JP3388249B2 - 電動車の走行モータ - Google Patents

電動車の走行モータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動車の走行モータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動車の走行モータの配置は、特
開平2ー133007に示されるように各車輪それぞれ
独立に走行モータを配置する方式、前輪又は後輪51の
どちらかに一対の走行モータ52を配置する方式(図7
参照)、単一の走行モータ52をプロペラシャフト55
及び差動ギヤ54を介して前輪又は後輪51のどちらか
を結合する方式(図8参照)などが提案されている。
【0003】また、英国特許第1209597号公報
は、フレームに固定されステータコイルが巻装されたス
テータコアと、前記ステータコア内に回転自在に嵌挿さ
れた円筒状の磁性体からなり前記ステータコアの回転磁
界により回転するロータと、前記ロータに回転自在に嵌
挿されるとともに各外端部が互いに反対側へ突出する一
対の出力軸と、前記ロータ内にて前記ロータの径方向へ
伸びる軸心を中心として前記ロータに回転自在に支承さ
れる差動小歯車と、前記ロータ内にて前記出力軸対の各
内端に配設されて前記差動小歯車と噛合する差動大歯車
とを備える差動ギヤ機構内蔵の2出力軸形式のモータを
開示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電動車ではその実用化
に当たってバッテリ電力の有効利用が必要であり、その
ために車体の軽量化が極めて重要となる。しかしなが
ら、上記した各車輪51を独立の走行モータで個別に駆
動する方法では、多くの走行モータやそれを制御するイ
ンバータ53が必要となり、重量やスペ−ス、費用の点
で負担が大きい。
【0005】図8の走行駆動系では走行モータ52を単
一化できるものの、プロペラシャフト55及び差動ギヤ
54の重量、スペースの負担が新たに生じ、その分、車
体重量の増大も生じ、バッテリ電力の消耗も大きくな
る。また、各部の軸受け箇所が増加するので、摩擦損失
の増大もバッテリ電力の消耗の点から無視できない。上
記した従来の差動ギヤ機構内蔵の2出力軸形式のモータ
では、体格縮小及び重量軽減が可能となるが、この種の
モータでは次のような解決すべき課題があった。
【0006】すなわち、この種のモータでは、モータ印
加電圧位相の切り換えや給電電力の制御などのためにロ
ータの回転数や回転角を検出することが一般的である
が、上記差動ギヤ機構内蔵の2出力軸形式のモータのロ
ータは軸をもたない円筒磁性体からなるので、磁気式ロ
ータリーエンコーダやレゾルバなどの磁気式回転検出器
の回転部をロータに設置すると、ロータに生起される駆
動トルク発生用の回転磁界がこの磁気式回転検出器に容
易に侵入してノイズ電圧を発生させてしまう。
【0007】この問題を解決せんとして、円筒磁性体か
らなるロータから軸方向一方側へ非磁性円筒からなる軸
部を突出させ、ロータから離れて磁気式回転検出器を配
設することも考えられるが、このようにすると、ロータ
の実質軸長(実質的な軸方向長さ)が増大し、そのため
に機械剛性が低下してしまう。すなわち、上記した従来
の差動ギヤ機構内蔵の2出力軸形式のモータでは、ロー
タに嵌挿された二本の出力軸がロータを支承しており、
そしてこれら二本の出力軸はロータから互いに反対方向
へ突出した外端部で車体に支承されざるを得ない。した
がって、ロータの実質軸長が増大すれば、その分、各出
力軸の軸受け部からロータ内の内端(自由端となり、各
出力軸は略片持ち構造となる)までの距離が増加し、各
出力軸及びそれらに支承されるロータの偏心量が増大し
てしまう。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、装置の機械剛性の低下を抑止しつつ磁気式回転検
出器による正確な回転角の検出が可能な差動ギヤ機構内
蔵の2出力軸形式のモータからなる電動車の走行モータ
を提供することを、その目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電動車の走行モ
ータは、フレームに固定されステータコイルが巻装され
たステータコアと、前記ステータコア内に回転自在に嵌
挿された軟磁性の円筒部を有し前記ステータコアの回転
磁界により回転するロータと、前記ロータに回転自在に
嵌挿されるとともに各外端部が互いに反対側へ突出する
一対の出力軸と、前記ロータ内にて前記ロータの径方向
へ伸びる軸心を中心として前記ロータに回転自在に支承
される差動小歯車と、前記ロータ内にて前記出力軸対の
各内端に配設されて前記差動小歯車と噛合する差動大歯
車とを備える電動車の走行モータにおいて、前記ロータ
は、軸方向一方側へ突設されるとともに軸受けを介して
前記フレームに回転自在に支承されるとともに前記ロー
タの円筒部の外径より径小に形成される非磁性の軸筒部
と、前記軸筒部の外周に配設され少なくとも磁極部を有
する回転部と、前記回転部に近接して前記フレームに固
定されるとともに前記磁極部の回転に応じた磁気変化を
検出する固定部とを有する磁気式回転検出器を備えるこ
とを特徴としている。
【0010】
【作用及び発明の効果】電動車の走行駆動機構を構成す
る本発明の走行モータでは、ロータとともに回転しかつ
ロータにより回転自在に支承される差動小歯車は、差動
大歯車と噛合して一対の出力軸を駆動する。車両旋回に
伴い内外輪の回転数の差により両出力軸間の負荷トルク
に差が生じると、負荷トルクの差に応じて差動小歯車が
自転し、これにより両差動大歯車の回転数すなわち両出
力軸の回転数に差が生じる。
【0011】特に本発明では、ロータは、軸方向一方側
へ突設されるとともに軸受けを介してフレームに回転自
在に支承され、ロータの円筒部の外径より径小に形成さ
れる非磁性の軸筒部に、磁気式回転検出器の回転部を装
着しているので、以下の作用効果を奏する。まず、磁気
式回転検出器は非磁性材からなる軸筒部に装着され、か
つ、少なくとも軸受けにより支承される部分だけは磁性
材からなるロータの円筒部から離間するので、ロータの
円筒部から磁気式回転検出器に侵入する駆動トルク発生
用の磁界変化に影響を低減でき、回転数又は回転角の検
出を高精度に検出することができる。
【0012】また、磁気式回転検出器の軸筒部のロータ
側の端部が出力軸を経由せずにフレームに直接支承され
るのでロータや出力軸の偏心を低減でき、その結果、モ
ータの耐久性及び機械的安定性を向上することができ
る。
【0013】
【実施例】本発明の電動車の走行駆動系の一例を図2に
示す。50は差動ギヤ内蔵の走行モータであり、モータ
50から左右に突出する出力軸対には後輪51が装着さ
れている。図1にこのモータ50の断面図(図4のCー
0線矢視)を示し、図3にこのモータ50の部分断面図
(図4のBー線矢視)を示し、図4にこのモータ50の
差動ギヤ部断面図(図4のA線矢視)を示す。
【0014】それぞれフレーム10、11を合わせ、不
図示の長ボルトで締結して内部に密閉円筒空間が創成さ
れている。フレーム10、11の周壁内周面の中央部に
はステータコア1が嵌合されており、ステータコア1に
はステータコイル2が巻装されてステータが構成されて
いる。両フレーム10、11の端壁は軸受け15を介し
てロータ4を回転自在に支承しており、ロータ4の外周
面にはステータコア1の内周面に対面して磁極となる複
数の永久磁石5が周方向等間隔かつ極***互に固定され
ている。
【0015】ロ−タ4は、軟磁性材からなる両端開口円
筒形状の円筒部40と、円筒部40の両端面にビス44
により締結された非磁性のフランジ部42、43とから
なる。なお、フランジ部42のボス部42aは本発明で
いう磁気式回転検出器の軸筒部を兼ねている。ロ−タ4
のフランジ部42、43は、出力軸26、27を個別か
つ回転自在に支承しており、出力軸26、27は同軸心
上に配設され、出力軸26、27の内端はロータ4内に
おいて小間隔を隔てて対面している。そして、出力軸2
6、27の外端部は、フレーム10、11の端壁の軸受
け孔から、互いに反対方向へ突出している。
【0016】ロータ4の円筒部40は軟磁性体からなり
その外周面に永久磁石5が固定されている。円筒部40
の内周面の軸方向中央にはステー20がボルト30によ
り固定されている。ステー20は4本の脚部20aが径
外方向へ突出する軸受部材であって、脚部20aはボル
ト30によりロータ4の円筒部40に固定されている。
ステー20の中央部に設けられた軸孔20bは軸受けメ
タル18を介して両出力軸26、27の内端部を回転自
在に支承している。ステー20の外周部から径方向かつ
互いに逆方向へ一対の孔20cが穿設されており、両孔
20cに一対のピン21が圧入固定されている。両ピン
21は軸受けメタル17を介してすぐばかさ歯車である
一対の差動小歯車25を回転自在かつ個別に支承してい
る。
【0017】一方、両出力軸26、27の内端部にはス
テー20から小間隔を隔てて差動大歯車28、29が形
成されており、差動大歯車28、29は差動小歯車25
と噛合して差動ギヤを構成している。ロータ4のフラン
ジ部42、43はそれぞれ軸受け15、15を通じてフ
レーム10、11に支承されており、フランジ部42の
ボス部42aは長大に形成され、軸受け15はボス部4
2aのロータ側の端部を支承している。
【0018】軸受け15から反ロータ側へ突出するフラ
ンジ部42のボス部42aは上述したように本発明でい
う磁気式回転検出器6の軸筒部を構成している。このボ
ス部42aは非磁性からなり、ロータ4の円筒部40の
外径より径小に形成されている。この磁気式回転検出器
6は、周知のレゾルバ(角度検出器)であって、上記軸
筒部42aと、それに固定される回転部6aと、回転部
6aに相対回転自在に嵌着される固定部6bとからな
る。
【0019】回転部6aは、ボス部(本発明でいう軸筒
部)42aに嵌着される筒状磁性体(非磁性体でもよ
い)からなるフレーム61と、フレーム61の外周に周
方向へ互いに所定間隔隔てて外径方向へ向けて立設され
た軟磁性体からなる複数の磁極部62と、各磁極部62
にそれぞれ巻装されたコイル63と、フレーム61に嵌
着された樹脂ボビン64と、樹脂ボビン64に巻装され
たコイル65とからなる。
【0020】また、固定部6bは、フレーム10の外端
面には筒状磁性体からなるヨーク66がフレーム61と
同軸配置されてボルト60により固定されている。ヨー
ク66の内周面には、周方向へ互いに所定間隔隔てて内
径方向へ向けて立設された軟磁性体からなる複数の磁極
部67と、各磁極部67にそれぞれ巻装されたコイル6
8と、ヨーク66に嵌着された樹脂ボビン69と、樹脂
ボビン69に巻装されたコイル70とから構成されてい
る。
【0021】この磁気式回転検出器6の動作を説明すれ
ば、コイル65、70とフレーム61、ヨーク66はロ
ータリートランスを構成し、コイル70からコイル65
へ単相交流電流が給電され、コイル65はコイル63に
給電し、コイル63は磁極部62を励磁する。すると、
2相巻線構造のコイル68には、回転角をΘとすればの
sinΘ及びcosΘに比例する電圧が発生するので、
回転角Θが検出される。
【0022】更に、フレーム10、11の各端壁を囲包
してフロントハウジング12及びリヤハウジング13が
個別に固定されており、両ハウジング12、13は軸受
け19、19を介して左右の駆動軸80、80を回転自
在に支承している。フロントハウジング12とフレーム
10の端壁との間、及びリヤハウジング13とフレーム
11の端壁との間には、密閉空間からなる遊星減速ギヤ
室S1、S2が個別に区画形成されており、両遊星減速
ギヤ室S1、S2には遊星減速ギヤ機構8、8が個別に
収容されている。
【0023】遊星減速ギヤ機構8は、出力軸26、27
の各外端部に個別にスプライン嵌着されたサンギヤ81
と、サンギヤ81と噛合するプラネタリギヤ82と、プ
ラネタリギヤ82と噛合するインターナルギヤ83とか
らなり、インターナルギヤ83はフロントハウジング1
2及びリヤハウジング13の周壁に嵌入、固定されてい
る。駆動軸80、80の径大な内端部80a、80aか
ら複数本の軸部80b、80bが軸方向内側へ向けて周
方向等間隔に突設されており、軸部80b、80bが軸
方向内側へ向けて周方向等間隔に突設されており、軸部
80bにはブッシュ80cを介してプラネタリギヤ82
が回転自在に嵌着され、軸部80bにはブッシュ80c
を介してプラネタリギヤ82が回転自在に嵌着されてい
る。
【0024】このようにすることにより、出力軸26、
27の回転は、これら遊星減速ギヤ機構8、8により減
速されて車両の左右輪51に伝達される。以下、この装
置の作動を説明する。永久界磁型の同期モータであるこ
の走行モータ50のステータコイル2(ここでは三相巻
線としている)には不図示のインバータから通電され
る。このインバータは、磁気式回転検出器6から入力さ
れる角度信号に基づく永久磁石5とステータコイル2と
の角度関係に応じて、三相ステータ電圧波形を決定し、
この三相ステータ電圧をステータコイル2に印加する。
これにより、ステータコイル2に回転磁界が発生し、ロ
−タ4が回転する。
【0025】ロ−タ4の回転によりステー20及び差動
小歯車25が回転し、差動小歯車25に駆動されて差動
大歯車28、29も回転し、差動大歯車28、29は出
力軸26、27を通じてサンギヤ81を回転し、遊星減
速ギヤ機構8により減速されて駆動軸80、80が回転
し、駆動軸80、80に連結された後輪対55が回転す
る。ここで、旋回時など、左右の駆動軸80、80に掛
かる負荷トルクが異なる場合には、差動小歯車25がそ
の差トルクに応じて自転し、これにより差動大歯車2
8、29の回転数に差が生じ、車両の旋回が可能とな
る。
【0026】本実施例の他の特徴を以下に説明する。こ
の実施例では、ボス部42aは先端部(反ロータ側の端
部)が、基端部(ロータ側の端部)よりもαだけ径小に
形成されている。αは、ステータコア1の内径と永久磁
石5の外径との差であるエアギャップの幅βより大きく
設定されている。
【0027】このようにすれば、ロータ4の組付けを簡
単にすることができる。すなわち、まず、ロータ4を組
み立てた後、フレーム11の軸孔に軸受け15を嵌入
し、この軸受け15にロータ4のフランジ部43のボス
部43aを嵌入する。次に、フレーム10の軸孔に軸受
け15を嵌入し、この軸受け15付のフレーム10をフ
レーム11に合わせて、フレーム10側の軸受け15に
フランジ部42のボス部42aを嵌入する。
【0028】この時、ロータ4の永久磁石5がステータ
コア1の内周面に吸着し、それにより、ボス部42aが
偏心するので、ボス部42aがするので、フレーム10
側の軸受け15にボス部42aを嵌入させるのは容易で
は無い。この実施例では、長大であり、かつ、上記した
αが上記したβより大きく設定されたボス部42aの先
端部にフレーム10側の軸受け15をまず嵌着させる。
【0029】この時のボス部42aの先端部の偏心量は
軸受け15の軸孔径とボス部42aの先端部の外径との
差より小さく、かつ、ボス部42aの先端部が軸受け1
5の軸孔に嵌入される段階では、まだフレーム10の開
口端(右側)がまだステータコア1の外周に被っていな
いので、円滑にボス部42aの先端部が軸受け15の軸
孔に嵌入することができる。
【0030】その後、フレーム10をフレーム11側へ
押し込んでいけば、ボス部42aの外周の段差部が斜め
に面取りされているので、抵抗なくボス部42aを軸受
け15の軸孔に嵌入することができる。 (実施例2)他の実施例を図5〜図6に示す。
【0031】この実施例は、実施例1の永久磁石5の代
わりに、かご型回転子9を採用したものである。軟磁性
の円筒部40の外周には積層電磁鋼板構造のロータコア
91が嵌着され、ロータコア91の各スロットにはそれ
ぞれ導体バー92が配設され、導体バー92の両端部は
導体環からなるエンドリング93で短絡される。
【0032】この実施例の作用効果は実施例1の場合と
同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の走行モータの軸方向断面図である。
【図2】実施例1の電動車の走行駆動系を示す模式平面
図である。
【図3】実施例1の走行モータのロータの径方向部分断
面図を示す軸方向断面図である。
【図4】実施例1の走行モータのロータの径方向部分断
面図を示す軸方向断面図である。
【図5】実施例2の走行モータの軸方向断面図である。
【図6】実施例2の走行モータのロータの径方向断面図
である。
【図7】従来の電動車の走行駆動系を示す模式平面図で
ある。
【図8】従来の電動車の走行駆動系を示す模式平面図で
ある。
【符号の説明】
10、11はフレーム、1はステータコア、2はステー
タコイル、4はロータ、6は磁気式回転検出器、6aは
回転部、6bは固定部、26、27は出力軸、25は差
動小歯車、28、29は差動大歯車、40はロータ4の
円筒部、42、43はロータ4のフランジ部、42aは
ボス部(本発明でいう軸筒部)、62は磁気式回転検出
器の磁極部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームに固定されステータコイルが巻装
    されたステータコアと、前記ステータコア内に回転自在
    に嵌挿された軟磁性の円筒部を有し前記ステータコアの
    回転磁界により回転するロータと、前記ロータに回転自
    在に嵌挿されるとともに各外端部が互いに反対側へ突出
    する一対の出力軸と、前記ロータ内にて前記ロータの径
    方向へ伸びる軸心を中心として前記ロータに回転自在に
    支承される差動小歯車と、前記ロータ内にて前記出力軸
    対の各内端に配設されて前記差動小歯車と噛合する差動
    大歯車とを備える電動車の走行モータにおいて、 前記ロータは、軸方向一方側へ突設されるとともに軸受
    けを介して前記フレームに回転自在に支承されるととも
    に前記ロータの円筒部の外径より径小に形成される非磁
    性の軸筒部と、前記軸筒部の外周に配設され少なくとも
    磁極部を有する回転部と、前記回転部に近接して前記フ
    レームに固定されるとともに前記磁極部の回転に応じた
    磁気変化を検出する固定部とを有する磁気式回転検出器
    を備えることを特徴とする電動車の走行モータ。
  2. 【請求項2】前記軸筒部の反ロータ側の端部の外径は、
    前記ステータコアの内周面と前記ロータの前記円筒部の
    外周面との間のエアギャップより大きい幅だけ、前記軸
    筒部の前記軸受けが嵌着される部位に比較して小径に形
    成されている請求項1記載の電動車の走行モータ。
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