JP3368388B2 - ポンプ付液体供給容器 - Google Patents

ポンプ付液体供給容器

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JP3368388B2 JP13394493A JP13394493A JP3368388B2 JP 3368388 B2 JP3368388 B2 JP 3368388B2 JP 13394493 A JP13394493 A JP 13394493A JP 13394493 A JP13394493 A JP 13394493A JP 3368388 B2 JP3368388 B2 JP 3368388B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、液体タンク内の液体量
が一定になるように新たな液体を供給するようにしたポ
ンプ付液体供給容器に関する。 【0002】 【従来の技術】液体タンク内の逐時消費される液体を新
たな液体の供給によって一定に維持せしめる手段とし
て、(1)電子複写機にセットすると内容自体の自重に
より排出させるもの、(2)容器内にあらかじめ圧力を
加えて排出させるもの、等が知られている。 【0003】しかしながら、従来の液体供給装置では種
々問題があった。例えば前記(1)の装置では容器内の
液体が一定量になるように新たな液体を供給するための
コントロールが難しい。また、前記(2)の装置では一
定加圧を行うための装置が必要である。 【0004】そこで本件出願人は先に、加圧手段を講じ
ることなく、一動作毎に一定量の液体現像剤を確実に現
像タンク内に供給することができるポンプ付液体現像剤
供給容器を提案した(特願平3−26080号)。だ
が、供給容器内の内圧が高くなったとき、時として、液
体現像剤が排出口あるいはエア置換口より漏出するとい
う問題が生じた。即ち、図5に示したポンプ付液体現像
剤供給容器において、液体現像剤が充填された容器内の
温度上昇等により内圧が高くなった場合、液体現像剤が
吸引口A27及び吸引口B27′から入り込み、排出口
28から漏出することがあり、また、電子写真複写機に
液体現像剤供給容器をセットして使用する際、時とし
て、その供給容器の内圧が高いと液体現像剤がエア置換
パイプ20を通りエア置換口41から漏出することがあ
った。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は液体現
像剤に限らず、一般の液体にも適応できるものであっ
て、加圧手段を講じることなく一動作毎に適量の液体を
確実にタンク内に供給でき、しかも上記のような漏出の
生じないポンプ付液体供給容器を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、容器本体と、
その容器本体内に備えられたシリンダーと、そのシリン
ダー内に設けられたスプリングと、そのスプリングによ
りシリンダー内下方に押下げられているピストンカバー
及びピストンシャフトを備えたピストンとからなるポン
プ付液体供給容器において、該シリンダーの下部には該
ピストンが押上げられたとき液体を吸引口Aよりシリン
ダー下部空間部内に吸引するシリンダー弁を設け、該ピ
ストンにはそれが押下げられたときシリンダー上部空間
部内に液体を吸引口Bより吸引するピストン弁Aと該シ
リンダー下部空間部内の液体を該ピストンシャフト内を
通して排出するピストン弁B及び該ピストンが押上げら
れたとき該シリンダー上部空間内の液体を該ピストンシ
ャフト内を通して排出するピストン弁Cを設け、該ピス
トンには該シリンダー弁を内部から押圧する弁押えを設
け、更に、該ピストンが最も押下げられたとき該吸引口
Bの先端と該シリンダー又は該容器本体との接続部にシ
ールパッキングを付設した受台を設けたことを特徴とし
ている。 【0007】以下に、本発明を添付の図面を参照しなが
らさらに詳細に説明する。図1は、本発明のポンプ付液
体供給容器に係るポンプ部の概略で、20は転倒された
液体供給容器内上部(底部)に連通するエア置換パイ
プ、21はシリンダーカバー、22はシリンダー、23
はピストンカバーに設けたピストン弁A、24はピスト
ンカバー、25はピストン、26はシリンダー下部空間
部、27及び27′は液体供給容器から液体を吸引する
吸引口A及びB、28は液体タンクへ液体を排出する排
出口、29及び30はシール材、32はシリンダー弁、
33はピストンが下方へ移動するときシリンダー下部空
間部26から液体を排出口28へ排出するピストン弁
B、36はシリンダー上部空間部、34はピストンが上
方へ移動するときシリンダー上部空間部36から液体を
吸引して液体排出口28へ排出するピストン弁C、35
はピストンを下方へ付勢するスプリング、40はその内
部に液体を排出する通路を有するピストンシャフト、4
1はエア置換口、42はシリンダー弁632を内部から
押圧するための弁押え、43はシリンダー22(又は容
器本体部)に接続固定しシールパッキング44を付設し
た受台、45は逆流防止用シールである。 【0008】図2、図3及び図4は本発明に係る液体供
給容器本体部とポンプ部と液体タンクとの配設関係を示
す全体図、及びいかにして液体タンクに適量の液体が供
給されるかの説明図である。 【0009】図2から判るとおり、容器本体1内にポン
プ部が固定配置され、このポンプ部の液体排出口が液体
タンク50に開放されている。また、容器本体1内部に
は液体が充填されている。いま、図2に表わされたよう
に、タンク50内の液体が消費されてその液面が低下し
て予め設定された下限レベル以下になると、液面検知手
段(図示されていない)からの信号により一定時間例え
ばソレノイド51が作動し、それに連動してピストンシ
ャフト40が作動方向Bに押し上げられる。その結果、
シリンダー弁32が開き、一定量の液体を吸引口A(吸
引口27)よりシリンダー下部空間部26に吸引する。
同時に、ピストン弁C34が開き、シリンダー上部空間
部36より液体を吸引し、ピストンシャフ内通路を通し
その排出口に28から液体タンク50に通じる排出口2
8へと液体を排出する。タンク50内が適量の液体で充
されるとピストンシャフト40の押し上げが終る。 【0010】再びタンク内50の液体が減り始め、それ
が下限レベル以下になると、スプリング35によりピス
トン25は作動方向Aに押し下げられる。このとき、ピ
ストン弁Aが開き、一定量の液体を吸引口B(吸引口2
7′)よりシリンダー上部空間部36内に吸引する。同
時に、ピストン弁B33が開き、シリンダー下部空間部
26より液体を吸引し、ピストンシャフト内通路より排
出口28へ排出する(図3及び図4)。図4は図3に比
べてタンク50内の液体の下限レベルがより下方に設定
されている例である。 【0011】液体がその供給容器からタンク50へと排
出されるに伴い、タンク内のエアは、エア置換口41及
びエア置換パイプ20により供給容器底部(転倒状態に
あるので上部)に導かれる。 【0012】このようにピストンの作動方向A、Bがい
ずれも液体を同時に吸引し、排出する機能を有している
ので、ソレノイドの一回の作動で往復2倍量の液体をタ
ンク50内に供給することができる。 【0013】次に、この液体供給容器からの液体の漏出
防止について述べると、図1に示すように、ポンプの停
止時即ち、タンク50内の液体が許容範囲にある間は、
シリンダー弁32は内部から弁押え42により押圧され
ているので容器の内圧が高くなっても吸引口A27より
液体がポンプ内に入り込むことはない。一方、吸引口B
27′の先端は受台43に設けたシールパッキング44
により塞がれているため、ここからも液体はポンプ中に
入り込めない。なお、必要に応じて、シリンダーカバー
21の内側面に密着させて逆流防止シール45を設ける
(図1)ようにすれば、エア置換パイプ20に液体が入
り込むこともない。 【0014】 【発明の効果】本発明によれば、加圧手段を設けること
なく、簡単な装置で常に一作動毎に適量の液体を確実に
タンク内に供給することができ、更に保管運送時、容器
内の内圧が高くなっても液体が漏出することもない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の液体供給容器の一実施例を示すポンプ
部の断面説明図である。 【図2】本発明の液体供給容器本体からタンクに適量の
液体を供給する様子の説明図である。 【図3】本発明の液体供給容器本体からタンクに適量の
液体を供給する様子の説明図である。 【図4】本発明の液体供給容器本体からタンクに適量の
液体を供給する様子の説明図である。 【図5】比較のポンプ部の断面説明図。 【符号の説明】 1 容器本体 20 エア置換パイプ 21 シリンダーカバー 22 シリンダー 23 ピストン弁A 24 ピストンカバー 25 ピストン 26 シリンダー下部空間部 27 吸引口A 27′吸引口B 28 液体現像剤をタンクへ排出する排出口 32 シリンダー弁 33 ピストン弁B 34 ピストン弁C 35 スプリング 36 シリンダー上部空間部 40 ピストンシャフト 41 エア置換口 42 弁押え 43 受台 44 シールパッキング 45 逆流防止用シール 50 液体タンク 51 ソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/76 G03G 15/11

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 容器本体(1)と、容器本体(1)内に
    備えられたシリンダー(22)と、シリンダー(22)
    内に設けられたスプリング(35)と、スプリング(3
    5)によりシリンダー(22)内下方に押下げられてい
    るピストンカバー(24)及びピストンシャフト(4
    0)を備えたピストン(25)とからなる液体供給容器
    において、シリンダー(22)の下部にはピストン(2
    5)が押上げられたとき液体を吸引口A(27)よりシ
    リンダー下部空間部(26)内に吸引するシリンダー弁
    (32)を設け、ピストン(25)にはそれが押下げら
    れたときシリンダー上部空間部(36)内に液体を吸引
    口Bより吸引するピストン弁Aとシリンダー下部空間部
    (26)内の液体をピストンシャフト(40)内を通し
    て排出するピストン弁B及びピストン(25)が押上げ
    られたときシリンダー上部空間(36)内の液体をピス
    トンシャフト(40)内を通して排出するピストン弁C
    を設け、ピストン(25)にはシリンダー弁(32)を
    内部から押圧する弁押え(42)を設け、更に、ピスト
    ン(25)が最も押下げられたとき吸引口Bの先端と容
    器本体(1)又はシリンダー(22)に接続固定した受
    台(43)との接続部にシールパッキング(44)を付
    設したことを特徴とするポンプ付液体供給容器。
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