JP3389954B2 - 蛍光ランプ、その製造法および照明器具 - Google Patents

蛍光ランプ、その製造法および照明器具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水銀を定量封入するの
に好適な蛍光ランプ、その製造法および照明装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】蛍光ランプに水銀を封入する方法として
は、液状の水銀をランプに接続した細管から滴下するの
が最も一般的であるが、水銀を定量封入することが困難
である。これを改善するために、特公昭58−1081
3号公報記載の方法がある。これは、単一の水銀秤量器
で所定量に秤量された水銀の表面を化学的に安定な粉末
で被覆した後に封入するようにしたものである。
【0003】その他の手法として、水銀をアマルガムに
して封入することが例えば特公昭54−118675号
公報に記載されている。このものは、第5図に示すよう
にインジウム等のアマルガム形成金属51と水銀とが合
金を形成して固溶体のアマルガムとなり、このアマルガ
ムが光透性封体52内で放電による発熱に晒されるとき
水銀蒸気を放出して水銀蒸気によるアーク放電が生起す
る。しかし、ある蒸気圧以上になろうとすると、過剰の
水銀蒸気がアマルガム形成金属と再び固溶体の合金を形
成するため、水銀蒸気圧が一定に保持される発明であ
る。さらに、上記公報のものは蛍光ランプを安価に提供
するためにアマルガム形成金属が、特別な保持構造に保
持されることなく、透性封体内において移動可能に配置
されている。
【0004】また、特開平1−169838号公報に記
載されているものは、化学的に安定でかつ水銀と合金を
作る金属とで構成される粒を蛍光ランプ内に封入する構
成である。このものは水銀と合金を作る金属の種類から
すると、上記の従来技術と同様に合金はアマルガムとな
るものを対象にしていると考えられる。また、実施例の
記載および図面には、細管に縮径部を形成して合金が蛍
光ランプ内に落下しないようにしていることからも合金
はアマルガムであると推定できる。なぜなら、アマルガ
ムを直接蛍光ランプ内に移動可能に封入すると、蛍光発
光層の黒化の問題を惹起するからである。
【0005】さらに、予め水銀をガラスカプセルに封入
してから、ランプ内に導入し、カプセルを破壊して水銀
を封入することも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第一の従来技術におい
ては、水銀は環境保全のために必要最小限にすることが
好ましいので、放電に必要な封入量を理論計算して最小
限の封入量にしようとすると、水銀量は極めて少なくて
よいから、水銀が粉末中に潜ってしまったりして、全量
を封入することが困難である。
【0007】第二の従来技術においては、放電灯の作動
中といえどもアマルガム形成金属はまだ相当量の水銀を
含んでいる。従って、光透性封体内の蛍光体とアマルガ
ム形成金属が常時接触していることになり、水銀と蛍光
体が反応して蛍光体の黒化を生じやすいという欠点があ
る。そのため、この従来技術においては、球状のアマル
ガム形成金属51をさらにチタニア等からなる水銀蒸気
に対して多孔性で、可電離性媒体や他の蛍光灯内の部品
に対し化学的に不活性である材料からなる非被着被覆5
3を施している。従って、コスト高は免れないし、非被
着被覆53による十分な効果も期待できない。
【0008】また、第二の従来技術においては、アマル
ガムはその温度特性からどのようなランプにも利用でき
るものではない。
【0009】さらに、第三の従来技術においては、細管
に縮径部を形成しなけれはならず、製造が面倒で高価と
なる。
【0010】最後に第四の従来技術においては、ガラス
カプセルを気密容器内に固定する必要があり、技術的ま
たは経済的に問題がある。
【0011】本発明は、このような従来技術をさらに改
善しようとするもので、少量であっても水銀の定量封入
が可能であるとともに、従来技術のような固定の問題が
なく、技術的に製造が容易で、または経済的であるとと
もに、適合範囲の広い蛍光ランプ、その製造法および照
明器具を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の蛍光ランプ
は、水銀を含む可電離性媒体を封入した透光性気密容器
と、この容器の内側に直接的または間接的に形成した蛍
光発光層と、透光性気密容器内部の可電離性媒体による
陽光柱放電を維持するための手段と、透光性気密容器内
の蛍光発光層上を移動可能に封入された粒子サイズが
1.5mm以下の水銀放出基体と:を具備しており、水
銀放出後の水銀放出基体の比重である嵩比重が水銀放出
基体の粒子サイズが1mm以下の場合は6.8以下、粒
子サイズが1.2mm以下の場合は4.7以下、粒子サ
イズが1.5mm以下の場合は1.2以下であることを
特徴としている。ここで嵩比重とは、水銀放出温度以上
で容器を加熱して水銀が放出された状態における水銀放
出基体の比重を意味する。粒子サイズと嵩比重との関係
は、蛍光発光層の損傷の有無および程度から実験により
上記の範囲を求めた。粒子サイズは球状、非球状のいず
れにおいても最大径を意味する。
【0013】請求項2の蛍光ランプは、請求項1におい
て水銀放出基体が単一または複数個の粒子状をなしてい
る。粒子の形状としては球状、非球状のいずれでもよ
い。
【0014】請求項3の蛍光ランプは、請求項1または
2おいて水銀放出基体が多孔質の粒子状をなしている。
水銀放出基体が複数個の場合、その大部分が気密容器内
を移動可能であれば、一部が容器内の一部に固着してい
てもさしつかえない。
【0015】請求項4の蛍光ランプは、請求項1または
2の水銀放出基体が粒子状の亜鉛−水銀合金であること
を特徴とする
【0016】
【0017】
【0018】請求項の蛍光ランプの製造法は、透光性
気密容器の内側に直接的または間接的に蛍光発光層を形
成する工程と、透光性気密容器内部に電極を封着する工
程と、予め水銀を含有させた粒子サイズが1.5mm以
下の水銀放出基体を透光性気密容器内部に蛍光発光層上
を移動可能に封入する工程と、透光性気密容器内部に希
ガスを封入する工程と、透光性気密容器を加熱して水銀
放出基体から水銀を放出させる工程と、を具備してお
り、水銀放出後の水銀放出基体の比重である嵩比重が水
銀放出基体の粒子サイズが1mm以下の場合は6.8以
下、粒子サイズが1.2mm以下の場合は4.7以下、
粒子サイズが1.5mm以下の場合は1.2以下である
ことを特徴とする
【0019】請求項の照明装置は、照明装置本体と、
この本体に装着した請求項1ないしのいずれか一記載
の蛍光ランプと、電源と蛍光ランプとの間に電気的に介
在して蛍光ランプを安定に点灯する安定器とを具備して
いる。
【0020】
【作用】請求項1の発明では、水銀は水銀放出基体に予
め含有されて固形化され、所望の粒径に形成されている
ので、定量封入しやすく、かつ水銀放出基体は蛍光発光
層上を移動しても蛍光ランプとしての機能に対する本質
的な悪影響はない。また、水銀放出基体の粒子サイズに
応じてその嵩比重が小さくなっているから、気密容器内
を自由に移動してもその粒子サイズとの所定の関係の範
囲においては蛍光層を損傷することがない。
【0021】請求項2の発明では、水銀放出基体が単一
または複数個の粒子状をなすので、透光性気密容器内部
への導入は例えば製造過程において細管から容易に行う
ことが可能である。単一粒子であれば、製造が容易であ
る。また、複数個にすれば、透光性気密容器内部にあっ
ても外部から目だちにくいし、より一層蛍光発光層を損
傷しにくい。
【0022】請求項3の発明では、水銀放出基体は多孔
質で、一般にその嵩比重が小さくなっているから、気密
容器内を自由に移動しても蛍光発光層を損傷しにくい。
【0023】
【0024】
【0025】請求項4の発明では、水銀放出基体の材質
としては特定性質の水銀合金が適合することを明らかに
した。
【0026】請求項の発明では、水銀放出後の嵩比重
が所定値となる水銀放出基体を管内に封入後容器を加熱
して水銀を放出させるので、定量封入しやすく、製造が
容易であり、かつ水銀放出基体は蛍光発光層上を移動し
ても蛍光ランプとしての機能に対する本質的な悪影響が
ない。
【0027】請求項の発明では、請求項1ないし
いずれか一記載の蛍光ランプを有するので、照明装置と
しても水銀粒子が直接蛍光発光層に接触することによる
黒化のおそれがなく、しかも水銀封入量が最少にして環
境保全上も極めて望ましい。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし4を参照
して説明する。
【0029】図1は、本発明の蛍光ランプの一例を示す
一部を破断し、かつ一部を拡大した断面により示す正面
図である。図において、11は透光性気密容器で、主要
部が例えば細長いガラス管からなり、内部には水銀およ
びアルゴン等の希ガスを含む可電離性媒体が封入されて
いる。12は透光性気密容器の内側例えば内面に形成し
た蛍光発光層である。13は気密容器内部の陽光柱放電
を維持するための手段例えば電極である。この電極は気
密容器11の外部に配設されていてもよい。また、電極
を使用しないで、高周波誘導コイルを使用する無電極式
方式であってもよい。
【0030】14は例えば複数個の水銀放出基体で、透
光性気密容器内の蛍光発光層12上を移動可能に封入さ
れ、水銀を放出した後は水銀を実質的に再吸収しないも
のであり、多孔質のものであることを許容する。この水
銀放出基体は、粒子サイズが1mm以下の場合は嵩比重
が6.8以下、粒子サイズが1.2mm以下の場合は嵩
比重が4.7以下、粒子サイズが1.5mm以下の場合
は嵩比重が1.2以下とされる。粒子サイズ1mmの場
合の水銀含有量は7ないし8mgである。また、粒子サ
イズは0.3ないし3mmの範囲で任意サイズのものが
使用される。
【0031】また、水銀放出基体14は、水銀と固溶体
の合金を実質的に形成しない金属例えば亜鉛Znが使用
される。この場合、水銀を放出した後は多孔質を呈する
が、放出の程度によっては内部中央部には若干の水銀が
含有された状態であってもよい。
【0032】さらに、水銀放出基体としてはガラス、セ
ラミックスを多孔質にしたものであってもよい。このよ
うな材質を使用する場合は、予め減圧雰囲気中に水銀放
出基体を置いた後に水銀を強制的に吸蔵させることがで
きる。
【0033】なお、15はステム、16は導電性被膜、
17は口金、18は口金ピンである。
【0034】ラピッド形蛍光ランプの場合には、導電性
被膜16が蛍光発光層12と透光性気密容器11との間
に形成されるが、スイッチスタート形蛍光ランプの場合
には導電性被膜16がなくてもよい。
【0035】蛍光発光層に使用する蛍光体としては、3
波長形の蛍光体や連続波長発光形のハロ燐酸蛍光体等任
意の各種蛍光体を用いることができる。
【0036】希ガスとしては、アルゴンAr、クリプト
ンKr、キセノンXe等を単独または混合して用いるこ
とができる。
【0037】透光性気密容器11は、図1の場合は直管
形の蛍光ランプであるが、環形蛍光ランプ、鞍形等に屈
曲したいわゆるコンパクト形蛍光ランプ等各種低圧水銀
蒸気蛍光ランプに適用できるが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
【0038】次に、第2図を参照しながら製造方法を説
明する。透光性気密容器11の主要部をなすガラス管に
常法により導電性被膜16および蛍光発光層12を形成
し、管の両端に電極13を有するステム15を封着して
透光性気密容器11を構成する。その後ガラス管を加熱
排気し、希ガスおよび水銀を含む任意個数の水銀放出基
体14を示すガラス管の一端に接続された細管19を経
由して封入する。ガラス管は上記加熱の余熱または別途
加熱により、水銀放出温度以上に加熱されて水銀を放出
する。放出された水銀は水銀放出基体に実質的に再度吸
着されることはない。希ガスは、水銀を水銀放出基体に
より封入し排気した後に封入してもよいし、気密容器1
1の一端から排気しながら他端から水銀を水銀放出基体
により封入してもよい。
【0039】水銀放出基体として例えば亜鉛を使用する
場合、Zn−Hgのそれぞれが例えば50重量%の合金
として容器内に封入する。水銀放出前の合金の比重は
9.3であるが、水銀放出温度以上で容器を加熱する
と、水銀は放出され、嵩比重が4.7の多孔質の亜鉛が
容器内に移動可能な状態で残留する。同様にZn10
%、Hg90%の合金では水銀放出前は比重が12.4
であるが、放出後は1.2となる。
【0040】表1は、水銀放出物質の粒子サイズと水銀
放出後の嵩比重との関係において、蛍光発光層の損傷の
有無および程度を振動および包装落下試験を行った結果
を示したものである。
【0041】
【表1】 図3は他の実施例を示す。この実施例は水銀放出基体1
4を単一粒子にして封入したものである。通常粒子サイ
ズ3mm以内にすれば、細管を経由して容易に透光性気
密容器11内に導入することができる。なお、図1と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0042】図4は本発明の蛍光ランプを用いた照明装
置の一例を示す概念図である。図に示した照明装置は照
明器具である。図において20は照明器具本体で、ラン
プソケットや建物への取付け機構、電源接続機構等を具
備している。21は安定器で、電源と蛍光ランプ22と
の間に電気的に介在して蛍光ランプを安定に点灯するよ
うに作用する。図示しないが、照明装置としては、電球
形蛍光ランプ等であってもよい。
【0043】
【効果】本発明は以上詳述したような構成および作用な
ので、以下の効果がある。
【0044】請求項1ないしの発明によれば、所定
粒子サイズ、嵩比重の水銀放出基体を透光性気密容器内
に蛍光発光層上を移動可能に封入することにより、蛍光
発光層が損傷されにくく、かつ外観も良好であって、水
銀の定量封入およびランプ製造が容易な蛍光ランプを提
供できる。また、水銀放出基体のための特別の支持構造
を有さないので、ランプ構造が簡単であり、従って蛍光
ランプを安価に提供できる。しかも、水銀は水銀放出基
体に含有させた状態にして透光性気密容器内に封入する
ので、製造時の定量管理が容易となる。
【0045】特に請求項2の発明によれば、水銀放出基
体は粒子状であるため、蛍光発光層の損傷が発生しにく
い。
【0046】特に請求項の発明によれば、水銀放出基
体は多孔質であるから、嵩比重が小さくなるため、見か
け上軽量化され、より一層蛍光発光層を損傷しにくい。
【0047】特に請求項4の発明によれば、水銀放出基
体の組成を最適化した蛍光ランプを提供できる。
【0048】
【0049】請求項の発明によれば、所定の粒子サイ
ズ、嵩比重の水銀放出基体を透光性気密容器内に蛍光発
光層上を移動可能に封入することにより、水銀を定量封
入した蛍光ランプを容易に製造することができ、水銀放
出基体は蛍光発光層上を移動しても蛍光ランプとしての
機能に対する本質的な悪影響がない。
【0050】請求項の発明によれば、請求項1ないし
のいずれか一記載の蛍光ランプを有する照明装置であ
るから、請求項1ないしの蛍光ランプの効果を有する
照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光ランプの一実施例を示す一部を破
断し、かつ一部を拡大して示す正面図である。
【図2】本発明の蛍光ランプの製造工程の一例を示す図
である。
【図3】本発明の蛍光ランプの他の実施例を示す一部断
面図である。
【図4】本発明の照明器具の一例を示す概念図である。
【図5】従来の蛍光ランプを示す拡大一部断面図であ
る。
【符号の説明】
11 透光性気密容器 12 蛍光発光層 13 陽光柱放電を維持する手段 14 水銀放出基体 20 照明器具本体 21 安定器 22 蛍光ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大浦 直也 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東 芝ライテック株式会社内 (72)発明者 白井 修 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東 芝ライテック株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−283102(JP,A) 特開 昭54−118675(JP,A) 特開 平6−260139(JP,A) 特開 昭60−202652(JP,A) 特開 昭60−74337(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/24 H01J 9/395

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水銀を含む可電離性媒体を封入した透光
    性気密容器と; この容器の内側に直接的または間接的に形成した蛍光発
    光層と; 透光性気密容器内の可電離性媒体による陽光柱放電を維
    持するための手段と; 透光性気密容器内の蛍光発光層上を移動可能に封入され
    粒子サイズが1.5mm以下の水銀放出基体と: を具備しており、水銀放出後の水銀放出基体の比重であ
    る嵩比重が水銀放出基体の粒子サイズが1mm以下の場
    合は6.8以下、粒子サイズが1.2mm以下の場合は
    4.7以下、粒子サイズが1.5mm以下の場合は1.
    2以下であることを特徴とする蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 前記水銀放出基体は、単一または複数個
    の粒子状をなしていることを特徴とする請求項1記載の
    蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】 前記水銀放出基体は、多孔質の粒子状を
    なしていることを特徴とする請求項1または2記載の蛍
    光ランプ。
  4. 【請求項4】 前記水銀放出基体は、粒子状の亜鉛−水
    銀合金であることを特徴とする請求項1または2記載の
    蛍光ランプ。
  5. 【請求項5】 透光性気密容器の内側に直接的または間
    接的に蛍光発光層を形成する工程と; 透光性気密容器内部に電極を封着する工程と;予め水銀を含有させた粒子サイズが1.5mm以下の
    銀放出基体を透光性気密容器内部に蛍光発光層上を移動
    可能に封入する工程と; 透光性気密容器内部に希ガスを封入する工程と; 透光性気密容器を加熱して水銀放出基体から水銀を放出
    させる工程と; を具備しており、水銀放出後の水銀放出基体の比重であ
    る嵩比重が水銀放出基体の粒子サイズが1mm以下の場
    合は6.8以下、粒子サイズが1.2mm以下の場合は
    4.7以下、粒子サイズが1.5mm以下の場合は1.
    2以下であることを特徴とする蛍光ランプの製造法。
  6. 【請求項6】 照明装置本体と この本体に装着した請求項1ないしのいずれか一記載
    の蛍光ランプと; 電源と蛍光ランプとの間に電気的に介在して蛍光ランプ
    を安定に点灯する安定器と; を具備したことを特徴とする照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002170520A (ja) * 2000-09-22 2002-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水銀封入体、この水銀封入体の製造方法、およびこの水銀封入体を用いた蛍光ランプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002170520A (ja) * 2000-09-22 2002-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水銀封入体、この水銀封入体の製造方法、およびこの水銀封入体を用いた蛍光ランプ

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