JP3394764B2 - ステレオスライドビューワ - Google Patents
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- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B30/00—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
- G02B30/20—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
- G02B30/34—Stereoscopes providing a stereoscopic pair of separated images corresponding to parallactically displaced views of the same object, e.g. 3D slide viewers
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/54—Accessories
- G03B21/64—Means for mounting individual pictures to be projected, e.g. frame for transparency
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
- Viewfinders (AREA)
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステレオスライ
ドビューワに関し、特にステレオスライドマウントの装
填及び位置決めを良好にするためスライドマウントホル
ダ部の形状を改良したステレオスライドビューワに関す
るものである。
ドビューワに関し、特にステレオスライドマウントの装
填及び位置決めを良好にするためスライドマウントホル
ダ部の形状を改良したステレオスライドビューワに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】此種
ステレオスライドマウント及びステレオスライドビュー
ワを本出願人は、先に出願（特願平１１−２７３３１
５）しており、該先願を図４乃至図９に従って説明す
る。
ステレオスライドマウント及びステレオスライドビュー
ワを本出願人は、先に出願（特願平１１−２７３３１
５）しており、該先願を図４乃至図９に従って説明す
る。
【０００３】図４に於て、１はステレオスライドビュー
ワを示し、該ステレオスライドビューワ１は溝形のスラ
イドマウントホルダ部２の後方に左右一対の接眼レンズ
３Ｌ，３Ｒを設け、該スライドマウントホルダ部２の前
方に照明電球４と円弧形の反射板５とを配置してあり、
該照明電球４を点灯し、該反射板５によって前記スライ
ドマウントホルダ部２の背面へ光を照射するように構成
されている。又、前記左右の接眼レンズ３Ｌ，３Ｒの接
眼レンズホルダ６Ｌ，６Ｒは、その光軸間距離と光軸方
向の焦点調節が可能な構造となっている。
ワを示し、該ステレオスライドビューワ１は溝形のスラ
イドマウントホルダ部２の後方に左右一対の接眼レンズ
３Ｌ，３Ｒを設け、該スライドマウントホルダ部２の前
方に照明電球４と円弧形の反射板５とを配置してあり、
該照明電球４を点灯し、該反射板５によって前記スライ
ドマウントホルダ部２の背面へ光を照射するように構成
されている。又、前記左右の接眼レンズ３Ｌ，３Ｒの接
眼レンズホルダ６Ｌ，６Ｒは、その光軸間距離と光軸方
向の焦点調節が可能な構造となっている。
【０００４】更に、前記スライドマウントホルダ部２内
には図５に示すステレオスライドマウント７が装填自在
となっており、該ステレオスライドマウント７の前後方
向を位置決めするため、前記スライドマウントホルダ部
２の前部壁面２ａには板バネ８が設けられ、該板バネ８
によって該ステレオスライドマウント７は前記スライド
マウントホルダ部２の後部壁面２ｂに圧接される。
には図５に示すステレオスライドマウント７が装填自在
となっており、該ステレオスライドマウント７の前後方
向を位置決めするため、前記スライドマウントホルダ部
２の前部壁面２ａには板バネ８が設けられ、該板バネ８
によって該ステレオスライドマウント７は前記スライド
マウントホルダ部２の後部壁面２ｂに圧接される。
【０００５】又、前記左右の接眼レンズ３Ｌ，３Ｒの中
間であって、該接眼レンズ３Ｌ，３Ｒの視野外にフィル
ムピッチ調節装置９が配置されている。該フィルムピッ
チ調節装置９は、該フィルムピッチ調節装置９のヘリカ
ルカム１０Ｌ，１０Ｒを回転させて前記スライドマウン
トホルダ部２内に装填された前記ステレオスライドマウ
ント７の左右フィルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒの間隔を調
節する。尚、前記ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒは側面視
略半円形に形成され、初期位置に於て該ヘリカルカム１
０Ｌ，１０Ｒが前記スライドマウントホルダ部２内に侵
入しないように構成されている。
間であって、該接眼レンズ３Ｌ，３Ｒの視野外にフィル
ムピッチ調節装置９が配置されている。該フィルムピッ
チ調節装置９は、該フィルムピッチ調節装置９のヘリカ
ルカム１０Ｌ，１０Ｒを回転させて前記スライドマウン
トホルダ部２内に装填された前記ステレオスライドマウ
ント７の左右フィルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒの間隔を調
節する。尚、前記ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒは側面視
略半円形に形成され、初期位置に於て該ヘリカルカム１
０Ｌ，１０Ｒが前記スライドマウントホルダ部２内に侵
入しないように構成されている。
【０００６】次にフィルムピッチ調整作業及びフィルム
のマウントの手順を説明する。前記ステレオスライドマ
ウント７のベースフレーム１２に２枚の前記左右フィル
ムホルダ１１Ｌ，１１Ｒを載置し、該左右フィルムホル
ダ１１Ｌ，１１Ｒを相互に最接近させて該フィルムホル
ダ１１Ｌ，１１Ｒ上にフィルム１３Ｌ，１３Ｒを取付け
る。尚、前記ベースフレーム１２は左右の窓１４Ｌ，１
４Ｒを備え、且つ、前記左右フィルムホルダ１１Ｌ，１
１Ｒは夫々窓１５Ｌ，１５Ｒを備え、前記照明電球４の
光が前記フィルム１３Ｌ，１３Ｒに届くように構成され
ている。
のマウントの手順を説明する。前記ステレオスライドマ
ウント７のベースフレーム１２に２枚の前記左右フィル
ムホルダ１１Ｌ，１１Ｒを載置し、該左右フィルムホル
ダ１１Ｌ，１１Ｒを相互に最接近させて該フィルムホル
ダ１１Ｌ，１１Ｒ上にフィルム１３Ｌ，１３Ｒを取付け
る。尚、前記ベースフレーム１２は左右の窓１４Ｌ，１
４Ｒを備え、且つ、前記左右フィルムホルダ１１Ｌ，１
１Ｒは夫々窓１５Ｌ，１５Ｒを備え、前記照明電球４の
光が前記フィルム１３Ｌ，１３Ｒに届くように構成され
ている。
【０００７】更に、該フィルム１３Ｌ，１３Ｒを載置し
た前記ベースフレーム１２に図６に示す視準パターンマ
スク１６を取付ける。該視準パターンマスク１６は中央
に前記ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒを出入自在にする四
角い窓１７が設けられると共に、左右の透明窓１８Ｌ，
１８Ｒを備え、該透明窓１８Ｌ，１８Ｒの裏面に複数の
縦線を主とした同一の視準パターンＣＰ，ＣＰ…がプリ
ントされている。
た前記ベースフレーム１２に図６に示す視準パターンマ
スク１６を取付ける。該視準パターンマスク１６は中央
に前記ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒを出入自在にする四
角い窓１７が設けられると共に、左右の透明窓１８Ｌ，
１８Ｒを備え、該透明窓１８Ｌ，１８Ｒの裏面に複数の
縦線を主とした同一の視準パターンＣＰ，ＣＰ…がプリ
ントされている。
【０００８】次に、前記視準パターンマスク１６を取付
けた前記ベースフレーム１２を図４に示す前記ステレオ
スライドビューワ１の前記スライドマウントホルダ部２
へ装填する。
けた前記ベースフレーム１２を図４に示す前記ステレオ
スライドビューワ１の前記スライドマウントホルダ部２
へ装填する。
【０００９】そして、該ステレオスライドビューワ１の
前記接眼レンズ３Ｌ，３Ｒを通しての立体視の下に前記
視準パターンマスク１６の視準パターンＣＰ，ＣＰ…の
像に対する前記フィルム１３Ｌ，１３Ｒの画像の遠近感
を観察する。画像が視準パターンＣＰ，ＣＰ…と同一平
面、又は該視準パターンＣＰ，ＣＰ…の奥に見える状態
であれば、そのステレオスライドマウント７のフィルム
ピッチは適正であり、フィルムピッチの調整は不要であ
る。
前記接眼レンズ３Ｌ，３Ｒを通しての立体視の下に前記
視準パターンマスク１６の視準パターンＣＰ，ＣＰ…の
像に対する前記フィルム１３Ｌ，１３Ｒの画像の遠近感
を観察する。画像が視準パターンＣＰ，ＣＰ…と同一平
面、又は該視準パターンＣＰ，ＣＰ…の奥に見える状態
であれば、そのステレオスライドマウント７のフィルム
ピッチは適正であり、フィルムピッチの調整は不要であ
る。
【００１０】フィルムピッチが適正でない場合は、前記
ステレオスライドビューワ１のノブ１９を回転してフィ
ルムピッチを調整する。即ち、該ノブ１９を時計方向へ
回転すると、前記ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒが初期位
置から回転して前記スライドマウントホルダ部２内に侵
入し、該ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒのカム面１０ａ
Ｌ，１０ａＲの先端が前記２枚のフィルムホルダ１１
Ｌ，１１Ｒの間に入り、該カム面１０ａＬ，１０ａＲが
該フィルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒを外側へ押し、該フィ
ルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒの間隔が拡大していく。
ステレオスライドビューワ１のノブ１９を回転してフィ
ルムピッチを調整する。即ち、該ノブ１９を時計方向へ
回転すると、前記ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒが初期位
置から回転して前記スライドマウントホルダ部２内に侵
入し、該ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒのカム面１０ａ
Ｌ，１０ａＲの先端が前記２枚のフィルムホルダ１１
Ｌ，１１Ｒの間に入り、該カム面１０ａＬ，１０ａＲが
該フィルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒを外側へ押し、該フィ
ルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒの間隔が拡大していく。
【００１１】この時、前記フィルム１３Ｌ，１３Ｒの画
面の外側縁部が前記視準パターンマスク１６の前記透明
窓１８Ｌ，１８Ｒの縁によってマスクされる面積が増大
し、視準パターンＣＰ，ＣＰ…の像に対して立体画像の
距離が遠方へ後退していく。そして、立体画像が視準パ
ターンＣＰ，ＣＰ…と同一平面、又は視準パターンＣ
Ｐ，ＣＰ…の奥に見える状態となった時が最適なフィル
ムピッチであり、この時、前記ノブ１９を逆回転して前
記ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒを初期位置へ戻す。尚、
この時、前記フィルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒは最適なフ
ィルムピッチ位置に保持される。
面の外側縁部が前記視準パターンマスク１６の前記透明
窓１８Ｌ，１８Ｒの縁によってマスクされる面積が増大
し、視準パターンＣＰ，ＣＰ…の像に対して立体画像の
距離が遠方へ後退していく。そして、立体画像が視準パ
ターンＣＰ，ＣＰ…と同一平面、又は視準パターンＣ
Ｐ，ＣＰ…の奥に見える状態となった時が最適なフィル
ムピッチであり、この時、前記ノブ１９を逆回転して前
記ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒを初期位置へ戻す。尚、
この時、前記フィルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒは最適なフ
ィルムピッチ位置に保持される。
【００１２】次に、前記ステレオスライドマウント７を
前記スライドマウントホルダ部２から取り出して前記ベ
ースフレーム１２から前記視準パターンマスク１６を取
り外し、代わりに図７に示す２つの窓２０Ｌ，２０Ｒを
備えたカバーフレーム２１を装填すると最適なフィルム
ピッチのステレオスライドマウント７が完成する。
前記スライドマウントホルダ部２から取り出して前記ベ
ースフレーム１２から前記視準パターンマスク１６を取
り外し、代わりに図７に示す２つの窓２０Ｌ，２０Ｒを
備えたカバーフレーム２１を装填すると最適なフィルム
ピッチのステレオスライドマウント７が完成する。
【００１３】完成したステレオスライドマウント７は前
記ステレオスライドビューワ１の前記スライドマウント
ホルダ部２に装填して鑑賞することができ、鑑賞時に前
記ノブ１９を回転したとしても、前記フィルムホルダ１
１Ｌ，１１Ｒは前記カバーフレーム２１によって遮蔽さ
れているため、該フィルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒに前記
ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒが接することがなく、フィ
ルムピッチが変動することはない。
記ステレオスライドビューワ１の前記スライドマウント
ホルダ部２に装填して鑑賞することができ、鑑賞時に前
記ノブ１９を回転したとしても、前記フィルムホルダ１
１Ｌ，１１Ｒは前記カバーフレーム２１によって遮蔽さ
れているため、該フィルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒに前記
ヘリカルカム１０Ｌ，１０Ｒが接することがなく、フィ
ルムピッチが変動することはない。
【００１４】又、前述のフィルムピッチの調整時に、フ
ィルムピッチが最適ピッチを通り越して過大となり、立
体画像が視準パターンＣＰ，ＣＰ…よりも極めて遠方に
見える状態となった時は、フィルムピッチを再調整す
る。この時は前記ノブ１９を逆回転して前記ヘリカルカ
ム１０Ｌ，１０Ｒを初期位置へ戻し、前記ステレオスラ
イドマウント７を前記スライドマウントホルダ部２から
取り出して前記左右のフィルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒが
お互いに最も接近する位置へスライドさせ、再装填した
後、前記ノブ１９を回転してフィルムピッチ調整をやり
直す。
ィルムピッチが最適ピッチを通り越して過大となり、立
体画像が視準パターンＣＰ，ＣＰ…よりも極めて遠方に
見える状態となった時は、フィルムピッチを再調整す
る。この時は前記ノブ１９を逆回転して前記ヘリカルカ
ム１０Ｌ，１０Ｒを初期位置へ戻し、前記ステレオスラ
イドマウント７を前記スライドマウントホルダ部２から
取り出して前記左右のフィルムホルダ１１Ｌ，１１Ｒが
お互いに最も接近する位置へスライドさせ、再装填した
後、前記ノブ１９を回転してフィルムピッチ調整をやり
直す。
【００１５】尚、前記ステレオスライドビューワ１はフ
ィルムピッチ調節装置９を装備したステレオスライドビ
ューワであるが、該ステレオスライドビューワ１の他に
フィルムピッチ調節装置を備えず主として鑑賞用として
用いられる比較的安価なステレオスライドビューワ（図
示せず）も広く知られている。
ィルムピッチ調節装置９を装備したステレオスライドビ
ューワであるが、該ステレオスライドビューワ１の他に
フィルムピッチ調節装置を備えず主として鑑賞用として
用いられる比較的安価なステレオスライドビューワ（図
示せず）も広く知られている。
【００１６】図８（ａ）は前記ステレオスライドマウン
ト７を示し、該ステレオスライドマウント７は前記フィ
ルムピッチ調節装置９を備えたステレオスライドビュー
ワ１及びフィルムピッチ調節装置を備えず鑑賞用として
用いられるステレオスライドビューワの何れにも装填す
るものであり、詳細には左右両側端部が円弧状に形成さ
れており、該ステレオスライドマウント７の縦寸法を
Ｈ、横の最小寸法をＷａ、横の最大寸法をＷｄ、前記左
右両側端部の円弧の半径をｒとすると Ｗｄ＝｛（Ｗａ）2＋（Ｈ）2｝1/2 ｒ＝〔｛（Ｗａ）2＋（Ｈ）2｝1/2〕／２ の関係に形成されている。
ト７を示し、該ステレオスライドマウント７は前記フィ
ルムピッチ調節装置９を備えたステレオスライドビュー
ワ１及びフィルムピッチ調節装置を備えず鑑賞用として
用いられるステレオスライドビューワの何れにも装填す
るものであり、詳細には左右両側端部が円弧状に形成さ
れており、該ステレオスライドマウント７の縦寸法を
Ｈ、横の最小寸法をＷａ、横の最大寸法をＷｄ、前記左
右両側端部の円弧の半径をｒとすると Ｗｄ＝｛（Ｗａ）2＋（Ｈ）2｝1/2 ｒ＝〔｛（Ｗａ）2＋（Ｈ）2｝1/2〕／２ の関係に形成されている。
【００１７】一方、図８（ｂ）は別の矩形ステレオスラ
イドマウント７´を示し、該ステレオスライドマウント
７´はフィルムピッチ調節装置を備えず主として鑑賞用
として用いられるステレオスライドビューワに装填され
るものであり、矩形状に形成され、縦寸法がＨであり、
横寸法が前記ステレオスライドマウント７の横最小寸法
Ｗａと同寸法であるＷｂに形成されている。
イドマウント７´を示し、該ステレオスライドマウント
７´はフィルムピッチ調節装置を備えず主として鑑賞用
として用いられるステレオスライドビューワに装填され
るものであり、矩形状に形成され、縦寸法がＨであり、
横寸法が前記ステレオスライドマウント７の横最小寸法
Ｗａと同寸法であるＷｂに形成されている。
【００１８】そして、図９に示すスライドマウントホル
ダ部２は、前記フィルムピッチ調節装置９を備えたステ
レオスライドビューワ１及びフィルムピッチ調節装置を
備えず鑑賞用として用いられるステレオスライドビュー
ワの何れにも設けられるものであり、且つ、前記ステレ
オスライドマウント７及び７´の双方を装填可能とする
ものであり、該スライドマウントホルダ部２の左右内壁
部は平行で、且つ、該左右内壁部間寸法Ｗｇが横寸法の
大きい前記ステレオスライドマウント７の横最大寸法Ｗ
ｄと略同寸法になるように形成されている。
ダ部２は、前記フィルムピッチ調節装置９を備えたステ
レオスライドビューワ１及びフィルムピッチ調節装置を
備えず鑑賞用として用いられるステレオスライドビュー
ワの何れにも設けられるものであり、且つ、前記ステレ
オスライドマウント７及び７´の双方を装填可能とする
ものであり、該スライドマウントホルダ部２の左右内壁
部は平行で、且つ、該左右内壁部間寸法Ｗｇが横寸法の
大きい前記ステレオスライドマウント７の横最大寸法Ｗ
ｄと略同寸法になるように形成されている。
【００１９】従って、前記円弧形ステレオスライドマウ
ント７は図９（ａ）に示す如く前記スライドマウントホ
ルダ部２内に円滑に装填され、且つ、該スライドマウン
トホルダ部２の左右内壁部に前記ステレオスライドマウ
ント７の横最大寸法部位が接触することにより容易に位
置決めされる。
ント７は図９（ａ）に示す如く前記スライドマウントホ
ルダ部２内に円滑に装填され、且つ、該スライドマウン
トホルダ部２の左右内壁部に前記ステレオスライドマウ
ント７の横最大寸法部位が接触することにより容易に位
置決めされる。
【００２０】然しながら、図９（ｂ）に示す如く、前記
矩形ステレオスライドマウント７´は横寸法Ｗｂが前記
スライドマウントホルダ部２の左右内壁部間寸法Ｗｇよ
り短いため、該スライドマウントホルダ部２に位置決め
のためのアダプター２２が必要となる。従って、前記ス
テレオスライドマウント７´を用いる場合には該アダプ
ター２２による費用が嵩む上に、該ステレオスライドマ
ウント７´と交換して前記ステレオスライドマウント７
を使用する場合には該アダプター２２を取り外さなけれ
ばならず、且つ、該アダプター２２を保管しなければな
らない等の煩雑な問題が発生する。
矩形ステレオスライドマウント７´は横寸法Ｗｂが前記
スライドマウントホルダ部２の左右内壁部間寸法Ｗｇよ
り短いため、該スライドマウントホルダ部２に位置決め
のためのアダプター２２が必要となる。従って、前記ス
テレオスライドマウント７´を用いる場合には該アダプ
ター２２による費用が嵩む上に、該ステレオスライドマ
ウント７´と交換して前記ステレオスライドマウント７
を使用する場合には該アダプター２２を取り外さなけれ
ばならず、且つ、該アダプター２２を保管しなければな
らない等の煩雑な問題が発生する。
【００２１】そこで、ステレオスライドビューワに於
て、矩形のステレオスライドマウント及び左右両側端部
が円弧形のステレオスライドマウントをアダプターを用
いることなくスライドマウントホルダ部に円滑に装填
し、且つ、位置決めできるようにするために解決すべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を
解決することを目的とする。
て、矩形のステレオスライドマウント及び左右両側端部
が円弧形のステレオスライドマウントをアダプターを用
いることなくスライドマウントホルダ部に円滑に装填
し、且つ、位置決めできるようにするために解決すべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を
解決することを目的とする。
【００２２】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、左右の接眼レンズを
備えると共に、該左右の接眼レンズの前方に矩形のステ
レオスライドマウント及び該ステレオスライドマウント
と同じ装填先端部左右長さを有し、且つ、左右両側端部
が円弧形のステレオスライドマウントを選択的に装填す
るための溝状のスライドマウントホルダ部を設けたステ
レオスライドビューワに於て、前記スライドマウントホ
ルダ部の左右内壁部を前記ステレオスライドマウントの
装填方向に狭くなるように斜設し、且つ、該スライドマ
ウントホルダ部内底部の左右内壁部間を、前記矩形のス
テレオスライドマウント及び左右両側端部が円弧形のス
テレオスライドマウント双方の装填先端部左右長さと略
同寸法となるように形成し、前記スライドマウントホル
ダ部内底部の左右内壁部で前記ステレオスライドマウン
ト装填先端部を位置決めするように構成したステレオス
ライドビューワ、及び、左右の接眼レンズを備えると共
に、該左右の接眼レンズの前方に矩形のステレオスライ
ドマウント及び該ステレオスライドマウントと同じ装填
先端部左右長さを有し、且つ、左右両側端部が円弧形の
ステレオスライドマウントを選択的に装填するための溝
状のスライドマウントホルダ部を設けたステレオスライ
ドビューワに於て、前記スライドマウントホルダ部の左
右内壁部を前記ステレオスライドマウントの装填口から
装填方向所定長さに及んで略平行に又は装填方向に狭く
なるように斜設して形成すると共に、該所定長さ位置か
ら装填方向に更に狭くなるように斜設し、且つ、該スラ
イドマウントホルダ部内底部の左右内壁部間を、前記矩
形のステレオスライドマウント及び左右両側端部が円弧
形のステレオスライドマウント双方の装填先端部左右長
さと略同寸法となるように形成し、前記スライドマウン
トホルダ部内底部の左右内壁部で前記矩形のステレオス
ライドマウントの装填先端部を位置決めすると共に、前
記円弧形のステレオスライドマウントの両端を前記所定
長さ間の左右内壁部で位置決めするように構成したステ
レオスライドビューワ、並びに、左右の接眼レンズを備
えると共に、該左右の接眼レンズの前方に矩形のステレ
オスライドマウント及び該ステレオスライドマウントと
同じ装填先端部 左右長さを有し、且つ、左右両側端部が
円弧形のステレオスライドマウントを選択的に装填する
ための溝状のスライドマウントホルダ部を設けたステレ
オスライドビューワに於て、前記スライドマウントホル
ダ部の左右内壁部を、前記矩形のステレオスライドマウ
ント及び左右両側端部が円弧形のステレオスライドマウ
ント双方の装填口から装填方向所定長さに及んで内方に
突出する曲線状に形成すると共に、該所定長さ位置から
装填方向に狭くなるように斜設し、且つ、該スライドマ
ウントホルダ部内底部の左右内壁部間を前記ステレオス
ライドマウントの装填先端部左右長さと略同寸法となる
ように形成し、前記スライドマウントホルダ部内底部の
左右内壁部で前記矩形のステレオスライドマウントの装
填先端部を位置決めすると共に、前記円弧形のステレオ
スライドマウントの両端を前記所定長さ間の曲線状左右
内壁部で位置決めするように構成したステレオスライド
ビューワを提供するものである。
するために提案されたものであり、左右の接眼レンズを
備えると共に、該左右の接眼レンズの前方に矩形のステ
レオスライドマウント及び該ステレオスライドマウント
と同じ装填先端部左右長さを有し、且つ、左右両側端部
が円弧形のステレオスライドマウントを選択的に装填す
るための溝状のスライドマウントホルダ部を設けたステ
レオスライドビューワに於て、前記スライドマウントホ
ルダ部の左右内壁部を前記ステレオスライドマウントの
装填方向に狭くなるように斜設し、且つ、該スライドマ
ウントホルダ部内底部の左右内壁部間を、前記矩形のス
テレオスライドマウント及び左右両側端部が円弧形のス
テレオスライドマウント双方の装填先端部左右長さと略
同寸法となるように形成し、前記スライドマウントホル
ダ部内底部の左右内壁部で前記ステレオスライドマウン
ト装填先端部を位置決めするように構成したステレオス
ライドビューワ、及び、左右の接眼レンズを備えると共
に、該左右の接眼レンズの前方に矩形のステレオスライ
ドマウント及び該ステレオスライドマウントと同じ装填
先端部左右長さを有し、且つ、左右両側端部が円弧形の
ステレオスライドマウントを選択的に装填するための溝
状のスライドマウントホルダ部を設けたステレオスライ
ドビューワに於て、前記スライドマウントホルダ部の左
右内壁部を前記ステレオスライドマウントの装填口から
装填方向所定長さに及んで略平行に又は装填方向に狭く
なるように斜設して形成すると共に、該所定長さ位置か
ら装填方向に更に狭くなるように斜設し、且つ、該スラ
イドマウントホルダ部内底部の左右内壁部間を、前記矩
形のステレオスライドマウント及び左右両側端部が円弧
形のステレオスライドマウント双方の装填先端部左右長
さと略同寸法となるように形成し、前記スライドマウン
トホルダ部内底部の左右内壁部で前記矩形のステレオス
ライドマウントの装填先端部を位置決めすると共に、前
記円弧形のステレオスライドマウントの両端を前記所定
長さ間の左右内壁部で位置決めするように構成したステ
レオスライドビューワ、並びに、左右の接眼レンズを備
えると共に、該左右の接眼レンズの前方に矩形のステレ
オスライドマウント及び該ステレオスライドマウントと
同じ装填先端部 左右長さを有し、且つ、左右両側端部が
円弧形のステレオスライドマウントを選択的に装填する
ための溝状のスライドマウントホルダ部を設けたステレ
オスライドビューワに於て、前記スライドマウントホル
ダ部の左右内壁部を、前記矩形のステレオスライドマウ
ント及び左右両側端部が円弧形のステレオスライドマウ
ント双方の装填口から装填方向所定長さに及んで内方に
突出する曲線状に形成すると共に、該所定長さ位置から
装填方向に狭くなるように斜設し、且つ、該スライドマ
ウントホルダ部内底部の左右内壁部間を前記ステレオス
ライドマウントの装填先端部左右長さと略同寸法となる
ように形成し、前記スライドマウントホルダ部内底部の
左右内壁部で前記矩形のステレオスライドマウントの装
填先端部を位置決めすると共に、前記円弧形のステレオ
スライドマウントの両端を前記所定長さ間の曲線状左右
内壁部で位置決めするように構成したステレオスライド
ビューワを提供するものである。
【００２３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１乃至図３に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来
例と同一構成部分については同一符号を付してその説明
を省略する。図１に於て、２３は請求項１記載の発明の
スライドマウントホルダ部であり、該スライドマウント
ホルダ部２３はフィルムピッチ調節装置（図示せず）を
備えたステレオスライドビューワ（図示せず）及びフィ
ルムピッチ調節装置を備えないステレオスライドビュー
ワ（図示せず）の何れにも適用して設けられるものであ
り、前記スライドマウントホルダ部２３の左右内壁部２
３ａ，２３ｂが左右両側端部円弧形のステレオスライド
マウント７又は矩形のステレオスライドマウント７´の
装填方向に狭くなるように斜設され、且つ、該スライド
マウントホルダ部内底部２３ｃの左右内壁部２３ａ，２
３ｂ間が前記ステレオスライドマウント７，７´の装填
先端部７ａ，７´ａ左右長さＷａ，Ｗｂと略同寸法とな
るように形成されている。
１乃至図３に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来
例と同一構成部分については同一符号を付してその説明
を省略する。図１に於て、２３は請求項１記載の発明の
スライドマウントホルダ部であり、該スライドマウント
ホルダ部２３はフィルムピッチ調節装置（図示せず）を
備えたステレオスライドビューワ（図示せず）及びフィ
ルムピッチ調節装置を備えないステレオスライドビュー
ワ（図示せず）の何れにも適用して設けられるものであ
り、前記スライドマウントホルダ部２３の左右内壁部２
３ａ，２３ｂが左右両側端部円弧形のステレオスライド
マウント７又は矩形のステレオスライドマウント７´の
装填方向に狭くなるように斜設され、且つ、該スライド
マウントホルダ部内底部２３ｃの左右内壁部２３ａ，２
３ｂ間が前記ステレオスライドマウント７，７´の装填
先端部７ａ，７´ａ左右長さＷａ，Ｗｂと略同寸法とな
るように形成されている。
【００２４】而して、図１（ａ）に示す如く前記円弧形
のステレオスライドマウント７は円滑に前記スライドマ
ウントホルダ部２３内に装填することができると共に、
該ステレオスライドマウント７の装填先端部７ａが前記
スライドマウントホルダ部内底部２３ｃの左右内壁部２
３ａ，２３ｂ間に嵌合するため位置決めも容易である。
のステレオスライドマウント７は円滑に前記スライドマ
ウントホルダ部２３内に装填することができると共に、
該ステレオスライドマウント７の装填先端部７ａが前記
スライドマウントホルダ部内底部２３ｃの左右内壁部２
３ａ，２３ｂ間に嵌合するため位置決めも容易である。
【００２５】又、図１（ｂ）に示す如く、前記矩形のス
テレオスライドマウント７´を用いる場合に於ても、該
ステレオスライドマウント７´は円滑に前記スライドマ
ウントホルダ部２３内に装填することができると共に、
該ステレオスライドマウント７´の装填先端部７´ａが
前記スライドマウントホルダ部内底部２３ｃの左右内壁
部２３ａ，２３ｂ間に嵌合するため容易に位置決めさ
れ、且つ、従来例のアダプターを用いる必要もない。
テレオスライドマウント７´を用いる場合に於ても、該
ステレオスライドマウント７´は円滑に前記スライドマ
ウントホルダ部２３内に装填することができると共に、
該ステレオスライドマウント７´の装填先端部７´ａが
前記スライドマウントホルダ部内底部２３ｃの左右内壁
部２３ａ，２３ｂ間に嵌合するため容易に位置決めさ
れ、且つ、従来例のアダプターを用いる必要もない。
【００２６】然しながら、該スライドマウントホルダ部
２３に於ては前記ステレオスライドマウント７に載置す
るフィルムホルダ（図示せず）を摺動させてフィルムピ
ッチを調整する際に摺動抵抗が左右で異なることによ
り、該ステレオスライドマウント７が前記スライドマウ
ントホルダ部２３の左右内壁部２３ａ，２３ｂの一側部
側にせり上がるという問題が発生する場合がある。
２３に於ては前記ステレオスライドマウント７に載置す
るフィルムホルダ（図示せず）を摺動させてフィルムピ
ッチを調整する際に摺動抵抗が左右で異なることによ
り、該ステレオスライドマウント７が前記スライドマウ
ントホルダ部２３の左右内壁部２３ａ，２３ｂの一側部
側にせり上がるという問題が発生する場合がある。
【００２７】更に、前記ステレオスライドマウント７の
位置決めに於て、該ステレオスライドマウント７の角部
と前記スライドマウントホルダ部２３との角部とで位置
決めするため、多少位置決め精度が悪いという問題があ
る。
位置決めに於て、該ステレオスライドマウント７の角部
と前記スライドマウントホルダ部２３との角部とで位置
決めするため、多少位置決め精度が悪いという問題があ
る。
【００２８】尚、前記ステレオスライドマウント７´は
鑑賞のみ行うためのものであるため、高精度な位置決め
は不用であり、且つ、前記フィルムホルダを摺動させて
フィルムピッチを調節することもなく前記せり上がりの
問題は発生しない。
鑑賞のみ行うためのものであるため、高精度な位置決め
は不用であり、且つ、前記フィルムホルダを摺動させて
フィルムピッチを調節することもなく前記せり上がりの
問題は発生しない。
【００２９】図２に於て、２４は請求項２記載の発明の
スライドマウントホルダ部であり、該スライドマウント
ホルダ部２４はフィルムピッチ調節装置を備えたステレ
オスライドビューワ及びフィルムピッチ調節装置を備え
ないステレオスライドビューワの何れにも適用して設け
られるものであり、該スライドマウントホルダ部２４の
左右内壁部２４ａ，２４ｂが前記ステレオスライドマウ
ント７，７´の装填口２４ｃから装填方向所定長さＳ１
に及んで略平行に又は装填方向に狭くなるように斜設し
て形成されると共に、該所定長さＳ１位置から装填方向
に更に狭くなるように斜設され、且つ、該スライドマウ
ントホルダ部内底部２４ｄの左右内壁部２４ａ，２４ｂ
間を前記ステレオスライドマウント７，７´の装填先端
部７ａ，７´ａ左右長さＷａ，Ｗｂと略同寸法となるよ
うに形成されている。
スライドマウントホルダ部であり、該スライドマウント
ホルダ部２４はフィルムピッチ調節装置を備えたステレ
オスライドビューワ及びフィルムピッチ調節装置を備え
ないステレオスライドビューワの何れにも適用して設け
られるものであり、該スライドマウントホルダ部２４の
左右内壁部２４ａ，２４ｂが前記ステレオスライドマウ
ント７，７´の装填口２４ｃから装填方向所定長さＳ１
に及んで略平行に又は装填方向に狭くなるように斜設し
て形成されると共に、該所定長さＳ１位置から装填方向
に更に狭くなるように斜設され、且つ、該スライドマウ
ントホルダ部内底部２４ｄの左右内壁部２４ａ，２４ｂ
間を前記ステレオスライドマウント７，７´の装填先端
部７ａ，７´ａ左右長さＷａ，Ｗｂと略同寸法となるよ
うに形成されている。
【００３０】尚、前記左右内壁部２４ａ，２４ｂを装填
口から装填方向所定長さＳ１に及んで斜設する主な理由
は前記スライドマウントホルダ部２４の射出成形時に於
ける抜き勾配を設けるためである。
口から装填方向所定長さＳ１に及んで斜設する主な理由
は前記スライドマウントホルダ部２４の射出成形時に於
ける抜き勾配を設けるためである。
【００３１】而して、図２（ａ）に於て、前記ステレオ
スライドマウント７は円滑に前記スライドマウントホル
ダ部２４内に装填することができると共に、該ステレオ
スライドマウント７の装填先端部７ａが前記スライドマ
ウントホルダ部２４の内底部２４ｄの左右内壁部２４
ａ，２４ｂ間に嵌合するため位置決めも容易である。
又、前記所定長さＳ１間で前記左右内壁部２４ａ，２４
ｂと前記ステレオスライドマウント７の最外側端部が接
触するため、これによって更に精度の高い位置決めが行
われると共に、該位置決めの状態が保持される。従っ
て、該スライドマウントホルダ部２４を用いる場合に於
ては、前記ステレオスライドマウント７のせり上がりは
発生しない。
スライドマウント７は円滑に前記スライドマウントホル
ダ部２４内に装填することができると共に、該ステレオ
スライドマウント７の装填先端部７ａが前記スライドマ
ウントホルダ部２４の内底部２４ｄの左右内壁部２４
ａ，２４ｂ間に嵌合するため位置決めも容易である。
又、前記所定長さＳ１間で前記左右内壁部２４ａ，２４
ｂと前記ステレオスライドマウント７の最外側端部が接
触するため、これによって更に精度の高い位置決めが行
われると共に、該位置決めの状態が保持される。従っ
て、該スライドマウントホルダ部２４を用いる場合に於
ては、前記ステレオスライドマウント７のせり上がりは
発生しない。
【００３２】又、図２（ｂ）に示す如く、ステレオスラ
イドマウント７´を用いる場合に於ても、該ステレオス
ライドマウント７´は円滑に前記スライドマウントホル
ダ部２４内に装填することができると共に、該ステレオ
スライドマウント７´の装填先端部７´ａが前記スライ
ドマウントホルダ部２４の内底部２４ｄの左右内壁部２
４ａ，２４ｂ間に嵌合するため容易に位置決めされ、且
つ、従来例のアダプターを用いる必要もない。
イドマウント７´を用いる場合に於ても、該ステレオス
ライドマウント７´は円滑に前記スライドマウントホル
ダ部２４内に装填することができると共に、該ステレオ
スライドマウント７´の装填先端部７´ａが前記スライ
ドマウントホルダ部２４の内底部２４ｄの左右内壁部２
４ａ，２４ｂ間に嵌合するため容易に位置決めされ、且
つ、従来例のアダプターを用いる必要もない。
【００３３】更に又、図３に於て、２５は請求項３記載
の発明のスライドマウントホルダ部であり、該スライド
マウントホルダ部２５もフィルムピッチ調節装置を備え
たステレオスライドビューワ及びフィルムピッチ調節装
置を備えないステレオスライドビューワの何れにも適用
して設けられるものであり、該スライドマウントホルダ
部２５の左右内壁部２５ａ，２５ｂが前記ステレオスラ
イドマウント７の装填口から装填方向所定長さＳ２に及
んで内方に突出する曲線状に形成されると共に、該所定
長さＳ２位置から装填方向に狭くなるように斜設され、
且つ、該スライドマウントホルダ部内底部２５ｄの左右
内壁部２５ａ，２５ｂ間が前記ステレオスライドマウン
ト７の装填先端部７ａ左右長さＷａと略同寸法となるよ
うに形成されている。
の発明のスライドマウントホルダ部であり、該スライド
マウントホルダ部２５もフィルムピッチ調節装置を備え
たステレオスライドビューワ及びフィルムピッチ調節装
置を備えないステレオスライドビューワの何れにも適用
して設けられるものであり、該スライドマウントホルダ
部２５の左右内壁部２５ａ，２５ｂが前記ステレオスラ
イドマウント７の装填口から装填方向所定長さＳ２に及
んで内方に突出する曲線状に形成されると共に、該所定
長さＳ２位置から装填方向に狭くなるように斜設され、
且つ、該スライドマウントホルダ部内底部２５ｄの左右
内壁部２５ａ，２５ｂ間が前記ステレオスライドマウン
ト７の装填先端部７ａ左右長さＷａと略同寸法となるよ
うに形成されている。
【００３４】而して、前記ステレオスライドマウント７
は円滑に前記スライドマウントホルダ部２５内に装填す
ることができると共に、該ステレオスライドマウント７
の装填先端部７ａが前記スライドマウントホルダ部２５
の内底部２５ｄの左右内壁部２５ａ，２５ｂ間に嵌合す
るため位置決めも容易である。又、前記所定長さＳ２の
間で前記曲線状に形成された左右内壁部２５ａ，２５ｂ
と前記ステレオスライドマウント７の左右両側端部が接
触するため、これによって更に精度の高い位置決めが行
われると共に、該位置決めの状態が保持される。従っ
て、該スライドマウントホルダ部２５を用いる場合に於
ても、前記ステレオスライドマウント７のせり上がりは
発生しない。
は円滑に前記スライドマウントホルダ部２５内に装填す
ることができると共に、該ステレオスライドマウント７
の装填先端部７ａが前記スライドマウントホルダ部２５
の内底部２５ｄの左右内壁部２５ａ，２５ｂ間に嵌合す
るため位置決めも容易である。又、前記所定長さＳ２の
間で前記曲線状に形成された左右内壁部２５ａ，２５ｂ
と前記ステレオスライドマウント７の左右両側端部が接
触するため、これによって更に精度の高い位置決めが行
われると共に、該位置決めの状態が保持される。従っ
て、該スライドマウントホルダ部２５を用いる場合に於
ても、前記ステレオスライドマウント７のせり上がりは
発生しない。
【００３５】更に図示は省略するが前記スライドマウン
トホルダ部２５に前記矩形ステレオスライドマウント７
´を装填する場合に於ても、前記スライドマウントホル
ダ部内底部２５ｄの左右内壁部２５ａ，２５ｂで前記矩
形のステレオスライドマウント７´の装填先端部７´ａ
を位置決めすることにより、装填及び位置決めが容易で
あり、且つ、従来例のアダプターを用いる必要もない。
トホルダ部２５に前記矩形ステレオスライドマウント７
´を装填する場合に於ても、前記スライドマウントホル
ダ部内底部２５ｄの左右内壁部２５ａ，２５ｂで前記矩
形のステレオスライドマウント７´の装填先端部７´ａ
を位置決めすることにより、装填及び位置決めが容易で
あり、且つ、従来例のアダプターを用いる必要もない。
【００３６】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【００３７】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、請求項１記載の発明はステレオスライドビューワ
に於て、スライドマウントホルダ部の左右内壁部をステ
レオスライドマウントの装填方向に狭くなるように斜設
し、且つ、該スライドマウントホルダ部内底部の左右内
壁部間を、矩形のステレオスライドマウント及び左右両
側端部が円弧形のステレオスライドマウント双方の装填
先端部左右長さと略同寸法となるように形成し、前記ス
ライドマウントホルダ部内底部の左右内壁部で前記ステ
レオスライドマウント装填先端部を位置決めするように
構成したから、前記ステレオスライドマウントを円滑に
前記スライドマウントホルダ部内に装填することができ
ると共に、容易に位置決めも行え、且つ、従来例のアダ
プターを用いる必要もない。
うに、請求項１記載の発明はステレオスライドビューワ
に於て、スライドマウントホルダ部の左右内壁部をステ
レオスライドマウントの装填方向に狭くなるように斜設
し、且つ、該スライドマウントホルダ部内底部の左右内
壁部間を、矩形のステレオスライドマウント及び左右両
側端部が円弧形のステレオスライドマウント双方の装填
先端部左右長さと略同寸法となるように形成し、前記ス
ライドマウントホルダ部内底部の左右内壁部で前記ステ
レオスライドマウント装填先端部を位置決めするように
構成したから、前記ステレオスライドマウントを円滑に
前記スライドマウントホルダ部内に装填することができ
ると共に、容易に位置決めも行え、且つ、従来例のアダ
プターを用いる必要もない。
【００３８】又、請求項２記載の発明はステレオスライ
ドビューワに於て、スライドマウントホルダ部の左右内
壁部をステレオスライドマウントの装填口から装填方向
所定長さに及んで略平行に又は装填方向に狭くなるよう
に斜設して形成すると共に、該所定長さ位置から装填方
向に更に狭くなるように斜設し、且つ、該スライドマウ
ントホルダ部内底部の左右内壁部間を、矩形のステレオ
スライドマウント及び左右両側端部が円弧形のステレオ
スライドマウント双方の装填先端部左右長さと略同寸法
となるように形成し、前記スライドマウントホルダ部内
底部の左右内壁部で前記矩形のステレオスライドマウン
トの装填先端部を位置決めすると共に、前記円弧形のス
テレオスライドマウントの両端を前記所定長さ間の左右
内壁部で位置決めするように構成したので、請求項１記
載の発明の効果と同様の効果が期待できると共に、前記
所定長さ間で前記左右内壁部と前記ステレオスライドマ
ウントが接触するため、これによって更に精度の高い位
置決めが行われると共に、該位置決めの状態が保持され
る。従って、ステレオスライドマウントのせり上がりも
発生しない。
ドビューワに於て、スライドマウントホルダ部の左右内
壁部をステレオスライドマウントの装填口から装填方向
所定長さに及んで略平行に又は装填方向に狭くなるよう
に斜設して形成すると共に、該所定長さ位置から装填方
向に更に狭くなるように斜設し、且つ、該スライドマウ
ントホルダ部内底部の左右内壁部間を、矩形のステレオ
スライドマウント及び左右両側端部が円弧形のステレオ
スライドマウント双方の装填先端部左右長さと略同寸法
となるように形成し、前記スライドマウントホルダ部内
底部の左右内壁部で前記矩形のステレオスライドマウン
トの装填先端部を位置決めすると共に、前記円弧形のス
テレオスライドマウントの両端を前記所定長さ間の左右
内壁部で位置決めするように構成したので、請求項１記
載の発明の効果と同様の効果が期待できると共に、前記
所定長さ間で前記左右内壁部と前記ステレオスライドマ
ウントが接触するため、これによって更に精度の高い位
置決めが行われると共に、該位置決めの状態が保持され
る。従って、ステレオスライドマウントのせり上がりも
発生しない。
【００３９】更に、請求項３記載の発明はステレオスラ
イドビューワに於て、スライドマウントホルダ部の左右
内壁部をステレオスライドマウントの装填口から装填方
向所定長さに及んで内方に突出する曲線状に形成すると
共に、該所定長さ位置から装填方向に狭くなるように斜
設し、且つ、該スライドマウントホルダ部内底部の左右
内壁部間を、矩形のステレオスライドマウント及び左右
両側端部が円弧形のステレオスライドマウント双方の装
填先端部左右長さと略同寸法となるように形成し、前記
スライドマウントホルダ部内底部の左右内壁部で前記矩
形のステレオスライドマウントの装填先端部を位置決め
すると共に、前記円弧形のステレオスライドマウントの
両端を前記所定長さ間の曲線状左右内壁部で位置決めす
るように構成したから、請求項２記載の発明と同様の効
果が期待できる等、正に著大なる効果を奏する発明であ
る。
イドビューワに於て、スライドマウントホルダ部の左右
内壁部をステレオスライドマウントの装填口から装填方
向所定長さに及んで内方に突出する曲線状に形成すると
共に、該所定長さ位置から装填方向に狭くなるように斜
設し、且つ、該スライドマウントホルダ部内底部の左右
内壁部間を、矩形のステレオスライドマウント及び左右
両側端部が円弧形のステレオスライドマウント双方の装
填先端部左右長さと略同寸法となるように形成し、前記
スライドマウントホルダ部内底部の左右内壁部で前記矩
形のステレオスライドマウントの装填先端部を位置決め
すると共に、前記円弧形のステレオスライドマウントの
両端を前記所定長さ間の曲線状左右内壁部で位置決めす
るように構成したから、請求項２記載の発明と同様の効
果が期待できる等、正に著大なる効果を奏する発明であ
る。
【図１】（ａ）請求項１記載の本発明の一実施の形態を
示し、円弧形ステレオスライドマウントを装填したスラ
イドマウントホルダ部の縦断面図。 （ｂ）請求項１記載の本発明の一実施の形態を示し、矩
形ステレオスライドマウントを装填したスライドマウン
トホルダ部の縦断面図。
示し、円弧形ステレオスライドマウントを装填したスラ
イドマウントホルダ部の縦断面図。 （ｂ）請求項１記載の本発明の一実施の形態を示し、矩
形ステレオスライドマウントを装填したスライドマウン
トホルダ部の縦断面図。
【図２】（ａ）請求項２記載の本発明の一実施の形態を
示し、円弧形ステレオスライドマウントを装填したスラ
イドマウントホルダ部の縦断面図。 （ｂ）請求項２記載の本発明の一実施の形態を示し、矩
形ステレオスライドマウントを装填したスライドマウン
トホルダ部の縦断面図。
示し、円弧形ステレオスライドマウントを装填したスラ
イドマウントホルダ部の縦断面図。 （ｂ）請求項２記載の本発明の一実施の形態を示し、矩
形ステレオスライドマウントを装填したスライドマウン
トホルダ部の縦断面図。
【図３】請求項３記載の本発明の一実施の形態を示し、
円弧形ステレオスライドマウントを装填したスライドマ
ウントホルダ部の縦断面図。
円弧形ステレオスライドマウントを装填したスライドマ
ウントホルダ部の縦断面図。
【図４】従来例を示し、ステレオスライドビューワの平
面断面図。
面断面図。
【図５】従来例を示し、ステレオスライドマウントの正
面図。
面図。
【図６】従来例を示し、視準パターンマスクの正面図。
【図７】従来例を示し、カバーフレームの正面図。
【図８】（ａ）従来例を示し、円弧形ステレオスライド
マウントの正面図。 （ｂ）従来例を示し、矩形ステレオスライドマウントの
正面図。
マウントの正面図。 （ｂ）従来例を示し、矩形ステレオスライドマウントの
正面図。
【図９】（ａ）従来例を示し、円弧形ステレオスライド
マウントを装填したスライドマウントホルダ部の縦断面
図。 （ｂ）従来例を示し、矩形ステレオスライドマウントを
装填したスライドマウントホルダ部の縦断面図。
マウントを装填したスライドマウントホルダ部の縦断面
図。 （ｂ）従来例を示し、矩形ステレオスライドマウントを
装填したスライドマウントホルダ部の縦断面図。
１ ステレオスライドビューワ
３Ｌ，３Ｒ 接眼レンズ
７，７´ ステレオスライドマウント
７ａ，７´ａ 装填先端部
２３，２４，２５ スライドマウントホルダ部
２３ａ，２４ａ，２５ａ 左内壁部
２３ｂ，２４ｂ，２５ｂ 右内壁部
２４ｃ，２５ｃ 装填口
２３ｃ，２４ｄ，２５ｄ 内底部
Claims (3)
- 【請求項１】 左右の接眼レンズを備えると共に、該左
右の接眼レンズの前方に矩形のステレオスライドマウン
ト及び該ステレオスライドマウントと同じ装填先端部左
右長さを有し、且つ、左右両側端部が円弧形のステレオ
スライドマウントを選択的に装填するための溝状のスラ
イドマウントホルダ部を設けたステレオスライドビュー
ワに於て、前記スライドマウントホルダ部の左右内壁部
を前記ステレオスライドマウントの装填方向に狭くなる
ように斜設し、且つ、該スライドマウントホルダ部内底
部の左右内壁部間を、前記矩形のステレオスライドマウ
ント及び左右両側端部が円弧形のステレオスライドマウ
ント双方の装填先端部左右長さと略同寸法となるように
形成し、前記スライドマウントホルダ部内底部の左右内
壁部で前記ステレオスライドマウント装填先端部を位置
決めするように構成したことを特徴とするステレオスラ
イドビューワ。 - 【請求項２】 左右の接眼レンズを備えると共に、該左
右の接眼レンズの前方に矩形のステレオスライドマウン
ト及び該ステレオスライドマウントと同じ装填先端部左
右長さを有し、且つ、左右両側端部が円弧形のステレオ
スライドマウントを選択的に装填するための溝状のスラ
イドマウントホルダ部を設けたステレオスライドビュー
ワに於て、前記スライドマウントホルダ部の左右内壁部
を前記ステレオスライドマウントの装填口から装填方向
所定長さに及んで略平行に又は装填方向に狭くなるよう
に斜設して形成すると共に、該所定長さ位置から装填方
向に更に狭くなるように斜設し、且つ、該スライドマウ
ントホルダ部内底部の左右内壁部間を、前記矩形のステ
レオスライドマウント及び左右両側端部が円弧形のステ
レオスライドマウント双方の装填先端部左右長さと略同
寸法となるように形成し、前記スライドマウントホルダ
部内底部の左右内壁部で前記矩形のステレオスライドマ
ウントの装填先端部を位置決めすると共に、前記円弧形
のステレオスライドマウントの両端を前記所定長さ間の
左右内壁部で位置決めするように構成したことを特徴と
するステレオスライドビューワ。 - 【請求項３】 左右の接眼レンズを備えると共に、該左
右の接眼レンズの前方に矩形のステレオスライドマウン
ト及び該ステレオスライドマウントと同じ装填先端部左
右長さを有し、且つ、左右両側端部が円弧形のステレオ
スライドマウントを選択的に装填するための溝状のスラ
イドマウントホルダ部を設けたステレオスライドビュー
ワに於て、前記スライドマウントホルダ部の左右内壁部
を前記ステレオスライドマウントの装填口から装填方向
所定長さに及んで内方に突出する曲線状に形成すると共
に、該所定長さ位置から装填方向に狭くなるように斜設
し、且つ、該スライドマウントホルダ部内底部の左右内
壁部間を、前記矩形のステレオスライドマウント及び左
右両側端部が円弧形のステレオスライドマウント双方の
装填先端部左右長さと略同寸法となるように形成し、前
記スライドマウントホルダ部内底部の左右内壁部で前記
矩形のステレオスライドマウントの装填先端部を位置決
めすると共に、前記円弧形のステレオスライドマウント
の両端を前記所定長さ間の曲線状左右内壁部で位置決め
するように構成したことを特徴とするステレオスライド
ビューワ。
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