JP3383296B1 - Method for producing raw materials for recycling of automobile bodies for end-of-life vehicles - Google Patents

Abstract

【要約】 【課題】 廃車用自動車のフレーム状の車体であるホワ
イトボディーをもう一度原料に戻して再利用するに際し
て、乾留法よって有毒ガスの発生を防止してリサイクル
用原料を製造すると共に、燃焼時のガスを再利用するこ
とを可能とした廃車用自動車ボディーのリサイクル用原
料の製造方法とする。 【解決手段】 上下を蛇腹状にプレスされると共に、プ
レスされたホワイトボディーが蛇腹の伸縮方向に圧縮プ
レスされ、更に上下に圧縮プレスされたホワイトボディ
ーの塊状体Ａを加熱炉４と乾留ガス導入管１０を具備す
る乾留炉１に投入する。乾留炉１の開閉蓋３を閉じた
後、乾留炉１を加熱し、空気を遮断して乾留処理をし、
金属と金属以外の無機物と、有機物が炭化した炭化物を
得て、金属を取り出し、リサイクル用原料とする。乾留
ガスを油と揮発性ガスに分離し、油を回収する。回収し
た油を水及び乳化剤を添加した水油混合油として加熱炉
４に戻して再利用する。揮発性ガスを洗浄後、加熱炉４
に戻して再利用する。Abstract: PROBLEM TO BE SOLVED: To produce a raw material for recycling by preventing the generation of toxic gas by a dry distillation method when recycling a white body, which is a frame-shaped vehicle body of an end-of-life vehicle, once again as a raw material. And a method for producing a raw material for recycling an automobile body for a scrapped vehicle, which makes it possible to reuse the gas. SOLUTION: The upper and lower parts are pressed in a bellows shape, and the pressed white body is compression-pressed in the direction in which the bellows expands and contracts. It is charged into the dry distillation furnace 1 having the pipe 10. After closing the open / close lid 3 of the carbonization furnace 1, the carbonization furnace 1 is heated, air is cut off, and carbonization treatment is performed.
Metals, inorganic substances other than metals, and carbides obtained by carbonizing organic substances are obtained, and the metals are taken out and used as raw materials for recycling. The carbonized gas is separated into oil and volatile gas, and the oil is recovered. The recovered oil is returned to the heating furnace 4 and reused as a water-oil mixed oil to which water and an emulsifier have been added. After cleaning volatile gas, heating furnace 4
Return to and reuse.

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、廃車用自動車のエ
ンジン、タイヤ、ガラス類及びその他の駆動部分を除去
した駆体部分であるホワイトボディーを乾留処理し、リ
サイクル用原料を製造する方法に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】環境問題が社会的問題として取り上げら
れ、重要な問題として認識されつつあることは周知の通
りであり、すでに地球規模で環境を良くするためのプロ
グラムが実施され、法律も徐々に整備されてきつつあ
る。とりわけ、リサイクルの概念を取り入れた工業技術
の発展もめざましいものがある。例えば自動車工業の分
野では、今まで廃棄していた部品をもう一度整備をして
使用したり、もう一度原料に戻して再利用したり、或い
は合成樹脂類を燃料油として再生して熱源として利用さ
れつつある。 【０００３】合成樹脂類を燃料油とする場合、乾留法に
よって回収しているが、一般に乾留は外熱式による加熱
方法が広く知られており、原料を炭化するのに用いられ
る場合が多く、装置は乾留炉と油分離タンクと可燃性排
ガス回収装置から成り、資源の有効利用に供されてい
る。 【０００４】これらの装置は外熱式であるため、加熱時
に発生する有害ガスは完全燃焼させる限り、ほとんど排
出されないのが特徴である。そして、乾留炉から排出さ
れる乾留ガスは種々の種類のガスが含まれており、一定
圧の下では沸点の低い物質ほどガス化されやすく、低い
温度で液化されやすい。常温でガス状の揮発性ガス、特
に分子量の小さいメタンガス及びエタンガス等は燃料ガ
スとして使用される。 【０００５】従来、自動車をリサイクルする場合、ホワ
イトボディーと呼ばれるフレーム状の車体を大型のプレ
スで圧縮した後、粉砕され、小さく粉砕された金属を炉
に入れ、溶解して金属を回収して用いるが、ボディーに
施された塗装の密着強度が大きいため、密着した塗料を
除去するのは極めて困難であることから、そのまま金属
溶解炉に投入せざるを得ないのが現状であるが、塩化ビ
ニール系の塗料はダイオキシン等を含む有害ガスが発生
し、環境上の問題からも大きな問題となっている。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】上記点より本発明は、
廃棄用自動車のフレーム状の車体であるホワイトボディ
ーをもう一度原料に戻して再利用するに際して、乾留法
によって有害ガスの発生を防止してリサイクル用原料を
製造すると共に、燃焼時のガスを再利用することを可能
とした、廃棄用自動車ボディーのリサイクル用原料の製
造方法を提供しようとするものである。 【０００７】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項１の本発明廃棄用自動車ボディーのリサイクル用
原料の製造方法は、ホワイトボディーの上下を蛇腹状に
プレスすると共に、そのプレスされたホワイトボディー
を蛇腹の伸縮方向に圧縮プレスし、更に上下に圧縮プレ
スした塊状体を、加熱炉と煙道とを具備する乾留炉に投
入し、乾留炉の蓋を閉じた後、乾留炉を加熱し、空気を
遮断して乾留処理をし、金属と金属以外の無機物と、有
機物が炭化した炭化物を得る一方、前記煙道から排気さ
れるガスを、油と揮発性ガスに分離する油分離装置を経
て油を回収すると共に、回収した油は水及び乳化剤を添
加した水油混合油として前記加熱炉に戻されて再利用さ
れ、揮発性ガスは洗浄後、前記加熱炉に戻されて再利用
されることを特徴とするものである。 【０００８】このような構成を有する本発明によれば、
ホワイトボディーは上下を蛇腹状にプレスされ、そのプ
レスされたホワイトボディーが蛇腹の伸縮方向に圧縮プ
レスされ、更に上下に圧縮プレスされた塊状体とされ、
乾留炉に投入される。乾留炉に投入されたホワイトボデ
ィーの塊状体は、乾留炉の蓋を閉じた後、加熱炉により
乾留炉が加熱され、空気を遮断して乾留処理される。そ
の結果、金属と金属以外の無機物と、有機物が炭化した
炭化物が得られる。炭化物とそれ以外のものは、篩の目
を調節することで容易に分別でき、更に鉄は磁石によっ
て分別することもできる。これにより、金属をリサイク
ル用原料として再利用可能となった。 【０００９】また、このような構成を有する本発明は、
乾留中、揮発性のガスは自然料として再利用され、不揮
発性ガスは冷却されて油になり、水と乳化剤とを混合し
た自然料及び該乾留装置以外の熱源として利用される。
又、ホワイトボディーは上下を蛇腹状にプレスされると
共に、左右及びその上下を圧縮され、小さな塊状体に成
形されることから、複数個のプレスされたホワイトボデ
ィーを乾留する際に、互いに適度の間隙ができるため、
乾留ガスの拡散を促し、乾留効率が上がる。しかも、ホ
ワイトボディーの容積率を小さくすることにより、乾留
炉に入り易い大きさとすると共に、従来の方法で採用さ
れている粉砕工程を経ず、そのまま乾留炉に入れること
ができる。 【００１０】なお、請求項１の製造方法において、水油
混合油は水と油の混合比が乳化剤添加により、２０対８
０から６５対３５の割合で使用できる。これによって、
生成される油と水の混合油を乳化剤によりエマルジョン
化した混合油として燃焼させた場合、窒素酸化物及び硫
黄酸化物の発生を更には二酸化炭素を極めて低く抑える
ことができる。 【００１１】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。図１は本発明製造方法の一実施の
形態を示す概略図、図２は同上の部分図である。 【００１２】而して、図中Ａはホワイトボディーの塊状
体であり、このホワイトボディーの塊状体Ａは自動車の
エンジン、タイヤ、ガラス類及びその他の駆動部分を取
り除いた駆体部分であるホワイトボディーを上下Ｙ軸に
作動する蛇腹型プレスによって蛇腹状にプレスし、左右
Ｘ軸及び上下Ｙ軸に作動する二軸型プレスによって圧縮
減容される。そしてホワイトボディーの塊状体Ａは乾留
炉１の内釜２内に投入される。 【００１３】３は乾留炉１の開閉蓋である。４は乾留炉
１を加熱する加熱炉であり、上部に乾留炉１の底部が嵌
合している。加熱炉４はキャスタブル耐火材で形成さ
れ、底部に加熱用バーナー５が設けられている。６は乾
留炉１と油分離タンク７の間に設けられた貯留水タンク
であり、貯留水タンク６に貯留水８が入り、空気層９と
からなっている。貯留水８内に乾留炉１の側部に設けた
乾留炉１から排出される乾留ガスが流通する煙道である
乾留ガス導入管１０の端部が導入されている。 【００１４】乾留ガス導入管１０は貯留水８内に水平な
状態で沈水され、その口端部は閉塞されている。そして
乾留ガス導入管１０の沈水部分に複数の吐出孔１１が穿
設されている。１２は貯留水タンク５の上部に設けた冷
却部であり、該冷却部１２は空気層９の外側に空気層９
を覆った冷却水循環槽１３が設けられ、この冷却水循環
槽１３の冷却水流入口１４から冷却水は流入し、冷却水
流出口１５から流出し、常時冷却水は循環している。 【００１５】１６は貯留水タンク６の上部に設けられた
点検用の開閉部であり、貯留水タンク６の乾留ガス排出
口１７と油分離タンク７の乾留ガス導入管１８は連結さ
れている。１９は油分離タンク７の上部に設けられた安
全弁である。 【００１６】油分離タンク７で冷却された不揮発性ガス
は油状になり、油分離タンク７内に溜まり、油分離タン
ク７とパイプ２０で連絡する油水分離タンク２１を経
て、油と水を混合するエマルジョン装置２２により水油
混合油として加熱用バーナー５で燃焼される。この加熱
用バーナー５で用いる油は、乾留により生成された可燃
性の油水と該油の比が２０対８０から６５対３５である
混合物に乳化剤を添加した水油混合油を燃料として用い
る。 【００１７】一方、油分離タンク７で油状にならない揮
発性ガスは、ガス導管２３を経てガス洗浄タンク２４に
導入され、ガス洗浄タンク２４内のガス洗浄貯留水層２
５を経て洗浄され、ガス導管２６からガス導管２６の途
中に設けたガスセパレーター２７を経て加熱炉４の加熱
用ガスバーナー２８によって燃焼する。又、ガスセパレ
ーター２７で過剰のガスが発生した場合、余剰ガス燃焼
装置２９によって燃焼消費されるようになっている。
又、ガス洗浄タンク２４のガス洗浄貯留水層２５は加圧
タンク３０により加圧され、ガス洗浄用油水分離タンク
３１に導入される。 【００１８】次に、本発明方法の一実施例を説明すれ
ば、３リッターエンジンを備えた普通乗用車のエンジ
ン、タンク、ガラス及び駆動部分を除いたホワイトボデ
ィーを蛇腹状圧縮プレスにセットし、蛇腹状にプレス
し、左右上下の二軸方向に圧縮プレスする圧縮プレスに
より、直径１，９００ｍｍで厚さが２５０ｍｍに圧縮成
形したホワイトボディーの塊状体Ａ５台分を乾留炉１の
開閉蓋３を開き、乾留炉１の内釜２内に投入し、該開閉
蓋３を閉じて加熱炉４の加熱用バーナー５を用いて乾留
炉１を加熱する。 【００１９】加熱用バーナー５の燃料は、あらかじめ蓄
えておいた熱分解油と水の混合比を５０対５０の混合物
に乳化剤を乳化するに必要な量を添加して油水乳化混合
物を用いた。圧縮プレス成形したホワイトボディーに
は、表面に塗装した塗料とゴムコーティングしたゴム及
び簡単に除去できない樹脂のモール材等が付着してお
り、空気を遮断して乾留することにより、これらの有機
系の材料は熱分解され、単量体や二量体或いは三量体と
なり、油状となり、気体状のそれらの混合物が油分離タ
ンク７で冷却され、油となる。 【００２０】更に、熱分解した低分子量のメタンガスや
エタンガスは自然料として使われる。乾留開始から６時
間後に発生ガスの検知がされなくなった時点で終了し
た。 【００２１】本装置で得られた油は１５０リットル得ら
れ、オイルタンクに貯留した。又金属と無機質系物質と
炭化物は２５００ｋｇであった。圧縮プレスしたひだの
間隙にあるカーボンとその他の無機質系のものは、振動
装置によりきれいに分離することができた。この金属を
リサイクル用原料として再度利用することができる。 【００２２】 【発明の効果】本発明によれば、廃車を有毒ガスの発生
もなく、乾留処理して金属を取り出し、リサイクル用原
料として再度用いることが可能であり、従来のようにホ
ワイトボディーを圧縮した後、粉砕する必要がないので
煩わしさが無いと共に、コストも低廉となる。又、水と
油の混合油を使用できるので、乾留で生成される油を全
て燃料として使用できると共に、生成される水と油の混
合油を乳化剤によりエマルジョン化した混合油を燃焼さ
せた場合、窒素酸化物及び硫黄酸化物の発生を更には二
酸化炭素を極めて低く抑えることができ、大気汚染源で
あるこれ等の酸化物を安全な範囲に抑制することが可能
である。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a carbonization process for a white body, which is a driving part of a scrap car, from which an engine, tires, glasses and other driving parts are removed. And a method of producing a raw material for recycling. 2. Description of the Related Art It is well known that environmental issues have been taken up as social issues and are being recognized as important issues. Programs for improving the environment on a global scale have already been implemented, and laws and regulations have been implemented. Are also being gradually maintained. In particular, the development of industrial technology incorporating the concept of recycling is remarkable. For example, in the field of the automobile industry, parts that have been discarded up to now have to be repaired and used again, returned to raw materials and reused, or synthetic resins have been recycled as fuel oil and used as heat sources. is there. [0003] When synthetic resins are used as fuel oil, they are recovered by the dry distillation method. Generally, dry distillation is widely known as an external heating method, and is often used to carbonize raw materials. The equipment consists of a carbonization furnace, an oil separation tank, and a combustible exhaust gas recovery device, and is used for effective use of resources. [0004] Since these devices are of the external heat type, it is characterized in that harmful gases generated during heating are hardly discharged as long as they are completely burned. The carbonization gas discharged from the carbonization furnace contains various types of gases. Under a constant pressure, a substance having a lower boiling point is more likely to be gasified and is liable to be liquefied at a lower temperature. Volatile gases that are gaseous at normal temperature, especially methane gas and ethane gas having small molecular weight, are used as fuel gas. Conventionally, when recycling an automobile, a frame-shaped body called a white body is compressed by a large press, and then the crushed and small crushed metal is put into a furnace, melted, and the metal is recovered and used. However, it is extremely difficult to remove the adhered paint due to the high adhesion strength of the paint applied to the body, so it is necessary to put it in a metal melting furnace as it is at present. Harmful gases containing dioxins and the like are generated from paints of the type, and this is a major environmental problem. [0006] From the above points, the present invention provides
When recycling a white body, which is a frame-shaped body of a waste vehicle, once again as a raw material, the generation of harmful gas is prevented by the dry distillation method, and a raw material for recycling is manufactured, and the gas from combustion is reused. It is an object of the present invention to provide a method for producing a raw material for recycling an automobile body for disposal, which enables the above. [0007] In order to solve the above-mentioned problems, a method for producing a material for recycling an automobile body for disposal according to the first aspect of the present invention is a bellows-shaped upper and lower side of a white body.
Pressed and the pressed white body
In the direction of the bellows expansion and contraction,
The lump mass was put into a carbonization furnace equipped with a heating furnace and a flue, and after closing the lid of the carbonization furnace, the carbonization furnace was heated, air was cut off and carbonization was performed, and metals and non-metals were removed. While obtaining an inorganic substance and a carbide obtained by carbonizing an organic substance, the oil exhausted from the flue is recovered through an oil separation device that separates oil and volatile gas, and the recovered oil is made up of water and an emulsifier. It is characterized by being returned to the heating furnace as the added water-oil mixed oil and reused, and the volatile gas is washed and then returned to the heating furnace and reused. According to the present invention having such a configuration,
The white body is pressed in bellows up and down,
The pressed white body is compressed in the bellows
Into a mass that has been compressed
It is put into the carbonization furnace. After the lid of the carbonization furnace is closed, the carbonization furnace is heated by the heating furnace, the air is cut off, and the mass of the white body put into the carbonization furnace is carbonized. As a result, a carbide obtained by carbonizing a metal, an inorganic substance other than the metal, and an organic substance is obtained. Carbides and others can be easily separated by adjusting the size of the sieve, and iron can also be separated by a magnet. This has made it possible to reuse metals as raw materials for recycling. [0009] The present invention having such a structure,
During carbonization, the volatile gas is reused as a natural material, and the non-volatile gas is cooled to oil, and used as a natural material in which water and an emulsifier are mixed and as a heat source other than the carbonization device.
Also, when the white body is pressed in bellows up and down
In both cases, the left and right sides and the top and bottom are compressed to form small lumps.
Being shaped, multiple pressed white bodies
When carbonizing carbon, there is an appropriate gap between each other,
It promotes carbonization gas diffusion and increases carbonization efficiency. And e
Carbonization by reducing the volume ratio of the white body
The size should be easy to enter the furnace, and
Into a dry distillation furnace without going through the grinding process
Can be. [0010] In the production method of claim 1 , the water-oil mixed oil has a mixing ratio of water to oil of 20: 8 by adding an emulsifier.
It can be used from 0 to 65:35 . by this,
Emulsion of mixed oil and water by emulsifier
When combusted as a converted mixed oil, nitrogen oxides and sulfur
Yellow oxide generation and carbon dioxide extremely low
be able to. An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic view showing an embodiment of the manufacturing method of the present invention, and FIG. 2 is a partial view of the same. In the figure, A is a white body lump, and the white body lump A is a white body, which is a vehicle body excluding a car engine, tires, glasses, and other driving parts. Is pressed in a bellows shape by a bellows-type press that operates on the upper and lower Y axes, and is compressed and reduced in volume by a biaxial press that operates on the left and right X axes and the upper and lower Y axes. Then, the mass A of the white body is put into the inner pot 2 of the dry distillation furnace 1. Reference numeral 3 denotes an opening / closing lid of the carbonization furnace 1. Reference numeral 4 denotes a heating furnace for heating the carbonization furnace 1, and the bottom of the carbonization furnace 1 is fitted to the upper part. The heating furnace 4 is made of castable refractory material, and has a heating burner 5 at the bottom. Reference numeral 6 denotes a stored water tank provided between the dry distillation furnace 1 and the oil separation tank 7. The stored water 8 enters the stored water tank 6 and includes an air space 9. The end of a dry distillation gas introduction pipe 10 which is a flue through which the dry distillation gas discharged from the dry distillation furnace 1 provided on the side of the dry distillation furnace 1 flows into the stored water 8 is introduced. The dry distillation gas introduction pipe 10 is submerged in the storage water 8 in a horizontal state, and its mouth end is closed. A plurality of discharge holes 11 are formed in the submerged portion of the dry distillation gas introduction pipe 10. Reference numeral 12 denotes a cooling unit provided on the upper part of the storage water tank 5, and the cooling unit 12 is provided outside the air layer 9.
A cooling water circulating tank 13 covering the cooling water is provided. Cooling water flows in from a cooling water inlet 14 of the cooling water circulating tank 13, flows out of a cooling water outlet 15, and is constantly circulating. Reference numeral 16 denotes a check opening / closing unit provided at the upper part of the storage water tank 6, and a dry distillation gas outlet 17 of the storage water tank 6 and a dry distillation gas introduction pipe 18 of the oil separation tank 7 are connected. 19 is a safety valve provided on the upper part of the oil separation tank 7. The non-volatile gas cooled in the oil separation tank 7 becomes oily, accumulates in the oil separation tank 7, and mixes oil and water through an oil / water separation tank 21 communicating with the oil separation tank 7 by a pipe 20. The emulsion device 22 burns the water-oil mixed oil in the heating burner 5. The oil used in the heating burner 5 is a water-oil mixed oil obtained by adding an emulsifier to a mixture of flammable oil water generated by dry distillation and the oil having a ratio of 20:80 to 65:35. On the other hand, the volatile gas which does not become oily in the oil separation tank 7 is introduced into the gas cleaning tank 24 through the gas conduit 23, and is stored in the gas cleaning tank 24 in the gas cleaning tank 24.
Then, the gas is washed through the gas conduit 26 and burned by the heating gas burner 28 of the heating furnace 4 through the gas separator 27 provided in the gas conduit 26. Further, when an excessive gas is generated in the gas separator 27, it is burned and consumed by the surplus gas combustion device 29.
Further, the gas cleaning storage water layer 25 of the gas cleaning tank 24 is pressurized by the pressurizing tank 30 and is introduced into the gas cleaning oil / water separation tank 31. Next, a description will be given of an embodiment of the method of the present invention. The white body excluding the engine, the tank, the glass, and the driving portion of the ordinary passenger car having a 3-liter engine is set in a bellows-shaped compression press, and the bellows is set. Open and close the lid 3 of the carbonization furnace 1 by pressing 5 pieces of a white body lump A, which is compression-molded to a diameter of 1,900 mm and a thickness of 250 mm by a compression press that presses in a biaxial direction of left, right, up and down. Then, it is put into the inner pot 2 of the carbonization furnace 1, the opening / closing lid 3 is closed, and the carbonization furnace 1 is heated using the heating burner 5 of the heating furnace 4. As the fuel for the heating burner 5, an oil-water emulsified mixture was used by adding an amount necessary for emulsifying the emulsifier to a previously stored mixture of pyrolysis oil and water at a mixing ratio of 50:50. The white body molded by compression press has paint applied on its surface, rubber coated rubber and resin molding material that cannot be easily removed, etc. The material is thermally decomposed into monomers, dimers or trimers, becomes oily, and a gaseous mixture thereof is cooled in the oil separation tank 7 to become oil. Further, pyrolyzed low molecular weight methane gas or ethane gas is used as a natural material. The process was terminated when the generated gas was not detected 6 hours after the start of the carbonization. [0021] 150 liters of oil obtained by this apparatus was obtained and stored in an oil tank. The weight of the metal, the inorganic substance and the carbide was 2500 kg. The carbon and other inorganic materials in the gaps of the compression-pressed pleats could be separated cleanly by the vibrator. This metal can be reused as a raw material for recycling. According to the present invention, it is possible to take out a metal by subjecting a scrapped vehicle to dry distillation without the generation of toxic gas and to reuse it as a raw material for recycling. Since there is no need to pulverize after compression, there is no bother and the cost is low. In addition, since a mixed oil of water and oil can be used, all the oil produced by dry distillation can be used as a fuel, and when a mixed oil obtained by emulsifying a mixed oil of water and oil produced with an emulsifier is burned, The generation of nitrogen oxides and sulfur oxides can be further suppressed to extremely low levels of carbon dioxide, and these oxides, which are sources of air pollution, can be suppressed to a safe range.

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明製造方法の一実施の形態を示す概略図で
ある。 【図２】本発明製造方法の一実施の形態を示す部分図で
ある。 【符号の説明】 Ａ ホワイトボディーの塊状体 １ 乾留炉 ２ 内釜 ３ 開閉蓋 ４ 加熱炉 ５ 加熱用ガスバーナー ６ 貯留水タンク ７ 油分離タンク ８ 貯留水 ９ 空気層 １０ 乾留ガス導入管 １１ 吐出孔 １２ 冷却部 １３ 冷却水循環層 １４ 冷却水流入口 １５ 冷却水流出口 １６ 開閉部 １７ 乾留ガス排出口 １８ 乾留ガス導入管 １９ 安全弁 ２０ パイプ ２１ 油水分離タンク ２２ エマルジョン装置 ２３ ガス導管 ２４ ガス洗浄タンク ２５ ガス洗浄貯留水層 ２６ ガス導管 ２７ ガスセパレーター ２８ 加熱用ガスバーナー ２９ 余剰ガス燃焼装置 ３０ 加圧タンク ３１ ガス洗浄用油水分離タンクBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic view showing an embodiment of the manufacturing method of the present invention. FIG. 2 is a partial view showing an embodiment of the manufacturing method of the present invention. [Description of Code] A Lumped body of white body 1 Dry distillation furnace 2 Inner pot 3 Opening / closing lid 4 Heating furnace 5 Heating gas burner 6 Storage water tank 7 Oil separation tank 8 Storage water 9 Air layer 10 Dry distillation gas introduction pipe 11 Discharge hole 12 Cooling unit 13 Cooling water circulation layer 14 Cooling water inlet 15 Cooling water outlet 16 Opening / closing unit 17 Dry distillation gas outlet 18 Dry distillation gas introduction pipe 19 Safety valve 20 Pipe 21 Oil / water separation tank 22 Emulsion device 23 Gas conduit 24 Gas washing tank 25 Gas washing and storage Water layer 26 Gas conduit 27 Gas separator 28 Gas burner 29 for heating Excess gas combustion device 30 Pressurized tank 31 Oil / water separation tank for gas cleaning

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ Ｃ２２Ｂ 1/00 ６０１ Ｆ２３Ｇ 7/00 Ｂ Ｆ２３Ｇ 7/00 Ｂ０９Ｂ 3/00 ＺＡＢ ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (51) Int.Cl. ⁷ Identification code FI C22B 1/00 601 F23G 7/00 B F23G 7/00 B09B 3/00 ZAB

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 ホワイトボディーの上下を蛇腹状にプレ
スすると共に、そのプレスされたホワイトボディーを蛇
腹の伸縮方向に圧縮プレスし、更に上下に圧縮プレスし
た塊状体を、加熱炉と煙道とを具備する乾留炉に投入
し、乾留炉の蓋を閉じた後、乾留炉を加熱し、空気を遮
断して乾留処理をし、金属と金属以外の無機物と、有機
物が炭化した炭化物を得る一方、 前記煙道から排気されるガスを、油と揮発性ガスに分離
する油分離装置を経て油を回収すると共に、回収した油
は水及び乳化剤を添加した水油混合油として前記加熱炉
に戻されて再利用され、揮発性ガスは洗浄後、前記加熱
炉に戻されて再利用されることを特徴とする廃車用自動
車ボディーのリサイクル用原料の製造方法。(57) [Claims] [Claim 1] The upper and lower sides of the white body are pressed in a bellows shape.
And press the pressed white body to snake
Compress in the direction of belly expansion and compression up and down
The lump was put into a carbonization furnace equipped with a heating furnace and a flue, and after closing the lid of the carbonization furnace, the carbonization furnace was heated, air was cut off, carbonization was performed, and metals and non-metals were removed. While obtaining inorganic and organic carbides, the oil exhausted from the flue is recovered through an oil separator to separate oil and volatile gas, and the recovered oil is added with water and an emulsifier. Wherein the volatile oil is returned to the heating furnace as a mixed oil and reused, and the volatile gas is washed, and then returned to the heating furnace and reused. Method.