JP3378434B2 - 紙巻き煙草用ヒンジ蓋付きパック - Google Patents
紙巻き煙草用ヒンジ蓋付きパックInfo
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、パック部と蓋と
からなり、前記蓋が、パックの後部壁とカラーの後部壁
の区域において前記パック部に回動自在に接続されてい
る、紙巻き煙草のグループを収容する、薄いカードボー
ドなどから製造される、不可避的に直方体状をなすヒン
ジ蓋付きパックに関する。
からなり、前記蓋が、パックの後部壁とカラーの後部壁
の区域において前記パック部に回動自在に接続されてい
る、紙巻き煙草のグループを収容する、薄いカードボー
ドなどから製造される、不可避的に直方体状をなすヒン
ジ蓋付きパックに関する。
【０００２】
【従来の技術】薄いカードボードなどから製造されるヒ
ンジ蓋付きパックは、紙巻き煙草用の標準パックに属す
る。このタイプのパックのパック部と蓋とは、ひと繋が
りのブランクから形成される。カラーは、やはり薄いカ
ードボードから製造される別体のブランクから前もって
製造される。
ンジ蓋付きパックは、紙巻き煙草用の標準パックに属す
る。このタイプのパックのパック部と蓋とは、ひと繋が
りのブランクから形成される。カラーは、やはり薄いカ
ードボードから製造される別体のブランクから前もって
製造される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、一方にお
いて取扱が簡便であり、他方において改良された外観に
関連して省材料化が実現するようにこのタイプのパック
を開発し改善することを目的としている。
いて取扱が簡便であり、他方において改良された外観に
関連して省材料化が実現するようにこのタイプのパック
を開発し改善することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明のヒンジ蓋付き
パックは、前記目的を達成するために、下記の諸事項に
よって特徴づけられる。
パックは、前記目的を達成するために、下記の諸事項に
よって特徴づけられる。
【０００５】請求項１記載のパック
(ａ)パック部と蓋の２つの直立した長手方向エッジ部、
すなわち、前側エッジ部が、斜角を有するように、そし
て、他の２つの長手方向エッジ部、すなわち、後側エッ
ジ部が、長方形断面を有するように設計される。 (ｂ)斜角を備える前側エッジ部(３０，３１)は、それぞ
れ、長手方向の折り曲げ線(３８，３９)の間に延在する
材料ストリップ(３６)によって設計されており、前記材
料ストリップ(３６)は、幅の狭い長手方向のパック側壁
(１８，１９)とパックの前部壁(１４)との間において４
５度をなして配置される。 (ｃ)幅狭の細長い側壁が、互いに重なり合う側タブまた
は蓋の側タブからなっており、前記側タブまたは蓋の側
タブは、斜角のついた前側エッジ部の外側の区域におい
て単に重なる。 (ｄ)パックの前部壁に接続された外側の側タブおよび蓋
の前部壁に接続された外側の蓋の側タブは、それぞれの
後側エッジ部に向かって延在し、他方においては、内側
の側タブまたは蓋の側タブは、前側エッジ部の対面する
折り曲げ線に向かって突出する。 (ｅ)パック部の底部壁の区域において、側タブに接続さ
れる底部コーナータブおよび蓋の端部壁の区域におい
て、蓋の側タブに接続される蓋のコーナータブが、それ
らの幅と長手方向の大きさが、コーナータブが、その外
側エッジ部でパックの前部壁または蓋の前部壁と向き合
って、また、ミシン目列を有するエッジ部でパックの後
部壁または蓋の後部壁と向き合って接するように、底部
壁の幅または端部壁の幅の大きさと一致する幅または横
断方向の大きさを有するように形成される。 (ｆ)底部コーナータブと蓋のコーナータブは、斜めの前
側エッジ部に向くコーナーの区域に、コーナータブが面
取り部と向き合って適切に接するとともに、その反対側
においては、後側エッジ部と向き合って適切に接するよ
うな斜めのコーナー部を備える。 (ｇ)カラーは、カラーの前部壁とカラーの両側タブとの
間に、前側エッジ部の形状に対応する斜めのエッジ部を
備えるように形成される。 (ｈ)カラーの両側タブは、直角の後側エッジ部に向かっ
て延在する。
すなわち、前側エッジ部が、斜角を有するように、そし
て、他の２つの長手方向エッジ部、すなわち、後側エッ
ジ部が、長方形断面を有するように設計される。 (ｂ)斜角を備える前側エッジ部(３０，３１)は、それぞ
れ、長手方向の折り曲げ線(３８，３９)の間に延在する
材料ストリップ(３６)によって設計されており、前記材
料ストリップ(３６)は、幅の狭い長手方向のパック側壁
(１８，１９)とパックの前部壁(１４)との間において４
５度をなして配置される。 (ｃ)幅狭の細長い側壁が、互いに重なり合う側タブまた
は蓋の側タブからなっており、前記側タブまたは蓋の側
タブは、斜角のついた前側エッジ部の外側の区域におい
て単に重なる。 (ｄ)パックの前部壁に接続された外側の側タブおよび蓋
の前部壁に接続された外側の蓋の側タブは、それぞれの
後側エッジ部に向かって延在し、他方においては、内側
の側タブまたは蓋の側タブは、前側エッジ部の対面する
折り曲げ線に向かって突出する。 (ｅ)パック部の底部壁の区域において、側タブに接続さ
れる底部コーナータブおよび蓋の端部壁の区域におい
て、蓋の側タブに接続される蓋のコーナータブが、それ
らの幅と長手方向の大きさが、コーナータブが、その外
側エッジ部でパックの前部壁または蓋の前部壁と向き合
って、また、ミシン目列を有するエッジ部でパックの後
部壁または蓋の後部壁と向き合って接するように、底部
壁の幅または端部壁の幅の大きさと一致する幅または横
断方向の大きさを有するように形成される。 (ｆ)底部コーナータブと蓋のコーナータブは、斜めの前
側エッジ部に向くコーナーの区域に、コーナータブが面
取り部と向き合って適切に接するとともに、その反対側
においては、後側エッジ部と向き合って適切に接するよ
うな斜めのコーナー部を備える。 (ｇ)カラーは、カラーの前部壁とカラーの両側タブとの
間に、前側エッジ部の形状に対応する斜めのエッジ部を
備えるように形成される。 (ｈ)カラーの両側タブは、直角の後側エッジ部に向かっ
て延在する。
【０００６】請求項２記載のパック
(ａ)パック部と蓋の２つの直立した長手方向エッジ部、
すなわち、前側エッジ部が、四分円断面を備える円弧の
設計を有するように、そして、他の２つの長手方向エッ
ジ部、すなわち、後側エッジ部が、長方形断面を有する
ように設計される。 (ｂ)前側エッジ部は、紙巻き煙草の寸法、すなわち、紙
巻き煙草の四分円断面の半径に一致する半径を備える。 (ｃ)幅狭の細長い側壁が、互いに重なり合う側タブまた
は蓋の側タブからなっており、前記側タブまたは蓋の側
タブは、円弧状の前側エッジ部の外側の区域において単
に重なる。 (ｄ)パックの前部壁に接続された外側の側タブおよび蓋
の前部壁に接続された外側の蓋の側タブは、それぞれの
後側エッジ部に向かって延在し、他方においては、内側
の側タブまたは蓋の側タブは、円弧状の前側エッジ部を
形成するためにエンボスストリップに向かって延在す
る。 (ｅ)パック部の底部壁の区域において、側タブに接続さ
れる底部コーナータブおよび蓋の端部壁の区域におい
て、蓋の側タブに接続される蓋のコーナータブが、それ
らの幅と長手方向の大きさが、コーナータブが、その外
側エッジ部でパックの前部壁または蓋の前部壁と向き合
って、また、ミシン目列を有するエッジ部でパックの後
部壁または蓋の後部壁と向き合って接するように、底部
壁の幅または端部壁の幅の大きさと一致する幅または横
断方向の大きさを有するように形成される。 (ｆ)底部コーナータブと蓋のコーナータブは、円弧状の
前側エッジ部に向くコーナーの区域に、コーナータブが
円弧状の前側エッジ部と向き合って適切に接するととも
に、その反対側においては、後側エッジ部と向き合って
適切に接するような円弧状のコーナー部を備える。 (ｇ)カラーは、カラーの前部壁とカラーの両側部タブと
の間に、前側エッジ部の形状に対応する円弧状のエッジ
部を備えるように形成される。 (ｈ)カラーの両側部タブは、直角の後側エッジ部に向か
って延在する。
すなわち、前側エッジ部が、四分円断面を備える円弧の
設計を有するように、そして、他の２つの長手方向エッ
ジ部、すなわち、後側エッジ部が、長方形断面を有する
ように設計される。 (ｂ)前側エッジ部は、紙巻き煙草の寸法、すなわち、紙
巻き煙草の四分円断面の半径に一致する半径を備える。 (ｃ)幅狭の細長い側壁が、互いに重なり合う側タブまた
は蓋の側タブからなっており、前記側タブまたは蓋の側
タブは、円弧状の前側エッジ部の外側の区域において単
に重なる。 (ｄ)パックの前部壁に接続された外側の側タブおよび蓋
の前部壁に接続された外側の蓋の側タブは、それぞれの
後側エッジ部に向かって延在し、他方においては、内側
の側タブまたは蓋の側タブは、円弧状の前側エッジ部を
形成するためにエンボスストリップに向かって延在す
る。 (ｅ)パック部の底部壁の区域において、側タブに接続さ
れる底部コーナータブおよび蓋の端部壁の区域におい
て、蓋の側タブに接続される蓋のコーナータブが、それ
らの幅と長手方向の大きさが、コーナータブが、その外
側エッジ部でパックの前部壁または蓋の前部壁と向き合
って、また、ミシン目列を有するエッジ部でパックの後
部壁または蓋の後部壁と向き合って接するように、底部
壁の幅または端部壁の幅の大きさと一致する幅または横
断方向の大きさを有するように形成される。 (ｆ)底部コーナータブと蓋のコーナータブは、円弧状の
前側エッジ部に向くコーナーの区域に、コーナータブが
円弧状の前側エッジ部と向き合って適切に接するととも
に、その反対側においては、後側エッジ部と向き合って
適切に接するような円弧状のコーナー部を備える。 (ｇ)カラーは、カラーの前部壁とカラーの両側部タブと
の間に、前側エッジ部の形状に対応する円弧状のエッジ
部を備えるように形成される。 (ｈ)カラーの両側部タブは、直角の後側エッジ部に向か
って延在する。
【０００７】したがって、このように設計されるヒンジ
蓋付きパックは、その前側の区域と、後側の区域とで、
異なるように設計された断面形状を有する。その後部エ
ッジ部は、従来型のヒンジ蓋付きパックと同様に、長方
形断面を備えているのに対し、その前側エッジ部は、斜
角が付与されるか、円弧状に形成されており、かくし
て、２通りのエッジ部を形成する。もし、別体のカラー
を存在させる場合は、カラーの前部壁とカラーの両側タ
ブとの間に形成されるカラーの複数の直立するエッジ部
にもまた斜角が付与されるかまたは円弧状に形成され
る。円弧状ではなく斜角が付与されたパックの場合は、
パックの断面は六角形状である。
蓋付きパックは、その前側の区域と、後側の区域とで、
異なるように設計された断面形状を有する。その後部エ
ッジ部は、従来型のヒンジ蓋付きパックと同様に、長方
形断面を備えているのに対し、その前側エッジ部は、斜
角が付与されるか、円弧状に形成されており、かくし
て、２通りのエッジ部を形成する。もし、別体のカラー
を存在させる場合は、カラーの前部壁とカラーの両側タ
ブとの間に形成されるカラーの複数の直立するエッジ部
にもまた斜角が付与されるかまたは円弧状に形成され
る。円弧状ではなく斜角が付与されたパックの場合は、
パックの断面は六角形状である。
【０００８】そのようなヒンジ蓋付きパックを製造する
ためのブランクは、以下の特徴を備えるように設計され
る。 (ａ)外側の側タブまたは蓋の側タブとこれに割り当てら
れたパックの前部壁または蓋の前部壁の間に、斜角を備
えるかまたは円弧状の前側エッジ部を形成するために、
折り曲げ線によって区画される材料ストリップまたはエ
ンボスストリップが配置される。 (ｂ)パックの前部壁と蓋の前部壁は、内側の折り曲げ線
の間の幅が、パックの後部壁と蓋の後部壁の間の幅より
も狭い幅に設計される。 (ｃ)側タブと蓋の側タブは、互いに対して割り当てられ
る側タブが、斜角を備えるかまたは円弧状の前側エッジ
部の外側の区域においてのみ互いに重なるように、それ
らの幅が、ヒンジ蓋付きパックの深さよりも小さく設計
される。 (ｄ)蓋のコーナータブと外側の蓋の側タブの間、そし
て、底部コーナータブと外側の側タブの間には、切り抜
き部が、それぞれ、端部壁または底部壁の斜めのコーナ
ー部または湾曲部が露出されるように形成される。 (ｅ)側タブに接続される底部コーナータブおよび蓋の側
タブに接続される蓋のコーナータブは、底部壁または端
部壁の幅に対応する‐ブランクの横断方向における‐幅
を有する。 (ｆ)側タブに接続される底部コーナータブおよび蓋の側
タブに接続される蓋のコーナータブは、離間することな
く底部壁または端部壁と横断方向に向き合って接してお
り、ミシン目列によって単に分離される。
ためのブランクは、以下の特徴を備えるように設計され
る。 (ａ)外側の側タブまたは蓋の側タブとこれに割り当てら
れたパックの前部壁または蓋の前部壁の間に、斜角を備
えるかまたは円弧状の前側エッジ部を形成するために、
折り曲げ線によって区画される材料ストリップまたはエ
ンボスストリップが配置される。 (ｂ)パックの前部壁と蓋の前部壁は、内側の折り曲げ線
の間の幅が、パックの後部壁と蓋の後部壁の間の幅より
も狭い幅に設計される。 (ｃ)側タブと蓋の側タブは、互いに対して割り当てられ
る側タブが、斜角を備えるかまたは円弧状の前側エッジ
部の外側の区域においてのみ互いに重なるように、それ
らの幅が、ヒンジ蓋付きパックの深さよりも小さく設計
される。 (ｄ)蓋のコーナータブと外側の蓋の側タブの間、そし
て、底部コーナータブと外側の側タブの間には、切り抜
き部が、それぞれ、端部壁または底部壁の斜めのコーナ
ー部または湾曲部が露出されるように形成される。 (ｅ)側タブに接続される底部コーナータブおよび蓋の側
タブに接続される蓋のコーナータブは、底部壁または端
部壁の幅に対応する‐ブランクの横断方向における‐幅
を有する。 (ｆ)側タブに接続される底部コーナータブおよび蓋の側
タブに接続される蓋のコーナータブは、離間することな
く底部壁または端部壁と横断方向に向き合って接してお
り、ミシン目列によって単に分離される。
【０００９】
【発明の実施の形態】パックとパック用のブランクの模
範実施例を添付図面を参照しつつ以下に説明する。
範実施例を添付図面を参照しつつ以下に説明する。
【００１０】各図は、紙巻き煙草用のヒンジ蓋付きパッ
クに関する。このタイプのパックの基本構造は、下方側
のパック部１０と上方側の蓋１１とで構成される。これ
らの両部分は互いに回動可能に接続されている。さらに
また、カラー１２が、ここではパックの一部を形成す
る。パックの内部には、紙または錫箔製の内部ブランク
によって囲まれた紙巻き煙草のグループが包装されてお
り、これがパックの内部スペースを充填する紙巻き煙草
のブロック１３を形成する。
クに関する。このタイプのパックの基本構造は、下方側
のパック部１０と上方側の蓋１１とで構成される。これ
らの両部分は互いに回動可能に接続されている。さらに
また、カラー１２が、ここではパックの一部を形成す
る。パックの内部には、紙または錫箔製の内部ブランク
によって囲まれた紙巻き煙草のグループが包装されてお
り、これがパックの内部スペースを充填する紙巻き煙草
のブロック１３を形成する。
【００１１】必須的に直方体であるヒンジ蓋付きパック
は、パックの前部壁１４と、これと向き合うパックの後
部壁１５と、蓋の前部壁１６と、蓋の後部壁１７と、幅
の狭い直立した両側壁、特定すればパックの両側壁１
８、１９と、蓋の両側壁２０、２１とで構成される。底
部壁２２はパック部１０に付設されており、端部壁２３
が、底部壁２２と向かい合って蓋１１に付設されてい
る。パック部１０と蓋１１は、パックの後部壁１５と蓋
の後部壁１７との間において、横断方向に向く関節線３
７によって互いに回動可能に接続されている。
は、パックの前部壁１４と、これと向き合うパックの後
部壁１５と、蓋の前部壁１６と、蓋の後部壁１７と、幅
の狭い直立した両側壁、特定すればパックの両側壁１
８、１９と、蓋の両側壁２０、２１とで構成される。底
部壁２２はパック部１０に付設されており、端部壁２３
が、底部壁２２と向かい合って蓋１１に付設されてい
る。パック部１０と蓋１１は、パックの後部壁１５と蓋
の後部壁１７との間において、横断方向に向く関節線３
７によって互いに回動可能に接続されている。
【００１２】そのようなヒンジ蓋付きパックは、前記の
各壁の部分が、パックの長手方向および横断方向の折り
曲げ線によって互いに区画される構造を有する（図３ま
たは図９）。パックの両側壁１８、１９は、互いに重な
り、かつ接着などの手段で互いに接続される側タブ２
４、２５によって形成される。通常は、パックの後部壁
１５に接続される側タブ２４が内側に、パックの前部壁
に接続される側タブ２５がその外側に配置される。
各壁の部分が、パックの長手方向および横断方向の折り
曲げ線によって互いに区画される構造を有する（図３ま
たは図９）。パックの両側壁１８、１９は、互いに重な
り、かつ接着などの手段で互いに接続される側タブ２
４、２５によって形成される。通常は、パックの後部壁
１５に接続される側タブ２４が内側に、パックの前部壁
に接続される側タブ２５がその外側に配置される。
【００１３】同様に、蓋の両側壁２０、２１は蓋の両側
タブ２６、１７で構成される。通常は、外側の蓋の側タ
ブ２６が蓋の前部壁１６と、内側の蓋の側タブ２７が蓋
の後部壁１７と接続される。さらに、コーナータブが重
要である。これらは、蓋のコーナータブ２８と底部のコ
ーナータブ２９である。これらの折り曲げタブは、隣り
合う側タブと接続される。特定すれば、蓋のコーナータ
ブ２８が内側の蓋の側タブ２７と、底部のコーナータブ
２９が内側の側タブ２４と接続される。
タブ２６、１７で構成される。通常は、外側の蓋の側タ
ブ２６が蓋の前部壁１６と、内側の蓋の側タブ２７が蓋
の後部壁１７と接続される。さらに、コーナータブが重
要である。これらは、蓋のコーナータブ２８と底部のコ
ーナータブ２９である。これらの折り曲げタブは、隣り
合う側タブと接続される。特定すれば、蓋のコーナータ
ブ２８が内側の蓋の側タブ２７と、底部のコーナータブ
２９が内側の側タブ２４と接続される。
【００１４】さらにまた、蓋の内側タブ６０または６６
はブランクに付設されており、これらは、蓋の前部壁１
６の自由なエッジ部に設けられて、前記前部壁の内側と
向き合って折り曲げられる。
はブランクに付設されており、これらは、蓋の前部壁１
６の自由なエッジ部に設けられて、前記前部壁の内側と
向き合って折り曲げられる。
【００１５】ヒンジ蓋付きパックの特徴の一つは、その
直立した複数の長手方向エッジ部にある。これらの長手
方向エッジ部を特定していえば、２つの前側エッジ部３
０、３１と、これらとは反対側にある後側エッジ部３
２、３３であり、前側エッジ部と後側エッジ部とでは設
計が異なる。後側エッジ部３２、３３は、ヒンジ蓋付き
パックの高さ方向全体に亘って延在しており、その断面
が長方形である。
直立した複数の長手方向エッジ部にある。これらの長手
方向エッジ部を特定していえば、２つの前側エッジ部３
０、３１と、これらとは反対側にある後側エッジ部３
２、３３であり、前側エッジ部と後側エッジ部とでは設
計が異なる。後側エッジ部３２、３３は、ヒンジ蓋付き
パックの高さ方向全体に亘って延在しており、その断面
が長方形である。
【００１６】前側エッジ部３０、３１は、普通とは違っ
たデザインを有する。図１‐図６の具体例においては、
これらの前側エッジ部３０、３１は、斜角が付されてい
るが、図７ー図１１の例では前側エッジ部３０、３１が
円弧状に形成されており、したがって、その断面は四分
円状をしている。これらの特別な設計を備える前側エッ
ジ部もまた、ヒンジ蓋付きパックの高さ方向全体に亘っ
て延在する。
たデザインを有する。図１‐図６の具体例においては、
これらの前側エッジ部３０、３１は、斜角が付されてい
るが、図７ー図１１の例では前側エッジ部３０、３１が
円弧状に形成されており、したがって、その断面は四分
円状をしている。これらの特別な設計を備える前側エッ
ジ部もまた、ヒンジ蓋付きパックの高さ方向全体に亘っ
て延在する。
【００１７】前記第１の模範実施例では、付与される面
取り部３４、３５と、これらの面取り部３４、３５の間
に設けられた材料ストリップ３６を備えるようにパック
が設計される結果として、パックの断面が六角形に形成
される。材料ストリップ３６は、４５度の角度をなすこ
とが好ましい。その幅の大きさは紙巻き煙草の直径に見
合うように調節されるので、パックはこの場合は、紙巻
き煙草のブロックの外形と点接触の態様でほぼ適合す
る。前側エッジ部３０、３１の設計は、カラー１２にも
当て嵌まる。
取り部３４、３５と、これらの面取り部３４、３５の間
に設けられた材料ストリップ３６を備えるようにパック
が設計される結果として、パックの断面が六角形に形成
される。材料ストリップ３６は、４５度の角度をなすこ
とが好ましい。その幅の大きさは紙巻き煙草の直径に見
合うように調節されるので、パックはこの場合は、紙巻
き煙草のブロックの外形と点接触の態様でほぼ適合す
る。前側エッジ部３０、３１の設計は、カラー１２にも
当て嵌まる。
【００１８】ヒンジ蓋付きパックの設計は、結果として
特別なブランク（図３、５、９、１０）から生じる。パ
ックの前部壁１４と蓋の前部壁１５の区域においては、
専用の側タブ２５または蓋の側タブ２６が、面取り部３
４、３５（図３、５）を形成する２つの平行する折り曲
げ線によって前記ブランクの区域から区画される。パッ
クの後部壁１５と蓋の後部壁１７は、長手方向の折り曲
げ線３８、３９によって隣接する側タブ２４または蓋の
側タブ２７から区画される。ブランクの長手方向に観察
されるこれらの折り曲げ線は、面取り部３４、３５のた
めの折り曲げ線の間の面内に延在する。その結果、パッ
クの後部壁１５および蓋の後部壁１７の幅は、パックの
前部壁および蓋の前部壁の幅よりも僅かに大きい。
特別なブランク（図３、５、９、１０）から生じる。パ
ックの前部壁１４と蓋の前部壁１５の区域においては、
専用の側タブ２５または蓋の側タブ２６が、面取り部３
４、３５（図３、５）を形成する２つの平行する折り曲
げ線によって前記ブランクの区域から区画される。パッ
クの後部壁１５と蓋の後部壁１７は、長手方向の折り曲
げ線３８、３９によって隣接する側タブ２４または蓋の
側タブ２７から区画される。ブランクの長手方向に観察
されるこれらの折り曲げ線は、面取り部３４、３５のた
めの折り曲げ線の間の面内に延在する。その結果、パッ
クの後部壁１５および蓋の後部壁１７の幅は、パックの
前部壁および蓋の前部壁の幅よりも僅かに大きい。
【００１９】側タブ２４ー２７の幅は、特別な態様で、
すなわち、ヒンジ蓋付きパックの全幅または全深さより
も有意に小さくなるように選択される。これらの幾何学
的外形を備える結果として、側タブ２４、２５と蓋の側
タブ２６、２７は、前側エッジ部３０、３１の区域の外
側で互いに重なるだけである点が保証される。外側の側
タブ２５と蓋の側タブ２６は、ヒンジ蓋付きパックの両
側面に沿って、ほぼ後側エッジ部３２、３３に至まで延
在する。内側の側タブ２４または蓋の側タブ２７は、向
かい合う面取り部３４の前方で終わる（図２）。
すなわち、ヒンジ蓋付きパックの全幅または全深さより
も有意に小さくなるように選択される。これらの幾何学
的外形を備える結果として、側タブ２４、２５と蓋の側
タブ２６、２７は、前側エッジ部３０、３１の区域の外
側で互いに重なるだけである点が保証される。外側の側
タブ２５と蓋の側タブ２６は、ヒンジ蓋付きパックの両
側面に沿って、ほぼ後側エッジ部３２、３３に至まで延
在する。内側の側タブ２４または蓋の側タブ２７は、向
かい合う面取り部３４の前方で終わる（図２）。
【００２０】別の特徴は、コーナータブ２８、２９の配
置と設計に関する。細長いブランク（図３、９参照）の
長手方向を横断する方向に、蓋のコーナータブ２８と底
部のコーナータブ２９がブランクの輪郭から突出してい
る。その結果、コーナータブ２８、２９の大きさは、ヒ
ンジ蓋付きパックの内部スペースの前記方向にいう幅
と、この幅と直交する厚さとに一致する。蓋のコーナー
タブ２８は、隣り合う蓋の側タブ２７に接続されている
が、打ち抜きで形成されるミシン目列４０によって、隣
接端部壁２３とはギャップのない状態で明確に区画され
る。同様に、底部のコーナータブ２９は隣り合う内側側
タブ２４に接続されているが、上記と対応してミシン目
列４１によって、隣接底部壁２２とは区画されている。
置と設計に関する。細長いブランク（図３、９参照）の
長手方向を横断する方向に、蓋のコーナータブ２８と底
部のコーナータブ２９がブランクの輪郭から突出してい
る。その結果、コーナータブ２８、２９の大きさは、ヒ
ンジ蓋付きパックの内部スペースの前記方向にいう幅
と、この幅と直交する厚さとに一致する。蓋のコーナー
タブ２８は、隣り合う蓋の側タブ２７に接続されている
が、打ち抜きで形成されるミシン目列４０によって、隣
接端部壁２３とはギャップのない状態で明確に区画され
る。同様に、底部のコーナータブ２９は隣り合う内側側
タブ２４に接続されているが、上記と対応してミシン目
列４１によって、隣接底部壁２２とは区画されている。
【００２１】蓋の側タブ２７またはパックの側タブ２４
と向き合うコーナータブ２８、２９のコーナーは、斜め
のコーナー部４２として設計される。完成時のヒンジ蓋
付きパックにおいては、それぞれの斜めのコーナー部４
２は、蓋１１の区域またはパック部１０の区域において
材料ストリップ３６と向かい合って適切に接する。
と向き合うコーナータブ２８、２９のコーナーは、斜め
のコーナー部４２として設計される。完成時のヒンジ蓋
付きパックにおいては、それぞれの斜めのコーナー部４
２は、蓋１１の区域またはパック部１０の区域において
材料ストリップ３６と向かい合って適切に接する。
【００２２】蓋のコーナータブ２８については、このよ
うに設計されたコーナータブ２８、２９の配置は、特に
図２に示す通りである。蓋のコーナータブ２８は、蓋の
前部壁１６の外側エッジ部６４および蓋の後部壁１７の
ミシン目を有するエッジ部６７に隣接するように蓋１１
の両横の区域に適切に配置される。蓋のコーナータブ２
８は蓋の側タブ２６と接続されているので、横方向に折
り曲げエッジ部４３が形成される。
うに設計されたコーナータブ２８、２９の配置は、特に
図２に示す通りである。蓋のコーナータブ２８は、蓋の
前部壁１６の外側エッジ部６４および蓋の後部壁１７の
ミシン目を有するエッジ部６７に隣接するように蓋１１
の両横の区域に適切に配置される。蓋のコーナータブ２
８は蓋の側タブ２６と接続されているので、横方向に折
り曲げエッジ部４３が形成される。
【００２３】底部壁２２の区域は、端部壁２３と同様に
設計される。底部のコーナータブ２９は、折り曲げエッ
ジ部４３に沿って側タブ２４を横断するように折り曲げ
られ、底部壁２２の両端部区域に適正にかつ積極的に配
置される。底部のコーナータブ２９の外側エッジ部６４
は、パックの前部壁１４に向き合って接する。底部壁２
２の幅を横断する方向のエッジ部６５は、底部壁２２の
厚さの方向全体に亘って延在する。外側エッジ部の反対
側に、底部コーナータブ２９のミシン目を備えるエッジ
部６７が、パックの後部壁１５と向き合って接する。コ
ーナータブ２８、２９が以上のように設計される結果と
して、ヒンジ蓋付きパックは、底部壁２２と端部壁２３
の区域において、横断方向の付加された抵抗力を獲得す
る。
設計される。底部のコーナータブ２９は、折り曲げエッ
ジ部４３に沿って側タブ２４を横断するように折り曲げ
られ、底部壁２２の両端部区域に適正にかつ積極的に配
置される。底部のコーナータブ２９の外側エッジ部６４
は、パックの前部壁１４に向き合って接する。底部壁２
２の幅を横断する方向のエッジ部６５は、底部壁２２の
厚さの方向全体に亘って延在する。外側エッジ部の反対
側に、底部コーナータブ２９のミシン目を備えるエッジ
部６７が、パックの後部壁１５と向き合って接する。コ
ーナータブ２８、２９が以上のように設計される結果と
して、ヒンジ蓋付きパックは、底部壁２２と端部壁２３
の区域において、横断方向の付加された抵抗力を獲得す
る。
【００２４】コーナータブ２８、２９と、それぞれの外
側側タブ２５または蓋の側タブ２６との間には、打ち抜
きによって形成された切り抜き部４４、４５が形成され
る。この区域においては、端部壁２３または底部壁２２
が露出されており、斜角部４６、４７を形成する。その
結果、端部壁２３と底部壁２２は、ヒンジ蓋付きパック
の断面形状と一致した輪郭を有することとなる。露出し
た斜めのコーナー部４６、４７は、ヒンジ蓋付きパック
の直立壁、特に、蓋１１とパック部１０の区域において
材料ストリップ３６と適切に向かい合って接する。
側側タブ２５または蓋の側タブ２６との間には、打ち抜
きによって形成された切り抜き部４４、４５が形成され
る。この区域においては、端部壁２３または底部壁２２
が露出されており、斜角部４６、４７を形成する。その
結果、端部壁２３と底部壁２２は、ヒンジ蓋付きパック
の断面形状と一致した輪郭を有することとなる。露出し
た斜めのコーナー部４６、４７は、ヒンジ蓋付きパック
の直立壁、特に、蓋１１とパック部１０の区域において
材料ストリップ３６と適切に向かい合って接する。
【００２５】カラー１２（図４参照）は、パックの形状
に適合する。カラーの前部壁４８は、２つの平行する折
り曲げ線５１、５２によって、隣り合うカラ−の両側タ
ブ４９、５０から分離されている。これらの折り曲げ線
は、エンボス加工 -図４に示すように- 打ち抜きによっ
て刻印することができる。材料ストリップ５３が、材料
ストリップ３６と同様に、折り曲げ線５１、５２の間に
形成される。
に適合する。カラーの前部壁４８は、２つの平行する折
り曲げ線５１、５２によって、隣り合うカラ−の両側タ
ブ４９、５０から分離されている。これらの折り曲げ線
は、エンボス加工 -図４に示すように- 打ち抜きによっ
て刻印することができる。材料ストリップ５３が、材料
ストリップ３６と同様に、折り曲げ線５１、５２の間に
形成される。
【００２６】このように設計されるカラー１２は、普通
の態様でパック部１０の上部区域に配設され、パックの
前部壁１４および側タブ１８、１９の内側と接続され
る。カラー１２の上部区域の一部はパック部１０から突
出する。カラー１２もまた、ヒンジ蓋付きパックのデザ
インと対応するカラーの前部壁４８とカラーの両側タブ
４９、５０とを備えている。カラーの両側タブ４９、５
０は、パックの後部壁１７まで延在する（図２）。
の態様でパック部１０の上部区域に配設され、パックの
前部壁１４および側タブ１８、１９の内側と接続され
る。カラー１２の上部区域の一部はパック部１０から突
出する。カラー１２もまた、ヒンジ蓋付きパックのデザ
インと対応するカラーの前部壁４８とカラーの両側タブ
４９、５０とを備えている。カラーの両側タブ４９、５
０は、パックの後部壁１７まで延在する（図２）。
【００２７】図７‐１１は、既述の模範実施例と類似す
るが、具体例では円弧状両エッジ部５４、５５として設
計された前側エッジ部を備えるヒンジ蓋付きパックの細
部を示す。これらの円弧状エッジ部５４、５５の断面
は、特定すれば紙巻き煙草の直径と見合う大きさを持つ
四分円とほぼ一致する。したがって、紙巻き煙草のブロ
ック１３をヒンジ蓋付きパックの前側区域内に積極的に
収容することができる。
るが、具体例では円弧状両エッジ部５４、５５として設
計された前側エッジ部を備えるヒンジ蓋付きパックの細
部を示す。これらの円弧状エッジ部５４、５５の断面
は、特定すれば紙巻き煙草の直径と見合う大きさを持つ
四分円とほぼ一致する。したがって、紙巻き煙草のブロ
ック１３をヒンジ蓋付きパックの前側区域内に積極的に
収容することができる。
【００２８】ブランク（図９、１０）は図３、図６の模
範実施例と同様に設計される。円弧状の両エッジ部５
４、５５は、エンボス加工を施したストリップ５６によ
って規定されており、前記ストリップは、多数本の平行
な溝で構成される。この点は、パックの前部壁１４と側
タブ２５の間、および、蓋の前部壁１６と蓋の側タブ２
６の間にも当て嵌まる。
範実施例と同様に設計される。円弧状の両エッジ部５
４、５５は、エンボス加工を施したストリップ５６によ
って規定されており、前記ストリップは、多数本の平行
な溝で構成される。この点は、パックの前部壁１４と側
タブ２５の間、および、蓋の前部壁１６と蓋の側タブ２
６の間にも当て嵌まる。
【００２９】側タブ２４‐２７の大きさは、図４に示す
ものと対応する。ヒンジ蓋付きパックの前側に、内側の
側タブ２４が、エンボス加工を施したストリップ５６ま
で、これと重なることなく延在する。外側の側タブ２５
は、長方形の後側エッジ部３２、３３まで及んでいる。
ものと対応する。ヒンジ蓋付きパックの前側に、内側の
側タブ２４が、エンボス加工を施したストリップ５６ま
で、これと重なることなく延在する。外側の側タブ２５
は、長方形の後側エッジ部３２、３３まで及んでいる。
【００３０】端部壁２３（図８）と底部壁２２（図１
１）の区域は、図２と図６に倣って設計されている。斜
めのコーナー部は、円弧状エッジ部５４、５５の断面の
輪郭と一致する円弧状コーナー部５７と置き換えられて
いる。折り曲げられた状態では、コーナータブ２８、２
９がそれぞれ端部壁２３または底部壁２２の幅全体に亘
って延在する。端部壁２３と底部壁２２は、パックの前
側と向き合うコーナー部に湾曲部５８、５９を備えるよ
うに設計される。これらの湾曲部５８、５９は、パック
部１０と蓋１１の直立した円弧状エッジ部５４、５５と
積極的に向き合って接する。
１）の区域は、図２と図６に倣って設計されている。斜
めのコーナー部は、円弧状エッジ部５４、５５の断面の
輪郭と一致する円弧状コーナー部５７と置き換えられて
いる。折り曲げられた状態では、コーナータブ２８、２
９がそれぞれ端部壁２３または底部壁２２の幅全体に亘
って延在する。端部壁２３と底部壁２２は、パックの前
側と向き合うコーナー部に湾曲部５８、５９を備えるよ
うに設計される。これらの湾曲部５８、５９は、パック
部１０と蓋１１の直立した円弧状エッジ部５４、５５と
積極的に向き合って接する。
【００３１】蓋の内側タブ６０は、ここでは屈曲態様に
設計される。この蓋の内側タブ６０は、横断方向では、
蓋の前部壁１６の対応する寸法よりも広い。横方向に突
出するウイング部６１、６２は、長手方向にエンボス加
工部または打ち抜き部６３を備えている。完成時のヒン
ジ蓋付きパック（図８）においては、これらのウイング
部６１、６２が、円弧状エッジ部５４、５５の区域内で
支持体として蓋の内側と接する。
設計される。この蓋の内側タブ６０は、横断方向では、
蓋の前部壁１６の対応する寸法よりも広い。横方向に突
出するウイング部６１、６２は、長手方向にエンボス加
工部または打ち抜き部６３を備えている。完成時のヒン
ジ蓋付きパック（図８）においては、これらのウイング
部６１、６２が、円弧状エッジ部５４、５５の区域内で
支持体として蓋の内側と接する。
【００３２】円弧状エッジ部５４、５５を備えるヒンジ
蓋付きパック用のブランクは、図５のカラー１２に倣っ
て設計される。円弧状エッジ部５４、５５の内側と向き
合って接するかラーの円弧状エッジ部を形成するため
に、カラーの前部壁４８とカラーの側タブ４９、５０の
間に、エンボス加工を施したストリップ６８に対応する
エンボスストリップが形成される。
蓋付きパック用のブランクは、図５のカラー１２に倣っ
て設計される。円弧状エッジ部５４、５５の内側と向き
合って接するかラーの円弧状エッジ部を形成するため
に、カラーの前部壁４８とカラーの側タブ４９、５０の
間に、エンボス加工を施したストリップ６８に対応する
エンボスストリップが形成される。
【００３３】
【発明の効果】この発明によって、取扱が簡便であると
同時に、改良された外観と関連する省材料化が実現する
ヒンジ蓋付きパックを提供される。
同時に、改良された外観と関連する省材料化が実現する
ヒンジ蓋付きパックを提供される。
【図１】斜角付きの前側エッジ部を備えるヒンジ蓋付き
パックの斜視図。
パックの斜視図。
【図２】蓋開放時の図１のヒンジ蓋付きパックの拡大平
面図。
面図。
【図３】図１、２のヒンジ蓋付きパック用のブランクの
展開図。
展開図。
【図４】別体のカラー用ブランク。
【図５】図３のブランクの細部Ｖの拡大図。
【図６】ヒンジ蓋付きパックの底部壁の区域の平面図。
【図７】ヒンジ蓋付きパックの他の具体例、すなわち円
弧状のエッジ部を有するヒンジ蓋付きパック斜視図。
弧状のエッジ部を有するヒンジ蓋付きパック斜視図。
【図８】蓋開放時の図７のヒンジ蓋付きパックの拡大平
面図。
面図。
【図９】図７、８のヒンジ蓋付きパック用のブランクの
展開図。
展開図。
【図１０】図９のブランクのＸ部分の拡大図。
【図１１】ヒンジ蓋付きパックの底部壁区域の平面図。
【図１２】図７、８のヒンジ蓋付きパックのカラー用ブ
ランク。
ランク。
１０…パック部，１１…蓋，１４…前部壁，１５…パッ
ク後部壁，１６…蓋の前部壁，１７…蓋後部壁，１８，
１９，２０，２１…側壁，２２…底部壁，２３…端部
壁，２６，２７…側タブ，２８，２９…コーナータブ，
２４，２５…側タブ，２４，２５…蓋の側タブ，３０，
３１…斜角を有する前側エッジ部，３２，３３…長方形
後側エッジ部，３６…材料ストリップ，３８，３９…折
り曲げ線，３４，３５…面取り部，４１，４０…打ち抜
き部，５４，５５…円弧状前側エッジ部，５６…エンボ
ス加工を施したストリップ，５７…円弧状コーナー。
ク後部壁，１６…蓋の前部壁，１７…蓋後部壁，１８，
１９，２０，２１…側壁，２２…底部壁，２３…端部
壁，２６，２７…側タブ，２８，２９…コーナータブ，
２４，２５…側タブ，２４，２５…蓋の側タブ，３０，
３１…斜角を有する前側エッジ部，３２，３３…長方形
後側エッジ部，３６…材料ストリップ，３８，３９…折
り曲げ線，３４，３５…面取り部，４１，４０…打ち抜
き部，５４，５５…円弧状前側エッジ部，５６…エンボ
ス加工を施したストリップ，５７…円弧状コーナー。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ヘンリー・ブーゼ
ドイツ連邦共和国、27374 ビッセルヘ
ーベデ、ドレッシェル・ヌンマー ８
(56)参考文献 特開 平５−85536（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−16334（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65D 85/10
Claims (3)
- 【請求項１】 紙巻き煙草のグループを収容する、薄い
カードボードまたは同様な包装材料から製造される、必
須的に直方体状をなすヒンジ蓋付きパックであって、下
記の(ａ)(ｂ)(ｃ)(ｄ)(ｅ)(ｆ)(ｇ)(ｈ)に特徴を有し、 前記パックは、パック部(１０)と蓋(１１)とからなり、
前記蓋が、パックの後部壁(１５)と蓋の後部壁(１７)の
区域において、関節線(３７)に沿って前記パック部(１
０)に回動自在に接続されており、更に、カラー(１２)
を有しており、前記カラーはパック部のパック前部壁
(１４)においてパック部(１０)内に固定されており、カ
ラーの前部壁(４８)とカラーの両側タブ(４９，５０)を
備えるヒンジ蓋付きパック。 (ａ)パック部(１０)と蓋(１１)の２つの直立した長手方
向エッジ部、すなわち、前側エッジ部(３０，３１)
が、斜角を有するように、そして、他の２つの長手方向
エッジ部、すなわち、後側エッジ部(３２，３３) が、
長方形断面を有するように設計される、 (ｂ)斜角を備える前側エッジ部(３０，３１)は、それぞ
れ、長手方向の折り曲げ線(３８，３９)の間に延在する
材料ストリップ(３６)によって設計されており、前記材
料ストリップ(３６)は、幅の狭い長手方向のパック側壁
(１８，１９)とパックの前部壁(１４)との間において４
５度をなして配置される、 (ｃ)幅狭の細長い側壁(１８，１９；２０，２１) が、
互いに重なり合う側タブ(２４，２５)または蓋の側タブ
(２６，２７)からなっており、前記側タブまたは蓋の側
タブは、斜角のついた前側エッジ部(３０，３１)の外側
の区域において単に重なる、 (ｄ)パックの前部壁(１４)に接続された外側の側タブ
(２５)および蓋の前部壁(１６)に接続された外側の蓋の
側タブ(２６)は、それぞれの後側エッジ部(３２，３３)
に向かって延在し、 他方においては、内側の側タブ(２４)または蓋の側タブ
(２７)は、前側エッジ部(３０，３１)の対面する折り曲
げ線(３８)に向かって突出する、 (ｅ)パック部(１０)の底部壁(２２)の区域において、側
タブ(２４，２５)に接続される底部コーナータブ(２９)
および蓋(１１)の端部壁(２３)の区域において、蓋の側
タブ(２６，２７)に接続される蓋のコーナータブ(２８)
は、それらの幅と長手方向の大きさが、 コーナータブ(２８，２９) が、その外側エッジ部(６
４)でパックの前部壁(１４)または蓋の前部壁(１６)と
向き合って、また、ミシン目列を有するエッジ部(６７)
でパックの後部壁(１５)または蓋の後部壁(１７)と向き
合って接するように、 底部壁(２２)の幅または端部壁(２３)の幅の大きさと一
致する幅または横断方向の大きさを有するように形成さ
れる、 (ｆ)底部コーナータブ(２９)と蓋のコーナータブ(２８)
は、斜めの前側エッジ部(３０，３１)に向くコーナーの
区域に、コーナータブ(２８，２９)が面取り部(３４，
３５)と向き合って適切に接するとともに、その反対側
においては、後側エッジ部(３２，３３)と向き合って適
切に接するような斜めのコーナー部(４２)を備える、 (ｇ)カラー(１２)は、カラーの前部壁(４８)とカラーの
両側タブ(４９，５０)との間に、前側エッジ部(３０，
３１)の形状に対応する斜めのエッジ部を備えるように
形成される、 (ｈ)カラーの両側タブ(４９，５０)は、直角の後側エッ
ジ部(３２，３３)に向かって延在する、 - 【請求項２】 紙巻き煙草のグループを収容する、薄い
カードボードまたは同様な包装材料から製造される、必
須的に直方体状をなすヒンジ蓋付きパックであって、下
記の(ａ)(ｂ)(ｃ)(ｄ)(ｅ)(ｆ)(ｇ)(ｈ)に特徴を有し、 前記パックは、パック部(１０)と蓋(１１)とからなり、
前記蓋が、パックの後部壁(１５)と蓋の後部壁(１７)の
区域において、関節線(３７)に沿って前記パック部(１
０)に回動自在に接続されており、更に、カラー(１２)
を有しており、前記カラーはパック部のパック前部壁
(１４)においてパック部(１０)内に固定されており、カ
ラーの前部壁(４８)とカラーの両側タブ(４９，５０)を
備えるヒンジ蓋付きパック。 (ａ)パック部と蓋(１１)の２つの直立した長手方向エッ
ジ部、すなわち、前側エッジ部(３０，３１) が、四分
円断面を備える円弧の設計を有するように、そして、他
の２つの長手方向エッジ部、すなわち、後側エッジ部
(３２，３３) が、 長方形断面を有するように設計される、 (ｂ)前側エッジ部(３０，３１)は、紙巻き煙草の寸法、
すなわち、紙巻き煙草の四分円断面の半径に一致する半
径を備える、 (ｃ)幅狭の細長い側壁(１８，１９；２０，２１) が、
互いに重なり合う側タブ(２４，２５)または蓋の側タブ
(２６，２７)からなっており、前記側タブまたは蓋の側
タブは、円弧状の前側エッジ部(３０，３１)の外側の区
域において単に重なる、 (ｄ)パックの前部壁(１４)に接続された外側の側タブ
(２５)および蓋の前部壁(１６)に接続された外側の蓋の
側タブ(２６)は、それぞれの後側エッジ部(３２，３３)
に向かって延在し、 他方においては、内側の側タブ(２４)または蓋の側タブ
(２７)は、円弧状の前側エッジ部(３０，３１)を形成す
るためにエンボスストリップ(５６)に向かって延在す
る、 (ｅ)パック部(１０)の底部壁(２２)の区域において、側
タブ(２４，２５)に接続される底部コーナータブ(２９)
および蓋(１１)の端部壁(２３)の区域において、蓋の側
タブ(２６，２７)に接続される蓋のコーナータブ(２８)
は、それらの幅と長手方向の大きさが、 コーナータブ(２８，２９) が、その外側エッジ部(６
４)でパックの前部壁(１４)または蓋の前部壁(１６)と
向き合って、また、ミシン目列を有するエッジ部(６７)
でパックの後部壁(１５)または蓋の後部壁(１７)と向き
合って接するように、 底部壁(２２)の幅または端部壁(２３)の幅の大きさと一
致する幅または横断方向の大きさを有するように形成さ
れる、 (ｆ)底部コーナータブ(２９)と蓋のコーナータブ(２８)
は、円弧状の前側エッジ部(３０，３１)に向くコーナー
の区域に、コーナータブ(２８，２９)が円弧状の前側エ
ッジ部(３０，３１)と向き合って適切に接するととも
に、その反対側においては、後側エッジ部(３２，３３)
と向き合って適切に接するような円弧状のコーナー部
(４２)を備える、 (ｇ)カラー(１２)は、カラーの前部壁(４８)とカラーの
両側部タブ(４９，５０)との間に、前側エッジ部(３
０，３１)の形状に対応する円弧状のエッジ部を備える
ように形成される、 (ｈ)カラーの両側部タブ(４９，５０)は、直角の後側エ
ッジ部(３２，３３)に向かって延在する、 - 【請求項３】 下記の(ａ)〜(ｆ)に特徴を有する、請求
項１または２に記載のヒンジ蓋付きパックを製造するた
めの、薄いカードボードまたは同様な包装材料から作ら
れるブランク。 (ａ)外側の側タブ(２５)または蓋の側タブ(２６)とこれ
に割り当てられたパックの前部壁(１４)または蓋の前部
壁(１６)の間に、斜角を備えるかまたは円弧状の前側エ
ッジ部(３０，３１)を形成するために、折り曲げ線(３
４，３５)によって区画される材料ストリップ(３６)ま
たはエンボスストリップ(５６)が配置される、 (ｂ)パックの前部壁(１４)と蓋の前部壁(１６)は、内側
の折り曲げ線(３５)の間の幅が、パックの後部壁(１５)
と蓋の後部壁(１７)の間の幅よりも狭い幅に設計され
る、 (ｃ)側タブ(２４，２５)と蓋の側タブ(２６，２７)は、
互いに対して割り当てられる側タブ(２４‐２７)が、斜
角を備えるかまたは円弧状の前側エッジ部(３０，３１)
の外側の区域においてのみ互いに重なるように、それら
の幅が、ヒンジ蓋付きパックの深さよりも小さく設計さ
れる、 (ｄ)蓋のコーナータブ(２８)と外側の蓋の側タブ(２６)
の間、そして、底部コーナータブ(２９)と外側の側タブ
(２５)の間には、切り抜き部(４４，４５)が、それぞ
れ、端部壁(２３)または底部壁(２２)の斜めのコーナー
部(４６，４７)または湾曲部(５８，５９)が露出される
ように形成される、 (ｅ)側タブ(２４，２５)に接続される底部コーナータブ
(２９)および蓋の側タブ(２７)に接続される蓋のコーナ
ータブ(２８)は、底部壁(２２)または端部壁(２３)の幅
に対応する‐ブランクの横断方向における‐幅を有す
る、 (ｆ)側タブ(２４)に接続される底部コーナータブ(２９)
および蓋の側タブ(２７)に接続される蓋のコーナータブ
(２８)は、離間することなく底部壁(２２)または端部壁
(２３)と横断方向に向き合って接しており、ミシン目列
(４１または４０)によって単に分離される、
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