JP3398307B2 - スポンジローラの製造方法 - Google Patents

スポンジローラの製造方法

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JP3398307B2
JP3398307B2 JP23566697A JP23566697A JP3398307B2 JP 3398307 B2 JP3398307 B2 JP 3398307B2 JP 23566697 A JP23566697 A JP 23566697A JP 23566697 A JP23566697 A JP 23566697A JP 3398307 B2 JP3398307 B2 JP 3398307B2
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英明 古賀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スポンジローラの
製造方法に関するものである。更に詳しくは、本発明
は、電子複写機やレーザービームプリンタ(以下、LB
Pと記す)などの画像形成装置において感光体周辺に設
置される転写ローラや帯電ローラなどに好適なスポンジ
ローラの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子複写機やLBPなどにおいて
は、オゾンレスを狙いに、画像形成装置における帯電や
転写が従来のワイヤーコロトロンによるチャージャー方
式からローラ方式に変わってきており、感光体に接触し
該感光体との接触部を通過する転写材に感光体上の画像
を転写する転写ローラや、感光体に接触し該感光体を帯
電する帯電ローラが採用されつつある。かかるローラは
高品位画像を得るために低硬度である必要があり、一般
にはスポンジゴムが適用されている。
【0003】スポンジタイプのローラの製造方法として
は型内発泡法とフリー発泡法の2種類に大別される。
【0004】型内発泡法は芯金の周辺に発泡剤を含んだ
ゴム組成物を形成したる後、金型キャビティー内に設置
し、金型内で加熱、発泡させてローラを製造する方法で
あり、転写ローラや帯電ローラなどでは、電気抵抗の安
定化のために微細なセル(泡)径が要求されるので、微
細なセルが得易い型内発泡法でスポンジゴムを形成する
製造方法が主流となっている。しかしながら、型内発泡
法では、通常金型キャビティーの容量の70〜90%程
度にゴムを仕込むわけであるが、所定量に調整するのが
困難なために発泡後のスポンジ硬度がばらつくという問
題点があった。
【0005】一方、フリー発泡法は更に2種類に大別さ
れ、芯金の周辺に発泡剤を含んだゴム組成物を形成した
る後、加熱、発泡させてローラを製造する方法と、予め
発泡剤を含んだゴム組成物を押し出し機でホース状に押
し出した後、加熱、発泡させてスポンジゴムホースを作
成したる後、芯金を挿入してローラを製造する方法があ
る。ところが、フリー発泡法では、キャビティー内の容
量に規制されずに発泡できるものの、スポンジのセル径
が大きく、且つセル径のバラツキが大きいという不具合
を有していた。このセル径は押し出し時にベント(真空
引き)付き押し出し機を使用した場合には軽減されるも
のの、特に芯金の外周に未加硫のゴム層を形成する手段
のうち、押し出し時にクロスヘッドを用いてゴムを押し
出す際に同時に芯金を押し出して芯金の外周に未加硫の
ゴム層を形成する方法では、押し出し時の負荷が大きい
のでゴムコンパウンドのムーニー粘度が25(測定条
件:ML1+4で100℃)程度以下の低粘度の組成物を使
用する必要があり、かかる組成物を使用した場合にはベ
ント付押し出し機を使用してもセル径のバラツキが改善
されないという不具合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの点に
鑑みてなされたものであり、フリー発泡法においても平
均セル径がたとえば150μm以下の微細で均一なセル
径のスポンジゴムを提供することができるスポンジロー
ラの製造方法を提供する点に存するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、芯
金の外周にスポンジ層を有するスポンジローラの製造方
法であって、芯金の外周に、下記(A)成分及び(B)
成分を含有し、(A)/(B)の重量比が85/15〜
97/3であるゴム組成物を配置し、該ゴム組成物を加
硫発泡させるスポンジローラの製造方法に係るものであ
る。 (A):エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体
ゴム (B):主鎖中に二重結合を有するゴム
【0008】
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の(A)成分は、エチレン
−プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム(EPDM)
である。非共役ジエンとしては、ジシクロペンタジエ
ン、ジシクロオクタジエン、5−メチレン−2−ノルボ
ルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、1,4−
ヘキサジエンなどが例示される。
【0011】エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重
合体ゴムの具体的なグレードとしては、三井EPT 0
045、1035、1045、1060、1070、1
071、3012P、3045、3042E、3062
E、3070、3072E、3090E、8075E、
3091、3095、4010、4021、4045、
4070、4095(以上、三井石油化学工業株式会社
製 商品名)、エスプレン 201、301、305、
400、501A、502、505、505A、512
F、514F、522、524、532、552、55
3、567、582F、586、600F、601F、
606、670F、671F、673、5214、57
54、6506S、6182F(以上、住友化学工業株
式会社製商品名)、JSR EP912P、EP01
P、EP02P、EP941P、EP961SP、EP
07P、EP57P、EP181SP、EP11、EP
43、EP93、EP24、EP27、EP21、EP
132、EP22、EP25、EP33、EP35、E
P37C/F、EP65、EP51、EP57C/F、
EP75F、EP86、EP96、EP98、EP10
3AF、EP106EF、EP107F、EP801
E、EP001DE(以上、日本合成ゴム株式会社製
商品名)、ケルタン 520、720、820、31
2、512、712、812、314、514、71
4、378、578、778、4502、4802、4
778、4703、4903、5631A、512×5
0、708×15、509×100(以上、出光ディー
エスエム株式会社製 商品名)、NORDEL 104
0、1070、1145、1320、1440、147
0、1660、2522、2722/P、2744/
P、2760/P(以上、デュポン(DuPont)
(アメリカ)社製 商品名)、Epsyn 40−A、
70−A、55、2308、2506、4506、49
06、5206、5508、5805、7506、E8
01、N557、N597、N997、P557、P5
58、P597、MDE239、MDE248(以上、
コポリマー・ラバー・アンド・ケミカル・コーポレーシ
ョン(Copolymer Rubber &Chem
ical Corporation)(アメリカ)製
商品名)、POLYSAR 227、306、345、
585、487XP、865、965、5465、56
72X、5875、6463(以上、ポリサー・ラバー
・コーポレーション(Polysar Rubber
Corporation)(アメリカ)製 商品名)な
どが例示される。
【0012】本発明においては、エチレン−プロピレン
−非共役ジエン共重合体ゴムの一種を単独で用いてもよ
いし、ムーニー粘度、プロピレン含有量、油展オイル
量、加硫速度などの調整目的で二種類以上のものを適宜
ブレンドして用いてもよい。
【0013】本発明の(B)成分は、主鎖中に二重結合
を有するゴムであり、具体例としては、NR(天然ゴ
ム)、SBR(スチレン−ブタジエン共重合体ゴム)、
NBR(ニトリルゴム)、IR(イソプレンゴム)、C
R(クロロプレンゴム)、BR(ポリブタジエンゴ
ム)、IIR(ブチルゴム)などがあげられるが、混練
加工安定性の観点から、スチレン−ブタジエン共重合体
ゴムが好ましい。
【0014】スチレン−ブタジエン共重合体ゴムは、ス
チレンとブタジエンのランダム共重合ゴムで、主として
乳化重合法で作られているが溶液重合法によるゴムもあ
る。
【0015】スチレン−ブタジエン共重合体ゴムは種類
が多いのでコード番号を定めて、その種類を統一するよ
うにされており、1500、1502、1507、17
07、1708、1712、1778、1778N、1
778J、1778Sなどが例示される。製造会社とし
ては、住友化学工業株式会社、日本合成ゴム株式会社、
旭化成工業株式会社、日本ゼオン株式会社などが例示さ
れる。
【0016】本発明のゴム組成物中の(A)と(B)の
割合は、(A)/(B)の重量比で85/15〜97/
3であり、好ましくは90/10〜95/5である。
(A)が過少((B)が過多)であると発泡が困難とな
り、一方(A)が過多((B)が過少)であると発泡セ
ル径が過大となる。
【0017】本発明のゴム組成物の加硫(架橋)には、
通常の硫黄加硫系を適用することができる。硫黄加硫に
用いられる硫黄は、(A)及び(B)の合計量100重
量部に対して5重量部程度以下の使用量で添加される。
この硫黄としては、回収硫黄を粉砕し、微粉としたもの
が使用され、これには、金華印微粉硫黄150mes
h、200mesh、300mesh、325mesh
(以上、鶴見化学工業株式会社製 商品名)が例示され
る。また、分散性などを改良した表面処理硫黄も適宜使
用され、これには、サルファックスA、200S、M
C、PS、PMC(以上、鶴見化学工業株式会社製 商
品名)などが例示される。また、未加硫ゴムからのブル
ームを避けるためには不溶性硫黄が使用され、これに
は、セイミ硫黄(日本乾溜工業株式会社製 商品名)や
サンフェル、サンフェル90(以上、三新化学工業株式
会社製 商品名)が例示される。
【0018】また、特に低圧縮永久歪みが要求される場
合には、硫黄を全く使用しないかわりに、含硫黄有機化
合物が加硫剤(架橋剤)として使用され、これには、ア
クターR(川口化学工業株式会社製 商品名)の如きモ
ルフォリンジスルフィド、アクセルTMT(川口化学工
業株式会社製 商品名)の如きテトラメチルチウラムジ
サルファイド、アクセルTET(川口化学工業株式会社
製 商品名)の如きテトラエチルチラウムジサルファイ
ド、アクセルTRA(川口化学工業株式会社製商品名)
の如きジペンタメチレンチウラムテトラサルファイドな
どが例示され、(A)及び(B)の合計量100重量部
に対して0.5〜5重量部程度添加される。
【0019】また、通常、硫黄加硫では加硫物特性、特
に、圧縮永久歪みや加工安定性を改善するために3〜8
種類程度の加硫促進剤がそれぞれ(A)及び(B)の合
計量100重量部に対して0.5〜3重量部程度併用し
て添加される。これには、チアゾール類やチオウレア類
やチラウム類やジチオカルバミン酸塩類やグアニジン類
が例示される。チアゾール類としては、アクセルM(川
口化学工業株式会社製商品名)の如き2−メルカプトベ
ンゾチアゾール、アクセルDM(川口化学工業株式会社
製 商品名)の如きジベンゾチアゾールジサルファイ
ド、アクセルCZ(川口化学工業株式会社製 商品名)
の如きN−シクロヘキシルベンゾチアゾール、アクセル
NS(川口化学工業株式会社製 商品名)の如きN−オ
キシジエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミ
ド、アクセルBNS−R(川口化学工業株式会社製 商
品名)の如きN−t−ブチル−2−ベンゾチアゾールス
ルフェンアミド、アクセルDZ−G(川口化学工業株式
会社製 商品名)の如きN、N−ジシクロヘキシル−2
−ベンゾチアゾールスルフェンアミドなどが例示され
る。チオウレア類としては、アクセルEUR(川口化学
工業株式会社製 商品名)の如きジエチルチオウレア、
アクセル22−S(川口化学工業株式会社製商品名)の
如きエチレンチオウレアなどが例示される。チラウム類
としては、アクセルTMT(川口化学工業株式会社製
商品名)の如きテトラメチルチウラムジサルファイド、
アクセルTET(川口化学工業株式会社製 商品名)の
如きテトラエチルチウラムジサルファイド、アクセルT
BT(川口化学工業株式会社製商品名)の如きテトラブ
チルチウラムジサルファイド、アクセルTRA(川口化
学工業株式会社製 商品名)の如きジペンタメチレンチ
ウラムテトラサルファイド、アクセルTS(川口化学工
業株式会社製 商品名)の如きテトラメチルチウラムモ
ノサルファイドなどが例示される。ジチオカルバミン酸
塩類としては、アクセルPZ(川口化学工業株式会社製
商品名)の如きジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ア
クセルEZ(川口化学工業株式会社製 商品名)の如き
ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、アクセルBZ(川口
化学工業株式会社製 商品名)の如きジブチルジチオカ
ルバミン酸亜鉛、アクセルTL−PT(川口化学工業株
式会社製 商品名)の如きジチオカルバミン酸テルリウ
ムなどが例示される。グアニジン類としては、アクセル
D(川口化学工業株式会社製 商品名)の如きジフェニ
ルグアニジンなどが例示される。
【0020】本発明のゴム組成物には発泡剤として、通
常のエチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム
に使用される発泡剤が適用でき、これにはアゾジカルボ
ンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、ジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン、4,4’−オキシビス(ベン
ゼンスルホニルヒドラジド)などが例示され、(A)及
び(B)の合計量100重量部に対して1〜10重量部
程度添加される。また、必要に応じて分解助剤、例えば
酸化亜鉛や三塩基性硫酸鉛等の無機塩、ステアリン酸亜
鉛やステアリン酸鉛等の金属石けん、尿素化合物などが
(A)及び(B)の合計量100重量部に対して1〜1
0重量部程度併用使用される。
【0021】本発明のゴム組成物では、低硬度の組成物
を得るため及び、配合剤の混合・分散を助け、圧延、押
し出しなどの成形作業を容易にし、未加硫ゴムの粘着性
を増し、成形しやすくするために、(A)100重量部
に対して180重量部以下、好ましくは10〜60重量
部程度の軟化剤が充填される。
【0022】この軟化剤は、エチレン−プロピレン−非
共役ジエン共重合体ゴムとの相溶性に配慮する必要があ
り、そのためには、パラフィン系オイルやナフテン系オ
イルや芳香族系オイルなどの使用が良好である。
【0023】パラフィン系オイルの軟化剤としては、ダ
イアナプロセスオイルPW−32、PW−90、PW−
150、PW−380、PS−32、PS−90、PS
−430、PX−32、PX−90(以上、出光興産株
式会社製 商品名)、フレクソン845(以上、エッソ
石油株式会社製 商品名)、シンタックPA−95、P
A−100、PA−140(以上、神戸油化学工業株式
会社製 商品名)、コスモプロセス10、40、40C
(以上、コスモ石油株式会社製 商品名)、サンパー
(Sunper)110、115、120、130、1
50、180、2100、2210、2280(以上、
日本サン石油株式会社製 商品名)、フッコールP−2
00、P−400、P−500(以上、富士興産株式会
社製 商品名)、三菱10、三菱12(以上、三菱石油
株式会社製 商品名)などが例示される。
【0024】前記ナフテン系オイルの軟化剤としては、
ダイアナプロセスオイルNS−24、NS−100、N
M−26、NM−68、NM−150、NM−280、
NP−24、NU−80、NF−90(以上、出光興産
株式会社製 商品名)、エッソプロセスオイル725、
765(以上、エッソ石油株式会社製 商品名)、シン
タックN−40、N−60、N−70、N−75、N−
85(以上、神戸油化学工業株式会社製 商品名)、シ
ェルフレックス371JY、371N、451、N−4
0、22、22R、32R、100R、100S、10
0SA、220RS、220S、260、320R、6
80(以上、シェルジャパン株式会社製商品名)、サン
セン(Sunthene)310、380、410、4
15、420、430、450、480、3215、4
130、4240、CiroLight R.P.O.
(以上、日本サン石油株式会社製 商品名)、コウモレ
ックス2号(日本石油株式会社製 商品名)、フッコー
ル1150N、1400N(以上、富士興産株式会社製
商品名)、三菱20(三菱石油株式会社製商品名)、
ナプレックス32、38(以上、モービル石油株式会社
製 商品名)、ペトレックスPN−3(山文油化株式会
社製 商品名)などが例示される。
【0025】前記芳香族オイルの軟化剤としては、ダイ
アナプロセスオイルAC−12、AC−460、AE−
24、AE−50、AE−200、AH−16、AH−
58(以上、出光興産株式会社製 商品名)、エッソプ
ロセスオイル110、120(以上、エッソ石油株式会
社製 商品名)、シンタックHA−10、HA−15、
HA−30、HA−35(以上、神戸油化学工業株式会
社製 商品名)、コスモプロセス40A(コスモ石油株
式会社製 商品名)JSO Aroma790(日本サ
ン石油株式会社製 商品名)、コウモレックス300、
700(以上、日本石油株式会社製 商品名)、アロマ
ックス#1、#3、#5(以上、富士興産株式会社製
商品名)、ヘビープロセス油 三菱34、三菱38、三
菱44(以上、三菱石油株式会社製 商品名)、モービ
ルゾール K、22、30、130(以上、モービル石
油株式会社製 商品名)、ペトレックスLPO−R、L
PO−V、PF−1、PF−2(以上、山文油化株式会
社製 商品名)などが例示される。
【0026】また、DOP(大八化学工業株式会社製
商品名)やビニサイザー80(花王株式会社製 商品
名)の如きジ−(2−エチルヘキシル)フタレート(D
OP)、レオフレックス9P(シェルジャパン株式会社
製 商品名)やダイヤサイザー11、99(以上、三菱
化学株式会社製 商品名)の如き高級アルコール・フタ
レート、DIOP(ワッカー−ケミー(Wacker−
Chemie)(ドイツ)社製 商品名)の如きジイソ
オクチル・フタレート(DIOP)、サンソサイザーD
OS(新日本理化株式会社製 商品名)の如きジ−(2
−エチルヘキシル)セバケート、Alizona208
(アリゾナ・ケミ(Alizona Chem)(アメ
リカ)社製 商品名)の如きイソオクチル・トール油脂
肪酸エステル、TBP(大八化学工業株式会社製 商品
名)の如きトリブチル・フォスフェート(TBP)、T
BEP(大八化学工業株式会社製 商品名)の如きトリ
ブトキシエチル・フォスフェート(TBEP)、サンソ
サイザーTCP(新日本理化株式会社製 商品名)の如
きトリクレジル・フォスフェート(TCP)、CDP
(大八化学工業株式会社製 商品名)の如きクレジル・
ジフェニクル・フォスフェート(CDP)、Korem
oll CE 5422(BASF(ドイツ)社製 商
品名)の如きジフェニルアルカン、チオコール TP−
95(モートン・インターナショナル(Morton
International)(アメリカ)社製 商品
名)の如きジ(ブトキシエトキシエチル)アジペートな
ども使用することができる。
【0027】前記軟化剤は、通常1〜2種類が適宜使用
され、必要に応じてナフテン系オイルとパラフィン系オ
イルをブレンドするが如き異種類のオイルを併用添加し
てもよい。またローラとした場合のスポンジゴム層の表
面の研磨性等を考慮して、黒サブ、白サブ、飴サブ、ゴ
ールデンファクチス、ネオファクチス、無硫黄ファクチ
ス(以上、天満サブ化工株式会社製 商品名)の如きサ
ブ(ファクチス)も(A)及び(B)の合計量100重
量部に対して5〜50重量部程度併用使用できる。
【0028】本発明では、(A)及び(B)の合計量1
00重量部に対して通常10〜150重量部、好ましく
は20〜100重量部の充填剤が添加される。
【0029】前記シリカ系充填剤としては、アエロジル
130、200、300、380、R972、R974
(以上、日本アエロジル株式会社製 商品名)やレオロ
シールQS13、QS30、QS38、QS102(以
上、株式会社トクヤマ製 商品名)の如き乾式シリカ、
カープレックス#67、#80、#100、#112
0、XR、22S、CS−5、CS−7(以上、シオノ
ギ製薬株式会社製 商品名)やシルトンA、R−2(以
上、水沢化学工業株式会社製 商品名)やトクシールA
L−1、Gu、U、UR、US(以上、株式会社トクヤ
マ製 商品名)やニップシールAQ、ER、LP、N
A、NP、NS−K、VN3(以上、日本シリカ株式会
社製 商品名)やUltrasil VN3(デグサ
(Degussa)(ドイツ)社製 商品名)やHi−
Sil233(ピー・ピー・ジー・インダストリーズ
(PPG Industries)(アメリカ)社製
商品名)の如き湿式シリカなどが例示される。
【0030】また、カーボンブラックや白艶華CC、D
D、O、U(以上、白石工業株式会社製 商品名)の如
き活性化炭酸カルシウム、白艶華A、AA(以上、白石
工業株式会社製 商品名)の如き特殊炭酸カルシウム、
ミストロンペーパー(日本ミストロン株式会社製 商品
名)の如きマグネシウム・シリケート、ハイトロン、ハ
イトロンA、ミクロライト、US−100、US−15
0S、US−150SS、ハイラック、ハイラックSS
(以上、竹原化学工業株式会社製 商品名)の如きけい
酸マグネシウム、ウィンナークレーA(ハードクレー:
川茂株式会社製商品名)やハードトップクレー、ソフト
クレー、クラウンクレー(以上、白石カルシウム株式会
社製 商品名)やシルカナイト、NNクレー、スペシャ
ル・カオリンクレー、ハードブライト、5号クレー、S
PMAクレー、ユニオンクレーRC−1、グロッマクス
LL、ハイドライトPX(以上、竹原化学工業株式会社
製 商品名)やJP−100カオリン、5Mカオリン、
NNカオリン、ハードシル、STカオリン、カルタボ
(以上、土屋カオリン工業株式会社製 商品名)の如き
クレー(けい酸アルミニウム)、ST−100、ST−
200、ST−301(以上、白石カルシウム株式会社
製 商品名)やNulok321、Nucap100、
Nucap190、Nucap200、Nucap39
0(以上、ジェイ・エム・ヒューバー(J.M.Hub
er)(アメリカ)社製 商品名)やBurgess
KE、CB、5178、2211(以上、バーゲス・ピ
グメント(Burgess Pigment)(アメリ
カ)社製 商品名)の如きシラン改質クレーなどを適時
併用使用してもよい。
【0031】本発明のゴム組成物には、寸法安定性や低
価格などを目的として、必要に応じて、(A)及び
(B)の合計量100重量部に対して10〜100重量
部程度の増量充填剤を添加してもよい。
【0032】前記増量充填剤としては、Green B
all(井上石灰工業株式会社製商品名)やタマパール
TP−121、TP−121R、TP222H、TP−
222HS、TP−123、TP−123CS(以上、
奥多摩工業株式会社製 商品名)やシルバーW(白石工
業株式会社製 商品名)の如き軽質炭酸カルシウム、ホ
ワイトロンSSB、SB、S(以上、白石カルシウム株
式会社製 商品名)やサンライト#100、#300、
#700、#800、#1000、#1500、#20
00、#2200、#2500(以上、竹原化学工業株
式会社製 商品名)やNS#100、NS#200、N
S#400、NS#600、NS#1000、NS#2
300、NS#2500、NS#2700、NS#30
00、SS#30、SS#80、NN#200、NN#
500(以上、日東粉化工業株式会社製 商品名)やス
ーパーS、SS、SSS、4S、#1500、#170
0、#2000(以上、丸尾カルシウム株式会社製 商
品名)の如き重質炭酸カルシウム、JET−S(浅田製
粉株式会社製 商品名)やタルクGTA、CTA1、C
TA2、微粉タルク(以上、クニミネ工業株式会社製
商品名)やMS、MS−P、MS−A、ND、SW、S
W−E、SWA、SWB、SSS、SS、S(以上、日
本タルク株式会社製 商品名)などのタルク(滑石)、
クリスタライトAA、VX−S、VX−S−2、VX−
SR(以上、株式会社龍森製 商品名)やMin−U−
Sil 5、10、15、30(以上、ユー・エス・シ
リカ(U.S.Silica)(アメリカ)社製 商品
名)やImsil A−10、A−15、A−25、A
−108(以上、イリノイ・ミネラルズ(Illino
is Minerals)(アメリカ)社製 商品名)
の如き石英粉、JA−30W、325M(以上、浅田製
粉株式会社製 商品名)やNYAD325、400、1
250、G(以上、ナイコ(NYCO)(アメリカ)社
製 商品名)の如きウォラストナイト(メタけい酸カル
シウム)、Celite 270、281、501、5
03、505、535、545、560、577、F
C、SSC、Super Floss、Snow Fl
oss(以上、ジョンズ−マンビル(Johns−Ma
nville)(アメリカ)社製 商品名)やラジオラ
イト#100、#200、#300、#500、#50
0S、#600、#700、#800、#800−S、
#900、F、SPF、ファインフローA、ファインフ
ローB(以上、昭和化学工業株式会社製 商品名)の如
きけい藻土、亜鉛華2種(堺化学工業株式会社製 商品
名)の如き酸化亜鉛、硫酸アルミニウム、硫酸バリウ
ム、硫酸カルシウム、酸化チタン、二流化モリブデンな
どが例示され、通常は1〜数種類が補強性充填剤と共に
併用される。
【0033】本発明のゴム組成物は転写ローラなどに適
用される場合、半導電性を要求されるので、必要に応じ
て導電性付与剤、例えばアセチレンブラック(電気化学
工業株式会社製 商品名)、コンチネックスCF、SC
F(以上、コンチネンタルカーボン(米国)製 商品
名)、バルカンC、SC(以上、キャボット(米国)社
製 商品名)、ケッチェンブラックEC−600JD
(ケッチェンブラックインターナショナル(オランダ)
製 商品名)、旭HS−500(旭カーボン株式会社製
商品名)、トーカブラック#4500、#5500
(以上、東海カーボン株式会社製 商品名)などの導電
性カーボンブラック、導電性酸化亜鉛23−K(白水化
学工業株式会社製 商品名)、導電性酸化亜鉛1(本荘
ケミカル株式会社製 商品名)などの導電性酸化亜鉛、
EC−1、EC−5(以上、丸尾カルシウム製 商品
名)などの帯電防止炭酸カルシウム、T−1(三菱マテ
リアル株式会社製 商品名)などの酸化アンチモンをド
ープした導電性酸化錫、W−P(三菱マテリアル株式会
社製 商品名)などの酸化アンチモンをドープした導電
性酸化チタンなどが(A)及び(B)の合計量100重
量部に対して、種類にもよるが、3〜150重量部程度
適時添加される。
【0034】本発明のゴム組成物には、ゴム練り性や押
し出し性の改善のために、必要に応じて、(A)及び
(B)の合計量100重量部に対して0.3〜5重量部
程度の滑剤や内部離型剤を添加することができるが、あ
まり多量の添加はブルームやブリードや融合不良などを
引き起こすので、種類にもよるが、通常は0.5〜1重
量部程度添加される。
【0035】前記滑剤や内部離型剤としては、三井ハイ
ワックス100P、110P、200P、210P、2
20P、320P、420P(以上、三井石油化学工業
株式会社製 商品名)の如き低分子ポリエチレン、ルナ
ックS−20、S−30、S−40(以上、花王株式会
社製 商品名)やFA−KR(日本油脂株式会社製商品
名)やアデカ脂肪酸SA−20、SA−300、SA−
400(以上、旭電化株式会社製 商品名)の如きステ
アリン酸、プラストロジン、プラストロジンS(以上、
藤沢薬品工業株式会社製 商品名)の如き脂肪酸アミ
ド、アーモワックスEBS(ライオン・アクゾ株式会社
製 商品名)の如き脂肪酸窒素誘導体、Aflex42
(レイン・ケミー(Rein Chemi)(ドイツ)
社製 商品名)の如き極性化合物と界面活性剤の混合
物、Struktol A60(シール・アンド・ザイ
ラッカー(Schill & Seillacher)
(ドイツ)社製 商品名)の如き高級不飽和脂肪酸亜
鉛、Struktol EF44(シール・アンド・ザ
イラッカー(Schill & Seillache
r)(ドイツ)社製 商品名)の如き特殊脂肪酸亜鉛、
Struktol WB16(シール・アンド・ザイラ
ッカー(Schill & Seillacher)
(ドイツ)社製 商品名)の如き脂肪酸カルシウムと脂
肪酸アミドの混合物、Struktol WB42(シ
ール・アンド・ザイラッカー(Schill& Sei
llacher)(ドイツ)製 商品名)の如き脂肪酸
エステルと脂肪酸金属塩の混合物、Struktol
WB212(シール・アンド・ザイラッカー(Schi
ll & Seillacher)(ドイツ)社製 商
品名)の如き高級脂肪酸エステル水和物と無機キャリア
の混合物、StruktolWB222(シール・アン
ド・ザイラッカー(Schill & Seillac
her)(ドイツ)社製 商品名)の如き多価アルコー
ル脂肪酸エステル、Struktol WS180(シ
ール・アンド・ザイラッカー(Schill& Sei
llacher)(ドイツ)社製 商品名)の如き有機
シリコーン縮合物、Struktol W33FL(シ
ール・アンド・ザイラッカー(Schill & Se
illacher)(ドイツ)社製 商品名)の如き高
分子量天然脂肪族アルコールと脂肪族石鹸を不活性フィ
ラーに処理した混合物、パラフィンワックス、モンタン
ワックスなどが例示される。
【0036】
【実施例】
実施例1 次に、本発明に係るローラのより具体的な実施例を以下
に示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0037】まず、(A)成分であるエチレン−プロピ
レン−非共役ジエン共重合体ゴム(EPDM)として、
住友E5754(住友化学工業株式会社製 商品名)を
85重量部、(B)成分であるスチレン−ブタジエン共
重合体ゴム(SBR)としてSBR1502(住友化学
工業株式会社製 商品名)を15重量部、充填剤として
カーボンブラックのシーストSO(東海カーボン株式会
社製 商品名)を70重量部と炭酸カルシウムであるN
S#100(日東粉化工業株式会社製 商品名)を40
重量部、軟化剤としてのダイアナプロセスオイルPW3
80(出光興産株式会社製 商品名)を50重量部、脱
水剤としての酸化カルシウムであるベスタ18(井上石
灰工業株式会社製 商品名)を5重量部、酸化亜鉛とし
て亜鉛華2種(堺化学工業株式会社製 商品名)を5重
量部、ステアリン酸としてルナックS−20(花王株式
会社製 商品名)を1重量部、発泡剤としてアゾジカル
ボンアミド(セルマイクC−1:三協化成工業株式会社
製 商品名)を7重量部、加硫剤として金華印微粉硫黄
325meshを1.0重量部、加硫促進剤としてアク
セルCZ(川口化学工業株式会社製 商品名)を1.0
重量部とアクセルDM(川口化学工業株式会社製 商品
名)を0.5重量部とアクセルM(川口化学工業株式会
社製 商品名)を0.5重量部とアクセルTRA(川口
化学工業株式会社製 商品名)を0.6重量部とアクセ
ルTMT(川口化学工業株式会社製商品名)0.5重量
部とを計量し、それぞれを周知のゴム練りロールで混練
りして未加硫のローラ用ゴム組成物を得た。すなわち、
EPDMとSBRの総計が100重量部となるとともに
発泡剤7重量部含有する組成物配合となる。
【0038】そして、性能評価のためにJIS K 6
300に準拠して100℃にてムーニー粘度を測定し
た。次に、ベント付き押し出し機にて本実施例のローラ
用スポンジゴム組成物をクロスヘッドを用いて外径が8
mmφ、ゴム部の全長が320mmの芯金と共に真空引
きしながら押し出し、芯金の外周に未加硫のゴム層を形
成した。次に、この芯金を180℃の連続炉に投入して
加熱し、加硫させると共に発泡してスポンジゴムローラ
を製造した。
【0039】次に、スポンジローラの外径を24mmに
なるように研磨した後、SRIS(日本ゴム協会標準規
格)0101膨張ゴム試験法に規定されたスポンジゴム
用硬度計であるアスカーC硬度計(高分子計器株式会社
製 商品名)にてスポンジ硬度を測定した。次に、この
スポンジローラのスポンジ層を周方向に幅2mmになる
ようにスライスした後、肉厚8mmのスポンジ層部の中
央付近を40倍の倍率にて走査電顕で撮影し、写真上の
セルの大きさからと各試料の平均セル径を求めた。
【0040】実施例2 実施例1のEPDMをエスプレンE5754(住友化学
工業株式会社製 商品名)90重量部に変更すると共
に、SBR1502の添加量を15重量部から10重量
部に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。
【0041】実施例3 実施例1のEPDMをエスプレンE5754(住友化学
工業株式会社製 商品名)93重量部に変更すると共
に、SBR1502の添加量を15重量部から7重量部
に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。
【0042】実施例4 実施例1のEPDMをエスプレンE5754(住友化学
工業株式会社製 商品名)95重量部に変更すると共
に、SBR1502の添加量を15重量部から5重量部
に変更したこと以外は実施例1と同様に行った。
【0043】実施例5 実施例のEPDMをエスプレンE5754(住友化学工
業株式会社製 商品名)93重量部に変更すると共に、
SBR1502の添加量を15重量部から3重量部に変
更したこと以外は実施例1と同様に行った。
【0044】比較例1 実施例1との比較のために、実施例1のEPDMとして
エスプレンEP5754の添加量を85重量部から10
0重量部に変更すると共に、SBR1502を使用しな
かったこと以外は実施例1と同様に行った。
【0045】比較例2 実施例1との比較のために、実施例1のEPDMとして
エスプレン5754の添加量を85重量部から80重量
部に変更すると共に、SBR1502の添加量を15重
量部から20重量部に変更したこと以外は実施例1と同
様に行った。
【0046】各実施例及び比較例の配合割合(組成物配
合)と評価結果とを併せて以下の表1及び表2に示す。
【0047】表1に示す評価結果から、実施例1から実
施例5のゴム組成物を用いたスポンジローラは、低いス
ポンジ硬度を有しつつ、平均セル径が150μm以下の
微細なセル径を有していることが判明した。このSBR
を少量添加することによってによってセル径が改善され
る理由は定かではないが、ベースゴムであるEPDMと
SBRの加硫速度が異なりSBRの加硫速度は早いため
に、かかる組成物を加熱、発泡する際にSBRが先に加
硫し内部圧がかかるためではないかと推考する。更に、
比較例1のゴム組成物を用いたスポンジローラにおいて
は、セル径が粗いために転写ローラなどのスポンジロー
ラとしては不適切であることが判明した。また、比較例
2のゴム組成物を用いたスポンジローラにおいては、S
BRの添加量が多すぎて加硫発泡しないために実用使用
に供しえないことが判った。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】○EPDM:エスプレンE5754 住友
化学工業株式会社製 EPDM(ムーニー粘度30(M
1+4100℃))の商品名 ○SBR:SBR1502(住友化学工業株式会社製
商品名) ○表記載の配合の他、共通配合として、下記のものを用
いた ・ステアリン酸:ルナックS−20(花王株式会社製
商品名) 1重量部 ・酸化亜鉛:酸化亜鉛2種(堺化学工業株式会社製 商
品名) 5重量部 ・FEFカーボン:シーストSO(東海カーボン株式会
社製 商品名) 70重量部 ・炭酸カルシウム:NS#100(日東粉化工業株式会
社製 商品名) 40重量部 ・軟化剤:ダイアナプロセスオイルPW380(出光興
産株式会社製 商品名)50重量部 ・酸化カルシウム:ベスタ18(井上石灰工業株式会社
製 商品名) 5重量部 ・アクセルCZ:N−シクロヘキシルベンゾチアゾール
の川口化学工業株式会社製 商品名) 1.0重量部 ・アクセルDM:ジベンゾチアゾールジサルファイドの
川口化学工業株式会社製商品名) 0.5重量部 ・アクセルM:2−メルカプトベンゾチアゾールの川口
化学工業株式会社製 商品名) 0.5重量部 ・アクセルTRA:ジベンゾメチレンチウラムテトラサ
ルファイドの川口化学工業株式会社製 商品名 0.6
重量部 ・アクセルTMT:テトラメチルチウラムジサルファイ
ドの川口化学工業株式会社製 商品名 0.5重量部 ・硫黄:金華印微粉硫黄325mesh(鶴見化学工業
株式会社製 商品名)1.0重量部 ・発泡剤A.D.C.A(アゾジカルボンアミド):セ
ルマイクC−1(三協化成工業株式会社製 商品名)
7.0重量部
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、フ
リー発泡法においても平均セル径がたとえば150μm
以下の微細で均一なセル径のスポンジゴムを提供するこ
とができるスポンジローラの製造方法を提供することが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るローラ用ゴム組成物を用いたス
ポンジローラの実施の形態の一例を示す縦断面図である
【符号の説明】
1 スポンジローラ 2 芯金 3 スポンジゴム層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高尾 幸伺 東京都葛飾区堀切3丁目30番1号 株式 会社荒井製作所内 (56)参考文献 特開 平11−21384(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16 C08K 3/00 - 13/08 C08J 9/06 G03G 15/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯金の外周にスポンジ層を有するスポン
    ジローラの製造方法であって、芯金の外周に、下記
    (A)成分及び(B)成分を含有し、(A)/(B)の
    重量比が85/15〜97/3であるゴム組成物を配置
    し、該ゴム組成物を加硫発泡させるスポンジローラの製
    造方法。 (A):エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体
    ゴム (B):主鎖中に二重結合を有するゴム
  2. 【請求項2】 (B)成分がスチレン−ブタジエン共重
    合体ゴムである請求項1記載の製造方法
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