JP3398135B2 - スポット接合装置、付加材料、付加材料供給装置およびスポット接合方法 - Google Patents

スポット接合装置、付加材料、付加材料供給装置およびスポット接合方法

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JP3398135B2 JP2000326043A JP2000326043A JP3398135B2 JP 3398135 B2 JP3398135 B2 JP 3398135B2 JP 2000326043 A JP2000326043 A JP 2000326043A JP 2000326043 A JP2000326043 A JP 2000326043A JP 3398135 B2 JP3398135 B2 JP 3398135B2
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    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
    • B23K20/1265Non-butt welded joints, e.g. overlap-joints, T-joints or spot welds

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦攪拌接合によ
ってワークをスポット的に接合するスポット接合装置、
およびスポット接合に用いる付加材料、付加材料供給装
置ならびにスポット接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、摩擦攪拌を利用したスポット接
合装置1を示す図である。スポット接合装置1は、先端
にピン3を有する接合ツール2を用い、2枚のワークW
1,W2をスポット的に接合する装置である。図4
(1)に示すように、2枚のワークW1,W2は、裏当
て材4上に配置され、接合ツール2を高速で回転させな
がら下降させ、接合ツール2先端をワークの接合点に押
圧する。すると、回転による摩擦によって押圧部が軟化
し、ピン3が挿入される。さらに回転することによっ
て、挿入されたピンで接合点近傍が攪拌され、塑性流動
を起こす。所定時間攪拌後、接合ツールを上昇させる
と、接合点で2枚のワークが接合され、スポット接合さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】接合ツール先端は、段
差5を介してピン3が突出しており、また、図4(1)
に示すように、接合点で板間にギャップが形成される場
合があり、また、ワークが湾曲している場合には、必然
的にギャップが形成される。このように、ギャップが形
成される場合には、塑性流動を起こした母材は、ギャッ
プ間にはみ出す。また、接合ツール先端部は、段差5を
介してピン3が突出しているため、ツール先端を押し付
けたとき、ワーク表面に段差5およびピン3が押圧さ
れ、ツール2を引き抜いた後には、ピン3および段差5
の凹所6が必然的に形成される。
【0004】特に、ワーク間にギャップが形成される場
合には、ツール2先端を押圧したときに、ギャップ間に
塑性流動を起こした母材がはみ出し、深い凹所6が形成
されてしまう。これによって、外見品質や継ぎ手強度の
面で問題となる。
【0005】本発明の目的は、スポット接合後に、深い
凹所が形成されることを防ぐことができるスポット接合
装置、スポット接合に用いる付加材料、付加材料供給装
置、およびスポット接合方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、先端部に、段差を介して突出するピンを有する接合
ツールを回転させ、ピンを被接合物の接合点に押圧し、
回転による摩擦熱で被接合物を軟化、攪拌することによ
って、重ねられた被接合物を接合点でスポット的に接合
するスポット接合装置において、接合ツールのピンが挿
入可能な貫通孔を有する板状の付加材料片を、被接合物
の接合点に配置し、接合ツールを回転させながら前記貫
通孔にピンを挿入することによって、接合点で付加材料
片を被接合物に一体化させて接合することを特徴とする
スポット接合装置である。
【0007】本発明に従えば、スポット接合時に、付加
材料片を被接合物上に配置し、この付加材料の貫通孔に
接合ツールのピンを挿入してツールを被接合物に押し付
けて接合する。ピンが被接合物に挿入されると、付加材
料片もツールとともに高速回転し、これによる摩擦熱
で、被接合物とともに付加材料片が軟化し、塑性流動す
る母材と一体となる。このようにして、付加材料片が母
材と一体となり、接合点に付加されることによって、接
合ツールを引き抜いた後に深い凹みが生じることが防が
れる。被接合物間にギャップが形成され、このギャップ
に母材がはみ出すような場合であっても、材料が付加さ
れることで、凹み量を減少させることができる。
【0008】また、被接合物片は中央に貫通孔を有し、
この貫通孔にピンを挿入して接合するので、接合中に付
加材料片が移動したり、回転によって飛ばされたりする
といったことが防がれる。
【0009】請求項2記載の本発明は、先端部に、段差
を介して突出するピンを有する接合ツールを回転させ、
ピンを被接合物の接合点に押圧し、回転による摩擦熱で
被接合物を軟化、攪拌することによって、重ねられた被
接合物を接合点でスポット的に接合するスポット接合に
用いられ、接合ツールのピンが挿入可能な貫通孔を有す
る板状の付加材料片が複数個、一列に連なって構成され
る付加材料であって、被接合物の接合点に、最先端の付
加材料片が配置され、接合ツールを回転させながら前記
貫通孔にピンを挿入することによって、最先端の付加材
料片が分断され、接合点で被接合物に一体化されること
を特徴とする付加材料である。
【0010】請求項3記載の本発明は、先端部に、段差
を介して突出するピンを有する接合ツールを回転させ、
ピンを被接合物の接合点に押圧し、回転による摩擦熱で
被接合物を軟化、攪拌することによって、重ねられた被
接合物を接合点でスポット的に接合するスポット接合に
用いられる付加材料片を供給する付加材料供給装置であ
って、接合ツールのピンが挿入可能な貫通孔を有する板
状の付加材料片が複数個、一列に連なって構成される付
加材料と、前記付加材料を接合点に送り出す供給手段と
を有し、前記供給手段は、接合作業ごとに、最先端の付
加材料片を被接合物の接合点上に供給することによっ
て、回転しながらピンを貫通孔に挿入する接合ツールで
最先端の付加材料片を分断させ、付加材料片を被接合物
に一体化させることを特徴とする付加材料供給装置であ
る。
【0011】本発明の付加材料は、上述した付加材料片
が一列に連なっており、接合作業ごとに、付加材料供給
装置から付加材料片が連なった状態で供給され、最先端
の付加材料片が接合点上に配置される。そして、接合ツ
ール先端のピンが付加材料片の貫通孔に挿入され、最先
端の付加材料片がツールとともに回転し、残りの付加材
料から分断され、この分断された接合片のみが母材と一
体となる。このようにして、付加材料供給装置によっ
て、付加材料を寸送りし、接合点ごとに最先端の付加材
料片が接合点に配置されるように供給することによっ
て、施工能率を低下させることなく、連続して付加材料
片を供給することができる。
【0012】付加材料片は、一列に連なって供給される
ので、順に送り出すだけでよく、簡単な構造で供給する
ことができる。また、付加材料の交換作業も容易であ
る。
【0013】請求項4記載の本発明は、先端部に、段差
を介して突出するピンを有する接合ツールを回転させ、
ピンを被接合物の接合点に押圧し、回転による摩擦熱で
被接合物を軟化、攪拌することによって、重ねられた被
接合物を接合点でスポット的に接合するスポット接合方
法において、接合ツールのピンが挿入可能な貫通孔を有
する板状の付加材料片を、被接合物の接合点に配置し、
接合ツールを回転させながら前記貫通孔にピンを挿入す
ることによって、接合点で付加材料片を被接合物に一体
化させて接合することを特徴とするスポット接合方法で
ある。
【0014】本発明に従えば、接合時に付加材料片を供
給し、接合部における材料不足が補われるので、ツール
を引き抜いた後の凹みが減少する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるスポット接合装置10の構造を示す斜視図である。
スポット接合装置10は、たとえば6軸垂直多間接型ロ
ボットの手首19に取り付けられ、自動車のボディなど
のスポット接合に用いるスポットガンとして用いられ
る。
【0016】スポット接合装置10は、ロボットアーム
の手首19に取り付けられるガンアーム16、接合ヘッ
ド13、昇降機構15、付加材料供給装置20とを有す
る。ガンアーム16は略コ字状であり、先端部上部に昇
降機構15を介して接合ヘッド13が設けられる。接合
ヘッド13は、接合ツール11および回転用モータ12
を有する。接合ツール11は、柱状であり、先端に段差
26を介してピン18が、接合ツール11の軸線に沿っ
て突出する。回転用モータ12は、このツールの軸線を
回転軸線Lとして接合ツール11を高速で回転駆動させ
る。昇降機構15は、サーボモータなどの昇降用モータ
14を有し、このモータ14によって、接合ヘッド13
を、前記回転軸線Lに沿って昇降させる。
【0017】ガンアーム16の先端下部には、接合ツー
ル11の下端に臨んで裏当て材17が配置される。アル
ミニウム合金板などの2枚のワークは、この裏当て材1
7上に重ねて配置され、接合ツール11が押圧されるこ
とによって、スポットで重ね継ぎ手される。
【0018】また、付加材料供給装置20は、ガンアー
ム16に取り付けられ、接合時に付加材料21を供給す
る。
【0019】図2は、付加材料21を示す斜視図であ
り、この図では、3種類の付加材料21A,21B,2
1Cを示す。付加材料21は、複数の付加材料片24が
一列に連なったものであり、接合時に1つの付加材料片
24が、被接合物であるワークと一体となる材料であ
り、本実施形態では被接合物であるワークと同じ材料で
あるものとする。
【0020】付加材料21Aは、帯状の金属板に一定の
間隔で貫通孔25が形成され、貫通孔25間に切り欠き
35が形成され、この切り欠き35間が1つの付加材料
片24となる。つまり、付加材料21Aの付加材料片2
4は略正方形となる。切り欠き35は、帯状の金属板の
幅方向両側から切り欠かれており、隣接する付加材料片
は、幅方向中央側で連なる。また、貫通孔25は、付加
材料片24の中央に形成され、接合ツール11のピン1
8とほぼ同じ直径を有し、ピン18が挿入可能となる。
【0021】付加材料21Bは、付加材料21Aとほぼ
同様の形状であり、切り欠き35に代えて、切り込み3
0が形成される。切り込み30は、帯状の金属板の幅方
向の中央部で幅方向に延びて形成され、隣接する付加材
料片24は、幅方向両端部のみで連なる。
【0022】付加材料21Cは、円形状の付加材料片2
4が一列に連なった形状であり、円形部の中央にそれぞ
れ貫通孔25が形成され、各円形部が付加材料片24と
なる。つまり、付加材料21Cの付加材料片24は、円
形である。
【0023】このように、付加材料21は、帯状の金属
を加工し、一列の付加材料片24が連なるように形成さ
れ、各付加材料片24には貫通孔25が形成され、隣接
する付加材料片24の間の断面積が小さくなるように加
工される。
【0024】付加材料供給装置20は、付加材料21
と、帯状の付加材料21を巻回する付加材料リール22
と、付加材料21を供給する供給手段である寸送りロー
ラ23とを有する。寸送りローラ23は、付加材料リー
ル22から巻き出された付加材料21を挟持する一対の
ローラを有し、接合作業ごとに、ローラが、付加材料片
一個分だけ回転して付加材料21を寸送りして供給す
る。
【0025】つぎに、図3および図1を参照してスポッ
ト接合装置10の接合方法について説明する。接合ツー
ル先端は、段差26を介してピン18が突出しており、
さらに詳しく説明すると、ツール先端の円形面の中央か
らピン18が突出する。このピン18は、円錐台状であ
り、先端が先細りとなる。
【0026】接合作業は、まず重ねて配置される2枚の
ワークW1,W2の所定の接合点の下に、スポット接合
装置10の裏当て材17が配置されるように、スポット
接合装置10をロボットで位置決めする。つぎに、付加
材料供給装置20の寸送りローラ23を所定量だけ回転
させ、付加材料片一個分だけ送り出す。すると、ワーク
W1の接合点の上に、先端の付加材料片24の貫通孔2
5が配置されて先端の付加材料片24がワークW1上に
供給される。
【0027】つぎに、接合ツール11をモータ12で回
転させ、昇降機構15で、接合ヘッド13を下降させ
る。図3(1)に示すように、付加材料片24の貫通孔
25は、円錐台状のピン18の先端の外形よりわずかに
大きく、基端部側の外形よりも小さい直径を有する。し
たがって、接合ツール11が降下すると、ピン18の先
端が付加材料片24の貫通孔25を介してワークW1表
面に押圧される。回転するピン18の摩擦熱によってワ
ークW1表面が軟化し、ピン18が挿入される。昇降機
構15によって接合ツール11をさらに押圧し、ピン1
8が挿入されると、ピン18の途中位置に付加材料片2
4が嵌まり込み、付加材料片24がピン18とともに回
転し始める。
【0028】付加材料21は、最先端の付加材料片24
が接合点に供給され、その次の付加材料片24は寸送り
ローラ23で挟持される。また、前述したように、隣接
する付加材料片24間は、断面積が小さくなるように加
工されているので、最先端の付加材料片24が接合ツー
ル11によって回転しようとすると、回転によって、そ
の次の付加材料片24から引きちぎられて分断される。
このようにして、最先端の付加材料のみが接合される。
【0029】さらに接合ツール11を押圧すると、接合
ツール11の段差26とワークW1表面との間で付加材
料片24が挟まれて回転することにより、この付加材料
片24も母材とともに軟化、塑性流動を起こす。このよ
うにして、所定の押圧力で、所定時間接合ツール11を
回転することによって、塑性流動した母材と付加材料2
4とが一体となる。所定時間回転後、昇降機構15によ
って接合ツール11を引き上げると、接合部が硬化し、
接合完了となる。
【0030】接合点においてワークW1,W2間にギャ
ップが形成され、図3(2)に示すように、ギャップに
母材がはみ出したとしても、付加材料片24を母材に一
体化させて材料を補充することによって、ツールを引き
抜いたあとの凹みを小さくすることができる。
【0031】接合完了後、ロボットによって次の接合点
にスポット接合装置10を移動させ、再び前述と同様に
付加材料21を供給し、接合作業を行なう。このように
して、接合作業ごとに付加材料21を寸送りで供給する
ことによって、一定量の付加材料を接合部に補充するこ
とができる。このようにして、施工能率を低下させるこ
となく、連続して接合作業を行なうことができる。
【0032】上述した実施形態では、付加材料は母材
(被接合物)と同じ材料としたが、本発明はこれに限ら
ず、たとえば母材材質より軟質の材料とし、接合部への
一体化を容易にしてもよく、逆に、母材材質よりも硬質
の付加材料とし、これによって接合部の強度を上げた
り、表面の耐磨耗性を上げたりすることができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、付加材料
片が供給され、接合部で一体となることによって、接合
ツールを引き抜いた後に深い凹みが生じることが防がれ
る。したがって、被接合物間にギャップが形成され、こ
のギャップに母材がはみ出すような場合であっても、材
料が付加されることで、凹み量を減少させることができ
る。これによって外見品質の低下や継ぎ手強度の低下が
防がれる。
【0034】また、被接合物片は中央に貫通孔を有し、
この貫通孔にピンを挿入して接合するので、接合中に付
加材料片が移動したり、回転によって飛ばされたりする
といったことが防がれる。
【0035】また、本発明によれば、付加材料供給装置
によって、付加材料片が一列に連なる付加材料を寸送り
し、接合点ごとに最先端の付加材料片が接合点に配置さ
れるように供給することによって、施工能率を低下させ
ることなく、連続して付加材料片を供給することができ
る。
【0036】付加材料片は、一列に連なって供給される
ので、順に送り出すだけでよく、簡単な構造で供給する
ことができる。また、付加材料の交換作業も容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるスポット接合装置
10の構成を示す斜視図である。
【図2】3種類の付加材料21A,21B,21Cを示
す斜視図である。
【図3】スポット接合方法を示す図である。
【図4】従来のスポット接合方法を示す図である。
【符号の説明】
10 スポット接合装置 11 接合ツール 20 付加材料供給装置 21 付加材料 24 付加材料片 25 貫通孔
フロントページの続き (72)発明者 兵江 猛宏 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社 神戸工場内 (56)参考文献 C.Schilling et a l.,A PRELIMINARY I NVESTIGATION ON TH E STATIC PROPERTIE S OF FRICTION STIR WELDS,Second Inte rnational symposiu m on Friction Stir welding,英国,The We lding Institute,2000 年6月26日 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 20/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に、段差を介して突出するピンを
    有する接合ツールを回転させ、ピンを被接合物の接合点
    に押圧し、回転による摩擦熱で被接合物を軟化、攪拌す
    ることによって、重ねられた被接合物を接合点でスポッ
    ト的に接合するスポット接合装置において、 接合ツールのピンが挿入可能な貫通孔を有する板状の付
    加材料片を、被接合物の接合点に配置し、接合ツールを
    回転させながら前記貫通孔にピンを挿入することによっ
    て、接合点で付加材料片を被接合物に一体化させて接合
    することを特徴とするスポット接合装置。
  2. 【請求項2】 先端部に、段差を介して突出するピンを
    有する接合ツールを回転させ、ピンを被接合物の接合点
    に押圧し、回転による摩擦熱で被接合物を軟化、攪拌す
    ることによって、重ねられた被接合物を接合点でスポッ
    ト的に接合するスポット接合に用いられ、接合ツールの
    ピンが挿入可能な貫通孔を有する板状の付加材料片が複
    数個、一列に連なって構成される付加材料であって、 被接合物の接合点に、最先端の付加材料片が配置され、
    接合ツールを回転させながら前記貫通孔にピンを挿入す
    ることによって、最先端の付加材料片が分断され、接合
    点で被接合物に一体化されることを特徴とする付加材
    料。
  3. 【請求項3】 先端部に、段差を介して突出するピンを
    有する接合ツールを回転させ、ピンを被接合物の接合点
    に押圧し、回転による摩擦熱で被接合物を軟化、攪拌す
    ることによって、重ねられた被接合物を接合点でスポッ
    ト的に接合するスポット接合に用いられる付加材料片を
    供給する付加材料供給装置であって、 接合ツールのピンが挿入可能な貫通孔を有する板状の付
    加材料片が複数個、一列に連なって構成される付加材料
    と、 前記付加材料を接合点に送り出す供給手段とを有し、 前記供給手段は、接合作業ごとに、最先端の付加材料片
    を被接合物の接合点上に供給することによって、回転し
    ながらピンを貫通孔に挿入する接合ツールで最先端の付
    加材料片を分断させ、付加材料片を被接合物に一体化さ
    せることを特徴とする付加材料供給装置。
  4. 【請求項4】 先端部に、段差を介して突出するピンを
    有する接合ツールを回転させ、ピンを被接合物の接合点
    に押圧し、回転による摩擦熱で被接合物を軟化、攪拌す
    ることによって、重ねられた被接合物を接合点でスポッ
    ト的に接合するスポット接合方法において、 接合ツールのピンが挿入可能な貫通孔を有する板状の付
    加材料片を、被接合物の接合点に配置し、接合ツールを
    回転させながら前記貫通孔にピンを挿入することによっ
    て、接合点で付加材料片を被接合物に一体化させて接合
    することを特徴とするスポット接合方法。
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