JP3378029B2 - 油圧ブレーカ - Google Patents

油圧ブレーカ

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JP3378029B2
JP3378029B2 JP18573092A JP18573092A JP3378029B2 JP 3378029 B2 JP3378029 B2 JP 3378029B2 JP 18573092 A JP18573092 A JP 18573092A JP 18573092 A JP18573092 A JP 18573092A JP 3378029 B2 JP3378029 B2 JP 3378029B2
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D9/00Portable percussive tools with fluid-pressure drive, i.e. driven directly by fluids, e.g. having several percussive tool bits operated simultaneously
    • B25D9/14Control devices for the reciprocating piston
    • B25D9/145Control devices for the reciprocating piston for hydraulically actuated hammers having an accumulator

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧ブレーカさらに詳細
には、油圧源として油圧建設機械などに装備されている
油圧発生装置を利用するのに好適な油圧ブレーカに関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその技術的課題】油圧式ブレーカは低
騒音でエネルギー効率の良い特性があるため、道路、建
造物などの破壊・破砕作業に汎用されている。この油圧
式ブレーカは、一般に、特公昭60−52914号公報
や米国特許第4444274号のように、シリンダにピ
ストンを摺動自在に配し、このピストンを油圧で往復動
させてチゼル等の工具を打撃する構造となっている。こ
のような油圧式ブレーカは、従来では、専用の油圧発生
装置(油圧ユニット)を油圧源として作動されていた。し
かし、専用の油圧発生装置を使用しなければならないこ
とは、それだけ装置コストが増し、設置スペースが増
し、不経済である。そこで、油圧発生装置を標準装備と
して有している油圧動力機械、たとえばパワーショベ
ル、ブルドーザ、ホイールローダ、油圧式クレーン車な
どの油圧式建設機械等を利用し、これら油圧式建設機械
の油圧発生装置から油圧を取り出し、油圧ブレーカに供
給する方式が採用されつつある。
【0003】この方式は、専用の油圧発生装置が不要に
なるため、油圧ブレーカの使用範囲を広げ、油圧ブレー
カの一層の普及を図ることができるメリットがあり、油
圧式建設機械側でも油圧発生装置が有効に活用され、全
体として土木建設工事を能率的に行えるメリットを生
む。しかし、油圧式建設機械は多種多様であるから、油
圧式建設機械から取出すことのできる動力(圧力、流量)
の大きさも広範囲にわたっている。一方、油圧ブレーカ
は、油圧源から供給される作動油の流量が変化すると、
それに伴って作動圧力(ハンマピストンを動かす単位面
積当りの圧力)が変化する。すなわち、油圧源から供給
される作動油の流量の増加は作動圧力の上昇となって現
われ、作動油の流量の減少は作動圧力の低下となって現
れる。そして、油圧ブレーカのピストンが降下して工具
を打撃する打撃力の強さは作動圧力にほぼ比例する。こ
のため、コンクリート等を破砕する場合には、ある作動
圧力レベルを維持することが不可欠である。すなわち、
低すぎる作動圧力レベルでは打撃力も低下するため、ブ
レーカとしての機能が果せなくなる。逆に、高すぎる作
動圧力レベルのときには、打撃力が過大となるため、ブ
レーカ各部の部品の損耗が激しくなったり、過大な振動
が生じで油圧ブレーカの取扱い操作が困難になる。この
ため、油圧式建設機械から単純に油圧ブレーカに油圧を
導いただけでは、油圧ブレーカの良好で安定した作動を
実現できない。この対策として、従来では、油圧式建設
機械の油圧発生装置に付属している制御機器を使用し
て、油圧ブレーカに供給する流量を或る範囲(例えば2
0〜25l/min)となるように絞っていた。しかし、こ
の方法は、油圧ブレーカを使用するたびに、いちいち油
圧式建設機械側で吐出流量調整操作を行わなければなら
ないため非常に面倒であり、手間と時間がかかる。さら
に油圧ブレーカの使用を終えて油圧式建設機械を使用す
るときには、再び油圧式建設機械の容量に適合するよう
に制御機器弁を調整し直さなければならないため、これ
また面倒であった。このため、吐出流量調整を怠った
り、不十分な調整を行ったりし、それによって油圧ブレ
ーカを故障させる事故が多発していた。本発明は前記問
題点を解消するために創案されたもので、その目的とす
るところは、外部から供給される作動油の流量がどのよ
うなものであっても、また流量が変化しても、作動圧力
を自動的に常にほぼ一定の適切な大きさに自己調整する
ことができる実用的な油圧ブレーカを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、工具と、該工具を打撃するハンマピストン
と、ハンマピストンに対する作動油の流れを切換えるコ
ントロールバルブを備え、コントロールバルブの上方に
入口通路に通じる上部室を持ち、その上部室が、ハンマ
ピストンの下部受圧面が位置する下部ピストン室と通路
によって常時通じ、ハンマピストンの上部受圧面が位置
する上部ピストン室がコントロールバルブの弁体の下降
時に前記上部室と通じる形式の油圧ブレーカにおいて、
前記コントロールバルブの近傍に調整弁を配し、該調整
弁により前記上部ピストン室から出口に排出される途中
の作動油の流量を上部室に流入する作動油の圧力との関
連で絞り、上部ピストン室の圧力を制御するようにした
ものである。この構成を採用することにより、油圧式建
設機械の油圧発生装置に対する煩雑な流量調整操作を行
わずに済み、したがって、油圧ブレーカの油圧源として
油圧式建設機械を利用することができる。前記調整弁と
しては、コントロールバルブと平行状をなし下部が出口
通路と交差したバルブ穴と、バルブ穴に摺動自在に配さ
れた弁体と、入口通路に一端が望みここを通る作動油の
圧力で弁体を下降側に押圧するプランジャと、弁体を押
し上げ側に付勢するスプリングを備え、バルブ穴はコン
トロールバルブの弁体外周のバルブ室と通路を介して接
続され、バルブ室には上部ピストン室から押し出された
作動油が導かれるようになっている。前記調整弁は、通
路からバルブ穴に導入される作動油の流量を絞る形式の
ものでもよいし、バルブ穴から出口通路へ排出される作
動油の流量を絞る形式のものでもよい。前者の例として
は、バルブ穴が中間にリング状の制御室を有し、該制御
室はコントロールバルブの切換え動作に応じて上部ピス
トン室と連通・遮断される連絡孔と常時連通しており、
弁体は外周にロッド部を有すると共にそのロッド部には
弁体の軸線方向にうがった穴と連通する孔を有し、弁体
の位置の変化により制御室から該制御室より上の弁穴部
分に流入する油量を可変絞りするようになっているもの
がある。後者の例としては、バルブ穴が中間にはリング
状の制御室を有し、該制御室は通路によって出口と連通
しており、制御室よりも上の弁穴部分は、コントロール
バルブの切換え動作に応じて上部ピストン室と連通・遮
断される連絡孔と常時連通しており、弁体は弁穴部分か
ら制御室に達するロッドを有し、弁体の位置の変化によ
り弁穴部分から制御室へと流出する油量を可変絞りする
ようになっているものがある。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明
する。図1ないし図6は本発明による油圧ブレーカの第
1実施例を示しており、図7ないし図11は第2実施例
を示している。図1と図7は打撃が終わってピストンが
上昇を開始したときの状態をそれぞれ示しており、図2
と図8はバルブ部分をそれぞれ拡大して示している。ま
た、図3はコントロールバルブの径と断面積の関係を示
している。図1と図7において、1は本体であり、アキ
ュムレータ1aと、バルブボデイ1bと、シリンダ1c
およびフロントエンド1dとを備え、それらは図示しな
いボルト類で結合されている。そして、バルブボデイ1
bまたはアキュムレータ1aには図示しないが操作ハン
ドルが取付けられている。フロントエンド1dは筒状を
なし、中央穴にチゼルなどの工具6が摺動自在に内挿さ
れている。シリンダ1cは先端の段付き部をもってフロ
ントエンド1dの上端部に嵌合されており、中心部には
軸線方向に貫通穴100aが設けられている。
【0006】この貫通穴100aにはハンマピストン4
が摺動自在にはめられている。ハンマピストン4は、貫
通穴100aを貫いてフロントエンド1d内にまで伸び
るロッド部4aと、このロッド部より径の大きなピスト
ン部4cとを有し、ロッド部4aとピストン部4cとの
境にはリング状の下部受圧面4bが形成されている。ピ
ストン部4cは上端が開口した所要深さの盲穴を有し、
したがって、ピストン部4cは頂面にリング状の上部受
圧面4dが形成されている。上部受圧面4dよりも下方
の外周には幅の広いリング溝400が設けられている。
前記貫通穴100aの上端部には段部100bが設けら
れており、この段部100bにシール部材2のヘッド2
bがはめこまれている。シール部材2は貫通穴100a
と同軸のガイド軸部2aを有し、このガイド軸部2a
に、前記ピストン部4cの盲穴がはめられている。これ
によって、前記上部受圧面4dとシール部材2のヘッド
2bとの間にはリング状をなした上部ピストン室16が
形成されている。上部ピストン室16はハンマピストン
4が摺動することによって容積が変化する。前記貫通穴
100aには、下降状態でのハンマピストン4の下部受
圧面4bに油圧を作用させるために、リング溝状の下部
ピストン室15が設けられており、さらに貫通穴100
aにはこの下部ピストン室15よりも上位レベルに、リ
ング溝からなる中間ピストン室17が形成されている。
この中間ピストン室17は、ハンマピストン4の下降ス
トロークの末期に前記リング溝400と連通する位置に
ある。
【0007】次に、バルブボデイ1bは、上端に上部室
12が設けられるとともに、一側部には入口10と出口
11が設けられている。上部室12はアキュムレータ1
aに通じており、入口10は先端が入口通路101によ
って上部室12に通じ、後端は図示しないホースを介し
て油圧建設機械などの油圧発生装置の吐出部に接続され
る。前記上部室12は、入口通路101の接続部と異な
る部位に第1通路14の上端部が接続されている。この
第1通路14はバルブボデイ1bを貫いてシリンダ1c
に延出し、下端部が前記下部ピストン室15に連通して
いる。出口11は先端が通路111によって後述するコ
ントロールバルブ5の低圧室24に連通している。出口
11の後端は図示しないホースを介して油圧建設機械な
どの油圧発生装置のオイルタンクに連絡される。アキュ
ムレータ1aは、シェルとチャンバ100hにより形成
された空所にダイヤフラム100iを張設しており、こ
のダイヤフラム100iによってガス室100jと蓄圧
室100kが区画されている。そして蓄圧室100kと
上部室12とは小孔100mで連通している。
【0008】バルブボデイ1bは、前記シール部材2と
同軸上に、ハンマピストン4に対する圧油の流れを切り
替えるためのコントロールバルブ5を内蔵している。前
記コントロールバルブ5は、シール部材2のヘッド2b
を底とするバルブ穴5aと、シール部材2のヘッド2b
への当接を下降限としてバルブ穴5aに摺動自在にはめ
られた筒状の弁体5bを備えている。前記弁体5bは、
図2と図3および図8に示すように、上方から下方に向
かって、第1筒部50と、第1ランド部51と、第2筒
部52と、第2ランド部53と、第3筒部54を有して
いる。いま、図3のように、第1筒部50の外径を
1、第2筒部52の外径をd3、第3筒部54の外径を
2とし、第1筒部50の断面積をA1、第3筒部54の
断面積をA2、第1ランド部51の断面積をA3、第2ラ
ンド部53の断面積をA4とした場合、それらは、次の
条件を満たすような寸法となっている。 d3>d2>d12>A1 …(1) A3>A4 …(2) A1+A3=A2+A4 …(3) A1−A2+A3=A4 …(31) A3−A4=A2−A1 …(32)
【0009】一方、バルブ穴5aには、図2と図8のよ
うに、上部室12に通じる孔より下に、第1バルブ室2
0、第2バルブ室21、第3バルブ室22、第4バルブ
室23および低圧室24が順次間隔をおいて形成されて
いる。第1バルブ室20は弁体5bの第1筒部50に対
応する領域にある。第1バルブ室20は、弁体5bが上
昇限位置にあるときに、第1筒部50により上部室12
との連通が遮断される。そして第1バルブ室20には第
2通路18の上端部が接続されており、その第2通路1
8はバルブボデイ1bからシリンダ1cに延び、下端部
が前記上部ピストン室16に接続されている。第2バル
ブ室21は、第1ランド部51が常に位置する領域に設
けられており、第2バルブ室21は第3通路26によっ
て前記中間ピストン室17に接続されている。第3通路
26は図面上は外部通路のように示されているが、実際
はバルブボデイ1bからシリンダ1cに延びる内部通路
であり、前記第1通路14や第2通路18と異なる断面
部位に設けられている。第3バルブ室22は、弁体5b
が上限位置にあるときに第2筒部52が位置することに
よって開かれ、弁体5bが下限位置にあるときには第1
ランド部51によって閉じられる位置にある。第4バル
ブ室23は、弁体5bが上限位置にあるときに第2筒部
52が位置し、したがって、第4バルブ室23は第3バ
ルブ室22と通じている。しかし、弁体5bが下降した
ときには、前記のように第1ランド部51により第3バ
ルブ室22が閉じられるため、第3バルブ室22との連
通が遮断される。第4バルブ室23は、分岐通路19に
よって前記第2通路18に接続されている。低圧室24
は第3筒部54を囲むようにバルブ穴の底領域に設けら
れており、低圧室24は弁体5bがいずれの位置にあっ
ても、第2ランド部53によって第4バルブ室23とは
遮断されている。
【0010】本発明の最も特徴とするところは、コント
ロールバルブ5と平行状にしかも前記入口通路101と
出口通路111と交差するように調整弁8を配置し、そ
の調整弁8によって上部ピストン室16の圧力を制御
し、それによって下部ピストン室15の圧力を制御する
ことにある。調整弁8は、第1実施例においても第2実
施例においても、バルブボデイ1cの下面から軸線方向
に形成されたバルブ穴8aと、ここに摺動自在にはめら
れた弁体8bと、弁体8bの上面に配置されたプランジ
ャ8cと、バルブ穴8aの底側に配置され弁体8bを支
えるスプリング8dとを有している。バルブ穴8aは上
向き盲穴状をなし、天井から入口通路101に向かって
径が相対的に細い通孔80を有しており、この通孔80
にプランジャ8cが摺動自在にはめこまれている。前記
スプリング8dのセット荷重は弱く、弁体8bの上面は
バルブ穴8aの天井に接触しない。したがって、弁体8
bの上面とバルブ穴8aの天井との間には常に上室36
が形成され、弁体8bの下面とバルブ穴8aの底(シリ
ンダ1cの上端面)との間には下室35が形成される。
その下室35は前記のように出口通路111が交差し、
その出口通路111は常に低圧室24と通じている。ま
た、図1と図7から明らかなように、下室35の底には
シリンダ1cに穿った第4通路32の上端が接続されて
おり、その第4通路32の下端部は貫通穴100aの所
定位置に接続されている。くわしくは、第4通路32の
下端部はハンマピストン4が動いたときにリング溝40
0によって中間ピストン室17とスイッチングされ得る
位置に通じている。
【0011】第1実施例において、バルブ穴8aは、図
2のように、高さレベルの中間にリング状の制御室81
を有しており、その制御室81は、第3バルブ室22か
ら半径方向に延びる連絡孔812に通じている。弁体8
bは中心に縦穴83が設けられており、その縦穴83は
下方が下室35に通じ、また上方は弁体天井壁に設けた
少なくとも1個の孔830によって上室36に通じてお
り、したがって、上室36と下室35は常に等圧力に保
たれる。さらに、弁体8bの外周には上部にランドを残
すようにロッド部82が形成されている。そして、ロッ
ド部82には縦穴83と外部とを連通させるための複数
個の孔820が設けられている。ロッド部82の下端8
21は制御室81内に常に位置し、弁体8bが上限位置
にあっても、制御室81を閉鎖させない寸法に作られて
いる。したがって、この第1実施例においては、制御室
81とこれより上の弁穴部分813は常に連通してお
り、弁体8bの上下動に応じてロッド部82の下端82
1の位置が変化することにより、制御室81とこれより
上の弁穴部分813間の開口面積を変化させ、連絡孔8
12から弁穴部分813に流入する作動油の流量を可変
絞りする。すなわち、弁体8bが上昇すれば、ロッド部
82の下端821が制御室81の上縁に近づき、制御室
81から弁穴部分813への作動油の流量は大きく絞ら
れる。逆に、弁体8bが下降すればロッド部82の下端
821は制御室81の上縁から遠ざかり、制御室81か
ら弁穴部分813への作動油の流量の絞りは少なくな
る。
【0012】前記第1実施例は、制御室81から弁穴部
分813に流れ込む作動油の流量を絞るいわゆる入口側
制御形式である。これに対し、第2実施例は、制御室8
1が下流にあり、弁穴部分813から制御室81に流出
する作動油の流量を絞るいわゆる出口側制御形式であ
る。このため、制御室81は第3バルブ室22よりも下
位の高さレベルに設けられ、その制御室81の一部は、
出口通路111と分離した通路810によって出口11
に連通している。そして、制御室81よりも上位の弁穴
部分813が連絡孔812によって第3バルブ室22と
連通している。弁体8bは、中心に上室36と下室35
とを等圧力にするための縦穴83が貫設されており、ま
た、外周中間部にはロッド部82が設けられている。こ
のロッド部82は、下端821が常に制御室81内に位
置し、したがって、連絡孔812と制御室81とが常時
連通し、制御室81は閉鎖されることがない。この第2
実施例においては、作動油は連絡孔812から弁穴部分
813に自由に流入し、ロッド部82の外周から制御室
81を経て通路810に流出する。このときに、弁体8
bの上下動によるロッド部下端821の位置の変化で弁
穴部分813と制御室81間の開口面積が変化され、弁
穴部分813から制御室81へ流出する作動油の流量が
可変絞りされる。プランジャ8cは外周に複数本のラビ
リンス溝を一定間隔で有している。プランジャ8cは第
1実施例と第2実施例では弁体8bと別の部品としなっ
ているが、弁体8bと一体に作られていてもよい。この
場合にはプランジャの付け根に縦穴83に通じる半径方
向孔が設けられる。
【0013】
【実施例の作用】次に本発明の使用状況と作用を説明す
る。本発明による油圧ブレーカを使用するに当っては、
入口10を任意の外部油圧源たとえばパワショベルなど
の油圧ユニットの吐出部とホースで接続し、出口11を
ホースによって油圧ユニットのタンクに導いておく。図
1と図7において、入口10から流入した作動油は、入
口通路101を通り、上部室12から第1通路14を経
て下部ピストン室15に流入する。この下部ピストン室
15にはハンマピストン4の下部受圧面4bが位置して
いるため、下部受圧面4bに作用する油圧によってハン
マピストン4は押し上げられる(上昇)。これと同時に、
上部ピストン室16内に満たされている作動油は、第2
通路18から押し出され、分岐通路19を経て第4バル
ブ室23に流入する。この段階では、図2と図8のよう
に、第4バルブ室23は第3バルブ室22に通じている
ため、上部ピストン室16内の作動油は第3バルブ室2
2に流入する。第1実施例においては、図2のように、
第3バルブ室22は連絡通路812によって制御室81
と通じており、その制御室81はこれより上の弁穴部分
813に開口している孔820を介して中央の縦穴83
に通じている。このため、制御室81に流入した上部ピ
ストン室16の作動油は、弁穴部分813→孔820→
縦穴83→下室35→出口通路111のルートを経て出
口11からタンクに戻される。第2実施例では、図8の
ように、第3バルブ室22は連絡通路812を介して弁
穴部分813に通じ、弁穴部分813は下位の制御室8
1を介して通路810に通じている。このため、上部ピ
ストン室16内の作動油は連絡通路812→弁穴部分8
13→制御室81→通路810のルートで出口11から
タンクに戻される。
【0014】ハンマピストン4が上昇ストロークの途中
では、入口通路101から上部室12に流入した作動油
の一部は多数の小孔100mを通り、その圧力でダイア
フラム100iがガス室100j内のガスを圧縮するた
め、作動油は蓄圧室100k内に蓄えられる。図4と図
9のように、ハンマピストン4の下部受圧面4bが中間
ピストン室17に達するまで上昇した段階では、ピスト
ン部4cよりも径の細いロッド部4aと貫通穴100a
との間にすきまが生まれる。このため、上部室12から
第1通路14を経て下部ピストン室15内に送りこまれ
ている高圧の作動油は、前記すきまを上昇して中間ピス
トン室17に流入し、さらに第3通路26を通って第2
バルブ室21に流入する。この第2バルブ室21にはコ
ントロールバルブ5の弁体5bの第1ランド51の上端
が位置しているため、第1ランド51のリング状上端面
に高圧が作用する。一方、コントロールバルブ5の底の
低圧室24は、調整弁8の下室35とクロスする出口通
路111を介して出口11と常に連通している。したが
って、低圧室24は低圧となっている。この状態ではコ
ントロールバルブ5を下降させる力が生ずる。
【0015】詳述すると、低圧室24が低圧PLである
一方、図3に示されているコントロールバルブ5の弁体
5bの面積A1、A2には常に高圧PHが作用している。
第2バルブ室21(面積A3)に高圧PHが作用すると、
弁体5bを下降させようとする力FDが作用する。この
力FDは下記の式で表される。 FD=PH×A1+PH×A3−PH×A2−PL×A4 =PH(A1−A2+A3)−PL×A4 これに、先に述べた式(31)を代入して FD=PH×A4−PL×A4 FD=A4(PH−PL)>0 したがって、この圧力差による力FDにより弁体5bは
押し下げられるのである。
【0016】上記のようにコントロールバルブ5の弁体
5bが下降すると、それに伴い、図5と図10のよう
に、上部室12と第1バルブ室20とが連通する。これ
と同時に、弁体5bの第1ランド51によって第3バル
ブ室22と第4バルブ室23とが遮断される。このた
め、上部室12内の高圧の作動油は、第1バルブ室20
から第2通路18を経て上部ピストン室16に流入す
る。この上部ピストン室16に位置する上部受圧面4d
の面積は、中間ピストン室17付近にある下部受圧面4
bの面積にくらべてはるかに大きいため、その受圧面積
差によりハンマピストン4は急激に加速され下降する。
この時、下部ピストン室15内の作動油は押し出され、
ロッド部4aの外周と貫通穴100aのすきまから第1
通路14を経て上部室12に逆流する。
【0017】ハンマピストン4が下降ストロークを始め
ると、アキュムレータ蓄圧室100kで蓄圧された作動
油が***100mを通じて放出され、その高い圧力が第
1バルブ室20、第2通路18を経て上部ピストン室1
6に供給され、高圧回路の圧力を補償する。このため、
ハンマピストン4は急激に降下し、図6と図11のよう
に工具6の頭部を打撃し、工具6はこの打撃力をコンク
リート等に伝達し、コンクリート等を破砕する。ハンマ
ピストン4が打撃点まで下降すると、ハンマピストン4
の下部受圧面4bが下部ピストン室15に達する一方、
ハンマピストン4のリング溝400が中間ピストン室1
7に到る。これにより、中間ピストン室17はリング溝
400を介して第4通路32間と連通する。その結果、
コントロールバルブ5の第2バルブ室21は、図6と図
11の矢印からわかるように、第3通路26→中間ピス
トン室17→第4通路32→下室35→出口通路111
のルートによって出口11とつながる。このため、コン
トロールバルブ5の第2バルブ室21は低圧PLとな
り、コントロールバルブ5には押し上げる力が作用す
る。
【0018】すなわち、図3で説明すると、面積A1
2には常に高圧PHが作用している。第2バルブ室2
1(面積A3)に低圧PLが作用すると、コントロールバ
ルブ5には上昇させようとする力FUが作用する。この
上昇力FUは下記の式で表される。 FU=PH×A2+PL×A4−PH×A1−PL×A3 =PH(A2−A1)−PL(A3−A4) そして、前記式(32)を代入して =PH(A2−A1)−PL(A2−A1) =(PH−PL)(A2−A1)>0 この上昇作用力FUにより、コントロールバルブ5は押
し上げられる。コントロールバルブ5が上昇すると、図
1の状態に戻り、ハンマピストン4は再び上昇を開始す
る。以下同じ作動を繰り返し、工具6を打撃し続ける。
【0019】油圧ブレーカの作動圧力は、図2と図8に
おける上部室12の圧力を意味する。この上部室12の
圧力は、先に述べたように、入口10から供給される作
動油の流量が少ないと上部室12の圧力は低くなり、作
動油の流量が多いと上部室12の圧力が高くなる。ハン
マピストン4は、先に述べたように、下部ピストン室1
5に流入する作動油の圧力により押し上げられ上昇す
る。同時に上部ピストン室16内の作動油は押し出さ
れ、第2通路18から第4バルブ室23と第3バルブ室
22および連絡孔812を経て調整弁8に到る。調整弁
8には、下からスプリング8dで支えられた弁体8bが
内蔵されており、調整弁8の上室36と下室35は、弁
体8bに設けた縦穴83と孔830(第1実施例)、また
は縦穴83(第2実施例)により通じ合わされているため
ほぼ同圧力に保たれ、下室35は出口通路111と直接
つながっているため、低圧となっている。弁体8bの天
井面に接するプランジャ8cは、上端が上部室12に近
い入口通路101に臨んでいるため、プランジャ8cに
は上部室12と同等の圧力が作用する。
【0020】一方、上部室12と下部ピストン室15と
は第1通路14によって直接つながっているため、両者
はほぼ同じ圧力となる。下部ピストン室15の圧力は、
上部ピストン室16から押し出される作動油の圧力P
と、上部ピストン室と下部ピストン室の面積比との積に
相当する圧力となる。上部ピストン室16から押し出さ
れた作動油は、先に述べたように、第2通路18→コン
トロールバルブ5の第4バルブ室23→第3バルブ室2
2→連絡通路812を経る。そして、第1実施例では、
制御室81から上の弁穴部分813に流入するときに、
ロッド部82の下端821と制御室81の上縁との間で
流量が絞られ、制御された流量が孔820→縦穴83→
下室35を経て出口通路111に排出される。第2実施
例では、連絡通路812からを弁穴部分813に入り、
これから制御室81を経て流出するときに、ロッド部8
2の下端821と制御室81の上縁との間で流量が絞ら
れ、制御された流量が通路810から出口11に流出す
る。このため、いずれにしてもロッド部82の下端82
1と制御室81の上縁による絞り作用により、上部ピス
トン室16の圧力が決められることになる。そして、絞
りの程度(弁穴部分813と制御室81間の開口面積)
は、プランジャ8cが入口通路101から上部室12と
ほぼ等しい圧力を受けて下降することにより弁体8bを
押し下げる力とスプリング8dの押し上げ力とのバラン
スにより決められる。
【0021】上部室12の圧力が高くなると、プランジ
ャ8cへの押圧力も強くなるため、スプリング8dのば
ね力に抗して弁体8bが押し下げられ、ロッド部82の
下端821の位置が下がる。このため前記開口面積が大
きくなり、絞り作用は弱くなる。したがって、上部ピス
トン室16から出口11へ排出される作動油の量が増
し、上部ピストン室16の圧力が低下する。一方、上部
室12の圧力が低下すると、スプリング8dにより弁体
8bが押し上げられるため、ロッド部82の下端821
の位置が上がり、前記開口面積が減少するため絞り作用
が強くなる。その結果、上部ピストン室16の圧力が高
くなる。上部ピストン室16と下部ピストン室15の面
積比は通常3〜5倍に設定されている。また、ハンマピ
ストン4の油圧による力のバランスを考えると、上部ピ
ストン室16の圧力に上述した面積比を掛けたものが下
部ピストン室15の圧力に相当する。したがって、前記
のように上部ピストン室16の圧力が低下すると、下部
ピストン室15の圧力も自動的に低下し、上部ピストン
室16の圧力が上昇すると、下部ピストン室15の圧力
も自動的に上昇する。以上のことから、上部ピストン室
16の圧力を制御することにより、下部ピストン室15
の圧力を制御できることがわかる。したがって、調整弁
8の上記した働きで上部ピストン室16と下部ピストン
室15の圧力がほぼ一定に保たれることにより、上部室
12の圧力もほぼ一定に保たれる。それゆえ、入口10
から流入する作動油の流量が変化しても、油圧ブレーカ
の作動圧力が自動的にほぼ一定になるため、入口10に
作動油を供給する油圧源側の機械の吐出量を調整する必
要がなくなるのである。
【0022】
【発明の効果】以上説明した本発明によるときには、入
口通路から流入する作動油の流量が変化しても、油圧ブ
レーカ本体に内蔵されている調整弁により作動圧力を自
動的に一定の大きさにコントロールできるため、適正な
打撃力を発生させることができる。したがって、油圧建
設機械等の母機側での煩雑な流量調整操作を必要としな
くなり、使い勝手がよくなる。このため、広範囲な油圧
建設機械等を自在に油圧源として活用し、破砕・破壊等
を行うことができるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による油圧ブレーカの第1実施例を打撃
が完了し上昇を開始した時の状態で示す断面図である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】本発明におけるコントロールバルブ弁体の各部
の寸法と面積の関係を示す説明図である。
【図4】第1実施例の下降開始の状態を示す断面図であ
る。
【図5】同じく加速時の状態を示す断面図である。
【図6】同じく打撃時の状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施例を打撃が完了し上昇を開始
した時の状態で示す断面図である。
【図8】図7の一部拡大図である。
【図9】第2実施例の下降開始の状態を示す断面図であ
る。
【図10】同じく加速時の状態を示す断面図である。
【図11】同じく打撃時の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 本体 4 ハンマピストン 5 コントロールバルブ 6 工具 8 調整弁 8b 弁体 8c プランジャ 8d スプリング 10 入口通路 11 出口通路 12 上部室 15 下部ピストン室 16 上部ピストン室

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工具6と、該工具6を打撃するハンマピス
    トン4と、ハンマピストン4に対する作動油の流れを切
    換えるコントロールバルブ5を備え、コントロールバル
    ブ5の上方に入口通路10に通じる上部室12を持ち、
    その上部室12がハンマピストン4の下部受圧面4bが
    位置する下部ピストン室15と常時通路14によって通
    じ、ハンマピストン4の上部受圧面4dが位置する上部
    ピストン室16がコントロールバルブ5の弁体5bの下
    降時に前記上部室12と通じる形式の油圧ブレーカにお
    いて、前記コントロールバルブ5の近傍に、前記上部ピ
    ストン室16から出口11に排出される途中の作動油の
    流量を上部室12に流入する作動油の圧力との差に関連
    して絞り、上部ピストン室16の圧力を制御する調整弁
    8を配したことを特徴とする油圧ブレーカ。
  2. 【請求項2】調整弁8が、コントロールバルブ5と平行
    状のバルブ穴8aと、これに摺動自在に配された弁体8
    bと、入口通路101に一端が望みここを通る作動油の
    圧力で弁体8bを下降側に押圧するプランジャ8cと、
    弁体8bを押し上げ側に付勢するスプリング8dを有
    し、バルブ穴8aは下部に出口11とコントロールバル
    ブ5の低圧室24を常時つなぐ通路111を有する一
    方、中間にはリング状の制御室81を有し、該制御室8
    1はコントロールバルブ5の切換え動作に応じて上部ピ
    ストン室16と連通・遮断される連絡孔812と常時連
    通しており、弁体8bは外周に弁穴部分813から制御
    室81に達する長さのロッド部82を有すると共にその
    ロッド部82には弁体の軸線方向にうがった穴83と連
    通する孔820を有し、弁体8bの位置の変化により制
    御室81から該制御室81より上の弁穴部分813へと
    流入する油量を可変絞りするようになっている請求項1
    に記載の油圧ブレーカ。
  3. 【請求項3】調整弁8が、コントロールバルブ5と平行
    状のバルブ穴8aと、これに摺動自在に配された弁体8
    bと、入口通路101に一端が望みここを通る作動油の
    圧力で弁体8bを下降側に押圧するプランジャ8cと、
    弁体8bを押し上げ側に付勢するスプリング8dを有
    し、バルブ穴8aは下部に出口11とコントロールバル
    ブ5の低圧室24を常時つなぐ通路111を有する一
    方、中間にはリング状の制御室81を有し、該制御室8
    1は通路810によって出口11と連通しており、制御
    室81よりも上の弁穴部分813は、コントロールバル
    ブ5の切換え動作に応じて上部ピストン室16と連通・
    遮断される連絡孔812と常時連通しており、弁体8b
    は弁穴部分813から制御室81に達する長さのロッド
    部82を有し、弁体8bの位置の変化により弁穴部分8
    13から制御室81へと流出する油量を可変絞りするよ
    うになっている請求項1に記載の油圧ブレーカ。
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