（この例では２４個）のバッテリ４を効率よく
収納できる。とくにバッテリ４の設置面（矩形枠２９）
を上下２段に備えるため、バッテリボックス２０内の平
面効率を高められる。また、バッテリ４は横に寝かせた
状態で矩形枠２９に固定するため、バッテリボックス２
０の高さも低く抑えられ、その車載性を良好に確保でき
る。
２０の内部にフレーム２１を介して上下２段で前後２列
に数多く（この例では２４個）のバッテリ４を効率よく
収納できる。とくにバッテリ４の設置面（矩形枠２９）
を上下２段に備えるため、バッテリボックス２０内の平
面効率を高められる。また、バッテリ４は横に寝かせた
状態で矩形枠２９に固定するため、バッテリボックス２
０の高さも低く抑えられ、その車載性を良好に確保でき
る。
【００３０】バッテリボックス２０はバッテリの重量を
フレームで支持し、取り扱いの安全性をカバーで確保す
る。そのため、全体として軽量でメンセナンスも容易に
行えるバッテリボックスを安価に実現できる。
フレームで支持し、取り扱いの安全性をカバーで確保す
る。そのため、全体として軽量でメンセナンスも容易に
行えるバッテリボックスを安価に実現できる。
【００３１】フレーム２１は、各構築体２１ａ，２１ｂ
の上段と下段との間で下段側の前後１対の縦梁部材２８
の中央部を連結する補強部材３４を付加し、これら構築
体２１ａ，２１ｂを前後に連結することにより、高い強
度剛性を確保できる。また、車体側への固定用のフレー
ムブラケット２３とフォークリフトのつめガイド２４お
よびターミナルボック２５ａ，２５ｂにより、前後の構
築体２１ａ，２１ｂがこれら下面で連結されるため、フ
レーム２１の剛性強度を高める効果が期待できる。
の上段と下段との間で下段側の前後１対の縦梁部材２８
の中央部を連結する補強部材３４を付加し、これら構築
体２１ａ，２１ｂを前後に連結することにより、高い強
度剛性を確保できる。また、車体側への固定用のフレー
ムブラケット２３とフォークリフトのつめガイド２４お
よびターミナルボック２５ａ，２５ｂにより、前後の構
築体２１ａ，２１ｂがこれら下面で連結されるため、フ
レーム２１の剛性強度を高める効果が期待できる。
【００３２】なお、バッテリ室１２の床面には、バッテ
リボックス２０のフレームブラケット２３に受ける溝型
のガイドレール２４が取り付けられ、バッテリボックス
２０の出し入れに伴う前後方向への動きを案内するよう
になっている。フレームブラケット２３とガイドレール
２４との間には、バッテリボックス２０をバッテリ室１
２に固定するためのロック機構（図示せず）が備えられ
る（図１参照）。
リボックス２０のフレームブラケット２３に受ける溝型
のガイドレール２４が取り付けられ、バッテリボックス
２０の出し入れに伴う前後方向への動きを案内するよう
になっている。フレームブラケット２３とガイドレール
２４との間には、バッテリボックス２０をバッテリ室１
２に固定するためのロック機構（図示せず）が備えられ
る（図１参照）。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施形態を表す配置構成図である。
【図２】同じくバッテリボックスの縦断面図である。
【図３】同じくバッテリボックスの横断面図である。
【図４】同じくバッテリボックスの平面的な断面図であ
る。
る。
【図５】同じくフレームの一部分解斜視図である。
１ 動力室
２ エンジン
３ 発電機
４ バッテリ
４ａ バッテリ端子
５，６ 電動機
１２ バッテリ室
２０ バッテリボックス
２１ フレーム
２１ａ，２１ｂ 構築体
２２ カバー
２３ フレームブラケット
２４ フォークリフト用の爪ガイド
２５ａ，２５ｂ ターミナルボックス
２６ 柱部材
２６ａ，２６ｂ 支持面
２７ 横梁部材
２８ 縦梁部材
２９ 矩形枠
３０ スペーサ
３１ リテーナ
３３ ボルト
３４ 補強部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 草原 裕次
埼玉県上尾市大字壱丁目一番地 日産デ
ィーゼル工業株式会社内
(72)発明者 阿部 聡彦
埼玉県上尾市大字壱丁目一番地 日産デ
ィーゼル工業株式会社内
(56)参考文献 特開 平９−86188（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−69870（ＪＰ，Ａ)
特開 平１−226427（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−310255（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−197960（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−118139（ＪＰ，Ａ)
実開 平５−56546（ＪＰ，Ｕ)
実開 平５−28728（ＪＰ，Ｕ)
実公 昭25−231（ＪＰ，Ｙ１)
実公 昭49−8279（ＪＰ，Ｙ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B60K 1/04
B60L 11/18
H01M 2/10
Claims (4)
- 【請求項１】多数のバッテリを収納するバッテリボック
スと、これらバッテリを電源に駆動される車両走行用の
電動機を備える車両において、バッテリボックスの内部
を上下２段に区画する骨組みを構築し、これら区画空間
にそれぞれ複数のバッテリを配置する一方、骨組みの構
築要素としては、上下２段の支持面をもつ４つの柱部材
と、同じ支持面上で前後の柱部材を連結する左右１対の
横梁部材と、同じく左右の柱部材を連結する前後１対の
縦梁部材と、備えてなり、骨組みの下面に車体への固定
用のブラケットとフォークリフトのつめガイド用のブラ
ケットを結合したことを特徴とするバッテリボックス装
置。 - 【請求項２】多数のバッテリを収納するバッテリボック
スと、これらバッテリを電源に駆動される車両走行用の
電動機を備える車両において、バッテリボックスの内部
を上下２段に区画する骨組みを構築し、これら区画空間
にそれぞれ複数のバッテリを横に寝かせた状態に配置す
る一方、骨組みの構築要素としては、上下２段の支持面
をもつ４つの柱部材と、同じ支持面上で前後の柱部材を
連結する左右１対の横梁部材と、同じく左右の柱部材を
連結する前後１対の縦梁部材と、備えてなり、骨組みの
下面に車体への固定用のブラケットとフォークリフトの
つめガイド用のブラケットを結合したことを特徴とする
バッテリボックス装置。 - 【請求項３】骨組みの上段と下段との間で下段側の前後
１対の縦梁部材の中央部を連結する補強部材を設けたこ
とを特徴とする請求項１または請求項２に記載のバッテ
リボックス装置。 - 【請求項４】骨組みをぞれぞれが独立の構造体として前
部と後部との２組に分割し、これら構築体を前後に互い
の縦梁部材で背中合わせに結合したことを特徴する請求
項１〜請求項３のいずれかに記載のバッテリボックス装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28554597A JP3406815B2 (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | バッテリボックス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28554597A JP3406815B2 (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | バッテリボックス装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115505A JPH11115505A (ja) | 1999-04-27 |
| JP3406815B2 true JP3406815B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=17692935
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-
1997
- 1997-10-17 JP JP28554597A patent/JP3406815B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
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