JP3372193B2 - シガレット製造装置 - Google Patents
シガレット製造装置Info
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- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
- G01N21/89—Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles
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- Y10S131/00—Tobacco
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- Pathology (AREA)
- Manufacturing Of Cigar And Cigarette Tobacco (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、量目制御されて連
続供給される刻みたばこを、長手方向に連続して棒状に
巻き上げる長尺の巻紙の欠陥の有無を簡易に、且つ精度
良く検出し、欠陥部位の巻紙部分にて巻き上げられたシ
ガレットを排除することでその製造品質を高めることの
できるシガレット製造装置に関する。
続供給される刻みたばこを、長手方向に連続して棒状に
巻き上げる長尺の巻紙の欠陥の有無を簡易に、且つ精度
良く検出し、欠陥部位の巻紙部分にて巻き上げられたシ
ガレットを排除することでその製造品質を高めることの
できるシガレット製造装置に関する。
【０００２】
【関連する背景技術】シガレットは、一般的には量目制
御されて連続供給される刻みたばこを、長尺の巻紙に
て、その長手方向に連続して巻き上げて棒状の、所謂棒
巻きたばこを形成し、この棒巻きたばこを所定長毎に切
断して製造される。また棒巻きたばこから切断した所定
長のシガレットの一端にフィルタを装着することも行わ
れる。
御されて連続供給される刻みたばこを、長尺の巻紙に
て、その長手方向に連続して巻き上げて棒状の、所謂棒
巻きたばこを形成し、この棒巻きたばこを所定長毎に切
断して製造される。また棒巻きたばこから切断した所定
長のシガレットの一端にフィルタを装着することも行わ
れる。
【０００３】特にこのようなシガレットの製造処理速度
は、益々高速化される傾向にあり、巻紙による刻みたば
この巻き上げ速度自体も非常に高速化している。
は、益々高速化される傾向にあり、巻紙による刻みたば
この巻き上げ速度自体も非常に高速化している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで巻紙の品質
は、シガレットにおける空気の流れを左右し、その燃焼
性のみならず喫味にも影響を与える。例えば巻紙に、所
謂スキムラに起因する薄い部分があっても、或いは直径
１ｍｍ程度のピンホールが存在しても、喫煙時における
シガレット内での空気の流れが変化し易い。これ故、高
品質なシガレットを製造するに際しては、巻紙の品質を
十分に管理することが必要である。
は、シガレットにおける空気の流れを左右し、その燃焼
性のみならず喫味にも影響を与える。例えば巻紙に、所
謂スキムラに起因する薄い部分があっても、或いは直径
１ｍｍ程度のピンホールが存在しても、喫煙時における
シガレット内での空気の流れが変化し易い。これ故、高
品質なシガレットを製造するに際しては、巻紙の品質を
十分に管理することが必要である。
【０００５】さて上記巻紙は、例えば幅２７ｍｍ程度の
長尺なもので、ロールとして巻回された状態で提供され
る。そして巻紙は、上記ロールから巻き戻しながら所定
の搬送路を介して高速度に走行させてシガレット製造装
置、特に刻みたばこの巻き上げ部（巻管部）に連続供給
される。この為、巻紙に存在するピンホール等の欠陥を
確実に検出することが甚だ困難である。特に巻紙の欠陥
検出は、刻みたばこの巻上速度に応じて巻紙を高速度に
走行させながらリアルタイムに実行する必要がある。こ
の際、その高速走行に伴って巻紙が振れ易くなるので、
ピンホール等の欠陥を高精度に検出することが益々困難
となる。仮に巻紙の供給（走行）を高精度に制御してそ
の振れを抑えるようにすると、巻紙供給部の構成が相当
大掛かりで複雑なものとなることが否めない。
長尺なもので、ロールとして巻回された状態で提供され
る。そして巻紙は、上記ロールから巻き戻しながら所定
の搬送路を介して高速度に走行させてシガレット製造装
置、特に刻みたばこの巻き上げ部（巻管部）に連続供給
される。この為、巻紙に存在するピンホール等の欠陥を
確実に検出することが甚だ困難である。特に巻紙の欠陥
検出は、刻みたばこの巻上速度に応じて巻紙を高速度に
走行させながらリアルタイムに実行する必要がある。こ
の際、その高速走行に伴って巻紙が振れ易くなるので、
ピンホール等の欠陥を高精度に検出することが益々困難
となる。仮に巻紙の供給（走行）を高精度に制御してそ
の振れを抑えるようにすると、巻紙供給部の構成が相当
大掛かりで複雑なものとなることが否めない。
【０００６】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、ロールから巻き戻して高速度に
供給される長尺の巻紙におけるピンホール等の欠陥を、
簡易に、しかも確実に検出することができ、ひいては欠
陥部位の巻紙部分にて巻き上げられたシガレットを確実
に排除してその製造品質を高めることのできるシガレッ
ト製造装置を提供することにある。
たもので、その目的は、ロールから巻き戻して高速度に
供給される長尺の巻紙におけるピンホール等の欠陥を、
簡易に、しかも確実に検出することができ、ひいては欠
陥部位の巻紙部分にて巻き上げられたシガレットを確実
に排除してその製造品質を高めることのできるシガレッ
ト製造装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係るシガレット製造装置は、刻みたばこの
巻き上げに供される巻紙の供給経路に、該巻紙の両縁部
を除く領域に照射した光の透過量または反射量を検出す
る光センサを設けると共に、この光センサにより求めら
れた受光量から前記巻紙の両縁部を除く領域における欠
陥の有無を判定し、その判定結果を前記巻紙による刻み
たばこの巻上動作に関連して出力する巻紙品質検査部を
設けたことを特徴としている。
べく本発明に係るシガレット製造装置は、刻みたばこの
巻き上げに供される巻紙の供給経路に、該巻紙の両縁部
を除く領域に照射した光の透過量または反射量を検出す
る光センサを設けると共に、この光センサにより求めら
れた受光量から前記巻紙の両縁部を除く領域における欠
陥の有無を判定し、その判定結果を前記巻紙による刻み
たばこの巻上動作に関連して出力する巻紙品質検査部を
設けたことを特徴としている。
【０００８】即ち、透過型の光センサを用いて巻紙の両
縁部を除く領域における光の透過量を検出し、この透過
量の変化から欠陥の有無を検出し、その判定結果を刻み
たばこの巻上動作に関連して、例えば欠陥有りと判定さ
れた部位の巻紙部分にて巻き上げられたシガレットが、
所定の排除位置に到達するタイミングで出力することで
時間的余裕を持たせ、これによって安価な光センサを用
いながら高速度に供給される巻紙におけるピンポール等
の欠陥を確実に検出し得るようにしたことを特徴として
いる。
縁部を除く領域における光の透過量を検出し、この透過
量の変化から欠陥の有無を検出し、その判定結果を刻み
たばこの巻上動作に関連して、例えば欠陥有りと判定さ
れた部位の巻紙部分にて巻き上げられたシガレットが、
所定の排除位置に到達するタイミングで出力することで
時間的余裕を持たせ、これによって安価な光センサを用
いながら高速度に供給される巻紙におけるピンポール等
の欠陥を確実に検出し得るようにしたことを特徴として
いる。
【０００９】更には巻紙の両縁部にそれぞれ照射した光
の透過量を検出する一対の補助光センサを前記巻紙の供
給経路に設け、巻紙品質検査部においては上記一対の補
助光センサによりそれぞれ求められた光の透過量の総和
から前記巻紙の両縁部における欠陥の有無を判定するよ
うにした特徴としている。
の透過量を検出する一対の補助光センサを前記巻紙の供
給経路に設け、巻紙品質検査部においては上記一対の補
助光センサによりそれぞれ求められた光の透過量の総和
から前記巻紙の両縁部における欠陥の有無を判定するよ
うにした特徴としている。
【００１０】即ち、一対の補助光センサによりそれぞれ
求められた光の透過量の総和として巻紙の両縁部におけ
る欠陥の有無を検出することで、巻紙の高速度な供給に
伴う幅方向の振れに拘わりなく、その欠陥を確実に検出
するようにしたことを特徴としている。
求められた光の透過量の総和として巻紙の両縁部におけ
る欠陥の有無を検出することで、巻紙の高速度な供給に
伴う幅方向の振れに拘わりなく、その欠陥を確実に検出
するようにしたことを特徴としている。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係るシガレット製造装置について説明する。
このシガレット製造装置は、概略的には図１に示すよう
に、主軸１により速度制御されて送り駆動されるガニチ
ャーテープ２を備え、このガニチャーテープ２上におい
てロールＲから連続供給される長尺の巻紙Ｐにて刻みた
ばこＴkを棒状に連続的に巻き上げる巻管部（紙巻部）
３と、ホッパ４内に供給された刻みたばこＴkを上方に
向けて空気搬送するチムニー部５と、このチムニー部５
の上方位置と前記巻管部３との間に張架されて前記主軸
１の回転に同期して走行駆動される無端状のたばこバン
ド６を備え、サクション部７により該たばこバンド６の
裏面側に供給される負圧により前記刻みたばこＴkをそ
の表面に吸着して前記巻管部３に搬送する刻み給送装置
８とからなる。
実施形態に係るシガレット製造装置について説明する。
このシガレット製造装置は、概略的には図１に示すよう
に、主軸１により速度制御されて送り駆動されるガニチ
ャーテープ２を備え、このガニチャーテープ２上におい
てロールＲから連続供給される長尺の巻紙Ｐにて刻みた
ばこＴkを棒状に連続的に巻き上げる巻管部（紙巻部）
３と、ホッパ４内に供給された刻みたばこＴkを上方に
向けて空気搬送するチムニー部５と、このチムニー部５
の上方位置と前記巻管部３との間に張架されて前記主軸
１の回転に同期して走行駆動される無端状のたばこバン
ド６を備え、サクション部７により該たばこバンド６の
裏面側に供給される負圧により前記刻みたばこＴkをそ
の表面に吸着して前記巻管部３に搬送する刻み給送装置
８とからなる。
【００１２】この刻み給送装置８の上記チムニー部５か
ら巻管部３に向かうたばこバンド６の走行路の途中に
は、前記主軸１の回転に同期して作動するエクレターデ
ィスク９が設けられている。このエクレターディスク９
により前記たばこバンド６の表面に吸着されて巻管部３
に搬送される刻みたばこＴkの余剰分が掻き落とされ、
その吸着量（層厚み）が制御されて前記巻管部３にて巻
き上げられる棒巻たばこＴrにおける刻みたばこＴkの充
填量（量目）が調整される。
ら巻管部３に向かうたばこバンド６の走行路の途中に
は、前記主軸１の回転に同期して作動するエクレターデ
ィスク９が設けられている。このエクレターディスク９
により前記たばこバンド６の表面に吸着されて巻管部３
に搬送される刻みたばこＴkの余剰分が掻き落とされ、
その吸着量（層厚み）が制御されて前記巻管部３にて巻
き上げられる棒巻たばこＴrにおける刻みたばこＴkの充
填量（量目）が調整される。
【００１３】尚、巻管部３において長尺の巻紙Ｐにて連
続して刻みたばこＴkを巻き上げて形成された棒巻たば
こＴrは切断部１０に導かれ、切断ナイフ１０ａにより
所定長毎に切断される。この切断ナイフ１０ａは、前記
棒巻たばこＴrの巻上長に関連して回転駆動されるもの
で、これによって棒巻きたばこＴrが、例えばシガレッ
ト２本分の長さの所謂ダブル巻たばこＴwとして切断さ
れ、次工程であるフィルタアタッチメント部１１に供給
される。そしてこのフィルタアタッチメント部１１にお
いて、上記ダブル巻たばこＴwを２等分し、その端部に
フィルタが装着されてシガレットが製造される。
続して刻みたばこＴkを巻き上げて形成された棒巻たば
こＴrは切断部１０に導かれ、切断ナイフ１０ａにより
所定長毎に切断される。この切断ナイフ１０ａは、前記
棒巻たばこＴrの巻上長に関連して回転駆動されるもの
で、これによって棒巻きたばこＴrが、例えばシガレッ
ト２本分の長さの所謂ダブル巻たばこＴwとして切断さ
れ、次工程であるフィルタアタッチメント部１１に供給
される。そしてこのフィルタアタッチメント部１１にお
いて、上記ダブル巻たばこＴwを２等分し、その端部に
フィルタが装着されてシガレットが製造される。
【００１４】また前記巻管部３の出口部には、例えば放
射線検出器からなるセンサ１２が設けられており、棒巻
たばこＴrの長手方向の各部における刻みたばこＴkの充
填量（充填密度）が連続的に検出されている。量目判定
部１３は、上記センサ１２によって検出された刻みたば
こＴkの充填量（充填密度）から、例えばシガレット１
本当たりの刻みたばこＴkの総充填量や、長手方向各部
における刻みたばこＴkの充填密度を監視し、その過不
足を判定している。そして量目判定部１３は、刻みたば
こＴkの充填量不足または充填量過剰の部位が検出され
たとき、当該部分を含んで前記棒巻きたばこＴrから切
り出されるシガレットを排除するべく、前記フィルタア
タッチメント部１１に設けられた不良品排除部１４に対
して排除指令を発するものとなっている。
射線検出器からなるセンサ１２が設けられており、棒巻
たばこＴrの長手方向の各部における刻みたばこＴkの充
填量（充填密度）が連続的に検出されている。量目判定
部１３は、上記センサ１２によって検出された刻みたば
こＴkの充填量（充填密度）から、例えばシガレット１
本当たりの刻みたばこＴkの総充填量や、長手方向各部
における刻みたばこＴkの充填密度を監視し、その過不
足を判定している。そして量目判定部１３は、刻みたば
こＴkの充填量不足または充填量過剰の部位が検出され
たとき、当該部分を含んで前記棒巻きたばこＴrから切
り出されるシガレットを排除するべく、前記フィルタア
タッチメント部１１に設けられた不良品排除部１４に対
して排除指令を発するものとなっている。
【００１５】さて全体的には上述した如く構成されるシ
ガレット製造装置において、本発明が特徴とするところ
は、特にロールＲから管巻部３に向けて長尺の巻紙Ｐを
連続して供給する巻紙搬送路の途中に、該巻紙Ｐの欠陥
を検査するための光センサ２１を設け、巻紙検査部２２
において上記光センサ２１からの出力に基づいて巻紙Ｐ
の品質を監視するようにした点にある。そして巻紙Ｐ中
にピンホール等の欠陥が検出されたとき、該巻紙Ｐによ
って順に巻き上げられる棒巻きたばこＴrから順に切り
出されるシガレット中の、前記巻紙Ｐの欠陥部分にて巻
き上げられ部分のシガレットを排除するべく、巻紙検査
部２２から前記不良品排除部１４に対して排除指令を与
えるように構成したことを特徴としている。
ガレット製造装置において、本発明が特徴とするところ
は、特にロールＲから管巻部３に向けて長尺の巻紙Ｐを
連続して供給する巻紙搬送路の途中に、該巻紙Ｐの欠陥
を検査するための光センサ２１を設け、巻紙検査部２２
において上記光センサ２１からの出力に基づいて巻紙Ｐ
の品質を監視するようにした点にある。そして巻紙Ｐ中
にピンホール等の欠陥が検出されたとき、該巻紙Ｐによ
って順に巻き上げられる棒巻きたばこＴrから順に切り
出されるシガレット中の、前記巻紙Ｐの欠陥部分にて巻
き上げられ部分のシガレットを排除するべく、巻紙検査
部２２から前記不良品排除部１４に対して排除指令を与
えるように構成したことを特徴としている。
【００１６】尚、前記光センサ２１は、例えば所定の間
隙を隔てて対向配置された一対の発光部と受光部とを備
え、前記発光部から出射されたセンシング光を受光部に
て受光する、所謂透過型の光センサからなる。特にこの
実施形態において用いられる光センサ２１は、所定の幅
（例えば１０ｍｍ）に亘って半導体レーザ光をスリット
状に送受信することでライン状のセンシングエリアを設
定した、所謂ラインセンサ・タイプのものからなる。
隙を隔てて対向配置された一対の発光部と受光部とを備
え、前記発光部から出射されたセンシング光を受光部に
て受光する、所謂透過型の光センサからなる。特にこの
実施形態において用いられる光センサ２１は、所定の幅
（例えば１０ｍｍ）に亘って半導体レーザ光をスリット
状に送受信することでライン状のセンシングエリアを設
定した、所謂ラインセンサ・タイプのものからなる。
【００１７】さてこの実施形態に係るシガレット製造装
置においては、巻紙Ｐの欠陥を検査するための光センサ
２１として複数（５個）の光センサ２１が用いられてい
る。図２に示すように第１〜第３の光センサ２１ａ,２
１ｂ,２１ｃは、巻紙Ｐの両縁部をそれぞれ除く領域の
巻紙Ｐの状態をセンシングする為のもので、これらの光
センサ２１ａ,２１ｂ,２１ｃは、巻紙Ｐの幅に対する個
々のセンシングエリアの不足をカバーするべく、そのセ
ンシングエリアを巻紙Ｐの幅方向に互いに異ならせなが
ら、且つその一部を重複させて互いに近接配置されてい
る。また第４および第５の光センサ２１ｄ,２１ｅは、
前記巻紙Ｐの供給方向に関して同一位置において、該巻
紙Ｐの両縁部の領域をそれぞれセンシングするように配
置されており、一対の補助光センサとして設けられてい
る。
置においては、巻紙Ｐの欠陥を検査するための光センサ
２１として複数（５個）の光センサ２１が用いられてい
る。図２に示すように第１〜第３の光センサ２１ａ,２
１ｂ,２１ｃは、巻紙Ｐの両縁部をそれぞれ除く領域の
巻紙Ｐの状態をセンシングする為のもので、これらの光
センサ２１ａ,２１ｂ,２１ｃは、巻紙Ｐの幅に対する個
々のセンシングエリアの不足をカバーするべく、そのセ
ンシングエリアを巻紙Ｐの幅方向に互いに異ならせなが
ら、且つその一部を重複させて互いに近接配置されてい
る。また第４および第５の光センサ２１ｄ,２１ｅは、
前記巻紙Ｐの供給方向に関して同一位置において、該巻
紙Ｐの両縁部の領域をそれぞれセンシングするように配
置されており、一対の補助光センサとして設けられてい
る。
【００１８】即ち、第１〜第３の光センサ２１ａ,２１
ｂ,２１ｃは、巻紙Ｐがその搬送路の中心を通って供給
されるとき、該巻紙Ｐの両縁部の幅１ｍｍを除く中央部
の領域Ｃをセンシングするように、幅方向に所定ピッチ
のずれを持たせて配置されており、仮に巻紙Ｐが搬送振
れによって幅方向に１ｍｍ程度ずれた場合であっても、
常に巻紙Ｐの主たる面を確実にセンシングし得るように
設定されている。また一対の補助光センサをなす第４お
よび第５の光センサ２１ｄ,２１ｅは、そのセンシング
エリアＡ,Ｂが上記巻紙Ｐの両縁部の幅１ｍｍの領域
を、例えば半分程度含むようにそれぞれ配置されてい
る。そして仮に巻紙Ｐが搬送振れに起因して幅方向に１
ｍｍ程度ずれた場合であっても、巻紙Ｐの両縁部をそれ
ぞれ確実にセンシングし得るように設定されている。
ｂ,２１ｃは、巻紙Ｐがその搬送路の中心を通って供給
されるとき、該巻紙Ｐの両縁部の幅１ｍｍを除く中央部
の領域Ｃをセンシングするように、幅方向に所定ピッチ
のずれを持たせて配置されており、仮に巻紙Ｐが搬送振
れによって幅方向に１ｍｍ程度ずれた場合であっても、
常に巻紙Ｐの主たる面を確実にセンシングし得るように
設定されている。また一対の補助光センサをなす第４お
よび第５の光センサ２１ｄ,２１ｅは、そのセンシング
エリアＡ,Ｂが上記巻紙Ｐの両縁部の幅１ｍｍの領域
を、例えば半分程度含むようにそれぞれ配置されてい
る。そして仮に巻紙Ｐが搬送振れに起因して幅方向に１
ｍｍ程度ずれた場合であっても、巻紙Ｐの両縁部をそれ
ぞれ確実にセンシングし得るように設定されている。
【００１９】しかして前記第１〜第３の光センサ２１
ａ,２１ｂ,２１ｃは、巻紙Ｐを介して発光部からの光を
受光しており、その受光量は巻紙Ｐの透過による減衰分
を差し引いて略一定である。特に前述したようにこれら
の光センサ２１ａ,２１ｂ,２１ｃは、巻紙Ｐの両縁部を
除く中央部の領域Ｃをセンシングしているので、巻紙Ｐ
の幅方向への振れ（ずれ）に拘わりなく、略一定の光量
を受光する。しかしながら巻紙Ｐに欠陥が存在し、例え
ば巻紙Ｐが局部的に薄い場合、或いは直径１ｍｍ程度の
微小なピンホールが存在すると、当該欠陥部位が光セン
サ２１ａ,２１ｂ,２１ｃのセンシング領域を通過する
際、これによって巻紙Ｐを透過する光量が増大する。
ａ,２１ｂ,２１ｃは、巻紙Ｐを介して発光部からの光を
受光しており、その受光量は巻紙Ｐの透過による減衰分
を差し引いて略一定である。特に前述したようにこれら
の光センサ２１ａ,２１ｂ,２１ｃは、巻紙Ｐの両縁部を
除く中央部の領域Ｃをセンシングしているので、巻紙Ｐ
の幅方向への振れ（ずれ）に拘わりなく、略一定の光量
を受光する。しかしながら巻紙Ｐに欠陥が存在し、例え
ば巻紙Ｐが局部的に薄い場合、或いは直径１ｍｍ程度の
微小なピンホールが存在すると、当該欠陥部位が光セン
サ２１ａ,２１ｂ,２１ｃのセンシング領域を通過する
際、これによって巻紙Ｐを透過する光量が増大する。
【００２０】各光センサ２１ａ,２１ｂ,２１ｃはこのよ
うな光量の変化を所定の閾値で弁別し、各検出部位（セ
ンシング領域）における巻紙Ｐ上のピンホール等の欠陥
の有無をそれぞれ検出している。そしてデジタル処理回
路２３は、前記各光センサ２１ａ,２１ｂ,２１ｃから得
られた各検出結果を論理和（ＯＲ）処理することで、光
センサ２１ａ,２１ｂ,２１ｃによって設定されたセンシ
ング領域（中央部の領域Ｃ）を通過する巻紙Ｐのピンホ
ール等の欠陥を確実に検出するものとなっている。
うな光量の変化を所定の閾値で弁別し、各検出部位（セ
ンシング領域）における巻紙Ｐ上のピンホール等の欠陥
の有無をそれぞれ検出している。そしてデジタル処理回
路２３は、前記各光センサ２１ａ,２１ｂ,２１ｃから得
られた各検出結果を論理和（ＯＲ）処理することで、光
センサ２１ａ,２１ｂ,２１ｃによって設定されたセンシ
ング領域（中央部の領域Ｃ）を通過する巻紙Ｐのピンホ
ール等の欠陥を確実に検出するものとなっている。
【００２１】一方、アナログ処理回路２４は前記第４お
よび第５の光センサ２１ｄ,２１ｅによってそれぞれ求
められた受光量を加算処理し、受光量の和として巻紙Ｐ
の両縁部の状態を示す情報を得、これを所定の閾値で弁
別することで欠陥の有無を判定している。即ち、巻紙Ｐ
の両縁部の領域の情報を検出する一対の光センサ２１
ｄ,２１ｅは、主として巻紙Ｐの縁部により遮られるこ
とのない光をそれぞれ受光する。従って図３(ａ)(ｂ)
(ｃ)に模式的に示すように、仮に巻紙Ｐが幅方向にΔだ
けずれたとしても、巻紙Ｐの一方の縁部により光を遮る
領域が増大する分、他方の縁部により光を遮る領域が減
少するので、両縁部によって遮られる光の量が変わるこ
とがない。これ故、巻紙Ｐに欠陥がない場合には、巻紙
Ｐの幅方向のずれに拘わりなく一対の光センサ２１ｄ,
２１ｅによる受光量Ｓa,Ｓbの和は一定となる。
よび第５の光センサ２１ｄ,２１ｅによってそれぞれ求
められた受光量を加算処理し、受光量の和として巻紙Ｐ
の両縁部の状態を示す情報を得、これを所定の閾値で弁
別することで欠陥の有無を判定している。即ち、巻紙Ｐ
の両縁部の領域の情報を検出する一対の光センサ２１
ｄ,２１ｅは、主として巻紙Ｐの縁部により遮られるこ
とのない光をそれぞれ受光する。従って図３(ａ)(ｂ)
(ｃ)に模式的に示すように、仮に巻紙Ｐが幅方向にΔだ
けずれたとしても、巻紙Ｐの一方の縁部により光を遮る
領域が増大する分、他方の縁部により光を遮る領域が減
少するので、両縁部によって遮られる光の量が変わるこ
とがない。これ故、巻紙Ｐに欠陥がない場合には、巻紙
Ｐの幅方向のずれに拘わりなく一対の光センサ２１ｄ,
２１ｅによる受光量Ｓa,Ｓbの和は一定となる。
【００２２】しかしながら図３(ｄ)に示すように巻紙Ｐ
の幅が部分的に狭くなっているような欠陥が存在する
と、その分、光を遮る量が少なくなる。すると巻紙Ｐの
幅方向へのずれに起因して光センサ２１ｄ,２１ｅによ
る個々の受光量Ｓa,Ｓb自体が変化する。ところが上記
欠陥に起因する受光量の変化は、上記巻紙Ｐの幅方向の
変化に伴う光量変化に埋もれるので、上記各光センサ２
１ｄ,２１ｅの受光量Ｓa,Ｓbの変化として直接的に捉え
ることはできない。しかし前述したように前記受光量Ｓ
a,Ｓbの和を基準とすれば、その総和として前記欠陥に
起因する受光量の変化を検出することが可能となる。
の幅が部分的に狭くなっているような欠陥が存在する
と、その分、光を遮る量が少なくなる。すると巻紙Ｐの
幅方向へのずれに起因して光センサ２１ｄ,２１ｅによ
る個々の受光量Ｓa,Ｓb自体が変化する。ところが上記
欠陥に起因する受光量の変化は、上記巻紙Ｐの幅方向の
変化に伴う光量変化に埋もれるので、上記各光センサ２
１ｄ,２１ｅの受光量Ｓa,Ｓbの変化として直接的に捉え
ることはできない。しかし前述したように前記受光量Ｓ
a,Ｓbの和を基準とすれば、その総和として前記欠陥に
起因する受光量の変化を検出することが可能となる。
【００２３】前記アナログ処理回路２４は、このような
観点に立脚して一対の光センサ２１ｄ,２１ｅによる受
光量の和（Ｓa＋Ｓb）を所定の閾値Ｋと比較すること
で、巻紙Ｐの両縁部における欠陥の有無を監視してい
る。特に巻紙Ｐの高速走行に伴う幅方向のずれに影響さ
れることなく、その欠陥の有無を検出するものとなって
いる。このアナログ処理回路２４の検出結果は、前記デ
ジタル処理回路２３に与えられ、前述した光センサ２１
ａ,２１ｂ,２１ｃから得られた各検出結果と同様にして
論理和（ＯＲ）処理されて欠陥検出信号（不良品排除信
号）として出力される。
観点に立脚して一対の光センサ２１ｄ,２１ｅによる受
光量の和（Ｓa＋Ｓb）を所定の閾値Ｋと比較すること
で、巻紙Ｐの両縁部における欠陥の有無を監視してい
る。特に巻紙Ｐの高速走行に伴う幅方向のずれに影響さ
れることなく、その欠陥の有無を検出するものとなって
いる。このアナログ処理回路２４の検出結果は、前記デ
ジタル処理回路２３に与えられ、前述した光センサ２１
ａ,２１ｂ,２１ｃから得られた各検出結果と同様にして
論理和（ＯＲ）処理されて欠陥検出信号（不良品排除信
号）として出力される。
【００２４】しかして前述した巻紙検査部２２は、上述
した如く各光センサ２１の出力を受けてデジタル処理回
路２３およびアナログ処理回路２４が巻紙Ｐにおける欠
陥の存在を検出したとき、その欠陥検出信号を前記フィ
ルタアタッチメント部１４に設けられた不良品排除部１
４に出力している。この不良品排除部１４に対する欠陥
検出信号（排除信号）の出力タイミングは、前記光セン
サ２１を介して巻紙Ｐの欠陥が検出されたタイミングを
基準として、当該欠陥部位が存在する巻紙部分にて刻み
たばこＴkが巻き上げられた後、棒巻きたばこＴrから切
り出されたシガレットとして不良品排除部１４に到達す
るタイミングまで遅延制御される。このような欠陥検出
のタイミングから欠陥検出信号（排除信号）の出力タイ
ミングの遅延により、長尺の巻紙Ｐにて連続して巻き上
げられる棒巻きたばこＴrから順に切り出されて製造さ
れるシガレット中の、欠陥部位を含む巻紙部分にて巻き
上げられたシガレットだけが選択的に排除されることに
なる。
した如く各光センサ２１の出力を受けてデジタル処理回
路２３およびアナログ処理回路２４が巻紙Ｐにおける欠
陥の存在を検出したとき、その欠陥検出信号を前記フィ
ルタアタッチメント部１４に設けられた不良品排除部１
４に出力している。この不良品排除部１４に対する欠陥
検出信号（排除信号）の出力タイミングは、前記光セン
サ２１を介して巻紙Ｐの欠陥が検出されたタイミングを
基準として、当該欠陥部位が存在する巻紙部分にて刻み
たばこＴkが巻き上げられた後、棒巻きたばこＴrから切
り出されたシガレットとして不良品排除部１４に到達す
るタイミングまで遅延制御される。このような欠陥検出
のタイミングから欠陥検出信号（排除信号）の出力タイ
ミングの遅延により、長尺の巻紙Ｐにて連続して巻き上
げられる棒巻きたばこＴrから順に切り出されて製造さ
れるシガレット中の、欠陥部位を含む巻紙部分にて巻き
上げられたシガレットだけが選択的に排除されることに
なる。
【００２５】かくして上述した如く構成されたシガレッ
ト製造装置によれば、連続して供給される長尺の巻紙Ｐ
の、例えば直径１ｍｍ程度の微小なピンホール等の欠陥
を高精度に、且つ確実に検出しながら、その欠陥部位を
含む巻紙部分にて巻き上げられたシガレットだけを確実
に排除することが可能となる。特に巻紙Ｐを高速度に走
行させて巻き上げ部（巻管部３）に供給しながら、その
走行振れの影響を受けることなしにピンホール等の欠陥
を簡易に、しかも確実に検出し、巻紙Ｐに欠陥のあるシ
ガレットを確実に排除することが可能となる。
ト製造装置によれば、連続して供給される長尺の巻紙Ｐ
の、例えば直径１ｍｍ程度の微小なピンホール等の欠陥
を高精度に、且つ確実に検出しながら、その欠陥部位を
含む巻紙部分にて巻き上げられたシガレットだけを確実
に排除することが可能となる。特に巻紙Ｐを高速度に走
行させて巻き上げ部（巻管部３）に供給しながら、その
走行振れの影響を受けることなしにピンホール等の欠陥
を簡易に、しかも確実に検出し、巻紙Ｐに欠陥のあるシ
ガレットを確実に排除することが可能となる。
【００２６】従って高速巻き上げによるシガレットの生
産性を犠牲にすることなく、不良品を確実に排除して、
最終的なシガレットの製造品質を効果的に高めることが
可能となる。しかも巻紙Ｐの欠陥検出機能としては、上
述したように汎用の光センサ２１を効果的に用い、その
受光量を所定の閾値と弁別する簡単な構成の処理回路を
用いて欠陥検出するように構成することができるので、
その実用的利点が多大である。
産性を犠牲にすることなく、不良品を確実に排除して、
最終的なシガレットの製造品質を効果的に高めることが
可能となる。しかも巻紙Ｐの欠陥検出機能としては、上
述したように汎用の光センサ２１を効果的に用い、その
受光量を所定の閾値と弁別する簡単な構成の処理回路を
用いて欠陥検出するように構成することができるので、
その実用的利点が多大である。
【００２７】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えば光センサ２１のセンシングエリ
アが幅１５ｍｍ程度と広い場合には、２つの光センサ２
１だけを用いて中央部の領域Ｃをセンシングすることが
可能であり、センシングエリアの幅が２５ｍｍ程度の光
センサ２１であれば、これを１つだけ用いるようにして
も良い。また実施形態においては透過型の光センサを用
いるものとしたが、反射型の光センサを用いることも勿
論可能である。この場合には、巻紙Ｐの表面にて反射し
た光を受光検出するようにすれば良く、ピンホール部分
において反射光が得られなくなることを利用して欠陥検
出を行うようにすれば良い。また巻紙Ｐの両縁部におけ
る欠陥については、その両縁部が糊付けによって互いに
重ね合わせられる領域であり、当該領域においてピンホ
ールが発生することが極めて希であることから、これを
省略して装置構成、特に巻紙欠陥検出部の簡素化を図る
ことも可能である。その他、本発明はその要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施することができる。
るものではない。例えば光センサ２１のセンシングエリ
アが幅１５ｍｍ程度と広い場合には、２つの光センサ２
１だけを用いて中央部の領域Ｃをセンシングすることが
可能であり、センシングエリアの幅が２５ｍｍ程度の光
センサ２１であれば、これを１つだけ用いるようにして
も良い。また実施形態においては透過型の光センサを用
いるものとしたが、反射型の光センサを用いることも勿
論可能である。この場合には、巻紙Ｐの表面にて反射し
た光を受光検出するようにすれば良く、ピンホール部分
において反射光が得られなくなることを利用して欠陥検
出を行うようにすれば良い。また巻紙Ｐの両縁部におけ
る欠陥については、その両縁部が糊付けによって互いに
重ね合わせられる領域であり、当該領域においてピンホ
ールが発生することが極めて希であることから、これを
省略して装置構成、特に巻紙欠陥検出部の簡素化を図る
ことも可能である。その他、本発明はその要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施することができる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、刻
みたばこの巻き上げに供される巻紙の供給経路に、該巻
紙の両縁部を除く領域に照射した光の透過量または反射
量を検出する光センサを設け、この光センサにより求め
られた受光量から前記巻紙の両縁部を除く領域における
欠陥の有無を判定して、その判定結果を前記巻紙による
刻みたばこの巻上動作に関連して出力するので、高速度
に走行される巻紙の幅方向の振れの影響を受けることな
しに、ピンホール等の欠陥を確実に検出することができ
る。そしてその検出結果に基づいて、欠陥有りと判定さ
れた部位の巻紙部分にて巻き上げられたシガレットを排
除することができるので、シガレットの巻き上げ速度を
犠牲にすることなく、その製造品質を高めることができ
る。
みたばこの巻き上げに供される巻紙の供給経路に、該巻
紙の両縁部を除く領域に照射した光の透過量または反射
量を検出する光センサを設け、この光センサにより求め
られた受光量から前記巻紙の両縁部を除く領域における
欠陥の有無を判定して、その判定結果を前記巻紙による
刻みたばこの巻上動作に関連して出力するので、高速度
に走行される巻紙の幅方向の振れの影響を受けることな
しに、ピンホール等の欠陥を確実に検出することができ
る。そしてその検出結果に基づいて、欠陥有りと判定さ
れた部位の巻紙部分にて巻き上げられたシガレットを排
除することができるので、シガレットの巻き上げ速度を
犠牲にすることなく、その製造品質を高めることができ
る。
【００２９】また本発明によれば巻紙の両縁部にそれぞ
れ照射した光の透過量を検出する一対の補助光センサを
前記巻紙の供給経路に設け、上記一対の補助光センサに
よりそれぞれ求められた光の透過量の総和から前記巻紙
の両縁部における欠陥の有無を判定するので、巻紙の幅
方向の振れの影響を受けることなしに、両縁部における
ピンホール等の欠陥を確実に検出することができる等の
実用上多大なる効果が奏せられる。
れ照射した光の透過量を検出する一対の補助光センサを
前記巻紙の供給経路に設け、上記一対の補助光センサに
よりそれぞれ求められた光の透過量の総和から前記巻紙
の両縁部における欠陥の有無を判定するので、巻紙の幅
方向の振れの影響を受けることなしに、両縁部における
ピンホール等の欠陥を確実に検出することができる等の
実用上多大なる効果が奏せられる。
【図１】本発明の一実施形態に係るシガレット製造装置
の概略構成図。
の概略構成図。
【図２】本発明の一実施形態に係るシガレット製造装置
における巻紙の欠陥検出部の構成例を示す図。
における巻紙の欠陥検出部の構成例を示す図。
【図３】一対の光センサを用いた巻紙の両縁部における
欠陥検出の原理を説明する為の図。
欠陥検出の原理を説明する為の図。
Ｐ 巻紙
Ｔk 刻みたばこ
Ｔr 棒巻きたばこ
２ ガニチャーテープ
３ 巻管部
１４ 不良品排除部
２１（２１ａ,２１ｂ,…２１ｄ） 光センサ
２２ 巻紙検査部
２３ デジタル処理回路
２４ アナログ処理回路
Claims (2)
- 【請求項１】 量目制御されて連続供給される刻みたば
こを長尺の巻紙にて長手方向に連続して巻き上げて棒巻
きたばこを形成し、該棒巻きたばこを所定長毎に切断し
てシガレットを製造するシガレット製造装置において、 前記刻みたばこの巻き上げに供される前記巻紙の供給経
路に設けられて該巻紙の両縁部を除く領域に照射した光
を受光する光センサと、前記巻紙の供給経路に設けられ
て該巻紙の両縁部にそれぞれ照射した光の透過量を検出
する一対の補助光センサと、この光センサにより求めら
れた受光量から前記巻紙の両縁部を除く領域における欠
陥の有無を判定すると共に、前記一対の補助光センサに
よりそれぞれ求められた光の透過量の総和から前記巻紙
の両縁部における欠陥の有無を判定し、その判定結果を
前記巻紙による刻みたばこの巻上動作に関連して出力す
る巻紙品質検査部とを具備したことを特徴とするシガレ
ット製造装置。 - 【請求項２】 前記巻紙品質検査部から出力される判定
結果は、欠陥有りと判定された部位の巻紙部分にて巻き
上げられたシガレットが、所定の排除位置に到達するタ
イミングで該シガレットに対する排除指令として出力さ
れることを特徴とする請求項１に記載のシガレット製造
装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22356397A JP3372193B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | シガレット製造装置 |
| US09/134,875 US6130438A (en) | 1997-08-20 | 1998-08-17 | Wrapping paper defect inspection apparatus for a cigarette manufacturing machine |
| EP98115508A EP0898165A3 (en) | 1997-08-20 | 1998-08-18 | Wrapping paper defect inspection apparatus for a cigarette manufacturing machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22356397A JP3372193B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | シガレット製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1156335A JPH1156335A (ja) | 1999-03-02 |
| JP3372193B2 true JP3372193B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=16800130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22356397A Expired - Fee Related JP3372193B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | シガレット製造装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6130438A (ja) |
| EP (1) | EP0898165A3 (ja) |
| JP (1) | JP3372193B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| WO2002091865A1 (en) * | 2001-05-11 | 2002-11-21 | Philip Morris Products, Inc. | Cigarette paper with selected attenuator bands |
| DE10160235A1 (de) * | 2001-12-07 | 2003-06-26 | Hauni Maschinenbau Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Erfassung einer Eigenschaft von Zigarettenpapier |
| TWI239817B (en) * | 2002-12-20 | 2005-09-21 | Japan Tobacco Inc | Rolling paper inspection device and tobacco rolled up device |
| EP1591025B1 (en) | 2003-01-21 | 2016-04-13 | Japan Tobacco Inc. | Coated perfume inspection device and a cigarette making machine provided with this |
| CA2521320C (en) * | 2003-04-07 | 2008-11-04 | Japan Tobacco Inc. | Cigarette making machine and method |
| RS50789B (sr) * | 2004-08-11 | 2010-08-31 | Philip Morris Products S.A. | Uređaj i postupak za proizvodnju personalizovanog pakovanja cigareta |
| DE102004040912A1 (de) * | 2004-08-23 | 2006-03-09 | Hauni Maschinenbau Ag | Optische Kontrolle von Produkten der Tabakverarbeitenden Industrie |
| US7448316B2 (en) * | 2005-08-03 | 2008-11-11 | Cnh America Llc | Bale wrap or tie monitor |
| US7675622B2 (en) * | 2005-11-14 | 2010-03-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Determining a media feature using a photovoltaic cell and an electroluminescent light panel |
| KR100968304B1 (ko) | 2008-02-14 | 2010-07-08 | 주식회사 케이티앤지 | 궐련 팁페이퍼 자동 측정기 및 그 제어방법 |
| DE202009012142U1 (de) * | 2009-09-07 | 2011-02-03 | Sick Ag | Optoelektronischer Sensor zur Streifenerkennung |
| US9560808B2 (en) | 2011-04-19 | 2017-02-07 | Cnh Industrial America Llc | System for controlling bale forming and wrapping operations |
| DE102014011268A1 (de) * | 2014-07-29 | 2016-02-04 | Brückner Maschinenbau GmbH & Co. KG | Optische Fehlstellendetektion |
| CN104432498B (zh) * | 2014-10-23 | 2017-04-05 | 阚晖 | 基于机器视觉的卷烟机烟支外观视觉检测装置 |
| DE102015106347A1 (de) | 2015-04-24 | 2016-10-27 | Hauni Maschinenbau Gmbh | Strangmaschine der Tabak verarbeitenden Industrie und Verfahren zum Herstellen von Multisegmentstäben |
| CN109709921B (zh) * | 2018-12-27 | 2020-09-22 | 浙江中烟工业有限责任公司 | 一种烟支卷制过程在线单支质量实时数据逐支同步的方法 |
| CN113137984A (zh) * | 2021-05-07 | 2021-07-20 | 安徽天翔高新特种包装材料集团有限公司 | 香烟包装环保内衬纸的检测装置 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1060903B (it) * | 1976-03-31 | 1982-09-30 | Gd Spa | Dispositivo di registrazione e discarto di spezzoni di materiale d incarto carta stagnola nelle macchine condizionatrici di sigarette in pacchetti ad altissima velocita produttiva |
| LU76490A1 (ja) * | 1976-12-29 | 1977-06-20 | ||
| US4537206A (en) * | 1982-06-01 | 1985-08-27 | Hauni-Werke Korber & Co. Kg. | Apparatus for perforating and testing the permeability of running webs of cigarette paper or the like |
| US4972494A (en) * | 1988-02-26 | 1990-11-20 | R. J. Reynolds Tobacco Company | Package inspection system |
| US5476108A (en) * | 1990-04-05 | 1995-12-19 | R. J. Reynolds Tobacco Company | Method and apparatus for detecting foreign matter within a layer of tabacco |
| US5341824A (en) * | 1992-12-29 | 1994-08-30 | Philip Morris Incorporated | Method and apparatus for inspecting and controlling tipping paper perforation |
| US5426509A (en) * | 1993-05-20 | 1995-06-20 | Peplinski; Robert A. | Device and method for detecting foreign material on a moving printed film web |
| JP3372162B2 (ja) * | 1996-03-14 | 2003-01-27 | 日本たばこ産業株式会社 | たばこ巻上装置 |
| US5944278A (en) * | 1997-10-16 | 1999-08-31 | Philip Morris Incorporated | Flexible web converter waste removal apparatus and control |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP22356397A patent/JP3372193B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-08-17 US US09/134,875 patent/US6130438A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-08-18 EP EP98115508A patent/EP0898165A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
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|---|---|
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| EP0898165A3 (en) | 1999-06-23 |
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| US6130438A (en) | 2000-10-10 |
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