JP3380907B2 - 速度変換回路 - Google Patents

速度変換回路

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JP3380907B2
JP3380907B2 JP10751096A JP10751096A JP3380907B2 JP 3380907 B2 JP3380907 B2 JP 3380907B2 JP 10751096 A JP10751096 A JP 10751096A JP 10751096 A JP10751096 A JP 10751096A JP 3380907 B2 JP3380907 B2 JP 3380907B2
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優佳 黒田
三鶴 内田
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日本電気エンジニアリング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は速度変換回路に関
し、特にSDHディジタル信号伝送装置に用いられる速
度変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、SDHディジタル信号伝
送装置は、国際標準ITU−T勧告の同期ディジタル多
重化構造(SDH:Synchronous Digital Hierarchy )
の無線伝送システムに使用される装置でっあって、その
主な機能としてSTM−1(Synchronous Transport Mo
dule-1)信号の伝送、オーバー・ヘッド(OH:Overhe
ad)ビットの挿入・終端及び、信号切替、補助信号の伝
送、変復調等を行う。
【0003】STM−1信号のオーバー・ヘッド(O
H)処理においては、シリアルデータで受けたOH信号
を各バイト毎のデータにパラレル変換する速度変換回路
が必要となる。
【0004】図10に従来の速度変換回路を示す。図示
の速度変換回路は、高速ビット幅TH でフレーム周期T
F の高速データDH 、高速クロックCH 、およびフレー
ムパルスPF を入力し、低速ビット幅TL1=TH ×M
(Mは2以上の整数)の低速データDL と低速クロック
CL とを出力する回路であり、データ抽出回路10´
と、速度変換後の低速クロックを作るための、ビット幅
TS の高速クロックCH をM分周するM分周回路20´
とで構成されている。
【0005】図11にM=3のときの回路例を挙げる。
データ抽出回路10´はタイミング回路11´と、2段
のフリップフロップ回路(F/F)12´および13´
とから構成されている。タイミング回路11´は高速ク
ロックCH とフレームパルスPF とからタイミング信号
ST を生成する。初段のフリップフロップ回路12´は
タイミング信号ST に同期して高速エデータDH'を保持
する。次段のフリップフロップ回路13´は3分周回路
20´から供給される低速クロックCL'に同期して初段
のフリップフロップ回路12´の出力を保持する。
【0006】図12に図11に示した速度変換回路の動
作を説明するためのタイムチャートを示す。高速データ
DH として、図12の3行目に示すように、1シリアル
フレーム周期TF 間に9ビットのデータA1,B1,C
1,A2,B2,C2,A3,B3,C3が供給されて
いるとする。速度変換回路は、1シリアルフレームTF
のデータから3ビットA1,A2,A3を抽出して、低
速ビット幅TL1=TH×3の信号に変換する回路であ
る。
【0007】高速ビット幅Ts 、フレーム周期TF の高
速データDH はデータ抽出回路10´に入力され、タイ
ミング回路回路11´により生成されるタイミング信号
STにより、初段のフリップフロップ回路12´に書き
込まれる。この初段のフリップフロップ回路12´の内
容は、高速ビット幅TH の高速クロックCH を3分周し
た低速ビット幅TL1=TH ×3の低速クロックCL'で次
段のフロップフロップ回路13´に読み出され、低速デ
ータDL'を出力する。
【0008】尚、本発明に関連する先行技術も種々知ら
れている。例えば、特開平5−336170号公報に
は、N系列のデータをそれぞれN個の速度変換回路にて
速度変換し、それぞれのデータの遅延量が一定である
「並列速度変換回路」が開示されている。また、特開平
5−336088号公報には、2次クロック信号の再生
を行う場合の回路構成を簡素化し、装置規模を縮小して
コストを低減させた「速度変換ビット分離装置」が開示
されている。さらに、特開平5−327782号公報に
は、PLL回路のクロックに発生するジッタに対して位
相マージンを大きくした「速度変換回路」が開示されい
る。
【0009】これら先行技術のいずれも、前述した従来
技術と同様に、高速クロック(入力クロック)を分周す
ることで低速クロック(出力クロック)を得ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の速度変
換回路では、その出力が、必ず高速ビット幅TH と低速
ビット幅TL1との間でTL1=TH ×M(Mは2以上の整
数)の条件を満たさなければ、低速クロックCL'を得る
ことができない。
【0011】例えば、低速データDL'の低速ビット幅T
L1を、TL1=TH ×4.5の様な、高速データDH の高
速ビット幅TH の整数倍でない低速データに変換したい
場合、高速クロックCH を分周するだけでは、低速デー
タ用の低速クロックを得ることはできない。
【0012】本発明の課題は、低速データの低速ビット
幅が高速データの高速ビット幅の整数倍でなくても、低
速データの低速クロックを得ることができる速度変換回
路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による速度変換回
路は、高速ビット幅を規定する高速クロック、フレーム
周期を規定するフレームパルス、および高速ビット幅で
フレーム周期TF の高速データを入力し、高速ビット幅
よりも広い低速ビット幅を規定する低速クロックと低速
ビット幅の低速データとを出力する速度変換回路であっ
て、フレームパルスに基づいて、低速ビット幅TL2がT
L2=TF /N(Nは2以上の整数)で表される低速クロ
ックを生成する低速クロック生成手段と、高速クロッ
ク、フレームパルス、および低速クロックに基づいて、
高速データから所定のデータを抽出し、その抽出したデ
ータを低速データとして低速クロックと共に出力するデ
ータ抽出回路とを備えていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態による速度変換
回路を示すブロック図である。図示の速度変換回路は、
フレーム周期TF を規定するフレームパルスPF 、高速
ビット幅TH を規定する高速クロックCH 、および高速
ビット幅TH でフレーム周期TF の高速データDH を入
力し、低速ビット幅TL2=TF /N(Nは2以上の整
数)を規定する低速クロックCL と低速ビット幅TL2の
低速データDL とを出力する回路であり、データ抽出回
路10と、速度変換後の低速クロックCL を作るための
PLL回路20とで構成されている。PLL回路20は
フレームパルスPF をN逓倍した低速クロックCL を生
成する。
【0016】このような構成により、低速データDL の
低速ビット幅TL2がTL2=TF /N(Nは2以上の整
数)の条件を満たすものであれば、つまりフレームパル
ス周期TF が低速データDL の低速ビット幅TL2の整数
倍であれば、クロック周期がTL2のクロックを出力する
電圧制御発振器(VCO)(後述する)を備えたPLL
回路を用いて容易に低速ビット幅TL2の低速クロックC
L を作り出すことができる。
【0017】図2にPLL回路20を示す。PLL回路
20は位相比較回路21と、ローパスフィルタ(LP
F)22と、電圧制御発振器(VCO)23と、N分周
回路24とから構成されている。PLL回路20は、フ
レーム周期TF のフレームパルスPF とクロック周期T
L2の低速クロックCL をN分周回路24でN分周したN
分周クロックCL /Nとを位相比較回路20で位相比較
し、その位相比較結果をLPF22を通してVCO23
を制御することにより、低速ビット幅TL2の低速クロッ
クCL を作る。
【0018】
【実施例】図3に本発明の第1の実施例による速度変換
回路を示す。図示の速度変換回路において、データ抽出
回路10は、タイミング回路11と、一対の初段のフリ
ップフロップ回路(F/F)12−1および12−2
と、一対の次段のフリップフロップ回路13−1および
13−2と、セレクタ回路14と、最終段のフリップフ
ロップ回路15とから構成されており、PLL回路20
Aは、位相比較回路21と、LPF22と、VCO23
と、2分周回路24Aと、位相調整回路25とで構成さ
れている。
【0019】タイミング回路11は高速クロックCH と
フレームパルスPF とに基づいて第1および第2のタイ
ミング信号ST1およびST2を生成する。一対の初段のフ
リップフロップ回路12−1および12−2は、ぞれぞ
れ、第1および第2のタイミング信号ST1およびST2に
応答して高速データDH を保持して、第1および第2の
パラレルデータDP1およびDP2を出力する。一対の次段
のフリップフロップ回路13−1および13−2は、P
LL回路20から供給される2分周クロックCL /2
(低速クロックCL を2分周したクロック)に同期し
て、それぞれ、第1および第2のパラレルデータDP1お
よびDP2を保持して、第1および第2のリタンミングし
たデータを出力する。セレクタ回路14は、上記2分周
クロックCL/2に応答して、第1および第2のリタン
ミングしたデータの一方を選択して、選択したデータD
S を出力する。最終段のフリップフロップ回路15は、
低速クロックCL に応答して選択したデータDS を保持
し、低速データDL を出力する。
【0020】PLL回路20Aでは、低速ビット幅TL2
=TF /2の低速クロックCL を出力するVCO23を
備え、位相比較器21でフレームパルスPF と2分周回
路24Aから供給される2分周クロックCL /2とを位
相比較して、VCO23の発振周波数と位相を制御して
いる。これにより、フレームパルスPF と2分周クロッ
クCL /2とは常に一定の位相関係を保つことがでい
る。なお、図3に示す例では、データ抽出回路10に
て、VCO23の出力でセレクタ回路16の出力データ
をリタイミングするため、リタイミングマージンとな
る、2分周クロックCL /2と低速クロックCL との位
相差(低速クロック半分ビット分)を作るのに位相調整
回路25が入っている。
【0021】図4は図3に示した速度変換回路の動作を
示すタイムチャートである。速度変換回路は、フレーム
周期TF を持つ高速ビット幅TH の高速データDH か
ら、A1,A2のデータを抽出して、低速ビット幅TL2
=TF /2の低速データDL に変換する回路である。
【0022】高速データDH はデータ抽出回路10に入
力されて、フレームパルスPF と高速クロックCH とを
使ってタイミング回路11で生成される第1および第2
のタイミング信号ST1およびST2で一対の初段のフリッ
プフロップ回路12−1および12−2に読み出され、
高速データDH 中のビットA1,A2のみで構成される
ビット幅TF の第1および第2のパラレルデータDP1お
よびDP2が出力される。これらパラレルデータDP1およ
びDP2は2分周クロックCL /2により一対の次段のフ
リップフロップ回路13−1および13−1でリタイミ
ングされ、かつセレクタ回路14で2列−1列変換さ
れ、選択したデータDS となる。その後、VCO23の
出力クロック(低速クロック)CL で最終段のフロップ
フロップ回路15でリタイミングされて低速データDL
となる。
【0023】A1,A2のほかのビットを抽出して低速
データDL に変換する場合についても、第1および第2
のタイミング信号ST1およびST2の位相をずらすだけで
対応可能である。
【0024】また、上記第1の実施例では、TL2=TF
/2の場合について述べた為、セレクタ回路16のセレ
クタ信号が2分周回路24の出力と一致しているが、そ
のほかの場合でも、低速クロックCL と分周出力を使っ
てセレクタ信号の位相を制御すれば、対応可能である。
【0025】以上のように、従来の速度変換回路では不
可能であった、TL2≠TH ×Mのような低速データへの
速度変換が、本発明の回路では可能となる。
【0026】次に、本発明の第2の実施例として、ST
M−1信号のOH処理の中の速度変換回路を挙げる。
【0027】図5にSTM−1信号(155.52Mb
ps)を示す。STM−1信号のOH信号は、RSOH
(Regenerator Section Overhead Bit)とMSOH(Mu
ltiplexer Section Overhead Bit)の2種類があり、フ
レーム同期ビットであるA1,A2バイト,BIP−8
の結果でるB1,およびBIP−24の結果であるB2
のほか、64Kbpsの伝送容量をもつE1,F1,E2,
Z1,Z2,192Kbpsの伝送容量をもつD1〜D3,
576Kbpsの伝送容量をもつD4〜D12とそのほかの
未定義バイトから構成され、各々STM−1信号1フレ
ームに1バイト単位で多重されている。
【0028】図6にOH処理部のブロック図を示す。O
H処理部は、OH信号挿入/分離パネル30と、OH処
理パネル40と、複数のOHインターフェースパネル5
0とで構成されている。OH信号挿入/分離パネル30
は、主信号STM−1信号からOH信号を分離、もしく
はSTM−1信号にOH信号を挿入する機能をもつ。O
H信号挿入/分離パネル30は、各バイトについてパラ
レルに入出力するのではなく、図7に示す、OH信号の
みで構成されるビットレート6.48Mbps,1フレーム
8kHz のシリアルデータとしてOH処理パネル40と受
け渡しを行っている。OH処理パネル40では、速度変
換回路において6.48Mbpsのシリアルデータから各バ
イト毎の伝送容量に合わせたパラレルデータに速度変換
を行い、各信号のOHインターフェースパネル50と送
受信する。
【0029】このとき、パラレルデータのクロックは6
4kHz、192kHzなどシリアルデータ6.48M
Hzのクロックを分周して得られるものではない。そこ
で、PLL回路を用いてパラレルデータのクロックをV
COにより発生させ、VCO出力クロック64kHzを
8分周して8kHzのクロックを作り、フレームパルス
と位相比較を行ってVCOを制御する。
【0030】図8に本発明の第2の実施例による速度変
換回路を示す。図示の速度変換回路において、データ抽
出回路10Aは、タイミング回路11Aと、8個のフリ
ップフロップ回路(F/F)12−1乃至12−8から
なる初段のフリップフロップ回路群と、8個のフリップ
フロップ回路13−1乃至13−8からなる次段のフリ
ップフロップ回路群と、セレクタ回路14Aと、最終段
のフリップフロップ回路15と、遅延回路16とから構
成されており、PLL回路20Bは、位相比較回路21
と、LPF22と、VCO23と、8分周回路24B
と、位相調整回路25とで構成されている。
【0031】タイミング回路11Aは高速クロックCH
とフレームパルスPF とに基づいて第1乃至第8のタイ
ミング信号ST1〜ST8を生成する。初段のフリップフロ
ップ回路群12−1〜12−8は、ぞれぞれ、第1乃至
第2のタイミング信号ST1〜ST8に応答して高速データ
DH を保持して、第1乃至第8のパラレルデータDP1〜
DP8を出力する。次段のフリップフロップ回路群13−
1〜13−8は、PLL回路20から供給される8分周
クロックCL /8(低速クロックCL を8分周したクロ
ック)に同期して、それぞれ、第1乃至第8のパラレル
データDP1〜DP8を保持して、第1乃至第8のリタンミ
ングしたデータを出力する。セレクタ回路14Aは、後
述するセレクタ信号に応答して、第1乃至第8のリタン
ミングしたデータの一つを選択して、選択したデータD
S を出力する。最終段のフリップフロップ回路15は、
低速クロックCL に応答して選択したデータDS を保持
し、低速データDL を出力する。遅延回路16は、8分
周クロックCL /8と低速クロックCL とから上記セレ
クタ信号を生成する。
【0032】PLL回路20Bでは、低速ビット幅TL2
=TF /8の低速クロックCL を出力するVCO23を
備え、位相比較器21でフレームパルスPF と8分周回
路24Bから供給される8分周クロックCL /8とを位
相比較して、VCO23の発振周波数と位相を制御して
いる。これにより、フレームパルスPF と8分周クロッ
クCL /8とは常に一定の位相関係を保つことがでい
る。また、データ抽出回路10Aの最終段のフリップフ
ロップ回路15でのリタイミングマージンを得るため
に、VCO23と8分周回路24Bとの間に位相調整回
路25が入っている。
【0033】図9は図8に示した速度変換回路の動作を
示すタイムチャートである。速度変換回路は、OH信号
であるフレーム周期TF を持つ高速ビット幅TH の高速
データDH から、ビットレート64kbpsのE1信号
である低速ビット幅TL2=TF /8の低速データDL に
速度変換する回路である。
【0034】高速データDH はデータ抽出回路10Aに
入力されて、初段のフリップフロップ回路群を構成する
8個のフリップフロップ回路12−1〜12−8に書き
込まれる。このときの書き込みクロックはタイミング回
路11Aで作られた、E1バイトの1ビット〜8ビット
(図9中ではE1−1〜E1−8と表示)のビット位置
にあった第1乃至第8のタイミング信号ST1〜ST8を使
用する。
【0035】一方、PLL回路20BではVCO23出
力である64kHzの低速クロックCL を8分周回路2
4Bで8分周して、その8kHzの8分周クロックCL
/8とフレームパルスPF とを位相比較器21で位相比
較して、その位相比較結果でVCO23の出力周波数と
位相を制御している。これにより、8kHzの8分周ク
ロックCL /8とフレームパルスPF との位相関係は常
に一定となる。
【0036】初段のフリップフロップ群12−1〜12
−8で書き込まれたE1の1〜8ビット8列の信号であ
る第1乃至第8のパラレルデータDP1〜DP8は、8分周
クロックCL /8をクロックとして次段のフリップフロ
ップ群13−1〜13−8でリタイミングされ、8列−
1列変換のためにセレクタ回路14Aに入力される。セ
レクタ回路14Aは、遅延回路16から供給されるセレ
クタ信号に基づいて列変換を行い、選択したデータDS
を出力する。選択したデータDS は、最終段のフロップ
フロップ回路15でリタイミングされて、低速データD
L として出力される。
【0037】尚、上記実施形態では、N=2と8の場合
について述べているが、Nが2以上のそれ以外の場合に
も同様に適用できるのは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、高速デー
タから任意のデータを取り出して低速データに変換する
データ抽出回路用の低速クロックとして、フレーム周期
の(1/N)倍の低速ビット幅のものを使用しているの
で、低速データ幅が高速データ幅の整数倍でなくても、
所望の低速データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による速度変換回路を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示した速度変換回路に使用されるPLL
回路を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例による速度変換回路を示
すブロック図である。
【図4】図3に示す速度変換回路の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図5】STM−1信号のフレーム図である。
【図6】OH処理のブロック図である。
【図7】OHシリアルデータを示す図である。
【図8】本発明の第7の実施例による速度変換回路を示
すブロック図である。
【図9】図8に示す速度変換回路の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図10】従来の速度変換回路を示すブロック図であ
る。
【図11】図10に示した速度変換回路の具体例を示す
ブロック図である。
【図12】図11に示す速度変換回路の動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【符号の説明】
10,10A データ抽出回路 20,20A,20B PLL回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−149928(JP,A) 特開 平8−56211(JP,A) 特開 平5−336170(JP,A) 特開 平5−336088(JP,A) 特開 平5−327782(JP,A) 特開 平8−125641(JP,A) 特開 平4−326635(JP,A) 特開 平8−298503(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/00 H04J 3/06 H04L 7/033

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速ビット幅(TH )を規定する高速ク
    ロック(CH )、フレーム周期(TF )を規定するフレ
    ームパルス(PF )、および前記高速ビット幅(TH )
    で前記フレーム周期(TF )の高速データ(DH )を入
    力し、前記高速ビット幅(TH )よりも広い低速ビット
    幅(TL2)を規定する低速クロック(CL )と前記低速
    ビット幅(TL2)の低速データ(DL )とを出力する速
    度変換回路において、 前記フレームパルス(PF )に基づいて、前記低速ビッ
    ト幅(TL2)がTL2=TF /N(Nは2以上の整数)で
    表される前記低速クロック(CL )を生成する低速クロ
    ック生成手段(20,20A,20B)と、 前記高速クロック(CH )、前記フレームパルス(PF
    )、および前記低速クロック(CL )に基づいて、前
    記高速データ(DH )から所定のデータを抽出し、その
    抽出したデータを前記低速データ(DL )として前記低
    速クロック(CL)と共に出力するデータ抽出回路(1
    0,10A)とを備えていること、を特徴とする速度変
    換回路。
  2. 【請求項2】 前記低速クロック生成手段(20,20
    A,20B)はPLL回路であること、を特徴とする請
    求項1に記載の速度変換回路。
  3. 【請求項3】 前記PLL回路(20,20A,20
    B)は、 前記フレームパルス(PF )と分周クロック(CL /
    N)とを位相比較して、位相比較結果を出力する位相比
    較器(21)と、 前記位相比較結果の高周波成分を除去して、制御電圧を
    生成するローパスフィルタ(22)と、 前記制御電圧に応答して前記低速クロック(CL )を発
    振する電圧制御発振器(23)と、 前記低速クロック(CL )をN分周して前記分周クロッ
    ク(CL /N)を出力するN分周回路(24,24A,
    24B)とを有すること、を特徴とする請求項2に記載
    の速度変換回路。
  4. 【請求項4】 前記PLL回路(20A,20B)は、
    前記電圧制御発振器(23)と前記N分周回路(24
    A,24B)との間に挿入された位相調整回路(25)
    を更に含むこと、を特徴とする請求項3に記載の速度変
    換回路。
  5. 【請求項5】 前記データ抽出回路(10,10A)
    は、 前記高速クロック(CH )と前記フレームパルス(PF
    )とに基づいて、N個のタイミング信号(ST1〜ST
    N)を生成するタイミング回路(11,11A)と、 前記N個のタイミング信号(ST1〜STN)に応答して前
    記高速データ(DH )の中からN個のデータを保持する
    N個のフリップフロップ回路からなり、N個のパラレル
    データ(DP1〜DPN)を出力する初段のフリップフロッ
    プ回路群(12−1〜12−N)と、 前記分周クロック(CL /N)に応答して前記N個のパ
    ラレルデータ(DP1〜DPN)を保持するN個のフリップ
    フロップ回路からなり、N個のリタンミングしたデータ
    を出力する次段のフリップフロップ回路群(13−1〜
    13−N)と、 前記N個のリタンミングしたデータのうちの1つを選択
    して、選択したデータを出力するセレクタ回路(14,
    14A)と、 前記低速クロック(CL )に応答して前記選択したデー
    タを保持して前記低速データ(DL )を出力する最終段
    のフリップフロップ(15)とを有すること、を特徴と
    する請求項3又は4に記載の速度変換回路。
  6. 【請求項6】 前記Nが2に等しいとき、前記セレクタ
    回路(14)は分周クロック(CL /2)をそのままセ
    レクタ信号として入力すること、を特徴とする請求項5
    に記載の速度変換回路。
  7. 【請求項7】 前記Nが3以上のとき、前記データ抽出
    回路(10A)は、前記分周クロック(CL /N)と前
    記低速クロック(CL )とに基づいてセレクタ信号を生
    成するセレクタ信号生成手段(16)を更に含み、該セ
    レクタ信号を前記セレクタ回路(14A)に供給するこ
    と、を特徴とする請求項5に記載の速度変換回路。
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