JP3379580B2 - インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置 - Google Patents
インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置Info
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Description
るノズル開口と連通する圧力発生室の一部を振動板で構
成し、この振動板を介して圧電素子を設けて、圧電素子
の変位によりインク滴を吐出させるインクジェット式記
録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録
装置に関する。
る圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板を圧
電素子により変形させて圧力発生室のインクを加圧して
ノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェット式
記録ヘッドには、圧電素子の軸方向に伸長、収縮する縦
振動モードの圧電アクチュエータを使用したものと、た
わみ振動モードの圧電アクチュエータを使用したものの
2種類が実用化されている。
ることにより圧力発生室の容積を変化させることができ
て、高密度印刷に適したヘッドの製作が可能である反
面、圧電素子をノズル開口の配列ピッチに一致させて櫛
歯状に切り分けるという困難な工程や、切り分けられた
圧電素子を圧力発生室に位置決めして固定する作業が必
要となり、製造工程が複雑であるという問題がある。
シートを圧力発生室の形状に合わせて貼付し、これを焼
成するという比較的簡単な工程で振動板に圧電素子を作
り付けることができるものの、たわみ振動を利用する関
係上、ある程度の面積が必要となり、高密度配列が困難
であるという問題がある。
べく、特開平5−286131号公報に見られるよう
に、振動板の表面全体に亙って成膜技術により均一な圧
電材料層を形成し、この圧電材料層をリソグラフィ法に
より圧力発生室に対応する形状に切り分けて各圧力発生
室毎に独立するように圧電素子を形成したものが提案さ
れている。
作業が不要となって、リソグラフィ法という精密で、か
つ簡便な手法で圧電素子を作り付けることができるばか
りでなく、圧電素子の厚みを薄くできて高速駆動が可能
になるという利点がある。
うなインクジェット式記録ヘッドでは、圧力発生室を形
成する基板として、例えば、直径が6〜12インチ程度
の比較的大きなものを用いようとする場合、ハンドリン
グ等の問題により基板の厚さを厚くせざるを得ず、それ
に伴い圧力発生室の深さも深くなってしまう。そのた
め、各圧力発生室を区画する隔壁の厚さを厚くしない
と、十分な剛性が得られず、クロストークが発生し、所
望の吐出特性が得られない等という問題がある。また、
隔壁の厚さを厚くすると、高い配列密度でノズルを並べ
られないため、高解像度の印字品質を達成できないとい
う問題がある。
ッドでは、部品点数が多く組立工程が煩雑となり、製造
効率が低くコストが高くなってしまうという問題があ
る。さらに、部品の組立には高い位置精度が要求される
が、多くの部品が接着層を介して接合しているため位置
精度が低く、歩留まりが悪いという問題もある。
トークを防止できると共に高精度に形成でき、且つ製造
工程を簡略化できるインクジェット式記録ヘッド及びそ
の製造方法並びにインクジェット式記録装置を提供する
ことを課題とする。
明の第1の態様は、ノズル開口に連通する圧力発生室が
複数の隔壁によって画成される流路形成基板と、前記圧
力発生室の一部を構成する振動板を介して前記圧力発生
室に対応する領域に設けられて前記圧力発生室内に圧力
変化を生じさせる圧電素子とを具備するインクジェット
式記録ヘッドにおいて、前記流路形成基板が少なくとも
ボロンドープポリシリコン層の両面に単結晶シリコンか
らなるシリコン層を有する基板であり、前記圧力発生室
が一方のシリコン層及び前記ボロンドープポリシリコン
層に形成されると共に当該圧力発生室の他方面が他方の
シリコン層で構成され、前記圧力発生室に連通するイン
ク導入口が前記他方のシリコン層に形成されていること
を特徴とするインクジェット式記録ヘッドにある。
形成基板を貫通することなく形成されるため、圧力発生
室を区画する隔壁の剛性が向上すると共にクロストーク
が抑えられる。
て、前記他方のシリコン層の前記ボロンドープポリシリ
コン層側の前記圧力発生室に対向する領域に、ボロンが
ドーピングされていることを特徴とするインクジェット
式記録ヘッドにある。
にエッチングの選択性を持たせることができ、圧力発生
室を容易に形成することができる。
において、前記シリコン層が、面方位(100)の単結
晶シリコンからなることを特徴とするインクジェット式
記録ヘッドにある。
チングによって比較的容易且つ高精度に形成することが
できる。
において、前記シリコン層の何れか一方が、面方位(1
00)の単結晶シリコンからなり、他方のシリコン層が
面方位(110)の単結晶シリコンからなることを特徴
とするインクジェット式記録ヘッドにある。
チングによって比較的容易且つ高精度に形成することが
できる。
において、前記シリコン層が、面方位(110)の単結
晶シリコンからなることを特徴とするインクジェット式
記録ヘッドにある。
チングによって比較的容易且つ高精度に形成することが
できる。
の態様において、前記ボロンドープポリシリコン層の膜
厚が0.1〜3.0μmの範囲にあることを特徴とする
インクジェット式記録ヘッドにある。
シリコン層を比較的容易且つ確実に、所定の領域に形成
することができる。
の態様において、前記一方のシリコン層には、前記イン
ク導入口が連通する連通部と、該連通部と前記圧力発生
室とを連通するインク供給路とがさらに設けられている
ことを特徴とするインクジェット式記録ヘッドにある。
入口から連通部及びインク供給路を介して圧力発生室に
供給される。
て、前記インク連通路が、前記一方のシリコン層の前記
ボロンドープポリシリコン層側に設けられていることを
特徴とするインクジェット式記録ヘッドにある。
るため、圧力発生室にインクがより確実に供給される。
において、前記連通部が、前記圧力発生室の並設方向に
亘って設けられて前記圧力発生室にインクを供給するリ
ザーバの少なくとも一部を構成することを特徴とするイ
ンクジェット式記録ヘッドにある。
ーバから各圧力発生室にインクが供給される。
かの態様において、前記インク導入口が、前記圧力発生
室の並設方向に亘って設けられて前記圧力発生室にイン
クを供給するリザーバの少なくとも一部を構成すること
を特徴とするインクジェット式記録ヘッドにある。
含むリザーバから各圧力発生室にインクが供給される。
様において、前記圧力発生室の幅方向側面が前記圧電素
子側ほど幅狭となるように傾斜する傾斜面となっている
ことを特徴とするインクジェット式記録ヘッドにある。
面と幅方向側面との角度が鈍角となり、圧力発生室内の
流路抵抗が抑えられる。
れかの態様において、前記圧力発生室がシリコン単結晶
基板に異方性エッチングにより形成され、前記圧電素子
の各層が成膜及びリソグラフィ法により形成されたもの
であることを特徴とするインクジェット式記録ヘッドに
ある。
開口を有するインクジェット式記録ヘッドを大量に且つ
比較的容易に製造することができる。
れかの態様のインクジェット式記録ヘッドを具備するこ
とを特徴とするインクジェット式記録装置にある。
吐出性能を向上すると共に高密度化したインクジェット
式記録装置を実現することができる。
圧力発生室を形成すると共に、前記流路形成基板の一方
面側に振動板を介して下電極、圧電体層及び上電極から
なる圧電素子を形成するインクジェット式記録ヘッドの
製造方法において、前記圧力発生室が形成される領域以
外にボロンをドーピングすることによりエッチングの選
択性を持たせたポリシリコン層の両面にシリコン単結晶
基板からなるシリコン層を有する前記流路形成基板を形
成する工程と、前記流路形成基板の一方のシリコン層側
に振動板を介して前記下電極、圧電体層及び上電極を順
次積層及びパターニングして前記圧電素子を形成する工
程と、前記流路形成基板の他方のシリコン層を前記ポリ
シリコン層に達するまでエッチングしてインク導入口を
形成し、該インク導入口を介して前記圧力発生室となる
領域の前記ポリシリコン層をパターニングすると共に当
該ポリシリコン層をマスクとして前記一方のシリコン層
をエッチングして前記圧力発生室を形成する工程とを有
することを特徴とするインクジェット式記録ヘッドの製
造方法にある。
介して流路形成基板を選択的にエッチングして、圧力発
生室を比較的容易に形成することができる。また、流路
形成基板の圧電素子とは反対側の面からエッチングして
圧力発生室等を形成できるため、圧電体層の保護性が向
上すると共に作業効率が向上する。
おいて、前記流路形成基板を形成する工程では、前記他
方のシリコン層の前記ポリシリコン層との接合面側で、
少なくとも前記圧力発生室に対向する領域の表層にボロ
ンをドーピングする工程を含むことを特徴とするインク
ジェット式記録ヘッドの製造方法にある。
介して一方のシリコン層をエッチングする際に、他方の
シリコン層がエッチングされることがなく、圧力発生室
を比較的容易に形成することができる。
て詳細に説明する。
1に係るインクジェット式記録ヘッドを示す分解斜視図
であり、図2は、インクジェット式記録ヘッドの1つの
圧力発生室の長手方向における断面構造を示す図であ
る。
リシリコン層18と、このポリシリコン層18の両面に
設けられた第1及び第2のシリコン層12A,12Bと
からなる。
リコン層、本実施形態では第1のシリコン層12Aに
は、例えば、異方性エッチングすることにより複数の隔
壁13により区画された圧力発生室14が幅方向に並設
されている。また、各圧力発生室14の長手方向一端部
には、各圧力発生室14の共通のインク室となるリザー
バ15が形成され、各圧力発生室14の長手方向一端部
とそれぞれインク供給路16を介して連通している。な
お、インク供給路16は、圧力発生室14のインクの流
出入を制御するためのものであり、本実施形態では、圧
力発生室14よりも狭い幅で且つ浅く形成されている。
は、第2のシリコン層12Bには、この第2のシリコン
層12Bを厚さ方向に貫通して、圧力発生室14に連通
するリザーバ15にインクを導入するためのインク導入
口17が形成されている。また、ポリシリコン層18と
の接合面側の圧力発生室14、リザーバ15及びインク
供給路16に対向する領域で、且つインク導入口17が
連通される部分を除く領域には、ボロンがドーピングさ
れたボロンドープシリコン層12aが形成されている。
15の一部を構成するようにしてもよい。また、本実施
形態では、インク導入口17はリザーバ15に連通して
いるが、これに限定されず、例えば、第2のシリコン層
12Bにリザーバ15を設けずに、インク導入口17を
圧力発生室14に直接連通するようにして、インク導入
口17がリザーバを兼ねるようにしてもよい。
1及び第2のシリコン層12A,12Bは、本実施形態
では、それぞれ面方位(100)のシリコン単結晶基板
からなる。このため、圧力発生室14の幅方向側面14
aが、圧電素子300側ほど幅狭となるように傾斜する
傾斜面となっており、圧力発生室14内の流路抵抗が抑
えられている。
2A,12Bに挟持されているポリシリコン層18に
は、本実施形態では、所定の領域にボロンをドーピング
したボロンドープポリシリコン層18aが形成されてお
り、このボロンドープポリシリコン層18aにより第1
のシリコン層12Aに形成する圧力発生室14のエッチ
ング選択性を持たせている。すなわち、第1及び第2の
シリコン層12A,12Bとの間には、実質的にボロン
ドープポリシリコン層18aのみが挟持されていること
になる。なお、このポリシリコン層18と第1のシリコ
ン層12Aとの間に酸化シリコン層を設けるようにして
もよく、これにより、高精度なポリシリコン層18のエ
ッチング選択性を得ることができる。
び第2のシリコン層12A,12Bの表面には、これら
第1及び第2のシリコン層12A,12Bを予め熱酸化
することにより形成した保護膜55A,55Bがそれぞ
れ形成されており、保護膜55Bは、インク導入口17
等を形成する際のマスクとして用いられるものである。
また、保護膜55A上には、例えば、酸化ジルコニウム
等からなる弾性膜50が形成されており、この弾性膜5
0は、その一方面で圧力発生室14の一壁面を構成す
る。
0.5μmの下電極膜60と、厚さが例えば、約1μm
の圧電体層70と、厚さが例えば、約0.1μmの上電
極膜80とが、後述するプロセスで積層形成されて、圧
電素子300を構成している。ここで、圧電素子300
は、下電極膜60、圧電体層70及び上電極膜80を含
む部分をいう。一般的には、圧電素子300の何れか一
方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70
を各圧力発生室14毎にパターニングして構成する。そ
して、ここではパターニングされた何れか一方の電極及
び圧電体層70から構成され、両電極への電圧の印加に
より圧電歪みが生じる部分を圧電体能動部という。本実
施形態では、下電極膜60を圧電素子300の共通電極
とし、上電極膜80を圧電素子300の個別電極として
いるが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障
はない。何れの場合においても、各圧力発生室毎に圧電
体能動部が形成されていることになる。また、ここで
は、圧電素子300と当該圧電素子300の駆動により
変位が生じる弾性膜とを合わせて圧電アクチュエータと
称する。
側、本実施形態では、弾性膜50及び下電極膜60上に
は、圧電素子300に対向する領域にその運動を阻害し
ない程度の空間を確保した状態でこの空間を密封可能な
圧電素子保持部21を有する封止板20が接合されてい
る。
連通するノズル開口22が穿設されており、ノズルプレ
ートの役割も兼ねている。また、ノズル開口22と圧力
発生室14とは、弾性膜50及び下電極膜60を除去す
ることにより設けられたノズル連通孔51を介して連通
されている。なお、このノズル連通孔51の内面の少な
くとも下電極膜60の表面には、絶縁体からなる保護膜
を設けるようにしてもよい。これによりインクによる絶
縁破壊が確実に防止される。
圧力発生室14の大きさと、インク滴を吐出するノズル
開口22の大きさとは、吐出するインク滴の量、吐出ス
ピード、吐出周波数に応じて最適化される。例えば、1
インチ当たり360個のインク滴を記録する場合、ノズ
ル開口22は数十μmの直径で精度よく形成する必要が
ある。
録ヘッドの製造工程、特に、流路形成基板10に圧力発
生室14等を形成する工程及びこの圧力発生室14に対
応する領域に圧電素子300を形成する工程について説
明する。なお、図3〜図5は、圧力発生室14の長手方
向の断面図である。
び第2のシリコン層を有する流路形成基板10を形成す
る。
ず、酸化膜等のマスクを用いて第2のシリコン層12B
の表層の圧力発生室14、リザーバ15及びインク供給
路16に対向する領域で、且つインク導入口17が連通
する部分を除く領域に、例えば、1μm程度の深さでボ
ロンをドーピングしてボロンドープシリコン層12aを
形成する。なお、少なくともインク導入口17が連通す
る部分を除けば、流路形成基板10の全面にボロンドー
プシリコン層を設けるようにしてもよい。
シリコン層12B上に、0.1〜3μm程度の厚さでポ
リシリコン層18を形成後、このポリシリコン層18の
圧力発生室14、リザーバ15及びインク供給路16と
なる領域以外の部分にボロンをドーピングしてボロンド
ープシリコン層18aを形成し、ポリシリコン層180
にエッチングの選択性を持たせる。
リシリコン層18上に、例えば、厚さが50μm程度の
第1のシリコン層12Aを接着することにより、流路形
成基板10が形成される。
ン層12Aとの接着方法は、特に限定されないが、例え
ば、ポリシリコン層18上に第1のシリコン層12Aを
吸着させて、1200℃程度の高温でアニール処理する
ことにより接着させることができる。また、第1のシリ
コン層12Aを接着してから、第1のシリコン層12A
を研磨して所定の厚さとしてもよい。
に形成した流路形成基板10の表面、すなわち、流路形
成基板10を構成する第1及び第2のシリコン層12
A,12Bの表面を約1100℃の拡散炉で熱酸化して
二酸化シリコンからなる保護膜55A,55Bを形成す
る。
5A上に弾性膜50を形成する。例えば、本実施形態で
は、保護膜55A上にジルコニウム層を形成後、500
〜1200℃の拡散炉で熱酸化して酸化ジルコニウムか
らなる弾性膜50とした。
膜50上に圧電素子300を形成する。
まず、図4(b)に示すように、弾性膜50上にスパッ
タリングで下電極膜60を形成する。この下電極膜60
の材料としては、白金、イリジウム等が好適である。こ
れは、スパッタリング法やゾル−ゲル法で成膜する後述
の圧電体層70は、成膜後に大気雰囲気下又は酸素雰囲
気下で600〜1000℃程度の温度で焼成して結晶化
させる必要があるからである。すなわち、下電極膜60
の材料は、このような高温、酸化雰囲気下で導電性を保
持できなければならず、殊に、圧電体層70としてチタ
ン酸ジルコン酸鉛(PZT)を用いた場合には、酸化鉛
の拡散による導電性の変化が少ないことが望ましく、こ
れらの理由から白金、イリジウムが好適である。
70を成膜する。例えば、本実施形態では、金属有機物
を触媒に溶解・分散したいわゆるゾルを塗布乾燥してゲ
ル化し、さらに高温で焼成することで金属酸化物からな
る圧電体層70を得る、いわゆるゾル−ゲル法を用いて
形成した。圧電体層70の材料としては、PZT系の材
料がインクジェット式記録ヘッドに使用する場合には好
適である。なお、この圧電体層70の成膜方法は、特に
限定されず、例えば、スパッタリング法又はMOD法
(有機金属熱塗布分解法)等のスピンコート法により成
膜してもよい。
法もしくはMOD法等によりチタン酸ジルコン酸鉛の前
駆体膜を形成後、アルカリ水溶液中での高圧処理法にて
低温で結晶成長させる方法を用いてもよい。
80を成膜する。上電極膜80は、導電性の高い材料で
あればよく、アルミニウム、金、ニッケル、白金等の多
くの金属や、導電性酸化物等を使用できる。本実施形態
では、白金をスパッタリングにより成膜している。
層70及び上電極膜80のみをエッチングして圧電素子
300のパターニングを行う。また、本実施形態では、
同時に下電極膜60及び弾性膜50をパターニングして
圧力発生室14とノズル開口22とを連通するノズル連
通孔51を形成すると共に、保護膜55Bをパターニン
グしてインク導入口17に対応する領域に貫通孔56を
形成する。
300を下電極膜60の表面に、例えば、フッ素樹脂等
からなるエッチング保護膜90を形成する。なお、この
エッチング保護膜90は、後述する圧力発生室14等の
エッチングの際に、圧電体層70等の破壊を防止するた
めのものである。
5Bをマスクとして第2のシリコン層12Bを異方性エ
ッチング、例えば、KOH等のアルカリ溶液によるウェ
ットエッチングすることによってインク導入口17を形
成する。その後、このインク導入口17を介してポリシ
リコン層18をパターニングする。
うに、所定部分にボロンがドーピングされてボロンドー
プポリシリコン層18aとなっており、エッチングによ
ってポリシリコン層18のみが選択的に除去され、ボロ
ンドープポリシリコン層18aのみが除去されずに残
る。すなわち、圧力発生室14、リザーバ15及びイン
ク供給路16となる領域のみが除去されて貫通部19が
形成され、第1のシリコン層12Aが露出する。また、
このように、ポリシリコン層18は、エッチングの際に
完全に除去されてボロンドープポリシリコン層18aの
みが残るため、流路形成基板10は、実質的にボロンド
ープポリシリコン層18aと第1及び第2のシリコン層
12A,12Bとで構成されることになる。
成基板10を構成するボロンドープポリシリコン層18
aをマスクとして、インク導入口17を介して第1のシ
リコン層12Aを異方性エッチングすることにより、圧
力発生室14、リザーバ15及びインク供給路16を形
成する。また同時に、本実施形態では、圧力発生室14
及びリザーバ15に対向する領域の保護膜55Aもエッ
チングによって除去するようにした。
グして圧力発生室14等を形成する際、第2のシリコン
層12Bのボロンドープポリシリコン層18a側表面も
エッチャントに触れることになるが、上述のように、第
2のシリコン層12Bの圧力発生室14等に対向する領
域は、ボロンドープシリコン層12aとなっているため
エッチングされることがない。
2Aは、上述のように、面方位(100)のシリコン単
結晶基板からなるため、図6(a)に示すように、ボロ
ンドープポリシリコン層18aをマスクとしてエッチン
グすると、圧力発生室14、リザーバ15及びインク供
給路16を画成する内側面は、(111)面で形成され
る。すなわち、これらの内側面は弾性膜50側ほど幅狭
となるように傾斜する傾斜面で形成される。このため、
図6(b)に示すように、比較的広い幅で形成される圧
力発生室14及びリザーバ15は、保護膜55Aに達す
るまでエッチングされて保護膜55Aによってエッチン
グが停止するが、圧力発生室14よりも狭い幅で形成さ
れているインク供給路16は、その内側面同士が交差す
る位置でエッチングが停止し、圧力発生室14よりも浅
く形成される。
圧電素子300等が形成され、その後は、圧電素子30
0等の表面に設けられたエッチング保護膜90を除去
し、流路形成基板10の圧電素子300側に封止板20
を接合して、インクジェット式記録ヘッドとする(図2
参照)。
性エッチング工程では、実際には、一枚のウェハ上に多
数のチップを同時に形成し、プロセス終了後、図1に示
すような一つのチップサイズの流路形成基板10毎に分
割する。その後、図示しないホルダー等に固定し、キャ
リッジに搭載されてインクジェット式記録装置に組み込
まれる。
インクジェット式記録ヘッドは、図示しない外部インク
供給手段からインク導入口17を介してリザーバ15に
インクを取り込み、リザーバ15からノズル開口22に
至るまで内部をインクで満たした後、図示しない外部の
駆動回路を介して出力された記録信号に従い、圧力発生
室14に対応するそれぞれの圧電素子300、すなわち
下電極膜60と上電極膜80との間に電圧を印加し、弾
性膜50、下電極膜60及び圧電体層70をたわみ変形
させることにより、各圧力発生室14内の圧力が高まり
ノズル開口22からインク滴が吐出する。
記録ヘッドでは、インク導入口17と圧力発生室14等
とをエッチングによって一括で形成することができ、製
造効率が向上する。また、流路形成基板10の圧電素子
300とは反対側に設けられたインク導入口17を介し
て圧力発生室14等を形成するため、エッチングの際
に、圧電体層70等に悪影響を及ぼすのを防止すること
ができる。
シリコン層12A,12Bが面方位(100)のシリコ
ン単結晶基板からなるため、圧力発生室14、リザーバ
15及びインク供給路16の内面にエッチングレートの
比較的遅い(111)面が現れるため、インク供給路を
精度良く形成することができる。したがって、圧力発生
室14に供給されるインクの流路抵抗を高精度に制御す
ることができる。
態を説明したが、インクジェット式記録ヘッドの基本的
構成は上述したものに限定されるものではない。
板10を構成する第1及び第2のシリコン層12A,1
2Bは、それぞれ面方位(100)のシリコン単結晶基
板からなるが、これに限定されず、例えば、面方位(1
00)と面方位(110)のシリコン単結晶基板であっ
てもよいし、それぞれ面方位(110)のシリコン単結
晶基板であってもよい。勿論、このような構成によって
も、上述と同様の効果が得られる。
12Bが、それぞれ面方位(110)のシリコン単結晶
基板からなる場合には、図7に示すように、圧力発生室
14、リザーバ15及びインク供給路16の内側面は、
流路形成基板10の表面に対して略垂直な面で形成され
る。また、この構成の場合、インク供給路16の流路抵
抗は、例えば、その幅を調整することにより制御するこ
とができる。
ヘッドの面に対して垂直な方向にノズル開口22を形成
するようにしたが、これに限定されず、例えば、記録ヘ
ッドの端面にノズル開口を形成するようにしてもよい。
及びリソグラフィプロセスを応用して製造される薄膜型
のインクジェット式記録ヘッドを例にしたが、勿論これ
に限定されるものではなく、例えば、グリーンシートを
貼付する等の方法により形成される厚膜型のインクジェ
ット式記録ヘッドにも本発明を採用することができる。
式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するイン
ク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成し
て、インクジェット式記録装置に搭載される。図8は、
そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図であ
る。
ヘッドを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、イ
ンク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着
脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1
Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けら
れたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられてい
る。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、
それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物
を吐出するものとしている。
い複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリ
ッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及
び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿っ
て移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に
沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ロ
ーラなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シ
ートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるように
なっている。
成基板の圧電素子とは反対側に設けられたインク導入口
を介して圧力発生室が形成されているため、インク導入
口及び圧力発生室等とをエッチングによって一括で形成
することができて製造効率が向上すると共に、エッチン
グの際に、圧電体層等に悪影響を及ぼすのを防止するこ
とができる。また、流路形成基板の剛性が増加し、クロ
ストークを防止できるという効果を奏する。
録ヘッドの概略を示す斜視図である。
録ヘッドの断面図である。
録ヘッドの製造工程を示す断面図である。
録ヘッドの製造工程を示す断面図である。
録ヘッドの製造工程を示す断面図である。
録ヘッドの製造工程を示す概略斜視図である。
記録ヘッドを示す断面図である。
録装置の概略図である。
Claims (15)
- 【請求項1】ノズル開口に連通する圧力発生室が複数の
隔壁によって画成される流路形成基板と、前記圧力発生
室の一方面を構成する振動板を介して前記圧力発生室に
対応する領域に設けられて前記圧力発生室内に圧力変化
を生じさせる圧電素子とを具備するインクジェット式記
録ヘッドにおいて、 前記流路形成基板が少なくともボロンドープポリシリコ
ン層の両面に単結晶シリコンからなるシリコン層を有す
る基板であり、前記圧力発生室が一方のシリコン層及び
前記ボロンドープポリシリコン層に形成されると共に当
該圧力発生室の他方面が他方のシリコン層で構成され、
前記圧力発生室に連通するインク導入口が前記他方のシ
リコン層に形成されていることを特徴とするインクジェ
ット式記録ヘッド。 - 【請求項2】 請求項1において、前記他方のシリコン
層の前記ボロンドープポリシリコン層側の前記圧力発生
室に対向する領域に、ボロンがドーピングされているこ
とを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記シリコン
層が、面方位(100)の単結晶シリコンからなること
を特徴とするインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項4】 請求項1又は2において、前記シリコン
層の何れか一方が、面方位(100)の単結晶シリコン
からなり、他方のシリコン層が面方位(110)の単結
晶シリコンからなることを特徴とするインクジェット式
記録ヘッド。 - 【請求項5】 請求項1又は2において、前記シリコン
層が、面方位(110)の単結晶シリコンからなること
を特徴とするインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記ボ
ロンドープポリシリコン層の膜厚が0.1〜3.0μm
の範囲にあることを特徴とするインクジェット式記録ヘ
ッド。 - 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記一
方のシリコン層には、前記インク導入口が連通する連通
部と、該連通部と前記圧力発生室とを連通するインク供
給路とがさらに設けられていることを特徴とするインク
ジェット式記録ヘッド。 - 【請求項8】 請求項7において、前記インク連通路
が、前記一方のシリコン層の前記ボロンドープポリシリ
コン層側に設けられていることを特徴とするインクジェ
ット式記録ヘッド。 - 【請求項9】 請求項7又は8において、前記連通部
が、前記圧力発生室の並設方向に亘って設けられて前記
圧力発生室にインクを供給するリザーバの少なくとも一
部を構成することを特徴とするインクジェット式記録ヘ
ッド。 - 【請求項10】 請求項1〜9の何れかにおいて、前記
インク導入口が、前記圧力発生室の並設方向に亘って設
けられて前記圧力発生室にインクを供給するリザーバの
少なくとも一部を構成することを特徴とするインクジェ
ット式記録ヘッド。 - 【請求項11】 請求項3又は4において、前記圧力発
生室の幅方向側面が前記圧電素子側ほど幅狭となるよう
に傾斜する傾斜面となっていることを特徴とするインク
ジェット式記録ヘッド。 - 【請求項12】 請求項1〜11の何れかにおいて、前
記圧力発生室がシリコン単結晶基板に異方性エッチング
により形成され、前記圧電素子の各層が成膜及びリソグ
ラフィ法により形成されたものであることを特徴とする
インクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項13】 請求項1〜12の何れかのインクジェ
ット式記録ヘッドを具備することを特徴とするインクジ
ェット式記録装置。 - 【請求項14】 流路形成基板に圧力発生室を形成する
と共に、前記流路形成基板の一方面側に振動板を介して
下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電素子を形成す
るインクジェット式記録ヘッドの製造方法において、 前記圧力発生室が形成される領域以外にボロンをドーピ
ングすることによりエッチングの選択性を持たせたポリ
シリコン層の両面にシリコン単結晶基板からなるシリコ
ン層を有する前記流路形成基板を形成する工程と、前記
流路形成基板の一方のシリコン層側に振動板を介して前
記下電極、圧電体層及び上電極を順次積層及びパターニ
ングして前記圧電素子を形成する工程と、前記流路形成
基板の他方のシリコン層を前記ポリシリコン層に達する
までエッチングしてインク導入口を形成し、該インク導
入口を介して前記圧力発生室となる領域の前記ポリシリ
コン層をパターニングすると共に当該ポリシリコン層を
マスクとして前記一方のシリコン層をエッチングして前
記圧力発生室を形成する工程とを有することを特徴とす
るインクジェット式記録ヘッドの製造方法。 - 【請求項15】 請求項14において、前記流路形成基
板を形成する工程では、前記他方のシリコン層の前記ポ
リシリコン層との接合面側で、少なくとも前記圧力発生
室に対向する領域の表層にボロンをドーピングする工程
を含むことを特徴とするインクジェット式記録ヘッドの
製造方法。
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AT00951887T ATE483586T1 (de) | 1999-08-04 | 2000-08-04 | Tintenstrahlaufzeichnungskopf, verfahren zur herstellung und vorrichtung zum tintenstrahlaufzeichnen |
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