JP3405820B2 - 自動車の走行状態判定装置 - Google Patents

自動車の走行状態判定装置

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JP3405820B2 JP14435394A JP14435394A JP3405820B2 JP 3405820 B2 JP3405820 B2 JP 3405820B2 JP 14435394 A JP14435394 A JP 14435394A JP 14435394 A JP14435394 A JP 14435394A JP 3405820 B2 JP3405820 B2 JP 3405820B2
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/52Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation

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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自車が現在走行してい
る走行路から逸脱するのを予測する自動車の走行状態判
定装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば特開昭63−214900
号公報に記載されるように、運転者の脇見や不注意等、
運転者の意識的な操舵によらずに、車両が所定の走行路
から外れたときに、運転者に警告を発して注意を喚起す
る装置が知られている。そのような装置では、車体と白
線との間隔D1 ,D2 を算出し、その間隔D1 ,D2 が
所定値A1 ,A2 (これ以上近付いたら他の車両や路肩
に近付き、車線逸脱のおそれがある所定に距離に相当す
る)よりも小さいか否かを判定するようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、自車両が走行している走行路が直線路であっ
ても曲線路であっても、自車両所定距離前方における車
体と白線との間隔D1 ,D2 に基づいて車線逸脱を判定
するようにしているので、走行路の本質的形状、自車両
の走行状態等が異なるのに同一条件で逸脱判定を行うこ
となり、走行路からの逸脱を的確に判定するのが困難で
ある。 【0004】本発明は、走行路形状に応じて、逸脱を予
測する判定条件を変更することで、走行路形状にかかわ
りなく、走行路からの逸脱を的確に判定することができ
る自動車の走行状態判定装置を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、自車が現在走
行している走行路から逸脱するのを予測する自動車の走
行状態判定装置を前提とする。 【0006】そして、道路面上の白線に基づき走行路を
推定する走行路推定手段と、該走行路推定手段の出力を
受け、走行路が直線路であるか曲線路であるかを判別す
る走行路判別手段と、該走行路判別手段の出力を受け、
走行路が直線路であるか曲線路であるかによって、自車
両の走行路に対する逸脱を予測する判定条件を変更する
逸脱判定手段と、自車両から前方に所定距離だけ離れた
位置に第1及び第2の逸脱判定ポイントを、自車両の両
側に第3及び第4の逸脱判定ポイントを設定す るポイン
ト設定手段とを備え、上記逸脱判定手段は、上記ポイン
ト設定手段の出力を受け、逸脱判定ポイントの少なくと
も1つが、側縁又は側縁の内側に設定した判定ラインか
ら逸脱したことをもって逸脱と予測するものであり、さ
らに、上記走行路推定手段の出力を受け、曲線路への進
入部分又は曲線路からの退出部分を検出する過渡部検出
手段と、該過渡部検出手段の出力を受け、曲線路への進
入部分又は曲線路からの退出部分であるとき、上記逸脱
判定手段による逸脱判定を遅延させる判定遅延手段と
備える構成とする。 【0007】 【作用】発明によれば、走行路判別手段によって走行
路が直線路であるか曲線路であるかが判別され、走行路
が直線路であるか曲線路であるかによって、自車両の走
行路に対する逸脱を予測する判定条件が逸脱判定手段に
よって変更される。また、ポイント設定手段によって、
自車両から前方に所定距離だけ離れた位置に第1及び第
2の逸脱判定ポイントが、自車両の両側に第3及び第4
の逸脱判定ポイントがそれぞれ設定され、逸脱判定手段
によって、逸脱判定ポイントの少なくとも1つが、側縁
又は側縁の内側に設定した判定ラインから逸脱したこと
をもって逸脱と予測するようになっている。さらに
渡部検出手段により曲線路への進入部分又は曲線路から
の退出部分であることが検出されたときには、判定遅延
手段によって、逸脱判定手段による逸脱判定が遅延せし
められる。 【0008】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。但し、先ず最初に、本発明の実施例と主要部
以外の構成が類似した参考例を説明し、その後に本発明
の実施例を、その参考例と異なる部分に関して説明す
る。 参考 例 自動車の全体を示す図1において、1は自動車で、その
車室内上部にCCDカメラ2が配設されている。CCD
カメラ2は、自車両前方の情景(走行路)を所定範囲内
で写し出すものであり、該CCDカメラ2で写し出され
た自車両前方の情景は、画像処理ユニット3に入力され
て画像処理され、コントロールユニット4において道路
の白線に基づき走行路の側縁が検知されるようになって
いる。5は車室内前部に配設されたヘッドアップディス
プレイ、6はインストルメントパネルに配設された音声
による警報装置で、運転者が居眠り等により走行路を逸
脱しそうになると、ヘッドアップディスプレイ5によっ
て表示すると共に、警報装置6により警報を発し、運転
者の注意を喚起するように構成されている。尚、警報を
発するだけでなく、警報後所定時間経過しても運転者が
逸脱回避動作を行わない場合には自動操舵により走行路
に復帰させるようにすることもできる。 【0009】また、コントロールユニット4には、自車
両の車速を検出する車速センサ7、自車両のステアリン
グ舵角を検出する舵角センサ8及び自車両のヨーレート
を検出するヨーレートセンサ9からの信号も入力され
る。 【0010】コントロールユニット4は、具体的には、
図3に示すように、画像処理ユニット3よりの信号を受
け、道路面上の白線に基づき走行路を推定する走行路推
定手段11と、該走行路推定手段11の出力を受け、走
行路が直線路であるか曲線路であるかを判別する走行路
判別手段12と、該走行路判別手段12の出力を受け、
走行路が直線路であるか曲線路であるかによって、自車
両の走行路に対する逸脱を予測する判定条件を変更する
逸脱判定手段13とを備える。 【0011】また、コントロールユニット4は、走行路
推定手段11の出力を受け、自車両から前方に所定距離
Lだけ離れた位置に将来の逸脱を予測するための第1及
び第2の逸脱判定ポイントP1 ,P2 を、自車両の両側
に現在の逸脱を予測するための第3及び第4の逸脱判定
ポイントP3 ,P4 をそれぞれ、図4に示すように進行
路の両側に対称に設定するポイント設定手段14を備
え、上記逸脱判定手段13が、ポイント設定手段14の
出力を受け、直線路においては、逸脱判定ポイントP1
〜P4 の少なくとも1つが、走行路(走行レーン)の側
縁又はその側縁の内側に設定した判定ラインから逸脱し
たことをもって逸脱と予測するように構成されている。 【0012】さらに、コントロールユニット4は、車速
センサ7、舵角センサ8及びヨーレートセンサ9の出力
を受け、自車両が今後走行すると推定される進行路の曲
率半径を推定する進行路推定手段15を備え、上記逸脱
判定手段13が、上記走行路推定手段11及び進行路推
定手段15の出力を受け、曲線路においては、走行路と
進行路の曲率半径の差に基づいて走行路(走行レーン)
からの逸脱を判定するようになっている。 【0013】また、コントロールユニット4は、走行路
推定手段11の出力を受け、走行路の中心線に対して自
車両の進行方向がなす角度であるヨー角を検出するヨー
角検出手段16と、該ヨー角検出手段16の出力を受
け、ヨー角が正であるか負であるかを判定する正負判定
手段17とを備え、上記逸脱判定手段13による曲線路
での逸脱判定において、ヨー角の正負を考慮して逸脱判
定を行うようになっている。尚、ヨー角は、走行路の中
心線に対して自車両の進行方向が右である場合に正とす
る。 【0014】上記コントロールユニット4による基本的
な制御は、図5に示すように行われる。 【0015】図5において、スタートすると、画像処理
ユニット3より白線情報が入力され(ステップS1 )、
走行路推定手段11によって走行路の左右の白線の曲率
半径RR ,Rl が例えば2次曲線近似により演算され
(ステップS2 )、それらを平均して平均曲率半径RA
(走行路の中心線の曲率半径に対応)を演算する(ステ
ップS3 )。尚、図6に、曲率半径RL ,RR ,RA の
関係を示す。 【0016】それから、平均曲率半径|RA |(絶対
値)がしきい値R0 より大きいか否かが判定され(ステ
ップS4 )、大きければ、直線路であると考えられるこ
とから、直線路用制御が選択され(ステップS5 )、大
きくなければ、曲線路であると考えられることから、曲
線路用制御を選択し(ステップS6 )、リターンする。 (1) 直線路用制御 図7において、スタートすると、CCDカメラ2より画
像処理ユニット3を通じて走行路についての白線情報が
入力され(ステップS11)、車速センサ7より自車両の
車速Vが入力され(ステップS12)、それから、警報ポ
イントP1 〜P4 を設定するために必要な距離L(一
定),d1 ,d2 のうち距離d1 ,d2 が自車両の車速
Vを考慮して設定される(ステップS13)。この場合、
距離d1 ,d2 は、例えば図8(a) 〜(c) に示すよう
に、車速Vに応じて任意に設定することができるが、車
速Vが大きくなるにつれて、警報を早く出力する必要が
あることから、距離d1 ,d2 は大きくなる傾向にある
点では共通する。尚、図6(a)(b)のラインは、数式的に
は、次の式でそれぞれ表される。 【0017】 【数1】 【0018】それから、距離L及び車速Vに応じて補正
された距離d1 ,d2 に基づき、自車両に関連して警報
ポイントP1 〜P4 が設定される(ステップS14)。 【0019】警報ポイントP1 〜P4 が設定された後、
警報ポイントP1 〜P4 の少なくとも1つが白線(又は
白線の内側に設定した判定ライン)よりはみ出ているか
否かが判定され(ステップS15)、はみ出ている場合に
は走行路を逸脱する可能性があると判断されて、警報装
置6により音声よる警報が出力され(ステップS16)、
運転者の注意が喚起される一方、はみ出ていない場合に
は走行路の逸脱する可能性はないと判断して、警報を出
力することなく(ステップS17)、そのままリターンす
る。 (2) 曲線路用制御 図9において、スタートすると、画像処理ユニット3よ
り白線情報が入力され(ステップS21)、走行路の左右
の白線の曲率半径RR ,RL が演算され(ステップS2
2)、続いて、それらを平均して平均曲率半径RA が演
算される(ステップS23)。 【0020】それから、左右白線に基づき走行路の中央
ライン(中心線)が決定される(ステップ24)。それに
続いて、走行路の中心線に対して自車両の進行方向がな
す角度であるヨー角αが演算され(ステップS25)、車
速V及び舵角θH が読み込まれ(ステップS26)。自車
両の進行路が推定され(ステップS27)、自車両の進行
路の曲率半径Rφが演算される(ステップS28)。 【0021】その後、ヨー角αが正であるか否かを判定
し(ステップS29)、正であれば、上記進行路と走行路
との曲率半径の差即ち(RφーRA )が正であるか否か
が判定され(ステップS30)、正であれば(図10参
照)、車線逸脱の可能性があるので、警報を出し(ステ
ップS31)、リターンする一方、正でなければ、警報を
OFFとして(ステップS32)、リターンする。 【0022】一方、ヨー角αが正でないときは、上記曲
率半径の差(RφーRA )が負であるか否かが判定され
(ステップS33)、負であれば(図11参照)、車線逸
脱の可能性があるので、警報を出し(ステップS31)、
リターンする一方、負でなければ、警報をOFFとして
(ステップS34)、リターンする。 【0023】ところで、上記進行路推定手段による進行
路推定は、図12に示すサブルーチンに従って行われ
る。即ち、ステップS41で車速センサ7、舵角センサ8
及びヨーレートセンサ9からの各信号を読込んだ後、ス
テップS42でステアリング舵角θH と車速Vとに基づい
た第1の予測方法により自車の進行路を予測する。具体
的には、進行路についての推定値である曲率半径Rφ1
を下記の式により算出する。 【0024】 【数2】 【0025】続いて、ステップS43でヨーレートγと車
速Vとに基づいた第2の予測方法により自車の進行路を
予測する。具体的には、進行路についての推定値である
曲率半径Rφ2 を下記の式により算出する。 【0026】 【数3】 【0027】その後、ステップS44でステアリング舵角
θH の絶対値が所定角度θc よりも小さいか否かを判定
する。この判定がYESのときには、ステップS46で第
2の予測方法により予測された進行路の曲率半径Rφ2
を選択し、進行路の曲率半径Rφに推定値Rφ2 を設定
し、リターンする。 【0028】一方、上記ステップS44の判定がNOのと
き、つまりステアリング舵角θH が所定角度θc より大
きいときには、更にステップS45で第1の予測方法によ
り予測された進行路の曲率半径Rφ1 の絶対値と第2の
予測方法により予測された進行路の曲率半径Rφ2 の絶
対値との大小を比較する。そして、第1の予測方法によ
り予測された進行路の曲率半径Rφ1 の方が小さいとき
には、ステップS47へ移行して、進行路の曲率半径Rφ
に推定値Rφ1 を設定する一方、第2の予測方法により
予測された進行路の曲率半径Rφ2 の方が小さいときに
は、ステップS46へ移行して、進行路の曲率半径Rφに
Rφ2 を設定する。つまり、曲率半径の小さい方を進行
路として選択する。 【0029】また、進行路推定手段15においては、ス
テアリング舵角θH と車速Vとに基づいた進行路の推定
と、ヨーレートγと車速Vとに基づいた進行路の推定と
を共に行い、自車の走行状態に応じて、いずれか一方の
推定を用いるようになっているので、進行路の推定を適
切に行うことができる。即ち、自車がカントを有する曲
線路上を旋回走行するときには、ステアリングハンドル
を大きく操舵しなくても自車はカントにより旋回運動を
することから、ヨーレートγに基づいて予測された進行
路の曲率半径Rφ2 が、ステアリング舵角θH に基づい
て予測された進行路の曲率半径Rφ1 よりも小さくな
る。 【0030】このとき、進行路推定手段15は、ヨーレ
ートγに基づいて予測された進行路の曲率半径Rφ2 を
採用するので、カントに影響されることなく、進行路を
適切に推定することができる。また、自車が急激な旋回
走行をするとき、進行路推定手段15は、大きな値とな
るステアリング舵角θH に対応して、進行路が曲率半径
Rφ1 の小さいものと推定することなり、急激な旋回運
転にも充分に対応して進行路の推定を適切に行うことが
できる。 【0031】一方、上記走行路推定手段11による走行
路推定は、図13に示すサブルーチンに従って行われ
る。尚、前提条件として、直線路では横すべり角が発生
しないこと、直線路では白線部に対する車体姿勢角は微
小であること、曲線路では走行軌跡は車線を平行移動し
たものと考える。また、座標は、道路面上の車両を原点
とし、車両の前後方向をx軸として前方を正にとり、左
右方向をy軸として左方を正にとったものを考える。 【0032】具体的には、図13において、スタートす
ると、まず、画像(画像データ)が取り込まれ(ステッ
プS51)、二値化のしきい値が設定され(ステップS5
2)、それから各画素の輝度がしきい値を越えるか否か
で1又は0の二値化処理される(ステップS53)。 【0033】それから、左右の白線部に対応するように
左右のスキャンウインドウが設定され(ステップS5
4)、それに続いて、自動車の前後方向のスキャンピッ
チが設定され(ステップS55)、スキャンウインドウ内
をスキャンピッチに従って走査し白線候補点(即ち二値
化処理で1とされた点)が検出され(ステップS56)、
逆透視変換により平面座標への変換される(ステップS
57)。 【0034】それから、白線候補点に、仮想候補点を加
えて左右白線部に基づき走行路が推定され(ステップS
58)、リターンする。 【0035】走行路の推定は、白線候補点、仮想候補点
を用いて左右の白線部について最小二乗法による近似曲
線(y=ax2+bx+c)、具体的には左白線部につ
いての2次曲線の係数aL,bL,cL、右白線部につ
いての2次曲線の係数aR,bR,cRが算出される。
ここで、より前方まで検出しないといけないという要求
から、2次曲線(y=ax2+bx+c)により近似し
ており、係数aL,aRは、2次近似曲線の曲率半径を
RL (RR )とすると、a=1/2RL (1/2RR )
となり、係数bL,bRは白線に対すて車両のなす角
度、係数cL,cRは車両中心から白線までの横偏差量
を表わすことになる。 実施例次に、本発明の実施例を説明する(尚、本実施例におい
ても、上記参考例と同様に、走行路推定手段11、走行
路判別手段12、逸脱判定手段(本実施例では、符号を
13Aとする)及びポイント設定手段14(図14では
記載を省略)が存在するが、それらの構成は上記参考例
と同様であるので、説明は省略する)。 【0036】本実施例は、曲線路への進入部分又は曲線
路からの退出部分においては、直線路から曲線路への又
はそれとは逆の過渡状態となっているので、誤警報を出
力をしやすくなるので、逸脱判定手段13Aによる逸脱
判定を遅延させるものである。 【0037】コントロールユニット(本実施例では、符
号を4Aとする)は、図14に示すように、走行路推定
手段11の出力を受け、曲線路への進入部分又は曲線路
からの退出部分を検出する過渡部検出手段18と、該過
渡部検出手段18の出力を受け、曲線路への進入部分又
は曲線路からの退出部分であるとき、逸脱判定手段13
による逸脱判定を遅延させる判定遅延手段19とを備
える。 【0038】上記コントロールユニット4Aの制御は、
図15に示すように行われる。 【0039】図15において、スタートすると、画像処
理ユニット3より白線情報が入力され(ステップS6
1)、走行路の左右の白線の曲率半径RR ,RL が演算
され(ステップS62)、続いてそれらを平均して平均曲
率半径RA が演算される(ステップS63)。 【0040】それから、平均曲率半径RA がしきい値R
0 より小さいか否かが判定され(ステップS64)、大き
ければ、直線路であると考えられるから、直線路用制御
が選択され(ステップS65)、大きくなければ、曲線路
(コーナ部)への進入部分又は曲線路からの退出部分で
あるか否かを判定するために、平均曲率半径の逆数(1
/RA)の微分値の絶対値が所定値α* 以下であるか否か
が判定される(ステップS66)。尚、図16において、
コーナ部における1/RA の変化を示すが、A〜Eはそ
れぞれ図17における自車両位置A〜Eに対応してい
る。 【0041】そして、所定値α* 以下であれば、曲線路
用制御に移行し(ステップS67)、所定値以下でなけれ
ば、曲線路への進入部分又は曲線路からの退出部分であ
ると考えられ、直線路と曲線路との間の変化の過渡状態
であり精度よく逸脱判定が行えないので、曲線路用制御
へ移行することなく、リターンする。 【0042】よって、直線路と曲線路との間の変化の過
渡状態である曲線路への進入部分又は出口部分におい
て、曲線路用制御への移行が遅延され、誤警報の出力が
防止される。 【0043】 【発明の効果】発明は、上記のように、走行路判別手
段によって走行路が直線路であるか曲線路であるかを判
別し、走行路が直線路であるか曲線路であるかによっ
て、自車両の走行路に対する逸脱を予測する判定条件を
逸脱判定手段によって変更するようにしたので、直線路
又は曲線路に応じて、逸脱を予測するのに最適な判定条
件を用いることが可能となり、走行路の形状にかかわり
なく、走行路からの逸脱を的確に判定することができ
る。 【0044】また、自車両から前方に所定距離だけ離れ
た位置に第1及び第2の逸脱判定ポイントを、自車両の
両側に第3及び第4の逸脱判定ポイントをそれぞれ設定
し、逸脱判定ポイントの少なくとも1つが、側縁又は側
縁の内側に設定した判定ラインから逸脱したことにより
走行路からの逸脱であると予測するようにしているの
で、第1及び第2逸脱判定ポイントにより将来の走行路
よりの逸脱を、第3及び第4逸脱判定ポイントにより現
在の走行路からの逸脱を的確に予測することができる。 【0045】さらに、曲線路への進入部分曲線路からの
退出部分であるとき、判定遅延手段によって、逸脱判定
手段による逸脱判定を遅延させるようにしているので、
直線路と曲線路との間の変化の過渡状態である曲線路へ
の進入部分又は出口部分において、誤警報の出力を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】自動車の斜視図である。 【図2】制御系のブロック図である。 【図3】参考例のコントロールユニットのブロック図で
ある。 【図4】逸脱判定ポイントと自車両との関係を示すの説
明図である。 【図5】参考例の制御の流れを示す流れ図である。 【図6】曲率半径の関係を示す説明図である。 【図7】直線路用制御の一例を示す流れ図である。 【図8】車速Vとしきい値との関係を示す図である。 【図9】曲線路用制御の一例を示す流れ図である。 【図10】作用の説明図である。 【図11】作用の説明図である。 【図12】進行路の推定の制御を示す流れ図である。 【図13】走行路(側縁)の推定の制御の流れを示す流
れ図である。 【図14】実施例のコントロールユニットのブロック図
である。 【図15】実施例の制御の流れを示す流れ図である。 【図16】実施例における1/RA のタイムチャート図
である。 【図17】自車両位置の変化の説明図である。 【符号の説明】 1 自動車 2 CCDカメラ 4,4A コントロールユニット 11 走行路推定手段 12 走行路判別手段 13,13A 逸脱判定手段 14 ポイント設定手段 1 過渡部検出手段 1 判定遅延手段
フロントページの続き (72)発明者 西竹 秀樹 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 中植 宏志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 足立 智彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−4799(JP,A) 特開 平5−151499(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/16 B60R 21/00 B60R 1/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 自車が現在走行している走行路から逸脱
    するのを予測する自動車の走行状態判定装置であって、 道路面上の白線に基づき走行路を推定する走行路推定手
    段と、 該走行路推定手段の出力を受け、走行路が直線路である
    か曲線路であるかを判別する走行路判別手段と、 該走行路判別手段の出力を受け、走行路が直線路である
    か曲線路であるかによって、自車両の走行路に対する逸
    脱を予測する判定条件を変更する逸脱判定手段と 自車両から前方に所定距離だけ離れた位置に第1及び第
    2の逸脱判定ポイントを、自車両の両側に第3及び第4
    の逸脱判定ポイントを設定するポイント設定手段とを備
    え、 上記逸脱判定手段は、上記ポイント設定手段の出力を受
    け、逸脱判定ポイントの少なくとも1つが、側縁又は側
    縁の内側に設定した判定ラインから逸脱したことをもっ
    て逸脱と予測するものであり、 さらに、上記走行路推定手段の出力を受け、曲線路への
    進入部分又は曲線路からの退出部分を検出する過渡部検
    出手段と、 該過渡部検出手段の出力を受け、曲線路への進入部分又
    は曲線路からの退出部分であるとき、上記逸脱判定手段
    による逸脱判定を遅延させる判定遅延手段と を備えるこ
    とを特徴とする自動車の走行状態判定装置。
JP14435394A 1994-06-27 1994-06-27 自動車の走行状態判定装置 Expired - Fee Related JP3405820B2 (ja)

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