JP3385162B2 - 車両多重伝送装置 - Google Patents

車両多重伝送装置

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JP3385162B2
JP3385162B2 JP17805196A JP17805196A JP3385162B2 JP 3385162 B2 JP3385162 B2 JP 3385162B2 JP 17805196 A JP17805196 A JP 17805196A JP 17805196 A JP17805196 A JP 17805196A JP 3385162 B2 JP3385162 B2 JP 3385162B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両多重伝送装置
に関し、特に単位時間当たりのデータの専有率を低減す
る車両多重伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両多重伝送装置においては、バスに複
数のユニットが接続され、車両運転情報をシリアルで多
重伝送している。例えば、バスにはエンジン系ユニッ
ト、ボディ系ユニット、メータ多重ユニットなどが接続
され、バスを介して他の通信ユニットとの間でデータを
送受信する。
【0003】この場合、バスを転送するデータの速度と
しては、例えば、10kbps程度の低速、10kbp
s〜100kbps程度の中速、100〜1Mbps程
度の高速にクラス分けすることができ、ランプ、エンジ
ンなどの各部からの低速から高速までのデータがバスを
通る。
【0004】この種の車両多重伝送装置の公知の技術と
して、例えば、特開平6−169488号公報に記載さ
れたものがある。この車両多重伝送装置においては、図
5(a)(b)に示すように、データフレームは、メッ
セージの開始を示すSOM、複数のユニットが同時にデ
ータを送信した時に優先順位を決定するPRI、可変長
のデータ領域DATA1〜DATA6、エラーチェック
コードCRC、データの終了を示すEOD、全てのユニ
ットからビット対応で受領信号を返送させる受信信号領
域RSP、メッセージの終了を示すEOM、データフレ
ームの終了を示すアイドル領域IDLから構成される。
【0005】図5(a)において、主要データのうち、
データ転送周期が短い速度計と回転計の各データをDA
TA1とDATA2とに格納し、補助データSOM〜I
DLを付けて、一つのデータフレームを構成する。
【0006】また、図5(b)に示すように、主要デー
タのうち、データ転送周期が燃料計から警報表示器まで
の各データをDATA3からDATA6に格納し、補助
データSOM〜IDLを付けて、一つのデータフレーム
を構成する。
【0007】すなわち、前者のデータフレームを短い周
期で転送し、後者のデータフレームを比較的長い周期で
転送するので、データ転送周期の短いデータとデータ転
送周期が長い他のデータとから構成されるデータフレー
ムを、短い周期で転送していた従来のやり方よりも、単
位時間当たりのデータの専有率が低減される。
【0008】また、前記特開平6−169488号公報
に記載されたものを用いて、あるユニットから他のユニ
ットに各データをバスを介して転送する場合に各データ
毎に予め定められたベースタイムT1,T2・・・Tn
毎に各データを転送する。
【0009】例えば、転送周期の短いデータから転送周
期の最も長いデータまでのデータをいくつかのクラスに
分類し、図6に示すように、カウント時間が時間T1
(例えば、20ms)になると(ステップS101)、
データD1を転送する(ステップS102)。
【0010】カウント時間が時間T2(例えば、100
ms)になると(ステップS103)、データD2を転
送し(ステップS104)、さらに、カウント時間が時
間Tn(例えば、1s)になると(ステップS10n−
1)、データDnを転送する(ステップS10n)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、あるユ
ニットで多くのデータを送信すると、バス上の専有率が
上昇するため、他のユニットのデータ送信が大幅に制限
される。
【0012】さらに、データを高速で転送すると、ノイ
ズが多くなったり、シールド効果が低減するという問題
があった。
【0013】そこで、できるだけ、データを低速で転送
すれば、データの専有率が低減される。すなわち、時分
割多重方式を採用しているので、あるユニットからのデ
ータの専有率が低い程、他のユニットからのデータがバ
スに入りやすくなり、データの送信遅れが少くなる。
【0014】このため、できるだけ、低い転送速度(ボ
ーレート)で効率良くバスを使用することが望まれてい
た。
【0015】そこで、本発明の目的は、データの専有率
を低減することにより、複数のユニットからのデータを
効率良く伝送することのできる車両多重伝送装置を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の手段を採用した。請求項1の発明
は、バスと、バスに接続される複数の通信ユニットとを
備え、各々の通信ユニットは、他のユニットと相互にデ
ータを送受信する送受信部と、前回送信されたデータの
送信時刻から時間をカウントするカウンタと、送信すべ
きデータが変化し、前回送信されたデータの送信時刻か
ら前記送信すべきデータの変化時刻までにカウントされ
た時間が、前記送信すべきデータに設定された最小処理
時間よりも大きいとき、前記送信すべきデータの送信を
前記送受信部に指示し、または前記送信すべきデータが
変化せず、カウントされた時間が、前記送信すべきデー
タに設定された最大処理時間に達したとき、前記送信す
べきデータの送信を前記送受信部に指示するデータ送信
指示部とを備え、前記データは、転送周期の異なる複数
のデータからなり、前記データ送信指示部は、転送周期
の異なるデータ毎に、前記最小処理時間及び前記最大処
理時間を設定することを特徴とする。
【0017】この発明によれば、カウンタが前回送信さ
れたデータの送信時刻から時間をカウントし、データ送
信指示部は、送信すべきデータが変化し、かつ、前回送
信されたデータの送信時刻から前記送信すべきデータの
変化時刻までにカウントされた時間が、前記送信すべき
データに設定された最小処理時間よりも大きいとき、前
記送信すべきデータの送信を前記送受信部に指示する。
【0018】さらに、データ送信指示部は、前記送信す
べきデータが変化せず、かつ、カウントされた時間が、
前記送信すべきデータに設定された最大処理時間に達し
たとき、前記送信すべきデータの送信を前記送受信部に
指示する。前記データは、転送周期の異なる複数のデー
タからなり、前記データ送信指示部は、転送周期の異な
るデータ毎に、前記最小処理時間及び前記最大処理時間
を設定する。
【0019】すなわち、データが変化したときには、少
なくとも送信すべきデータに設定された最小処理時間を
越える時間で、データが送信され、また、データが変化
しないときには、少なくとも送信すべきデータに設定さ
れた最大処理時間でデータが送信されるので、データの
転送速度が低くなる。その結果、データの専有率が低減
されるから、複数のユニット間で、より多くのデータを
効率良く送受信することができる。また、転送速度の異
なる各データ毎に、前記最小処理時間及び前記最大所時
間が設定されるので、さらに、データの専有率が低減さ
れる。
【0020】請求項2の発明は、バスと、バスに接続さ
れる複数の通信ユニットとを備え、各々の通信ユニット
は、他のユニットと相互にデータを送受信する送受信部
と、前回送信されたデータの送信時刻から時間をカウン
トするカウンタと、送信すべきデータが変化し、前回送
信されたデータの送信時刻から前記送信すべきデータの
変化時刻までにカウントされた時間が、前記送信すべき
データに設定された最小処理時間よりも大きいとき、前
記送信すべきデータの送信を前記送受信部に指示し、ま
たは前記送信すべきデータが変化せず、カウントされた
時間が、前記送信すべきデータに設定された最大処理時
間に達したとき、前記送信すべきデータの送信を前記送
受信部に指示するデータ送信指示部とを備え、前記デー
タ送信指示部は、送信すべきデータの送信を前記送受信
部に指示したとき、前記カウントされた時間をリセット
するためのリセット信号を前記カウンタに出力すること
を特徴とする。
【0021】この発明によれば、データ送信指示部は、
前記カウントされた時間をリセットするためのリセット
信号を前記カウンタに出力するので、前記カウンタはカ
ウントされた時間をリセット信号によってリセットさ
れ、今回送信されたデータの送信時刻から時間をカウン
トすることになる。
【0022】請求項3の発明は、バスと、バスに接続さ
れる複数の通信ユニットとを備え、各々の通信ユニット
は、他のユニットと相互にデータを送受信する送受信部
と、前回送信されたデータの送信時刻から時間をカウン
トするカウンタと、送信すべきデータが変化し、前回送
信されたデータの送信時刻から前記送信すべきデータの
変化時刻までにカウントされた時間が、前記送信すべき
データに設定された最小処理時間よりも大きいとき、前
記送信すべきデータの送信を前記送受信部に指示し、ま
たは前記送信すべきデータが変化せず、カウントされた
時間が、前記送信すべきデータに設定された最大処理時
間に達したとき、前記送信すべきデータの送信を前記送
受信部に指示するデータ送信指示部とを備え、前記デー
タは、転送周期の異なる複数のデータからなり、前記デ
ータ送信指示部は、転送周期の異なるデータ毎に、前記
最小処理時間及び前記最大処理時間を設定し、前記デー
タ送信指示部は、送信すべきデータの送信を前記送受信
部に指示したとき、前記カウントされた時間をリセット
するためのリセット信号を前記カウンタに出力すること
を特徴とする。
【0023】この発明によれば、転送速度の異なる各デ
ータ毎に、前記最小処理時間及び前記最大所時間が設定
されるので、さらに、データの専有率が低減される。ま
た、データ送信指示部は、前記カウントされた時間をリ
セットするためのリセット信号を前記カウンタに出力す
るので、前記カウンタはカウントされた時間をリセット
信号によってリセットされ、今回送信されたデータの送
信時刻から時間をカウントすることになる。
【0024】請求項4の発明において、前記データ送信
指示部は、送信すべきデータが変化し、かつ前記カウン
トされた時間が、前記送信すべきデータに設定された最
小処理時間よりも小さいとき、または、送信すべきデー
タが変化せず、かつ前記カウントされた時間が、前記送
信すべきデータに設定された最大処理時間よりも小さい
とき、前記送信すべきデータの転送周期よりも長い転送
周期を有するデータの送信指示を、そのデータに設定さ
れた最小処理時間及び最大処理時間に基づいて決定する
ことを特徴とする。
【0025】この発明によれば、ある送信すべきデータ
が変化し、かつ前記カウントされた時間が、前記送信す
べきデータに設定された最小処理時間よりも小さいと
き、または、ある送信すべきデータが変化せず、かつ前
記カウントされた時間が、前記送信すべきデータに設定
された最大処理時間よりも小さいとき、前記送信すべき
データの転送周期よりも長い転送周期を有するデータの
送信指示を、そのデータに設定された最小処理時間及び
最大処理時間に基づいて決定するので、転送周期の異な
る各データについて、データの専有率が低減されるか
ら、複数のユニット間でより多くのデータを効率良く送
受信することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、車両多重伝送装置の実施の
形態を、図面を参照して説明する。図1に車両多重伝送
装置の実施の形態の構成図を示す。図1において、バス
3にはボディ系ユニット1a、メータ系ユニット1b、
表示系ユニット1c、他のユニット1dが接続され、各
ユニット間で相互にデータの送受信を行う。
【0027】ボディ系ユニット1aは、CPU(中央処
理装置)11a、CPU11aに接続されるCAN(コ
ントロールエリアネットワーク)20aを備える。CA
N20aは、送受信部21a、データ処理部23a、イ
ベント発生部25a、カウンタ27a、データ送信指示
部29aを備える。
【0028】ボディ系ユニット1aには、車両の各部に
設けられ走行状態を検出するセンサ31及びスイッチ3
3が接続される。なお、図1においては、センサ31及
びスイッチ33をそれぞれ1個しか示していないが、実
際には、センサ31及びスイッチ33は、それぞれにつ
いて、複数個設けられているものとする。
【0029】ボディ系ユニット1aは、センサ31によ
り検出された走行距離データ、バッテリ電圧データ、エ
ンジンの回転数データ、スピードデータ、燃料残量デー
タ、温度データ等をバス3に出力する。
【0030】メータ系ユニット1bは、CPU11b、
CPU11bに接続されるCAN20bを備える。CA
N20bは、送受信部21b、データ処理部23b、イ
ベント発生部25b、カウンタ27b、データ送信指示
部29bを備える。
【0031】メータ系ユニット1bには、ボディ系ユニ
ット1aからの走行距離データ、バッテリ電圧データ、
エンジンの回転数データ、スピードデータ、燃料残量デ
ータ、温度データ等を指針で示すメータ35が接続され
る。
【0032】表示系ユニット1cは、CPU11c、C
PU11cに接続されるCAN20cを備える。CAN
20cは、送受信部21c、データ処理部23c、イベ
ント発生部25c、カウンタ27c、データ送信指示部
29cを備える。
【0033】表示系ユニット1cには、ボディ系ユニッ
ト1aからの走行距離データ、バッテリ電圧データ、ス
ピードデータ、燃料残量データ、故障警報データに基づ
きメッセージの表示などを行う多重表示器37が接続さ
れる。
【0034】他のユニット1dも前記各ユニットとほぼ
同一構成であるので、ここでは、その詳細は省略する。
【0035】前記送受信部21a〜21dの各々は、デ
ータを他のユニットに送信すると共に他のユニットから
のデータを受信する。データ処理部23a〜23dの各
々は、前記センサ31及びスイッチ33からのデータを
入力したり、前記送受信部21a〜21dで受信したデ
ータを処理する。
【0036】イベント発生部25a〜25dの各々は、
外部入力信号を入力したときに、イベントが発生したと
して外部入力信号をデータ処理部23aに送る。カウン
タ27a〜27dの各々は、前回送信されたデータの送
信時刻から時間をカウントする。
【0037】データ送信指示部29a〜29dの各々
は、データ処理部23a内の送信すべきデータが前記外
部入力信号により変化した場合に、前回送信されたデー
タの送信時刻から送信すべきデータの変化時刻までにカ
ウントされた時間が、送信すべきデータに設定された最
小処理時間よりも大きいかどうかを判定し、カウントさ
れた時間が送信すべきデータに設定された最小処理時間
よりも大きいとき、送信すべきデータを送信するように
対応する送受信部に指示する。
【0038】データ送信指示部29a〜29dの各々
は、送信すべきデータが変化しない場合に、カウントさ
れた時間が送信すべきデータに設定された最大処理時間
に達したかどうかを判定し、カウントされた時間が送信
すべきデータに設定された最大処理時間に達したとき、
送信すべきデータを送信するように対応する送受信部に
指示する。
【0039】ここで、最小処理時間及び最大処理時間を
設定したのは以下の理由による。送信すべきデータの変
化のみでデータの送信を行うと、例えば、エンジンの回
転数のように、転送周期の短いデータにあっては、デー
タの変化が頻繁に発生するので、不具合が発生する。こ
のため、最小処理時間を設定することにより、少なくと
も最小処理時間を越える時間で送信すべきデータを送信
する。
【0040】また、送信すべきデータが変化しないとき
には、データが全く送信されないことになる。このた
め、少なくとも送信すべきデータに設定された最大処理
時間でデータを送信する。
【0041】なお、図5(a)に示すデータフレームと
同様に、前記データには、メッセージの開始を示すSO
M、複数のユニットが同時にデータを送信した時に優先
順位を決定するPRI、エラーチェックコードCRC、
データの終了を示すEOD、全てのユニットからビット
対応で受領信号を返送させる受信信号領域RSP、メッ
セージの終了を示すEOM、データフレームの終了を示
すアイドル領域IDLなどの付帯情報が付加されてい
る。
【0042】次に、このように構成された車両多重伝送
装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。図2に
実施の形態の動作を説明するフローチャートを示す。図
3に実施の形態の動作を説明するタイミングチャートを
示す。
【0043】まず、転送周期が比較的短いスピードデー
タやエンジン回転数データでは、最小処理時間が例え
ば、20msに設定され、最大処理時間が例えば、12
0msに設定されているとする。
【0044】転送周期が中位のゲージデータでは、最小
処理時間が例えば、500msに設定され、最大処理時
間が例えば、1sに設定されている。転送周期が比較的
長いランプデータやドアの開閉データでは、最小処理時
間が例えば、1sに設定され、最大処理時間が例えば、
10sに設定されているものとする。
【0045】最初に、複数のセンサ31により、走行距
離、バッテリ電圧、燃料残量、エンジン回転数、スピー
ド、温度、ゲージ、ランプの点灯消灯、ドアの開閉が検
知されると、これらの検知されたデータはボディ系ユニ
ット1a内のCAN20aのデータ処理部23aに入力
される。
【0046】CAN20aでは、送受信部21aがデー
タ処理部23aからの前記複数の検知されたデータを転
送周期の短いものから順番に、他の全てのユニット1
b,1c,1dに送信することになる。
【0047】例えば、スピードデータやエンジン回転数
データは、比較的転送周期が短く、ランプデータやドア
の開閉データは、比較的転送周期が長い。また、ゲージ
データは、比較的転送周期が中位の周期である。
【0048】この場合、イベント発生部25aは外部入
力信号を入力したとき、イベントが発生したとして外部
入力信号をデータ処理部23aに送る。また、カウンタ
27aは、前回送信されたスピードデータD1(パルス
P10)の送信時刻t1から時間をカウントしている。
【0049】データ送信指示部29aは、データ処理部
23a内の転送周期が比較的短いデータD1、例えば、
送信すべきスピードデータやエンジン回転数データが前
記外部入力信号の”有または無”により、変化したかど
うかを判定する(ステップS11)。
【0050】ここで、時刻t2において、送信すべきス
ピードデータD1(パルスP2)が変化した場合には、
データ送信指示部29aは、前回送信されたスピードデ
ータD1(パルスP10)の送信時刻t1から送信すべ
きスピードデータD1(パルスP2)の変化時刻t2ま
でにカウントされた時間TX11が、スピードデータD
1に設定された最小処理時間T1MINよりも大きいか
どうかを判定する(ステップS13)。
【0051】データ送信指示部29aは、カウントされ
た時間TX11が、スピードデータD1に設定された最
小処理時間T1MINよりも大きいとき、送信すべきス
ピードデータD1を送信するように送受信部21aに指
示するので、送受信部21aは、送信すべきスピードデ
ータD1(パルスP11)を時刻t2で送信する(ステ
ップS15)。
【0052】また、前記データ送信指示部29aは、前
記カウントされた時間Tx11 をリセットするためのリセ
ット信号をカウンタ27aに送り、カウンタ27aがリ
セット信号によりリセットされる(ステップS17)。
さらに、カウンタ27aは、時刻t2から時間のカウン
トを開始する。また、カウンタ27aのリセット後に
は、処理がステップS11の処理に戻る。
【0053】次に、ステップS11において、送信すべ
きスピードデータD1が前記外部入力信号の”無”によ
り変化しない場合には、データ送信指示部29aは、カ
ウントされた時間TX12が、スピードデータD1に設
定された最大処理時間T1MAXに達したかどうかを判
定する(ステップS19)。
【0054】データ送信指示部29aは、カウントされ
た時間TX12が、スピードデータD1に設定された最
大処理時間T1MAXに達したとき、送信すべきデータ
を送信するように対応する送受信部21aに指示するの
で、送受信部21aは、送信すべきスピードデータD1
(パルスP12)を時刻t3で送信する(ステップS1
5)。
【0055】さらに、前記データ送信指示部29aは、
前記カウントされた時間TX12 をリセットするためのリ
セット信号をカウンタ27aに送り、カウンタ27aが
リセット信号によりリセットされる(ステップS1
7)。さらに、カウンタ27aは、時刻t3から時間の
カウントを開始する。また、カウンタ27aのリセット
後には、処理がステップS11の処理に戻る。
【0056】次に、ステップS13において、前回送信
されたデータの送信時刻から送信すべきデータの変化時
刻までにカウントされた時間が、送信すべきデータに設
定された最小処理時間よりも小さいとき、または、ステ
ップS19において、カウントされた時間が送信すべき
データに設定された最大処理時間よりも小さいとき、前
記送信されたスピードデータの転送周期の次に長い転送
周期の送信すべきゲージデータD2の送信の判定処理が
行われる。
【0057】例えば、図3に示す例では、前回送信され
た送信すべきスピードデータD1(パルスP12)の送
信時刻t3から送信すべきスピードデータD1(パルス
P3)の変化時刻t4までにカウントされた時間T
X13が、スピードデータD1に設定された最小処理時
間T1MINよりも小さいので、送信すべきゲージデー
タD2の送信の判定処理が行われる。
【0058】データ送信指示部29aは、データ処理部
23a内の中程度の転送周期のデータD2、例えば、送
信すべきゲージデータが前記外部入力信号の”有または
無”により、変化したかどうかを判定する(ステップS
21)。
【0059】ここで、時刻t6において、送信すべきゲ
ージデータD2(パルスP22)が変化した場合には、
データ送信指示部29aは、前回送信されたゲージデー
タD2(パルスP25)の送信時刻t5から送信すべき
ゲージデータD2(パルスP22)の変化時刻t6まで
にカウントされた時間TX21が、ゲージデータD2に
設定された最小処理時間T2MINよりも大きいかどう
かを判定する(ステップS23)。
【0060】データ送信指示部29aは、カウントされ
た時間TX21がゲージデータD2に設定された最小処
理時間T2MINよりも大きいとき、送信すべきゲージ
データD2を送信するように送受信部21aに指示する
ので、送受信部21aは、送信すべきゲージデータD2
(パルスP26)を時刻t6で送信する(ステップS2
5)。
【0061】また、前記データ送信指示部29aは、前
記カウントされた時間TX21 をリセットするためのリセ
ット信号をカウンタ27aに送り、カウンタ27aがリ
セット信号によりリセットされる(ステップS27)。
さらに、カウンタ27aは、時刻t6から時間のカウン
トを開始する。また、カウンタ27aのリセット後に
は、処理がステップS21の処理に戻る。
【0062】次に、ステップS21において、送信すべ
きゲージデータD2が前記外部入力信号の”無”により
変化しない場合には、データ送信指示部29aは、カウ
ントされた時間TX22が、ゲージデータD2に設定さ
れた最大処理時間T2MAXに達したかどうかを判定す
る(ステップS29)。
【0063】データ送信指示部29aは、カウントされ
た時間TX22が、ゲージデータD2に設定された最大
処理時間T2MAXに達したとき、送信すべきデータを
送信するように対応する送受信部21aに指示するの
で、送受信部21aは、送信すべきゲージデータD2
(パルスP27)を時刻t7で送信する(ステップS2
5)。
【0064】さらに、前記データ送信指示部29aは、
前記カウントされた時間TX22 をリセットするためのリ
セット信号をカウンタ27aに送り、カウンタ27aが
リセット信号によりリセットされる(ステップS2
7)。さらに、カウンタ27aは、時刻t7から時間の
カウントを開始する。また、カウンタ27aのリセット
後には、処理がステップS21の処理に戻る。
【0065】そして、以上に説明したスピードデータや
ゲージデータの送信の判定処理を残りの各データについ
ても繰り返し行うことになる。この場合、転送周期の短
い順番にデータの送信の判定処理を行う。
【0066】最後に、転送周期の最も長いデータ、例え
ば、ランプデータ、ドア開閉データについて、データの
送信の判定処理が行われる(ステップSn1〜ステップ
Sn9)。
【0067】このようにして、ボディ系ユニット1aか
らバス3に転送された各データは、メータ系ユニット1
b、表示系ユニット1c、他のユニット1dに送られ
る。メータ系ユニット1bでは、入力された各データを
CAN20b、CPU11bを介してメータ35に送
る。
【0068】これにより、図4に示すメータ35におい
て、エンジン回転数が回転計41に示され、スピードが
速度計43に示される。バッテリ電圧がバッテリ電圧計
45に示され、温度が温度計47に示され、燃料残量が
燃料計49に示される。
【0069】また、表示系ユニット1cでは、入力され
た各データをCAN20c、CPU11cを介して多重
表示器37に送る。これにより、メッセージの表示、ド
アの開閉の表示等が行われる。
【0070】このように、前述した実施の形態によれ
ば、最小処理時間を設定することにより、少なくとも最
小処理時間を越える時間で、送信すべきデータを送信す
るので、例えば、エンジンの回転数のように、転送周期
の短いデータであっても、不具合が発生しなくなる。
【0071】また、送信すべきデータが変化しないとき
であっても、送信すべきデータに設定された最大処理時
間でデータが送信されることになるので、データの転送
速度が低くなる。その結果、データの専有率が低減され
るから、複数のユニット間で、より多くのデータを効率
良く送受信することができる。
【0072】また、転送速度の異なるデータ毎に、最小
処理時間及び最大処理時間が設定されるので、さらに、
データの専有率が低減される。
【0073】さらに、カウンタはリセット信号によりリ
セットされ、今回送信されたデータの送信時刻から時間
をカウントすることができる。
【0074】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではない。ネットワークの形態は前記実施の形態
で説明したネットワーク形態に限定されず、バスに接続
された各ユニットが順番に送信権(優先権)を得るよう
にしたトークンパッシング方式であってもよく、その他
のネットワーク形態であってもよい。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、カウンタが前回送信さ
れたデータの送信時刻から時間をカウントし、データ送
信指示部は、送信すべきデータが変化し、前回送信され
たデータの送信時刻から送信すべきデータの変化時刻ま
でにカウントされた時間が、送信すべきデータに設定さ
れた最小処理時間よりも大きいとき、送信すべきデータ
の送信を前記送受信部に指示する。
【0076】さらに、データ送信指示部は、送信すべき
データが変化せず、カウントされた時間が、送信すべき
データに設定された最大処理時間に達したとき、送信す
べきデータの送信を前記送受信部に指示する。
【0077】すなわち、データが変化したときには、少
なくとも送信すべきデータに設定された最小処理時間を
越える時間で、データが送信され、また、データが変化
しないときには、送信すべきデータに設定された最大処
理時間でデータが送信されるので、データの転送速度が
低くなる。その結果、データの専有率が低減されるか
ら、複数のユニット間で、より多くのデータを効率良く
送受信することができる。
【0078】また、転送速度の異なるデータ毎に、最小
処理時間及び最大処理時間が設定されるので、さらに、
データの専有率が低減される。
【0079】さらに、データ送信指示部は、前記カウン
トされた時間をリセットするためのリセット信号を前記
カウンタに出力するので、前記カウンタはカウントされ
た時間をリセットするためのリセット信号によりリセッ
トされ、今回送信されたデータの送信時刻から時間をカ
ウントすることができる。
【0080】また、送信すべきデータが変化し、かつ前
記カウントされた時間が、前記送信すべきデータに設定
された最小処理時間よりも小さいとき、または、送信す
べきデータが変化せず、かつ前記カウントされた時間
が、前記送信すべきデータに設定された最大処理時間よ
りも小さいとき、前記送信すべきデータの転送周期より
も長い転送周期を有するデータの送信指示を、そのデー
タに設定された最小処理時間及び最大処理時間に基づい
て決定するので、転送周期の異なる各データについて、
データの専有率が低減されるから、複数のユニット間で
より多くのデータを効率良く送受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両多重伝送装置の実施の形態を示す
構成図である。
【図2】車両多重伝送装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】車両多重伝送装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図4】車両多重伝送装置内のメータの詳細な構成を示
す図である。
【図5】従来の車両多重伝送装置のデータフレームの一
例を示す図である。
【図6】従来の車両多重伝送装置の他の一例の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1a ボディ系ユニット 1b メータ系ユニット 1c 表示系ユニット 1d 他のユニット 11a〜11d CPU 20a〜20d CAN 21a〜21d 送受信部 23a〜23d データ処理部 25a〜25d イベント発生部 27a〜27d カウンタ 29a〜29d データ送信指示部 31 センサ 33 スイッチ 35 メータ 37 多重表示器 41 回転計 43 速度計 45 バッテリ電圧計 47 温度計 49 燃料計 T1MIN 最小処理時間 T1MAX 最大処理時間 D1,D2 データ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスと、バスに接続される複数の通信ユ
    ニットとを備え、 各々の通信ユニットは、 他のユニットと相互にデータを送受信する送受信部と、 前回送信されたデータの送信時刻から時間をカウントす
    るカウンタと、 送信すべきデータが変化し、前回送信されたデータの送
    信時刻から前記送信すべきデータの変化時刻までにカウ
    ントされた時間が、前記送信すべきデータに設定された
    最小処理時間よりも大きいとき、前記送信すべきデータ
    の送信を前記送受信部に指示し、または前記送信すべき
    データが変化せず、カウントされた時間が、前記送信す
    べきデータに設定された最大処理時間に達したとき、前
    記送信すべきデータの送信を前記送受信部に指示するデ
    ータ送信指示部とを備え、 前記データは、転送周期の異なる複数のデータからな
    り、前記データ送信指示部は、転送周期の異なるデータ
    毎に、前記最小処理時間及び前記最大処理時間を設定す
    ることを特徴とする車両多重伝送装置。
  2. 【請求項2】 バスと、バスに接続される複数の通信ユ
    ニットとを備え、 各々の通信ユニットは、 他のユニットと相互にデータを送受信する送受信部と、 前回送信されたデータの送信時刻から時間をカウントす
    るカウンタと、 送信すべきデータが変化し、前回送信されたデータの送
    信時刻から前記送信すべきデータの変化時刻までにカウ
    ントされた時間が、前記送信すべきデータに設定された
    最小処理時間よりも大きいとき、前記送信すべきデータ
    の送信を前記送受信部に指示し、または前記送信すべき
    データが変化せず、カウントされた時間が、前記送信す
    べきデータに設定された最大処理時間に達したとき、前
    記送信すべきデータの送信を前記送受信部に指示するデ
    ータ送信指示部とを備え、 前記データ送信指示部は、送信すべきデータの送信を前
    記送受信部に指示したとき、前記カウントされた時間を
    リセットするためのリセット信号を前記カウンタに出力
    することを特徴とする車両多重伝送装置。
  3. 【請求項3】 バスと、バスに接続される複数の通信ユ
    ニットとを備え、 各々の通信ユニットは、 他のユニットと相互にデータを送受信する送受信部と、 前回送信されたデータの送信時刻から時間をカウントす
    るカウンタと、 送信すべきデータが変化し、前回送信されたデータの送
    信時刻から前記送信すべきデータの変化時刻までにカウ
    ントされた時間が、前記送信すべきデータに設定された
    最小処理時間よりも大きいとき、前記送信すべきデータ
    の送信を前記送受信部に指示し、または前記送信すべき
    データが変化せず、カウントされた時間が、前記送信す
    べきデータに設定された最大処理時間に達したとき、前
    記送信すべきデータの送信を前記送受信部に指示するデ
    ータ送信指示部とを備え、 前記データは、転送周期の異なる複数のデータからな
    り、前記データ送信指示部は、転送周期の異なるデータ
    毎に、前記最小処理時間及び前記最大処理時間を設定
    し、 前記データ送信指示部は、送信すべきデータの送信を前
    記送受信部に指示したとき、前記カウントされた時間を
    リセットするためのリセット信号を前記カウンタに出力
    することを特徴とする車両多重伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記データ送信指示部は、送信すべきデ
    ータが変化し、かつ前記カウントされた時間が、前記送
    信すべきデータに設定された最小処理時間よりも小さい
    とき、または、送信すべきデータが変化せず、かつ前記
    カウントされた時間が、前記送信すべきデータに設定さ
    れた最大処理時間よりも小さいとき、前記送信すべきデ
    ータの転送周期よりも長い転送周期を有するデータの送
    信指示を、そのデータに設定された最小処理時間及び最
    大処理時間に基づいて決定することを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車両多重伝送装
    置。
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