JP3388633B2 - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機

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JP3388633B2 JP12254094A JP12254094A JP3388633B2 JP 3388633 B2 JP3388633 B2 JP 3388633B2 JP 12254094 A JP12254094 A JP 12254094A JP 12254094 A JP12254094 A JP 12254094A JP 3388633 B2 JP3388633 B2 JP 3388633B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば携帯電話機に適
用され、無線機筐体に対し、引出し、収納自在とされた
線状アンテナを備えた携帯無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の携帯無線機を図9に示
す。無線機筐体11内には無線回路12が設けられ、筐
体11の一面、この例では上面一端部に線状アンテナ1
3が立てられ、線状アンテナ13には樹脂材などのアン
テナカバー14が付けられている。線状アンテナ13は
筐体11に対し引出し、収納自在とされている。筐体1
1の上板に形成された孔の内周面に金属材よりなるリン
グ状の接続部材15が取付けられ、接続部材15に線状
アンテナ13が摺動自在に挿通され、線状アンテナ13
の給電端、図で下端に金属材のブロック16が固定さ
れ、ブロック16が接続部材15内に挿入自在とされ
る。ブロック16の下端につば16aが形成され、線状
アンテナ13を引出した時、つば16aが接続部材15
の内端面に接触して抜け止めとされている。接続部材1
5は導線17−整合回路18−同軸線19を通じて無線
回路12に接続される。
【0003】このような構造であるため、線状アンテナ
13を図9Bに示すように筐体11内に収納した状態で
は不整合が生じ、利得劣化が避けられない。つまり従来
の収納式の線状アンテナ13では、図9Aに示すように
引出した状態において高い性能が得られるように整合回
路18が設計されている。しかし、線状アンテナ13が
収納された状態では、線状アンテナ13の入力インピー
ダンスが変化し、引き出した状態での整合回路18によ
って線状アンテナ13との整合がとれない。従って、線
状アンテナ13との不整合が生じて大きく利得劣化が生
じてしまう。
【0004】一般にこのアンテナ引き出し状態と収納状
態との差は、線状アンテナ13の収納状態にもよるが、
5〜20dBに達する。携帯電話機等では、電話機とし
ての機能を十分に果たすために着信が重要であるので、
着信を受けるためにはアンテナ収納状態においても高い
利得を得ることが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の収納式
線状アンテナでは、収納状態においてアンテナが不整合
となり、利得が非常に低いという欠点があった。特に携
帯電話機では基本機能である着信が受けられないという
問題があった。この発明はこのような問題点を解決する
ためになされたもので、アンテナ収納状態にも高い利得
を有する携帯無線機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、従来と同様に線状アンテナが筐体に対し引出し、収
納自在とされ、その引出された状態で線状アンテナの給
電端が接続部材と電気的に接触し、その接続部材は整合
回路を通じて無線回路に接続されているが、この発明で
は線状アンテナと同軸心的にコイルアンテナが筐体に取
付けられ、また線状アンテナの先端部に同軸心的に導電
材の筒状結合部材が取付けられ、線状アンテナが収納さ
れた状態で筒状結合部材はコイルアンテナと電磁的に結
合し、かつ接続部材と電気的に接続される。
【0007】請求項2の発明によれば、線状アンテナが
筐体に対し、引出し、収納自在に取付けられ、線状アン
テナが引出された状態で線状アンテナの給電端と筐体に
取付けた第1接続部材とが電気的に接続され、線状アン
テナの給電端側には筒状導体が同軸心的に取付けられ
て、同軸形インピーダンス変換器が構成され、線状アン
テナが引出された状態で筒状導体と電気的に接続する第
2接続部材が筐体に取付けられ、コイルアンテナが線状
アンテナと同軸心的に筐体に取付けられ、線状アンテナ
の先端部に同軸心的に導電材の筒状結合部材が取付けら
れ、線状アンテナが収納された状態で筒状結合部材の一
端が第1接続部材と電気的に接続されるが第2接続部材
とは接続されることがなく、かつ他端がコイルアンテナ
と電磁的に結合され、第1、第2接続部材に同軸給電線
の一端の中心導体、外導体がそれぞれ接続され、他端が
無線回路に整合回路を介することなく接続される。
【0008】
【実施例】図1に請求項1の発明の実施例を示し、図9
と対応する部分に同一符号を付けてある。この実施例で
は線状アンテナ13と同軸心的にコイルアンテナ21が
筐体11に、この例では上面に外側に突出して取付けら
れる。コイルアンテナ21は線状アンテナ13と電磁的
に結合しないように、0.001波長以上間隔が設けら
れている。この例ではコイルアンテナ21は筒状の誘電
体材の保持部材22内に埋込まれて保持され、保持部材
22の下端面が接続部材17の上端面に、接続部材17
の貫通孔内周面の延長面が保持部材22の内周面とほぼ
一致するように固定されている。つまり線状アンテナ1
3及びそのカバー14はコイルアンテナ21、保持部材
22内に挿通されている。コイルアンテナ21は接続部
材15と接触しないようにされている。
【0009】線状アンテナ13の給電端と反対の端部
(先端近く)に線状アンテナ13と接触することなく、
同軸心的に導電材の筒状結合部材23が取付けられる。
この例では円筒金属材の筒状結合部材23がアンテナカ
バー14内に埋込まれ、その外周面がアンテナカバー1
4の外周面とほぼ一致されている。図1Bに示すように
線状アンテナ13が収納された状態で、筒状結合部材2
3の一端部が接続部材15内に位置し、接続部材15と
接触又は接近して電気的に、つまり高周波的に接続さ
れ、筒状結合部材23の他端部はコイルアンテナ21内
に位置し、コイルアンテナ21と電磁的に結合するよう
に、つまりコイルアンテナ21と筒状結合部材23との
間隔を調整している。またこの収納状態でコイルアンテ
ナ21は使用周波数に共振するようにされている。アン
テナカバー14の先端につば14aが形成され、アンテ
ナ収納時に、つば14aが保持部材22の上端面に位置
して、筒状結合部材23が接続部材15及びコイルアン
テナ21に対して前述した関係が常に良好に得られるよ
うにされている。なおこの例では接続部材15の内周
面、アンテナカバー14及びブロック16の各外周面は
それぞれ円筒面とされている。
【0010】このような構造となっているため、アンテ
ナ引き出し状態では線状アンテナ13が、収納状態では
コイルアンテナ21がそれぞれ動作して何れの場合で
も、ともに高い利得が得られる。この原理は以下のよう
に説明出来る。図1Aに示したようにアンテナ引き出し
状態では、線状アンテナ13のみが動作している。すな
わち、線状アンテナ13がコイルアンテナ21を貫通し
ているため、線状アンテナ13とコイルアンテナ21は
結合をしている。これにより、アンテナの共振としては
線状アンテナ13のものと、線状アンテナ13及びコイ
ルアンテナ21によって生じるものとの2共振となる
が、線状アンテナ13により生じる共振周波数が無線機
の使用周波数に合わされ、もう一方の共振は使用しない
ようにされる。一方、図1Bに示すようにアンテナ収納
状態では、接続部材15に筒状結合部材23が接触し、
かつその筒状結合部材23がコイルアンテナ21に近接
してコイルアンテナ21が電磁結合給電される。このと
き、線状アンテナ13は樹脂のアンテナカバー14に覆
われているため接続部材15には直接接触しない。この
状態もコイルアンテナ21と線状アンテナ13との結合
は強いので、コイルアンテナ21のみの共振とコイルア
ンテナ21及び線状アンテナ13の結合した共振との2
共振となるが、この収納状態では、コイルアンテナ21
のみの共振周波数が使用周波数と一致するようにされて
いる。つまりコイルアンテナ21を調整して、アンテナ
引き出し状態と同じ周波数で動作するようにする。
【0011】この実施例の実験結果を図2〜4に示す。
線状アンテナ13としては0.1cmΦ×13.5c
m、コイルアンテナ21は直径0.7cmΦで3.5回
巻、筐体11は13×2.5×4cm3 とし、LCの整
合回路18を給電点、つまり接続部材15に接続して5
0Ω系で給電出来るようにした。図2Aはアンテナ引き
出し状態、図2Bはアンテナ収納状態の各リターンロス
特性である。すでに説明したように、アンテナ引き出し
状態、収納状態ともに2共振となる。これらの共振のう
ちアンテナ引き出し状態は線状アンテナ13の、収納状
態はコイルアンテナ21の共振を使うように設計してあ
り、図中のマーカ(約840MHz)25が設計周波数
である。なお、図2AとBとでは共振周波がずれるのは
筐体11内には各種の導電があるため、このようなずれ
が生じる。
【0012】図2Cはコイルアンテナ21を取り去り、
線状アンテナ13のみとした時のアンテナ引出し状態の
リターンロス特性曲線26とアンテナ収納状態のリター
ンロス特性曲線27を示し、この図2Cからもアンテナ
引き出し状態は線状アンテナ13の共振を使っているこ
とがわかり、またアンテナ収納状態ではアンテナ利得が
ほとんど得られないことがわかる。
【0013】前記実施例の前記数値例の場合の放射パタ
ーンを図3,4に示す。図3はアンテナ引き出し状態、
図4はアンテナ収納状態の各パターンであり、基準(0
dB)は0.5波長ダイポールアンテナである。アンテ
ナ引き出し状態はXY面(線状アンテナ13と垂直な面
でほぼ円形の無指向性のパターンであり、利得も高い。
アンテナ収納状態でもXY面で無指向性のパターンがや
や歪んでいるが、レベルは十分高いもので、利得も高
い。
【0014】従って、この実施例により、アンテナ引き
出し状態は線状アンテナ13が、収納状態はコイルアン
テナ22が動作して両場合ともに高い利得が得られるこ
とがわかる。図5に請求項3の発明の実施例を示す。こ
の例では図1に示した携帯無線機において、筒状結合部
材23のブロック16側の近くにおいて線状アンテナ1
3と電気的に接続された小形金属部材28が設けられ
る。図では線状アンテナ13に対し、小形金属部材28
がつば状に固定され、その外周面がアンテナカバー14
の外周面と一致されている。図5Bに示すようにアンテ
ナ収納状態で小形金属部材28と接触する電気接点29
が筐体11内に設けられ、電気接点29は筐体11の共
通電位点(アース)に接続されている。電気接点29は
弾性金属板で作られ、小形金属部材28と弾性的に接触
するようにされている。
【0015】このように構成されているため、図1につ
いて述べたと同様に、アンテナ引き出し状態、収納状態
の何れでも高い利得が得られ、しかもアンテナ収納状態
では線状アンテナ13が小形金属部材28、電気接点2
9を通じて筐体11のアースに接続されるため線状アン
テナ13とコイルアンテナ21とが結合して生じる共振
が消され、コイルアンテナ21の共振が確実になる。
【0016】この場合のアンテナ収納状態でのリターン
ロス特性を図6に示す。アンテナ構造パラメータは図2
の場合と同一であるが、アンテナ収納状態では接続部材
15のすぐ下で線状アンテナ13が筐体アースに短絡さ
れ、線状アンテナ及びコイルアンテナの結合共振が除去
される。アンテナ引き出し状態では図2Aと同じであ
る。図6と図2Bとを比較して明らかなように図6では
共振が単一となり、コイルアンテナ21の共振を確実に
作ることが出来る。また放射パターンは線状アンテナを
アースしない場合(図3,4)と同一であった。
【0017】従って、この場合もアンテナ引き出し状態
は線状アンテナ13が、収納状態はコイルアンテナ21
が動作して両場合ともに高い利得が得られる。図7に示
すように、筒状結合部材23をアンテナカバー14の外
周面上に位置させ、これに応じて保持部材22の内周面
を図1の場合より大とし、アンテナ収納状態で筒状結合
部材23は接続部材15の上端面上に位置し、必ずしも
これと接触しなくても、接続部材15と電気的(高周波
的)に結合接続するようにしてもよい。筒状結合部材2
3はコイルアンテナ21の内周面とより接近し、より強
い結合が得られる。
【0018】図8に請求項2の発明の実施例を示す。こ
の場合は線状アンテナ13の下端の金属ブロック16と
接することなく、この近くから上方に延長した筒状導体
31が線状アンテナ13と同軸心的に設けられて同軸形
インピーダンス変換器32が構成され、アンテナ引き出
し状態で接続部材15に筒状導体31の下端部が接続さ
れ、また線状アンテナ13の下端に取付けられたブロッ
ク16の外周面と接続されるリング状接続部材33が設
けられる。接続部材15,33に同軸線19の一端の外
導体、中心導体がそれぞれ接続され、同軸線19の他端
は無線回路12に接続される。
【0019】図1に示したものと同様に線状アンテナ1
3の上端部に同軸心的に筒状結合部材23が取付けられ
る。この線状結合部材23はアンテナ収納状態で図8B
に示すように、下端部が接続部材33内に挿入接続さ
れ、上端部がコイルアンテナ21内に位置し、接続部材
15とは非接触とされる。このため筒状結合部材23の
上下端部を除いて外形が小とされ、つまり上下端部につ
ばが形成された状態とされている。その上下のつば間に
はアンテナカバー14の樹脂材が充填されている。必要
に応じて接続部材15,33間に調整用コンデンサ34
が接続される。
【0020】この場合のアンテナ引き出し状態、収納状
態の各動作は図1に示したものと全く同様の動作をする
ものであるが、線状アンテナ13を整合回路無しで給電
するものである。線状アンテナ13は内部無線回路12
から同軸線19で給電され、線状アンテナ13の下部の
筒状導体31と線状アンテナ13とがインピーダンス変
換器32として働いて整合回路無しでアンテナを給電す
る。この場合は、アンテナ引き出し状態は同軸形インピ
ーダンス変換器32をもつ線状アンテナ13として動作
し、アンテナ収納状態では50Ω同軸線19のままの低
いインピーダンスで非接触給電されるコイルアンテナ2
1となる。アンテナ収納状態は同軸線19の中心導体が
コイルアンテナ21と接続される必要があるが、筒状結
合部材23は接続部材15を回避してコイルアンテナ2
1と接続される構造となっている。
【0021】このような構造とすることにより、線状ア
ンテナ13としてより長いものが使用出来るとともに、
収納状態では低いインピーダンスでコイルアンテナ21
を給電出来るので、アンテナ引き出し状態では線状アン
テナ13が、収納状態ではコイルアンテナ21がより高
い性能で動作して両場合ともに非常に高い利得が得られ
る。
【0022】図8に示した構成においても、図5に示し
たようにアンテナ収納状態で、線状アンテナ13が筐体
アースに接続されるようにすることもできる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようにアンテナ引き出し状
態では線状アンテナ13が動作し、アンテナ収納状態で
はコイルアンテナが動作して、アンテナ収納状態でも高
い利得が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を示し、Aはアンテナ
引き出し状態の断面図、Bはアンテナ収納状態の断面図
である。
【図2】Aは図1の実施例のアンテナ引き出し状態のリ
ターンロス特性図、Bはアンテナ収納状態のリターンロ
ス特性図、Cは線状アンテナのみ(従来のもの)のリタ
ーンロス特性図である。
【図3】図1の実施例のアンテナ引き出し状態の放射パ
ターンを示す図。
【図4】図1の実施例のアンテナ収納状態の放射パター
ンを示す図。
【図5】請求項3の発明の実施例を示し、Aはアンテナ
引き出し状態の断面図、Bはアンテナ収納状態を示す断
面図である。
【図6】図5の実施例のアンテナ収納状態でのリターン
ロス特性図。
【図7】請求項1の発明の他の実施例を示し、Aはアン
テナ引き出し状態の断面図、Bはアンテナ収納状態の断
面図である。
【図8】請求項3の発明の実施例を示し、Aはアンテナ
引き出し状態の断面図、Bはアンテナ収納状態の断面図
である。
【図9】従来の携帯無線機を示し、Aはアンテナ引き出
し状態の断面図、Bはアンテナ収納状態の断面図であ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−343907(JP,A) 特開 平5−102717(JP,A) 特開 昭62−213303(JP,A) 特開 平2−271701(JP,A) 特開 昭54−52450(JP,A) 特開 平1−204507(JP,A) 特開 平6−216630(JP,A) 特開 平6−104625(JP,A) 特開 平4−314201(JP,A) 特開 平3−245603(JP,A) 特開 平6−97712(JP,A) 特開 平6−252621(JP,A) 特開 平7−131220(JP,A) 特開 平7−288413(JP,A) 特開 平7−86820(JP,A) 特開 平7−221531(JP,A) 特開 平6−6121(JP,A) 特開 平5−22011(JP,A) 特開 平7−79109(JP,A) 特開 平6−112857(JP,A) 実開 平5−85108(JP,U) 実開 平4−31805(JP,U) 特表 平7−508868(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/24 H01Q 9/32 H01Q 11/08 H04B 1/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状アンテナが筐体に引出し、収納自在
    に取付けられ、その線状アンテナが引出された状態でそ
    の線状アンテナの給電端と電気的に接続する接続部材が
    上記筐体に取付けられ、 上記接続部材は上記筐体内で整合回路を通じて無線回路
    に接続されている携帯無線機において、 上記線状アンテナと同軸心的に上記筐体に取付けられた
    コイルアンテナと、 上記線状アンテナに同軸心的に取付けられ、上記線状ア
    ンテナが収納された状態で上記接続部材と電気的に接続
    し、かつ上記コイルアンテナと電磁的に結合する導電材
    の筒状結合部材と、 を具備することを特徴とする携帯無線機。
  2. 【請求項2】 線状アンテナが筐体に引出し、収納自在
    に取付けられ、その線状アンテナが引出された状態で、
    その線状アンテナの給電端と電気的に接続する第1接続
    部材が上記筐体に取付けられ、上記第1接続部材に上記
    筐体内の無線回路が接続されている携帯無線機におい
    て、 上記線状アンテナの給電端側に、同軸形インピーダンス
    変換器を構成するように同軸心的に設けられた筒状導体
    と、 上記筐体に取付けられ、上記線状アンテナが引出された
    状態で上記筒状導体と電気的に接続される第2接続部材
    と、 上記線状アンテナと同軸心的に上記筐体に取付けられた
    コイルアンテナと、 上記線状アンテナに同軸心的に取付けられ、上記線状ア
    ンテナが収納された状態で一端が上記第1接続部材と電
    気的に接続され、上記第2接続部材と電気的に接続され
    ることなく、他端が上記コイルアンテナと電磁的に結合
    する導電材の筒状結合部材と、 上記第1、第2接続部材に一端の中心導体、外導体がそ
    れぞれ接続され、他端が上記無線回路に接続された同軸
    形給電線と、 を具備することを特徴とする携帯無線機。
  3. 【請求項3】 上記線状アンテナの上記筒状結合部材よ
    りも上記給電端側に、電気的に接続された小形金属部材
    と、上記筐体に取付けられ、上記線状アンテナが収納さ
    れた状態で上記小形金属部材と電気的に接続され、かつ
    上記筐体の共通電位点に接続されている電気接点とを備
    えていることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯無
    線機。
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