JP3375920B2 - 建築板及びその施工方法、並びに施工構造 - Google Patents

建築板及びその施工方法、並びに施工構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物の壁面などを化
粧するために用いられる建築板、及びその施工方法並び
に施工構造に関する。
【0002】
【従来の技術】天然石板や窯業板などの建築板を建物の
壁面などに留め付ける工法として、従来から、埋め込み
モルタルや接着剤などで躯体側に固定的に取り付けるい
わゆる湿式工法と、ビス留めあるいは留め付け金具を用
いて係止していくいわゆる乾式工法が知られている。湿
式工法は留め付けが安定する反面、モルタルや接着剤の
硬化時間が長く、工事日数が長くなる場合が多い。一
方、乾式工法は施工は比較的簡単であり工期も短い利点
があるが、ビス留めの場合には、ビスの頭を目隠しする
ことが必要となり、また、留め付け金具を用いる場合に
は、その受け部に建築板を乗せた状態で留め付けるため
に、建築板を乗せる工程と留め付け金具を留め付ける工
程の2工程の作業が必要となる。
【0003】より改良された留め付け金具として、図7
に示す形態のものが用いられている。この留め付け金具
50は、係止部51として上方に傾斜したフック片52
と下方に傾斜したフック片53とを有しており、既に取
り付けられた下位の建築板60Aの雄実部61Aの先端
に前記下方に傾斜したフック片53を係止した状態で、
留め付け金具50をビスや釘55により建物躯体56に
固定し、その後で、上位の建築板60Bの下辺に形成し
た凹溝(雌実部)61Bを前記上方に傾斜したフック片
52に係止することにより、上下の建築板60A、60
Bを留め付けている。
【0004】近年、建築板の種類も多様化しており、例
えば、図8に示すような比較的小形で厚みが厚く(例え
ば、35×230×455mm程度のもの)、かつ、天
然石の石積み感を表出させるような造形性の高い建築板
60が市場に出るようになってきている。そのような建
築板の製法としては、押し出し成形法や鋳型内への流し
込み成形法などが用いられるが、特に、鋳型内への流し
込み成形法によれば、彫りの深い表面凹凸模様が形成で
きるため、極めて造形性の高い外壁材を製造することが
できる。従来、このような建築板の下地材への留め付け
は、長尺状の建築板の場合と同様、通常、図7に示した
ような留め付け金具を用いて行っている。そのために、
建築板の少なくとも上辺部と下辺部には、留め付け金具
の前記上方に傾斜したフック片52及び下方に傾斜した
フック片53とが係合するための切り込み溝63が形成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に窯業系小形建築板の留め付け施工に当たっては、1枚
の建築板の大きさが比較的小形であるために、建物の壁
面全体をカバーしようとすれば、建築板の使用個数が必
然的に多くなる。そして、留め付け施工に際しては、前
記のように、一つ一つの建築板に形成された前記切り込
み溝63に前記留め付け金具の上方及び下方に傾斜した
フック片52、53を差し込む作業、建物の下地材に留
め付け金具を留め付けていく作業の二段階の作業が必要
とされる。留め付け金具の留め付けにあたっては、上下
左右の板の位置関係を考慮して一枚一枚の板ごとに位置
合わせを行い、留め付け位置を正確に決める必要があ
り、手間のかかる作業となっている。さらに、建築板自
体は小形とはいうものの、質感を出すために厚物となっ
ており、重量的には結構重たいものであることが加わっ
て、留め付けの作業能率は、高いものとはなっていな
い。
【0006】また、このような厚みのある重い建築板
は、一枚の建築板の重みが外下方向への回転モーメント
を発生させる傾向にあるため、留め付け金具により固定
されているとはいえ、施工不良などあれば脱落の可能性
が完全に回避できているとはいえない。それとは別に、
このような厚みがありかつ造形性に富んだ建築板は、上
下方向に多段に配置したときに、その横目地部分、すな
わち上辺部と下辺部との間にある程度の隙間を残して留
め付け、その空間域が見るものの視覚に入り込むように
して奥行き感(ボリューム感)を持たせるように留め付
けることが喜ばれる場合が多い。しかし、上記のような
構造の留め付け金具を用いて留め付ける場合には、その
ような間隔を持たせて留め付けることは困難であり、可
能であるとしても、留め付け金具のフック片及びそのた
めに建築板に形成される切り込み溝が目に入ることとな
り、違和感が生じ高い意匠性を出すことはできない。
【0007】本発明は、従来の留め付け金具を用いた建
築板の施工方法及び施工構造の持つ上記のような不都合
を解消することを目的としており、より具体的には、下
地材への留め付けを一回の工程で終えることができ、ま
た、上下左右の建築板同士の隙間間隔を正確かつ容易に
合わせることができ、それにより、留め付け作業の施工
性を大きく改善することのできる建築板及びその施工構
造を得ることにある。他の目的は、建築板の木口面及び
目地部分を積極的に表出することにより厚物の表現が有
効にできるようにし、それにより、意匠性の高い留め付
け構造を容易に得ることのできる建築板及びその施工方
法並びに施工構造を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明による建築板は、鋳型を用いて成形された窯
業系の建築板であって、留め付け金具が、その一部が建
築板の柄部周囲より外側に延出した状態で建築板に一体
に固定されており、前記留め付け金具には建築板裏側中
央部で凹陥部が形成されており、前記延出した部分が、
対向する位置に形成される少なくとも一組の下実部及び
上実部とされ、該下実部を建物壁面に留め付けることに
よって建築板を固定することを特徴とする。上記構成の
建築板では、建築板本体と留め付け金具がその製造過程
において既に一体化されており、留め付けの施工現場で
は、所定の留め付け位置に当該建築板を置いた後、建築
板に一体に固定された留め付け金具の下実部をビスなど
で建物の下地材に留め付け施工するのみで、留め付け作
業は終了する。従来のように、建築板の切り込み溝に留
め付け金具を挿嵌していく作業は不要であり、留め付け
の施工性は大きく向上する。また、留め付け金具は、建
築板裏側では軽量化を目的とした裏抜き形状板とするた
めに使用するエンボス冶具となっており、中央部に形成
された凹陥部によって建築板は軽量に形成され、施工性
を高めることができる。
【0009】また、建築板の切り込み溝に留め付け金具
を挿嵌していく作業が不要であることは、そのような切
り込み溝を建築板の木口面(側面)に形成する必要がな
いことを意味し、結果として、当該建築板の木口面を積
極的に表出することを可能とする。このように、厚物を
効果的に表現した意匠性の高い留め付け構造を容易に得
ることができる。好ましくは、建築板より延出した前記
下実部及び上実部は建築板の裏側でつながって一枚の留
め付け金具とされている。
【0010】好ましくは、前記留め付け金具にアンカー
ピンが取り付けられ、製造時に該アンカーピンが、建築
板の材料であるモルタル等のエンボスされない部分に埋
まった状態で成形され、留め付け金具と建築板とはより
強固に固定される。好ましい態様において、建築板は平
面視でほぼ矩形状であり、建築板の柄部周囲より上方及
び左方に延出した金具部分が下実部となり、下方及び右
方に延出した金具部分が上実部となるように互いに段差
を設けて形成している。前記下実部上辺の長さは前記建
築板上辺の長さと等しくされ、同様に前記下実部左辺、
前記上実部下辺及び右辺の長さは、それぞれ前記建築板
左辺、下辺及び右辺の長さと等しくされている。この構
成とすることで、建物壁面に前記建築板を並べたとき、
建築板同士の隙間は各建築板の下実部および上実部によ
って完全に覆うことができ、全ての下実部は隣接する建
築板の上実部によって完全に覆われる。すなわち、表面
から見た場合に建築板間の目地部分は全て前記上実部で
占められることになり、意匠的に好ましいものになる。
【0011】好ましくは、上下実部の表面に、予め所定
の目地色あるいは目地模様が焼付け塗装され、施工後の
目地表現がより豊かにされる。また、好ましくは、前記
上実部表面に塗装を行わず、施工後に目地部分にシーリ
ング材或はモルタル材が打設される。本発明に係る建築
板は、鋳型を用いて成形された窯業系の建築板であれば
よく、形状や大きさに特に制限はない。しかし、前記し
たように、比較的小形の建築板であり、かつ、彫りの深
い表面凹凸模様が形成されるような建築板である場合
に、本発明は、特に有効となる。また、建築板本体の材
料も窯業系の材料であればよく、特に制限はない。例え
ば、モルタル、コンクリートのような材料であってよ
い。表面模様や塗装材料なども当然に任意である。
【0012】本発明に係る建築板の成形に際しては、鋳
型に流し込む材料の上から前記留め付け金具をセットし
た後に、従来同様の鋳型成形工程を行うことで、容易に
本発明に係る建築板を製造することができる。従って、
建築板の製造工程が格別複雑になることもない。本発明
は、さらに、隣接する建築板の下実部の上に上実部が重
なるようにして、建築板の下実部を建物の壁面に留め付
けることを特徴とする建築板の留め付け施工方法、及
び、そのようにして並べられた建築板による外壁施工構
造をも開示する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好ましい実施の形態を説明する。図1は、本発明によ
る建築板の一例を示す斜視図であり、図1aは表面から
見た状態を、図1bは裏面から見た状態を示している。
建築板10は、後に詳述するように、鋳型を用いて成形
された窯業系の建築板であり、限定されるものではない
が、例えば、寸法が35mm×230mm×455mm
程度の平面視で矩形状のものであり、表面及び場合によ
っては側面には、天然石の石積み感を表出させるような
造形性の高い模様11が形成されている。
【0014】建築板10には、留め付け金具20が、そ
の一部が建築板10の柄部周囲より延出した状態で建築
板10に一体に固定されており、前記延出した部分が下
実部21及び上実部22とされている。この例におい
て、留め付け金具20はステンレス鋼板などから板金加
工されるものであり、建築板10の上辺及び左辺からさ
らに上方及び左方に延出する下実部21と、下辺及び右
辺からさらに下方及び右方に延出する上実部22と、前
記両実部21,22とを接続するエンボス冶具23とか
ら形成されている。そして、前記両実部21,22は、
隣り合う建築板の上実部が下実部の上に重なるように段
差をつけられ、重なる部分が等寸法とされている。前記
下実部21上辺の長さは前記建築板上辺の長さと等しく
され、同様に前記下実部21左辺、前記上実部22下辺
及び右辺の長さは、それぞれ前記建築板左辺、下辺及び
右辺の長さと等しくされている。エンボス冶具23は、
図2に示すように、全体が建築板10の裏面に接触して
おり、建築板の軽量化のため中央部に凹陥部12が形成
されている。そして、前記下実部21には留め付けビス
用の孔24が形成されており、下地材に防水紙40(図
3参照)を介してビス留め固定される。下実部21の水
平方向のビス留めによって、吊り下げ状態にて板重量が
支持される。また、下実部21の垂直ビス留めを補助的
に行うことによって、板重量の支持力が補強され、さら
に板の左右ズレが防止される。前記孔24の表面側は、
留め付けビス55の頭部が入り込めるように、拡径部2
4(図3参照)とされている。
【0015】次に、上記建築板10の製造方法の一例を
説明する。製造には、図4に示すように、鋳型30が用
いられる。鋳型30は、好ましくはウレタン系樹脂成形
品である。鋳型30は、前記建築板10の外面形状を発
現する凹陥状の鋳型面31を有している。留め付け金具
20は、前記鋳型30の鋳型面31側に覆い被せること
のできる大きさである。建築板10の製造プロセスを図
6を参照して説明する。最初に、セメント、砂などの原
料がミキシングされ(601)、それがホッパに供給さ
れ(602)、ホッパから前記鋳型30内に注入され
る。その際に、好ましくは鋳型面31の全面に離型剤が
塗布され(604)、さらに、転写顔料が塗布される
(605)。
【0016】原料の供給後、前記エンボス冶具23を鋳
型30に、その表面板41が鋳型30の周端支持部に衝
接するまで、押し付けるようにして被嵌する。その後、
鋳型30に振動を与えて原料の回り込みを促し(60
6)、24時間程度その状態で放置して、原料の硬化を
待つ(607)。図4に示すように、留め付け金具20
は、その一部、すなわち、前記下実部21と上実部22
の部分を建築板10の外部から露出するように設置さ
れ、それ以外の部分をすべて原料内に埋設した状態で、
建築板10に一体に固定される。硬化後、脱型作業が行
われ(608)、図1〜図3に示した建築板10が得ら
れる。得られた建築板10は好ましくは2週間程度の自
然乾燥に臥され(609)、従来どおりのクリアー塗装
などの塗装が施され(610)、製品となる(61
1)。
【0017】製造された建築板10の建物壁面への留め
付けは、図3に示すように、建物躯体側の適宜の支持部
材(横胴縁や縦胴縁など)に防水紙40を貼り、前記留
め付け金具20の前記下実部21に形成した留め付け孔
24を利用して、ビス55などにより前記防水紙40を
介して前記支持部材に打ち付けることにより行う。図2
は、表面側から見た留め付け状態を示しており、図3
は、図2のIII−III線による断面図である。建築板10
は、図示のように、相互に上下実部22、21を重ねて
並べていくことにより、容易に多段に留め付けることが
できる。建築板を並べる順序は、建築板の左辺及び上辺
に位置する下実部21の上に、他の建築板の右辺及び下
辺に位置する上実部22がそれぞれ重なるようにする必
要があるため、以下のようになる。
【0018】すなわち、まず最下段で水平方向に右から
順に、隣接する建築板の上下実部を重ねながら建築板を
留め付けていった後、直上段に移ってまた水平方向に右
から順に建築板を留め付けていく。ここでは、下段の建
築板10a上辺に位置する下実部21aの上に上段の建
築板10b下辺の上実部22bが重なるようにして、な
おかつ、右隣りの建築板10c左辺の下実部21cの上
に前記建築板10b右辺の前記上実部22bが重なるよ
うにして、建築板を留め付ける。その後、さらに上段で
建築板を水平方向に留め付けていく。以下、同じ作業を
繰り返せばよい。
【0019】図5は本発明による建築板の他の実施の形
態を示している。図5のものではエンボス冶具23にア
ンカーピン25が取り付けられ、製造時に該アンカーピ
ン25が、建築板10の材料であるモルタルのエンボス
されない部分に埋め込まれた状態で成形され、留め付け
金具20と建築板10とはより強固に固定される。
【0020】
【発明の効果】本発明による建築板及び施工構造は、下
地材への留め付けを一回の工程で終えることができ、そ
れにより、留め付け作業の施工性を大きく改善すること
ができる。また、建築板の木口面及び目地部分を積極的
に表出することにより厚物の表現が有効にできるように
なり、また、上下左右の建築板同士の隙間間隔を正確か
つ容易に合わせることができ、それにより、意匠性の高
い留め付け構造を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による建築板の一例を示す斜視図であ
り、図1aは表面側から見た状態を、図1bは裏面側か
ら見た状態を示している。
【図2】本発明による建築板の施工構造の一例を説明す
る表面側から見た図。
【図3】図2でのIII−III線による断面図。
【図4】鋳型を用いての本発明の建築板の製造方法の説
明に供される図。
【図5】鋳型を用いての本発明の他の実施の形態による
建築板の製造方法の説明に供される図。
【図6】建築板の製造工程を説明するフロー図。
【図7】建築板の留め付けに用いる留め付け金具の一例
を説明するのに供される図。
【図8】建築板の一例を示す表面側斜視図。
【符号の説明】
10、10a、10b、10c…建築板、11…表面凹
凸模様、20…留め付け金具、21…下実部、22…上
実部、23…エンボス冶具、24…留め付け孔、25…
アンカーピン、30…鋳型、31…鋳型面、40…防水
紙、50…留め付け金具、51…係止部、52,53…
フック片、55…ビス、56…建築躯体、60、60
A、60B…建築板、61A…雄実部、61B…凹溝
(雌実部)、63…切り込み溝

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳型を用いて成形された窯業系の建築板
    であって、留め付け金具が、その一部が建築板の柄部周
    囲より外側に延出した状態で建築板に一体に固定されて
    おり、前記留め付け金具には建築板裏側中央部で凹陥部
    が形成されており、前記延出した部分が、対向する位置
    に形成される少なくとも一組の下実部及び上実部とさ
    れ、該下実部を建物壁面に留め付けることによって建築
    板を固定することを特徴とする建築板。
  2. 【請求項2】 建築板は平面視でほぼ矩形状であり、建
    築板周囲の各辺から該各辺と同じ長さの金具がそれぞれ
    延出しており、建築板周囲の任意の隣り合う2辺より延
    出した金具部分が下実部となり、残る2辺より延出した
    金具部分が上実部となるように互いに段差を設けて形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の建築板。
  3. 【請求項3】 前記下実部及び上実部は、建築板の裏側
    でつながって一枚の留め付け金具とされていることを特
    徴とする請求項1又は2記載の建築板。
  4. 【請求項4】 前記留め付け金具にアンカーピンが取り
    付けられ、建築板の成形時に該アンカーピンが、建築板
    の材料に埋め込まれた状態で成形されることを特徴とす
    る請求項1から3のいずれか記載の建築板。
  5. 【請求項5】 隣接する建築板の下実部の上に上実部が
    重なるようにして、請求項1からのいずれか記載の建
    築板の下実部を建物の壁面に留め付けることを特徴とす
    る、建築板の施工方法。
  6. 【請求項6】 請求項1からのいずれか記載の建築板
    を、請求項記載の施工方法で建物外壁に留め付けたこ
    とを特徴とする建築板の施工構造。
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