JP3380885B2 - モータ固定子の巻線方法及び巻線装置 - Google Patents

モータ固定子の巻線方法及び巻線装置

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JP3380885B2
JP3380885B2 JP2000154085A JP2000154085A JP3380885B2 JP 3380885 B2 JP3380885 B2 JP 3380885B2 JP 2000154085 A JP2000154085 A JP 2000154085A JP 2000154085 A JP2000154085 A JP 2000154085A JP 3380885 B2 JP3380885 B2 JP 3380885B2
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HAYASHI INDUSTRY CO.,LTD.
Nittoku Engineering Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/08Forming windings by laying conductors into or around core parts
    • H02K15/085Forming windings by laying conductors into or around core parts by laying conductors into slotted stators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/08Forming windings by laying conductors into or around core parts
    • H02K15/095Forming windings by laying conductors into or around core parts by laying conductors around salient poles

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻線のデッドゾー
ンをなくしてモータの出力を増大するモータ固定子の巻
線方法及び巻線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のモータ固定子に巻線する
方法を図15乃至図18に示す。図において、固定子1
は、スロット2の被巻線部3に電線Wが巻回されたもの
である。このスロット2の被巻線具3に電線Wを巻回す
るための巻線装置の繰出機31は内部に電線Wを挿通し
たシャフト32の上部に反対向きに一対のノズル33が
突設されており、前記シャフト32は固定子1の内部を
上下方向に貫通移動するとともに、水平方向に所定角度
往復回動する首振り動作を行なうようになっている。
【0003】この繰出機31を使用して電線Wを巻回す
るには、ノズル33の開孔34から電線Wを繰り出しな
がらシャフト32を上下動させるとともに、水平方向に
往復回動させる。これにより、ノズル33は、スロット
2の入口部に突出する一対の突出部5の間を貫通して前
記スロット2内を貫通移動し、四角枠状の軌跡を描きな
がらスロット2の被巻線部3の周囲を一定方向に循環移
動するから、スロット2の被巻線部3に電線Wを巻回す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の巻線方
法は、ノズル33をスロット2内に貫通移動させながら
前記ノズル33から繰り出されてきた電線Wを被巻線部
3に巻回するものであるから、図16に示すスロット2
内の斜線部分は、ノズル33が貫通移動することによ
り、巻回できないデッドゾーン7となっている。その結
果、固定子1の被巻線部3に電線Wを巻回したコイル6
の巻数には自ずと限界があり、コイル6の巻線断面積を
一定以上大きくすることができないため、出力を向上さ
せることによってモータを小型化したいという業界の要
望に応えることができなかった。
【0005】そこで、出願人は、かかる不具合に鑑み、
先に出願した特願平11−071246号においてこれ
を改良した技術を開示した。これを図18に示す。図に
おいて、固定子1の周囲には巻線具11のカム板12が
配設されており、このカム板12はノズル33から繰り
出された電線Wを把持するためにフック14に形成され
た把持部15と、前記電線Wを把持した状態で固定子1
の外周方向の所定位置まで移送する回動軸13の駆動手
段と、所定位置まで移送された電線Wの把持を解除する
ための開口部15aとを備えている。
【0006】この巻線具11を使用して固定子1のスロ
ット2に巻線するには、ノズル33から繰り出された電
線Wを把持し、次に、把持した電線Wを固定子1の外周
方向に移送し、所定位置まで移送したら、前記電線Wの
把持を解除する、これら一連の動作を繰り返すことによ
って行なうことができる。
【0007】しかし、この特願平11−071246号
に掲載の技術においては、モータ性能向上の点から固定
子1のスロット開口4は極めて狭いものとなっているた
め、ノズル33から繰り出された電線Wをスロット開口
4からスロット2内に円滑かつ確実に挿入できず、ま
た、電線Wをスロット開口4内に挿入する際に、この電
線Wが両側からスロット開口4側に突出している突出部
5と接触し、ここで擦られながらスロット2内に挿入さ
れることによってきず付くという不具合があった。
【0008】そこで、本発明は、繰出機のノズルの通過
によるスロット内のデッドゾーンをなくしてコイルの巻
線断面積を大きくし、もって、小型で高出力のモータを
得ることができるとともに、特に、電線をきず付けるこ
となく、円滑かつ確実にモータ固定子のスロット開口か
ら前記スロット内に挿入して巻線できるモータ固定子の
巻線方法及び巻線装置の提供を課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のモータ
固定子の巻線方法は、モータ固定子のスロット内を非貫
通となるように該モータ固定子の中央空間を循環移動す
るノズルから繰り出された電線を前記ノズルと連動する
巻線具で把持し、次いで、把持した電線をモータ固定子
のスロット開口に対向して配設されたコアガイドによっ
て前記モータ固定子のスロット開口内に導きつつ外周方
向に移送し、次に、所定位置まで移送したら、前記電線
の把持を解除する、これら一連の動作を繰り返すことに
より、モータ固定子に巻線するものである。
【0010】請求項2に記載のモータ固定子の巻線装置
は、モータ固定子のスロット内を非貫通となるように該
モータ固定子の中央空間を循環移動するノズルと連動
し、前記ノズルから繰り出された電線を把持する把持部
と、把持した前記電線をモータ固定子の外周方向に移送
する移送手段と、前記移動手段によって外周方向の所定
位置まで移送された前記電線に対する把持を解除する解
除手段とを備えた巻線具と、前記モータ固定子のスロッ
ト開口に対向して配設され、前記巻線具によって把持さ
れた電線が外周方向に移送される際に前記電線を前記ス
ロット開口内に導くコアガイドとを具備するものであ
る。
【0011】請求項3に記載のモータ固定子の巻線装置
は、請求項2に記載の巻線具が、循環移動するノズルと
連動して回動軸を中心に上下方向に往復回動するカム板
で形成され、そのカム板の周縁部に、前記ノズルから繰
り出された電線を把持するとともに、往復回動に伴って
前記電線を所定位置まで移送してその把持を解除する把
持部が設けられたものである。
【0012】請求項4に記載のモータ固定子の巻線装置
は、請求項3に記載のモータ固定子の巻線具が、前記把
持部に加え、カム板の周縁部に、往復回動に伴ってモー
タ固定子のスロット上の電線をモータ固定子の外周方向
に押し寄せる押寄部が形成されたものである。
【0013】請求項5に記載のモータ固定子の巻線装置
は、請求項2に記載のモータ固定子の巻線具が、ノズル
の移動と連動してモータ固定子の半径方向に進退する掛
止棒で形成され、把持部が前記掛止棒に設けられ、自転
して把持した前記電線との掛合を解除する切欠によって
形成されたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例におけるモ
ータ固定子の巻線装置を図1乃至図5に基づいて説明す
る。図において、モータの固定子1はスロット2の被巻
線部3に電線Wを直巻きすることによって、図5に示す
ように、各被巻線部3にコイル6が形成されるようにな
っている。図1は、巻線時の電線Wの繰出機31の繰出
部及び巻線具11を示しており、繰出機31のシャフト
32は固定子1の中央空間に配置され、このシャフト3
2の上部に2個のノズル33が反対向きに一対設けられ
ている。前記ノズル33は固定子1の中央空間において
スロット開口4から僅かに離間して移動する突出長さに
形成されている。前記シャフト32は図示しないボビン
より繰出されてきた電線Wが内部を挿通し、ノズル33
の開孔34から固定子1のスロット2に向けて繰出され
るようになっている。なお、図1においては、ノズル3
3から繰出される電線Wは1本のみを示しているが、通
常は数本まとめて繰出される。また、図1において、ノ
ズル33は2個設けているが、1個でも3個以上であっ
てもよく、その数は問わない。
【0015】前記シャフト32は、図示しないモータ、
シリンダ等の周知の駆動手段により固定子1の中央空間
を上下動し、かつ、水平方向に所定角度往復回動する首
振り動作を行なうようになっており、これに伴って、ノ
ズル33は上下左右に四角枠状の軌跡を描きながら移動
するものとなっている。
【0016】一方、固定子1の上下周囲には繰出機31
のノズル33に対峙して固定子1のスロット2の上方及
び下方の対称位置に所定距離離間して計4個の巻線具1
1が配設されている。
【0017】この巻線具11は、カム板12の中央部に
固着された回動軸13が図示しない周知の駆動手段によ
って回動することにより所定角度上下方向に回動するよ
うになっている。そして、前記巻線具11のカム板12
の周縁部におけるノズル33と対向する側には弦方向に
切欠してフック14を形成することにより、電線Wを載
置する把持部15が形成されている。ここで、前記フッ
ク14は、図1の右上の巻線具11について示せば、回
動軸13の回動に従ってカム板12が下方に一定角度回
動して把持部15の開口部15aが斜め下方に向いたと
きに把持部15に載置されている電線Wとの掛合が外
れ、電線Wが自然落下するよう滑らかな曲面に形成され
ている。これらの巻線具11は周知のリンク機構や位置
検出センサ等を使用し、繰出機31のシャフト32と同
期、連動して回動するものとなっている。なお、リンク
機構を用いれば、確実かつ安価に巻線具11を連動させ
ることができる。ここで、前記回動軸13の駆動手段は
請求項の移送手段に、把持部15の開口部15aは請求
項の解除手段に相当するものである。
【0018】一方、固定子1の内部空間には両側からス
ロット開口4に突出して対向する一対の突出部5から僅
かに内周側に離間して円管状の筒状体からなるコアガイ
ド21が固定子1と同心して配設されており、円中心を
軸として往復回動するようになっている。前記コアガイ
ド21は固定子1の上面及び下面から前記カム板12の
往復動に支障とならない長さ分だけ上方及び下方に突出
すべく配設されている。そして、内壁部の互いに反対側
には前記スロット開口4に対向する一対の導入開口22
が長さ方向に貫設されている。前記導入開口22におい
て相対向する一対の端面23には、図5に示すように、
長さ方向の全長に至って前記スロット開口4側に向けて
傾斜する傾斜面23aが形成され、その先端はスロット
2の突出部5より僅かにスロット開口4側まで突出して
いる。また、前記導入開口22の上下の角部24には、
図2及び図3に示すように、繰り出された電線Wがコア
ガイド21の上下の端面25上から円滑にスロット開口
4に滑り落ち、スロット2内に挿入されるよう湾曲する
傾斜面に形成されており、更に、前記端面25の両縁に
はアール25aが形成されている。
【0019】次に、このように構成された本実施例のモ
ータ固定子の巻線装置による巻線について説明する。電
線Wの巻回においては、まず、図示しないボビンから電
線Wを繰出機31のシャフト32内に挿通し、ノズル3
3の開孔34から外部に繰り出し、電線Wの先端を所定
位置に保持させておく。次に、この状態で、シャフト3
2を上下動させつつ水平方向に所定角度首振り回動させ
る。このときのシャフト32の首振り角度は1個の被巻
線部3に巻回可能な範囲に設定されるが、離れた被巻線
部3間に巻回する場合は、それに対応する角度に設定さ
れる。また、コアガイド21の上端より上方で後述する
巻線具11の上側のカム板12がノズル33から繰り出
された電線Wを把持可能な位置まで上昇するとともに、
前記コアガイド21の下端より下方で下側のカム板12
が電線Wを把持可能な位置まで下降するストロークに設
定される。即ち、シャフト32のノズル33はこのシャ
フト32の動きに応じてスロット開口4から僅かに離間
して垂直下降した後、右または左方向に水平移動し、次
に、隣のスロット2のスロット開口4から僅かに離間し
て上昇した後、左または右方向に反転、水平移動して最
初の位置に帰還し、この閉ループの循環によって四角枠
状の軌跡を描きながら移動することになる。この一連の
動作を繰返すと電線Wは被巻線部3に巻回されていく。
【0020】このシャフト32の一連の動作に対して、
巻線具11は以下のように動作する。シャフト32のノ
ズル33が閉ループの始点に位置したときには、例え
ば、図1に示す右上の巻線具11で示せば、電線Wが繰
り出されると、その電線Wをフック14で引掛けて把持
部15内に把持する。次に、ノズル33が垂直下降する
と、それに伴って、巻線具11は回動軸13を軸に下向
きに回動する。その結果、巻線具11の把持部15も下
方に回動し、固定子1の外周方向に移動するため、把持
部15上の電線Wは把持されたままスロット2の外側方
向にたぐり寄せられる。そして、巻線具11が更に所定
角度回動して電線Wが所定位置までくると、電線Wは巻
線具11との掛合が外れ、把持部15の開口部15aか
ら被巻線部3上に自然落下し、電線Wはスロット2の奥
側即ち外周方向に導かれる。電線Wとの掛合を解除する
と巻線具11は元の待機状態に回動復帰する。
【0021】次に、シャフト32が下死点に達し、ノズ
ル33がスロット2の下側において水平方向に移動方向
を変えると、待機している下側の巻線具11の把持部1
5に電線Wが掛合し、把持される。その後、ノズル33
が隣のスロット2におけるスロット開口4から僅かに離
間して上昇を開始すると、下側の巻線具11が回動を開
始し、ノズル33の上昇中に所定角度回動して電線Wを
外側方向にたぐり寄せ、次いで、後電線Wとの掛合を解
除し、ノズル33は上死点に到達する。前記下側の巻線
具11は掛合を解除した後は元の待機状態に回動復帰す
る。次に、ノズル33は下側と反対の水平方向に移動し
て元の循環始点に戻る。
【0022】以上によって、ノズル33は閉ループを一
巡し、各巻線具11は1往復回動することにより、電線
Wが固定子1の被巻線部3に1回巻回される。以下、こ
の動作が繰返されることによって電線Wは被巻線部3に
多数巻回され、コイル6が形成される。そして、次のス
ロット2における被巻線部3に巻線するときは、固定子
1を巻線具11に対応する位置まで水平方向に回動す
る。
【0023】次に、このようなシャフト32及び巻線具
11の一連の動作におけるコアガイド21の作用につい
て説明する。図1及び図5に示すように、ノズル33が
上端にあってコアガイド21の導入開口22より僅かに
筒内壁側に位置する状態で繰り出された電線Wは巻線具
11の把持部15で把持され、その回動に伴って固定子
1の外周方向にたぐり寄せられる。このとき、ノズル3
3から繰り出された直後の電線Wはコアガイド21の上
部の端面25に一旦載置された後、外周方向へのたぐり
寄せに伴って前記コアガイド21の上部の端面25を導
入開口22側に滑りながら移動し、角部24の傾斜面に
沿ってスロット開口4からスロット2内に導かれる。こ
のとき、上部の端面25の両縁部にはアール25aが形
成されているので、電線Wが上部の端面25を導入開口
22側に移動中にきず付くことがない。また、角部24
は湾曲した傾斜面に形成されているので、電線Wは滑ら
かにスロット2内に導かれる。
【0024】電線Wが巻線具11によって外周方向にた
ぐり寄せられた後は、ノズル33はそのまま真下に下降
する。このとき、このノズル33から繰り出された電線
Wは下降する間にコアガイド21の内壁に一旦衝突した
後、巻線具11に引張られて導入開口22側に移動しつ
つ、スロット2内に挿入されるとともにそのスロット2
内を下方に移動する。そして、ノズル33が下端に達
し、水平に方向を変えて移動し、図5の2点鎖線で示す
導入開口22の対向側の内壁部に到達した後、電線Wが
下側のカム板12に把持され、外周方向にたぐり寄せら
れると、上側の場合と同様にして、コアガイド21の下
部の端面25に接触しながら導入開口22側に移動し、
隣のスロット2内に導かれる。
【0025】そして、1個の被巻線部3への巻線が完了
したら、コアガイド21は次の被巻線部3への巻線のた
め、所定角度回動する。
【0026】以後、ノズル33の循環移動に伴ってこの
一連の動作が繰返され、電線Wは隣合うスロット2間の
被巻線部3に円滑かつ確実に巻回されることになる。ま
た、コアガイド21の端面23はスロット2の突出部5
よりスロット開口4側に僅かに突出した状態に位置して
いるから、電線Wはノズル33から繰り出されてスロッ
ト2内に導かれるときに前記突出部5と接触することな
く直接スロット2内に挿入されるから、この突出部5で
擦られてきず付くのが防止される。
【0027】なお、巻線具11が所定位置にあってカム
板12が上下方向に回動するだけのためにスロット2内
で均一厚さに巻線できず、局部的に厚くなって巻線厚さ
にむらを生ずるおそれがある場合には、巻線途中で巻線
具11自体を半径方向に徐々に往復動させたり、揺動さ
せることによって、スロット2内での均一な巻線化を図
ることができる。
【0028】このように、本実施例のモータ固定子の巻
線装置は、循環移動するノズル33と連動し、前記ノズ
ル33から繰り出された電線Wを把持する把持部15
と、把持した前記電線Wを固定子1の外周方向に移送す
る移送手段と、前記移動手段によって外周方向の所定位
置まで移送された前記電線Wに対する把持を解除する解
除手段とを備えた巻線具11と、前記固定子1のスロッ
ト開口4に対向して配設され、前記巻線具11によって
把持された電線Wが外周方向に移送される際に前記電線
Wを前記スロット開口4内に導くコアガイド21とを具
備するものである。
【0029】したがって、ノズル33はスロット開口4
の周辺部分において上下水平方向に移動するだけで、電
線Wをスロット開口4から離れたスロット2の奥側にた
ぐり寄せながら被巻線部3に巻回することができ、ノズ
ル33をスロット2内のスロット開口4から奥側に至っ
て通過させなくても均一に巻回できる。したがって、従
来、ノズル33を通過させるために必ず生じていたスロ
ット2内の巻線不能なデッドゾーンが生ずることがな
い。
【0030】その結果、従来生じていたデッドゾーン7
にも巻線することができることから、図5に示すコイル
6の巻線断面積を大きくし、出力を増大させることがで
きる。即ち、小型のモータで大きな出力を得ることがで
きる。
【0031】そして、特に、固定子1のスロット開口4
に対向して、把持された電線Wを外周方向に移送する際
に前記電線Wを前記スロット開口4内に導くコアガイド
21が配設されているので、電線Wをきず付けることな
く、円滑かつ確実に固定子1のスロット開口4から前記
スロット2内に挿入して巻線することができる。
【0032】また、前記コアガイド21は円管状の筒状
体で形成するとともに、その筒状体に長さ方向の導入開
口22を設けたものであるから、簡易な形状及び構成で
製造することができる。
【0033】次に、本発明の別の実施例の巻線装置を図
6及び図7に示す。図において、この実施例の巻線具1
1は前述の実施例の巻線具11において、カム板12の
周縁のおけるフック14と対向する位置にフック状の押
寄部16を更に設けたものである。なお、コアガイド2
1等その他の部分については、前述の実施例と同様に形
成されている。
【0034】この巻線具11においては、フック14に
加えてカム板12に押寄部16を形成しているので、特
に、巻回途中にノズル33から繰り出されて被巻線部3
の上面、下面に載置された電線Wを1本ずつまたは複数
本束ねて固定子1の外側方向に押寄せることができ、ス
ロット内で均一に巻線する効果を一層高めることができ
る。
【0035】次に、本発明の更に別の実施例の巻線具を
図8に基づいて説明する。図において、巻線具11を構
成する掛止棒17は円筒部材18内に往復動自在に取付
けられ、ノズル33の動作と連動して固定子1の半径方
向に進退するとともに、中心軸回りに所定角度往復回動
するようになっている。前記掛止棒17の先端部には電
線Wを掛止する把持凹部19が形成されている。なお、
固定子1の中央空間に配設されるコアガイド21は前述
の実施例と同様の構成となっている。
【0036】この巻線具11を使用した電線Wの巻回に
おいては、前述の実施例と同様に四角枠状の軌跡を描い
て循環移動を繰り返すノズル33の動作と連動し、掛止
棒17が固定子1側に前進するとともに、把持凹部19
において電線Wを把持し、次いで、円筒部材18側に後
退しつつ中心軸回りに回動することによって上向きの把
持凹部19が横向き更には斜め下方に向き、把持した電
線Wが落下する。したがって、前述の実施例のカム板か
らなる巻線具11と同様に、電線Wをスロット2の奥側
にたぐり寄せながら巻回することができ、ノズル33を
スロット2の内部を通過させることなく均一厚さに巻回
でき、巻線不能なデッドゾーン7を生じないので、モー
タの出力を増大させることができる。
【0037】ところで、上記各実施例のコアガイド21
は、導入開口22をノズル33の個数に対応させて計2
箇所に形成しているが、必ずしもノズル33の個数に対
応して設けることは要しない。
【0038】また、コアガイド21は、円管状の筒状体
で形成し、その長さ方向に導入開口22を形成したもの
としているが、本発明を実施する場合には、これに限定
されるものではなく、ノズル33から繰り出された電線
Wを外周方向にたぐり寄せる際に円滑かつ確実にスロッ
ト開口4からスロット2内に導くことができればいかな
るものであっても構わない。
【0039】例えば、図9及び図10に示すように、コ
アガイド21を縦長板状に形成し、隣合うスロット開口
4に一対配設したものとすることもできる。この場合、
コアガイド21の角部26は電線Wを円滑に挿入せしめ
るべく、湾曲形成されている。また、前記図9及び図1
0に示したコアガイド21に対して、図11及び図12
に示すように、固定子1の中心側に対向する面を傾斜面
27に形成したものとすることもでき、この場合は、一
層円滑に電線Wを挿入することができる。なお、これら
の図9乃至図12に示す場合、コアガイド21は2個を
一対とし、これを固定子1の中央空間に複数対配設する
ことができる。
【0040】そして、カム板12からなる巻線具11或
いは掛止棒17からなる巻線具11を使用することによ
って電線Wを固定子1のスロット2の外周方向にたぐり
寄せているが、本発明を実施する場合には、これに限ら
れるものではなく、ノズル33の動作と同期、連動して
電線Wを固定子1の外周方向にたぐり寄せるとともに、
把持を解除する各種の手段を採用することができる。
【0041】また、上記実施例における巻線具11は固
定子1の上下に配設しているが、電線Wを均一に巻回で
きれば、固定子1の上方または下方のいずれか一方のみ
に設けてもよい。
【0042】ところで、上記各実施例は固定子1の中央
空間にノズル33を配設し、内方から被巻線部3に向け
て巻線するインナー巻のものを示しているが、図13及
び図14に示すような、ノズル33を固定子1の外周側
に配設したアウター巻のものにも適用することができ
る。この場合、電線Wは固定子1の外周側に配設された
ノズル33から固定子1の内部側に配設された巻線具1
1で把持及び解除されつつインナー巻と同様にして被巻
線部3に巻線される。なお、この場合においても、巻線
具11及びコアガイド21は図に示したものに限られる
ものではない。
【0043】更に、巻線具11の駆動には、カム、シリ
ンダ、ラックアンドピニオン、サーボモータなど各種の
手段を用いることができる。
【0044】そして、ノズル33と連動させるには、リ
ンク機構や位置検出センサの他、各種の手段を用いるこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明は、循環移動する
ノズルから繰り出された電線を前記ノズルと連動する巻
線具で把持し、次いで、把持した電線をモータ固定子の
スロット開口に対向して配設されたコアガイドによって
前記モータ固定子のスロット開口内に導きつつ外周方向
に移送し、次に、所定位置まで移送したら、前記電線の
把持を解除する、これら一連の動作を繰り返すことによ
り、モータ固定子に巻線するものである。
【0046】したがって、ノズルはスロット開口の周辺
部分において上下水平方向に移動するだけで、電線をス
ロット開口から離れたスロットの奥側にたぐり寄せなが
ら被巻線部に巻回することができ、ノズルをスロット内
のスロット開口から奥側において通過させなくても均一
に巻回できるから、従来、ノズルを通過させるために必
ず生じていたスロット内の巻線不能なデッドゾーンを生
ずることがない。その結果、従来生じていたデッドゾー
ンにも巻線してコイルの巻線断面積を大きくすることが
できるから、小型のモータで大きな出力を得ることがで
きる。
【0047】そして、特に、モータ固定子のスロット開
口に対向して、把持された電線を外周方向に移送する際
に前記電線を前記スロット開口内に導くコアガイドが配
設されているので、電線をきず付けることなく、円滑か
つ確実にモータ固定子のスロット開口から前記スロット
内に挿入して巻線することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のモータ固定子の巻線装置を
示す斜視図である。
【図2】 図1の固定子に対するコアガイドの配置状態
を示す斜視図である。
【図3】 図2のコアガイドの部分拡大図である。
【図4】 図1の繰出機とコアガイドとの配置状態を示
す斜視図である。
【図5】 図1のノズルから電線が繰り出されるときの
状態を示す平面図である。
【図6】 本発明の別の実施例におけるモータ固定子の
巻線装置を示す斜視図である。
【図7】 図6の巻線具の正面図である。
【図8】 本発明の更に別の実施例におけるモータ固定
子の巻線装置を示す斜視図である。
【図9】 本発明の更に別の実施例におけるモータ固定
子の巻線装置を示す斜視図である。
【図10】 図9の巻線装置を示す平面図である。
【図11】 本発明の更に別の実施例におけるモータ固
定子の巻線装置を示す斜視図である。
【図12】 図11の巻線装置を示す平面図である。
【図13】 本発明の更に別の実施例におけるモータ固
定子の巻線装置を示す斜視図である。
【図14】 図13の巻線装置を示す平面図である。
【図15】 従来のモータ固定子の巻線装置を示す斜視
図である。
【図16】 図15に示すノズルがモータ固定子のスロ
ット内において通過する位置を示す要部平面図である。
【図17】 従来のモータ固定子のコイルを示す要部平
面図である。
【図18】 従来の別のモータ固定子の巻線装置を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 固定子 2 スロット 3 被巻線部 4 スロット開口 5 突出部 11 巻線具 12 カム板 13 回動軸 14 フック 15 把持部 15a 開口部 16 押寄部 17 掛止棒 18 円筒部材 19 把持凹部 21 コアガイド 22 導入開口 33 ノズル W 電線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−308188(JP,A) 特開 平11−234979(JP,A) 特開 平10−112962(JP,A) 実開 平2−118463(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 15/095

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ固定子のスロット内を非貫通とな
    るように該モータ固定子の中央空間を循環移動するノズ
    ルから繰り出された電線を前記ノズルと連動する巻線具
    で把持し、次いで、把持した電線をモータ固定子のスロ
    ット開口に対向して配設されたコアガイドによって前記
    モータ固定子のスロット開口内に導きつつ外周方向に移
    送し、次に、所定位置まで移送したら、前記電線の把持
    を解除する、これら一連の動作を繰り返すことにより、
    モータ固定子に巻線することを特徴とするモータ固定子
    の巻線方法。
  2. 【請求項2】 モータ固定子のスロット内を非貫通とな
    るように該モータ固定子の中央空間を循環移動するノズ
    ルと連動し、前記ノズルから繰り出された電線を把持す
    る把持部と、把持した前記電線をモータ固定子の外周方
    向に移送する移送手段と、前記移動手段によって外周方
    向の所定位置まで移送された前記電線に対する把持を解
    除する解除手段とを備えた巻線具と、 前記モータ固定子のスロット開口に対向して配設され、
    前記巻線具によって把持された前記電線が外周方向に移
    送される際に前記電線を前記スロット開口内に導くコア
    ガイドとを具備することを特徴とするモータ固定子の巻
    線装置。
  3. 【請求項3】 前記巻線具は、循環移動するノズルと連
    動して回動軸を中心に上下方向に往復回動するカム板で
    形成され、前記カム板の周縁部に、前記ノズルから繰り
    出された電線を把持するとともに、往復回動に伴って前
    記電線を所定位置まで移送してその把持を解除する把持
    部が設けられたことを特徴とする請求項2に記載のモー
    タ固定子の巻線装置。
  4. 【請求項4】 前記把持部に加え、カム板の周縁部に、
    往復回動に伴ってモータ固定子のスロット上の電線をモ
    ータ固定子の外周方向に押し寄せる押寄部が形成された
    ことを特徴とする請求項3に記載のモータ固定子の巻線
    装置。
  5. 【請求項5】 前記巻線具は、ノズルの移動と連動して
    モータ固定子の半径方向に進退する掛止棒で形成され、 把持部が前記掛止棒に設けられ、自転して把持した電線
    との掛合を解除する切欠によって形成されたことを特徴
    とする請求項2に記載のモータ固定子の巻線装置。
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