JP2770621B2 - 車両用多重通信装置用計器装置 - Google Patents

車両用多重通信装置用計器装置

Info

Publication number
JP2770621B2
JP2770621B2 JP3246928A JP24692891A JP2770621B2 JP 2770621 B2 JP2770621 B2 JP 2770621B2 JP 3246928 A JP3246928 A JP 3246928A JP 24692891 A JP24692891 A JP 24692891A JP 2770621 B2 JP2770621 B2 JP 2770621B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
transmitted
unit
counting
multiplex communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3246928A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0564272A (ja
Inventor
繁明 田村
光博 川又
久隆 小林
芳弘 大谷
正紀 野口
陽一 島津
雅彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP3246928A priority Critical patent/JP2770621B2/ja
Publication of JPH0564272A publication Critical patent/JPH0564272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2770621B2 publication Critical patent/JP2770621B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用多重通信装置に関
するもので、複数設置された制御装置の中の、車速、エ
ンジン回転数を表示するための計器装置の表示を良好に
する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の制御装置を、1本の伝送路
で接続させる多重通信装置が車両に搭載されるようにな
った。各制御装置は例えばドアロック、ナビケーション
装置、計器装置といったものであり、これらが前記伝送
路を介してお互いにデータを交換している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記多重通信
装置においては、1本の伝送路に複数の制御装置から出
力されたデータを同時に伝送する場合がある。このよう
な場合にはデータに優先順位を設け、順位の高いデータ
を先ず伝送するようにしなければならない。しかしこの
間、常時表示を必要とする車両速度やエンジンの回転数
を表示する計器装置に出力されるデータが伝送できず、
この結果表示値の変化が不連続となる不具合が生じてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、車両速度、エンジン回転数等の被測定対
象を測定する計数部と、前記計数部から一定時間毎に伝
送されるデータに基づき前記被測定対象の状態を表示す
る計器装置を少なくとも制御装置として含み、複数の
制御装置を共通の多重通信伝送路を介して接続する車両
用多重通信装置用計器装置であって前記計器装置に、
前記計数部から伝送されるデータを記憶する記憶部と、
前記計数部から伝送されるデータを常に監視し、任意に
設定された設定値以外のデータが伝送されてきた場合
は、前記データを欠落と見なす異常信号検出部とを有
し、前記計数部から伝送されるデータが同間隔で前記計
器装置に伝送されなかった場合、もしくは前記計数部か
ら伝送されるデータが欠落した場合に、前記記憶部で記
憶された過去のデータを基に所定の近似的演算処理を行
い、伝送されないデータもしくは欠落したデータの近似
値データを求める補正部を備えてなることを特徴とす
る。
【0005】
【実施例】図1ないし図3に本発明の好的な実施例を図
示し説明する。図1は、車両速度、エンジン回転数等の
パルスを入力して計数し、伝送路へ出力するための計数
部と、伝送路を介して計数部から出力されたデータを処
理し表示する計器装置のブロック図を示したものであ
る。計数部1は、内部にパルス計数部11、基準クロック
発生部12、多重通信インターフェース部13から構成され
ており、パルスとして送られて来る信号を基準クロック
部12によって定められたt時間毎にパルス計数部11で計
数し、多重通信インターフェース部13へ出力する。この
インターフェース部13では、検出したデータを伝送路3
で送信できるよう変換するもので、パラレル/シリアル
変換、パリティビット等を設ける処理を行うものであ
る。
【0006】計器装置2は、多重通信インターフェース
部21、指度補正部22、駆動部23、表示部24から構成され
ている。指度補正部22は本発明の主要部であって、この
補正部22は内部にさらにCPU221 、異常信号検出部22
2 、タイマ223 、指度記憶部(記憶部)224 を備えて成
るものである。所定の処理をした後、駆動部23を介して
表示部24で車両速度等の表示を行わせる。
【0007】この計器装置2に計数部1からデータが伝
送されると、先ず多重通信インターフェース部21がパリ
ティチェック、シリアル/パラレル変換等を行い、後段
の回路に正確なデータが出力されるようにするものであ
る。CPU221 ではタイマ223 が出力する、前記計数部
1の基準クロック部12の所定時間と同じt時間毎にこれ
らデータをラッチし、駆動部23に出力するものである。
すなわち計数部1はt時間毎にデータを伝送するので、
これを受け取る計器装置2もt時間毎にデータをラッチ
し処理表示すればよい。
【0008】ところが、計器装置2のデータより優先度
の高いデータが伝送されると、一時的に伝送路3はこの
データに占有されることになり、車両速度等のデータが
伝送できなくなる場合があるが、この場合について以下
に説明する。
【0009】図2は時間経過に対する指度のグラフを示
したもので、各時間T1,T2はt時間毎にデータが伝
送されており、時間T3では他信号の占有があったこと
を示している。前記理由によりT2からt時間経過して
も計数部1からデータが伝送されてこないT3の場合、
すなわちタイマ223 が、前回計数部1からデータCを受
け取ってからの時間を計り、t時間経過しても新たに計
数部1からデータが伝送されなかった場合、過去のデー
タを基にして近似的にデータを表示できるようにしてい
る。この過去のデータは指度記憶部224 に記憶され、こ
の実施例の場合は1つ前のデータ、すなわち時間T2の
Cの指度データが記憶されている。CPU221 では他信
号の占有で時間t′遅れて伝送されてくるデータDの出
力を待って、f(T)=C+(t+t′)・(D−C)
/tの近似値を演算するものである。このf(T)とは
データEを近似していることになるが、T3+t′の時
間にはこのデータEを近似的に点eに表示できるように
している。
【0010】例えばこの処理を行わずして、t′遅れた
データDをそのまま表示してしまうと、本来は点dに表
示させたかったはずのデータが点d′に表示してしまう
ことになり、表示の動きとしては不連続な、不自然な動
きとなってしまう。したがって前記処理を行うことによ
って表示の動きをなめらかにすることができる。
【0011】さらにこの実施例では、データの欠落があ
った場合のことも考えて、以下の処理を行っている。上
記は、タイマ223 で時間を計り、t時間経過してもデー
タが送信されなかった場合には前記処理を行って対処し
ていたが、時間が2×t以上経過しても計数部1からデ
ータが伝送されなかった場合にはデータの欠落とみな
し、この場合にも近似的にデータを演算出力させる。例
えば図3に示したように、T2のCを表示してから時間
が2×t経過してもデータのない場合、g(T)=C+
(C−B)×Kの演算で近似値を求めるものである。K
は定数であるが、車速等の被測定対象が増加傾向である
か減少傾向であるかを見極めた上で定められる数であ
る。この傾向を判断するのは指度記憶部224に記憶して
あるデータによるもので、前記の説明では記憶データが
1つしかなかったが、この場合データA,B,C・・・
等いくつかのデータを記憶しておき、それら差の増減を
みることで判断する。したがって便宜上K=2とした時
のg(T)はg(t)=C+(C−B)×2となるが、
この近似値がデータDとなり表示させる。
【0012】尚、この処理はデータの欠落の場合に有効
であるが、これに近い状態の場合、例えば速度を示すデ
ータが300 km/hを示すような不適当なデータであった
場合にもデータの欠落とみなしこの処理を行うこととす
る。これには異常信号検出部222 が、伝送されてくるデ
ータを常に監視し、設定値以外のデータが伝送されてき
た場合にはこのデータを無視し、前記処理を行えばよ
い。
【0013】また、前記実施例ではt時間経過してもデ
ータの伝送のなかった場合について述べてきたが、t時
間経過する前にデータが伝送される場合の処理に関して
は、t時間データが経過するまで待ってデータを表示す
ることが容易に考えられるものであり、このときはラッ
チのタイミングを早めて対応するなどの方法を行えばよ
い。さらに前記演算処理を行う式は限定されず、近似的
に値の求められるものであればよい。さらに前記実施例
では車両の速度、エンジンの回転数を被測定対象とした
が、要するに常時表示を必要とするものであればよいも
のである。
【0014】
【発明の効果】本発明は、車両速度、エンジン回転数等
の被測定対象を測定する計数部と、前記計数部から一定
時間毎に伝送されるデータに基づき前記被測定対象の状
態を表示する計器装置を少なくとも制御装置として含
み、複数の制御装置を共通の多重通信伝送路を介して接
続する車両用多重通信装置用計器装置であって前記計
器装置に、前記計数部から伝送されるデータを記憶する
記憶部と、前記計数部から伝送されるデータを常に監視
し、任意に設定された設定値以外のデータが伝送されて
きた場合は、前記データを欠落と見なす異常信号検出部
とを有し、前記計数部から伝送されるデータが同間隔で
前記計器装置に伝送されなかった場合、もしくは前記計
数部から伝送されるデータが欠落した場合に、前記記憶
部で記憶された過去のデータを基に所定の近似的演算処
理を行い、伝送されないデータもしくは欠落したデータ
の近似値データを求める補正部を備えてなることを特徴
とすることにより、前記計数部から伝送されるデータを
前記計器装置の表示部により連続的に自然な動きで表示
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好的な実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の作用を説明するためのグラフ。
【図3】本発明の作用を説明するためのグラフ。
【符号の説明】
1 計数部 2 計器装置22 指示補正部(補正部) 221 CPU 222 異常信号検出部 223 タイマ 224 指示記憶部(記憶部) 23 駆動部 24 表示部 3 伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 芳弘 新潟県長岡市福田町190番1号 日本精 機株式会社 アール・アンド・デイ・セ ンター内 (72)発明者 野口 正紀 新潟県長岡市福田町190番1号 日本精 機株式会社 アール・アンド・デイ・セ ンター内 (72)発明者 島津 陽一 新潟県長岡市福田町190番1号 日本精 機株式会社 アール・アンド・デイ・セ ンター内 (72)発明者 佐藤 雅彦 新潟県長岡市福田町190番1号 日本精 機株式会社 アール・アンド・デイ・セ ンター内 審査官 江畠 博 (56)参考文献 特開 昭62−59812(JP,A) 特開 昭61−192072(JP,A) 実開 平1−124788(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両速度、エンジン回転数等の被測定対
    象を測定する計数部と、前記計数部から一定時間毎に伝
    送されるデータに基づき前記被測定対象の状態を表示す
    る計器装置を少なくとも制御装置として含み、複数の
    制御装置を共通の多重通信伝送路を介して接続する車両
    用多重通信装置用計器装置であって前記計器装置に、
    前記計数部から伝送されるデータを記憶する記憶部と、
    前記計数部から伝送されるデータを常に監視し、任意に
    設定された設定値以外のデータが伝送されてきた場合
    は、前記データを欠落と見なす異常信号検出部とを有
    し、前記計数部から伝送されるデータが同間隔で前記計
    器装置に伝送されなかった場合、もしくは前記計数部か
    ら伝送されるデータが欠落した場合に、前記記憶部で記
    憶された過去のデータを基に所定の近似的演算処理を行
    い、伝送されないデータもしくは欠落したデータの近似
    値データを求める補正部を備えてなることを特徴とする
    車両用多重通信装置用計器装置。
JP3246928A 1991-08-30 1991-08-30 車両用多重通信装置用計器装置 Expired - Fee Related JP2770621B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3246928A JP2770621B2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 車両用多重通信装置用計器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3246928A JP2770621B2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 車両用多重通信装置用計器装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0564272A JPH0564272A (ja) 1993-03-12
JP2770621B2 true JP2770621B2 (ja) 1998-07-02

Family

ID=17155844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3246928A Expired - Fee Related JP2770621B2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 車両用多重通信装置用計器装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2770621B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4086670B2 (ja) * 2003-01-28 2008-05-14 富士通テン株式会社 レーダ装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61192072A (ja) * 1985-02-20 1986-08-26 Victor Co Of Japan Ltd デ−タ変化点検出装置
JPS6259812A (ja) * 1985-09-09 1987-03-16 Mazda Motor Corp 車両用多重表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0564272A (ja) 1993-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE525273C2 (sv) Distribuerat styr- och övervakningssystem
US4371926A (en) Input/output information indication system
US4943926A (en) Method for the analysis and synthesis of binary signals
JP2770621B2 (ja) 車両用多重通信装置用計器装置
JP4465905B2 (ja) 電子制御装置
JP2003285700A (ja) 車両の故障診断装置
EP0006477B1 (en) Device for controlling the transmission of data between a data transmitting control unit and a data recording controller for serial recording
JP3156750B2 (ja) 警報発出装置
JP2770641B2 (ja) 計器用多重通信装置
JPH06178355A (ja) 車両用計器装置
JPH0591146A (ja) シリアルデータ転送装置
JPH05143480A (ja) 通信装置のための監視回路
JP2598352B2 (ja) 測定装置
JPH05260565A (ja) 多重通信方法
JPH11261611A (ja) 送信用バスインタフェース装置
JPH09121221A (ja) データ送受信装置
JPH07306709A (ja) 車両の監視制御データ転送装置
US6201845B1 (en) Data processing apparatus adapted for data transfer between circuit units operating with different clock cycles
JP2830226B2 (ja) 制御用データの通信装置
JPS63177246A (ja) 高速デ−タ転送制御装置
JPS6251331A (ja) 車載用電子制御装置
JP2003168971A (ja) 高速パルス計数装置および計数情報の伝送方法
JPH07272184A (ja) 計器駆動装置
JPS6081945A (ja) 通信回線制御装置
JPH09135255A (ja) 通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees