JP3391768B2 - トイレ室の構造 - Google Patents

トイレ室の構造

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JP3391768B2 JP2000103619A JP2000103619A JP3391768B2 JP 3391768 B2 JP3391768 B2 JP 3391768B2 JP 2000103619 A JP2000103619 A JP 2000103619A JP 2000103619 A JP2000103619 A JP 2000103619A JP 3391768 B2 JP3391768 B2 JP 3391768B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、トイレ室に設ける
手洗い器具の配管を目隠しでき、美観を向上させるトイ
レ室の構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、図7に略示する如く、トイレ室の
壁体に設ける手洗い器具aの下方に、収納キャビネット
bを設け、この収納キャビネットb内に吸水管c1及び
排水管c2などの配管cを通すことによって、該配管c
を目隠しした構造のものが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな収納キャビネットbは、通常、その前面が、両開き
状等の開き戸dによって開閉されるため、物品の出し入
れの際、前記配管cが看守されてしまい、美観を充分に
向上させることができないという問題がある。 【0004】そこで本発明は、物品の出し入れの際にも
配管が看守されることなく目隠しでき、美観を充分に向
上させるトイレ室の構造の提供を目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願の請求項1の発明は、トイレ室の壁体に、蛇口
を有する手洗い器具を取付け、かつこの手洗い器具の下
方に、該手洗い器具の下部を隠すとともに床面から立ち
上がりしかも引き戸により開閉される収納キャビネット
を設けるとともに、前記収納キャビネットに、前記引き
戸の最大開き状態においてこの引き戸が隠す該引き戸の
背方領域を設け、手洗い器具から床面下方にのびる配管
を前記背方領域に配したことを特徴としている。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。図1は本発明に係わるトイレ室
1の斜視図、図2はその側方からの断面図である。 【0007】図1、2において、トイレ室1は、本例で
は、換気用窓を有し便器2の後方側に位置する外壁であ
る後の壁体3Aと、この後の壁体3Aに直交し便器2の
両側を通る室内壁である側の壁体3B、3Bと、ドア
(図示しない)とで周囲が囲まれるとともに、前記後の
壁体3Aには、便器2に注水する例えばロータンク式の
水タンク4が取り付けられる。なお本例では、この水タ
ンク4は、前記側の壁体3B、3B間をのびる腰高さの
前板5A、及びこの前板5Aと後の壁体3Aとの間を継
ぐ上板5Bを有するキャビネット5によって目隠しされ
る。 【0008】そして、本発明では、一方の前記側の壁体
3Bに、蛇口6を有する手洗い器具7を取付けるととも
に、この手洗い器具7の下方には、該手洗い器具7の下
部7Aを隠すとともに床面から立ち上がりしかも引き戸
9により開閉される収納キャビネット10を設けてい
る。なお本例では、前記手洗い器具7と収納キャビネッ
ト10とは、夫々その一部が壁体3B内に埋め込まれて
装着され、壁体3Bからの突出高さを減じている。 【0009】ここで、本例では、前記壁体3Bが、図3
に示すように、矩形状の周囲枠12の表裏に、例えば石
膏ボード等の壁面材13を添設した間仕切りパネルPか
らなり、かつ表側の前記壁面材13が、化粧用の腰壁板
11を含んで形成される場合を例示している。またこの
壁体3Bには、前記手洗い器具7と収納キャビネット1
0とを埋設するための凹所14が形成される。 【0010】該凹所14は、図4、5に示すように、前
記壁体3Bの表側壁面材13を切欠くことによって形成
されるとともに、その切欠き縁に沿ってのびる下地枠1
5によって補強される。なお前記凹所14は、手洗い器
具埋設用の上の凹所部14Uと、収納キャビネット埋設
用の下の凹所部14Lとから構成される。 【0011】前記手洗い器具7は、上の横枠材15Uに
設ける例えばフック状の固定金具16によって上端側が
係止されるとともに、下端側は、本例では、収納キャビ
ネット10内に設ける取付け枠18にネジ金具17を用
いて固着される。なお手洗い器具7としては、特に規制
されることがなく、市販される所謂埋込みタイプの種々
のものが採用できる。 【0012】次に、前記収納キャビネット10は、前面
に開口部19を有する基箱20と、その開口部19を開
閉する引き戸9とから構成される。 【0013】前記基箱20は、側板21、21の下端間
及び後端間を夫々底板22及び背板23で継いだ矩形状
基体20Aを有する。なお背板23には、その上端側に
前記取付け枠18が略水平に突設される。そして、該基
箱20は、前記下の凹所部14L内に挿入される前記基
体20Aの後方側部分を、前記下地枠15にネジ止めす
ることによって、前記凹所部14L内に埋設固定され
る。 【0014】また前記基体20Aには、前記側板21の
前縁間を継ぐ上の前板24が取り付き、この前板24の
下縁と前記底板22との間の間隙により前記開口部19
を形成している。またこの前板24は、その上縁に設け
る例えばコ字状の切欠き部25が、前記手洗い器具7の
ボウル部26の外面輪郭形状に沿うことにより、この前
板24が、手洗い器具7の下部7A(図5に示す)を被
覆している。 【0015】なお前板24及び側板21の各上縁Eは、
本例では、前記ボウル部26の上面26Sと略同高さで
整一するとともに、この上縁E上で、本例では、棚板状
のサイドカウンター27の一端を支持している。また基
箱20には、前記前板24の前面、及び底板22の前端
面に設けるレール手段29によって、引き戸9が横移動
自在に支持される。 【0016】また前記レール手段29には、前記引き戸
9と当接してその引き代を規制するストッパ(図示しな
い)が付設され、これによって、前記収納キャビネット
10の内部に、図6に略示する如く、前記引き戸9の最
大開き状態Qにおいて、この引き戸9によって被覆され
る引き戸9の背方領域Yを形成している。なおレール手
段29としては、特に制限されることがなく、直線軸受
けとして知られる種々の構造のものが好適に使用でき
る。またストッパとしても、周知の種々の構造が使用で
きる。 【0017】そして、前記収納キャビネット10は、手
洗い器具7から床面下方にのびる配管30を前記背方領
域Yに配し、物品の出し入れの際にも、前記配管30が
看守されることなく目隠している。 【0018】なお配管30は、吸水管30Aと排水管3
0Bとを含み、本例では、吸水管30Aは、手洗い器具
7の後方側から、前記取り付け枠18と側板21との間
の間隙31(図4に示す)を通って下方にのびるととも
に、底板22の挿通孔32を経て床面S下方へと配管さ
れる。なお前記間隙31及び挿通孔32は背方領域Y内
に形成される。 【0019】また排水管30Bは、前記ボウル部26下
端から前板24の後方側を通って前記背方領域Yまで横
にのびる折れ曲がり管部30B1と、トラップKを有し
前記折れ曲がり部30B1から背方領域Yを通って下方
にのびるとともに前記底板22の挿通孔32を経て床面
S下方へと配管される主管部30B2とを具えている。 【0020】このように、本願のトイレ室1の構造で
は、収納キャビネット10の開口部19を、引き戸9に
よって開閉させるとともに、この引き戸9の引き代を、
ストッパーによって規制している。従って、キャビネッ
ト内に、最大開き状態Qにおいても、引き戸9によって
被覆される背方領域Yを形成することができる。そして
この背方領域Yに配管30を配しているため、収納キャ
ビネット10内への物品の出し入れに際しても、配管3
0を確実に隠蔽でき、美観を大巾に向上させることがで
きる。 【0021】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。 【0022】 【発明の効果】本発明は叙上の如く構成しているため、
物品の出し入れの際にも配管が看守されることなく目隠
しでき、美観を向上させうる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例のトイレ室の斜視図である。 【図2】トイレ室を側方から見た断面図である。 【図3】凹所を説明するトイレ室を上方から見た線図で
ある。 【図4】手洗い器具および収納キャビネットの取り付け
状態を説明する分解斜視図である。 【図5】手洗い器具および収納キャビネットの取り付け
状態を、引き戸を排除して説明する正面図である。 【図6】背方領域を説明する略断面図である。 【図7】従来技術を説明する線図である。 【符号の説明】 1 トイレ室 3B 壁体 6 蛇口 7 手洗い器具 7A 下部 9 引き戸 10 収納キャビネット 30 配管 Q 最大開き状態 Y 背方領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 17/00 A47K 1/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】トイレ室の壁体に、蛇口を有する手洗い器
    具を取付け、かつこの手洗い器具の下方に、該手洗い器
    具の下部を隠すとともに床面から立ち上がりしかも引き
    戸により開閉される収納キャビネットを設けるととも
    に、 前記収納キャビネットに、前記引き戸の最大開き状態に
    おいてこの引き戸が隠す該引き戸の背方領域を設け、手
    洗い器具から床面下方にのびる配管を前記背方領域に配
    したことを特徴とするトイレ室の構造。
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JP5104268B2 (ja) * 2007-12-10 2012-12-19 横浜ゴム株式会社 化粧室ユニット
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