JP3406605B2 - 食品の汚染物質の検出手段 - Google Patents

食品の汚染物質の検出手段

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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願 本出願は、その内容を引用して本明細書の一部とし
た、1993年5月19日付け出願の米国特許出願第08/064,5
21号の一部継続出願である。
発明の分野 本発明は、食品における有毒な汚染物質の存在を検出
する技術に関する。
発明の背景 過去、数年来、我々に対して販売されている食品の安
全性に関する関心が高まっている。食品の汚染は各種の
原因に起因し、可能な汚染物質の種類は食品により異な
ることが多い。
生肉のような動物からの食品製品の殆どは、その処理
の前、処理の間、又は処理後に汚染される可能性があ
る。かかる汚染は、例えば、屠殺場の糞便との接触、食
品製品のあらゆる処理段階における食品製品の取り扱い
人に起因し、自然に発生し及び人為的に発生して、食品
を成長させたり、又は処理する環境に存在する、毒素に
起因する。殆どの場合、汚染物質は微量であり、食品が
適正に処理されるならば、消費者に対し非常に起因には
ならない。しかしながら、食品の汚染物質は、食品kg当
たり数個の細菌というように一般に微量ではあるが、食
品が満足し得る状態で貯蔵されなかったり、又は食品が
長期間、貯蔵されたりする場合には、細菌のような汚染
物質は、その製品の最終的な消費者にとって非常に危険
となる程に成長する。食品が許容し得る状態にて市場に
供給されるとしても、その後の消費者による処理のた
め、食品に非常に危険な汚染物質が発生する可能性があ
る。
多数の事故及び原因のため、食品の供給に対する関心
が高まっている。これらの事故には、次のものがある。
生の鳥及び卵製品は、サルモネラ菌で汚染されている
ことがあり、かかる製品の調理が不十分であると、その
汚染した食品を消費した人間に重大な病気が生じたり、
死亡事故が発生している。
滅菌処理が不十分な牛乳製品がリステリア菌(Lister
ia)で汚染していることがあり、その結果、その製品の
消費者の重大な病気が生じたり、又は死亡事故が発生し
ている。
極めて有毒なE.コリ(coli)の特性のため、調理が不
十分な牛肉製品を消費した人間が何名か死亡している。
魚を汚染する、シグワテラー(ciguatoxins)のよう
な毒素が多数、公知である。これらの毒素は、調理によ
って不活性化されず、又は死滅しないため、その毒素が
魚に存在することは、その製品の全ての消費者にとって
危険となる。
牡蛎のような貝類は、その成長する水中に存在する全
ての汚染物質を濃縮化するから、それらが生で食べるこ
とが多い消費者の健康にとって危険となる。
魚は生で食されることが益々多くなっており、このた
め、水中の汚染物質に起因する病気の発生の可能性が増
す。
消費者が買った食品が汚染しているか否かを判断する
唯一の手段は、肉眼で検査すること、及び臭いを嗅ぐこ
とである。これらは、通常、汚染物質を検出するのに十
分ではない。
消費者が買った食品製品が消費に適したものであるか
否かを検出する確実な手段が課題とされている。この問
題点の全ての解決策は、比較的経済的であり、しかも且
つ病気の原因となり得る多数の病原菌を検出し得るもの
でなければならない。また、複雑な試験装置を利用した
り又は特殊な知識を持たない消費者が、自分が買った製
品に汚染物質が存在しないか否かを容易に判断し得るよ
うにするため、簡単に「読み取り」得るものでなければ
ならない。
発明の概要 本発明は、食品の汚染物質の検出手段に関する。この
食品の汚染物質の検出手段は、基材に結合されたインジ
ケータを備えている。このインジケータは、毒素の有無
について試験すべき食品の汁と連通している。
食品の汁に毒素が存在するとき、食品が汚染している
ことを表示するため、インジケータの色を変化させる手
段が設けられる。本発明の一つの実施例において、色を
変化させる手段は、毒素が存在するとき、基材から分離
する識別された抗体を含む。もう一つの実施例におい
て、色を変化させるこの手段は、毒素が存在するとき、
基材に結合する識別された抗体を備えている。もう一つ
の別の実施例において、その色の変化の結果、バー・コ
ードが変化する。
図面の簡単な説明 本発明の上記及びその他の特徴並びに利点は、以下の
添付図面に関する詳細な説明から、一層良く理解されよ
う。添付図面において、 図1は、包装した食品製品の平面図、 図2は、バー・コード検出システムを有する、包装し
た食品製品の底面図、 図3は、包装体におけるバー・コード検出システムを
示す、包装した食品製品の側面断面図、 図4は、食品包装体に取り付ける前の本発明の一実施
例によるバー・コード検出システムを示す図、 図5は、本発明に使用されるバー・コード読み取り装
置の概略図、 図6は、食品が無い包装トレーにおける別の実施例の
バー・コード検出システムの側面断面図、 図6Aは、図6の一部の拡大図、 図7は、一実施例によるバー・コードシステムの一部
が取り付けられた、図6の吸収材ライナーの底面の斜視
図、 図8は、図7に示した部分の正面図、 図9は、図6のバー・コードシステムの別の部分の正
面図、 図10Aは、汚染物質が存在しない食品包装体を外部か
ら見たときの状態を示す図8、及び図9の部分の正面
図、 図10Bは、汚染物質が存在する食品包装体を外部から
見たときの状態を示す図8及び図9の部分の正面図、 図11は、食品が無いときの包装トレーにおける別の実
施例のバー・コード検出システムの側面断面図、 図12は、図11のバー・コードシステムの変形例に使用
されるライナーの斜視図、 図13は、毒素と反応する前の本発明の原理を具体化す
る生肉インジケータ片の斜視図、及び 図14は、毒素と反応した後の図13の生肉インジケータ
片の斜視図である。
特定の実施例の詳細な説明 本発明は、食品製品に存在する可能性のある毒素及び
その他の汚染物質の検出システムとして、購入、販売又
は流通段階で製品を識別する文言、記号又はバー・コー
ドの一部の形態とすることの出来るインジケータを使用
するものである。本明細書で使用する毒素(toxin)と
は、食品からその食品の消費者に移る可能性のある化学
物質又は病原性微生物、又はその汚染した食品製品の消
費者に対して有毒となり、又は病気の原因となる可能性
のあるその他の媒体物を意味するものとする。
バー・コードは、製品の種類、数量、価格、単価及び
原産地に関する情報を含む、食品製品を機械で読み取り
可能な方法で識別するための現在の一般的な方法である
から、本発明は、このバー・コードに関して説明する。
しかしながら、本発明は、その他の製品識別システム、
機械で読み取り可能及び/又は人間が読み取り可能なそ
の他の製品識別システムにも適用可能である。本明細書
にて「視覚的に把握可能」という言葉を使用するとき、
その言葉は、バー・コード読み取り装置又はその他の走
査装置により、視覚的に把握することが出来、又は読み
取り可能であることを意味するものとする。
同様の部品又は構成要素を表示するため、図面の全体
を通じて同一の参照符号を使用する。
食品製品は、「大量生産」されて、図1乃至図3に示
すように、包装した容器に入れて小売店で販売されるこ
とが多い。典型的に、かかる包装体は、食品製品12を収
容する発泡スチロール製トレー10を含む。該トレー及び
食品は、透明なラップ材料14で密封されている。吸収材
パッド15が食品製品12とトレー10の内側底部との間に位
置している。代金の計算額の間違いを少なくし、また、
在庫管理のため、勘定レジスタ(図5)の走査時に、製
品に付されたバー・コードシステム16が使用される。こ
のバー・コードシステムは、その製品を識別する番号を
表示する一連のバーから成っている。バー・コードシス
テムのような製品の識別システムは、本発明の実施に際
し、食品製品中の毒素を検出する機能を果たす。
図1乃至図3の実施例において、バー・コードシステ
ム16は、透明な薄膜又は基材20に印刷される。この基材
20の片面は、トレー10の内側に取り付けるための自己接
着面を有し、また、基材20の反対側には、バー・コード
システム16が印刷されている。発泡スチロール製トレー
10の底部は、矩形の穴18を有している。この穴18は、マ
イラー(MYLAR(デュポンの登録商標名))のような透
明な材料シートで形成した窓部21で覆われており、適当
な接着剤を使用してマイラーは発泡スチロール材料に密
封されている。また、これらの穴18及び窓部21は、食品
製品12がバー・コードシステム16に接触し得るようにす
るため、食品製品12からの液体及び汁を集める採取器19
としての働きもする。基材20は、包装体に付与される前
に、バー・コードシステム16を覆う剥離可能な保護用の
剥離層22(図4)で形成することが出来る。その食品製
品12を包装する現場にて、剥離層22を剥ぎ取り、基材20
の接着剤側を窓部21の内面側に付与して、バー・コード
システム16が包装体の内方を向き且つ食品製品12の汁に
露呈されるようにする。これとは別に、この基材20は、
窓部として機能するようにしてもよく、この場合、該基
材は、穴18を覆い且つ密封し得るように穴18に取り付け
られる。
バー・コードシステムは、抗原に結合させた識別抗体
により形成される。この識別された(labeled)抗体
は、「インキ」として機能し、透明な基材20にバー・コ
ードパターンにて「印刷」される。第一に、基材20の全
面に、又はバー・コードシステムを付与しようとするそ
の表面の一部分に抗体が結合される。その次に、識別さ
れた抗体をインキとして使用し、基材20の抗体で被覆し
た表面にバー・コードプリンタにより、バー・コードシ
ステムを付与する。このバー・コードシステム16は、バ
ー・コードの通常の製品識別機能を果たすこと、即ち、
価格、単価、製品の種類、原産地、数量又は重量に関す
る情報を表現することが好ましい。図5に示すように、
バー・コードシステム16を付した食品包装体は、販売時
点にて、カウンタ25に取り付けたバー・コードスキャ
ナ、又は読み取り装置24の下を通り、通常の方法で、そ
の製品の情報を読み取る。店のコンピュータ26がこの情
報を処理して、その購入代金を合計し且つ在庫を管理す
る。
本発明に使用されるバー・コードシステムは、対象と
する毒素又は汚染物質の抗原決定子(determinant)を
透明な基材に不可逆的に結合させることにより作製され
る。この抗原決定子は、その毒素に特有の毒素の小さい
一部とし、毒素自体とし、毒素、又は毒素の「真似をす
る」ことの出来るその他の化合物の類似体、又は病原性
の微生物とすることが出来、これらは、全て本明細書に
おいて、「毒素」と称する。毒素の結合に適した基材
は、当該技術分野で周知である。基材20が窓部21として
機能する場合、該基材は、食品の汁に対して不透過性で
なければならない。適当な基材には、活性疎水性ポリビ
ニリデン化合物、ポリビニリデン・2フッカ物、セルロ
ース硝酸塩及び酢酸セルロースの混合エステル、疎水性
のポリビニリデン2フッカ物、親水性のポリビニリデン
2フッカ物、積層及び非積層ポリテトラ・フロロ・エチ
レン、微繊維ガラス、セルロース及びポリプロピレンが
含まれる。毒素を基材に結合させたならば、基材に残る
その他の結合物は、ウシ血清アルブミン、又はその他の
適当な遮断剤のような「不活性」な結合剤に接触させる
ことで遮断される。
毒素が基材に結合されたならば、本明細書にて抗毒素
とも称する、毒素に対する特性を呈する、識別された抗
体を毒素に結合させる。本発明での使用に適した抗体
は、単クローン性抗体及び多クローン性抗体の双方を含
む。所望の毒素に特有のかかる抗体の作製は、当該技術
分野にて周知である。場合によっては、抗原の毒性を
「防毒」すべく、毒素を蛋白に接合させる必要があるこ
とがある。さもなければ、有毒の抗原を注射したとき、
抗原が作製される動物が死亡する可能性がある。化合物
を接合する方法は、当該技術分野で周知であり、かかる
方法の一つは、1988年に日本、東京で開催された第7回
真菌毒素(Mycotoxins)及び藻類毒素(phycotoxins)
の国際IUPACシンポジウムの招待発表者の論文集であ
る、真菌毒素及び藻類毒素、88(アムステルダムのElse
vier Science publishers)の303−310頁にホッカマ(H
okama)その他の者により発表されたものがあり、その
論文の内容は、引用して本明細書の一部に含めてある。
本発明の一つの実施例において、抗体は、着色したラ
テックスバンドで識別される。着色したラテックスバン
ドで識別された抗体を作製することは、当該技術で周知
である。かかる識別された抗体は、りん酸−緩衝食塩水
(8.1mM Na2HPO4、1.5mM KH2PO4、137mM NaCL、1.6m
M KCL)のような溶液中でラテックス・ビードを希釈
し、その溶液を静かに混合して、ラテックス・ビードを
溶液中に懸濁させ且つ分散させることにより、作製する
ことが出来る。ラテックス・ビードの約10%(wt/v)の
懸濁液を約1:100に希釈して、約1.0%(wt/v)のラテッ
クス・ビードの懸濁液となるようにする。ラテックス・
ビードの懸濁液中に抗体の溶液を添加する。ラテックス
・ビードの各mg当り約0.3乃至約0.6mgの抗体を添加する
ことが好ましいが、この比率は、抗体を作製する液の特
性及び感度、並びに使用される担体の種類によって異な
る。識別された抗体の作製に使用される抗体の量は、抗
体を作製する液の異なる希釈分を使用して、実験により
求められる。抗体を添加した後、その溶液は静かに混合
し且つ約4℃で約16〜20時間、培養する。この培養が終
了したとき、識別された抗体は、りん酸−緩衝食塩水で
洗浄し、その識別された抗体作製液の感度及び特性を試
験する。
識別された抗体の感度及び特性は、所定の量の毒素で
基材を被覆することにより試験する。識別された抗体に
接触したとき、この識別された抗体は、毒素に結合し
て、基材に、所望の色を生じさせる。この発生する色
は、りん酸−緩衝食塩水のような溶液中で水洗いしても
落ちない。抗体を毒素に結合させる結果、本発明の所有
者によってシーラ・バー(SIRA BAR)(登録商標名))
システムと命名された、バー・コード検出システムを形
成する、バー・コード・パターンに対して発色する。そ
の結果、識別された抗体は、一種の「インキ」として機
能するため、バー・コード・パターンを視覚的に把握す
ることが可能となる。
生肉製品について使用する場合、このバー・コード検
出システムは、肉汁に露呈される。この肉汁は、容器に
溜まり、バー・コードシステムに接触する。この肉汁に
毒素が存在するならば、抗体は、バー・コード・パター
ンから解放されて、肉汁中に存在する毒素に結合し、こ
のため、バー・コード・パターンを変更し、又は駄目に
する。あかる抗体型の検定法は、当該技術分野でそれ自
体、公知であり、競合的な検定法(competitive assay
s)と称されている。
消費者は、バー・コードシステムを目視検査すること
で食品製品中に毒素が存在することを検出することが出
来る。消費者がバー・コードの変化に気付かなかったな
らば、店のコンピュータが変化したバー・コードシステ
ムが検出されたことを警告する警報を発する形態とされ
ているから、これは、勘定カウンタ(図5)のバー・コ
ード読み取り装置24にて検出される。次に、この汚染し
た製品を汚染されていない製品と交換することが可能で
ある。
識別された抗体は、食品製品の汁中に毒素、又はその
他の汚染物質が存在することを表示する一つの手段であ
る。当業者は、本発明の実際上、有用である、化学的示
薬のようなその他の手段を考え付くことが出来る。バー
・コードを駄目にせずに、バー・コードは、例えば、表
示システムの性質に依存して、例えば、色の変化といっ
たその他の方法で変化させることが可能である。一般
に、バー・コードの変化は、バー・コード読み取り装置
によって検出可能であり、このため、製品の汚染程度
は、電子機器によって自動的に検出することが可能とな
る。このため、本発明は、既存の毒素又は汚染物質の表
示システムをより、効果的に利用するための形態又は媒
介を提供するものである。
また、バー・コード読み取り装置は、包装製品が販売
店で販売された時点で満足し得る状態にあるか否かを表
示するためにも使用することが出来る。処理過程におい
て、汚染された製品が検出されたならば、販売店は、そ
の汚染物質の発生源を探知し、その汚染物質源が解消さ
れるような対策を取る。
バー・コードシステムの全てのバーに対して同一の毒
素を使用してもよく、又は、異なるバーに対して一又は
複数の毒素を使用してもよい。このようにして、特定の
食品に一般に関係する多数の汚染物質又は毒素を単一の
バー・コードシステムで検出することが出来る。このバ
ー・コードシステムは、食品が汚染されていることを表
示するのみならず、その汚染物質の種類をも表示するよ
うにしてもよい。
図6乃至図10に示した本発明の別の実施例において、
一つの構成要素が包装体に内部にあり、もう一つの構成
要素が包装体の外側にある、二つの構成要素を有するバ
ー・コードシステムに、汚染物質インジケータが組み込
まれる。基材28は、吸収材ライナー30の底部に取り付け
られる。かかるライナーは、当該技術分野で周知であ
る。このライナーは、肉から汁及びその他の流体を基材
28の表面まで吸引する吸収材である。基材28は、食品製
品の汁に対して不透過性であることが好ましいが、透明
である必要はない。ライナー30における基材28の位置
は、正確に設定される。図7及び図8に示すように、バ
ー・コードシステムの一つの構成要素は、基材28の露出
面に印刷された視覚的に把握可能なインジケータ要素2
7、29を含む。これらのインジケータ要素27、29は、バ
ー、記号、文字又はその組合せを含むことが出来る。図
示した実施例において、インジケータ要素27は、本発明
の所有者により、セーラ・バー(SERA BAR(登録商標
名))と命名されたバーを備えており、また、インジケ
ータ要素29は、「NOT」という語を有する。これらのイ
ンジケータ要素27、29は、上述のように、「インキ」と
して識別された抗体を使用して、基材28に印刷される。
この実施例において、発泡スチロール製トレー10の底
部は、窓部21を有し、この窓部は、マイラー(デュポン
の登録商標名)のような材料の透明なシートにて形成さ
れ、適当な接着剤を使用してマイラーは発泡スチロール
材料に密封される。これらのライナー及びトレーは、ラ
イナーがトレーの底部に正確に配置されるように設計さ
れている。例えば、ライナー30は、トレー10内に配置さ
れたときに、基材28が窓部21と整合する状態でトレーの
底部を満たすような寸法にて形成される。このようにし
て、ライナー30とトレー10との間の緊密な嵌合により、
インジケータ要素27は、トレー10の底部及びラップ材料
14の外側に配置されたバー・コードシステムの第二の構
成要素に関して正確に位置決めされる。これとは別に、
トレー10の底部内面には、リッジ(図示せず)を成形し
て、ライナー30を正確に位置決めし、該ライナーを所定
位置に保持し得るようにしてもよい。
図9に示すように、バー・コードシステムの第二の構
成要素は、通常のインキで基材32に印刷された、語30
と、複数のバー31とを有し、また、切欠き部分33、34が
基材32からさいの目にカットされている。部分33は、バ
ー・インジケータ要素27よりも小さい。部分34は、語の
インジケータ要素29よりも大きい。バー31は、バー・コ
ードの通常の製品識別機能を果たす、即ち、これらは、
価格、単価、製品の型式、原産地及び重量又は数量を表
示する。基材32は、窓部21と同一寸法であり、基材32が
窓部21と一致するように、ラップ材料14の外側に配置さ
れる。その結果、基材32の位置は、基材28に関して正確
に設定され、このため、インジケータ要素27、29は、そ
れぞれ切欠き33、34と整合され、通常、包装体の外側か
ら見える。インジケータ要素27は、切欠き部分33を完全
に満たし、また、インジケータ要素29は、切欠き部分34
に完全に嵌入する。図示した実施例において。語30は、
「CONTAMINATED(汚染されている)」である。
基材28、32が整合すると、第一及び第二の構成要素
は、互いに嵌合してバー・コードシステムを形成する。
図10Aに示すように、「NOT CONTAMINATED(汚染されて
いない)」という語は、包装体の外側から見ることが出
来、また、包装体内の食品汁に汚染物質が存在しないと
き、バーコード読み取り装置により、インジケータ要素
27及びバー31を読み取ることが出来る。汚染物質が存在
するとき、インジケータ要素27、29を形成する要素であ
る、識別された抗体は、毒素と反応し、基材28から除去
されるように形成される。図10Bに図示するように、こ
れにより、語30及びバー31だけしか見えないようにな
る。要素27が存在しないとき、バー・コード読み取り装
置は、バー・コードシステムが「正常でない」ことを検
出し、また、要素29が存在しないとき、人間は包装体の
中身が「汚染されている」ことを視覚的に把握すること
が出来る。
異なる食品製品の異なる毒素を検出することが望まし
いため、インジケータ要素27は基材28の異なる位置に配
置し、切欠き33は、検出すべき毒素に依存して、基材28
上の位置と整合された基材32の異なる位置に配置するこ
とが望ましい。
上述の二つの構成要素からなるバー・コードシステム
は、スーパーマーケットの食品製品に標識するために使
用される、従来のバー・コード・アプリケータ器と共に
使用すれば、極めて有利である。かかる機械は、コンベ
ヤを備えており、包装した食品包装体がこのコンベヤに
乗って計量ステーションを経て一時的な貯蔵容器内に搬
送される。ラベル・アプリケータ・ステーションにおい
て、ラベル・キャリア・ロールがプリンタを経て供給さ
れ、該プリンタにおいて、バー・コード・ラベル(基材
32)に製品情報が印刷され、また、ブレードの下方を通
り、ここで、バー・コード・ラベルがキャリアから剥ぎ
取られ、一又は複数のロボットアームによって取り上げ
られ、包装体に供給される。作業員がキーパッド内に製
品の識別コードを打ち込む。制御装置は、製品から識別
コード、及び重量から製品のラベルに印刷すべき情報を
計算し、この情報には、価格、重量、単価及び経歴的デ
ータ、即ち、原産地のような製品情報が含まれ、バー・
コード・パターン及びアルファベット文字を基材に印刷
し得るようにプリンタを制御する。制御装置は工程を調
和させ、即ち調時して、ラベルは適正な包装体に付与さ
れる。
次に、肉、鶏肉又は魚のようなスーパーマーケットの
食品製品に標識するために使用される従来のバー・コー
ド・アプリケータ器を改造した、二つの構成要素から成
るバー・コードシステムを使用する好適な方法について
説明する。中央処理装置において、識別された抗体又は
その他の汚染物質の検出手段をインキとしてインジケー
タ要素27、29が基材28に印刷される。次に、基材28を正
確な相対的位置にてライナー30に取り付け、出荷カート
ンに包装する。ライナーは、異なる多数の毒素又は汚染
物質の各々に及びトレー寸法に合うように、別個のカー
トンにて製造される。これらのカートンは、スーパーマ
ーケット、又は梱包所に出荷されて、ここで、食品製品
はトレーに入れて包装され、ラップされ、バー・コード
・アプリケータ器によりバー・コードが付与される。包
装工程は、次の順序で行われる。
1.異なる毒素又は汚染物質の各々に対して対応する一つ
のライナーを特定のライナーに合った寸法としたトレー
内に配置する。
2.食品製品をトレー内に配置する。
3.食品製品及びトレーをラップ材料で包む。
4.包装体をバー・コード・アプリケータ器内に配置し
て、キーボードを通じて製品識別コードを入力する。
6.包装体は機械で計量し、コンベヤによりラベル付与ス
テーションまで搬送する。
7.バー・コード・アプリケータ器は、ロールとプリンタ
との間の搬送体の経路内に、ラベル切断ダイ又はダイセ
ットを組み込むように改造される。このダイは、その位
置が調節可能であり、その位置は、特定の製品識別コー
ドに依存して、制御装置により設定される。バー・コー
ド・ラベルがこのダイを通過するごとに、該ダイは制御
装置により作動されて、ダイ切断部分(図9の33、34)
を形成する。
8.プリンタは、制御装置により作動されて、バー・コー
ド・ラベルに通常のインキで語30及びバー31を印刷す
る。
9.バー・コード・ラベルは、機械により、基材28と整合
した包装体の外側の正確な位置に付与される(図6)。
要するに、正確な製造管理を必要とする、バー・コー
ドシステムの第一の構成要素は、中央処理装置にて作製
される。スーパーマーケットにおいて、何ら特殊な技能
を持たない作業員がその第一の構成要素を食品製品の包
装体に確実に付与し、通常の方法にて、即ち、バー・コ
ード・アプリケータ器を使用して、バー・コード・シス
テムの第二の構成要素を付与する。スーパーマーケット
における作業員の唯一の特別な教育は、ライナー(図6
の30)を適正に選択し且つ位置決めすることだけであ
る。作業員がライナーの選択及び位置決めを間違った場
合、バー27は切欠き34と整合されず、バーコード読み取
り装置がその間違いを検出する。これにより、正確な食
品製品に対して正確な毒素検出バーを確実に使用するた
めのチェックが可能となる。
基材32は、不透明で且つ白であるか、バー・コードに
対してはっきりした明暗が形成されるように少なくとも
明るい色で形成することが好ましく、また、バー・コー
ドは、暗色で印刷することが好ましい。この理由のた
め、基材32が基材28の視覚的に把握可能な要素27、29を
隠さないようにするため、切欠き33、34が必要とされ
る。十分な明暗が得られるならば、基材32は、透明と
し、切欠きは省略することも可能である。
図11の実施例において、一方の構成要素が包装体の内
側にあり、もう一方の構成要素が包装体の外側にある、
二つの構成要素を有するバー・コードシステム内に汚染
物質インジケータが組み込まれている。その一方の構成
要素は、底部パネル36及び頂部パネル38から形成され
た、透明なバッグ37を備えている。バッグ37は、穴18の
上に配置される一方、底部パネル36は、接着剤によりト
レー10に固着されて、穴18を密封し且つ窓部を形成す
る。底部パネル36は、食品汁に対して不透過性である基
材で形成される。対象とする毒素に対する第一の抗体
が、穴18と寸法及び形状が同一か、又は穴18よりも大き
い底部パネル36の内面領域に結合される。頂部パネル38
は、半不透過性薄膜で製造される。これらの頂部パネル
及び底部パネルは、接着剤を使用し、又は熱のようなそ
の他の適当な方法により、その縁部にて互いに密封され
て、密封したバッグ、即ちバッグ37を形成する。バッグ
を密封する前、対象とする毒素に対して識別された第二
の抗体を含む溶液をバッグ内に導入する。これらの第一
及び第二の抗体は、同一であってもよいが、これら抗体
は別のものであることが好ましい。このように、第二の
抗体が感知する毒素上にある抗原決定子は、第一の抗体
が検出する決定子と異るようにすることが好ましい。こ
の第二の抗体は、着色したラテックス・ビードのような
インジケータで識別し、形成される識別された抗体が大
きい寸法であるようにする。溶液中に存在する識別され
た抗体は、希釈した濃度として、光が溶液を容易に透過
して、殆ど又は全く光が感知されないようにする。
半不透過性薄膜は、対象とする毒素がバッグに入るの
を許容するのに十分大きいが、識別された抗体がバッグ
から逃げるのを防止するのに十分に小さい孔寸法であ
る。かかる薄膜は、当該技術分野で周知であり、各種の
孔寸法のものが市販されている。対象とする毒素が半不
透過性パネルを透過してバッグの内部に入るように半不
透過性パネルの孔寸法を選択する。
トレー内に包装した肉製品の汁に毒素が存在すると
き、この毒素は、半不透過性パネル38を通じてバッグ内
に進み、パネル36に結合された抗体に結合する。また、
この毒素は、バッグ内の溶液中に存在する識別された第
二の抗体にも結合する。その結果、パネル36は、第一の
抗体と、毒素と、識別された第二の抗体とのサンドイッ
チ状の検定により発色して、このため、その汁に毒素が
存在することが表示される。
第二の構成要素は、マイラー(登録商標名)のような
透明な材料である基材20に印刷されたバー・コードシス
テム16を備えている。基材20は、肉トレーの外側にて穴
18の上方で、好ましくはラップ材料14の外側に配置され
る。汁に毒素が存在しないならば、パネル36は、透明の
ままであり、バー・コードシステムは、明瞭な背景に対
して容易に読むことが出来る。汁に毒素が存在すれなら
ば、その毒素は、パネル36に及び識別された抗体に結合
し、基材の背景が濃い色で発色する。好適な実施例にお
いて、使用されるビードの色は、黒であり、無色の背景
は、白又は透明である。第一の構成要素の色が濃いこと
は、バー・コード読み取り装置により第二の構成要素の
バー・コードが背景から識別されるのを防止する。この
ことは、バー・コードシステムを効果的に消し、又は変
更し、その包装体に含まれる食品が汚染されていること
を表示する。
図11の二つの構成要素から成るバー・コードシステム
の一つの変形例の一部が図12に示してある。パネル36
は、接着剤、又はその他の適当な取り付け手段を使用し
てライナー30の下側に固着される。該ライナーは、汁及
びその他の流体を肉から半不透過性パネル38の表面まで
吸引する吸収材であり、図6に関して説明した方法に関
して、バッグ37を穴18と整合させる働きをする。汁は半
不透過性パネルを貫通してバッグ37の内部に入る。パネ
ル36の外面には、上述のように抗体が付着されている。
これらの抗体は、パネル36の内面の矩形の領域39に付着
されており、ライナーを食品トレー内に配置したとき、
この矩形の領域39が穴18と整合するようにしてある。基
材20は、トレー10をラップ材料14で覆った後に、トレー
10の外面に取り付けられる。バー・コードシステムは、
バー・コード・アプリケータ器により、基材20に印刷さ
れる。その後に、上述したように毒素の存在が検出され
る。
図13及び図14に示した本発明のもう一つの実施例にお
いて、着色ドット42のような記号が多孔質基材40に印刷
されている。基材40は、生の牛肉が汚染されているかど
うかを判断するため、その生の牛肉又はその他の塊状の
食品製品の表面に付着され得るようにしてある。ドット
を印刷するために使用される「インキ」は、上述のよう
に毒素に付着させた識別された抗体である。図示した実
施例において、基材40は、多孔質のインジケータ片45
と、該インジケータ・片を覆い且つ該インジケータ片を
所定位置に固着する不透明なホルダ片44という、二つの
部分から成っている。識別された抗体は、インジケータ
片の方形領域43に結合される。基材40は、生肉の外形に
付着して、インジケータ片を生肉の表面と接触した状態
に保つ可撓性材料から成っている。円形の穴47がホルダ
片に形成されており、領域43が該穴と整合し、このた
め、基材及びホルダ片を生肉に取り付けたときに、発色
したドット42が現れる。生肉に毒素が存在すれば、抗体
は領域43から分離して、ドットが消え、生肉に毒素が存
在することを示す。基材28は、ステンレス鋼止め具46を
使用して、生肉に取り付けられる。また、バー・コード
システム48及び印刷事項50のようなその他の識別情報を
表示するため、ホルダ片を使用することも可能である。
バー・コードシステム48及び印刷事項50は、通常のイン
キで印刷することが出来る。
本発明は、単に一例にしか過ぎない図示した特定の実
施例にのみ限定されるものではない。本発明の精神及び
範囲から逸脱せずに、当業者は、各種のその他の実施例
を多数、案出することが可能である。例えば、図6乃至
図12に示した本発明の実施例に関して、単一の毒素に対
する抗体に使用する場合について本発明を説明したが、
多数の異なる毒素に対し抗体の混合体を使用することも
可能である。異なる抗体の使用により、肉の見本中に存
在するであろう多数の異なる毒素を検出することが可能
となる。また、主としてバー・コードが消えるようにし
て本発明について説明したが、基材に結合される抗体
は、採用される抗体−毒素「検定法」の種類に依存し
て、発生したり、消える記号、又は文字の形態とするこ
とも可能である。かかる記号又は文字は、バー・コード
読み取り装置を使用せずに読み取ることが可能である。
また、ライナーに関して幾つかの実施例について説明し
たが、これらのバー・コードシステムは、ライナーが存
在しないときに使用することも可能である。同様に、ラ
イナーの無い上述の実施例をライナーと共に使用するこ
とも出来る。本発明の範囲は、請求の範囲の記載によっ
て判断される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴールドスミス,キャサリン・エイチ アメリカ合衆国カリフォルニア州91109, パサデナ,サウス・オーク・ノール 1401,ハートン・ホール (72)発明者 ウッダマン,ジェームズ・ジー アメリカ合衆国カリフォルニア州91107, パサデナ,アルタデナ・ドライブ 1512 (56)参考文献 特開 昭59−163543(JP,A) 特開 昭62−249063(JP,A) 特開 昭62−247258(JP,A) 実開 昭60−169569(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 33/02 G01N 33/53 G01N 33/569

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品からの汁と連通される基材と、 前記基材に接触して備えられるバーコードと、 毒素による汚染時に毒素と結合して視覚的に変化する材
    料と、 前記毒素による汚染時に、前記材料を前記基材に結合さ
    せることにより、前記バーコードを読み取り不能とする
    バーコードの外観を変化させる手段、 とを備える、食品の汚染検出手段。
  2. 【請求項2】基材に付着された毒素と、 前記毒素に離脱可能に付着されて、前記毒素による汚染
    時に毒素と結合して視覚的に変化する材料を含む前記基
    材上のバーコードと、 毒素による汚染時に、前記材料を前記基材から分離させ
    ることにより、前記バーコードを読み取り不能に外観を
    変化させる手段、 とを有する、食品の汚染検出手段。
  3. 【請求項3】基材に付着された毒素と、 基材に接触して備えられるバーコードと、 前記毒素から分離した状態で基材に離脱可能に付着され
    た、毒素による汚染時に毒素と結合して視覚的に変化す
    る材料と、 前記毒素による汚染時に、前記材料を前記基材に結合さ
    せることにより基材上のバーコードの外観を読み取り不
    能に変化させる手段、 とを有する、食品の汚染検出手段。
  4. 【請求項4】基材上の第1の部位に印刷された、第1の
    毒素と、 基材上の第2の部位に印刷された、第2の毒素と、 前記第1の毒素に結合された、第1の毒素による汚染時
    に当該毒素と結合して視覚的に変化する材料と、 前記第2の毒素に結合された、第2の毒素による汚染時
    に当該毒素と結合して視覚的に変化する材料、 を備え、 前記第1の材料と第2の材料は、前記基材上にバーコー
    ドを形成し、前記第1の材料および/または前記第2の
    材料に特異的毒素が食品中に存在するとき、これらの材
    料を前記毒素から分離させることにより前記バーコード
    を読み取り不能とするバーコードの外観を変化させる手
    段、 とを有する、食品の汚染検出手段。
  5. 【請求項5】食品からの汁が採取される採取手段と、 前記採取手段と連通される毒素検出手段、 とを有し、 この毒素検出手段は、基材に付着されバーコードの一部
    を形成する毒素と、この毒素による汚染時に毒素に結合
    して前記バーコードの一部を読み取り不能に視覚的に変
    化する材料を含み、前記毒素による汚染前においてはバ
    ーコードの前記一部を視覚的に把握可能とする、食品の
    汚染検出手段。
  6. 【請求項6】食品を収納する食品容器と、 透明の基材上に印刷されたバーコードと、 前記食品容器に付着され前記バーコードに沿って配置さ
    れる、毒素による汚染時に毒素と結合して視覚的に変化
    する材料を有し、前記材料が毒素によって汚染されたと
    きに、前記バーコードを読み取り不能に変化させる手
    段、 とを有する、食品の汚染検出手段。
  7. 【請求項7】収納された食品からの汁に接触するインジ
    ケータ片を有し、前記インジケータ片は、毒素による汚
    染時に毒素と結合して視覚的に変化する材料が付着され
    毒素が存在するときに除去されるマークと、インジケー
    タ片に沿って配置されるバーコードとを有し、前記イン
    ジケータ片上のマークの存在とバーコードとの組み合わ
    せが、視覚的に把握可能な無傷のインジケータを形成す
    る、食品の汚染検出手段。
  8. 【請求項8】前記バーコードは、光学的スキャナーによ
    り読み取り可能である、請求項1〜7に記載の汚染検出
    手段。
  9. 【請求項9】前記材料は、標識された抗体を含む、請求
    項1〜6および8に記載の汚染検出手段。
  10. 【請求項10】前記バーコードの外観を変化させる手段
    は、透明な基材上に付着された第1の抗体と、この第1
    の抗体に接触された液体、とを備え、 この液体には、毒素が存在するときに、前記透明な基材
    に結合して、基材を不透化させる、第2の抗体を含んで
    いる、請求項1、5及び6のいずれかに記載の食品汚染
    検出手段。
  11. 【請求項11】食品を保持するトレイと、 このトレイ中に配置された請求項1〜10のいずれかに記
    載の食品汚染検出手段、とを備える食品包装体。
  12. 【請求項12】食品包装用保持体の基材に毒素を付着す
    る工程と、 毒素による汚染時に毒素と結合して視覚的に変化する材
    料に前記毒素を接触させる工程、 とを有し、 前記材料は、光学的スキャナにより読み取り可能なバー
    コードを形成し、前記毒素による汚染時には当該バーコ
    ードを読み取り不能に変化させる、食品包装体の製造方
    法。
  13. 【請求項13】食品包装用保持体の基材に毒素を付着す
    る工程と、 前記毒素から分離して前記基材に、毒素による汚染時に
    毒素と結合して視覚的に変化する材料を付着する工程、 とを有し、 前記材料は、光学的スキャナにより読み取り可能なバー
    コードを形成し、前記毒素による汚染時には当該バーコ
    ードを読み取り不能に変化させる、食品包装体の製造方
    法。
  14. 【請求項14】前記材料は標識された抗体を含む、請求
    項12又は13に記載の方法。
  15. 【請求項15】食品中の毒素を検出する方法であって、 食品中に前記毒素が存在するとき、毒素による汚染時に
    毒素に結合して視覚的に変化する材料を含有するバーコ
    ードを有し、このバーコードを読み取り不能に外観が変
    化させる毒素検出用のバーコード手段を、食品由来の材
    料に接触させる工程を有する、方法。
  16. 【請求項16】前記バーコード手段は、標識された抗体
    を含む請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】さらに、前記バーコード手段の変化した
    外観を検出するために、光学的スキャナで前記バーコー
    ド手段を読み取る工程を備える、請求項15又は16に記載
    の方法。
  18. 【請求項18】汚染に曝される食品の包装方法であっ
    て、 一またはそれ以上の視覚的に把握可能な汚染表示要素
    を、毒素による汚染時に毒素と結合して視覚的に変化す
    る材料で、第1の基材上に印刷する工程と、 食品トレイに前記第1の基材を付与する工程と、 前記食品トレイに食品を配置する工程と、 前記第1の基材が視認可能に透明性シートで包装する工
    程と、 第2の基材上に、毒素が存在するときには読み取り不可
    能となる製品情報を印刷する工程と、 この第2の基材を、前記一またはそれ以上の汚染表示要
    素を隠すことなく第1の基材に沿って前記透明性シート
    の外部に付与する工程、 とを有する、方法。
  19. 【請求項19】標識された抗体が、前記第1の基材に付
    着される、請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】前記第1の基材を食品トレイに配置する
    工程は、吸収性ライナの第1の表面に対して第1の基材
    を付着させる工程と、前記ライナの前記第1の表面を、
    前記トレイの底部の予め決められた位置に配置する工程
    と、前記第1の基材に沿って、前記トレイの底部に対し
    て窓部を形成する工程、を有する、請求項18又は19に記
    載の方法。
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