JP3404362B2 - 高圧蒸気滅菌器 - Google Patents

高圧蒸気滅菌器

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JP3404362B2 JP2000146775A JP2000146775A JP3404362B2 JP 3404362 B2 JP3404362 B2 JP 3404362B2 JP 2000146775 A JP2000146775 A JP 2000146775A JP 2000146775 A JP2000146775 A JP 2000146775A JP 3404362 B2 JP3404362 B2 JP 3404362B2
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敏一 土屋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チャンバー内に
収納した医療用器具等の被滅菌物を飽和蒸気により滅菌
する高圧蒸気滅菌器に関し、さらに詳しくは、チャンバ
ーの蓋に形成したパッキン装着用の凹部と、この凹部に
嵌装したパッキンとの隙間にて生じる蒸気膨張を起因と
して生じる圧力漏れを防止する高圧蒸気滅菌器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、医療用器具等を滅菌するには、高
圧蒸気滅菌器が広く用いられている。従来の滅菌器は、
医療用器具等の被滅菌物を収納して密閉するチャンバー
を具備し、このチャンバーの中に水を溜め、この水をヒ
ーターで加熱することにより、同チャンバー内に収納し
た被滅菌物を高圧蒸気にて滅菌するものである。高圧蒸
気滅菌器による滅菌作業は、「給水、加熱、滅菌、乾
燥」という工程で行なわれる。その際、上記工程中にお
いて被滅菌物を収納するチャンバー内を高圧蒸気で満た
すため、チャンバーの開口部を開閉可能な蓋により確実
に密閉する必要がある。従来の高圧蒸気滅菌器において
は、チャンバーの開口部を密閉する蓋内面の外周部位に
沿って円形の凹部を形成し、この凹部内にリング状のパ
ッキンを密着した状態で嵌装する。そして、このパッキ
ンを介して同チャンバーの開口縁と蓋体内面とを密着さ
せることにより、チャンバー内の気密を維持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4−(a)は、従来
のパッキンによる密閉構造を示している。このような密
閉構造の滅菌器においては、加熱してチャンバー内を飽
和蒸気にて満たしている状態にあって、浸透力のある飽
和蒸気が、蓋104に設けた凹部104aと、この凹部
104a内に嵌装してあるパッキン105の外周面との
隙間に入り込み、その中でさらに膨張したり、また上記
隙間に残留していた水滴が滅菌のための加熱により膨張
する現象を生じることがある。
【0004】このような現象が生じると、図4−(b)
にて示す如く上記パッキン105と、同パッキン105
が嵌装される凹部104aとの間の空間が拡大され、最
終的には上記パッキン105が変形して、チャンバー1
03内の密閉を壊してしまい、蓋104を閉じた状態で
も当該チャンバー103内の圧力が外部に漏れてしまう
ことがある。
【0005】そこで、本願出願人は、上述したような不
具合を防止するために、図3にて示すような滅菌器チャ
ンバー内圧力の漏洩防止構造を提案した(特許番号第2
767569号)。この発明は、高圧蒸気滅菌器の蓋2
04内面側の外周部に沿って正面視円形な凹部204a
を形成し、同凹部204a内にパッキン205を密着さ
せた状態で内嵌してある。また、蓋204の内周面に沿
っては、溝206を周設すると共に、同溝206と同蓋
204の外側とを連絡する孔207を穿設してある。
【0006】上記したような気密構造によれば、加熱に
よりチャンバー内を飽和蒸気にて満たしている状態にお
いて、飽和蒸気が、蓋204に設けた凹部204aと、
パッキン205の外周面との隙間に浸透して膨張した場
合や、また、上記隙間に残留していた水が加熱されて膨
張した場合にも、隙間で膨張した蒸気は、上記凹部20
4a内に沿って設けた溝206内を通過し、さらに孔2
07を通して蓋204の外側に排出されることになる。
これにより、前記したように、パッキン205と凹部2
04aとの隙間が蒸気の膨張により拡大され、最終的に
パッキン205が変形してチャンバー203内の密閉を
壊してしまう不具合を確実に防止することができる。
【0007】上述した高圧蒸気菌器のチャンバー内圧力
の漏洩防止構造にあっては、パッキンを密着状に嵌装し
た凹部の隙間に浸入する蒸気や残留水の膨張により、同
パッキンにより維持している気密を壊す現象を効果的に
防止することができる。しかし、その構造は、パッキン
と凹部との隙間に浸入して膨張した蒸気を凹部に設けた
溝206と孔207を通過させて蓋204の外側に排出
するものであるから、孔207から排出した蒸気が水滴
となって、上記蓋204の外面に沿って滴下することが
あり、その始末を行なう必要があった。また、上記した
如く蓋204に形成する凹部204aと溝206は、旋
盤により加工する必要があり、また、孔207はフライ
スやドリルを用いて加工する必要があるので、構造をで
きるだけ簡素に設計してあるものの、工費がかかってし
まうことは否めない。
【0008】本願発明の技術的課題は、上記した如き従
来事情に鑑みなされたものであり、その課題とする処
は、上述した如き高圧蒸気滅菌器におけるパッキン装着
部分に生じていた蒸気や残留水の膨張を起因とする気密
漏れを合理的に防止し得る手段を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、被滅菌物を収納するチャンバーと、
該チャンバーの開口部を開閉可能に密閉する蓋とを具備
し、上記蓋の内面側の外周縁部に沿って円形の凹部を形
成し、この凹部内にリング状のパッキンを密着させて嵌
装し、該パッキンにより上記チャンバーの開口縁と蓋内
面との間の気密を維持する高圧蒸気滅菌器において、前
記パッキンを嵌装する凹部の内周面に沿って通気溝を形
成すると共に、同パッキンに上記通気溝とチャンバー内
との間を連絡する通し孔を穿設したことを特徴とするも
のである。
【0010】上記した手段によれば、医療用器具等の被
滅菌物を入れるチャンバーの開口は、蓋体により密閉さ
れる。チャンバー内に給水した後、これを加熱すると、
密閉されるチャンバー内は飽和蒸気により満たされて高
圧となり、この高圧蒸気の雰囲気中にてチャンバー内の
被滅菌物を滅菌する。上記チャンバーの開口部を密閉す
る蓋は、内面側の外周部に沿って設けた凹部の中にパッ
キンを密着した状態で嵌装してある。上記凹部の内周面
に沿っては通気溝を形成してあり、さらに、同凹部内に
嵌装されるパッキンには、上記通気溝とチャンバー内と
を連絡する通し孔を設けてある。したがって、加熱の際
に上述したように、凹部とその内部に嵌装されるパッキ
ンとの隙間に浸入した蒸気や残留水が蒸気膨張した際に
も、その蒸気は、凹部の内周面に周設した通気溝を通過
し、さらに、通し孔からチャンバー内に戻される。尚、
請求項2記載の発明は、後述する発明の実施の形態の欄
で合わせて説明する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を説明する。
図1は、高圧蒸気滅菌器Aを示している。この滅菌器本
体1は、正面を開閉する扉2を備え、該扉2の一側部を
枢支することにより、開閉自在に取付支持してある。扉
2の内側には後述するチャンバー3の開口部3aを開閉
可能に密閉する円板状の蓋4を取付固定してある。上記
滅菌器本体1内部の略中央には、医療用器具等の被滅菌
物を収納する略筒形状のチャンバー3を設けてある。
【0012】チャンバー3は、背面側の端部を塞いだ形
状の容器であり、正面側端部の開口部3aが上記滅菌器
本体1の正面に露呈するように設置してある。チャンバ
ー3の中の底部には底板10を設け、該底板10の下側
に棒状のヒータ8を水平に挿入してある。また、同チャ
ンバー3の隣には貯水タンク(図示せず)を設け、必要
に応じて同チャンバー3内に所定量の給水を行なえるよ
うに構成してある。
【0013】上記した蓋4の内面側の外周縁に沿って
は、正面視円形の凹部4aを形成し、この凹部4a内に
リング状のパッキン5を密着した状態で嵌装してある。
パッキン5は、上記凹部4a内に密着した状態で内嵌す
る内嵌部5aと、該内嵌部5aの内周側からひだ状に突
出する密着部5bとからなり、蓋4を閉じた状態でドア
ハンドル9を回動することにより、チャンバー3の開口
部3aの外周部の端面3bに上記パッキン5の密着部5
bが密着してチャンバー3内の気密を維持するように構
成してある。
【0014】一方、上記パッキン5の内嵌部5aを嵌入
する凹部4aの内周面に沿っては、小径で且つ断面略半
円形の通気溝6を周設してある。また、前記パッキン5
には、上記通気溝6と、チャンバー3の内部空間とを連
絡する通し孔7を穿設してある。尚、本実施例では、上
記通し孔7をパッキン5の上方部に1個穿設した。これ
は、通し孔や通気溝にゴミや汚れが浸入するのを防止す
ることを配慮したためであるが、通し孔の数や穿設箇所
は、これに限定するものではなく、任意に変更してもよ
い。
【0015】上記した如く構成した滅菌器を作動させる
と、貯水タンクからチャンバー3内に所定量の水が供給
され、ヒータ8により加熱される。その後水は沸騰して
蒸気と成り、体積が膨張してチャンバー3内は加圧状態
となる。しかし、蓋4に設けたパッキン5により当該チ
ャンバー3内の気密が確実に保たれるので、同チャンバ
ー3内に収納した被滅菌物を飽和蒸気の中で能率的に滅
菌することができる。
【0016】上記した如き滅菌工程中にあっては、蓋4
に設けた凹部4aの内周面と、該凹部4aに嵌装したパ
ッキン5内嵌部5aの外周部との隙間に、飽和蒸気が浸
透してさらに膨張したり、同隙間内に浸入していた水滴
が滅菌工程の加熱によって、蒸気となって体積が膨張す
ることがある。しかし、上記したように、隙間に浸透し
た蒸気や残留水滴が加熱により膨張しても、この蒸気は
凹部4aの内周面に沿って設けた通気溝6を通過し、さ
らにパッキン5に穿設した通し孔7からチャンバー3の
内部に戻されるので、隙間内にて膨張した蒸気の圧力に
より、パッキン5が変形してチャンバー3内の気密が破
られるような不具合を防止できる。
【0017】尚、上記実施例では、チャンバー3の蓋4
のパッキン5を挿着する凹部4a内の内周面に沿って断
面半円型の通気溝6を設けているが、この通気溝6はパ
ッキン5が変形して入らない程度の小径の溝であれば断
面角型でも三角でも適宜の形状で良い。また、この小径
の溝に設ける通し孔7は一箇所でもよいし、複数箇所に
設けてもよい。
【0018】次ぎに、本発明の別の実施例を図2に基づ
いて説明する。この実施例の高圧蒸気滅菌器は、前記し
た高圧蒸気滅菌器Aと同様に構成してある。即ち、滅菌
器本体1の内部にチャンバー3を内設すると共に、同滅
菌器本体1の前面を開閉する扉2の内側に、チャンバー
3の開口部3aを開閉可能に密閉する円板状の蓋4を取
付支持してあり、上記扉2を締めるのと同時に、チャン
バー3の開口部3aが蓋4によって、密閉されるように
構成してある。
【0019】図2にて示すように、蓋4の内面側の外周
縁に沿って形成した凹部4aには、リング状のパッキン
15を密着した状態で嵌装してある。パッキン15は、
上記凹部4a内に密着した状態で嵌入する内嵌部15a
と、該内嵌部15aの内面側に突出するひだ状の密着部
15bとからなる。そして、蓋4を閉じた状態でチャン
バー3の開口部3aの外周部端面3bにパッキン15の
密着部15bが密着してチャンバー3内の気密を維持す
るように構成してある。
【0020】この実施例の場合、パッキン15の内嵌部
15aを嵌入する蓋4の凹部4aの内周面には加工を加
えていない。即ち、上記凹部4aの内周面には、前記し
たような通気溝は形成していない。本実施例における通
気溝16は、パッキン15の外周面に沿って形成してあ
る。また、パッキン15には、上記通気溝16と、チャ
ンバー3の内部空間とを連絡する通し孔17を穿設して
ある。
【0021】上記したように構成したパッキン15を蓋
4の凹部4a内に密着した状態で嵌入した状態におい
て、同パッキン15内嵌部15aの外周と凹部4aの内
周面との間に断面略半円弧形の通気路16'が周設され
る。よって、蓋4に設けた凹部4aの内周面と、パッキ
ン15外周部との隙間に、飽和蒸気が浸透してさらに膨
張したり、または、同隙間内に浸入していた水滴が蒸気
となって体積が膨張した場合、その蒸気は上記通気路1
6'を通過し、さらに、同パッキン15に穿設した通し
孔17からチャンバー3の内部へ噴出して戻される。よ
って、本実施例の高圧蒸気滅菌器においても、前記した
ものと同様に、隙間内にて膨張した蒸気の圧力によって
パッキン15が変形し、チャンバー3内の気密が破られ
るような不具合を防止できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の高圧蒸気滅菌器
は、パッキンを嵌装する蓋の凹部の内周面に沿って通気
溝を形成すると共に、同パッキンに上記通気溝とチャン
バー内との間を連絡する通し孔を穿設したものであるか
ら、パッキンの外周部と凹部内周面との隙間に浸入した
蒸気や残留水が滅菌時の加熱により膨張しても、その蒸
気は、凹部の内周面に周設した通気溝内を通過し、さら
にパッキンの通し孔からチャンバー内の空間に戻され
る。よって、上記隙間に浸入した蒸気や残留した水滴が
滅菌時の加熱により膨張した場合にも、蓋に嵌装したパ
ッキンが変形してチャンバー内の気密が破られることを
確実に防止できる。また、上記隙間に浸入して膨張した
蒸気は、通気溝と通し孔を通過してチャンバー内に戻さ
れるので、従来のもののように、隙間で膨張した蒸気が
溝と孔を通して蓋の外側に排出され、水滴となって、蓋
の外面に沿って滴下するような不具合を解消することが
できる。また、隙間で発生した蒸気をチャンバー内に戻
す通し孔は、打ち抜きにより簡単に空けることができる
ので、加工コストを低減することができる。
【0023】請求項2記載の高圧蒸気滅菌器は、蓋の内
面側の外周部に沿って形成した凹部にパッキンを密着さ
せて嵌装し、該パッキンの外周面に沿って通気溝を形成
する共に、同パッキンに上記通気溝とチャンバー内との
間を連絡する孔を穿設したものである。よって、パッキ
ンの外周部と凹部内周面との隙間に浸入した蒸気や残留
水が滅菌時の加熱により膨張しても、その蒸気はパッキ
ンの外周に形成した通気溝を通過し、通し孔からチャン
バー内の空間に戻すことができる。その結果、蒸気膨張
により生じる圧力により、蓋に嵌装したパッキンが変形
してチャンバー内の気密が破られる現象を確実に防止す
ることができる。また、上記した如く隙間に浸入して膨
張した蒸気は、パッキンに形成した通気溝と通し孔を通
過してチャンバー内に戻されるので、従来のもののよう
に、隙間で膨張した蒸気が溝と孔を通して蓋の外側に排
出され、水滴となって、蓋の外面に沿って滴下するよう
な不具合を解消することができる。さらに、隙間にて膨
張した蒸気をチャンバー内に戻す通気溝と通し孔とは、
パッキンを型成形する際に一緒に成形できるので、従来
のように、溝と孔を旋盤やフライス、若しくはドリルに
て加工する手間を削減し、加工コストを大幅に低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した高圧蒸気滅菌器を示す斜視
図である。
【図2】 本発明を実施した高圧蒸気滅菌器のパッキン
部分の気密構造を示す縦断面図であり、パッキンに通気
溝と通し孔を形成したものである。
【図3】 蒸気膨張により生じるパッキンの変形を防止
する従来のパッキン部分の気密構造を示す縦断面図。
【図4】 従来の高圧蒸気滅菌器におけるパッキン部分
の気密構造を示す縦断面図であり、(a)は通常の状態
を示し(b)は隙間で生じた蒸気膨張によりパッキンが
変形した状態を示す。
【符号の説明】
A・・・高圧蒸気滅菌器 1・・・滅菌器本体 2・・・扉 3・・・チャンバー 4・・・蓋 4a・・・凹部 5・・・パッキン 6,16・・・通気溝 7,17・・・通し孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 2/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被滅菌物を収納するチャンバーと、該チ
    ャンバーの開口部を開閉可能に密閉する蓋とを具備し、
    上記蓋の内面側の外周縁部に沿って凹部を形成し、この
    凹部内にパッキンを密着させて嵌装し、該パッキンによ
    り上記チャンバーの開口縁と蓋内面との間の気密を維持
    する高圧蒸気滅菌器において、前記パッキンを嵌装する
    凹部の内周面に沿って通気溝を形成すると共に、同パッ
    キンに上記通気溝とチャンバー内との間を連絡する通し
    孔を穿設して成ることを特徴とする高圧蒸気滅菌器。
  2. 【請求項2】 被滅菌物を収納するチャンバーと、該チ
    ャンバーの開口部を開閉可能に密閉する蓋とを具備し、
    上記蓋の内面側の外周縁部に沿って凹部を形成し、この
    凹部内にパッキンを密着させて嵌装し、該パッキンによ
    り上記チャンバーの開口縁と蓋内面との間の気密を維持
    する高圧蒸気滅菌器において、前記パッキンの外周面に
    沿って通気溝を形成する共に、同パッキンに上記通気溝
    とチャンバー内との間を連絡する孔を穿設したことを特
    徴とする高圧蒸気滅菌器。
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