JP3379594B2 - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JP3379594B2
JP3379594B2 JP28525593A JP28525593A JP3379594B2 JP 3379594 B2 JP3379594 B2 JP 3379594B2 JP 28525593 A JP28525593 A JP 28525593A JP 28525593 A JP28525593 A JP 28525593A JP 3379594 B2 JP3379594 B2 JP 3379594B2
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
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    • A61B3/145Arrangements specially adapted for eye photography by video means

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、被検眼を電気的な撮
像手段であるテレビカメラにより撮像して、撮像した被
検願像を映し出させる画像表示装置を眼科装置本体に設
けた眼科装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種の眼科装置としては、例えば図6
に示した様に、赤外光を照明光学系を介して被検眼眼底
に案内して被検眼眼底を照明する一方、この照明による
被検眼眼底からの反射光を観察・撮影光学系を介して赤
外光に感度のある赤外撮影用テレビカメラに案内して、
このテレビカメラからの画像をカメラ本体200(眼科
装置本体)の後面に設けた白黒モニターテレビ201に
映し出させるようにした眼底カメラGMが考えられてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この眼
底カメラGMでは、カメラ本体200に設けられた画像
表示手段が白黒モニターテレビ201であるため、カラ
ーで眼底像を撮影したい場合には、カメラ本体200の
カメラマウント202にカラーテレビカメラ203を装
着して、可視光を照明光学系を介して被検眼眼底に案内
して被検眼眼底を照明する一方、この照明による被検眼
眼底からの反射光を観察・撮影光学系を介してカラーテ
レビカメラ203に案内して、このカラーテレビカメラ
203からの画像をカメラ本体200とは別体のカラー
モニターテレビ204[図6(b)参照]に映し出させるよ
うにしなければならないものであった。 【0004】この様に従来は、眼底カメラGMとは別体
のカラーモニターテレビ204が必要であるため、カラ
ー撮影による映像を観察できるようにするためには広い
場所が必要となるものであった。また、外部のカラーモ
ニターテレビ204とカメラ本体200を接続するコー
ド類が外部に煩雑に露出する傾向にあり、好ましいもの
ではなかった。 【0005】また、暗い部屋での撮影では表示部として
のモニターが2つあるため、照明効果が生じて、眼底の
観察・撮影に悪影響を及ぼす虞があった。 【0006】そこで、この発明は、赤外撮影による白黒
の眼底像とカラー撮影によるカラー眼底像を眼科装置本
体に設けた一つの画像表示装置に映し出させる様にする
ことにより、外部のカラーモニターテレビを廃止して、
スペースの有効利用を図れると共に、モニターによる照
明効果が生じない眼科装置を提供することを目的とする
ものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1の発明は、照明光源からの照明光を被検眼
に照射する照明光学系と、カラー電子撮像手段と、赤外
に感度を持つ赤外電子撮像手段と、前記照射により被検
眼からの反射光を前記電子撮像手段に案内して被検眼像
を結像させる観察・撮影照明光学系と、前記電子撮像手
段からの映像信号を基に眼科画像を表示させるカラー表
示装置と、少なくとも前記カラー電子撮像手段で撮影す
る散瞳モード及び前記赤外電子撮影撮像手段で撮影する
無散瞳モードを切り換え選択するモード選択スイッチ
と、前記モード選択スイッチで散瞳モードが選択された
とき、可視光を前記照明光学系から前記被検眼に照射さ
せて、前記被検眼を前記カラー電子撮像手段により撮影
させて前記カラー表示装置にカラー眼科画像を表示さ
せ、前記モード選択スイッチで無散瞳モードが選択され
たとき、赤外光を前記照明光学系から前記被検眼に照射
させて、前記被検眼を前記赤外電子撮像手段により撮影
させて前記カラー表示装置に赤外による白黒の眼科画像
を切換表示させる制御回路とを備える眼科装置であっ
て、前記演算制御回路は電源がONさせられた初期状態
のときに前記照明光学系から前記被検眼に赤外光を照射
させるように設定されている眼科装置としたことを特徴
とする。 【0008】 【実施例】以下、この発明の実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。 【0009】<全体の概略構成>図3において、100
はこの発明にかかる眼底カメラを示したものである。こ
の眼底カメラ100は、ベース101(架台)と、ベー
ス101上に固定された固定テーブル102と、固定テ
ーブル102上に載置された可動テーブル103を有す
る。 【0010】この固定テーブル102上には図4に示し
た様に、左右一対のガイドレール104,104が設け
られている。また、可動テーブル103には、ガイドレ
ール104,104上まで左右に延び且つ軸線回りに回
転自在に設けられた回転軸105と、回転軸105の両
端に固定され且つガイドレール104,104に案内さ
れる車輪106,106が設けられている。しかも、こ
のガイドレール104には図示しない係合穴が等ピッチ
で長手方向に設けられ、車輪106にはガイドレール1
03に係合穴に係合する円錐状の係合ピン(図示せず)
が設けられている。 【0011】尚、可動テーブル103は回転軸105に
左右方向に移動自在に保持され、この可動テーブル10
3と回転軸105との間には前後移動量を検出するロー
タリーエンコーダ107(前後位置検出手段)が介装さ
れている。 【0012】また、眼底カメラ100は、図3に示した
様に可動テーブル103に任意の方向に傾動自在に装着
されて傾動操作時に可動テーブル3を傾動方向に移動操
作するジョイステックレバー108と、ジョイステック
レバー108に装着された撮影スイッチ41を有する。 【0013】また、眼底カメラ100は、可動テーブル
103上に固定されたカメラ本体109(眼科装置本
体)と、カメラ本体109のカメラマウント109aに
装着されたカラー撮像装置110を有する。このカラー
撮像装置110は、カメラ本体109内の光学系からの
映像を案内する光学部品を収納する光学部品収納部11
0aと、光学部品収納部110aに装着されたカラーテ
レビカメラ30(後述)を有する。 【0014】<カメラ本体109内の光学系>1はカメ
ラ本体109内の照明光学系、2はカメラ本体109に
設けられた観察・撮影光学系、3は被検眼である。 【0015】[照明光学系]照明光学系1は、観察照明光
学系と撮影照明光学系を有する。 【0016】この撮影照明光学系は、キセノンランプ
6,コンデンサレンズ7,リング状絞り9,リレーレン
ズ11,反射ミラー12,リレーレンズ13,黒点板1
4,リレーレンズ15,孔空きミラー16,対物レンズ
17等の光学部品をこの順に有する。そして、キセノン
ランプ6からの撮影照明光は、コンデンサーレンズ7か
ら対物レンズ17までの光学部品を介して被検眼3の眼
底Efに投影される。 【0017】しかも、キセノンランプ6とコンデンサレ
ンズ7との間には、可視蛍光用のエキサイタフィルター
E1と赤外蛍光用のE2が第1の駆動手段であるソレノイド
S1,S2によりそれぞれ挿脱可能に設けられている。 【0018】また、観察照明光学系は、観察用光源とし
てのハロゲンランプ4,コンデンサレンズ5,コンデン
サレンズ7から対物レンズ17までの光学部品を有す
る。そして、ハロゲンランプ4からの観察照明光はコン
デンサレンズ7から対物レンズ17までの光学部品を介
して眼底Efに投影される。 【0019】[観察・撮影光学系]観察・撮影光学系2
は、カラー撮影光学系と赤外撮影光学系を有する。この
カラー撮影光学系は、カメラ本体109内に配設された
内部光学系と、カメラ本体109に接続されたカラー撮
像装置110に設けた外部光学系を有する。 【0020】内部光学系は、被検眼3に臨む対物レンズ
17,合焦レンズ19,結像レンズ20を有する。外部
光学系は、ミラー21,マスク36,眼底Efと共役なフ
ィールドレンズ22,反射ミラー23,リレーレンズ2
4,カラーテレビカメラ30を有する。図中、30a
は、カラーテレビカメラ30のカラーエリアCCD(カ
ラー電子撮像手段)である。 【0021】また、赤外撮影光学系は、対物レンズ1
7,合焦レンズ19,結像レンズ20,この結像レンズ
20とミラー21との間に配設されたダイクロイックミ
ラー70,レンズ71,マスク72,フィールドレンズ
73、赤外光に感度を有する赤外撮影用カメラ74(赤
外電子撮像手段)を有する。このダイクロイックミラー
70は、赤外域の波長の光を反射し且つ可視光域の波長
の光を透過するようになっている。図中、74aは赤外
撮影用テレビカメラ74の赤外光に感度を有するエリア
CCdである。 【0022】しかも、孔空きミラー16と合焦レンズ1
9との間には、可視蛍光用のバリヤフィルターB1と赤外
蛍光用のバリヤフィルターB2が第2の駆動手段であるソ
レノイドS3,S4によりそれぞれ挿脱可能に配設され
ている。 【0023】従って、被検眼3の眼底Efからの可視反射
光によるカラー眼底像が、対物レンズ17から結像レン
ズ20までの光学部品、及び、ミラー21,眼底Efと共
役なフィールドレンズ22,反射ミラー23,リレーレ
ンズ24,マスク36を介してカラーテレビカメラ30
のエリアCCD30aに結像される。 【0024】一方、被検眼3の眼底Efからの赤外反射光
による赤外眼底像が、対物レンズ17から結像レンズ2
0までの光学部品、及び、ダイクロイックミラー70,
レンズ71,マスク72,フィールドレンズ73を介し
て赤外撮影用テレビカメラ74(赤外電子撮像手段)の
エリアCCD74aに結像される。 【0025】[固視目標光学系]固視目標光学系Aは、結
像レンズ20とミラー21との間に挿脱自在に配設され
たハーフミラー32,固視目標としての小孔33aを有
し且つ眼底Efと共役に配置された固視目標用のマスク3
3,小孔33aに臨ませて配設された発光ダイオード等
の固視目標用光源34を有する。尚、マスク33及び固
視目標用光源34は、パルスモータ等で電動駆動制御さ
れるXーYテーブル(図示略)等の固視目標駆動装置3
5に装着されている。 【0026】[カラー表示装置]図3(b)において、60
はカラー液晶モニター(カラー表示装置)である。この
カラー液晶モニター60は図3(b)に示した様にカメラ
本体109の背面に設けられている。即ち、このカラー
液晶モニター60は、図5(a)に示した様に、カメラ本
体109の後側壁109bに設けた開口109cに配設
されていると共に、両側下部に一体に保持され且つ開口
109cの側壁109d,19dに回動自在に保持させ
た支持軸部60a,60aが設けられている。 【0027】また、カメラ本体109内には、カラー液
晶モニター60に近接させてカメラ本体109内に固定
したパルスモータ111と、パルスモータ111に連動
するギヤ減速装置112と、ギヤ減速装置112の出力
軸112aに固定されたアーム113と、両端がアーム
113とカラー液晶モニター60の背面に回動可能に装
着されたリンク114を有する。図5(a)中、115は
検者眼である。 【0028】[制御回路]更に、眼底カメラは図1に示し
た演算制御回路40を有する。 【0029】この演算制御回路40には、撮影スイッチ
41,撮影モード選択スイッチ42,タイマースイッチ
43,エキサイタスイッチ44,バリヤスイッチ45,
モニター傾斜調整用の起立スイッチ46,倒伏スイッチ
47,ロータリーエンコーダ107等からの信号が入力
される様になっている。 【0030】また、演算制御回路40は、駆動回路5
1,52,53,54を介してソレノイドS1,S2,
S3,S4を作動制御するようになっていると共に、発
光制御回路55を作動制御するようになっている。 【0031】しかも、演算制御回路40は、モニター傾
斜調整用のスイッチ46,ロータリーエンコーダ107
の信号を受けてパルスモータ111を駆動制御するよう
になっている。即ち、演算制御回路40は、起立スイッ
チ46操作の信号を受けると、パルスモータ111を正
転駆動制御して図5(a)中アーム113を時計回り方向
に回動させて、カラー液晶モニター60の上部を後方に
回動させて起立させる一方、倒伏スイッチ47操作の信
号を受けると、パルスモータ111を逆転駆動制御して
図5(a)中アーム113を反時計回り方向に回動させ、
カラー液晶モニター60の上部を前方に回動させて倒伏
させる様になっている。 【0032】また、演算制御回路40は、カメラ本体1
09が前方に移動させられたときのロータリーエンコー
ダ107の出力を検出して、パルスモータ111を正転
駆動制御して図5(a)中アーム113を時計回り方向に
回動させて、カラー液晶モニター60の上部を後方に回
動させて起立させる一方、カメラ本体109が後方に移
動させられたときのロータリーエンコーダ107の出力
を検出して、パルスモータ111を逆転駆動制御して図
5(a)中アーム113を反時計回り方向に回動させ、カ
ラー液晶モニター60の上部を前方に回動させて倒伏さ
せる様になっている。この際の、カラー液晶モニター6
0の起立制御量及び倒伏制御量は、カメラ本体109の
前後への移動量に応じて、連続的に変化させられるよう
になっている。 【0033】しかも、演算制御回路40には、カラーテ
レビカメラ30のエリアCCD30a及び赤外撮影用テ
レビカメラ74のエリアCCD74aが接続されている
と共に、上記カラー液晶モニター60が接続されてい
る。図3中、116,117はカラーテレビカメラ30
とカメラ本体109内の制御回路40とを接続している
コードである。 【0034】上記撮影モード選択スイッチ42は、可視
カラー電子撮影モード,可視蛍光電子撮影モード,赤外
電子撮影モード,赤外蛍光電子撮影モード等の選択をす
るのに用いるものである。 【0035】<演算制御回路40のその他の機能>次
に、上述の演算制御回路40のその他の機能を作用と共
に説明する。 【0036】A.無散瞳モード (1)初期状態(無散瞳照明状態) 通常は、フィルターE1,E2,B1,B2等が光路に
入っているか否かによらず、図示しない眼底カメラの電
源スイッチをONさせると、演算制御回路40が作動して
初期化され、演算制御回路40が各光路にソレノイドS
1,S2,S3,S4を作動させて各光路からフィルタ
ーE1,B1,B2を取り出すと共に、エキサイタフィ
ルターE2を光路中に挿入する様になっている。 【0037】この後、演算制御回路40は、発光制御回
路55を作動制御してハロゲンランプ4を点灯させる。
尚、この初期状態では、無散瞳モードと散瞳モードのど
ちらで観察・撮影を行うかわからないので、安全を考え
可視光が出ないようにしてある。 【0038】(2)赤外観察・可視カラー撮影 <赤外観察>これにより、ハロゲンランプ4の照明光に
含まれる赤外光が、エキサイタフィルターE2を透過し
て照明光学系1により被検眼に照射され、眼底の無散瞳
観察がし得る状態となる。 【0039】これにより、ハロゲンランプ4の照明光に
含まれる赤外光が、エキサイタフィルターE2を透過し
て照明光学系1により被検眼に照射される。 【0040】この際、被検眼眼底からの赤外反射光は、
対物レンズ17,合焦レンズ19,結像レンズ20,ダ
イクロイックミラー70,レンズ71,マスク72等を
介してフィールドレンズ73に案内されて、このフィー
ルドレンズ73に眼底像が結像される。 【0041】このフィールドレンズ73に結像された眼
底像は、赤外撮影用テレビカメラ74のエリアCCD7
4aに結像されて、制御回路40を介してカラー液晶モ
ニター60にリアルタイムで映し出され、眼底の無散瞳
観察が行われる。 【0042】この状態で、観察・撮影光学系の眼底への
合焦作業が行われる。 【0043】<可視カラー撮影>この合焦作業が完了
後、撮影スイッチ41をONさせると、演算制御回路40
は、ハロゲンランプ4を消灯または減光させて、キセノ
ンランプ6を発光制御する。これにより、キセノンラン
プ6からの撮影照明光は照明光学系1を介して被検眼眼
底に照射されて被検眼眼底を照明する。 【0044】被検眼眼底からの可視反射光は、対物レン
ズ17からフィールドレンズ73までの光学部品を介し
て可視撮影用テレビカメラ30のエリアCCD30aに
可視光像を結像させる。そして、この可視光像は、制御
回路40を介してカラー液晶モニター60に映し出され
る。 【0045】(3)赤外蛍光撮影 また、赤外蛍光撮影を行う場合には、被検眼眼底への合
焦作業を行う一方、被検者に蛍光励起剤であるICG
(インドシアニングリーン)を静注する。 【0046】この合焦作業を行う前に、撮影条モード選
択スイッチ42により赤外蛍光撮影モードを選択して、
エキサイタスイッチ44を押す。これにより、演算制御
回路40は、駆動回路52を作動制御してソレノイドS
2を作動させ、エキサイタフィルターE2を照明光路途
中に挿入させる。 【0047】同様に、演算制御回路40は、バリヤスイ
ッチ45を押したときに駆動回路54を作動制御してソ
レノイドS4を作動させ、バリヤフィルターB2を観察
・撮影光学系の光路途中に挿入させる。 【0048】この様にしてフィルターE2,B2のいず
れかが光路に挿入される。 【0049】ところで、通常は、エキサイタフィルター
E2のみが先に照明光路途中に挿入された状態で、観察
・撮影光学系の眼底への合焦作業が行われる。 【0050】この合焦作業が完了した後、撮影スイッチ
41をONさせると演算制御回路40は、ソレノイドS4
を作動させて、ソレノイドS4によりバリヤフィルター
B2を観察・撮影光路途中に挿入する。 【0051】しかも、演算制御回路40は、これに続い
て発光制御回路55によりハロゲンランプ4を消灯また
は減光させると共に、発光制御回路55によりキセノン
ランプ6を発光させて、眼底の撮影を行う。 【0052】この際、キセノンランプ6からの撮影照明
光の内の赤外励起光がエキサイタフィルターE2及び照
明光学系1を介して被検眼眼底に照射されて被検眼眼底
を照明する。この赤外励起光は、被検眼眼底の眼底血管
内のICGを励起して、ICGから照明光と異なる波長
の赤外蛍光を発光させる。 【0053】この眼底血管からの赤外蛍光は、対物レン
ズ17からフィールドレンズ73までの光学部品を介し
て赤外撮影用テレビカメラ74のエリアCCD74aに
案内されて、エリアCCD74aに赤外蛍光像を結像さ
せる。そして、エリアCCD74aに結像された赤外蛍
光像は、制御回路40を介してカラー液晶モニター60
に映し出される。 【0054】B.散瞳モード (1)可視カラー観察・撮影 また、上述した無散瞳モードの状態から撮影モード選択
スイッチ42により散瞳モード即ち可視カラー観察・撮
影モードを選択すると、演算制御回路40はソレノイド
S2を作動させて光路中にフィルターが挿入されていれ
ば全てのフィルターを光路から取り出す様になってい
る。これにより、ハロゲンランプ4の照明光が被検眼に
照射される。 【0055】この際、被検眼眼底からの反射光は、対物
レンズ17,合焦レンズ19,結像レンズ20,ダイク
ロイックミラー70,ミラー21,マスク36等を介し
てフィールドレンズ22に案内されて、このフィールド
レンズ22にカラー眼底像を結像させる。このフィール
ドレンズ22に結像されたカラー眼底像は、ミラー2
3,リレーレンズ24を介してカラー撮影用テレビカメ
ラ30のエリアCCD30aに結像されて、制御回路4
0を介してカラー液晶モニター60にリアルタイムで映
し出される。 【0056】この状態で、観察・撮影光学系の眼底への
合焦作業が行われる。 【0057】この合焦作業が完了後、撮影スイッチ41
をONさせると演算制御回路40は、ハロゲンランプ4を
消灯または減光させて、キセノンランプ6を発光制御す
る。これにより、キセノンランプ6からの撮影照明光が
照明光学系1を介して被検眼眼底に照射されて被検眼眼
底を照明する様になっている。 【0058】被検眼眼底からの可視反射光は、対物レン
ズ17からリレーレンズ24までの光学部品を介してカ
ラー撮影用テレビカメラ30のエリアCCD34aにカ
ラー眼底像を結像させる。そして、このカラー眼底像
は、制御回路40を介してカラー液晶モニター60に映
し出される。 【0059】(2)可視蛍光撮影 また、可視蛍光撮影を行う場合には、被検眼眼底への合
焦作業を行う一方、被検者に可視蛍光励起剤であるFA
G(フルオレスセイン)を静注する。 【0060】この合焦作業を行う前に、撮影モード選択
スイッチ42により可視蛍光撮影モードを選択して、エ
キサイタスイッチ44を押す。これにより、演算制御回
路40は、駆動回路51を作動制御してソレノイドS1
を作動させ、エキサイタフィルターE1を照明光路途中
に挿入させる。 【0061】同様に、演算制御回路40は、バリヤスイ
ッチ46を押したときに駆動回路53を作動制御してソ
レノイドS3を作動させ、バリヤフィルターB1を観察
・撮影途中に挿入させる。 【0062】この様にしてフィルターE1,B1のいず
れかが光路に挿入される。 【0063】ところで、通常は、エキサイタフィルター
E1のみが先に照明光路途中に挿入された状態で、観察
・撮影光学系の眼底への合焦作業が行われる。 【0064】この合焦作業が完了した後、撮影スイッチ
41をONさせると演算制御回路40は、ソレノイドS3
を作動させて、ソレノイドS3によりバリヤフィルター
B1を観察・撮影光路途中に挿入する。しかも、演算制
御回路40は、これに続いて発光制御回路55によりキ
セノンランプ6を発光させて、眼底の撮影を行う。 【0065】この際、眼底血管からの可視蛍光は、観察
・撮影光路及びバリヤフィルターB1をエリアCCD3
0aに案内されて、可視蛍光による眼底血管像がカラー
液晶モニター60に映し出される。 【0066】以上説明したように、モニターをカラー液
晶表示器60とすることにより、散瞳眼底カメラと無散
瞳眼底カメラの両方を兼ねさせることができる。しか
も、散瞳のみの観察・撮影を行う散瞳眼底カメラでは、
眼底のカラー観察を行う必要があるためにファインダー
観察光学系を必要とするが、上述したように散瞳と無散
瞳の両方の眼底像の表示を共用のカラー液晶モニター6
0が兼ね備える様にすることにより、ファインダー光学
系を省略できるので、構成が簡単となる。 【0067】以上説明した、実施例では、エキサイタフ
ィルターE2を利用して散瞳モードによる観察を行い、
可視カラー撮影を行うようにした例を示したが、図1の
光学系のコンデンサーレンズ5とキセノンランプ6との
間に可視カットフィルター56を挿脱可能に設けて、無
散瞳モードのときにはフィルターE1,E2,B1,B
2を光路から取り出させると共に、可視カットフィルタ
ー56を光路に挿入させて、ハロゲンランプ4からの赤
外光のみを可視カットフィルター56及び照明光学系1
を介して眼底に案内させ、赤外光による観察を行った
後、キセノンランプ6を発光制御させて眼底のカラー撮
影を行うようにしてもよい。 【0068】また、フィルターE1,E2,B1,B2
を省略すると共に、可視カットフィルター56を設けた
無散瞳タイプ専用の眼底カメラとしてもよい。 【0069】 【効果】この発明は、以上説明したように、白黒の眼底
像とカラー撮影によるカラー眼底像を眼科装置本体に設
けた一つの画像表示装置に映し出させる様に構成したの
で、外部のカラーモニターテレビを廃止して、スペース
の有効利用を図れると共に、モニターによる照明効果が
生じるのを未然に防止できる。しかも、前記演算制御回
路は電源がONさせられた初期状態のときに前記照明光
学系から前記被検眼に赤外光を照射させるように設定さ
れている構成としたので、初期状態では無散瞳モードと
散瞳モードのどちらで観察・撮影を行うかわからなくて
も可視光がでないので、安全である。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に係る眼科装置の光学系を示す説明図
である。 【図2】図1に示した光学系を備える眼科装置の制御回
路図である。 【図3】(a)は図1,2の構成を備える眼科装置の側面
図、(b)は(a)の右側面図である。 【図4】図3の可動テーブルの移動構造を示す概略説明
図である。 【図5】(a)は図3(b)にカラー液晶モニターの傾斜調整
構造を示す説明図、(b)は(a)のカラー液晶モニターの支
持部の断面図、(c)は(a)のパルスモータの側面図であ
る。 【図6】(a)は従来の眼科装置の側面図、(b)は(a)の背
面図である。 【符号の説明】 1…照明光学系 2…観察・撮影光学系 4…ハロゲンランプ(照明光源) 6…キセノンランプ(照明光源) 30…カラーテレビカメラ(カラー電子撮像手段) 60…カラー液晶モニター(カラー表示装置) 74…赤外電子撮影用テレビカメラ(赤外電子撮像手
段) 100…眼底カメラ 109…カメラ本体 E…被検眼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−288825(JP,A) 特開 昭62−94134(JP,A) 特開 平1−300927(JP,A) 特開 平4−292136(JP,A) 特開 昭60−207636(JP,A) 実公 平2−28885(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 3/10 - 3/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】照明光源からの照明光を被検眼に照射する
    照明光学系と、 カラー電子撮像手段と、 赤外に感度を持つ赤外電子撮像手段と、 前記照射により被検眼からの反射光を前記電子撮像手段
    に案内して被検眼像を結像させる観察・撮影照明光学系
    と、 前記電子撮像手段からの映像信号を基に眼科画像を表示
    させるカラー表示装置と、少なくとも前記カラー電子撮像手段で撮影する散瞳モー
    ド及び前記赤外電子撮影撮像手段で撮影する無散瞳モー
    ドを切り換え選択するモード選択スイッチと、 前記モード選択スイッチで散瞳モードが選択されたと
    き、可視光を前記照明光学系から前記被検眼に照射させ
    て、前記被検眼を前記カラー電子撮像手段により撮影さ
    せて前記カラー表示装置にカラー眼科画像を表示させ、
    前記モード選択スイッチで無散瞳モードが選択されたと
    き、赤外光を前記照明光学系から前記被検眼に照射させ
    て、前記被検眼を前記赤外電子撮像手段により撮影させ
    て前記カラー表示装置に 赤外による白黒の眼科画像を切
    換表示させる制御回路とを備える眼科装置であって、 前記演算制御回路は電源がONさせられた初期状態のと
    きに前記照明光学系から前記被検眼に赤外光を照射させ
    るように設定されていることを特徴とする眼科装置。
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