JP3400060B2 - ディジタルx線撮影装置 - Google Patents

ディジタルx線撮影装置

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JP3400060B2 JP00835494A JP835494A JP3400060B2 JP 3400060 B2 JP3400060 B2 JP 3400060B2 JP 00835494 A JP00835494 A JP 00835494A JP 835494 A JP835494 A JP 835494A JP 3400060 B2 JP3400060 B2 JP 3400060B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はディジタルX線撮影装置に関し、
特に胸部等の大視野を必要とする撮影に好適なディジタ
X線撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、X線の透過像を撮影する方式とし
て、X線フィルムを使用する方式と、X線画像をディジ
タル画像として撮影するディジタルラジオグラフィ(以
下、「DR」と略記する)方式とがある。後者のDRで
は、画像処理による診断能の向上が期待でき、電子的に
画像を蓄積,保管,検索することができる。胸部用のD
Rとしては、X線フィルムにより撮影されたX線像をデ
ィジタル化するフィルムディジタイザ方式,X線フィル
ムに代わり輝尽性蛍光体を用い、潜像をレーザビーム走
査により読み取り画像化するイメージングプレート方
式,線状X線ビームと1次元検出器を組み合わせたスキ
ャノグラフィ方式,X線像を光学像に変換して増幅する
X線イメージインテンシファイア(以下、「X線II」と
略記する)と光学像を電気信号に変換するテレビカメラ
とから構成されるX線イメージインテンシファイアテレ
ビカメラ方式(以下、「X線II−TV方式」と略記する)
等がある。これらのDR方式のうちで、X線II−TV
方式は実時間DRとも呼ばれ、撮影画像の即時表示・蓄
積の機能を持ち、1回の撮影・処理に要する時間は最小
である。このため、撮影の成功失敗が即座に判定でき、
1回の検査に要する時間が短いため、集団検診に適して
いる。また、一方では、撮影から診断までに必要とされ
る時間が短く、即時診断も可能であり、撮影条件を変更
しての再撮影を可能とするだけでなく、連続撮影,動画
像撮影,透視等の機能を持たせることも可能であるた
め、病院における緊急な診断や精密診断にも適してい
る。なお、X線II−TV方式以外の方式では、撮影か
ら読み出しまでに30秒以上を要する。上記X線II−
TV方式でX線検出系と被検体との相対位置を変えなが
ら、X線検出系の視野よりも広い範囲の目的撮影部位を
複数回に分割してX線像を撮影する方法としては、例え
ば、「エレクトロメディカ,第60巻,第1号,第2-5頁,1
992年」(Electromedica60(1992)No.1,pp.2-5)に開
示された方法が知られている。この方法は、被検体の撮
影***は寝台上の仰臥位とし、X線源と上記X線検出系
とを一体化して、被写体に対して一方向に直線上を平行
移動する方法であり、例えば、下肢の血管造影像を撮影
し、複数枚の画像を接合して表示するというものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】X線II−TV方式
は、上述のような優れた特長を持っているが、胸部用の
DR方式としては、これまで視野サイズと空間分解能の
どちらかが他の方式より劣るという問題があった。すな
わち、大視野を超高解像度で撮影することが可能なX線
IIを製作することは技術的に困難である。胸部視野の
撮影に必要な約40cm角を確保できる大視野のX線II
としては、「ラジオロジー,1989年,5月号の第300頁(Rad
iology(1989,May)pp.300)」に記載の47cmのX線II
があるが、空間分解能は他の方式より劣る。また、X線
IIの特徴として、視野の中心から離れるに従って空間
分解能が低下するという問題がある。そのため、肺の撮
影において、X線IIの解像度の高い中心部分は縦隔中
心部を撮影し、肺野部は解像度の低下した周辺部分で撮
影することになってしまう。なお、前記「エレクトロメ
デイカ」誌の技術は、X線II−TV方式で複数回に分
割して撮影された画像を、写真で切り貼りして接合表示
しており、コンピュータ上では画像合成を行っていな
い。また、特に着目する複数個の部位が、X線IIの画
質が最良である中央部で撮影することはなされていな
い。また、画像接合に先立って、検出系に起因する感度
の補正や画像の幾何学的歪の補正が実施されていないこ
とは、表示された画像からも明白である。画像の接合部
の濃度は不連続になっており、接合部付近の血管系は十
分な画質では表示されていない。さらに、上述の如き、
X線源とX線検出系を一体化して、被写体との相対位置
を平行に変化させる従来の複数回撮影法では、被検体を
横切るX線ビームが平行ビームでなく拡散ビームである
ため、X線源とX線検出系とを被検体に対して相対的に
移動させることにより、被検体上の位置は同じでも、複
数回の撮影でX線ビームの入力角度が異なる。従って、
このビームの入力角度の違いから、奥行き方向の「画像
ずれ」が起こり、画像の接合を正確に行うことができな
いという問題があつた。この具対的な例を、図12に示
した。この例では、X線源3とX線検出系16とを一体
化して、仰臥位の被検体17に平行に移動させている。
この場合、前述の如く、被検体17を横切るX線ビーム
は拡散ビームであるため、X線源3がA点にある場合に
腹面上のPで示される位置を通るX線ビームは背面では
Qで示される位置を通り、X線源3がB点にある場合に
腹面上のPで示される位置を通るX線ビームは背面では
Rで示される位置を通ることになる。X線画像は透過像
であるので、上で得られた2枚の画像を接合しようとす
る場合、腹面上のPで示される位置が重なるように接合
すると、背面では、片方の画像はQ、片方の画像はRを
接合することになり、画像が正確に接合できないことに
なるという訳である。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、従来の技術におけ
る上述の如き問題を解消し、必要な視野サイズと肺野部
の広範な領域で高い空間分解態を有するX線撮影を、実
時間DR方式によって実現し、即時表示・診断を可能に
することによって、再撮影,撮影条件変更,精密診断等
の可能性を拡大し、更に、スループットを向上すること
により、集団検診を可能にするディジタルX線撮影装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、X
線源,該X線源からの出射X線の範囲を制限するX線ス
リット,散乱X線を遮蔽するX線グリッド,被検体を透
過したX線を検出するX線検出系,該X線検出系の移動
機構および前記X線検出系からの出力信号を収集して被
検体の画像を得るための演算処理を行う信号処理装置お
よび該信号処理装置の演算結果である被検体の画像を表
示する表示装置を有するディジタルX線撮影装置におい
て、前記被検体の複数の着目部位に対して、それぞれの
着目部位を前記X線検出系の視野の中央部に設定し、か
つ、前記複数の着目部位の間の中間部分を少なくとも1
回の撮影視野に含ませるように、それぞれの撮影視野の
設定制御する如く構成したことを特徴とするディジタ
X線撮影装置により達成される。
【0005】本発明に係るディジタルX線撮影装置にお
いては、着目する複数の部位をX線検出系の検出視野の
中央部で撮影するので、着目部位の画質を最良の条件で
得ることができる。被検体が人体の胸部の場合、これに
より、肺野部分の診断能を向上させることができる。ま
た、複数の着目部位間の中間領域を少なくとも1回の撮
影視野に含むので、視野に欠損を生じることがなく、必
要な領域のすべてを撮影できる。更に、高解像度X線I
I−TV系を使用することにより、即時表示・診断が可
能になり、スループットが向上する。具体的には、複数
回の撮影を行うことにより、両肺をカバーする画像を得
ることができる。また、複数の画像を合成することによ
り、1台の表示装置で診断行うことが可能になる。検
出器系の感度と画像の幾何学的歪と濃度を補正すること
により、画像合成時のつなぎ目におけるこれら特性のず
れを減らし、診断をより正確に行なうための、デイジタ
ルX線撮影装置を実現することができる。なお、必要な
撮影視野を覆う大きさを持つX線グリッドを使用し、X
線源と上述のX線グリッドの位置関係をグリッドの設計
条件、すなわち、直接線を効果的に透過して散乱線を遮
蔽する条件で固定することにより、検出系を移動させて
も前述のX線グリッドの散乱線遮蔽効果を有効に発揮さ
せることができる。また、高解像度X線II−TV系を
使用することにより、即時表示・診断が可能になり、ま
た、スループットが向上するX線スリット位置を移動す
ることにより、被検体の余分な被曝を遮蔽することがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る胸部用X
線撮影装置の概略構成を示す側面図である。本実施例に
係る胸部用X線撮影装置は、撮像制御装置1,X線管用
高電圧発生装置2,X線管3,X線しぼりおよびフィル
タ4,X線スリット5,X線グリッド6,X線イメージ
インテンシファイア(以下、「X線II」ともいう)7,光
学レンズ系8,光学しぼり9,超高精細テレビカメラ1
0,画像収集・処理装置11,画像表示装置12,記録
装置13,破線の囲みで示されるX線検出系16の移動
を行う移動機構14,移動制御装置15等により構成さ
れる。被検者の撮影***は、立位,寝台上の仰臥位ある
いは伏臥位とされる。立位では、X線検出系はX線入射
面が床面に対して垂直に位置する場合(図1に示す例)を
標準とする。仰臥位では、X線は下から照射され、検出
器は寝台の上で、X線入射面が下向きに位置する場合を
標準とする。伏臥位では、X線は上から照射され、検出
器は寝台の下で、X線入射面が上向きに位置する場合を
標準とする。また、本実施例に係る撮影装置において
は、X線検出系16が複数の撮影の間に、水平な直線上
を、紙面を貫通する方向に移動する構成となっている。
【0007】ここで、上述のテレビカメラ10は、撮像
素子として高解像度撮像管20を使用している。また、
X線II7の有効入力視野径は約14インチで、片肺と
縦隔部の領域をカバーする視野系を有する。X線検出系
16は、X線入力面が床面に対して垂直に、かつ、X線
管3とX線入力面の中心とを結んだ中心線と垂直に位置
するように設定されている。上述の各部の機能の概要
は、以下の通りである。撮影制御装置1は、X線検出系
16を片肺と縦隔部の領域をカバーする2つの所定の位
置でX線撮影するための撮影シーケンス、すなわち、2
つのX線パルスのパルス幅とパルス間隔,高電圧(X線
管電圧),管電流およびX線検出系16の移動シーケン
スを規定する。移動制御装置15は、移動機構14を制
御することにより、X線撮影時には、X線検出系16を
前記の2つの所定の位置のそれぞれで、静止状態を保持
し、かつ、前述の2つのX線パルス間で移動させる如く
制御する。これにより、前述の2つの位置で、引き続い
て2回のX線撮影を実行することが可能となる。
【0008】また、X線スリット5は、X線を透過する
一定の幅を有し、検出系の移動方向と同一方向に移動す
るものであり、撮影位置に従って移動する。X線グリッ
ド6は、2回の撮影に必要な視野を覆う大きさを有し、
その周囲はX線遮蔽板で覆われている。また、X線グリ
ッド6は、X線グリッドを構成するX線吸収板が撮像管
の走査方向と垂直になるように配置されている。高電圧
発生装置2は、撮影シーケンスに従って電圧,電流を発
生し、X線管3はX線を発生する。被検体17を透過し
たX線は、X線グリッド6により散乱線が遮蔽されて減
衰した後、X線II7に入射する。X線II7の入力蛍
光面18上に投射されたX線像は、X線II7の働きに
より、出力蛍光面19上の可視光像に変換される。光学
レンズ系8は、この可視光像をテレビカメラ10へ結像
する。テレビカメラ10は、画像をビデオ信号に変換
し、画像収集・処理装置11に入力する。
【0009】画像収集・処理装置11は、上述のビデオ
信号をA/D変換し、内部のフレームメモリに記憶し、
得られた2枚のディジタルX線像に対して、上記X線検
出系による画像の幾何学的歪の補正と、画像の濃度レベ
ルのシェーディング補正とを行い、上述の2枚の画像に
共通に含まれる被写体部位が一致するように2枚の画像
を合成し、画像処理を行い、画像表示装置12へ画像を
表示し、記録装置13へ画像を蓄積する。画像表示装置
12は、片肺画像および合成画像を表示する機能を有
し、左右の片肺画像を左右に並べて観察することも可能
である。図2に、撮影シーケンスおよび移動シーケンス
の一例を示す。まず、X線検出系16が片肺と縦隔部の
領域をカバーする位置(A位置)と、もう一方の片肺と縦
隔部の領域をカバーする位置(B位置)とを決定する。上
述のA位置およびB位置の代表例は、それぞれ、体軸か
ら85mm左および右の位置である。
【0010】最初に、X線検出系16の位置を、A位置
に設定する。テレビカメラの動作モードは、図2に示し
た代表例では毎秒30フレーム,1000本走査モード
でビデオ信号を読み出す。この場合の読み出し時間は3
3msである。図2に示したX線の照射時間は5msの場合
である。照射時間は、例えば、30ms程度に設定するこ
とも可能である。X線の照射が行われるフレームでは、
テレビカメラは、フレームブランキング動作により読み
出し走査を停止してX線像を撮像面に蓄積し、次のフレ
ームでフレームブランキング動作を停止して読み出し走
査を行い、1枚目の画像データとして画像収集・処理装
置に記憶する。次に、X線検出系16の位置をB位置へ
移動する。平均移動速度の代表例は約50cm/sであり、
この場合には、移動に330msを要する。B位置への移
動後、A位置の場合と同様にして撮影が行われ、2枚目
の画像データが収集される。
【0011】図3に、画像合成アルゴリズムの一例を示
す。本アルゴリズムは、複数枚のディジタルX線像に対
して、それぞれ、X線II−TV系による画像に感度補
正と幾何学的歪補正を行う画像補正処理と、複数枚の画
像に共通に含まれる被写体部位が一致するように、複数
枚の画像を合成して濃度補正を行う画像合成処理とから
成る。画像補正処理は、胸部X線像の撮影に先立って補
正用テーブルを作成する前処理と、撮影後のデータを補
正する後処理に分けられる。前処理では、感度補正のた
めの感度補正係数テーブルと幾何学的歪補正のための位
置対応テーブルとを作成する。感度補正係数テーブル作
成のためには、X線透過率が一様なファントムを撮影
し、位置対応テーブル作成のためには、ファントム内の
各構成要素の位置が既知である標準ファントムを撮影す
る。
【0012】感度補正係数テーブルを作成するために、
X線透過率が一様なファントムを撮影し、検出器の感度
データを各画素ごとに計測する。このデータをそのま
ま、あるいは、平滑化処理により高周波ノイズを低減し
たものを感度補正係数テーブルとする。X線検出面での
xy座標系において、X線投射強度をA(x,y)、被写
体のX線透過率分布をT(x,y)、散乱線分布をS
(x,y)、X線検出面の感度分布をH(x,y)とする
と、被写体の撮影データD(x,y)は、 D(x,y)={T(x,y)+S(x,y)}・H(x,y)・A
(x,y) となり、X線透過率が一様なファントムの撮影データB
(x,y)は、 B(x,y)=k・H(x,y)・A(x,y) (k:定数) となる。
【0013】感度分布補正演算の一例としては、下記の
式(1)の左辺の演算を行う。 lnD(x,y)−lnB(x,y) =ln{T(x,y)+S(x,y)}−lnk ・・・・(1) この場合、補正結果は式(1)の右辺となり、散乱線分布
は補正されずに残る。散乱線分布の補正方法としては、
散乱線を別に計測しておき、式(1)の演算結果を補正す
る方法がある。また、後述するように、画像を接合した
ときに、濃度差の補正を行うことにより、散乱線分布の
補正を行うことができる。位置対応テーブル作成のため
に、ファントム内の各構成要素の位置が既知である標準
ファントムを撮影する。この撮影画像の解析により、こ
れらの各構成要素の元の位置と測定位置との関係を知る
ことができる。元の位置座標をパラメータとし、測定画
像のどの座標に対応するかの関係を、位置対応テーブル
とする。
【0014】一般には、完全に対応する画素は、測定画
像のディスクリートな位置には存在しないから、歪の無
い画像のすべての画素の座標について、近傍の測定画像
の座標を用いて内挿および外挿演算により求める。内挿
および外挿には、最近傍補間(0次補間)法,ラグランジ
ュ補間法,標本化関数補間法,スプライン補間法等の各
種の補間法から、いずれかの方法を選択して用いる。図
4に、標準ファントムの一例を示す。格子点のみに穴を
開けたファントムを用いる場合、位置対応テーブルも格
子の交点の画素位置のみに対応する測定画像の座標が入
ることになる。そこで、格子の交点の画素位置以外のテ
ーブルを4点ラグランジュ法で内挿および外挿を行うと
すれば、4つの格子の交点で囲まれる斜線部の画素は内
挿、それ以外の画素は外挿を行うことになる。後処理で
は、被検体の撮影により得られた入力画像について、ま
ず、感度補正が行われる。これは、入力画像のメモリ上
の座標の入力に対して、感度補正係数を感度補正係数テ
ーブルから求め、この係数で入力画像の値を除すること
により行う。
【0015】次に、幾何学的歪の補正が行われる。この
ために、歪の無い(元の位置の)画像の各画素に対して、
位置対応テーブルから測定画像上の対応する画素を求
め、測定画像におけるその画素の濃度値をもって、歪の
無い画像の濃度値とする。ただし、一般には、完全に対
応する画素は、測定画像のディスクリートな位置には存
在しないから、歪の無い画像のすべての画素の濃度値に
ついて、近傍の測定画像の濃度値を用いて内挿および外
挿演算により求める。内挿および外挿には、最近傍補間
(0次補間)法,ラグランジュ補間法,標本化関数補間
法,スプライン補間法等の各種の補間方法から、いずれ
かを選択して用いる。画像補正処理の後、画像合成処理
を行う。画像合成処理では、まず、画像の接合のための
接合位置を決定した後、接合位置に従って座標系を統一
して画像を接合し、濃度補正を行う。
【0016】図5に、接合位置の決定法の例を示す。図
5は、2回撮影の例を示しており、2個の円は、それぞ
れの撮影位置での検出系の視野を示している。図5(a)
は、複数のX線像に共通に現れる被検体の特徴(特定の
骨のエッジ等)を基準点にする方法である。図5(a)で
は、第1胸椎から第5胸椎までの胸椎と肋骨を示してあ
る。これらの骨の任意のエッジの1点、例えば黒丸印で
示した第2胸椎のエッジの角をマーカーとして用いる。
図5(b)は、被検体に予めマーカーを付加してX線撮影
を行い、複数枚のX線像に共通に含まれるマーカーの位
置を基準点にする方法である。図5(b)では、マーカー
に円形の金属片を用いた例を示す。図5(c)は、既知の
透過率と位置関係を持つマーカーファントムを被検体に
重ねて撮影し、マーカーファントムの一部分、例えば黒
丸印で示した格子点を基準点にする方法である。この方
法では基準点を決定すると同時に、マーカーファントム
の位置における得られた画像の値から検出系の感度を、
得られた画像におけるマーカーファントムの位置関係か
ら歪を測定し、感度補正と幾何学的歪補正に用いること
ができる。
【0017】接合位置を決定するための基準点は複数枚
のX線像に共通に含まれることが望ましく、共通に含ま
れる場合の接合方法は、後段で図6を用いて説明する。
基準点が1視野にしか含まれない場合には、被写体空間
に対する基準点の座標が既知であるようにすることによ
り、画像を接合することができる。例えば、図5(c)の
マーカーファントムの例では、白抜き丸印で示した4つ
の格子点の被写体空間における位置座標が既知であれ
ば、接合することができる。複数枚のディジタル画像の
合成方法としては、例えば、特開平2-264372号公報に開
示されている方法を用いることができる。この方法は、
複数のディジタル画像上で共通に写っている2点を抽出
し、この2点を結ぶ直線を接合線として画像を接合し、
各画像の平均濃度分布を算出し、画像の各画素の明暗レ
ベルを調節するものである。
【0018】図6に、画像接合方法の一例を示す。図6
は、2枚のX線像に2個の基準点が共通に含まれる場合
を示しており、画像L上の接合位置を点A1,B1、画
像R上の接合位置を点A2,B2とする。ここで、A1
とA2,B1とB2は被写体の同一部分で対応する位置
である。A1とA2,B1とB2が一致するように、2
枚の画像の座標系を統一する。座標の変換にはアフィン
変換を用い、内挿および外挿された位置対応テーブルを
用いる。座標変換後、対応する接合位置が一致するよう
に2枚の画像を重ねる。接合位置A1とA2の一致した
点をA、B1とB2の一致した点をBとし、視野の境界
線の交点をC,Dとすると、折線CABDを接合線とし
て、その左側は画像L、右側は画像Rを用いて接合す
る。接合位置が複数の場合、各々一致した接合位置と視
野の境界線の交点をつなげた折線を接合線として、接合
を行う。
【0019】接合後、接合位置での濃度の不連続を補正
するために、画像Lと画像Rの重複部分の濃度補正を行
う。図7に、濃度補正の一例を示す。ここで、画像Lの
画素値をl、画像Rの画素値をrで表わすものとする。
本発明では、2枚の画像のいずれか一方にのみ含まれる
領域については、その画像の値を保存し、両方に含まれ
る領域については、以下に示すアルゴリズムによって計
算された補正係数に従って濃度補正を行う。ラインG上
の濃度補正を、図7(b)に示す。ここで、接合線上での
画素値は、接合線上での画像Lと画像Rの画素値の平均
値とする。接合線近傍では、接合線上で画像Lと画像R
の画素値の変化が連続になるように、画素値に補正係数
を乗算する。補正係数は、図7(c)に示すように、接合
線上で画像Lと画像Rの画素値が連続になるように線形
に変化させるものとし、1ライン(X軸方向)ごとに計算
される。
【0020】以下に、補正係数の決定法の一例を示す。
接合線上での画素値を接合線上での画像Lと画像Rの画
素値の平均値とすると、接合線上での補正量mは、式
(2)で表わされる。 m=(l−r)/2 ・・・・(2) ここで、mは縦方向(Y軸方向)に不連続となり、接合線
上での補正量がmとなるように設定した補正係数も、図
7(d)に示すように縦方向に不連続となる。従って、こ
の補正係数で濃度変換を行うと、変換後の画像の濃度は
1ライン毎に横方向には連続だが縦方向には不連続とな
る。縦方向にも連続な補正係数とするために、接合線上
での補正量を式(3)で表されるm’とする。ここで、i
はX軸方向、jはY軸方向の画素位置を表わす。 m’は、図7(a)に示すように、mを横p画素、縦q画
素のウィンドウで平滑化した値である。
【0021】接合線上での補正量がm’となるように設
定した補正係数は、図7(e)に示すように縦方向にも連
続となる。この補正係数で濃度変換を行えば、変換後の
画像の濃度は、1ライン毎に横方向にも縦方向にも連続
となる。上記実施例においては、X線IIが片肺と縦隔
部をカバーする入力視野の大きさを有し、複数回撮影と
しては最小撮影回数である2回の撮影で胸部全体を視野
に含むことができ、撮影および画像処理に必要とされる
時間が最短である。胸部用X線撮影装置としては、合成
画像の視野の形状は、正方形に近いものが好ましい。撮
影時間は、呼吸を停止して胸部の動きを最小限に制限す
るために、2秒以下であることが望ましい。本実施例で
は、X線IIの入力視野が円形でその直径が30〜45
cm程度であり、2回の撮影の間の相対的移動距離が上
述の入力視野の直径のおよそ1/2であり、合成画像の
視野が1辺の長さが直径のおよそ(√3)/2倍の正方形
となっており、好適である。また、撮影時間は約0.5
秒以下であり、好適である。
【0022】上記実施例においては、移動機構はX線検
出系が、複数の撮影の間に水平な直線上を移動する構成
となっている。この構成は、胸部の撮影に適していると
同時に、重量物である検出系の移動に適している。移動
軌道は、直線軌道の他に、図8に示す円軌道が考えられ
る。直線軌道が移動方向を反転させなければならないの
に対し、円軌道ではその必要がないため、機構が簡略化
できる利点がある。撮影回数については、X線IIが1
2インチ程度の小型の場合は、胸部撮影には4回の撮影
が好ましい。その場合の検出系は、図9に示す円軌道上
を移動する方法が、正方形に近い視野を得ることができ
るので好ましい。次に、本発明の第2の実施例の概略構
成を示す図として、X線撮影装置の上面図を図10に示
す。本実施例に係るX線撮影装置においては、まず、X
線源3および被検体17の位置は固定とし、撮影時に
は、X線源3とX線入力面の中心とを結んだ中心線上の
一定位置にX線源3があり、かつ、X線入力面が中心線
にほぼ垂直となるようにX線検出系16を移動させる。
そのために撮影系は、X線管3を中心とした円弧上を移
動する。
【0023】また、円弧上を移動する代わりに、回動中
心を持つステージ上にX線検出系16を設定し、X線検
出系16の中心を複数回撮影のための所定の位置に移動
するための直線移動系と検出系自身をX線源3に対面さ
せるための回転系を併用する移動機構が利用できる。こ
れにより、主要な動きが直線運動となり、X線検出系1
6の高速移動が可能となるという効果が得られる。な
お、上記実施例では、X線管3を固定した例を示した
が、他の実施例としては、X線管3のX線検出系16に
対する向きを一定にする方法もある。これにより、X線
強度分布を一定にすることができ、焦点サイズを小さく
し、分解能を高めることができる。また、X線検出系と
被検体の相対的位置を変化させる手段としては、X線検
出系16を移動させる方法の他に、被検体17を移動さ
せる方法がある。その場合には、図11に示すように、
X線源3およびX線検出系16の位置は、X線源3とX
線検出系16の中心とを結んで中心線に対してX線入力
面がほぼ垂直になるように固定し、撮影時の被検体17
の位置は、X線源3と被検体17の中心とを結んだ中心
線上の一定位置にX線源3があり、かつ、被検体17が
中心線にほぼ垂となるようにすればよい。
【0024】なお、被検体のみを移動する方法には、検
出系に対して直接的な振動を与えないので、振動ノイズ
による影響を避けられる利点がある。X線検出系と被検
体の相対的位置を変化させることにより、目的撮影部位
を複数回に分割して撮影するための手段としては、前記
いくつかの実施例に示した方法の他に、被検体と検出系
の両方を同時にあるいは時系列的に移動する方法があ
る。両方を同時に移動する方法には、移動時間を短縮で
きる効果がある。また、X線照射時にも、検出系と被検
体の相対位置を連続的に変化させることにより、移動機
構を簡略化することができる。撮像管を用いる超高精細
カメラでは、走査線数と垂直方向の解像度に比較して走
査線方向の解像度は一般に低いので、X線グリッドを構
成するX線吸収板が撮像管の走査線方向と垂直である場
合には、該X線吸収板の像、即ちグリッドパターンが撮
影された画像上でぼけ、目視による診断で障害にならな
い効果がある。
【0025】上記実施例においては、X線検出系とし
て、X線IIと撮像管を利用するテレビカメラを用いた
X線II−TV方式を採用している。この方式は、実時
間X線撮影系として技術開発が最も進歩し普及している
方式であり、2100本走査や4200本走査の超高精
細カメラの利用も可能であり、高解像度X線像を比較的
容易に得ることができる特長がある。また、この方式に
よる場合には、X線透視が可能であり、撮影の位置合せ
も容易に可能である。また、実時間で画像読み出しが可
能であるので、X線検出系16が撮影位置に移動した後
には、短時間のうちに次の撮影が可能であり、連続撮影
も可能である。テレビカメラの撮像素子として撮像管を
用い、その走査線方向を複数の撮影のためのX線検出系
の移動方向と平行にすることにより、複数回の撮影によ
り得られた画像の位置合わせを平行移動のみで可能と
し、合成画像の生成処理の演算を単純化し、複数回撮影
から合成画像までに要する時間を短縮する効果がある。
【0026】また、テレビカメラとしては、上記実施例
に述べた撮像管を用いる方式以外にCCD撮像素子を用
い、その画素配列が複数の撮影のためのX線検出系の移
動方向と平行であることを特長とすることができる。撮
像管を用いるカメラでは、読み出し走査時に機械的な振
動を与えると、撮像管内部の電極の固有新動の影響でノ
イズが発生して障害になる場合がある。また、機械的な
振動を除去した後にも、ノイズの減衰に一定の時間を要
する場合がある。一方、CCD素子は固体素子であり、
振動によるノイズの発生がないので、X線照射後に画像
読み出しと同時に検出器系の移動を開始することがで
き、移動終了後、直ちに次の画像の撮影を開始すること
ができる。このため、画像合成のための複数枚のX線像
の撮影を高速で行うことができ、検出器系の移動時間に
おける被検体の動きが合成画像におよぼす影響を減少す
ることができる。
【0027】X線検出系としては、X線IIとテレビカ
メラの組み合わせのみに留まらず、蛍光板とテレビカメ
ラの組み合わせにも拡張できることは明らかである。こ
の場合は、蛍光板に起因する画像の幾何学的歪と画像の
低空間周波数成分の感度むらはX線IIに比較して小さ
いために画像補正と合成がより容易であるという利点が
ある。ただし、高解像度蛍光板の感度はX線IIの感度
より低いので、テレビカメラとしてはアバランシェ動作
を行う超高感度撮像管等の高感度撮像デバイスまたは冷
却型CCD素子のような超低雑音撮像デバイスを使用す
る。本発明の利用分野は単に胸部撮影のみにとどまら
ず、体格の大きな被検者の、例えば、大腸のような大型
の臓器のX線撮影に対しても有効である。また、全身の
血管造影においても、画像の繋ぎ目部分を滑らかに表示
できるので、その近傍の血管の診断に好適である。ま
た、本発明に係るディジタルX線撮影装置は、従来のX
線撮影装置で可能な多くの応用も可能であり、それらの
適用範囲を拡大するものである。例えば、断層撮影,拡
大撮影,ステレオ撮影等の画像を、従来より大視野かつ
高精細画像に拡張することができる。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、肺野部等の広い領域で高い空間分解能を有したデ
ィジタルX線撮影を実時間DR方式によって実現でき、
即時表示・診断が可能となるので、再撮影,撮影条件の
変更等が容易にでき、精密診断を可能とし、更に、スル
ープットを向上することが可能なディジタルX線撮影装
置を実現できるという顕著な効果を奏するものである。
より具体的に述べれば、本発明によれば、胸部用DR等
において、直接線を効果的に透過して散乱線を遮蔽し、
必要の無い視野におけるX線を遮麟することにより、X
線検出器の視野よりも広い範囲の部位を高い空間分解能
でX線撮影し、かつ、余分な被曝を防ぐことが可能な
ィジタルX線撮影装置を実現できるという顕著な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るディジタルX線撮影装
置の概略構成を示す側面図である。
【図2】実施例に係るディジタルX線撮影装置における
撮影のシーケンスと検出器の移動のシーケンスを示す図
である。
【図3】実施例に係る画像補正および合成アルゴリズム
の一例を示す図である。
【図4】実施例に係る標準ファントムの一例を示す図で
ある。
【図5】実施例における接合位置の一例を示す図であ
る。
【図6】実施例における画像の接合の一例を示す図であ
る。
【図7】実施例における濃度補正と補正係数の一例を示
す図である。
【図8】実施例に係る検出系の移動軌道の一例を示す図
である。
【図9】実施例に係る検出系の移動軌道の他の一例を示
す図である。
【図10】本発明の一実施例に係るX線撮影装置の上面
図である。
【図11】本発明の一実施例に係るX線撮影装置の上面
図である。
【図12】従来技術の問題点を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 撮影制御装置 2 高電圧発生装置 3 X線管 4 X線しぼりおよびフイルタ 5 X線スリット 6 X線グリッド 7 X線II 8 光学レンズ系 10 テレビカメラ 11 画像収集・処理装置 12 画像表示装置 13 記録装置 14 移動機構 15 移動制御装置 16 X線検出系 17 被検体 20 高解像度撮像管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常岡 雅幸 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株式会社日立メディコ内 (72)発明者 横内 久猛 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株式会社日立メディコ内 (56)参考文献 特開 平4−215743(JP,A) 特開 平3−251233(JP,A) 特開 平4−371140(JP,A) 特開 昭61−45737(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線管を具備するX線発生手段と、前記X
    線発生手段を制御するX線発生制御手段と、散乱X線を
    遮蔽するX線グリッドを具備し、検査対象を透過したX
    線を検出するX線検出手段と、前記X線検出手段からの
    信号を収集し、前記検査対象を透過したX線のディジタ
    ルX線画像を得る信号処理を行う信号処理手段と、前記
    信号処理手段により得られる前記検査対象の画像を表示
    する表示手段と、前記X線検出手段を移動させて、前記
    X線検出手段、前記検査対象および前記X線管の相対位
    置を変更する位置変更手段と、前記位置変更手段を制御
    する位置変更制御手段と、前記位置変更制御手段および
    前記X線発生制御手段を制御する撮影シーケンス制御手
    段とを有し、 前記X線管を固定して前記X線検出手段を直線上に移動
    させて、複数のディジタルX線画像を計測して、前記複
    数のディジタルX線画像を接合することを特徴とするデ
    ィジタルX線撮影装置。
  2. 【請求項2】X線管を具備するX線発生手段と、前記X
    線発生手段を制御するX線発生制御手段と、散乱X線を
    遮蔽するX線グリッドを具備し、検査対象を透過したX
    線を検出するX線検出手段と、前記X線検出手段からの
    信号を収集し、前記検査対象を透過したX線のディジタ
    ルX線画像を得る信号処理を行う信号処理手段と、前記
    信号処理手段により得られる前記検査対象の画像を表示
    する表示手段と、前記X線検出手段を移動させて、前記
    X線検出手段、前記検査対象および前記X線管の相対位
    置を変更する位置変更手段と、前記位置変更手段を制御
    する位置変更制御手段と、前記位置変更制御手段および
    前記X線発生制御手段を制御する撮影シーケンス制御手
    段とを有し、 前記X線管および前記検査対象の位置を固定して、前記
    X線検出手段を前記X線管を中心とした円弧上を移動さ
    せ、 撮影時には、前記X線管と前記X線検出手段のX線入力
    画面の中心とを結んだ中心線上の一定位置に前記X線管
    があり、 前記X線入力面が前記中心線にほぼ垂直となるようにX
    線検出手段を移動させて、複数のディジタルX線画像を
    計測して、前記複数のディジタルX線画像を接合するこ
    とを特徴とするディジタルX線撮影装置。
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