JP3398433B2 - 屋根又はバルコニーの防水施工方法 - Google Patents

屋根又はバルコニーの防水施工方法

Info

Publication number
JP3398433B2
JP3398433B2 JP26487393A JP26487393A JP3398433B2 JP 3398433 B2 JP3398433 B2 JP 3398433B2 JP 26487393 A JP26487393 A JP 26487393A JP 26487393 A JP26487393 A JP 26487393A JP 3398433 B2 JP3398433 B2 JP 3398433B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
balcony
roof
waterproof
groove member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26487393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07119261A (ja
Inventor
幸一郎 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP26487393A priority Critical patent/JP3398433B2/ja
Publication of JPH07119261A publication Critical patent/JPH07119261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3398433B2 publication Critical patent/JP3398433B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ユニット建物におけ
る屋根又はバルコニーの防水施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の工業生産化率を高める一方式とし
て、例えば、特開昭55−152236号公報に記載さ
れているように、ユニット建物の方式が知られている。
ユニット建物は、一棟の建物を、予めいくつかのユニッ
トに分けて工場生産し、これらを建築現場において施工
・組立する方式の建物である。このユニット建物は、工
場生産による品質管理及びコストダウンの実現が可能
で、また各ユニットごとに輸送が可能であるという利点
を有する他に、施主の要望や建築現場の環境に応じそれ
ぞれのユニットの隣接および組み合わせを様々に変化さ
せることが可能であることから、様々な間取りや大きさ
の住宅を施主に提供できるという優れた利点を有する。
【0003】ユニット建物を構成するユニット(総称し
て「建物ユニット」と言う)としては、建物の居間、食
堂、寝室等の各部屋部分を構成する部屋ユニットと、建
物の屋根部分を構成する屋根ユニット、バルコニーを構
成するバルコニーユニット等がある。
【0004】ところで、一般に平屋根やバルコニーを施
工する場合、その上面の防水施工が不可欠であり、従来
では実公昭57−47290号公報に記載されるよう
に、屋根面あるいはバルコニー面を構成する下地材の上
面に、現地にて、塩ビ鋼板等の長尺の防水板を平行に複
数枚張り付け固定している。
【0005】図6は従来の屋根又はバルコニーの平面
図、図7は同断面図である。これらの図に示すように、
従来では、現地にて下地材(合板、パーティクルボー
ド、コンクリート等からなる)1の上面に、建物の前後
方向Hに沿って複数枚の防水板2を平行に張り付け、防
水板2の目地3の下側に形成される凹所4に、嵌合保持
部材5を収容した排水溝部材6を嵌め込み、防水板2の
目地3を、防水板2の上から挿入した断面T字形の目地
材7で塞ぎ、その目地材7の先端を排水溝部材6内の嵌
合保持部材5に嵌合固定している。なお、防水板2と下
地材1の間には、必要に応じてアスファルトルーフィン
グ8を介在させている。通常、嵌合保持部材5、排水溝
部材6、及び目地材7は、防水板2と同様に塩ビ鋼板よ
り形成されている。この構造によれば、もし防水板2の
隙間より雨水が侵入しても、雨水は排水溝部材6内を通
って軒樋9に流れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユニット建
物において、図8に示すように、2つのユニットA,B
を接合することにより、前後方向(図中矢印H方向)に
奥行きの大きな屋根又はバルコニーを構築しようとした
場合、上述したように長尺の防水板2を現地で施工する
ことは、部材の輸送効率の面、現地での施工性の面でい
ずれも得策ではない。
【0007】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、部材の輸送効率の向上と現地での施工工数の軽
減を共に図り得る屋根又はバルコニーの防水施工方法を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、複数の建物ユニットを互い
に隣接接合することによりこれらの上面に形成される屋
根又はバルコニーの防水施工方法において、隣の建物ユ
ニットとの上面接合部に相当する側縁部に沿って所定量
めくり上げ可能な状態で防水板を取着した建物ユニット
をそれぞれ製作し、現地にて、これら建物ユニットを接
合した後、接合部に生じた目地部近傍の防水板をめくり
上げ、該目地部に排水溝部材を嵌め込むことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の屋
根又はバルコニーの防水施工方法において、前記排水溝
部材の中に嵌合保持部材を収容し、前記隣接する建物ユ
ニットの防水板間に生じる目地を目地材で塞ぎ、該目地
材を前記嵌合保持部材に嵌合固定することを特徴とす
る。
【0010】請求項3記載の発明は、複数の建物ユニッ
トを第1の方向に並べて互いに隣接接合することにより
これらの上面に形成される屋根又はバルコニーの防水施
工方法において、複数の防水板を前記第1の方向に目地
が延びるように敷設して該目地の下側の第1の方向に延
びる凹所に第1の排水溝部材を嵌め込み、かつ前記防水
板を隣の建物ユニットとの上面接合部に相当する側縁部
に沿って所定量めくり上げ可能な状態で取着した建物ユ
ニットをそれぞれ製作し、現地にて、これら建物ユニッ
トを接合した後、接合部に生じた目地部近傍の防水板を
めくり上げ、該目地部に生じた第1の方向と直交する第
2の方向に延びる凹所に第2の排水溝部材を嵌め込むこ
とを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の屋
根又はバルコニーの防水施工方法において、前記第1の
方向に延びる凹所と第2の方向に延びる凹所の交差部に
十字形の排水溝部材を嵌め込むことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、工場にて建物ユニッ
ト単位での防水施工、つまり防水板を張り付ける作業を
行い、建物ユニット同士の接合部の防水施工のみを現地
で行うので、現地作業を軽減することができる。
【0013】請求項2記載の発明では、前記排水溝部材
に嵌合保持部材を収容し、その嵌合保持部材に、防水板
間の目地を塞ぐ目地材を嵌合固定するので、防水が完全
となるうえ、目地材の保持が確実となる。
【0014】請求項3記載の発明では、第1の方向に延
びる防水板の目地せ予め排水溝部材を嵌め込んで建物ユ
ニットを製作するので、現地では、建物ユニット同士の
接合部の防水施工を行う他に、この第1の方向に延びる
排水溝部材に嵌合保持部材を収容し(建物ユニット製作
段階で入っている場合は不要)、嵌合保持部材に、接合
する両建物ユニットに跨がる長さの目地材を嵌合固定す
るだけで現地作業を完了することができる。
【0015】請求項4記載の発明では、第1の方向と第
2の方向にそれぞれ延びる凹所の交差部に十字形の排水
溝部材を嵌め込むので、この十字形の排水溝部材によっ
て、第1の方向の排水溝部材と第2の方向の排水溝部材
の排水路がつながる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1は、この発明の建物ユニットの一実
施例として、鉄骨系ユニット建物に適用されるバルコニ
ーユニットを示している。この図において、矢印H方向
は前後方向を示し、矢印W方向は左右方向を示す。この
バルコニーユニットA、Bは、2つ(又はそれ以上でも
よい)を前後方向(第1の方向)に並べて隣接接合する
ことで一つのバルコニーを構成するものであり、それぞ
れが工場で製作されている。ここでは、寸法の違いを無
視すれば、両バルコニーユニットA、Bは、手摺壁50
A、50Bの形状が違うだけで、他の構成は同じであ
る。
【0017】各バルコニーユニットA、Bは、それぞれ
バルコニー面の基台となる床フレーム10、バルコニー
面を構成する下地材20、バルコニー面の前後方向Hの
目地に沿う排水溝部材30、塩ビ鋼板等の防水処理材か
らなる防水板40、手摺壁50A又は50Bからなる。
床フレーム10は、溝形鋼からなる床大梁11を長方形
に組んで枠組を形成し、この枠組に角形鋼管からなる床
小梁12を適当な間隔で接合し、その上に木製の床根太
13を載置し固定したものである。
【0018】バルコニーユニットA、Bは、この床フレ
ーム10の上に、合板、パーティクルボード等からなる
下地材20を複数枚敷設して固定し、隣接する下地材2
0の側縁部間に形成される前後方向に沿う凹所25に、
排水溝部材30を嵌め込むと共に、各下地材20の上面
に、幅方向の側縁部が排水溝部材30の上に位置するよ
うにしてそれぞれ防水板40を接着剤にて貼り付け、床
フレーム10の周囲に手摺壁50A又は50Bを立設し
たものである。バルコニーユニットAの手摺壁50A
は、枠材に面材を張り付けた大小のパネルをコ字形とな
るよう相互に連結したものであり、床フレーム10の前
側縁及び左右側縁上に立設されている。バルコニーユニ
ットBの手摺壁50Bは単品のパネルからなり、それぞ
れが床フレーム10の左右側縁上に立設されている。
【0019】下地材及20び防水板40は、各目地が前
後方向に延びるように、両バルコニーユニットA、Bの
前後方向に沿って平行に配置され、現地での組込み時に
わずかに前後方向に沿った勾配を持つように設置されて
いる。また、防水板40は、両バルコニーユニットA、
Bの接合部近傍の側縁部に沿って所定の範囲(図中斜線
で示すSa及びSbの範囲)が下地材20に対して接着
されていず、残りの部分が全て下地材20の上面に接着
されており、非接着部分がめくり上げ可能な状態になっ
ている。なお、防水板40の防水性能を損なわない限
り、接着以外の手段を用いて防水板40を下地材20に
固着してももちろん構わない。また、排水溝部材30内
には、後述する目地材70を受け止める嵌合保持部材6
0(図1では図示されず)を収容する。これは現地で行
ってもよい。この嵌合保持部材60は、遊びを持って排
水溝部材30内に収容され、位置の調整が自由にできる
ようになっている。これら排水溝部材30、嵌合保持部
材60は、塩ビ鋼板で形成してある。
【0020】次に現地での施工手順について述べる。ま
ず、上記のように構成したバルコニーユニットA、Bを
現地に搬入し、所定の組み付け場所に設置する。例え
ば、この例の場合は、予め下方の部屋ユニットを組立て
た後に搬入して、その部屋ユニット上にこれらバルコニ
ーユニットA、Bを載置し、下方の部屋ユニットと相互
に接合すると共に、バルコニーユニットA、B同士も相
互に接合する。接合した状態を上から見ると、概略図2
に示すようになる。この状態で各バルコニーユニット
A、Bは前後方向に並ぶ。そして、各バルコニーユニッ
トA、Bに嵌め込まれた排水溝部材60が同一直線上に
位置する。
【0021】この状態で、バルコニーユニット接合部
(図2中白抜矢印Sで示す部分)の防水板40の非接着
部(下地材20に接着していない部分)を、図3(a)
に示すようにめくり上げ、同接合部Sに形成された各バ
ルコニーユニットA、Bの下地材20、20間の左右方
向(第2の方向)に延びる凹所27に、アスファルトル
ーフィング8を敷いた後、排水溝部材30を嵌め込む。
この際、同時に排水溝部材30内に嵌合保持部材60を
収容する。
【0022】図3(a)、(b)に示すように、この際
用いる排水溝部材30は、前後方向に延びる目地に用い
たものと同じものであり、底の浅い溝形の本体31の幅
方向の両側縁に、両側の下地材20、20の側縁部上に
載るフランジ32を形成したものである。また、嵌合保
持部材60は、排水溝部材30の本体31内に遊びを持
って収容される大きさのもので、目地材70の先端を受
け入れる上を向いた嵌合凹部61を有する。この嵌合保
持部材60は塩ビ鋼板を折り曲げて形成したものであ
り、バネ性を付与されている。目地材70は断面略T字
形のもので、下面中央に嵌合保持部材60の嵌合凹部6
1に嵌合固定されるバネ性を有した嵌合突起71を有す
る。
【0023】前記のように左右方向に延びる凹所27に
対して排水溝部材30及び嵌合保持部材60を設置した
ら、次に左右方向に延びる凹所27と、前後方向に延び
る凹所25の交差する部分に、図4に示すように十字形
排水溝部材80を嵌め込む。この十字形排水溝部材80
は、図5に示すように、断面コ字形の溝部材を十字に交
差させ一体化したものである。具体的には、十字形に形
成した底板81の輪郭縁のうち、各先端縁81aを除く
側縁81bに起立板82を立設し、断面コ字状の十字に
交差する溝を形成したものである。この十字形排水溝部
材80は、ちょうど前後方向及び左右方向に延びる排水
溝部材30の本体31内に嵌まる大きさに形成されてい
る。そして、この十字形排水溝部材80を嵌め込んだ
ら、これを接着剤で前後方向に延びる排水溝部材30及
び左右方向に延びる排水溝部材30に隙間の無いように
固着する。
【0024】次に、図3(b)に示すように、めくり上
げていた防水材40を、原形状態に戻す。そして、バル
コニーユニットA側の防水板40の端部と、バルコニー
ユニットB側の防水板40の端部との間の左右方向に延
びる目地(この目地は、バルコニーユニット同士の接合
部上の目地である)41に、嵌合保持部材60の嵌合凹
部61の位置を合わせ、その状態で、目地材70で防水
板40の目地41を塞ぎ、その目地材70の下面の嵌合
突起71を嵌合保持部材60の嵌合凹部61に嵌合固定
する。これにより、防水板40の目地41を封じること
ができる。
【0025】なお、図2に示す左右方向に延びる目地4
1の封止の前に、前後方向に延びる目地(各バルコニー
ユニットA、Bにおける防水板40、40間の目地)4
2の封止を先に行う。前後方向に延びる目地42の封止
も、左右方向に延びる目地41の場合と同様の目地材7
0によって行い、前後方向に延びる目地42を左右方向
に延びる目地41よりも優先させる。つまり、両バルコ
ニーユニットA、Bを連結することにより、両バルコニ
ーユニットA、Bの前後方向に延びる目地42が直線状
に連続することになるが、その前後方向に延びる目地4
2を連続して塞ぐように、両ユニットA、Bに跨がる長
さの目地材70を使用して前後方向に延びる目地42を
塞ぐ。それから、左右方向に延びる目地41の封止を行
う。
【0026】このように、予めバルコニーユニットの製
作段階で可能な限りの防水施工(防水板40を張るこ
と、及び前後方向に延びる目地42の下側に排水溝部材
30を嵌め込むこと)を実施しているので、現地での防
水施工工数を大幅に軽減することができ、工期の短縮を
図ることができる。また、防水板40を予めバルコニー
ユニットA、Bに組み込んでいるので、長尺の防水板を
別途輸送する必要がなく、輸送コストを低減することが
できる。
【0027】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。
【0028】例えば、上述の実施例においては、二つの
バルコニーユニットを連結することにより生じるユニッ
ト間目地部を防水施工する場合について述べたが、これ
に限らず、屋根ユニットと隣の屋根ユニットとの間に生
じる目地部の防水施工にこの発明を適用することもでき
る。また、専用のバルコニーユニットに限らず、バルコ
ニー付き部屋ユニットでも良く、同様に、屋根ユニット
に限らず、屋根付き建物ユニットでもよい。なお、この
発明で、屋根ユニットの中には、屋根パネルも含まれ
る。
【0029】また、十字形排水溝部材は、屋根面やバル
コニー面に生じる凹所の十字に交差する部分であれば、
どこにでも適用することができる。例えば、4つの屋根
ユニットを相互に連結配置する場合に生じる、目地が十
字に交差する部分にも適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ユニット同士の接合部の防水施工のみを現
地で行えばよいから、現地作業を軽減し、工期を短縮す
ることができる。また、防水板をユニットの段階で張り
付けてしまうから、現地で長尺の防水板を張る必要がな
くなり、輸送効率の向上を図ることができる。
【0031】また、請求項2記載の発明によれば、防水
板間の目地を塞ぐ目地材を確実に固定することができ、
信頼性が高まる。
【0032】また、請求項3記載の発明によれば、建物
ユニットの製作段階において、防水板の第1の方向に延
びる目地に予め排水溝部材を組み込んであるので、その
分だけ、現地施工を軽減することができる。
【0033】また、請求項4記載の発明によれば、十字
形排水溝部材によって第1の方向の排水溝部材と第2の
方向の排水溝部材をつなぐことができるので、排水がス
ムーズに行われるようになる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるバルコニーユニット
の分解斜視図である。
【図2】同バルコニーユニットを現地にて接合した場合
の概略平面図である。
【図3】図2のIII−III矢視断面図であり、
(a)は防水板の端部を持ち上げて排水溝部材を収容し
た状態を示す図、(b)は防水板を原形状態に戻して防
水板の目地を目地材で塞ごうとしている状態を示す図で
ある。
【図4】図2のIV円部の詳細を示す平面図である。
【図5】図4に示す交差部に用いる十字排水溝部材の斜
視図である。
【図6】従来のバルコニーの平面図である。
【図7】図6のVII−VII矢視断面図である。
【図8】排水方向に長いバルコニーの平面図である。
【符号の説明】
A,B バルコニーユニット S 接合部 20 下地材 25 第1の方向に延びる凹所 27 第2の方向に延びる凹所 30 排水溝部材 40防水板 41 目地(接合部に生じた目地部) 42 目地(第1の方向に延びる目地) 60 嵌合保持部材 70 目地材 80 十字形排水溝部材 81 底板 81a 先端縁 81b 側縁 82 起立板 H 前後方向(第1の方向) W 左右方向(第2の方向)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の建物ユニットを互いに隣接接合す
    ることによりこれらの上面に形成される屋根又はバルコ
    ニーの防水施工方法において、隣の建物ユニットとの上
    面接合部に相当する側縁部に沿って所定量めくり上げ可
    能な状態で防水板を取着した建物ユニットをそれぞれ製
    作し、現地にて、これら建物ユニットを接合した後、接
    合部に生じた目地部近傍の防水板をめくり上げ、該目地
    部に排水溝部材を嵌め込むことを特徴とする屋根又はバ
    ルコニーの防水施工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の屋根又はバルコニーの防
    水施工方法において、前記排水溝部材の中に嵌合保持部
    材を収容し、前記隣接する建物ユニットの防水板間に生
    じる目地を目地材で塞ぎ、該目地材を前記嵌合保持部材
    に嵌合固定することを特徴とする屋根又はバルコニーの
    防水施工方法。
  3. 【請求項3】 複数の建物ユニットを第1の方向に並べ
    て互いに隣接接合することによりこれらの上面に形成さ
    れる屋根又はバルコニーの防水施工方法において、複数
    の防水板を前記第1の方向に目地が延びるように敷設し
    て該目地の下側の第1の方向に延びる凹所に第1の排水
    溝部材を嵌め込み、かつ前記防水板を隣の建物ユニット
    との上面接合部に相当する側縁部に沿って所定量めくり
    上げ可能な状態で取着した建物ユニットをそれぞれ製作
    し、現地にて、これら建物ユニットを接合した後、接合
    部に生じた目地部近傍の防水板をめくり上げ、該目地部
    に生じた第1の方向と直交する第2の方向に延びる凹所
    に第2の排水溝部材を嵌め込むことを特徴とする屋根又
    はバルコニーの防水施工方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の屋根又はバルコニーの防
    水施工方法において、前記第1の方向に延びる凹所と第
    2の方向に延びる凹所の交差部に十字形の排水溝部材を
    嵌め込むことを特徴とする屋根又はバルコニーの防水施
    工方法。
JP26487393A 1993-10-22 1993-10-22 屋根又はバルコニーの防水施工方法 Expired - Fee Related JP3398433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26487393A JP3398433B2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 屋根又はバルコニーの防水施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26487393A JP3398433B2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 屋根又はバルコニーの防水施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07119261A JPH07119261A (ja) 1995-05-09
JP3398433B2 true JP3398433B2 (ja) 2003-04-21

Family

ID=17409413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26487393A Expired - Fee Related JP3398433B2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 屋根又はバルコニーの防水施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3398433B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107147358A (zh) * 2017-05-25 2017-09-08 浙江瑞尚能源科技有限公司 一种太阳能板的防水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07119261A (ja) 1995-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010012388A (ko) 모듈라 샌드위치 패널과 주택건축방법
JP3398433B2 (ja) 屋根又はバルコニーの防水施工方法
JP3408625B2 (ja) 内樋及び屋根又はバルコニーの内樋回りの防水構造
JP2527258B2 (ja) 方形屋根
JPS6040729Y2 (ja) 屋根の構造
JP2785975B2 (ja) 床パネルおよび床の施工方法
JPH0341540Y2 (ja)
JP3165667B2 (ja) 外壁パネル
JP2539115Y2 (ja) プレキャスト屋根構成体の接続構造
JP2529428B2 (ja) 飾り庇屋根ユニット
JP2820474B2 (ja) 切妻屋根の家屋における飾り庇屋根の構築方法
JPH0520803Y2 (ja)
JP4642378B2 (ja) 建物
JPH0734984Y2 (ja) 組立住宅のドーマ
JPH0348978Y2 (ja)
JPS6310034Y2 (ja)
JPH0743300Y2 (ja) 斜線対応金物
JPH034656Y2 (ja)
JP3701062B2 (ja) 軒天材の取付構造
JPH03271446A (ja) 小屋組構造体
JPH04327632A (ja) 段差付き屋根の構造
JP2001329665A (ja) 建造物における平場端縁の排水溝構造
JPH05340035A (ja) 屋根パネルの目地部構造
JPH08109680A (ja) 勾配屋根を有するユニット建物
JPH04327633A (ja) 段差付き屋根構成体の接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees