JP3379968B2 - ボトル詰替え用装置 - Google Patents

ボトル詰替え用装置

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JP3379968B2
JP3379968B2 JP15474291A JP15474291A JP3379968B2 JP 3379968 B2 JP3379968 B2 JP 3379968B2 JP 15474291 A JP15474291 A JP 15474291A JP 15474291 A JP15474291 A JP 15474291A JP 3379968 B2 JP3379968 B2 JP 3379968B2
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    • B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/52—Details
    • B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
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    • B65D75/5872—Non-integral spouts
    • B65D75/5883—Non-integral spouts connected to the package at the sealed junction of two package walls
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67C—CLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
    • B67C11/00—Funnels, e.g. for liquids
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  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビンにゲルまたは他の
粘性液体を詰めるための装置に関する。特に、本発明
は、容器にシャンプーまたはシャワーゲルを補充するた
めの詰替え用パウチおよびスパウトを開示するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】シャワーゲルおよびシャンプーなどの化
粧品の容器は、ほとんど、プラスチックビンまたは、あ
まり一般的ではないがガラスビンなどの使い捨て式の硬
質または半硬質容器の形で購入される。これらは、外に
出したままにしておく場合、浴室の設備と調和するよう
に装飾されることが多い。しかし、パッケージのむだ使
いを少なくする傾向が高まってきている。プラスチック
製品を使用すると、日光に当たって変質し得るが、その
変質過程はきわめてゆっくりである。更に、複数回用分
量のビンを日光の当たる場所に保管すると、まだ使用中
にもかかわらず、ビンが破壊する可能性がある。
【０００３】家庭用品については、詰替え用容器の使用
が増大してきている。消費者は、織物コンディショナー
などの関連製品のビンを最初に購入する。これを使い終
えると、そのビンは保存しておいて、液体の詰替え用パ
ウチを購入する。詰替え用パウチは通常、薄くて分解可
能なプラスチック材料またはパラフィン紙材料でできて
いる。次いでそのパウチの中味をはるかに硬質な最初の
ビンの中に移して、そのパウチは廃棄する。そのビンは
何度も繰り返して使用することができ、その結果プラス
チック材料の使用量および発生するゴミの量が減少す
る。
【０００４】上述したシステムは、水に近い粘性または
更に少し大きい粘性を有する極く希薄な液体に対しては
非常に良く作用する。しかし、ゲルなどのより濃厚な液
体を使用する場合に問題が生じる。消費者は、分配用ス
パウトによってビンに補充するが、そのスパウトのオリ
フィスは比較的狭い。パウチ詰替え用パックは、ナイフ
やはさみで切って開けることが多い。シャンプーやシャ
ワー石けんなどの粘性の大きいゲルは、パウチの切り口
から閉じているビンの中へ注入することが困難である。
ゲルの小球体がビンのオリフィスに詰ってプラグを形成
し、充填されているビンから抜け出ていく空気がそこを
通り抜けることができなくなる。その結果、ゲルがビン
の中に入ることができなくなり溢れ出る。
【０００５】この問題の解決案は、詰替え用パックにノ
ズルを挿入することである。しかしノズルは、ゲルがパ
ウチから絞り出されるときのビンのオリフィスの閉塞を
防ぐかもしれないが、パウチを余りに強く絞ると過剰な
ゲルが漏れて、ビンから溢れ出す。ノズルをぴったりは
め込んで閉じたシステムにすると、ビンから押し出され
る空気がそのシステムから抜け出ることができない。
【０００６】全体として、完全には自由に流動しないゲ
ルのような液体を、分配ノズルを有する１つのパッケー
ジから別のパッケージへ移そうとする場合に、特定の問
題が認められる。最初にゲル状物質を含む第１のパッケ
ージがプラスチックパウチなどの軟質性のパーッケージ
である場合は、使用者がその軟質性パッケージの外側に
物理的圧力を加えることができるので、最初の軟質性パ
ッケージからゲルを分配する際にはあまり問題が認めら
れず、また、そのパッケージが折り畳めるという性質を
有しているので、空気を軟質性ののパッケージに逆流さ
せて、分配されるゲルと置き換える必要もない。しか
し、特に補充されるビンが硬質または半硬質で、更に軟
質性のパッケージのノズルを、補充されるビンの開いて
いる首に隣接させ且つ更には完全に気密に接続して置く
ことが好ましい場合（これは使用者の取り扱いを容易に
し、また、こぼれ得る量を最小にするためによくあるこ
とである。）には、硬質ビンに最初に含まれていて流体
と置き換わる空気の抜け道を作ることが困難なため、注
入操作を行う際に問題が認められる。この問題は、注入
される流体がシャワーゲルおよびシャンプーなどのゲル
状の性質を有する場合に特に深刻である。
【０００７】このようなシステムの更に別の問題は、補
充されるビンに入れ過ぎて、補充されるビンの首を通っ
てゲルがこぼれる可能性があるということである。この
問題は、どんな理由であっても、補充されるビンの液面
が見えない場合、例えば補充されるビンの壁が不透明で
ある場合などでは特にそうである。
【０００８】従って本発明の目的は、先行技術のこれら
の問題を軽減することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】従って、本発明によれ
ば、粘度が１０００〜５０００ｃ.Ｐ.である粘性液体を
入れて分配する装置であって、液体を注ぎ出すためのノ
ズルに気密に接続された軟質性の液体貯蔵器を備えてお
り、ノズルが、壁によって画定された開口部を含んでお
り、壁は、１つ以上の空気放出通路を含み、これによ
り、ノズルを第２の閉じた液体貯蔵器の対応する開口に
挿入した場合、液体が軟質性の貯蔵器から第２の貯蔵器
へ流れ、空気が第２の貯蔵器から空気放出通路を経て大
気中へ放出されることが可能であり、ノズルは、第２の
閉じた液体貯蔵器との実質的に気密な接続を形成するよ
うに構成されており、１つ以上の空気放出通路は、液体
を分配する際、第２の貯蔵器に入っている液体が空気放
出通路に流れ込むのを防止するような大きさを有してい
る装置が提供される。
【００１０】
【００１１】孔またはチャネル状の空気放出通路は、第
１の貯蔵器から分配される液体のレベルが第２の貯蔵器
に挿入されたノズルの開口末端に達すると、空気放出通
路がその液体によって塞がれて、分配中に液体が第２の
貯蔵器から該通路へ流れ込むのを防ぐ。
【００１２】本発明は、1000〜5000c.P.，より好ましく
は1500〜4500c.P.（25℃）の粘度を有する液体に適して
おり、たとえばシャワーゲルおよびシャンプーがあげら
れるが、これらに限定されるものではない。本発明はま
た先に述べたように、更に粘性液体を含むパッケージを
含むものである。
【００１３】
【実施例】次に、本発明の特定的な態様を、実施例およ
び添付した図面を参照して説明する。
【００１４】なお、図１は、本発明の詰替え用装置の側
面図である。図２は、図１の線ＡＡ′に沿って切断した
ノズルの横断面図である。図３は、図１の線ＡＡ′に沿
って切断した別の型のノズルの横断面図である。図４
は、ノズルを下から見た平面図である。図５は、記載し
たシステムの作用を示す縦断面図である。
【００１５】図２は、図１で示す線ＡＡ′に沿って切断
したノズル33の横断面図を示す。ノズル33の形状は壁１
によって定められる。２つの通路３，４は壁の内部を通
る。通路５は、軟質性の液体貯蔵器30と接続している。
【００１６】図３は、別の構成を示すものである。２つ
の通路３，４のかわりに、直径 0.8mmの多数の孔41が壁
１の内部においてある。
【００１７】分配すべき流体は、軟質性の流体貯蔵器30
に入れてある。該貯蔵器は、より硬質に成形されたコー
ナー連結部分21を溶接するなどの公知の技術により、一
つのコーナーにおいて、その本体の壁に取り付けてあ
る。流体貯蔵器30およびコーナー連結部分21は、便宜上
はプラスチック材料から作られる。貯蔵器30に入れる流
体は、粘度3000c.P.のゲルである。
【００１８】連結部21にしっかり固定されたリム31も硬
質プラスチック材料から作られる。リム31は、例えば、
連結部21およびノズル33に適当なねじ山があるならばね
じで締めることにより、連結部21に接続することができ
る。ノズル33には、第１の一周するリム34および第２の
一周するリム31、ならびに両方のリムに取り付けられた
ハウジング部32が備えてある。ハウジング32には、リブ
36が付いている。図１と共に図２を見ると、使用中空気
は、空気の通路３，４（図１には示していない）に沿っ
て通過し、出口35を通って大気中へ出ていく。また使用
中に、軟質性の貯蔵器30からの液体またはゲルは、ノズ
ル33の通路５を通って第２の貯蔵器に入る。装置および
システムの作用を、他の図とともにより詳細に述べる。
【００１９】典型的なシャワーゲル組成を用いる場合、
ノズル33の通路５の直径は６mmが都合良いことがわかっ
ており、流体はその通路を通って軟質性の貯蔵器30から
流れ出すことができる。空気の通路３，４の周囲は各
々、ノズルの周囲で約90°の扇形を含み、その内部半径
は 4.0mm、外部半径は4.75mmであり、従って半径方向通
路部分は0.75mmである。
【００２０】図５を特に参照すると、使用に当りノズル
33は、第２の貯蔵器51の開いた首52の中にはめ込まれ、
リム34がその首のリム53とぴったり接続するまで押し込
まれる。通路３，４は別にして、２つの貯蔵器とノズル
とのシステムは、そのとき気密になっている。
【００２１】ノズル33には、第２の一周するリム31も付
いている。これによって、使用者はそのノズルをにぎ
り、第２の貯蔵器51から取りはずすことができる。
【００２２】保管中は、貯蔵器30の中に入っている液体
が偶発的に流出するのを防ぐために、ノズル33の端部に
ストッパーが取りはずし可能に取り付けてある。
【００２３】次に、充填システムを使用する方法を説明
する。完全にまたは一部が空になったときは、第２の貯
蔵器51、例えばビンに補充するのが望ましい。ノズル33
をビンの首52に挿入し、リム34が首のリム53と適合する
まで押し込む。次いで、貯蔵器30を押すと、液体がノズ
ルの通路５を通ってビンに入る。ビンの中の液面の高さ
が徐々に上昇する。と同時に、液体によって置き替えら
れた空気がビンから通路３，４を通過し、出口35を通っ
て大気中に出ていく。液面の高さが図５に示すようにＢ
Ｂ′になる場合は２つの空気通路３，４は塞がれる。空
気はもはや抜け出ることができず、その結果、液体のボ
トル内への流れは停止する。ノズル33を取りはずし、ノ
ズル部分に残っている過剰の液体を貯蔵器30に戻す。
【００２４】詰替え用貯蔵器30は、再使用できるビンに
対して複数回の詰替用分量を含むような十分な液体で、
例えば 500mlまたは1000mlのゲルを含むことができるこ
とがわかる。
【００２５】ノズル33は、適していればどんな材料で作
ってもよいが、成形可能なプラスチック材料が好まし
い。
【００２６】以上の記載は、本発明の好ましい態様を述
べたものであり、特許請求の範囲で定義した本発明の範
囲を逸脱しない限り、種々の変形および改良を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の詰替え用装置の側面図である。
【図２】図１の線ＡＡ′に沿って切断したノズルの横断
面図である。
【図３】図１の線ＡＡ′に沿って切断した別の型のノズ
ルの横断面図である。
【図４】ノズルを下から見た平面図である。
【図５】記載したシステムの作用を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
30 詰替え用貯蔵器 33 ノズル 31，34 リム 32 ハウジング 21 コーナー連結部分 １ 壁 ３，４ 空気通路 ５ 液体通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−175049（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−108295（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−101498（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−193607（ＪＰ，Ｕ) 国際公開89／7575（ＷＯ，Ａ１) ***国実用新案公開8815123（ＤＥ, Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 33/36 - 33/38 B67D 3/00 - 11/06 B65D 25/38 - 25/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 粘度が１０００〜５０００ｃ.Ｐ.である
    粘性液体を入れて分配するための装置であって、 前記液体を注ぎ出すためのノズルに気密に接続された軟
    質性の液体貯蔵器を備えており、 前記ノズルが、壁によって画定された開口部を含んでお
    り、 前記壁は、１つ以上の空気放出通路を含み、これによ
    り、前記ノズルを第２の閉じた液体貯蔵器の対応する開
    口に挿入した場合、液体が前記軟質性の貯蔵器から前記
    第２の閉じた液体貯蔵器へ流れ、空気が該第２の閉じた
    液体貯蔵器から前記１つ以上の空気放出通路を経て大気
    中へ放出されることが可能であり、 前記ノズルは、前記第２の閉じた液体貯蔵器との実質的
    に気密な接続を形成するように構成されており、 前記１つ以上の空気放出通路は、液体を分配する際、前
    記第２の閉じた液体貯蔵器に入っている液体が前記１つ
    以上の空気放出通路に流れ込むのを防止するような大き
    さを有していることを特徴とする装置。
  2. 【請求項２】 前記粘性液体が入っていることを特徴と
    する請求項１に記載の装置。
  3. 【請求項３】 前記液体の粘度が１５００〜４５００
    ｃ.Ｐ.であることを特徴とする請求項２に記載の装置。
  4. 【請求項４】 前記装置がプラスチック材料から作られ
    ることを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記
    載の装置。
JP15474291A 1990-06-26 1991-06-26 ボトル詰替え用装置 Expired - Lifetime JP3379968B2 (ja)

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GB9014236.5 1990-06-26
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EP (1) EP0466225B1 (ja)
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AT (1) ATE101584T1 (ja)
AU (1) AU644182B2 (ja)
CA (1) CA2045034C (ja)
DE (1) DE69101191T2 (ja)
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