JP3390086B2 - 加工製品の脱脂方法及び装置 - Google Patents

加工製品の脱脂方法及び装置

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JP3390086B2
JP3390086B2 JP09825194A JP9825194A JP3390086B2 JP 3390086 B2 JP3390086 B2 JP 3390086B2 JP 09825194 A JP09825194 A JP 09825194A JP 9825194 A JP9825194 A JP 9825194A JP 3390086 B2 JP3390086 B2 JP 3390086B2
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一憲 小菅
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械からなる生産
ラインに装備して、加工により製品に付着した加工油を
油切りする加工製品の脱脂方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械からなる生産ラインで加
工により製品に付着した加工油を生産ライン内で製品か
ら油切りする方法として、生産ラインに装備されたエヤ
ーノズルで高圧空気を加工製品に噴射して油と切粉等を
吹き飛ばすエヤーブロー作業による脱脂方法が一般に普
及している。また、生産ラインにフロン洗浄装置を装備
して、この装置内に加工製品を収納してフロン溶液を製
品に噴射して、油切りするフロン溶液噴射による脱脂方
法が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の生産ライン
に装備れたエヤーノズルを用いたエヤーブロー作業によ
る加工製品の脱脂方法は、加工製品に付着した加工油や
切粉等をエヤーノズルで高圧空気を噴射して吹き飛ば
し、空中に飛散させて油切りしている。そのため、飛散
した油霧や切粉等が工場内の空気を汚染し、空中に飛散
した油霧や切粉等が工場床に降下して、特に油が床に溜
って滑り易くなり歩行困難な状態になる等、工場の生産
環境を悪化させるとともに、安全管理や健康管理にも悪
影響を与えるという問題があった。また、生産ラインに
装備したフロン洗浄装置を用いたフロン溶液噴射による
加工製品の脱脂方法は、加工製品の油切りと洗浄が同時
に出来るので信頼性の高い油切り作業が可能であった
が、使用したフロン溶液が気体化し空中を浮上して大気
のオゾン層を破壊するため、近年では地球環境保全の見
地からフロンの製造や使用が規制されている。そのため
生産ラインではフロン洗浄装置を破棄し、フロンによる
脱脂方法を中止している現状で、その代替え装置や方法
の開発が期待されている。本発明は、前記従来技術の問
題点に鑑みて提案されたもので、その目的とする処は、
操作が簡単で安価な脱脂装置を生産ラインに装備して、
信頼性の高い油切り作業を効率化し省力化して生産コス
トを低減するとともに、地球環境に悪影響を与えること
なく工場の生産環境を改善し、安全管理や健康管理に寄
与する加工製品の脱脂方法及び装置を提供する点にあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、加工製品の脱
脂方法及び装置において、前記目的を達成したものであ
る。そのため、加工製品の脱脂方法は、工作機械からな
る生産ラインに、テーブル状の架台に設置した加工製品
の収納手段と、収納手段内に設けた加工製品を載置して
正逆回転させる回転手段と、回転手段に載置した加工製
品に防錆剤入の温水を噴射する噴射手段と、収納手段と
回転手段と噴射手段の操作を自動制御する自動制御手段
と、を配備して、収納手段内に設けた回転手段に、加工
製品の回転速度に遅速を与えて正逆回転させるようにし
た速度調整装置を設けることにより、加工製品を載置し
て収納してから、その加工製品を回転手段で正逆回転さ
せながら付着した加工油や切粉に遠心力を付与しつつ、
噴射手段で加工製品の外面から防錆剤入の60〜80度
温水を噴射して油切りするようにした。
【0005】加工製品の脱脂装置は、工作機械からなる
生産ラインに装備されて加工した製品に付着した加工油
を油切りするものであって、テーブル状の架台上に設け
られた箱状容器に、その容器の正面に製品搬出入用の開
口と伸縮シリンダーで上下に開閉する扉を備えた収納手
段と、収納手段の底面中央部に回転軸を容器内に貫通さ
せて設けた竪型の電動機の回転軸の先端に、加工製品を
載置する保持具付の載置版を備え、しかも電動機の回転
を遅速させる速度調整装置を設けて付着した加工油や切
粉に遠心力を付与するようにした加工製品の回転手段
と、架台の下部に設けられたサーモスタット付の温水ヒ
ーターを備えた貯湯槽と、その貯湯槽から防錆剤入の
0〜80度の温水を吸水し、加工製品を回転手段で回転
させながら付着した加工油や切粉に遠心力を付与しつ
つ、加工製品の外部に噴射する複数の噴射管を設けた送
水ポンプと、収納手段から貯湯槽に連通する排水管で構
成した噴射手段と、前記の収納手段の伸縮シリンダーと
回転手段の電動機と噴射手段の送水ポンプ及び温水ヒー
ターを操作するコンピューターと、制御装置で構成した
自動制御手段と、で構成した。
【0006】
【作用】本発明によれば、脱脂装置における収納手段内
に加工製品を密閉して防錆剤入の温水を噴射するように
したので、加工製品に付着した加工油や切粉等は収納手
段内に封入されて空中に飛散することがない。また、回
転手段に加工製品を載置して正逆回転させて加工製品に
付着した加工油や切粉等に遠心力を付与し、噴射手段で
遠心力を付与された加工油や切粉等に防錆剤入の温水を
噴射するようにしたので、遠心力と防錆剤入の温水の噴
射力の相乗効果で加工製品から加工油や切粉等を外周方
向に噴き飛ばして油切りすることができる。また前記防
錆剤入の温水の温度を60度乃至80度で噴射すること
により、加工製品に付着した加工油が温水の洗浄力で落
ち易くなり油離れがよく、防錆剤で加工製品の表面が保
護されて発錆を予防することができる。さらに、コンピ
ューター内蔵の自動制御手段で脱脂装置を自動制御する
ことにより、油切り作業は自動化され、加工製品に適し
た油切り作業工程をコンピューターにプログラムして油
切り作業を合理化することができる。さらにまた、回転
手段に速度調整装置により遅速を与えて正逆回転させる
と、回転が遅いときは噴射された防錆剤入の温水が弾き
飛ばされることなく加工油や切粉等を洗い落し、回転が
速いときは噴射された防錆剤入の温水が弾き飛ばされて
加工油や切粉等を外周方向に噴き飛ばすので、より完全
な油切りができる。
【0007】
【実施例】本発明の加工製品の脱脂装置の一実施例を図
1乃至図5により説明する。加工製品の脱脂装置Aは、
テーブル状の架台aに設置した加工製品Bの収納手段b
と、収納手段b内に設けた加工製品Bを載置して正逆回
転させる回転手段cと、回転手段cに載置した加工製品
Bに防錆剤入の温水を噴射する噴射手段dと、収納手段
bと回転手段cと噴射手段dの操作を自動制御する自動
制御手段eで構成した。前記収納手段bは、テーブル状
の鋼製の架台aの天板1上に載設され、上面を正面に向
かって斜めに欠裁した形状の鋼製の箱状容器2と、この
箱状容器2の欠裁面に製品搬出入用の開口3と、生産ラ
インに設けられた圧気供給管(図示せず)から高圧空気
の供給を受けて電磁弁(イ)の開閉で伸縮するエヤーシ
リンダー4により上下に開閉する扉5を設けて構成され
る。なお、前記収納手段bにおける扉5を透明にすると
内部が監視でき、またエヤーシリンダー4の代わりに油
圧式伸縮シリンダーを使用してもよい。前記回転手段c
は、架台aの天板1の下面に竪型の電動機6の回転軸7
が箱状容器2の底面中央部を貫通して垂設される。この
回転軸7の先端に製品を載置する載置版8が係着され、
この載置版8上に製品Bを囲繞するように着脱自在に植
設した複数の保持棒9aと製品を保護するため保持棒9
aに嵌脱自在に嵌入したビニールパイプ9bからなる保
持具9を設けて構成される。なお、前記保持具9の構成
は本事例に限らず、加工製品Bに適した保持具を自由に
設計してよい。前記噴射手段dは、架台aの下部の横架
材10上に載設された蓋11付の貯湯槽12の上面に送
水ポンプ13が載置される。この送水ポンプ13に貯湯
槽12の深部に至る吸水管14と箱状容器2の底面を貫
通して箱状容器2内の加工製品Bの側面や上面に先端を
向けて複数の噴射管15、16が配管されている。また
箱状容器2から貯湯槽12に連通する排水管17が配管
される。そして前記貯湯槽12にサーモスタット付の温
水ヒーター18を付設して構成される。自動制御手段e
は、収納手段bの扉5を開閉するためにエヤーシリンダ
ー4の電磁弁(イ)と回転手段cの電動機6を運転する
ための電源の開閉器(ロ)および回転切替器(ハ)と洗
浄手段dの送水ポンプ13の運転をするための電源の開
閉器(ニ)と温水ヒーター18の電源の開閉器(ホ)を
操作するコンピューター19と、制御装置20で構成さ
れている。
【0008】また、前記回転手段の電動機6の電源側
に、自動制御手段eに制御される速度調整装置6aが設
けられており、電動機6の回転に遅速を与えて正逆回転
させて、加工油や切り粉等を洗い流すことができる。な
お、油切り作業により発生した油や切粉等は、箱状容器
2から排水管17を経由して貯湯槽12に循環され、貯
湯槽12内で油は液面に分離して浮遊しているので液面
近傍の側面にバルブを設けて排油するようにすると便利
である。また貯湯槽12の下面にバルブを設けて、切粉
等の固形物は貯湯槽12の底に堆積するので一日の作業
終了時等に下面のバルブを開けて防錆剤入の温水と一緒
に排除するようにするとよい。また切粉等の排除には箱
状容器2内の排水管17の取付口にドレーンとドレーン
内に切粉濾過具を設けたり、排水管17の下端の貯湯槽
12内に着脱自在な切粉濾過具を設けると一層便利であ
る。本発明の脱脂装置Aの各手段に係わる材質、形状、
大きさ等は本事例に限定するものではなく、本発明の脱
脂装置Aの作用効果を阻害しない限り自由に設計するこ
とができる。
【0009】本発明の脱脂装置Aを使用した加工製品B
の油切り作業手順を図5により説明する。生産ラインで
加工された加工製品Bを脱脂装置Aの封入手段bの載置
版8上に載置し、載置版8に設けた保持具9で加工製品
Bを囲繞するように保持した後、自動制御手段eをスタ
ートして油切り作業を開始する。先ず、圧気供給管の電
磁弁(イ)を切換えて高圧空気を送りエヤーシリンダー
4を伸長させて扉5を閉鎖し、加工製品を収納手段b内
に密閉する。次に、回転装置cの電動機6の開閉器
(ロ)をONして載置版8を所定時間正回転させ、さら
に回転切替器(ハ)で載置版8を逆回転に切替えて、所
定間隔時間で正逆回転を繰り返す。また同時に送水ポン
プ13の開閉器(ニ)をONして作動させて加工製品B
の側面や上面に配設した複数の噴射管15、16から防
錆剤入の温水を噴射させる。そして前記作業を加工製品
に応じて設定した最適な時間にわたり運転した後、送水
ポンプ13の開閉器(ニ)をOFFして防錆剤入の温水
の噴射を停止する。また電動機6の開閉器(ロ)を小時
間遅らせてOFFして停止させ、加工製品Bに噴射した
防錆剤入の温水の水切りをする。続いて、電磁弁(イ)
を切換えて高圧空気を遮断しエヤーシリンダー4を縮小
させて扉5を開放し、収納手段b内の載置版8上に置か
れた加工製品Bを搬出して油切り作業が終了する。な
お、前記防錆剤入の温水の温度はサーモスタット付の温
水ヒーター18の電源の開閉器(ホ)をONしておけ
ば、温水ヒーター18に備えたサーモースタットが貯湯
槽12の防錆剤入の温水の温度を関知して、開閉器
(ホ)のON・OFFを自動操作して油切りに適した6
0度乃至80度の温度を保持する。また、前記回転手段
cに設けた電動機6の回転を遅速させる速度調整装置で
加工製品に遅速を与えて正逆回転させながら、加工製品
Bの外面から噴射手段dの複数の噴射管15、16から
防錆剤入の温水を噴射するようにすると、より完全な油
切りができる。
【0010】本事例によれば、脱脂装置Aにおける収納
手段b内に加工製品Bを密閉して防錆剤入の温水を噴射
するようにしたので、加工製品Bに付着した加工油や切
粉等は収納手段b内に封入されて空中に飛散することが
ない。また、回転手段cに加工製品Bを載置して正逆回
転させて加工製品Bに付着した加工油や切粉等に遠心力
を付与し、噴射手段dで遠心力を付与された加工油や切
粉等に防錆剤入の温水を噴射するようにしたので、遠心
力と防錆剤入の温水の噴射力の相乗効果で加工製品Bか
ら加工油や切粉等を外周方向に噴き飛ばして油切りする
ことができる。また前記防錆剤入の温水の温度をサーモ
スタット付の温水ヒーター18で60度乃至80度に保
持して噴射させると、高温の温水の洗浄力により加工製
品に付着した加工油の油離れがよくなり、防錆剤により
加工製品Bの発錆が予防される。さらに、コンピュータ
ー19を内蔵した自動制御手段eで自動制御することに
より、油切り作業は自動化され、加工製品Bから油切り
するのに適した作業工程をコンピューターにプログラム
して油切り作業を合理化することができる。さらにま
た、回転手段cに遅速を与えて正逆回転させると、回転
が遅いときは噴射された防錆剤入の温水が弾き飛ばされ
ることなく加工油や切粉等を洗い落し、回転が速いとき
は噴射された防錆剤入の温水が弾き飛ばされて加工油や
切粉等を外周方向に噴き飛ばすので、より完全な油切り
をすることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、加工製品に付着した加
工油や切粉等は、収納手段内に封入されて空中に飛散す
ることがないので、従来のように油霧や切粉等による工
場の生産環境の悪化や、安全管理や健康管理に悪影響を
与えることが少ない。また、遠心力と防錆剤入の温水の
噴射力の相乗効果で加工製品から加工油や切粉等を外周
方向に噴き飛ばして油切りするとともに、前記防錆剤入
の温水の温度を60度乃至80度にして油離れをよく
し、発錆を予防することにより、地球環境に悪影響を与
えることなくフロン洗浄装置と同等程度の油切り作業を
することができる。さらに、コンピューター内蔵の自動
制御手段で油切り作業を自動化し、製品に適した油切り
作業工程をコンピューターにプログラムして合理化させ
ることにより、油切り作業を省力化し効率化して生産コ
ストを低減させることができる。さらにまた、速度調整
装置により回転手段に遅速を与えて正逆回転させると、
加工油や切粉等を洗い落したり外周方向に噴き飛ばして
完全に油切りするので、信頼性の高い効率的な油切り作
業をすることができる。また、脱脂装置を構成する各手
段の構成部品は市販の廉価な部品でよく装置製作費は廉
価であり、生産ラインに安価に装備できるので、生産コ
ストの低減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工製品の脱脂装置の一実施例を示す
縦断面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本脱脂装置の回転手段の載置版と保持具の一実
施例を示す要部拡大図で、(A)は縦断面図、(B)は
平面図である。
【図5】本脱脂装置の運転制御を示す概念図である。
【符号の説明】
b 収納手段 c 回転手段 d 噴射手段 e 自動制御手段 2 箱状容器 6 電動機 8 載置版 9 保持具 12 貯湯槽 13 送水ポンプ 18 温水ヒーター 19 コンピューター 20 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23G 5/00 B08B 3/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械からなる生産ラインに、テーブル
    状の架台に設置した加工製品の収納手段と、収納手段内
    に設けた加工製品を載置して正逆回転させる回転手段
    と、回転手段に載置した加工製品に防錆剤入の温水を噴
    射する噴射手段と、収納手段と回転手段と噴射手段の操
    作を自動制御する自動制御手段と、を配備して、加工し
    た製品に付着した加工油を油切りする脱脂方法であっ
    て、収納手段内に設けた回転手段に、加工製品の回転速
    度に遅速を与えて正逆回転させるようにした速度調整装
    置を設けることにより、加工製品を載置して収納してか
    ら、その加工製品を回転手段で正逆回転させながら付着
    した加工油や切粉に遠心力を付与しつつ、噴射手段で加
    工製品の外面から防錆剤入の60〜80度の温水を噴射
    して油切りするようにしたことを特徴とする加工製品の
    脱脂方法。
  2. 【請求項2】工作機械からなる生産ラインに装備されて
    加工した製品に付着した加工油を油切りするのに供する
    脱脂装置であって、テーブル状の架台上に設けられた箱
    状容器に、その容器の正面に製品搬出入用の開口と伸縮
    シリンダーで上下に開閉する扉を備えた収納手段と、収
    納手段の底面中央部に回転軸を容器内に貫通させて設け
    た竪型の電動機の回転軸の先端に、加工製品を載置する
    保持具付の載置版を備え、しかも電動機の回転を遅速さ
    せる速度調整装置を設けて付着した加工油や切粉に遠心
    力を付与するようにした加工製品の回転手段と、架台の
    下部に設けられたサーモスタット付の温水ヒーターを備
    えた貯湯槽と、その貯湯槽から防錆剤入の60〜80度
    温水を吸水し 、加工製品を回転手段で回転させなが
    ら付着した加工油や切粉に遠心力を付与しつつ、加工製
    品の外部に噴射する複数の噴射管を設けた送水ポンプ
    と、収納手段から貯湯槽に連通する排水管で構成した噴
    射手段と、前記の収納手段の伸縮シリンダーと回転手段
    の電動機と噴射手段の送水ポンプ及び温水ヒーターを操
    作するコンピューターと、制御装置で構成した自動制御
    手段と、で構成したことを特徴とする加工製品の脱脂装
    置。
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