JP3387004B2 - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JP3387004B2 JP09294198A JP9294198A JP3387004B2 JP 3387004 B2 JP3387004 B2 JP 3387004B2 JP 09294198 A JP09294198 A JP 09294198A JP 9294198 A JP9294198 A JP 9294198A JP 3387004 B2 JP3387004 B2 JP 3387004B2
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制御装置に係り、特
にニューロ理論を適用した制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在適用されている自動車の制御装置に
おいては燃料制御に代表されるようにディジタルコンピ
ュータを用いたプログラム制御が主流である。
【0003】このようなプログラム制御の一例としては
例えば、米国特許第4,542,730 号明細書や米国特許第4,
785,783 号明細書に記載のものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
おいては、自動車の運転状態(エンジン,トランスミシ
ョン,ブレーキ,車高,サスペンション等の作動状態)
を検出するのに数多くのセンサが用いられている。
【0005】そして、これらのセンサ出力は単独で制御
量に反映され、又は単独で学習制御の補正量に反映され
ていた。
【0006】ところが、その制御量が正しく物理量に反
映されない場合があるといった問題を有している。
【0007】本発明の目的は、センサの出力目標値を入
力することにより、アクチュエータを制御し所望の制御
結果を得ることができる制御装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、アクチュエ
ータと、前記アクチュエータの作動によって変化するあ
る状態量を検出する第1のセンサの出力と、前記ある状
態量とは別の状態量を検出する第2のセンサの出力と、
前記第1のセンサの出力目標値とを入力層に入力するニ
ューロコンピュータと、を備え、前記ニューロコンピュ
ータの出力層から信号に基づいて、前記アクチュエータ
に制御信号を出力することにより達成される。
【0009】
【0010】
【0011】上記解決手段によれば、物理量の目標値と
その物理量の検出値(制御結果)とを考慮して、アクチ
ュエータを制御できるので、その制御が適正に行われ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図1に示
す。エンジン1には、吸気管20,排気管21がある。
吸気管20の一部に燃料噴射弁6があり燃料が供給され
る。吸入空気量は、空気量センサ22で計量され、制御
回路2に入力される。その他制御回路2には、クランク
軸の回転角検出器3,酸素センサ4等の信号がエンジン
より入力され、点火コイル5を介して点火信号が点火プ
ラグ7に入力される。エンジンの機械的な振動を検出す
るノックセンサ8が、エンジンブロックに付設されてい
る。ノックセンサ8の信号は、アンプ9を介してサンプ
ルホールド回路11に入力される。この入力信号10
は、時系列信号である。サンプルホールド回路11は、
時系列信号10を一定の時間周期でサンプルホールド
し、入力順に12a,12b,12c,…,12nと空間
的多変数信号としてニューロコンピュータ13の入力相
に入力する。ニューロコンピュータの出力14は、エン
ジンのノッキングの強度に比例した電圧として出力さ
れ、制御回路2のA/Dコンバータで、アナログ信号か
らディジタル信号に変換され点火時期の制御を行う。一
方制御回路2からの信号15により、サンプルホールド
回路11を制御する。
【0013】図2に点火時期θigの制御フローを示す。
制御フローがスタートするとステップ25で基本点火時
期θO をメモリマップから読出す。θO はエンジン回転
数と負荷(燃料の噴射時間,絞り弁開度等)より決定さ
れる。ステップ26で点火時期θがθig=θO±Δθ と
して計算される。ここでΔθは補正的に計算された値で
ある。ステップ27でθigがセットされ点火される。ス
テップ28でニューロコンピュータ13の出力14より
ノック強度が測定される。ステップ29で補正量Δθが
計算される。ここでΔθは、出力14の大きさにより−
Δθ(遅角量)〜+Δθ(進角量)まで計算される。
【0014】一般にエンジンのノッキングにより発生す
る筒内固有振動数Fは、ドレーパにより次式で提唱され
ている。
【0015】
【数1】
【0016】ここでB :シリンダボア径 C :音速 Uum:振動モードによる固有値 (1)式によれば、ノッキングはBとCの関係で決まる
ものである。そのため、エンジンのボア径によりノッキ
ング周波数は変化する。
【0017】図3にノックセンサ8の周波数と出力の関
係を示す。非共振型は周波数全域において出力は同じレ
ベルにあるが、センサ出力は小さい。一方共振型は、特
定の周波数でセンサ出力が大きくなる。また広域共振型
は共振点での出力は共振型より小さいが、共振域が広い
周波数帯に広がっている。本発明には広域共振型が、図
4のノッキング周波数との関係で好適である。しかし共
振型であっても、シリンダボア径に合わせて共振点を設
計することにより使用できる。
【0018】図4は、ノック発生時とノックなし時の筒
内圧力の圧力比の周波数との関係を示したものである。
図4において、7.9KHz,13.8KHz,18.5
KHz,22KHzと圧力比が大きくなる点があり、広
い周波数域においてノッキング時の圧力が大きくなって
いることがわかる。このため多くのノッキング周波数が
検出できる広域共振型が有利である。
【0019】図5にクランク角とセンサ出力の関係を示
す。図5(a)は共振型の場合である。ノッキング現象
は、シリンダ内で混合気が燃料中にシリンダ内圧力が上
昇することにより混合気が自発火し、シリンダ内を圧力
波が往復する時の圧力で発生する。このためノッキング
の発生時期は点火より遅れて発生する。共振型の場合
は、共振周波数でセンサ出力が発生する。一方図5
(b)は広域共振型の場合である。図示のごとく多くの
周波数の合成波として出力される。いずれの場合もノッ
キング発生は、点火が基点となりそれ以降に発生する。
このためサンプルホールド回路11を制御回路2により
信号15で制御する場合は、点火を基点としてサンプル
開始信号を発生すればよい。
【0020】一方、サンプルホールド回路11のサンプ
ル周期については、広域共振型の場合最大測定周波数の
1/10程度とすることが良い。つまりサンプル周期
は、ノッキング信号を間欠的に測定して、元信号の周波
数変化が復元できる必要があるためである。またサンプ
ル期間は、最小測定周波数が最小1周期の期間以上あれ
ばよい。
【0021】共振型センサの場合は、共振周波数の1/
10の周期で1周期以上の間サンプルするのが良い。
【0022】図6にニューロコンピュータ13の構成要
素であるニューロ素子23を示す。入力Ok,Oj,Ol
に対してそれぞれに重み係数Wik,Wij,Wilを付け、
出力Oi
【0023】
【数2】
【0024】ここにθ:しきい値 である。
【0025】また、出力Oi は次のニューロ素子へ出力
される。
【0026】一方出力Oi には図7に示すように、しき
い値θより大きくなると出力が1とステップ的に変化す
るものや、図8に示すように
【0027】
【数3】
【0028】とシグモイド(Sigmoid)関数で出力される
ものがある。本発明のごときノッキング強度と出力を比
例させる場合はシグモイド関数が有利である。
【0029】図9はニューロコンピュータ内のニューロ
素子の構成の一部を示したものである。入力層として3
0a,30b,30cがありサンプルホールド回路11
よりの信号が各々12a,12b,12cに順次入力さ
れる。ニューロ素子30aの出力は中間層のニューロ素
子31a,31b,31cに各々重み係数が付加されて
入力される。同様にニューロ素子30b,30cの出力
信号も各々重み係数が付加され中間層のニューロ素子3
1a,31b,31cに入力される。中間層のニューロ
素子31a,31b,31cの出力はしきい値θ1 が付
加され出力層のニューロ素子32に各々重み係数が付加
されて入力され、ニューロ素子32のしきい値θ2 で出
力される。
【0030】ニューロコンピュータ13の各々の重み係
数,しきい値の学習方法のフローを図10に示す。ステ
ップ33でモデルデータを入力層に入力する。そこでス
テップ34で出力層に正しく出力されたかどうかを判定
する。Yesの場合はステップ35に進み、正解径路の
重み係数を大きくする。同様にしきい値を小さくする。
ステップ37で正解との差を判定し、誤差量が小さけれ
ば終了する。誤差量が大きければステップ34に戻り再
度重み係数,しきい値を調整し、誤差量小となるまで繰
り返す。以上の方法で数種類のモデルデータについて学
習することにより、正解率が高くなる。
【0031】ノックセンサ8が広域共振型とした場合の
ニューロコンピュータの構成例を示す。ノッキング周波
数7.9KHz,13.8KHz,18.5KHzで共振す
るものとすれば、サンプル周期は
【0032】
【数4】
【0033】サンプル期間は
【0034】
【数5】
【0035】又は
【0036】
【数6】 5.4μs×30=162μs …(6) 入力層 30個 中間層 3個 出力層 1個 合計 34素子 となる。図11にその構成を示す。入力層は30個とし
各々のニューロ素子の出力が中間層3個に入力される。
3個の中間層は1個の出力層に入力される。
【0037】図11の構成は、本発明の一実施例であ
り、入力層,中間層の素子数を増加すれば、検出精度が
向上する。
【0038】図12〜図14は図6のニューロ素子23
の工学的構成を示したものである。図12は、オペアン
プである。図13はトランスコンダクタンスアンプの場
合、図14は、インバータの場合である。いずれの場合
も vi +,vi -:入力 vO +,vO -:出力 である。
【0039】図15,図16は、図12,図13の場合
の入力段の作動ペアのトランジスタの構成を示す。図1
5はバイポーラ,図16はCMOSの場合である。
【0040】図17〜図19にニューロ素子23の重み
係数を工学的に実現する方法を示す。図17はFETの
トライオード領域を使用した場合、図18は、トランス
コンダクタンスアンプを利用した場合である。図19は
4ビットのキャパシタアレイを用いた場合である。
【0041】図20は学習した重み係数を記憶しておく
場合の方法を示したものである。制御回路内のコンピュ
ータのメモリ40に内蔵しておきD/Aコンバータ41
でアナログに変換し、FETを作動させる。
【0042】図21に他の実施例を示す。ノックセンサ
8に共振型を使用した場合である。ノックセンサ8の時
系列信号をサンプルホールド回路で空間的多変数信号に
変化した出力を12a〜12fとする。この信号12a
〜12fを入力層と出力層で構成されたニューロコンピ
ュータに入力する。ここで入力層と出力層のニューロ素
子を同数としておく。またサンプリング周期は共振周波
数の1/4とし、サンプル時間も共振周波数と同じであ
る。このため43aの信号には共振周波数の成分がなく
なり、ノイズ成分となる。そこで入力層に入力した元の
信号と43a〜43fの信号を各々引けば、ノイズ信号
が除去され共振周波数の信号が残る。回路42で44a
〜44fの信号の最大値と最小値の差を算出し、それを
ノッキング検出信号とする。
【0043】図22は各部の信号である(a)は入力信
号、(b)はノイズ信号、(c)は共振周波数信号であ
る。なおこの実施例ではサンプル周期を共振周波数の1
/4としたがサンプル周期を小さくすることにより測定
精度が高くなる。
【0044】図23にニューラルネットを用いた、エン
ジン制御装置の構成を示した。ニューラルコントローラ
ーに目標値が入力されて、その結果を制御対象であるエ
ンジン51に出力する。エンジン51からの状態量を、
ニューラルコントローラー50にフィードバックする。
本装置では、これに加えて、エラーフィードバック52
によるルーチンがある。このルーチンは、目標値と実際
の状態量との差を検出して、差が大きい場合には、ニュ
ーラルコントローラー50のニューラルネット部の重み
係数w又は、ニューロ素子の変換関数を変更する。
【0045】図23の実施例は、エンジンの空燃比を制
御するためのシステムである。空燃比の目標値rはコン
トローラー53から与えられる。ニューラルコントロー
ラー50にはその他に、水温Tw ,回転数N,空気量
(負荷)Qq 等の他の状態量が入力される。またニュー
ラルコントローラー50の出力は噴射弁の開弁時間Tで
ある。このTがエンジン51に与えられて、その結果と
して、実際の空燃比(A/F)λが出力される。このλ
は、ニューラルコントローラー50に入力されるととも
に、エラーフィードバック部52にも入力される。この
エラーフィードバック部52には、その他に目標値rが
入力される。ここでは、λとrの偏差(エラー)が検出
される。このエラーが大きい場合には、ニューラルコン
トローラー50の構成が不適当と判断され、これを再構
成されることになる。この再構成は、ニューラルネット
の重み係数を書き換えるか、変換関数(シグモイド関数
等)を書き換えることにより実行される。
【0046】ニューラルネットの構成を図24に示し
た。入力層λ,中間層j,出力層kとなっている。中間
層の出力Oj は、
【0047】
【数7】
【0048】となる。このfは、変換関数で、例えばシ
グモイド関数である。出力Tは、
【0049】
【数8】
【0050】となる。
【0051】動作の様子を図25に示す。図25(a)
は、中間層jにおける関数変換の様子である。θ
j (1)は、中間層の第1個目のニューロ素子における状態
である。この素子への入力の総和は、
【0052】
【外1】
【0053】であり、この関数の出力は、非線形関数変
換されて、θj (1)となる。以下の中間層の出力も同様に
決定され、出力は、θj (2),θj (3),…,というふうに
なる。次に、これらの中間層の出力の総和が図25
(b)に示す出力層の素子の入力となる。ここでも同様
に関数変換されて、出力Tを得る。このTがエンジン5
1に与えられる。
【0054】ここで、例えば、エンジンの過渡運転時の
供給燃料の輸送遅れを考慮して、Tを決定したい場合に
は、図25(a)の関数を所望の値に決定すれば良い。
ニューラルコントローラー50は、エンジン51の内部
状態をモデル化したものと考えることができる。このた
め、後述するように、学習による再構成を繰り返せば、
燃料の輸送遅れなどの数式では記述しにくい現象も補償
されることになる。
【0055】ニューラルネットの再構成の様子を示し
た。図26(a)は、ニューロ素子の重み係数を書き換
える方法である。学習前は、(イ)の状態で、出力はθ
j (1)となる。ここで重みを学習により書き換えて、
1i′とした場合には、(ロ)の状態となり、出力は、
θj (1)′となる。このように重み係数を書き換えること
による前とは異なった出力が得られる。
【0056】図26(b)は、別の方法を示した。ここ
では、変換関数を、学習前の(イ)から(ロ)のように
書き換える方法である。このようにすると、入力が
【0057】
【外2】
【0058】と同じでも、出力は、θj (1)からOj (1)
のように変化する。つまり関数の形を修正することによ
っても、学習することができる。
【0059】ニューラルコントローラー50の学習のフ
ローチヤートを図27に示す。この学習は、λのサンプ
ル時期毎に起動される。ステップ54で目標値rをリー
ドする。ステップ55ではλをリードし、次にエラー変
数eを求める。eは(9)式となる。
【0060】
【数9】 e=k(λ−r) …(9) このeを基に、ステップ57で、Tの修正量ΔTが計算
される。その後、ステップ58で修正プログラムを起動
する。
【0061】図28に修正プログラムを示した。このプ
ログラムが起動されると、ステップ591,592で今
回のΔT(n)と、前回のΔT(n-1)がリードされて、両者
の差であるΔEをステップ593で求める。このΔEの
大きさをステップ594〜597で基準値T1〜T4によ
り判断し、それぞれの大きさに応じて、ステップ598
〜602で重み群Wの微修正を行う。
【0062】図29には、別の修正プログラムを示し
た。ここでは、ステップ591〜597は同じで、ステッ
プ603〜607でΔEの大きさに応じて、関数f1
5の修正を行う。
【0063】図28,図29に示した重み群Wa〜We
選択や、関数f1〜f5の選択は、あらかじめプログラム
しておき、それを書き換えるかは理論的に決定されてい
る。図30には、修正値の記憶法を示した。図30
(a)に示したように、修正プログラムが完了したら、
修正された値(重みまたは関数)をバッテリバックアッ
プ可能な、メモリにただちに記憶しておく。これは、学
習効果を、保存するために行う。この修正値は、図30
(b)に示したように、キースイッチON直後にメモリ
が読み出される。
【0064】図31には、学習の効果を示した。アクセ
ル開度θacに対する空燃比λの変動を示した図である。
(イ)→(ロ)→(ハ)と学習をかさねるたびに、λの
変動は小さくなっている。
【0065】このように、ニューラルネットを用いた学
習は、重み係数を書き換えることにより達成されるの
で、エンジンのモデルを明確に知らなくても大きな効果
を得ることができる。
【0066】図32は、多変数の制御の例を示した。こ
の実施例では、コントローラー53からは、目標値とし
て、空燃比A/F,トルクT,加速度gがニューラルコ
ントローラー50に入力される。ニューラルコントロー
ラー50からは、噴射弁の開弁時間Tinj ,点火時期T
ig,スロットル開示θth,変速機の変速位置Ptr,ライ
ン圧力OPl が出力される。これらの値が自動車60に
与えられる。さらに自動車の実際のA/Fr ,Tr,gr
を測定して、目標値とともにエラーフィードバック部5
2に入力される。ここでは、図27から図30に示した
ように、エラー,修正量を計算して、ニューラルコント
ローラーを再構成する。このようにニューラルコントロ
ールは、多変数の制御にも応用することができる。
【0067】図33には、ニューラルネットの構成を示
した。入力層iには、目標値A/F,T,gの他に、水
温,吸気湯,回転数,負荷などの各種状態量を判断のた
めに入力される。
【0068】図34は、ハード構成を示した。61は、
ニューラルコントローラーを含む、コントローラー部で
ある。
【0069】コントロール部61への入力は、アクセス
開度θac62,空気量信号63,トルク信号64,加速
度信号65などであり、出力は、スロットル66を電気
的に動作させるアクチュエータ67への信号68,点火
コイル69への点火信号70,噴射弁71への開弁信号
72,変速機73への変速位置信号74や、図示してい
ないが、変速機を制御する油圧のライン圧制御信号OP
l である。これらの変数が、ニューラルコントローラー
によって制御される。
【0070】図35には、目標値であるA/F,T,g
の決定法の一例を示した。ここでは、運転者の意図を判
断して、車のトルクT,加速度gを決定するので、アク
セル開度θacを入力とした。図35のように、θacとθ
acの変化分θ′acによりA/F,T,gの三種類のマッ
プから検索する。
【0071】図36には、別の目標値の決定法を示し
た。この方法は、ニューラルコントローラー50を2個
用いる方法である。ニューラルコントローラー50
(A)では、アクセル開度θac,ブレーキ踏角θbr,車
速Vが入力されて、自動車のおかれている環境が判断さ
れる。つまり、環境が市街地,高速道路,渋滞,悪路
(じやり,水,氷),登り,下り坂などであるかを判断
して、この環境に見合ったトルク,加速度を与えるよう
に目標値を決定する。この目標値は、ニューラルコント
ローラー50(B)に入力されて、前述のように自動車
の各部を制御する。
【0072】つまり、図32の例は、運転者の意図を重
視した。自動車の制御であり、図36は、環境に合わせ
て車が最適な走りをする制御法である。
【0073】次に本発明の他の実施例を図37(a)に
示す。自動車115,自動車制御装置116,エンジン
軸トルク検出装置117から構成される。エンジンの軸
トルクをエンジン軸トルク検出装置117で検出し、自
動車制御装置116で目標トルクであるかを判断し、目
標トルクでなければ、エンジン115の軸トルクを変化
させるパラメータを変更し、目標トルクとなるように制
御する。
【0074】図37(b)に図37(a)の制御フロー
を示す。目標トルクマップがメモリ118に格納されて
いる。メモリ118はたとえばROM又はバッテリでバ
ックアップされたRAMである。目標トルクはたとえば
エンジン回転数と負荷のマップとする(図38参照)。
負荷のかわりに、基本燃料噴射パルス幅,吸気圧力,絞
り弁開度,アクセル開度を選んでも良い。目標トルクは
比較手段119でエンジンの軸トルクと比較され、目標
トルクと一致しない場合には、トルク修正手段122で
軸トルクを変化させるパラメータが修正され、エンジン
115の軸トルクを変更する。トルク修正方法として
は、具体的には、絞り弁開度,燃料量,点火時期を変更
して行う。
【0075】また、エンジンの軸トルクはトルク検出手
段121で検出される。
【0076】図39にエンジン軸トルクの検出方法を示
す。クランク軸103には、4つのピストン100が接
続してある。この例では4気筒エンジンである。クラン
ク軸の両端にはクランク軸の両端の回転角を検出するセ
ンサ101,102が取付けてある。センサ101及び
102の信号を軸トルク検出手段108で処理する。周
知のようにクランク軸のねじれ角を検出することによっ
て、エンジン軸出力を検出できる。
【0077】図40に単気筒エンジンの軸トルクの測定
した結果の一例を示す。燃焼圧力及び慣性力が合成され
て、クランク角度とともに軸トルクは複雑な変化をす
る。多気筒エンジンでは、各気筒間の軸トルクが合成さ
れたものが、検出されるため、軸トルクの検出がむずか
しい。
【0078】図41にセンサ信号の一例を示す。センサ
101及びセンサ102はたとえば歯車と電磁ピックア
ップである。クラン軸が回転すると、図41(a),
(b)のような信号が得られる。この2つの信号の位相
差を求めると図41(c)のような信号が得られる。こ
の位相差はクランク軸のねじれ角に相当する。すなわ
ち、2つのセンサ信号の位相差によって、クラク軸のね
じれ角を設けることができる。
【0079】
【数10】 Te=f(Δθcr) …(10) (10)式のように、ねじれ角Δθを求めれば、軸トル
クが求まる。しかしながら、前述のように軸トルクは燃
焼圧力が慣性力及び多気筒の影響によって、関数f(Δ
θcr)を求めることがむずかしい。特に高回転時には処
理時間が短かく、軸のねじれ角も大きくなり、トルクを
求めることがむずかしい、そのためf(Δθcr)の近似
モデルを用いたりするが、精度が悪い。またモデルの精
度を向上すると、軸トルクの計算に時間を要し、実用的
でない。
【0080】図42にニューロコンピュータを用いたト
ルク検出法の説明を示す。ニューロコンピュータの入力
層に時間的に取り込んだ信号の位相差Δθ1,Δθ2,Δ
θ3,…,Δθn を入力する。この場合、出力層には軸ト
ルクを出力させる。図42(a)に示すように、初期の
うちは、各層の接続は均一であり、精度良く軸トルクを
求めることができない。図42(b)に示すように、ニ
ューロコンピュータに正しい軸トルクを学習させると各
層の接続が最適化され、正しい軸トルクを求めることが
できる。すなわち、あらかじめ、軸トルクをニューロコ
ンピュータに与えて学習させることによって、位相差に
対する軸トルクの関係f(Δθcr)を求めなくても、軸
トルクを検出することができる。しかも、各信号の計算
は並列に行われるため、短時間で軸トルクの計算が終了
する。
【0081】図43に本発明の構成を示す。2つのセン
サの信号θa,θbを回路120に入力し、位相差Δθを
求める。位相差Δθはピークホールド回路106に入力
され、ピークホールドされた信号はニューロコンピュー
タ107に入力される。ピークホールド回路106はニ
ューロコンピュータの入力層1つに対して、1つ設け
る。ニューロコンピュータの各入力層に入力される信号
は、時系列的にずれた信号である。サンプル周期はクラ
ンク角1度〜30度の範囲とする。本発明では、そのほ
かの構成とし、他の演算を行うCPU108,プログラムを入
力するROM109,ニューロコンピュータの学習パラメータ
を記憶するバッテリバックアップRAM110,プログラムを
実行させたりするRAM111,アナログデータを入力するA
/D変換器121より構成される。
【0082】図44に本発明の他の実施例を示す。位相
差信号をA/D変換器108でデイジタル信号に変換す
る。その後、RAM112にデイジタル信号を格納する。RAM1
12には、A/D変換値が時系列的に順番にRAM内のメ
モリに記憶される。RAM112に記憶されたデータはニュー
ロコンピュータ107に入力される。RAM112への時系列
的なデータの取り込みはCPU108で制御される。このよう
な構成では、ピークホールド回路を用いることなしに、
データの取り込みができるので、コンパクト化できる。
また信号がデイジタル値であるので、信号処理が容易で
ある。
【0083】図45に本発明の他の実施例を示す。RAM1
12へのデータの取り込みをメインCPU108とは別のCPU
(メインCPUより小規模)によって、制御する。たと
えばメインCPU32ビットに対し、8ビットで十分で
ある。この場合、メインCPUの介在なしにデータの取
り込みができるので、メインCPUの割込み処理などの
負担を大幅に低減できる。
【0084】図46にニューロコンピュータの基本動作
を示す。
【0085】外界にx1,x2,…,xk のk個の信号が
あった場合、 S={x1,x2,…,xk} と表わせる。
【0086】情報Sたとえば軸ねじれ角に接するうち、
ニューロコンピュータは内部にSの構造に適合するよう
にパラメータを修正する。これは、Sのモデルをニュー
ロコンピュータ内部に自動的に形成し、これを用いてS
の情報を処理することである。外部からの信号を受け取
る神経場Fは空間的に一様の構造をしていて、その相互
の結果方式は相互抑制形とする。すなわち、場の中の1
つのニューロンが信号を発すると、このニューロンの出
力はごく近くにある他のニューロンをも信号を発生させ
ようとするが、少し離れた場所にあるニューロンに対し
ては、抑制させるように作用する。
【0087】各ニューロンは、入力信号xがくると、そ
れを自分の結合荷重ベルトクSを用いて受け取るから、
総和として内積
【0088】の強さの刺激を受ける。この他に抑制性の
信号xO を−SOOの強さで受け取るものとし、さらに
他のニューロンが出力をだしていれば、そこからの相互
抑制形の作用を受ける。こうしたすべての入力の総和が
一定値を超えれば、このニューロンは出力を出す。
【0089】ui を第i番目のニューロンの平均電位、
i をその出力、Wijをj番目のニューロンからi番目
のニューロンへの結合の強さ、Si をこのニューロンの
外界の信号xに対する結合荷重とする。SOiを抑制入力
O に対する荷重とする。入力信号xが入れば、ニュー
ロンの興奮状態は
【0090】となる。
【0091】今、ニューロンが興奮すれば、そのときの
入力の強さに比例して興奮性結合SOiも強まるとすると
【0092】
【数11】
【0093】
【数12】
【0094】すなわち、定数C,C′がうまく選ばれて
いれば、ニューロコンピュータの中に、Sに対応したニ
ューロンの結合を構成できることが数字的に証明され
る。
【0095】以上より、たとえば、あらかじめ、エンジ
ンの運転中に別の手法で求めた軸トルクを与え、ニュー
ロコンピュータのWijを最適化すれば、位相差Δθcr
り軸トルクTe を求めることが可能となる。学習したW
ijはバッテリバックアップメモリに記憶しておく。
【0096】図47に本発明の他の実施例を示す。自動
車146に前方発光素子141と受光素子142を設け
る。発光素子としてはたとえば、レーザ,赤外線ダイオ
ードを用いる。受光素子としてはたとえば、フオトトラ
ンジスタ,フオトダイオードを用いる。発光素子141
より発生された光は、路面で反射,散乱し、受光素子1
42に到達する。
【0097】図48に示すように、受光素子144は2
次元のアレイ状に複数個並べられている。受光素子14
4の信号は、ニューロコンピュータ107の入力層に導
かれる。
【0098】図49に示すように、各受光素子の位置に
よって、信号の強さが異なる。路面の状況(乾燥,雨,
凍結など),障害物の大きさ,形状によって、信号の強
さパターンが異なる。すなわち、これらの信号を前述の
ようにニューロコンピュータで処理することによって、
高速に、障害物の形状,路面状況を検出することができ
る。
【0099】ニューロコンピュータの学習はあらかじ
め、路面状況を与えて、ニューロコンピュータ内の重み
係数,しきい値を最適化しておく。以上によって障害物
の有無,路面状況を正確に把握できるので、ドライバに
警報もしくは、運転パラメータを最適化することができ
る。
【0100】図50に、路面状況の検出の他の方式を示
す。車両前方より発したレーザ光を路面に当て、その反
射光をレンズ,フィルタの作用によりフーリエ変換し、
光の形状と強度分布を調べ、それによって、走路前方の
路面状況,道路の傾斜,曲率を判定することができる。
【0101】以上は発光素子の光の路面での反射,散乱
による光を受光素子で検出することによるが、たとえ
ば、受光素子としての高感度のCCDアレイを用いれ
ば、外界からの光のみで検出することができる。
【0102】図51に他の実施例を示す。加算器200
には、信号198(例えばノッキング信号)と信号19
9(例えばクランク軸前後の相対ねじれ角)が入力され
る。なお信号199は、クランク軸前端の角度信号19
6,クランク軸後端(リングギヤ)の角度信号197を
減算器195で減算(相対角度差)したものである。こ
のため、信号199はクランク軸のねじれ角となり、エ
ンジン出力に比例した信号を発生する。加算器200の
出力201をサンプルホールド回路210に入力し、時
系列信号を空間的多変数列に変換しニューロコンピュー
タ220の入力層に入力する。その結果ニューロコンピ
ュータ220の出力221にはノッキング信号,出力2
22にはエンジン出力信号が発生する。またニューロコ
ンピュータ220を学習させる場合は、各々の信号19
6,信号197,信号198を入力して、測定時と同様
に合成信号で行えば良い。
【0103】本実施例は3個の信号で2個の出力を検出
したが、2個又は3個以上の入力で2個以上の出力を得
ることができる。
【0104】図52は、触媒230の劣化度を測定する
場合の実施例である。触媒230の上流側のO2 センサ
231と下流側のO2 センサ232を減算器233に入
力しその出力237をサンプルホールド回路234に入
力しニューロコンピュータ235で演算し触媒劣化度出
力236を得る。
【0105】図53は触媒劣化度を検出する他の実施例
である。ニューロコンピュータ240の入力として触媒の
上流側のO2 センサ231の信号246,触媒の下流温
度センサ245の信号247,エンジン回転数信号24
2,スロットル開度信号244を使用し、触媒劣化度信号
241を得る。ここでスロットル開度信号244を使用
したがエンジンの吸入空気量信号や吸気管圧力でも良
い。
【0106】図54に本発明の他の実施例を示す。神経
回路網300には、回転数,ノック信号,水温,油温,
空気量,ギヤ位置,車速,絞り弁開度,サスペンシヨン
の減衰率,車体振動といった自動車の情報が入力され
る。また神経回路網300には最終出力がありこの最終
出力と快適度指標(運転者が自由に設定する)の差が発
生すると重み係数W1,W2,W3 が変更され、最終出力
と快適度指標が一致する。一方中間出力301〜305
は各々a,bの二方向に分岐し、301aは神経回路網
の最終段に入力される。また301bは空燃比制御系の
目標値として入力される。また中間出力302bは点火
時期制御系の目標値、303bは変速機制御系の目標
値、304bはサスペンシヨン制御系の目標値、305
bは絞り弁制御系の目標値として使用される。以上のよ
うに運転者が自分の好みに合った快適度指標を入力する
と各々のエンジンの制御系の目標値が変更され、好みに
合った運転性が得られる。
【0107】図55は他の実施例で、快適指数の検出器
として利用できる。神経回路網300には回転数,ノック
信号,水温,油温,空気量,ギヤ位置,車速,絞り弁開
度,サスペンシヨンの減衰率,車体振動が入力される。
神経回路網300の出力を快適指数を教師データとして
重み係数の変更を行い学習する。学習が完了すれば、出
力310は快適指数を表わす出力となる。他の運転者が
自分に合った快適指数を教師データとして示せば、その
人に合った快適指数の発生器として再度重み係数が変更
される。
【0108】
【発明の効果】本発明によれば、センサの出力目標値を
入力することにより、アクチュエータを制御し所望の制
御結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略図。
【図2】制御フローチヤート図。
【図3】ノックセンサの出力特性図。
【図4】ノックセンサの出力特性図。
【図5】ノックセンサの出力特性図。
【図6】ニューロ素子の結合を示す図。
【図7】ニューロ素子の興奮状態を示す図。
【図8】ニューロ素子の興奮状態を示す図。
【図9】ニューロ素子の結合を示す図。
【図10】制御フローチヤート図。
【図11】ニューロ素子の結合を示す図。
【図12】ニューロ素子の構成単位を示す図。
【図13】ニューロ素子の構成単位を示す図。
【図14】ニューロ素子の構成単位を示す図。
【図15】ニューロ素子の構成単位を示す図。
【図16】ニューロ素子の構成単位を示す図。
【図17】ニューロ素子の構成単位を示す図。
【図18】ニューロ素子の構成単位を示す図。
【図19】ニューロ素子の構成単位を示す図。
【図20】ニューロ素子の構成単位を示す図。
【図21】ニューロ素子の結合を示す図。
【図22】ニューロ素子の興奮状態を示す図。
【図23】本発明の実施例の概略図。
【図24】ニューロ素子の結合を示す図。
【図25】ニューロ素子の興奮状態を示す図。
【図26】ニューロ素子の興奮状態を示す図。
【図27】制御フローチヤート図。
【図28】制御フローチヤート図。
【図29】制御フローチヤート図。
【図30】制御フローチヤート図。
【図31】絞り弁の開きに対する空燃比変動を示す図。
【図32】本発明の実施例の概略図。
【図33】ニューロ素子の結合を示す図。
【図34】本発明の実施例の概略図。
【図35】絞り弁の開きと開き速度からきまる空燃比,
トルク,加速度をメモリしたマップを示す図。
【図36】本発明の実施例の概略図。
【図37】本発明の実施例の概略図。
【図38】負荷と回転数からきまるトルクをメモリした
マップを示す図。
【図39】トルク検出装置を示す図。
【図40】トルク特性を示す図。
【図41】トルク特性を示す図。
【図42】ニューロ素子の結合を示す図。
【図43】本発明の実施例の概略図。
【図44】本発明の実施例の概略図。
【図45】本発明の実施例の概略図。
【図46】ニューロ素子の結合を示す図。
【図47】路面状態を検出する構成図。
【図48】その検出原理を示す図。
【図49】信号特性図。
【図50】他の検出方法を示す図。
【図51】本発明の実施例の概略図。
【図52】本発明の実施例の概略図。
【図53】本発明の実施例の概略図。
【図54】本発明の実施例の概略図。
【図55】本発明の実施例の概略図。
【符号の説明】
2…制御回路、11…サンプルホールド回路、13…ニ
ューロコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G05B 13/02 G05B 13/02 L 15/02 15/02 A 21/02 21/02 A G06F 15/18 550 G06F 15/18 550E (72)発明者 野木 利治 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 大山 宜茂 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (56)参考文献 特開 平2−37015(JP,A) 特開 平2−33655(JP,A) 特開 平3−96636(JP,A) 特開 平2−287860(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクチュエータと、前記アクチュエータの
    作動によって変化するある状態量を検出する第1のセン
    サの出力と、前記ある状態量とは別の状態量を検出する
    第2のセンサの出力と、前記第1のセンサの出力目標値
    とを入力層に入力するニューロコンピュータと、を備
    え、 前記ニューロコンピュータの出力層から信号に基づい
    て、前記アクチュエータに制御信号を出力することを特
    徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1のセンサ出力と前記目標値との差が少なくなる
    ように、前記ニューロコンピュータの重み付けを変更す
    る変更手段を備えたことを特徴とする制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記第1のセンサ出力と前記目標値との差が少なくなる
    ように、前記ニューロコンピュータの変換関数を変更す
    る変更手段を備えたことを特徴とする制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかにおいて、 自動車の制御に用いられることを特徴とする制御装置。
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