JP3404447B2 - 多頭式縫製装置 - Google Patents

多頭式縫製装置

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JP3404447B2
JP3404447B2 JP13109696A JP13109696A JP3404447B2 JP 3404447 B2 JP3404447 B2 JP 3404447B2 JP 13109696 A JP13109696 A JP 13109696A JP 13109696 A JP13109696 A JP 13109696A JP 3404447 B2 JP3404447 B2 JP 3404447B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の縫製機構を
装備して刺繍縫製に適した多頭式縫製装置に関し、特に
ベッド部を独立構造のベッドユニットに構成して縫製位
置と退避位置との位置切換えに連動させて、各ベッドユ
ニットに設けた糸切り機構の駆動力伝達系を連結状態と
連結解除状態とに簡単に切換え可能にしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パターン縫いや刺繍縫製に適用さ
れる工業用の縫製装置として、例えば、特平4─30
7688号の明細書及び図面(特開平6−126054
号公報)や特開平4─51991号公報に記載のような
多頭式刺繍ミシンが実用化されている。前者の公報の多
頭式刺繍ミシンにおいては、複数の刺繍ミシンを左右方
向(X方向)に所定間隔おきに並設し、複数の刺繍枠を
取付ける為の共通の可動枠をX方向とY方向とに独立に
送り駆動する加工布送り機構を設け、各刺繍ミシンのヘ
ッド部には、複数色の刺繍糸に対応する複数の針棒を収
容した針棒ケースを位置切換え自在に装備し、ミシンモ
ータで駆動されるメイン駆動軸から各刺繍ミシンに駆動
力を分配して各刺繍ミシンの主軸と下軸とを駆動する構
成である。
【0003】各刺繍ミシンのミシン本体は、ベッド部と
脚柱部とその脚柱部の上端から延びるアーム部とを有
し、アーム部の先端のヘッド部には、主軸により駆動さ
れる針棒及び縫針と天秤とが設けられ、ベッドには下軸
により駆動される糸輪捕捉用釜が設けられている。尚、
ベッド部としては、平物専用タイプと、筒状の被縫製物
も縫製できるシリンダベッドタイプとがある。
【0004】前記後者の公報の多頭式刺繍ミシンにおい
ては、アームタイプと称せられ、複数の刺繍ミシンに共
通の支持フレームに、複数のアーム部と、複数のベッド
部とが一体的に取付けられ、基本的には前記公報の多頭
式刺繍ミシンと同様の構成である。但し、アーム部が省
略され、複数のヘッド部と複数のベッド部とを支持フレ
ームに固定したブリッジタイプと称する構造のものもあ
る。そして、従来の多頭式刺繍ミシンにおいては、一般
にベッド部が支持フレーム(これは脚柱部を含む)に一
体的に固定されている。
【0005】ここで、特公昭60─21750号公報、
公昭61─15816号公報、特開平3─23429
1号公報等には、糸輪捕捉用釜を専用の釜駆動モータで
ミシン主軸とは独立に駆動するように構成したミシンが
提案されているが、その釜駆動モータ及びその駆動力伝
達系はベッド部内に固定的に組み込まれている。ところ
で、この種の多頭式刺繍ミシンにおいては、各刺繍ミシ
ンのベッド部に糸切り機構が設けられ、これら糸切り機
構を駆動する駆動ロッドが各ベッド部の後端部まで配設
される一方、多頭式刺繍ミシンの端部に設けた糸切り駆
動用アクチュエータに連結される駆動軸を各刺繍ミシン
に亙って配設し、各駆動ロッドの後端部をその駆動軸に
リンク機構を介して夫々連動連結し、刺繍糸の糸替えに
際して、アクチュエータを駆動して各糸切り機構を同時
に糸切り作動することで、各刺繍ミシンの刺繍糸を同時
に切断できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の多頭式刺繍ミシ
ンでは、隣接するミシン間の間隔が固定されているた
め、縫製時のX方向送り幅がミシン間間隔の制約を受け
ることが避けられず、予め被縫製物のサイズや縫製時の
X方向送り幅を想定してミシン間間隔を設定するが、ミ
シン間間隔を大きく設定すると、所定スペースに設置可
能なミシンの頭数が少なくなり、設備コスト的に不利に
なる。そこで、ミシン間間隔を小さく設定して極力多く
の刺繍ミシンを装備しておき、X方向送り幅の大きな被
縫製物を縫製する際には、一部の刺繍ミシンを休止さ
せ、残りの刺繍ミシンのみ動作させて縫製する方法も採
用されているが、この場合、休止中の刺繍ミシンのベッ
ド部が被縫製物と干渉するため、円滑な自動縫製が困難
で縫製能率が低下し、汎用性に欠ける。
【0007】そこで、一部の刺繍ミシンのベッド部を休
止させる代わりに、そのベッド部を取り外したり、或い
は水平な縫製位置から下方へ退避揺動させた退避位置に
揺動させることも考えられるが、針棒を駆動する主軸
と、糸輪捕捉用釜を駆動する釜軸とを連動連結してミシ
ンモータで共通に駆動する場合には、主軸と釜軸とを連
結させたり連結解除する為の駆動系の連結構造も複雑化
すること、またベッド部内に設けた糸切り機構を駆動す
る駆動系の連結構造も複雑化すること、などの問題があ
る。
【0008】本発明の目的は、複数のベッド部の各々
ベッドユニットに構成するとともに、退避揺動可能に構
成して、縫製装置における縫製能率、汎用性、設備経済
性を高めること、各ベッドユニットに設けた糸切り機構
の駆動系の連結と連結解除とを簡単に行えるような多頭
式縫製装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】請求項1の多頭式縫製装
置は、複数の縫製機構を共通の支持フレームに装備して
なる多頭式縫製装置において、複数の縫製機構のベッド
の各々を、支持フレームから分離した独立構造のベッ
ドユニットに構成するとともに、その基端部を回動中心
として下方へ退避揺動させた退避位置と、縫製に供する
水平な縫製位置とに切換え可能に構成し、複数のベッド
ユニットに夫々糸切り機構を設けるとともに、これら糸
切り機構に電動アクチュエータから駆動力を伝達する駆
動力伝達系を設け、駆動力伝達系に、前記ベッドユニッ
トの位置切換えに応じてそのベッドユニットの糸切り機
構に対して連結状態と連結解除状態とに切換わる係合機
構を設けたものである。
【0009】ここで、支持フレームは、アーム部を装備
してないブリッジタイプの縫製装置におけるヘッド部と
ベッド部とを連結するフレーム、ヘッド部及びアームを
装備しているアームタイプの縫製装置におけるアーム部
とベッド部とを連結するフレームとを含むものであり、
通常のミシンにおける脚柱部も支持フレームに含まれ
る。
【0010】作用について説明すると、複数の縫製機構
のベッド部の各々は、支持フレームから分離した独立構
造のベッドユニットに構成されるとともに、基端部を回
動中心として縫製に供する水平な縫製位置と下方の退避
位置とに切換え可能に構成されているので、被縫製物の
サイズや左右方向送り幅が小さいときには、全部のベッ
ドユニットを縫製位置に切換えて縫製作動させ、また、
被縫製物のサイズや左右方向送り幅が大きいときには、
一部のベッドユニット、例えば1つおきのベッドユニッ
トを退避位置に切換えて、残りの縫製位置のベッドユニ
ットだけを作動させて縫製することができる。
【0011】更に、複数のベッドユニットの夫々に、糸
切り機構と、これら糸切り機構に電動アクチュエータか
ら駆動力を伝達する駆動力伝達系を設け、その駆動伝達
系に係合機構を設けたので、係合機構が、各ベッド部の
位置切換えに応じて、そのベッドユニットの糸切り機構
に対して連結状態と連結解除状態に切換えられ、糸切り
機構を駆動する駆動系の連結とその解除を簡単に切換え
ることができる。
【0012】請求項2の多頭式縫製装置は、請求項1の
発明において、前記電動アクチュエータは、複数の糸切
り機構に駆動力を供給する1つの共通のアクチュエータ
である。作用について説明すると、請求項1と同様の作
用を奏するが、電動アクチュエータは、複数の糸切り機
構に駆動力を供給する1つの共通のアクチュエータなの
で、複数の糸切り機構を簡単に同期駆動できるととも
に、糸切りの為の駆動系を簡単化且つ低コスト化するこ
とができる。
【0013】請求項3の多頭式縫製装置は、複数の縫製
機構を共通の支持フレームに装備してなる多頭式縫製装
置において、複数の縫製機構のベッド部の各々を、支持
フレームから分離した独立構造のベッドユニットに構成
するとともに、その基端部を回動中心として下方へ退避
揺動させた退避位置と、縫製に供する水平な縫製位置と
に切換え可能に構成し、複数のベッドユニットに夫々糸
切り機構及びその駆動ロッドを設け、複数の駆動ロッド
を駆動する駆動手段が、複数のベッドユニットの基端部
において複数の駆動ロッドに連動連結された共通の駆動
軸と、この駆動軸をその軸方向へ駆動する電動アクチュ
エータとを備え、駆動軸と各駆動ロッドの連結部に、ベ
ッドユニットが縫製位置のときに連結状態となるととも
に退避位置側へ揺動したときに連結解除状態となる係合
機構を設けたものである。
【0014】作用について説明すると、複数の縫製機構
のベッド部の各々は、支持フレームから分離した独立構
造のベッドユニットに構成されるとともに、基端部を回
動中心として縫製に供する水平な縫製位置と下方の退避
位置とに切換え可能に構成されているので、請求項1と
同様に作用する。更に、切換え可能に構成したベッドユ
ニットが縫製位置に切換えられたときには、駆動軸と各
駆動ロッドの連結部に設けられた係合機構が連結状態と
なるので、電動アクチュエータにより駆動軸が駆動され
ると、これら連結状態の係合機構を介して各ベッドユニ
ットに設けられた駆動ロッドが駆動されて糸切り機構が
糸切り作動される。一方、ベッドユニットが下方の退避
側へ揺動したときには、係合機構が連結解除状態となる
ので、係合機構により糸切り機構を駆動する駆動系の連
結とその解除を簡単に切換えることができる。
【0015】請求項4の多頭式縫製装置は、請求項3の
発明において、前記係合機構は、ベッドユニットに設け
られた係合穴部材と、駆動軸に設けられ係合穴部材の係
合穴に係脱自在に係合する係合ピンとを有するものであ
る。作用について説明すると、請求項3と同様の作用を
奏するが、係合機構は、ベッドユニットに設けられた係
合穴部材と、駆動軸に設けられ係合穴部材の係合穴に係
脱自在に係合する係合ピンとを有するので、係合機構を
簡単な構造にでき、しかも連結状態と連結解除状態とを
容易に切換えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、3台の刺
繍ミシンを備えた多頭式刺繍ミシンに本発明を適用した
場合のものである。この多頭式刺繍ミシンMについて説
明すると、図1に示すように、左右方向に延びるベース
フレーム1の上面の後部側には、左右方向に延びる共通
の支持フレーム2が立設され、この支持フレーム2に3
つのヘッド部4〜6が所定間隔毎に左右方向に並設され
るとともに、これらヘッド部4〜6の各々に対応させ
て、独立構造のベッドユニット10〜12に構成された
シリンダ状のベッド部7〜9の各後端部がベースフレー
ム1に夫々支持されている。
【0017】即ち、支持フレーム2に設けられたへッド
部4〜6と、これらへッド部4〜6に対応するベッドユ
ニット10〜12とからなる3台の多針式刺繍ミシン
(縫製機構に相当する)M1〜M3が並設されている。
これら刺繍ミシンM1〜M3のヘッド部4〜6の各々の
前端部には、左右方向に1列状に配列された12本の針
棒を上下動可能に支持するとともに、12個の天秤15
を揺動可能に支持する針棒ケース16が左右方向移動可
能に夫々支持され、各針棒ケース16は、図示外の針棒
変更モータで駆動される針棒変更機構により、一斉に左
右方向に移動されて、刺繍縫いに供する刺繍糸の糸色を
同時に変更可能になっている。
【0018】また、ベースフレーム1の上側には、ベッ
ドユニット10〜12の上面と同一高さになるように、
作業用テーブル17が水平に配設され、この作業用テー
ブル17を含み、この作業用テーブル17の左右両側に
設けられた1対の補助テーブル18,19に亙って、平
面視矩形枠状の可動枠20が配設され、図示外のX軸駆
動機構により左右方向に移動駆動されるとともに、Y軸
駆動機構により前後方向に移動駆動され、XY平面上を
移動可能になっている。ところで、各刺繍ミシンM1〜
M3毎に設けられ、針棒を上下駆動させる昇降駆動機構
と、12本の針棒のうちの1つを選択的に上下駆動する
為に針棒をその針上位置にジャンプ作動させる針棒ジャ
ンプ機構は、通常の刺繍ミシンと同様なので、その説明
を省略する。
【0019】次に、ベッドユニット10〜12につい
て、図3〜図7に基づいて説明する。ここで、3つのベ
ッドユニット10〜12の各々は、夫々独立構造であ
り、その前端部には、ユニット化された釜モジュール
が設けられるとともに、糸切り機構35が設けられて
いる。但し、中央のベッドユニット11はその基端部に
おいてベースフレーム1に固定的に支持されているが、
両側のベッドユニット10,12は上下に揺動可能に支
持されている。そこで、左端のベッドユニット10につ
いて説明する。
【0020】前後方向に所定長さを有する断面略U字状
のベッドケース25は、その後端部において、後述する
揺動機構45を介してベースフレーム1に上下揺動可能
に支持され、ベッドケース25の前端部分には、釜モジ
ュール26が着脱可能に固定されるとともに、糸切り機
構35が設けられ、ベッドケース25の上側は、その前
端部分において、針板31で覆われるとともに、針板3
1に連続するカバー板32でその全体に亙って覆われて
いる。釜モジュール26について説明すると、図2に示
すように、図示外の取付けブロックに全回転釜27と釜
駆動モータ28とが取付けられるとともに、その全回転
釜27に固着された釜軸29は、カップリング30を介
して釜駆動モータ28の駆動軸に連結されている。これ
により、釜駆動モータ28の回転により釜軸29を介し
て全回転釜27がミシンモータとは独立に回転駆動され
る。
【0021】次に、針板31の直ぐ下側に設けられ、上
糸と下糸とを切断する糸切り機構35と、この糸切り機
構を駆動する駆動力伝達系である糸切り駆動ロッド38
について、図3、図4に基づいて説明する。取付けブロ
ックの上端に固着した固定板(図示略)は全回転釜27
の上側に延び、その固定板には、可動刃36が、実線で
示す待機位置と、2点鎖線で示す最大回動位置とに亙っ
て揺動可能に枢支されている。そして、この可動刃36
と協働して上糸と下糸とを切断する為の固定刃37は、
固定板の直ぐ上側の針板31の下側に、刃部を前向きに
して取付けられている。
【0022】そして、可動刃36に前端部が連結された
糸切り駆動ロッド38は、ベッドケース25内を挿通し
て後方に延びている。ここで、ベッドユニット11に
は、その前端部に、全回転釜を有する釜モジュール70
が着脱可能に固定され、糸切り機構(図示略)71が設
けられるとともに、糸切り機構71に連結された糸切り
駆動ロッド72が設けられている。また、ベッドユニッ
ト12にも同様に、その前端部に、全回転釜を有する釜
モジュール73が着脱可能に固定され、糸切り機構(図
示略)74が設けられるとともに、糸切り機構74に連
結された糸切り駆動ロッド75が設けられている。
【0023】ところで、ベッドケース25の後端部の側
壁には、図4〜図6に示すように、枢支部材40が固着
され、その枢支部材40の水平壁部40aには、平面視
略L字状の係合穴部材41が回動可能に枢支され、この
係合穴部材41の第1支持部41aには糸切り駆動ロッ
ド38の後端部が回動可能に支持されている。また、係
合穴部材41の第2支持部41bには、後述する糸切り
駆動機構80の糸切り駆動軸87に取付けた駆動ブロッ
ク88の係合ピン89が係合する長円形状の係合穴41
cが形成されている。ここで、これら係合穴部材41と
係合ピン89などで係合機構90が構成され、またベッ
ドユニット12にも同様の係合機構93が設けられてい
る。
【0024】ところで、枢支部材40に立設された枢支
軸に巻装された巻きバネ42により、係合穴部材41を
平面視で反時計回り方向に付勢することで、係合穴部材
41に設けたストップピン43を枢支部材40に当接さ
せて、係合穴部材41を常に図4に示す待機位置に保持
するようになっている。即ち、糸切り駆動軸87が右方
に移動して、係合穴部材41の時計回り方向への回動を
介して糸切り駆動ロッド38が前方へ移動することによ
り、可動刃36が時計回り方向に回動して2点鎖線で示
す最大回動位置まで往動した後、糸切り駆動ロッド38
の後方への移動により、可動刃36が反時計回り方向に
復動する途中において、針板31の針穴31aからを挿
通する上糸と、全回転釜27から延びる下糸とが可動刃
36の凹部36aに係合され、その後可動刃36の待機
位置への復動途中において、可動刃36と固定刃37と
の協働により上糸と下糸とが同時に切断される。
【0025】次に、ベッドユニット10を、その基端部
を回動中心として、水平な縫製位置と、下方へ退避揺動
させた退避位置とに切換える揺動機構45について、図
2〜図5に基づいて説明する。ここで、ベッドユニット
10には、揺動機構45と同様の揺動機構49が設けら
れ、同様に縫製位置と退避位置とに切換え可能になって
いる。ベースフレーム1上に枢支ブラケット46の基端
部がボルト47で固着され、ベッドケース25の基端部
は、その枢支ブラケット46の前方突出状に形成された
左右1対の枢支部46aに枢支用ボルト48で回動可能
に枢支されている。
【0026】これにより、図5に示すように、ベッドユ
ニット10はその基端部の枢支用ボルト48を回動中心
として、実線で示す水平な縫製位置と、この縫製位置か
ら下方へ退避揺動させた2点鎖線で示す退避位置とに、
手動で切換えることができる。このとき、ベッドユニッ
ト10の位置切換えに応じて、そのベッドユニット10
の糸切り機構35に対して、駆動力伝達系に設けられた
係合機構90を介して連結状態と連結解除状態とに切換
えが可能である。
【0027】次に、ベッドユニット10をその縫製位置
に切換えて固定解除可能に固定する為の1対の固定機構
50,51について、図4〜図7に基づいて説明する。
ベースフレーム1には、前記枢支ブラケット46の左右
両側に隣接させて配設された支持板52,53の後端部
がボルト54で夫々固着され、左側の支持板52の前端
部には、ベッドユニット10をベースフレーム1に固定
する固定機構50が設けられるとともに、右側の支持板
53の前端部にも同様の固定機構51が設けられている
ので、そこで、右側の固定機構51について説明する。
ここで、図2に示すように、ベッドユニット12には、
固定機構50と同様の固定機構62がその左側に設けら
れるとともに、固定機構51と同様の固定機構63がそ
の右側に設けられている。
【0028】前記ベッドケース25の後端近傍部の下側
には固定連結板56がビス止めされ、この固定連結板5
6には、その後端部において被固定板57の前端部がビ
ス止めされている。この被固定板57は左右に所定幅を
有する板部材からなり、その右端部には、後述する固定
用のボルト・ナット部材60の一部を受け入れるU形切
欠き部57aが形成されるとともに、支持板53の前端
部には、図7,図8に示すように、そのU形切欠き部5
7aに対応する位置から右方に延びる長穴53aが形成
されている。そして、頂部にボルト頭部58aを有する
立て向きのワッシャー付き固定ボルト58がその長穴5
3aを挿通して下方に延び、その固定ボルト58の脚部
58bには、3段状に形成されたナット59が螺合して
いる。
【0029】即ち、ナット59の最上段の小径部59a
は、長穴53aにスライド自在に且つ回転不能に嵌まり
込み、その小径部59aの下側に連続する中径部59b
は、U型切欠き部57aに係合可能であり、またその中
径部59bの下側に連続する大径のナット本体部59c
は、被固定板57のU形切欠き部57aに下側から当接
して支持可能になっている。ここで、中径部59bの上
下方向の厚みは被固定板57の板厚よりも若干小さくな
っている。
【0030】そして、図8に示すように、固定ボルト5
8にナット59を螺合させたボルト・ナット部材60を
左方の固定側にスライドさせてボルト頭部58aを締め
込むことにより、ナット本体部59cの上面がU形切欠
き部57aに下側から当接することで、被固定板57を
支持板53に固定できる一方、図9に示すように、ボル
ト頭部58aを少しだけ緩めて、ボルト・ナット部材6
0を右方の固定解除側にスライドさせてボルト頭部58
aを締め込むことにより、中径部59bの上面が支持板
53に下側から当接して、ボルト・ナット部材60を支
持板53に簡単に固定できる。このとき、被固定板57
がフリーになり、ベッドユニット10を揺動機構45を
介して下方の退避位置に切換えできる。
【0031】次に、ベッドユニット10を縫製位置に切
換えるときに、支持フレーム2に対する水平面内におけ
る左右方向の相対位置を位置決めする左右1対の位置決
め機構65,66について、図4、図7に基づいて説明
する。但し、これら位置決め機構65,66は略同様の
構成なので、右側の位置決め機構66について説明す
る。 前記支持板53の前端部には、下端にテーパー状
のピン部67aを有する位置決め用ビス67が固着され
ている。一方、被固定板57の位置決め用ビス67に対
応する部位には、後方向きの切欠き部57bが形成され
ている。即ち、ベッドユニット10を、退避位置から上
昇させて縫製位置に切換えるときに、ベッドユニット1
0の前後方向は揺動機構45を介して精度良く位置決め
られるとともに、切欠き部57bに位置決め用ビス67
のピン部67aを係合させることで、ベッドユニット1
0の左右方向を高精度に位置決めすることができる。
【0032】次に、前記糸切り機構35,71,74を
駆動する糸切り駆動機構(駆動手段に相当する)80に
ついて、図2・図4・図10に基づいて説明する。ベー
スフレーム1の左端部に固着された取付け板81に糸切
りモータ(電動アクチュエータに相当する)82が下側
から取付けられ、この糸切りモータ82の駆動ギヤ83
に噛合する扇形の揺動部材84は、段付きボルト85に
より、取付け板81に回動可能に枢支されている。
【0033】更に、この揺動部材84には、板状の連結
板86の基端部が取付けられ、その連結板86の先端部
には、左右方向に延び、各ベッドユニット10〜12に
設けられた糸切り駆動ロッド38,72,75に連動連
結された共通の糸切り駆動軸87の左端部が連結されて
いる。そして、その糸切り駆動軸87には、各ベッドユ
ニット10〜12の基端部に対応して駆動ブロック8
8,91,92が夫々固着され、その糸切り駆動軸87
と各糸切り駆動ロッド38,75との連結部に係合機構
90,93が夫々設けられている。
【0034】これにより、糸切りモータ82の反時計回
り方向の回転により揺動部材84が所定角度だけ時計回
り方向に回動して、連結板86を介して糸切り駆動軸8
7が所定距離だけ右方へ移動することにより、前述した
ように、糸切り駆動軸87に取付けた駆動ブロック88
の係合ピン89と係合穴部材41の係合穴41cとの係
合を介して、係合穴部材41が図4に実線で示す待機位
置から2点鎖線で示す作動位置に回動し、糸切り駆動ロ
ッド38が前方へ移動され、可動刃36が最大回動位置
まで往動する。
【0035】一方、糸切りモータ82の時計回り方向の
回転により、糸切り駆動軸87の左方への移動を介して
係合穴部材41が反時計回り方向に回動して、糸切り駆
動ロッド38の後方への移動に応動して可動刃36に係
合された上糸と下糸とが切断される。このとき、ベッド
ユニット12に設けられた糸切り機構74についても、
係合機構93と糸切り駆動ロッド75を介して、またベ
ッドユニット11に設けられた糸切り機構71について
は、駆動ブロック91で直接駆動される糸切り駆動ロッ
ド72を介して、夫々同時に糸切り作動が実行される。
【0036】以上の多頭式刺繍ミシンMの作用について
説明する。多頭式刺繍ミシンMには、3頭からなる刺繍
ミシンM1〜M3が共通の支持フレーム2に並設され、
各刺繍ミシンM1〜M3のベッド部7〜9は、独立構造
のベッドユニット10〜12に構成されるとともに、ベ
ッドユニット10については、揺動機構45により、そ
の基端部の枢支用ボルト48を回動中心として、水平な
縫製位置と下方へ退避揺動した退避位置とに切換え可能
であり、またベッドユニット12についても同様に、揺
動機構49を介して縫製位置と退避位置とに切換え可能
になっているので、被縫製物のサイズや左右方向送り幅
が小さいときには、全部のベッドユニット10〜12を
縫製位置に切換えて縫製作動させ、また、被縫製物のサ
イズや左右方向送り幅が大きいときには、一部のベッド
ユニット、例えばベッドユニット10,12を退避位置
(図5参照)に切換えて、残りの縫製位置のベッドユニ
ット11だけを作動させて縫製することができる。
【0037】また、各ベッドユニット10〜12には、
その前端部に糸切り機構35,71,74が設けられる
とともに、これら糸切り機構35,71,74に連結さ
れた糸切り駆動ロッド38,72,75が基端部まで配
設されている。一方、ベースフレーム1の左端部に設け
られた糸切り駆動機構80の糸切りモータ82に連結さ
れた糸切り駆動軸87には、各ベッドユニット10〜1
2の基端部に対応して駆動ブロック88,91,92が
夫々固着され、その糸切り駆動軸87と各糸切り駆動ロ
ッド38,72,75との連結部に係合機構90,9
3,94が夫々設けられている。
【0038】即ち、ベッドユニット10について説明し
たように、ベッドユニット10の後端部に設けた係合穴
部材41と、糸切り駆動軸87に取付けられ、係合穴部
材41の係合穴41cに係脱自在に係合する駆動ブロッ
ク88の係合ピン89などで係合機構90が構成されて
いるので、図5に実線で示すように、ベッドユニット1
0が縫製位置に切換えられたときには、糸切り駆動軸8
7と糸切り駆動ロッド38の連結部に設けられた係合機
構90が連結状態となるので、糸切りモータ82により
糸切り駆動軸87が駆動されると、これら連結状態の係
合機構90を介してベッドユニット10に設けられた糸
切り駆動ロッド38が駆動されて糸切り機構35が糸切
り作動される。
【0039】一方、ベッドユニット10が下方の退避側
へ揺動したときには、図5に2点鎖線で示すように、係
合穴部材41がベッドケース25と一体的に下方に移動
して、これら係合ピン89と係合穴41cとの係合が外
れることで、係合機構90が連結解除状態となるので、
係合機構90により糸切り機構35を駆動する駆動系の
連結を簡単に解除することができる。このとき、係合穴
部材41は、巻きバネ42とストップピン43とで待機
位置に保持されているので、ベッドユニット10を縫製
位置に切換えたときには、係合ピン89を係合穴41c
に容易に且つ確実に係合できることで、糸切り機構35
の駆動系を簡単に連結させることができる。
【0040】このように、各刺繍ミシンM1〜M3のベ
ッド部7〜9を、独立構造のベッドユニット10〜12
に構成し、ベッドユニット10を揺動機構45により、
またベッドユニット12を揺動機構49により、その基
端部を回動中心として、水平な縫製位置と下方の退避位
置とに切換え可能に構成したので、被縫製物のサイズや
左右方向送り幅に応じて、また、必要に応じて一部のベ
ッドユニット10,12を退避位置に切換えて、被縫製
物との干渉を防止することができるから、縫製能率を高
め、縫製装置の汎用性を高め、ヘッド部の装備数を多く
して設備経済性を高めることができる。
【0041】更に、複数のベッドユニット10〜12の
夫々に糸切り機構31,71,74及び糸切り駆動ロッ
ド38,72,75を設け、糸切り駆動軸87と糸切り
モータ82とを備えた糸切り駆動機構80を設け、また
糸切り駆動軸87と各糸切り駆動ロッド38,75の連
結部に、連結状態になるとともに連結解除状態になる係
合機構90,93を設けたので、ベッドユニット10,
12が縫製位置に切換えられたときには、糸切り駆動軸
87と各糸切り駆動ロッド38,75の連結部に設けら
れた係合機構90,93が連結状態となり、糸切りモー
タ82で糸切り駆動軸87が駆動され、これら連結状態
の係合機構90,93を介して、切り駆動ロッド38,
75が駆動されて糸切り機構35,74で糸切り作動で
きる。一方、ベッドユニット10,12が下方の退避側
へ揺動したときには、係合機構90,93が連結解除状
態となるので、糸切り機構35,74を駆動する駆動系
の連結とその解除を簡単に切換えることができる。
【0042】尚、ベッドユニット11についても揺動可
能に枢支するように構成したり、係合機構90におい
て、係合穴部材41に駆動ブロック88の係合ピン89
を挟持する為の二股部を形成したり、係合穴部材41に
係合ピンを設け、駆動ブロック88に係合用穴を設ける
ように構成したり、糸切りモータ82に代えてロータリ
型や直動型のソレノイドを用いて構成したり、複数のヘ
ッドユニットに夫々設けた糸切り駆動ロッドを複数の電
動アクチュエータで駆動するように構成する等、前記実
施形態に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基づ
いて種々の変更を加えることもあり得る。また、ヘッド
部7〜9を独立構造のベッドユニットに構成した各種の
多頭式縫製装置に本発明を適用し得ることは勿論であ
る。
【0043】
【発明の効果】請求項1の多頭式縫製装置によれば、
数の縫製機構のベッド部の各々を、独立構造のベッドユ
ニットに構成し、その基端部を回動中心として縫製に供
する縫製位置と下方の退避位置とに切換え可能に構成し
たので、被縫製物のサイズや左右方向送り幅に応じて、
また、必要に応じて一部のベッドユニットを退避位置に
切換えて、被縫製物との干渉を防止することができるか
ら、縫製能率を高め、縫製装置の汎用性を高め、ヘッド
部の装備数を多くして設備経済性を高めることができ
る。
【0044】更に、複数のベッドユニットに夫々糸切り
機構と、これら糸切り機構に電動アクチュエータから駆
動力を伝達する駆動力伝達系を設け、その駆動力伝達系
に連結状態と連結解除状態とに切換わる係合機構を設け
たので、係合機構が、各ベッド部の位置切換えに応じ
て、そのベッドユニットの糸切り機構に対して連結状態
と連結解除状態に切換えられ、糸切り機構を駆動する駆
動系の連結とその解除を簡単に切換えることができる。
【0045】請求項2の多頭式縫製装置によれば、請求
項1と同様の効果を奏するが、電動アクチュエータは、
複数の糸切り機構に駆動力を供給する1つの共通のアク
チュエータなので、複数の糸切り機構を簡単に同期駆動
できるとともに、糸切りの為の駆動系を簡単化且つ低コ
スト化することができる。
【0046】請求項3の多頭式縫製装置によれば、複数
縫製機構のベッド部の各々は、支持フレームから分離
した独立構造のベッドユニットに構成されるとともに、
基端部を回動中心として縫製に供する水平な縫製位置と
下方の退避位置とに切換え可能に構成されているので、
請求項1と同様の効果が得られる。更に、複数のベッド
ユニットの夫々に糸切り機構及び駆動ロッドを設け、駆
動手段が駆動軸と電動アクチュエータとを備え、また駆
動軸と各駆動ロッドの連結部に、連結状態になるととも
に連結解除状態になる係合機構を設けたので、ベッドユ
ニットが縫製位置に切換えられたときには、駆動軸と各
駆動ロッドの連結部に設けられた係合機構が連結状態と
なり、電動アクチュエータで駆動軸が駆動され、これら
連結状態の係合機構を介して駆動ロッドが駆動されて糸
切り機構で糸切り作動できる。一方、ベッドユニットが
下方の退避側へ揺動したときには、係合機構が連結解除
状態となるので、糸切り機構を駆動する駆動系の連結と
その解除を簡単に切換えることができる。
【0047】請求項4の多頭式縫製装置によれば、請求
項3と同様の効果を奏するが、係合機構は、ベッドユニ
ットに設けられた係合穴部材と、駆動軸に設けられ係合
穴部材の係合穴に係脱自在に係合する係合ピンとを有す
るので、係合機構を簡単な構造にでき、しかも連結状態
と連結解除状態とを容易に切換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多頭式刺繍ミシンの斜視図である。
【図2】作業用テーブル及びベッドユニットを示す要部
平面図である。
【図3】ベッドユニットの先端部の部分拡大平面図であ
る。
【図4】ベッドユニットの基端部の部分拡大平面図であ
る。
【図5】図4のA─A線縦断側面図である。
【図6】図4のB─B線縦断側面図である。
【図7】固定機構の拡大平面図である。
【図8】固定状態の図7のC─C線縦断正面図である。
【図9】固定解除状態の図7のC─C線縦断正面図であ
る。
【図10】糸切り駆動機構の拡大平面図である。
【符号の説明】
M 多頭式刺繍ミシン 2 支持フレーム 10〜12 ベッドユニット 35 糸切り機構 36 可動刃 37 固定刃 38 糸切り駆動ロッド 41 係合穴部材 41c 係合穴 45 揺動機構 49 揺動機構 46 枢支ブラケット 48 枢支用ボルト 72 糸切り駆動ロッド 75 糸切り駆動ロッド 80 糸切り駆動機構 82 糸切りモータ 87 糸切り駆動軸 90 係合機構 93 係合機構

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の縫製機構を共通の支持フレームに
    装備してなる多頭式縫製装置において、複数の 縫製機構のベッド部の各々を、支持フレームから
    分離した独立構造のベッドユニットに構成するととも
    に、その基端部を回動中心として下方へ退避揺動させた
    退避位置と、縫製に供する水平な縫製位置とに切換え可
    能に構成し、 複数のベッドユニットに夫々糸切り機構を設けるととも
    に、これら糸切り機構に電動アクチュエータから駆動力
    を伝達する駆動力伝達系を設け、 前記駆動力伝達系に、前記ベッドユニットの位置切換え
    に応じてそのベッドユニットの糸切り機構に対して連結
    状態と連結解除状態とに切換わる係合機構を設けたこと
    を特徴とする多頭式縫製装置。
  2. 【請求項2】 前記電動アクチュエータは、複数の糸切
    り機構に駆動力を供給する1つの共通のアクチュエータ
    であることを特徴とする請求項1に記載の多頭式縫製装
    置。
  3. 【請求項3】 複数の縫製機構を共通の支持フレームに
    装備してなる多頭式縫製装置において、複数の 縫製機構のベッド部の各々を、支持フレームから
    分離した独立構造のベッドユニットに構成するととも
    に、その基端部を回動中心として下方へ退避揺動させた
    退避位置と、縫製に供する水平な縫製位置とに切換え可
    能に構成し、 複数のベッドユニットに夫々糸切り機構及びその駆動ロ
    ッドを設け、 複数の駆動ロッドを駆動する駆動手段が、複数のベッド
    ユニットの基端部において複数の駆動ロッドに連動連結
    された共通の駆動軸と、この駆動軸をその軸方向へ駆動
    する電動アクチュエータとを備え、 前記駆動軸と各駆動ロッドの連結部に、ベッドユニット
    が縫製位置のときに連結状態となるとともに退避位置側
    へ揺動したときに連結解除状態となる係合機構を設けた
    ことを特徴とする多頭式縫製装置。
  4. 【請求項4】 前記係合機構は、ベッドユニットに設け
    られた係合穴部材と、駆動軸に設けられ係合穴部材の係
    合穴に係脱自在に係合する係合ピンとを有することを特
    徴とする請求項3に記載の多頭式縫製装置。
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