JP3401717B2 - Facsimile machine - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】この発明はファクシミリ装置
に関し、とくに、手動操作の発呼端末に対して自動応答
し、発呼端末にて手動入力されるＤＴＭＦ信号によるＩ
Ｄ情報やパスワード情報を受け付けてファクシミリ伝送
制御手順を進める制御技術に関する。 【０００２】 【従来の技術】ポーリングとかファクシミリボックスと
呼ばれるファクシミリ応用システムは、例えば、つぎの
ような具体的な形態で活用される。画像情報を提供する
側のファクシミリ装置を被呼端末Ａとし、この端末Ａに
蓄積されている画像情報を取り出す側のファクシミリ装
置を発呼端末Ｂとする。ここでは端末Ｂから手動操作で
端末Ａを発呼すると、被呼端末Ａがこれに自動応答する
ものとする。この具体例のような通信形態も含めて、フ
ァクシミリ伝送制御手順については、ＩＴＵ−ＴＳ（国
際電気通信連合電気通信標準化セクター）のＴシリーズ
勧告などで広く標準化されていることは周知の通りであ
る。 【０００３】端末Ｂの利用者がオフフックして端末Ａを
ダイヤルして発呼し、被呼端末Ａがこれに自動応答して
回線がつながる。このあと被呼端末Ａは、所定のファク
シミリ伝送制御手順に従い、図１に示すように、まずト
ーナル信号方式による被呼端末識別（ＣＥＤ）信号を送
出し、つぎにバイナリー符号信号方式による必要なオプ
ションも含んだ被呼端末機能識別（ＮＳＦ/ＣＳＩ/ＤＩ
Ｓ）信号を送出する。この被呼端末機能識別（ＮＳＦ/
ＣＳＩ/ＤＩＳ）信号を１回送出したならば、所定時間
Ｔｓだけ発呼端末Ｂからの応答信号を待ち、発呼端末Ｂ
が無応答か所定の手順に従った応答が得られなかった場
合は、被呼端末機能識別（ＮＳＦ/ＣＳＩ/ＤＩＳ）信号
を再度送出するという動作を所定回数繰り返し、発呼端
末Ｂから所定の手順に従った応答が得られたなら、その
内容に従って伝送制御手順を進める。 【０００４】一方、発呼端末Ｂの利用者は、被呼端末Ａ
が送出したＣＥＤ信号によるピ−という音を聞き、続い
てＮＳＦ/ＣＳＩ/ＤＩＳ信号によるヒョロヒョロヒョロ
という音を聞く。ＮＳＦ/ＣＳＩ/ＤＩＳ信号の音は空白
時間Ｔｓをおいて間欠的に繰り返し聞こえる。空白時間
Ｔｓは被呼端末Ａが発呼端末Ｂの応答を待っている時間
であり、通常は３秒ほどに設定されている。 【０００５】被呼端末Ａに蓄積されている画像情報を発
呼端末Ｂが取り出すための条件として、発呼端末Ｂが被
呼端末Ａに所定のパスワードを伝えることを義務付ける
ことが多い。このパスワードは、各回のＮＳＦ/ＣＳＩ/
ＤＩＳ信号の間の前記空白時間Ｔｓ中に、ＤＴＭＦ信号
により伝送する。つまり発呼端末Ｂにおいて、利用者
は、被呼端末Ａからの信号音を聞きながら空白時間Ｔｓ
を捉らえて、ダイヤル番号入力用のキーボードを操作し
てパスワードを入力する（まず＃キーを押し、続けて数
字キーを所定桁数分だけ所定の順番で押す）。 【０００６】被呼端末Ａでは、空白時間Ｔｓ中に発呼端
末ＢからのＤＴＭＦ信号を受信すると、そのＤＴＭＦ信
号で表現された符号列を認識し、正しいパスワードか否
かを検証する。正しいパスワードと認めた場合には、発
呼端末Ｂに肯定応答（ＡＣＫ信号）を発し、被呼端末Ａ
の蓄積画像情報を発呼端末Ｂに伝送するために、ファク
シミリ伝送制御手順をつぎのステップに進める。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】前述したファクシミリ
応用システムの利用形態においては、発呼端末Ｂの利用
者が被呼端末Ａからの信号音を聞きながら３秒程度の空
白時間Ｔｓを捉らえて、キーボードを操作してパスワー
ドを正しく入力することが、きわめて面倒だという問題
があった。パスワードは９桁前後の数字で決められてい
ることが多く、３秒程度の空白時間Ｔｓ中にこの数字列
を間違いなく入力するのは非常に難しい。この種のパス
ワード入力操作を伴うポーリング通信機能などをよく使
っている利用者ならばスムーズに行えるかもしれない
が、ファクシミリ装置の取り扱い説明書を読みながらポ
ーリング通信機能を試行しているような不慣れな利用者
にとっては、うまくいかないことの方が多いであろう。 【０００８】なお、前記の空白時間Ｔｓを充分に長く設
定しておけば、発呼端末Ｂの利用者はゆっくり落ち着い
てパスワードを入力できることになる。しかし、その場
合、自動発呼の端末と自動応答の端末とでファクシミリ
通信を行うというもっとも一般的な利用形態において、
伝送制御手順の進行速度が遅くなり、通信の高速化が阻
害される。この分野では、通信の高速化が技術開発の大
目標なので、空白時間Ｔｓを一律に長く設定しておくと
いうような安易な解決策はとうてい採用できない。 【０００９】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、被呼端末が発する被呼端末
機能識別（ＮＳＦ/ＣＳＩ/ＤＩＳ）信号の送出後の応答
待ち期間Ｔｓを捉らえて、発呼端末の利用者が容易にキ
ーボードを操作してＤＴＭＦ信号によるパスワード情報
やＩＤ情報を入力することができるファクシミリ装置を
提供することにある。 【００１０】 【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、図
２に示すように、ある回の被呼端末機能識別（ＮＳＦ/
ＣＳＩ/ＤＩＳ）信号の送出後の所定時間Ｔｓの応答待
ち期間において、発呼端末からのＤＴＭＦ信号を受信
し、かつ、そのＤＴＭＦ信号による符号列が所定桁数に
満たなかった場合に、つぎの回以降の被呼端末機能識別
（ＮＳＦ/ＣＳＩ/ＤＩＳ）信号の送出後の応答待ち時間
を前記所定値Ｔｓより長い時間に変更することとした。 【００１１】つまり、前記空白時間Ｔｓの初期設定値は
従来と同様に３秒程度と短くしておき、自動発呼端末と
自動応答端末との通信での伝送制御手順の進行レスポン
スは阻害しないが、ある回の空白時間Ｔｓで発呼端末か
ら所定桁数に満たない不完全なＤＴＭＦ信号が送られて
きたら、発呼端末の利用者がパスワード情報やＩＤ情報
を入力しようして失敗したと判断し、自動的につぎの回
の空白時間Ｔｓを例えば６秒と長くしてやり、つぎの入
力操作をやり易くしてやる。 【００１２】 【発明の実施の形態】この発明の一実施例によるファク
シミリ伝送制御手順の要点を図３のフローチャートに示
している。これは、前述したように手動操作の発呼端末
Ｂからの要求に応えて蓄積してある画像情報をポーリン
グ送信する自動操作のファクシミリ装置（被呼端末Ａ）
の動作手順を示したものである。 【００１３】発呼端末Ｂからの呼び出し信号に応動して
回線を接続し、まずトーナル信号方式による被呼端末識
別（ＣＥＤ）信号を送出する（ステップ３００→３０１
→３０２）。ＣＥＤ信号の送出停止タイミングになった
なら、前述した空白時間Ｔｓを計測するためのタイマＴ
ｓに初期設定値として３秒をセットする（ステップ３０
３→３０４）。 【００１４】そして所定のタイミングで、バイナリー符
号信号方式による必要なオプションも含んだ被呼端末機
能識別（ＮＳＦ/ＣＳＩ/ＤＩＳ）信号を送出し、送出停
止タイミングになったなら前記タイマＴｓを起動し、前
述の空白時間Ｔｓをつくり、タイマＴｓがタイムアップ
するまで、発呼端末Ａからの応答を監視する（ステップ
３０５→３０６→３０７→３０８→６０９→３１０）。
ここまでの説明では、タイマＴｓは初期設定値として従
来と同じに３秒がセットされている。 【００１５】タイマＴｓがタイムアップしたならば（３
秒経過したならば）、ステップ３１１以降の処理に進
む。まずステップ３１１では、空白時間Ｔｓに発呼端末
Ｂから何の応答もなかったか否かを判定し、無応答であ
った場合にはステップ３１５に進み、ファクシミリ伝送
制御手順を中断する条件が成立したか否かを判断する
（周知のように、ＮＳＦ/ＣＳＩ/ＤＩＳ信号の送出を所
定回数繰り返しても手順が進行しない場合は中断す
る）。 【００１６】まだ中断条件が成立していなければ、ステ
ップ３０６に戻り、２回目のＮＳＦ/ＣＳＩ/ＤＩＳ信号
の送出動作を実行する。このあとで空白時間Ｔｓだけ発
呼端末Ｂの応答を監視するが、タイマＴｓは３秒に設定
されたままなので、空白時間Ｔｓは３秒のままである。 【００１７】３秒の空白時間になんらかの応答信号が検
出された場合はステップ３１２に進み、その応答がファ
クシミリ伝送制御手順に定められた正規の応答か否かを
判定する。手順に従った正規の応答であれば、その内容
に従って手順をつぎのステップに進める。なお、３秒の
空白期間に発呼端末ＢからＤＴＭＦ信号による所定桁数
のパスワードが伝送されてきた場合も、「手順に従った
正規の応答」に含まれるものであり、この場合はパスワ
ードが正しいか否かを判定し、正しければ肯定応答を、
誤っていれば否定応答を発する。「手順を進める」とは
これらの処理も含む。 【００１８】３秒の空白時間になんらかの応答信号が検
出されたものの、その応答が「手順に従った正規の応
答」と判定されなかった場合、ステップ３１３に進み、
検出した応答信号がＤＴＭＦ信号であり、かつパスワー
ドとして決められた所定の桁数に満たない不完全な符号
列であったか否かを判定する。そうであった場合は、発
呼端末の利用者がパスワードを入力しようして失敗した
と判断し、ステップ３１４で空白時間Ｔｓを規定するタ
イマＴｓを６秒にセットする。そしてステップ３０６に
戻ってＮＳＦ/ＣＳＩ/ＤＩＳ信号の送出動作を実行す
る。このあとには空白時間Ｔｓが挿入され、その時間だ
け発呼端末Ｂの応答を監視するが、このときタイマＴｓ
は６秒に設定変更されているので、つぎの機会では発呼
端末Ｂの利用者はパスワードの入力操作を６秒の間に行
えば良いことになり、入力に失敗することが少なくな
る。 【００１９】なお、ステップ３１３でＮＯと判定された
場合は、さきに説明したステップ３１５に進み、ファク
シミリ伝送制御手順を中断する条件が成立したか否かを
判断し、条件成立であれば手順の中断処理を行い、そう
でない場合はタイマＴｓの設定値を変えることなく、ス
テップ３０６に戻ってＮＳＦ/ＣＳＩ/ＤＩＳ信号の送出
動作を実行する。したがって、Ｔｓの値が３秒であれ
ば、そのままだし、Ｔｓの値が６秒に変更されたあとで
あれば、６秒のままである。パスワードの入力失敗を複
数回検出した場合は、つぎの機会の空白時間を例えば８
秒にするなど、さらにＴｓの時間を延長してもよい。 （ファクシミリ装置の基本構成）ここまでの説明で明ら
かなように、この発明の要点は、特定の状況下において
発呼端末Ａとの間の伝送制御手順をどのように進めるか
という点にある。これについてはすでに詳しく述べたと
おりであり、その制御機能は、通常、ファクシミリ装置
における通信制御プログラムにより具現化する。そのた
め、ファクシミリ装置の基本的なハードウェア構成や機
能構成の面では、この発明の装置は以下のように従来の
ものととくに変わりはない。 【００２０】図４にこの発明の一実施例によるファクシ
ミリ装置の基本構成を示している。この装置は周知のメ
モリ送受信タイプである。システム制御部１はマイクロ
プロセッサとＲＡＭ／ＲＯＭなどからなり、装置の中枢
として全体のシーケンス制御と主要なデータ処理を実行
する。画像読取部２で読み取った送信原稿の画像データ
が画像メモリ部３にいったん蓄積される。網制御部４は
公衆電話回線網の接続制御を行う。画像メモリ部３中の
画像データがモデム５および網制御部４を介して電話回
線６に送出される。一方、電話回線６と網制御部４とモ
デム５の回路系で受信した画像データは、画像メモリ部
３にいったん蓄積され、画像メモリ部３からプリンタ部
７に転送されて、用紙に印刷される。ユーザ・インタフ
ェース用の操作パネル部８には、使用者が操作して各種
の情報を入力するための入力手段（キーボード類）と、
使用者に向けて各種の情報を知らせるための出力手段
（液晶表示器やＬＥＤランプ類）が含まれる。 【００２１】 【発明の効果】この発明によれば、前記空白時間Ｔｓの
初期設定値は従来と同様に３秒程度と短くしておき、自
動発呼端末と自動応答端末との通信での伝送制御手順の
進行レスポンスを阻害しないで済む。しかし、ある回の
空白時間Ｔｓで発呼端末から所定桁数に満たない不完全
なＤＴＭＦ信号が送られてきたら、発呼端末の利用者が
パスワード情報やＩＤ情報を入力しようして失敗したと
判断し、自動的につぎの回の空白時間Ｔｓを例えば６秒
と長くしてやり、つぎの入力操作をやりやすくしてや
る。したがって、ファクシミリ装置の取り扱い説明書を
読みながらポーリング通信機能を試行しているような不
慣れな利用者にとっても、パスワードの入力に１度や２
度は失敗したとしても、そのあとのパスワード入力受付
時間Ｔｓが長くなるので、２度目あるいは３度目には余
裕をもってパスワードの入力に成功することになる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a facsimile apparatus, and more particularly, to a DTMF signal which automatically responds to a manually operated calling terminal and is manually input at the calling terminal. By I
The present invention relates to a control technique for accepting D information and password information to advance a facsimile transmission control procedure. 2. Description of the Related Art A facsimile application system called a polling or facsimile box is used in, for example, the following specific forms. The facsimile apparatus that provides image information is called a called terminal A, and the facsimile apparatus that extracts image information stored in the terminal A is called a calling terminal B. Here, it is assumed that when terminal B is manually called from terminal B, called terminal A automatically answers the call. It is well known that the facsimile transmission control procedure including the communication mode as in this specific example is widely standardized in the T series recommendation of ITU-TS (International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector). . The user of the terminal B goes off-hook, dials the terminal A, makes a call, and the called terminal A automatically responds to the call to connect the line. Thereafter, the called terminal A sends out a called terminal identification (CED) signal according to a tonal signal system according to a predetermined facsimile transmission control procedure, as shown in FIG. Called terminal function identification (NSF / CSI / DI
S) Send a signal. This called terminal function identification (NSF /
If the CSI / DIS) signal is transmitted once, the system waits for a response signal from the calling terminal B for a predetermined time Ts, and
If no response or no response in accordance with a predetermined procedure is obtained, the operation of transmitting the called terminal function identification (NSF / CSI / DIS) signal again is repeated a predetermined number of times. If a response according to the procedure is obtained, the transmission control procedure proceeds according to the contents. On the other hand, a user of a calling terminal B is called a called terminal A.
Hears a beep by the transmitted CED signal, and then hears a beep by the NSF / CSI / DIS signal. The sound of the NSF / CSI / DIS signal is heard intermittently repeatedly with a blank time Ts. The blank time Ts is a time during which the called terminal A waits for a response from the calling terminal B, and is usually set to about 3 seconds. As a condition for the calling terminal B to retrieve the image information stored in the called terminal A, it is often required that the calling terminal B transmit a predetermined password to the called terminal A. This password is used for each NSF / CSI /
The transmission is performed by the DTMF signal during the blank time Ts between the DIS signals. In other words, at the calling terminal B, the user listens to the signal sound from the called terminal A and waits for the blank time Ts.
And input the password by operating the dial number input keyboard (the # key is pressed first, and then the numeric keys are pressed by a predetermined number of digits in a predetermined order). When the called terminal A receives the DTMF signal from the calling terminal B during the blank time Ts, the called terminal A recognizes the code string represented by the DTMF signal and verifies whether or not the password is correct. If the correct password is accepted, an acknowledgment (ACK signal) is issued to the calling terminal B, and the called terminal A
The facsimile transmission control procedure proceeds to the next step in order to transmit the stored image information to the calling terminal B. [0007] In the above-mentioned facsimile application system, the user of the calling terminal B sets a blank time Ts of about 3 seconds while listening to the signal tone from the called terminal A. There was a problem that it was extremely troublesome to operate the keyboard and enter the password correctly. In many cases, the password is determined by about nine digits, and it is very difficult to input this numeric string without fail during the blank time Ts of about three seconds. Users who often use this kind of polling communication function with password input operation may be able to perform smoothly, but it is unfamiliar to try the polling communication function while reading the instruction manual of the facsimile machine. For the user, there are many things that do not work. If the blank time Ts is set to be sufficiently long, the user of the calling terminal B can enter the password slowly and calmly. However, in that case, in the most common usage form of performing facsimile communication between an automatic calling terminal and an automatic answering terminal,
The progress speed of the transmission control procedure is slowed, and the speeding up of communication is hindered. In this field, since high speed communication is a major goal of technology development, an easy solution such as setting the blank time Ts uniformly long cannot be adopted at all. The present invention has been made in view of the above-mentioned conventional problems, and has as its object to set a response waiting period Ts after transmission of a called terminal function identification (NSF / CSI / DIS) signal issued by a called terminal. It is an object of the present invention to provide a facsimile apparatus that allows a user of a calling terminal to easily operate a keyboard to input password information and ID information by a DTMF signal. Therefore, according to the present invention, as shown in FIG. 2, the called terminal function identification (NSF /
If a DTMF signal from the calling terminal is received during a response waiting period of a predetermined time Ts after the transmission of the CSI / DIS) signal, and the code string of the DTMF signal is less than a predetermined number of digits, the following is performed. The response waiting time after transmission of the called terminal function identification (NSF / CSI / DIS) signal after the first time is changed to a time longer than the predetermined value Ts. That is, the initial setting value of the blank time Ts is set to be as short as about 3 seconds as in the prior art, and the progress response of the transmission control procedure in the communication between the automatic calling terminal and the automatic answering terminal is not hindered. If an incomplete DTMF signal of less than a predetermined number of digits is sent from the calling terminal during a certain blank time Ts, it is determined that the user of the calling terminal has failed by inputting password information or ID information. Then, the next blank time Ts is automatically lengthened to, for example, 6 seconds to facilitate the next input operation. FIG. 3 is a flowchart showing the main points of a facsimile transmission control procedure according to an embodiment of the present invention. This is an automatically operated facsimile apparatus (called terminal A) that polls and transmits accumulated image information in response to a request from the manually operated calling terminal B as described above.
FIG. In response to a call signal from the calling terminal B, a line is connected, and a called terminal identification (CED) signal is transmitted by a tonal signal system (step 300 → 301).
→ 302). When it is time to stop sending the CED signal, a timer T for measuring the blank time Ts described above is used.
s is set to 3 seconds as an initial setting value (step 30)
3 → 304). At a predetermined timing, a called terminal function identification (NSF / CSI / DIS) signal including necessary options by a binary code signal system is transmitted, and when the transmission stop timing comes, the timer Ts is started. The above-mentioned blank time Ts is created, and the response from the calling terminal A is monitored until the timer Ts expires (steps 305 → 306 → 307 → 308 → 609 → 310).
In the description so far, the timer Ts is set to 3 seconds as the initial setting value as in the related art. If the timer Ts times out (3
If seconds have elapsed), the process proceeds to step 311 and subsequent steps. First, in step 311, it is determined whether there is no response from the calling terminal B during the blank time Ts. If there is no response, the process proceeds to step 315, and a condition for interrupting the facsimile transmission control procedure is satisfied. It is determined whether or not the procedure does not proceed even if the NSF / CSI / DIS signal transmission is repeated a predetermined number of times, as is well known. If the interruption condition has not been satisfied, the flow returns to step 306 to execute a second NSF / CSI / DIS signal transmission operation. Thereafter, the response of the calling terminal B is monitored for the blank time Ts, but since the timer Ts is still set to 3 seconds, the blank time Ts remains at 3 seconds. If any response signal is detected during the blank time of 3 seconds, the flow advances to step 312 to determine whether or not the response is a normal response defined in the facsimile transmission control procedure. If the response is a regular response according to the procedure, the procedure proceeds to the next step according to the content. Note that a case where a password of a predetermined number of digits by a DTMF signal is transmitted from the calling terminal B during the blank period of 3 seconds is also included in the “regular response according to the procedure”. Judge whether it is correct or not, give an affirmative response if correct,
If incorrect, a negative response is issued. “Proceeding with the procedure” includes these processes. If any response signal is detected during the blank time of 3 seconds, but the response is not determined to be a "regular response according to the procedure", the process proceeds to step 313.
It is determined whether or not the detected response signal is a DTMF signal and an incomplete code string less than a predetermined number of digits determined as a password. If so, it is determined that the user of the calling terminal has failed in inputting the password, and in step 314, the timer Ts defining the blank time Ts is set to 6 seconds. Then, the process returns to step 306 to execute the operation of transmitting the NSF / CSI / DIS signal. Thereafter, a blank time Ts is inserted, and the response of the calling terminal B is monitored for that time. At this time, the timer Ts
Has been changed to 6 seconds, so that at the next opportunity, the user of the calling terminal B only has to perform the operation of inputting the password within 6 seconds, and the input is less likely to fail. If the determination in step 313 is NO, the flow advances to step 315 described above to determine whether or not a condition for interrupting the facsimile transmission control procedure has been satisfied. The interruption process is performed. If not, the process returns to step 306 without changing the set value of the timer Ts to execute the NSF / CSI / DIS signal transmission operation. Therefore, if the value of Ts is 3 seconds, it remains as it is, and if the value of Ts is changed to 6 seconds, it remains at 6 seconds. If the password input failure is detected a plurality of times, the blank time of the next opportunity is set to, for example, 8
The time of Ts may be further extended, such as seconds. (Basic Configuration of Facsimile Apparatus) As is clear from the above description, the gist of the present invention is how to perform a transmission control procedure with the calling terminal A under a specific situation. This has already been described in detail, and the control function is usually embodied by a communication control program in the facsimile machine. Therefore, in terms of the basic hardware configuration and functional configuration of the facsimile apparatus, the apparatus of the present invention is not particularly different from the conventional apparatus as described below. FIG. 4 shows a basic configuration of a facsimile apparatus according to one embodiment of the present invention. This device is a well-known memory transmission / reception type. The system control unit 1 includes a microprocessor, a RAM / ROM, and the like, and performs overall sequence control and main data processing as a center of the apparatus. The image data of the transmission original read by the image reading unit 2 is temporarily stored in the image memory unit 3. The network control unit 4 controls connection of a public telephone line network. The image data in the image memory unit 3 is transmitted to the telephone line 6 via the modem 5 and the network control unit 4. On the other hand, image data received by the circuit system of the telephone line 6, the network control unit 4, and the modem 5 is temporarily stored in the image memory unit 3, transferred from the image memory unit 3 to the printer unit 7, and printed on paper. . The operation panel section 8 for the user interface includes input means (keyboards) for the user to input various information by operating.
Output means (liquid crystal display, LED lamps, etc.) for informing the user of various information is included. According to the present invention, the initial setting value of the blank time Ts is set to be as short as about 3 seconds as in the prior art, and the transmission in the communication between the automatic calling terminal and the automatic answering terminal is performed. It is not necessary to hinder the progress response of the control procedure. However, if an incomplete DTMF signal of less than a predetermined number of digits is sent from the calling terminal in a certain blank time Ts, it is assumed that the user of the calling terminal has failed by inputting password information or ID information. Judgment is made, and the next blank time Ts is automatically increased to, for example, 6 seconds to facilitate the next input operation. Therefore, even for an unfamiliar user who is trying the polling communication function while reading the instruction manual of the facsimile machine, once or twice the password is input.
Even if the password has failed, the subsequent password input reception time Ts becomes long, so that the password can be successfully input with a margin at the second or third time.

【図面の簡単な説明】 【図１】従来のファクシミリ伝送制御手順のタイミング
チャート 【図２】この発明の改良を加えたファクシミリ伝送制御
手順のタイミングチャート 【図３】この発明の一実施例によるファクシミリ伝送制
御手順の要点を示すフローチャート 【図４】この発明の一実施例によるファクシミリ装置の
概略構成図 【符号の説明】 １ システム制御部 ２ 画像読取部 ３ 画像メモリ部 ４ 網制御部 ５ モデム ６ 電話回線 ７ プリンタ部 ８ 操作パネル部BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a timing chart of a conventional facsimile transmission control procedure. FIG. 2 is a timing chart of a facsimile transmission control procedure obtained by improving the present invention. FIG. 3 is a facsimile according to an embodiment of the present invention. FIG. 4 is a schematic diagram showing a facsimile apparatus according to one embodiment of the present invention. [Description of References] 1 System control unit 2 Image reading unit 3 Image memory unit 4 Network control unit 5 Modem 6 Telephone Line 7 Printer 8 Operation panel

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (58) Field surveyed (Int.Cl. ⁷ , DB name) H04N 1/32-1/36 H04N 1/42-1/44

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 画像情報を格納する記憶手段と、この記
憶手段に格納された画像情報に対するポーリング要求相
手との間でファクシミリ伝送制御手順を実行する手段
と、この手段により複数回連送される被呼端末機能識別
（ＮＳＦ／ＣＳＩ／ＤＩＳ）信号送出後の所定値Ｔｓを
有した応答待ち期間で、前記ポーリング要求相手から送
出されるＤＴＭＦ信号の符号列を識別する識別手段と、
この識別手段が前記ポーリング要求相手から送出される
ＤＴＭＦ信号による符号列が所定桁数に満たないと識別
された場合に、次回の応答待ち期間を前記所定値Ｔｓよ
り長い時間に変更する制御手段とを備えたファクシミリ
装置。(57) [Claims 1] Storage means for storing image information, means for executing a facsimile transmission control procedure between a polling request partner for the image information stored in the storage means, In response to a response having a predetermined value Ts after transmission of a called terminal function identification (NSF / CSI / DIS) signal which is continuously transmitted a plurality of times by this means, a code string of a DTMF signal transmitted from the polling request partner is transmitted. Identification means for identifying;
Control means for changing the next response waiting period to a time longer than the predetermined value Ts when the identification means determines that the code string by the DTMF signal transmitted from the polling request partner is less than a predetermined number of digits; Facsimile machine equipped with