JP3364763B2 - 多色グラビア印刷機のタテ見当初期プリセットシステム - Google Patents

多色グラビア印刷機のタテ見当初期プリセットシステム

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JP3364763B2
JP3364763B2 JP24638993A JP24638993A JP3364763B2 JP 3364763 B2 JP3364763 B2 JP 3364763B2 JP 24638993 A JP24638993 A JP 24638993A JP 24638993 A JP24638993 A JP 24638993A JP 3364763 B2 JP3364763 B2 JP 3364763B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色グラビア印刷機に
おける印刷開始時のタテ(ウエブ流れ)方向の見当合せ
を予め行なう初期プリセットシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、多色グラビア印刷機において、各
色ユニットで印刷される文字・図柄のタテ(ウエブ流
れ)方向の見当合せを行なうには、各色ユニット間にウ
エブパス長さを変化させるレジスタロールを設けてウエ
ブパス長さを版胴周長の整数倍になるようにレジスタロ
ール位置を変位させる方式と、各色ユニットの版胴位相
を調整可能な差動歯車機構を版胴駆動部に設けて各版胴
に製版された文字・図柄の同期回転位置を合せる方式と
が採用されている。前者のレジスタロール位置を変位さ
せる方式では、その移動量は最大版胴周長の約1/2相
当量のストロークが必要であり、各色ユニット間でウエ
ブパス長さを大きく変化させることによって張力変動が
発生すると平衡状態になるまで見当合せが安定し難いと
いう短所が有り、後者の版胴の同期回転位置を合せる方
式では、版胴駆動部に差動歯車機構を設けるため、構造
が複雑になり強度および保守の面で弱点を持ちコストも
かかるという短所が有る。お互いの短所を解消できる点
にそれぞれの長所があるわけであるが、前者の方式が後
者の方式よりも多く採用されているのが実情である。
【0003】さらに、印刷開始時の見当合せを迅速に行
なって印刷不良の低減および生産性の向上を図るため、
前者ではレジスタロールの位置を、後者では版胴の位相
を、予め設定して刷り初めからほぼ見当があった状態と
なるような初期見当合せ装置が開発されている。
【0004】前者の方式における初期見当合せ装置に
は、特開昭54−85806号公報に開示されたものが
ある。この方式は、各色ユニットの版胴を全て図柄を同
一位相にセットさせ、レジスタロールが基準位置にある
ときの各色ユニット間の基準のウエブパス長さLo (mm)
を版胴周長C(mm)で除した余りS(mm)を求め、ウエブパ
ス長さがLo −S(mm)もしくはLo +C−S(mm)、すな
わち、版胴周長の整数倍になるように予めレジスタロー
ル位置を移動させるものである。従って、レジスタロー
ルをウエブパスの平行となるガイドロール間に配設して
前記平行方向に移動可能にするとともに、レジスタロー
ルの移動位置のデジタル量による検出器を設けて常時レ
ジスタロール位置を検出するようにして、前述のように
して求めたウエブパス長さの基準長さLo (mm)に対する
タテ見当補正量である−S(mm)もしくはC−S(mm)の1
/2をレジスタロールの基準位置からの移動量(mm)とす
る初期見当合せの設定値に自動停止可能に構成されてい
る。さらに、予めウエブパス基準長さを入力しておけ
ば、版胴周長をその都度入力するだけで自動的に演算し
て設定値を出力したり、オーダ毎に各版胴の設定値をメ
モリしたり呼び出したりすることができる制御装置が開
発されてきている。
【0005】後者の方式における初期見当合せ装置に
は、特開昭56−30863号公報に開示されたものが
ある。この方式は、前者のように各色ユニット間のウエ
ブパス長さを版胴周長の整数倍になるようにレジスタロ
ールの位置を移動させるのではなく、前のユニットで印
刷された図柄が次のユニットに到達したとき、その版胴
の図柄が同一位相で印刷されるように同期回転位置に合
せるために版胴駆動部に位相調整可能な差動歯車機構を
設けて成るものである。而して、制御装置では、予めウ
エブパス長さLo (mm)を入力させ、版胴周長C(mm)を入
力し、ウエブパス長さLo (mm)を版胴周長C(mm)で除し
て余りS(mm)を演算し、タテ見当補正量である−S(mm)
もしくはC−S(mm)を版胴周長C(mm)で除して版胴の回
転調整角度に換算し、この回転調整角度に応じた回転信
号を与えるよう演算器を介して前記版胴駆動部の差動歯
車機構に伝達して版胴を位相調整して図柄を同期回転位
置に合せるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記前者の
レジスタロール位置を移動させて行なう方式の初期見当
合せ装置において、各色ユニットの版胴がその図柄を全
て同一位相にセットさせることが初期条件となってい
る。したがって、版胴に製版された図柄の基準であるク
ロスマーク(またはトンボマークと称する)を同一位
相、例えば全て真上になるように合せることが必要とな
る。このため、初歩的には人手によつて目視で合せてお
り、さらに高級な制御装置として例えば光学式検知装置
と版胴位相回転機構との組合せなどによる自動位置合せ
装置が開発されてきている。
【0007】また、版胴の回転位相の基準(版胴キー)
と製版された図柄の位置(基準はクロスマーク)の位相
差が各版胴共に同一であるならば、各版胴と版胴駆動部
とを連結する回転位相が常に一定に保持できる構造を採
ることによって各版胴を装着するだけで前記初期条件の
とおり全て同一位相にセットできるという提案も考えら
れるが、現状の製版工程では前述のように版胴の回転位
相の基準(版胴キー)と製版された図柄の位置(基準は
クロスマーク)の位相差を各版胴共に全て同一にするこ
とは困難であって実施されていない。
【0008】したがつて、従来のいずれの初期見当合せ
装置においても各色ユニットに版胴を装着した後、前記
の図柄を全て同一位相にセットする工程が必要であり、
最近の自動化・省力化および準備時間の短縮などの要求
に併せて、版胴自動交換装置などが実用化されるに及ん
でも、前記工程によりその効果が大きく阻害されること
になる。また、版胴駆動部には図柄を全て同一位相に一
致させる版胴位相回転機構が必要となるが、通常運転中
には位相ずれを起こさず位相分解能の比較的に高いギア
カップリングを使用する場合でも一歯以下の位相誤差は
避けられないという難点があり、差動歯車機構を使用す
れば微細な位相調整が可能となるが前述の後者のような
短所が内在している。
【0009】さらに、従来の方法は、前記の図柄を全て
同一位相にセットさせることを初期条件として、基準の
ウエブパス長さLo (mm)と版胴周長C(mm)を入力し、初
期見当合せに必要なタテ見当補正量を演算してレジスタ
ロール位置の移動量を求め、この初期見当合せの移動量
がそのグラビア印刷機に固有のウエブパス長さに対して
のみ適応する設定値(データ)として管理されるため、
本来、初期見当合せに必要な移動量が版胴の周面上に製
版された図柄の位置に起因する版胴固有のものであるの
に、同じ版胴をウエブパスの異なる他のグラビア印刷機
で使用するときに、例えば記録媒体に記憶させた同じ設
定値(データ)をそのままプリセットデータとして呼び
出して流用することができないという難点がある。
【0010】本発明は以上のような点に鑑みて成された
もので、レジスタロール位置を移動させて見当合せを行
なうグラビア印刷機において、装着した各版胴と版胴駆
動部を連結する回転位相が常に一定に保持できる構造を
採用して、版胴の回転位相の基準(版胴キー)と製版さ
れた図柄の位置(基準はクロスマーク)との周面上での
距離である各版胴のマーク位置を入力することによつ
て、従来の初期見当合せ装置ではプリセツトシステムを
スタートさせる前準備に必要としていた各版胴の図柄を
全て同一位相にセットさせる準備作業を不要とするとと
もに、プリセツトデータを版胴固有のマーク位置として
管理することによつて、同じ版胴をウエブパスの異なる
他のグラビア印刷機で使用するときにも同じ版胴固有の
マーク位置をデータとして呼び出して演算することが可
能となる多色グラビア印刷機のタテ見当初期プリセット
システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、複数の印刷ユニットに装着された各版胴
と、前記各版胴に対向して接離可能に配設された各圧胴
と、これらの各版胴・圧胴の対の間に各ウエブパスを形
すべく配設された多数のガイドロールと、前記各ウエ
ブパスの途中で前後のガイドロールとの間のウエブパス
を略平行に形成すべく配設された各レジスタロールと、
これらの各レジスタロールの位置を前記平行方向に移動
させる駆動部と、前記各レジスタロールの位置検出を行
なう検出器と、前記各レジスタロールの駆動および位置
制御を行なう印刷機制御装置と、印刷開始時の初期見当
合せを行なうための入力部、演算部及び記憶部を有する
プリセット装置と、を具備してなる多色グラビア印刷機
のタテ見当初期プリセットシステムにおいて、前記各版
胴の基準位相を全て同一に保持して前記各版胴を連結お
よび駆動する版胴駆動部を備え、前記各版胴・圧胴間の
レジスタロールが基準位置にあるときのウエブパスを、
固定パス長さL(mm)と、版胴径により変化するパ
ス長さL(mm)を求める演算式と、に区分して予め
入力させた前記プリセット装置に、前記各版胴の前記基
準位相から正転方向の周面上におけるマーク位置M
、・・・M、・・・(mm)および版胴周長C
(mm)を入力して、タテ見当補正量Kn+1(mm)
=C−{(L+L−M+Mn+1)%C}(ここ
で、%は余りを求める演算子である。)の演算をするこ
とにより、n+1色目の版胴の初期見当合せを行なうタ
テ見当補正量Kn+1(mm)を求め、Kn+1/2
(mm)をレジスタロール位置のプリセット設定値とし
て出力して、前記印刷機制御装置を介してレジスタロー
ルの駆動および位置制御を行なわせるとともに、前記版
胴周長、前記マーク位置および前記プリセット設定値を
呼び出し可能に記憶させる多色グラビア印刷機のタテ見
当初期プリセットシステムとする。
【0012】さらに、このタテ見当初期プリセットシス
テムは、各版胴のうち少なくとも一つの版胴のマーク位
置Mn (mm)がを判っている場合に、印刷を開始し各色の
タテ見当を合わせた後に、n+1 色目のレジスタロール位
置を検出器によりKn+1 /2(mm)として検出し、この検
出値からKn+1 (mm)を印刷機制御装置を介してプリセッ
ト装置に伝達して、この値と入力されたLf (mm)、Lc
(mm)、Mn (mm)およびC(mm)とから、 マーク位置Mn+1 (mm)=C−{(Lf +Lc +Kn+1
n )%C} の演算をすることにより、n+1 色目の印刷している版胴
のマーク位置Mn+1 (mm)を求め、同様にして残りの各版
胴のマーク位置を全て求めるとともに、これらの各版胴
のマーク位置を呼出し可能に記憶させ得るものとする。
【0013】
【作用】本発明のタテ見当初期プリセットシステムで
は、多色グラビア印刷機に装着された各版胴が回転位相
を同一に保持するように版胴駆動部に連結され、各版胴
・圧胴間のレジスタロールが基準位置にあるときのウエ
ブパスを固定パス長さLf(mm)と、版胴径により変化す
るパス長さLc (mm)を求める演算式と、に区分して予め
入力されたプリセット装置に、各版胴の基準位相から正
転方向への周面上におけるマーク位置M1 、M2 、…M
n 、…(mm)および版胴周長C(mm)を入力すると、 タテ見当補正量Kn+1 (mm)=C−{(Lf +Lc −Mn
+Mn+1 )%C} ( ここで、 %は余りを求める演算子である。)の演
算がされる。この演算は、レジスタロールが基準位置に
あるときの各版胴・圧胴間のウエブパスであるLf +L
c (mm)に、n 色目版胴のマーク位置Mn (mm)を減算しn+
1 色目版胴のマーク位置Mn+1 (mm)を加算して、n 色目
版胴のマーク位置からn+1 色目版胴のマーク位置に到達
するまでのウエブパスである(Lf +Lc −Mn +M
n+1 )(mm)を版胴周長C(mm)で除した余りを版胴周長C
(mm)から減算して、ウエブパスを版胴周長の整数倍とす
るためのn+1 色目版胴の初期見当合せを行なうタテ見当
補正量Kn+1 (mm)を求めるものである。そこで、タテ見
当補正量Kn+1 (mm)の1/2であるKn+1 /2(mm)が、
レジスタロール位置のプリセット設定値として出力され
て、印刷機制御装置を介してレジスタロールの駆動およ
び位置制御が実行され、タテ見当初期プリセットが行わ
れる。また、これらの版胴周長、マーク位置およびプリ
セット設定値が呼出し可能に記憶される。
【0014】さらに、このシステムでは、各版胴のうち
少なくとも一つの版胴のマーク位置Mn (mm)がを判って
いる場合に、印刷を開始し各色のタテ見当を合わせた後
に、n+1 色目のレジスタロール位置を検出器によりK
n+1 /2(mm)として検出して、この検出値からKn+1 (m
m)を制御装置を介してプリセット装置に伝達され、この
値と入力されたLf (mm)、Lc (mm)、Mn (mm)およびC
(mm)とから、 マーク位置Mn+1 (mm)=C−{(Lf +Lc +Kn+1
n )%C} の演算がされる。この演算は、タテ見当が合った状態の
ときn 色目版胴のマーク位置からn+1 色目版胴のマーク
位置までのウエブパスが版胴周長の整数倍であることか
ら、このときのレジスタロール位置の検出値より導かれ
るタテ見当補正量Kn+1 (mm)を加算し予め判っているn
色目版胴のマーク位置Mn (mm)を減算したウエブパスで
ある(Lf +Lc +Kn+1 −Mn )(mm)を版胴周長C(m
m)で除した余りを版胴周長C(mm)から減算することによ
り、n+1 色目の印刷している版胴のマーク位置Mn+1 (m
m)を求めるものである。同様にして他の残りの各版胴の
マーク位置が全て求められるとともに、これらの各版胴
のマーク位置を呼出し可能に記憶させ得る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1において、U1 、U2 、U3 は印刷ユニ
ットであって、ユニット数によって色数を増減可能なグ
ラビア印刷機の印刷部を構成しており、ここでは3色グ
ラビア印刷機の場合を図示して説明する。それぞれ印刷
ユニットの略中央下部には版胴11、21、31が装着
され、不図示の版胴駆動部に連結されている。これらの
版胴には圧胴12、22、32が押圧・解離可能に対向
されてそれぞれ対をなし、これらの対の間に好適に迂回
させたウエブパスを形成するべく多数のガイドローラ1
3、24…が配設されている。図示の場合、版胴は時計
回転方向に駆動され、ウエブWは版胴と圧胴間を左から
右方向に通過しながら各印刷ユニット間を多数のガイド
ローラに案内されて流れていく。
【0016】版胴11、21、31と不図示の版胴駆動
部との連結には、各版胴の回転位相を同一に保持できる
構造が採られており、例えばシャフトレススリーブ型の
版胴では、端部に形成されたテーパ穴にキー溝を刻設
し、版胴駆動部側のテーパコーン上にキーを埋設して両
者を嵌合させている。この場合、各印刷ユニットの版胴
駆動部側のテーパコーン上のキーを同一の回転位相にな
るように調整して組立が行なわれている。また、版胴自
動交換装置を装備しているときには、交換のために待機
する版胴のテーパ穴のキー溝を版胴駆動部側テーパコー
ン上のキーの位相合せておくことによって版胴の装着が
容易に行なわれる。
【0017】25、35はレジスタロールで、各印刷ユ
ニット間のウエブパスの途中に前後のガイドロールとの
間でウエブパスが略平行となるようにして配設されてい
る。このレジスタロール25、35は、その位置を前記
平行方向に移動可能な駆動部(不図示)を備えるととも
に、その移動位置は駆動部に検出器(不図示)を設けデ
ジタル量によって常時位置検出がなされており、印刷機
制御装置41の中に、レジスタロール25、35の駆動
および位置制御が具備されている。前記不図示の駆動部
は、例えばレジスタロールの軸受部に螺着させたスクリ
ュウネジを電動機によって正逆回転させて移動する機構
が用いられ、位置検出器にはポテンショメータやロータ
リエンコーダなどが取着されている。42はプリセット
装置で、タテ見当初期プリセットシステムの制御部が装
備されており、前記の印刷機制御装置41との間でタテ
見当初期プリセット値およびタテ見当(レジスタロール
の位置)現在値の相互伝達が行なわれる。
【0018】次に、このような構成からなるグラビア印
刷機のタテ見当初期プリセットシステムにおける実際の
制御の内容を図2に示すフローを参照しながら説明をす
る。なお、説明の便宜上、図1における印刷ユニットU
2 の版胴21に対しタテ見当を調整するレジスタロール
25位置の初期プリセット制御についてのみ説明し、以
降のそれぞれの印刷ユニットについて同様のことが行な
われるので省略する。すなわち、印刷ユニットU1 で版
胴11により図柄を印刷されたウエブが、多数のガイド
ローラ13、24…に案内されユニット間のウエブパス
を流れ版胴21に達して図柄を印刷されるときに、版胴
21の図柄の回転位相が同期するようにユニット間のウ
エブパス長さを調整するため途中の配設したレジスタロ
ール25の位置を初期プリセット制御する場合について
代表的に説明をする。
【0019】ステップ1では、固定パス長さLf (mm)の
数値と、版胴径により変化するパス長さLc (mm)を求め
る演算式と、を印刷機に装備されたプリセット装置42
に予め入力しておく。ここで印刷ユニットU1 の版胴1
1と圧胴12の押圧接点から印刷ユニットU2 の版胴2
1と圧胴22の押圧接点までのユニット間ウエブパス長
さを、固定パス長さLf (mm)と、版胴径により変化する
パス長さLc (mm)と、に区分して次のように定義してい
る。すなわち、固定パス長さLf (mm)は、印刷ユニット
1 の圧胴12直後のガイドローラ13上のウエブとの
接点から途中の基準位置0(原点)に定めたレジスタロ
ール25を経て印刷ユニットU2 の圧胴22直前のガイ
ドローラ24上のウエブとの接点までの固定されたウエ
ブパス長さで、設計図面上のローラ径および位置から演
算したり、実際に印刷機上でテープなどをウエブパスに
沿って巡らせて測長したりすることによって求められる
数値を用いる。版胴径により変化するパス長さLc (mm)
は、印刷ユニットU1 での版胴11と圧胴12の押圧接
点から圧胴12直後のガイドローラ13上のウエブとの
接点までのパス長さと、印刷ユニットU2 の圧胴22の
直前のガイドローラ24上のウエブとの接点から版胴2
1と圧胴22の押圧接点までのパス長さとを合せた部分
を意味しており、版胴・圧胴と前後のガイドローラの位
置関係が各印刷ユニット共に変わらない通常のグラビア
印刷機では、圧胴直前のガイドローラ上のウエブとの接
点から版胴と圧胴の押圧接点を通って圧胴直後のガイド
ローラ上のウエブとの接点までのウエブパスと同一であ
って、回転中心位置をユニットに保持固定された版胴に
対して圧胴を押圧・解離する通常の印刷ユニットの機構
において、径の変化する版胴に対する押圧時の圧胴の位
置が移動することにより変化するパス長さに相当する。
したがって、版胴径により変化するパス長さLc(mm)
は、版胴周長C(mm)をパラメータとして圧胴と前後のガ
イドローラとの位置関係およびそれらの各径から幾何学
的に求められる演算式が用いられる。
【0020】そこで、実際の作業においてグラビア印刷
機に装着される版胴のタテ見当初期プリセットを実行す
る。ステップ2で、各版胴のマーク位置M1 、M2 をプ
リセット装置42に入力する。マーク位置M1 、M2
は、版胴の回転位相の基準となる装着用テーパ穴のキー
溝から版胴に製版された図柄の基準であるクロスマーク
までの周面上での正転方向への距離であって、各版胴に
ついて事前に機外で実測した測定数値を用いる。マーク
位置の測定は、簡便には人手によってメジャーなどを使
って測長され、半自動化された測定としては回動可能な
受け台に版胴を載せ基準位置からマーク位置まで回動さ
せ周接する測長ローラの回転をカウント換算して行な
う。次に、ステップ3でプリセットシステムをスタート
させると、プリセット装置42の演算部において、次式
の演算が実行される。
【0021】タテ見当補正量K2 (mm)=C−{(Lf
c −M1 +M2 )%C} ここで、 %は余りを求める演算子である。この演算に
より、レジスタロールが基準位置にあるときの各版胴・
圧胴間のウエブパスであるLf +Lc (mm)に、印刷ユニ
ットU1 の版胴11のマーク位置M1(mm)を減算し印刷
ユニットU2 の版胴21のマーク位置M2 (mm)を加算し
て、印刷ユニットU1 の版胴11のマーク位置から印刷
ユニットU2 の版胴21のマーク位置に到達するまでの
ウエブパスである(Lf +Lc −M1 +M2 )(mm)を版
胴周長C(mm)で除した余りを版胴周長C(mm)から減算し
て、ウエブパスを版胴周長の整数倍とするための印刷ユ
ニットU2 の版胴21の初期見当合せを行なうタテ見当
補正量K2 (mm)が求められる。ステップ4で、タテ見当
補正量K2 (mm)の1/2をレジスタロール25位置のプ
リセット設定値K2 /2(mm)としてプリセット装置42
から印刷機制御装置41へ伝達される。ステップ5で、
印刷機制御装置41からレジスタロール25の駆動部へ
プリセット設定値K2 /2(mm)がレジスタロール25の
プリセット位置として出力され、レジスタロール25の
タテ見当初期プリセット位置制御が実行される。
【0022】ステップ6で、このようにして実行される
プリセットシステムでは、版胴周長C(mm)、マーク位置
1 、M2 および演算結果によるレジスタロール位置の
プリセット設定値K2 /2(mm)を、プリセット装置42
の記憶部に直接メモリさせたり、磁気記憶媒体に保存さ
せたりして、ステップ7で、リピートオーダでの同じ版
胴を再使用するときにプリセット設定値を読み出して、
ステップ4以下が繰り返して実行される。この場合に、
ウエブパスが異なる他の多色グラビア印刷機であって
も、予めプリセット装置にそのウエブパスを入力してお
いて、同じ版胴のマーク位置を呼び出して、ステップ3
の演算以下が繰り返して実行される。
【0023】さらに、本発明のプリセットシステムは、
少なくとも一つの版胴のマーク位置が判っていれば、印
刷を開始し見当合せをして各色のタテ見当が一致した後
に、残りの版胴のマーク位置を逆算していくことが可能
であって、これを図3に示すフローチャートによって説
明をする。ここでも説明の便宜上、印刷ユニットU1
版胴11のマーク位置M1 が予め判っており、印刷ユニ
ットU2 の版胴21のマーク位置M2 を求める場合につ
いて説明する。ステップ8で、印刷を開始してタテ見当
が合った状態におけるレジスタロール25の位置が、そ
の駆動部に設けた検出器によってデジタル量K2 /2(m
m)として検出されて、この検出値を2倍させたK2 (mm)
がタテ見当補正量として印刷機制御装置41を介してプ
リセット装置42へ伝達される。ステップ9で、次式の
演算を実行する。
【0024】 M2 (mm)=C−{(Lf +Lc +K2 −M1 )%C} この演算により、タテ見当が合った状態の印刷ユニット
1 の版胴11のマーク位置から印刷ユニットU2 の版
胴21のマーク位置までのウエブパスが版胴周長の整数
倍であることから、このときのレジスタロール位置の検
出値より導かれるタテ見当補正量K2 (mm)を加算し予め
判っている印刷ユニットU1 の版胴11のマーク位置M
1 (mm)を減算したウエブパスの(Lf +Lc +K2 −M
n )(mm)を版胴周長C(mm)で除した余りを版胴周長C(m
m)から減算することによって、印刷ユニットU2 で印刷
している版胴21の予め測定していなかったマーク位置
2(mm)が求められる。これを前述の図2におけるステ
ップ6のようにメモリさせて保存することによって、ス
テップ7のようにリピートオーダ時に読み出してタテ見
当初期プリセットを実行させることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多色グラ
ビア印刷機のタテ見当初期プリセットシステムによれ
ば、レジスタロール位置を移動させて見当合せを行なう
多色グラビア印刷機において、装着する各版胴と版胴駆
動部とを連結する回転位相が全て同一に保持できる構造
を採用し、予め各版胴・圧胴間のウエブパスを入力させ
たプリセット装置に版胴の回転位相の基準(版胴キー)
から製版された図柄の位置(基準はクロスマーク)まで
の正転方向の周面上での距離である各版胴のマーク位置
を入力して演算させることにより、各版胴の初期見当合
せに必要なタテ見当補正量が各レジスタロール位置のプ
リセット設定値として求められ、印刷機制御装置に出力
されて、レジスタロールの駆動および位置制御が実行さ
れてタテ見当の初期プリセットが行われるとともに、こ
れらのマーク位置および版胴周長を呼出し可能に記憶す
ることができる。したがって、従来の初期見当合せ装置
では、プリセットシステムをスタートさせる前準備に必
要としていた各版胴の図柄を全て同一位相にセットさせ
る作業が不要となり、自動化、省力化および準備時間の
短縮が図られ、版胴自動交換装置との連携作業による効
果が相乗される。また、プリセットデータを版胴固有の
マーク位置として管理することができるので、同じ版胴
をウエブパスの異なる他の多色グラビア印刷機で使用す
るときにも、予めそのウエブパスを入力させたその印刷
機に装備するプリセット装置に、同じ版胴のマーク位置
をデータとして記憶媒体から呼び出して演算することに
よって実行させることができる。
【0026】さらに、このシステムでは、各版胴のうち
少なくとも一つの版胴のマーク位置が判っている場合
に、印刷を開始して各色のタテ見当を合わせた後におけ
るレジスタロール位置を検出して、その検出値をプリセ
ット装置に伝達して演算させることによって、版胴のマ
ーク位置が逆算して求められ、呼出し可能に記憶させる
ことができるという利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多色グラビア印刷機のタテ見当初期プ
リセットシステムの実施例を示す3色グラビア印刷機の
場合の構成図である。
【図2】本発明の多色グラビア印刷機のタテ見当初期プ
リセットシステムの実施例を示すフローチャート図で、
レジスタロール位置のプリセット設定値を求める場合の
ものである。
【図3】本発明の多色グラビア印刷機のタテ見当初期プ
リセットシステムの実施例を示すフローチャート図で、
版胴マーク位置を逆算して求める場合のものである。
【符号の説明】
11、21、31 版胴 12、22、32 圧胴 13、24 ガイドローラ 25、35 レジスタロール 41 印刷機制御装置 42 プリセット装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印刷ユニットに装着された各版胴
    と、前記各版胴に対向して接離可能に配設された各圧胴
    と、これらの各版胴・圧胴の対の間に各ウエブパスを形
    すべく配設された多数のガイドロールと、前記各ウエ
    ブパスの途中で前後のガイドロールとの間のウエブパス
    を略平行に形成すべく配設された各レジスタロールと、
    これらの各レジスタロールの位置を前記平行方向に移動
    させる駆動部と、前記各レジスタロールの位置検出を行
    なう検出器と、前記各レジスタロールの駆動および位置
    制御を行なう印刷機制御装置と、印刷開始時の初期見当
    合せを行なうための入力部、演算部及び記憶部を有する
    プリセット装置と、を具備してなる多色グラビア印刷機
    のタテ見当初期プリセットシステムにおいて、前記各版
    胴の基準位相を全て同一に保持して前記各版胴を連結お
    よび駆動する版胴駆動部を備え、前記各版胴・圧胴間の
    レジスタロールが基準位置にあるときのウエブパスを、
    固定パス長さL(mm)と、版胴径により変化するパ
    ス長さL(mm)を求める演算式と、に区分して予め
    入力させた前記プリセット装置に、前記各版胴の前記基
    準位相から正転方向の周面上におけるマーク位置M
    、・・・M、・・・(mm)および版胴周長C
    (mm)を入力して、タテ見当補正量Kn+1(mm)
    =C−{(L+L−M+Mn+1)%C}(ここ
    で、%は余りを求める演算子である。)の演算をするこ
    とにより、n+1色目の版胴の初期見当合せを行なうタ
    テ見当補正量Kn+1(mm)を求め、Kn+1/2
    (mm)をレジスタロール位置のプリセット設定値とし
    て出力して、前記印刷機制御装置を介してレジスタロー
    ルの駆動および位置制御を行なわせるとともに、前記版
    胴周長、前記マーク位置および前記プリセット設定値を
    呼び出し可能に記憶させることを特徴とする多色グラビ
    ア印刷機のタテ見当初期プリセットシステム。
  2. 【請求項2】 各版胴のうちの少なくとも一つの版胴の
    マーク位置Mn (mm)が判っている場合に、印刷を開始し
    各色のタテ見当を合わせた後に、n+1 色目のレジスタロ
    ールの位置を検出器によりKn+1 /2(mm)として検出
    し、この検出値からKn+1 (mm)を印刷機制御装置を介し
    てプリセット装置に伝達して、この値と入力されたLf
    (mm)、Lc (mm)、C(mm)およびMn (mm)とから、 マーク位置Mn+1 (mm)=C−{(Lf +Lc +Kn+1
    n )%C} の演算をすることにより、n+1 色目の印刷している版胴
    のマーク位置Mn+1 (mm)を求め、同様にして残りの各版
    胴のマーク位置を全て求めるとともに、これらの各版胴
    のマーク位置を呼出し可能に記憶させ得ることを特徴と
    する前記請求項1記載の多色グラビア印刷機のタテ見当
    初期プリセットシステム。
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