JP3397222B2 - 電力変換器の制御装置 - Google Patents

電力変換器の制御装置

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JP3397222B2 JP15148494A JP15148494A JP3397222B2 JP 3397222 B2 JP3397222 B2 JP 3397222B2 JP 15148494 A JP15148494 A JP 15148494A JP 15148494 A JP15148494 A JP 15148494A JP 3397222 B2 JP3397222 B2 JP 3397222B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ等の負荷を各種
の制御パラメータに基づいて制御する電力変換器の制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インバータによるモータの駆動シ
ステムにおいて、モータの特性に応じた制御パラメータ
(V/F(電圧/周波数)パターン、トルクブースト
量、加減速時間等)としては、例えば定トルク負荷特性
を示す複数のパラメータからなる1種類のパラメータ群
のみが、制御装置内のROM等の補助メモリに予め書き
込まれている。そして、インバータの運転時には、制御
装置内の補助メモリから主メモリに転送された上記パラ
メータ群を用いて、インバータを制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、実際の負荷特性が前記定トルク負荷特性に合致しな
い場合には、顧客側で複数のパラメータを調整、変更し
なくてはならない。特に、1台の制御装置及びインバー
タにより、特性が異なる複数台のモータを切り替えて運
転する場合には、各モータの特性に合わせてその都度、
パラメータを調整、変更する必要が生じ、極めて煩雑で
あった。また、パラメータの調整ミスや変更ミスを生じ
る恐れがあり、制御装置の信頼性を損なうという問題が
あった。
【0004】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、顧客側でのパラメ
ータの調整、変更に伴う煩雑な手間を削減し、しかも信
頼性を向上させ得る電力変換器の制御装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、主メモリ内のパラメータ群を用いて
電力変換器を制御する制御装置において、負荷特性に応
じた複数種類のパラメータ群が各々メモリバンクに記憶
されてなる補助メモリと、複数の前記メモリバンクの中
の一つを選択する選択手段と、この選択手段により選択
されたメモリバンク内のパラメータ群が格納される主メ
モリとを備え、前記選択手段によりどのメモリバンクか
らパラメータ群を選択したかを示す情報をバンク選択情
報として記憶しておき、次回の制御時に前記制御装置を
起動した際に、前記バンク選択情報に基づいてパラメー
タ群を主メモリに呼び出すものである。
【0006】第2の発明は、主メモリ内のパラメータ群
を用いて電力変換器を制御する制御装置において、負荷
特性に応じた複数種類のパラメータ群が各々メモリバン
クに記憶されてなる第1の補助メモリと、複数の前記メ
モリバンクの中から選択された一つのメモリバンク内の
パラメータ群が格納される主メモリと、主メモリ内のパ
ラメータ群の内容を変更してなるパラメータ群が格納さ
れる第2の補助メモリと、複数の前記メモリバンク及び
第2の補助メモリの中から一つを選択してその内容を主
メモリに格納するための選択手段とを備えたものであ
る。
【0007】第3の発明は、主メモリ内のパラメータ群
を用いて電力変換器を制御する制御装置において、負荷
特性に応じた複数種類のパラメータ群が各々メモリバン
クに記憶されてなる第1の補助メモリと、複数の前記メ
モリバンクの中から選択された一つのメモリバンク内の
パラメータ群が格納される主メモリと、主メモリ内のパ
ラメータ群の内容を変更してなるパラメータ群が複数の
メモリバンクのうちの一つに格納される第2の補助メモ
リと、第1及び第2の補助メモリの複数のメモリバンク
の中から一つを選択してその内容を主メモリに格納する
ための第1の選択手段と、主メモリ内のパラメータ群の
格納先を、第2の補助メモリの複数のメモリバンクの中
から選択する第2の選択手段とを備えたものである。
【0008】第4の発明は、主メモリ内のパラメータ群
を用いて電力変換器を制御する制御装置において、負荷
特性に応じた複数種類のパラメータ群が各々メモリバン
クに記憶されてなる第1の補助メモリと、複数の前記メ
モリバンクの中から選択された一つのメモリバンク内の
パラメータ群が格納される主メモリと、選択されたメモ
リバンクをバンク選択情報として記憶する第2の補助メ
モリと、装置の起動時に、バンク選択情報に基づいて選
択したメモリバンク内のパラメータ群を主メモリに格納
するための選択手段とを備えたものである。
【0009】第5の発明は、主メモリ内のパラメータ群
を用いて電力変換器を制御する制御装置において、負荷
特性に応じた複数種類のパラメータ群が各々メモリバン
クに記憶されてなる第1の補助メモリと、複数の前記メ
モリバンクの中から選択された一つのメモリバンク内の
パラメータ群が格納される主メモリと、主メモリ内のパ
ラメータ群の内容を変更してなるパラメータ群が格納さ
れる第3の補助メモリと、第3の補助メモリをバンク選
択情報として記憶する第2の補助メモリと、装置の起動
時に、バンク選択情報に基づいて選択した第3の補助メ
モリ内のパラメータ群を主メモリに格納するための選択
手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】第1の発明では、予想される種々の負荷特性に
応じて補助メモリ内に予め用意した複数種類のパラメー
タ群の中から、顧客が一つを選択し、これを主メモリに
複写して電力変換器の制御に使用する。
【0011】第2の発明では、顧客が選択したパラメー
タ群につきその内容を変更した場合、変更後のパラメー
タ群を第2の補助メモリに格納する。そして、以後はこ
の変更後のパラメータ群についても選択可能とする。ま
た、第3の発明では、内容変更後のパラメータ群を格納
する第2の補助メモリのメモリバンクをも選択可能と
し、制御に使用するパラメータ群の選択に際し、第1及
び第2の補助メモリのすべてのメモリバンクを選択対象
とする。
【0012】第4の発明では、先に選択したメモリバン
クをバンク選択情報として第2の補助メモリに保持して
おき、次回の装置起動時に、上記バンク選択情報に基づ
いて前回選択されたメモリバンク内のパラメータ群が優
先的に主メモリに格納されるようにする。更に、第5の
発明では、内容変更後のパラメータ群を第3の補助メモ
リに格納すると共に、この第3の補助メモリに対応する
バンク選択情報を第2の補助メモリに格納する。そし
て、次回の装置起動時に、上記バンク選択情報に基づい
て第3の補助メモリ内のパラメータ群が優先的に主メモ
リに格納されるようにする。
【0013】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は、第1の発明の実施例を電力変換器としての
インバータと共に示したブロック図であり、この構成
は、後述する第2の発明以下の実施例についても概ね共
通するものである。図において、1は交流電源に接続さ
れた整流器、2は平滑コンデンサ、3はインバータ主回
路、4は負荷としてのモータを示す。
【0014】一方、本発明の制御装置の主要部を示すマ
イコンシステム6において、12は操作パネル13に接
続されたインターフェイス、8はCPU等からなる制御
演算部、7は制御演算部8の出力に基づいてPWM信号
を生成するPWM回路、9はインバータの制御特性を示
す複数のパラメータが一時的に記憶される主メモリ、1
0,11は上記パラメータが予め記憶される第1、第2
の補助メモリである。ここで、主メモリ9は例えば揮発
性RAMにより、第1の補助メモリ10はROMまたは
不揮発性RAMにより、第2の補助メモリ11は不揮発
性RAMにより構成されている。
【0015】なお、PWM回路7から出力されるPWM
信号はドライバ5に入力され、インバータ主回路3を構
成するスイッチング素子に対するオン、オフ信号に変換
されてこれらの信号がインバータ主回路3に供給され
る。
【0016】図2は、第1の発明の実施例における補助
メモリ10または11と主メモリ9との関係を示してい
る。図2において、補助メモリ10または11のメモリ
バンク1〜nには、例えばV/Fパターン、トルクブー
スト量、加速時間というように、予想される負荷特性
(インバータの制御特性)に応じた複数のパラメータか
らなる複数種類のパラメータ群が予め記憶されている。
すなわち、補助メモリ10または11の各メモリバンク
1〜nには、複数のパラメータからなる複数種類のパラ
メータ群が記憶されている。
【0017】また、14は選択スイッチであり、このス
イッチ14は、各メモリバンクと主メモリ9とを選択的
に接続してメモリバンクの内容であるパラメータ群を主
メモリ9に複写するためのものである。このスイッチ1
4は、ハードウェアからなるスイッチや前記制御演算部
8の動作によるソフトウェア的な選択切替操作により実
現される。何れにしても、選択スイッチ14により何れ
のメモリバンク(つまりパラメータ群)を主メモリ9に
複写するかは、顧客が任意に選択可能である。
【0018】上記構成において、顧客は使用するモータ
4等の特性に応じたパラメータ群を選択して選択スイッ
チ14を介し主メモリ9に複写すればよく、以後は、制
御演算部8がこのパラメータ群を読み出してインバータ
を制御する。従って、顧客は負荷特性が変化するたびに
複数のパラメータを自ら調整、変更する手間がなくな
り、単なる選択スイッチ14の操作だけで所望のパラメ
ータ群を設定することができる。
【0019】次いで、図3は第2の発明の実施例の主要
部を示すものである。この実施例は、第1の補助メモリ
10が複数種類のパラメータ群を記憶するメモリバンク
1〜nを備え、前記同様に選択スイッチ14によりこれ
らのパラメータ群のうちの何れかを選択して主メモリ9
に複写可能となっている。そして、主メモリ9に複写さ
れたパラメータ群を対象として顧客が必要に応じパラメ
ータを変更し、この変更されたパラメータ群が制御演算
部8の動作により第2の補助メモリ11に格納されるも
のである。補助メモリ11は1メモリバンク分の記憶容
量を持ち、前記選択スイッチ14は、この補助メモリ1
1の内容であるパラメータ群をも選択可能となってい
る。
【0020】この実施例によれば、第1の補助メモリ1
0に予め記憶されているパラメータ群では適合しない特
性の負荷を運転する場合、この負荷に適合するように自
ら調整、変更したパラメータ群を補助メモリ11内に常
に保有することができるので、このような負荷を運転す
る度にパラメータの調整や変更に煩わされる心配がな
い。
【0021】図4は、第3の発明の実施例の主要部を示
すものである。この実施例では、第1及び第2の補助メ
モリ10,11が複数種類のパラメータ群を記憶するメ
モリバンク1〜nを備えている。また、第1の選択スイ
ッチ14によって第1の補助メモリ10のパラメータ群
のうちの何れかを選択して主メモリ9に複写可能となっ
ている。更に、主メモリ9と第2の補助メモリ11との
間には第2の選択スイッチ15が接続され、この選択ス
イッチ15により、主メモリ9内のパラメータ群を補助
メモリ11のどのメモリバンクに格納するか、つまりパ
ラメータ群の格納先を選択できるように構成されてい
る。
【0022】この実施例では、第1の選択スイッチ14
を介して第1の補助メモリ10から複写したパラメータ
群を主メモリ9に一旦格納し、負荷特性に応じて必要な
変更を行なった後のパラメータ群を、第2の選択スイッ
チ15の操作により、第2の補助メモリ11内で顧客が
所望するメモリバンクに格納することができる。そし
て、この第2の補助メモリ11のメモリバンクについて
も、第1の選択スイッチ14により主メモリ9への複写
を選択可能としている。
【0023】これにより、第1の補助メモリ10に格納
された既存のパラメータ群の修正版を第2の補助メモリ
11のメモリバンクに格納しておけば、個々の顧客が希
望する独自のパラメータ群を常に保有することができ
る。従って、顧客にとっては、第1の補助メモリ10内
の基本的なパラメータ群と第2の補助メモリ11内の修
正されたパラメータ群との双方を任意に選択、使用でき
ることとなる。よって、例えば1台のインバータにより
複数種類の負荷を切り替えて運転する場合の多種多様な
負荷特性にも対応することができる。
【0024】次に、図5は第4の発明の実施例の主要部
を示している。この実施例では、選択スイッチ14を介
して第1の補助メモリ10から複写したパラメータ群を
主メモリ9に格納し、このパラメータ群を使用してイン
バータを制御する。同時に、主メモリ9に格納されたパ
ラメータ群の内容に基づき、選択スイッチ14によって
第1の補助メモリ10内のどのメモリバンクが選択され
たかを示すバンク選択情報を生成してこの情報のみを第
2の補助メモリ11に格納する。なお、このバンク選択
情報は選択スイッチ14の動作に基づいて生成しても良
い。
【0025】このように第2の補助メモリ11は、前回
の制御時におけるバンク選択情報を記憶しているので、
次回の制御時にインバータ制御装置の電源をオンして起
動した際に前記バンク選択情報を用いて選択スイッチ1
4を操作することにより、前回と同じメモリバンク内の
パラメータ群を用いてインバータを制御することができ
る。このため、同一の負荷をインバータにより繰返し運
転するような場合、制御装置の起動と同時に前回と同一
のパラメータ群が主メモリ9に格納されることになり、
その都度パラメータ群を設定する手間を省くことができ
る。
【0026】図6は、第5の発明の実施例の主要部を示
している。この実施例は、図5の構成に第3の補助メモ
リ16を付加したもので、補助メモリ16は1メモリバ
ンク分の記憶容量を備えた不揮発性RAMからなってい
る。この補助メモリ16は主メモリ9の出力側に直接接
続され、かつ、選択スイッチ14を介して主メモリ9の
入力側と接続可能である。
【0027】本実施例では、第1の補助メモリ10から
選択スイッチ14を介して一旦記憶した主メモリ9内の
パラメータ群に対し、顧客がパラメータを変更した場
合、この変更されたパラメータ群が第3の補助メモリ1
6に格納される。同時に、第3の補助メモリ16を示す
バンク選択情報が第2の補助メモリ11に記憶される。
このバンク選択情報は選択スイッチ14の動作に基づい
て生成しても良い。
【0028】これにより、第3の補助メモリ16には、
前回の制御時に変更して使用されたパラメータ群が記憶
され、かつ、第2の補助メモリ11には第3の補助メモ
リ16を示すバンク選択情報が記憶される。このため、
次回の制御時にインバータ制御装置を起動した際に、前
記バンク選択情報を用いて選択スイッチ14を操作する
ことにより、前回と同じパラメータ群(第3の補助メモ
リ16内のパラメータ群)を用いてインバータを制御す
ることができる。
【0029】従って、もともと第1の補助メモリ10の
メモリバンクに格納されているパラメータ群を変更して
使用する必要があり、しかも、同一の負荷をインバータ
により繰返し運転するような場合には、その都度パラメ
ータ群を変更して設定する手間を省くことができる。な
お、本実施例において、第1の補助メモリ10のメモリ
バンクから主メモリ9に複写したパラメータ群を変更し
ないで用いる場合には、当該メモリバンクを示すバンク
選択情報を第2の補助メモリ11に格納することによ
り、図5の実施例と実質的に同一の機能を果たす。
【0030】前述した第1の発明の実施例において、図
2の選択スイッチ14により第1または第2の補助メモ
リ10または11のうちどのメモリバンクからパラメー
タ群を選択したか、言い換えれば選択スイッチ14の状
態は、バイナリコード等により記憶しておくことが可能
である。すなわち、このバイナリコード等をバンク選択
情報として適宜記憶しておけば、次回の制御時にインバ
ータ制御装置を起動した際に、バンク選択情報に基づい
て同一のパラメータ群を主メモリ9に呼び出すことがで
きる。これにより、第1の発明の実施例においても、同
一の負荷をインバータにより繰返し運転する場合に、そ
の都度、パラメータ群を設定する手間を省くことができ
る。
【0031】上記各実施例ではインバータの制御装置に
本発明を適用した場合につき説明したが、本発明はチョ
ッパやサイクロコンバータ等、各種電力変換器の制御装
置にも適用可能である。また、各実施例において、第1
ないし第3の補助メモリにはEP−ROMやEEP−R
OM等の半導体不揮発性メモリを使用することも可能で
あり、半導体メモリ以外に磁気的な不揮発性メモリを用
いても良い。
【0032】
【発明の効果】以上のように、第1の発明においては、
種々の負荷特性に応じて補助メモリ内に予め用意した複
数種類のパラメータ群の中から顧客が一つを選択し、こ
れを主メモリに複写して電力変換器の制御に使用するた
め、顧客が自らパラメータを調整、変更する手間を削減
することができ、調整等に伴って人為的なミスが生じる
恐れもない。また、補助メモリ上のパラメータ群を主メ
モリに転送するのに必要な時間は、例えば1データ当た
り数マイクロ秒〜数十マイクロ秒と短いため、実用上何
ら支障はない。
【0033】第2の発明においては、顧客が選択したパ
ラメータ群につきその内容を変更した場合、変更後のパ
ラメータ群を第2の補助メモリに格納することにより、
以後はこの変更後のパラメータ群についても選択可能と
し、また、第3の発明においては、内容変更後のパラメ
ータ群を格納する第2の補助メモリのメモリバンクをも
選択可能とし、制御に使用するパラメータ群の選択に際
して第1及び第2の補助メモリのすべてのメモリバンク
を選択対象としたものである。これらの発明により、負
荷に適合するように顧客が自ら調整、変更したパラメー
タ群を常に保有することができ、運転の度にパラメータ
の調整や変更に煩わされる心配がないと共に、特に第3
の発明では、1台の電力変換器により複数種類の負荷を
切り替えて運転する場合の多種多様な負荷特性にも対応
することができる。
【0034】第4の発明においては、装置起動時に、補
助メモリ内のバンク選択情報に基づいて前回選択された
メモリバンク内のパラメータ群が優先的に主メモリに格
納され、また、第5の発明では、内容変更後のパラメー
タ群が補助メモリに格納されており、このパラメータ群
が、装置起動時にバンク選択情報に基づいて優先的に主
メモリに格納されるものである。従って、同一の負荷を
インバータにより繰返し運転するような場合、前回と同
一のパラメータ群を優先的に使用することができるよう
になり、運転の度にパラメータ群を設定、変更する煩雑
な手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例の全体構成を示すブロック
図である。
【図2】第1の発明の実施例における主要部の説明図で
ある。
【図3】第2の発明の実施例における主要部の説明図で
ある。
【図4】第3の発明の実施例における主要部の説明図で
ある。
【図5】第4の発明の実施例における主要部の説明図で
ある。
【図6】第5の発明の実施例における主要部の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 整流器 2 平滑コンデンサ 3 インバータ主回路 4 モータ 5 ドライバ 6 マイコンシステム 7 PWM回路 8 制御演算部 9 主メモリ 10 第1の補助メモリ 11 第2の補助メモリ 12 インターフェイス 13 操作パネル 14,15 選択スイッチ 16 第3の補助メモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−300792(JP,A) 特開 平6−22595(JP,A) 特開 平5−211731(JP,A) 特開 平5−241951(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 H02M 1/08 H02P 5/00 H02P 7/63

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主メモリ内のパラメータ群を用いて電力変
    換器を制御する制御装置において、 負荷特性に応じた複数種類のパラメータ群が各々メモリ
    バンクに記憶されてなる補助メモリと、 複数の前記メモリバンクの中の一つを選択する選択手段
    と、 この選択手段により選択されたメモリバンク内のパラメ
    ータ群が格納される主メモリとを備え 前記選択手段によりどのメモリバンクからパラメータ群
    を選択したかを示す情報をバンク選択情報として記憶し
    ておき、次回の制御時に前記制御装置を起動した際に、
    前記バンク選択情報に基づいてパラメータ群を主メモリ
    に呼び出す ことを特徴とする電力変換器の制御装置。
  2. 【請求項2】 主メモリ内のパラメータ群を用いて電力
    変換器を制御する制御装置において、 負荷特性に応じた複数種類のパラメータ群が各々メモリ
    バンクに記憶されてなる第1の補助メモリと、 複数の前記メモリバンクの中から選択された一つのメモ
    リバンク内のパラメータ群が格納される主メモリと、 主メモリ内のパラメータ群の内容を変更してなるパラメ
    ータ群が格納される第2の補助メモリと、 複数の前記メモリバンク及び第2の補助メモリの中から
    一つを選択してその内容を主メモリに格納するための選
    択手段と、 を備えたことを特徴とする電力変換器の制御装置。
  3. 【請求項3】 主メモリ内のパラメータ群を用いて電力
    変換器を制御する制御装置において、 負荷特性に応じた複数種類のパラメータ群が各々メモリ
    バンクに記憶されてなる第1の補助メモリと、 複数の前記メモリバンクの中から選択された一つのメモ
    リバンク内のパラメータ群が格納される主メモリと、 主メモリ内のパラメータ群の内容を変更してなるパラメ
    ータ群が複数のメモリバンクのうちの一つに格納される
    第2の補助メモリと、 第1及び第2の補助メモリの複数のメモリバンクの中か
    ら一つを選択してその内容を主メモリに格納するための
    第1の選択手段と、 主メモリ内のパラメータ群の格納先を、第2の補助メモ
    リの複数のメモリバンクの中から選択する第2の選択手
    段と、 を備えたことを特徴とする電力変換器の制御装置。
  4. 【請求項4】 主メモリ内のパラメータ群を用いて電力
    変換器を制御する制御装置において、 負荷特性に応じた複数種類のパラメータ群が各々メモリ
    バンクに記憶されてなる第1の補助メモリと、 複数の前記メモリバンクの中から選択された一つのメモ
    リバンク内のパラメータ群が格納される主メモリと、 選択されたメモリバンクをバンク選択情報として記憶す
    る第2の補助メモリと、 装置の起動時に、バンク選択情報に基づいて選択したメ
    モリバンク内のパラメータ群を主メモリに格納するため
    の選択手段と、 を備えたことを特徴とする電力変換器の制御装置。
  5. 【請求項5】 主メモリ内のパラメータ群を用いて電力
    変換器を制御する制御装置において、 負荷特性に応じた複数種類のパラメータ群が各々メモリ
    バンクに記憶されてなる第1の補助メモリと、 複数の前記メモリバンクの中から選択された一つのメモ
    リバンク内のパラメータ群が格納される主メモリと、 主メモリ内のパラメータ群の内容を変更してなるパラメ
    ータ群が格納される第3の補助メモリと、 第3の補助メモリをバンク選択情報として記憶する第2
    の補助メモリと、 装置の起動時に、バンク選択情報に基づいて選択した第
    3の補助メモリ内のパラメータ群を主メモリに格納する
    ための選択手段と、 を備えたことを特徴とする電力変換器の制御装置。
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