JP3364741B2 - ねじ止め締結乃至は弛緩の容易化装置 - Google Patents

ねじ止め締結乃至は弛緩の容易化装置

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JP3364741B2 JP07288597A JP7288597A JP3364741B2 JP 3364741 B2 JP3364741 B2 JP 3364741B2 JP 07288597 A JP07288597 A JP 07288597A JP 7288597 A JP7288597 A JP 7288597A JP 3364741 B2 JP3364741 B2 JP 3364741B2
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    • B23P19/06Screw or nut setting or loosening machines
    • B23P19/067Bolt tensioners
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、好適には環状の搬
送台上に取込まれ得る、圧力媒体源に接続可能な導管装
置を介して圧力媒体の作用を受け得る、長手方向にねじ
ボルトの所に置かれると同時に支持可能にされてなる伸
張具ユニットを設けてある、ねじボルト及び該ねじボル
トにねじ込み可能なナットを備えてなるねじ結合、特に
大型エンジンのシリンダー蓋に関連するねじ結合の締結
乃至は弛緩の容易化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大型2ストローク ジーゼルエンジンの
ような大型エンジンでは、これ迄、上述の方式を導入し
た強固に造り込まれた搬送台と、その上に固定配置の伸
張ユニットと、を伴った装置が各シリンダー ヘッドに
関連付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここではシリンダー
ヘッドに対してそれぞれ固有の上記方式導入の装置が必
要となるため、高い出費を生ずる。周知の装置の強固な
造り込み概念に適合した方式は、又、シリンダー蓋に対
しての近接性のよくない非常に扱いづらい配置になって
しまい、これが例えば排気排出通路のようなシリンダー
蓋の領域内に設けられている装置と伸張具ユニットとの
保守や修理をむづかしくしている。伸張具ユニットの固
定配置を基礎にすると、伸張具ユニットに関連する供給
導管を搬送台側の孔として形成することが必要となり、
この穴は製作を困難にさせる。周知の配置は、それ故、
充分に原価的に有利で保守のし易いものではないことが
明らかである。
【0004】ここから、建造コストを比較的少なく抑え
るだけでなく、運転・保守の容易なことが保証されて且
つねじ結合周辺の構造を残し得るような、単純で原価的
にも有利な手段を用いて上述の方式を導入した装置の改
良を行う、と云う課題が生まれてくる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、クレーンに吊
り下げられる環状の搬送台と、搬送台に取り付けられた
ばね牽引機構と、ばね牽引機構によって昇降可能に吊り
下げられた伸張具ユニットと、環状搬送台から下方へ突
き出して形成され使用時にシリンダ蓋に当接する立脚と
を有してなり、伸張具ユニットは締結または弛緩の対象
となるボルト−ナット結合のボルトがねじ込まれ得るね
じ部と、該ボルトをその長手方向に伸張するシリンダ−
ピストン機構とを備え、圧力媒体源に接続されかつ伸張
具ユニットのシリンダ−ピストン機構に連結可能に構成
されたフレキシブルパイプを含む結合導管と、伸張具ユ
ニットとばね牽引機構との間に設けられたスイベルジョ
イントとを有してなる大型エンジンのシリンダー蓋にお
けるボルト−ナット結合の締結弛緩装置によって上述し
た課題を解決する。
【0006】この配置は、効果的な方法で、例えば持ち
上げシリンダー機械の場合においては、シリンダー蓋か
らシリンダー蓋への移動乃至は完全退去の可能な移動可
能装置を生み出す。これによって全てのシリンダー蓋に
対して本発明による唯1つの装置が必要となるだけにな
る。この装置は完全に退去され得るので、シリンダー蓋
の領域内にある装置、例えば2ストローク−ジーゼルエ
ンジンにおけるシリンダー蓋の領域内にある排気排出通
路への近接性は又阻害されることはない。伸張具ユニッ
トは、マスバランス装置として機能するばね牽引に取込
まれているので、容易に降下乃至は上昇され得る。これ
によってシリンダー蓋の領域内にある上部構造のために
搬送台がリンダー蓋から遠く離れた場所に保持されなけ
ればならない場合にも又、高度で良質なサービス性が保
証されることになる。伸張具ユニット関連の自らの移動
の可能な結合導管が、容易な伸張具ユニットの上昇・下
降運動を許容する。伸張具ユニットへ供給用の搬送台側
の接続孔は、ここでは効果的な方法で不必要にされてい
る。本発明による配置のより広い全く特殊な効果は、自
由に吊り下げられた伸張具ユニットが容易に交換でき
て、これがその保守及びサービスを容易にさせることの
中に存在する。従って、最初に記載した本種属概念適用
の技術的立場での不利益は、本発明による配置で完全に
除去され、表示の全体効率が保証される。
【0007】ここにある配置の有利な展開及び適切な改
善は特許請求の範囲に述べられている。かくして搬送台
は下方に延びる立脚を適切に備え得る。この立脚は、本
発明による装置が対象とするリンダー蓋その他の上へ
の単純な設置を可能にする。
【0008】更に1つの適切な配置は、環状搬送台が1
環を有する搬送帯環を備えることの中にあり得る。この
ことが、船舶又は発電所等のエンジン ルームの中で実
際に利用可能なようなクレーンのフックへの単純な搭載
を可能ならしめる。
【0009】優れた配置への更なる改善では、環状搬送
台がばね牽引ハウジングを介して相互に結合される2部
分を備え得るが、この場合、上側部分には搬送帯環が取
付けられ、下側部分はばね牽引ローラが貫通して且つ立
脚を備えている。この配置は有利な方法で環状搬送台構
造の中にばね牽引ハウジングを1体に組み込み、これに
対応する特別に単純でコンパクトな構造を導出してい
る。環状搬送台の上側部分及び下側部分の形によって必
要な機器・装置の全てを見渡し得る配置にするための多
くの場所を提供する2つの床を有利な方法で同時に生み
出している。
【0010】優れた配置への更なる改善は、ばね牽引の
間の範囲に配置される切株が環状搬送台下側部分に備え
られ、この切株の上に伸張具ユニット支持用の支持要素
が必要とされない状態の場合に置かれることの中に存す
る。このことは、サービス性の良さを効果的に感じ取れ
る、必要時に手持ちをすることを実現するような、環状
搬送台上での前記支持要素の確実な事故未然防止格納を
保証する。
【0011】環状搬送台下側部分は、又、都合良く結合
導管関連の擬装ニップルを保有し得る。この擬装ニップ
ルには関連伸張具ユニットから取外されたそれぞれの関
連結合導管端が固定され得る。これによって、関連伸張
具ユニットから取外された結合導管が自由に垂れ下がら
ないようにして、それによって災害リスク及び損傷リス
クの回避が保証される。同時に、この擬装ニップルが導
管閉鎖を発生させる構成にされていて、その結果別途の
閉じ込め要素を省略させ得るようにすることが可能であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には大型2ストローク ジー
ゼルエンジンに関係し得る上げ下げシリンダー機械のシ
リンダー蓋1が示されている。このシリンダー蓋1は対
応した組込み排気排出通路2を備える。シリンダー蓋1
はこの蓋を貫通してシリンダー側に固定されるねじボル
ト3と、このボルトをねじ込み得るナット4とによって
保持される。
【0013】図1の中でシリンダー蓋1の上に設置され
る本発明による装置は、ナット4の締結乃至は弛緩及び
それによる組立乃至は解体を容易化することになる。本
発明による装置は、1環7を有する搬送帯環を用いて、
他に近くに準備されたホイスト、例えば機械室内で利用
可能な作業場ホイストがない場合にクレーン フックに
吊り下げ得る、シリンダー蓋1の円形外郭線相当の環状
搬送台5を有する。環状搬送台5はねじ込みボルト3に
関係する伸張具ユニット9を携える。伸張具ユニット9
の助けによって、それぞれに関係するねじボルト3は延
ばすことが可能になり、それがナット4の締結乃至は弛
緩を容易化する。ピッチ円上のねじボルト配置に対応し
て、同一直径と同一ピッチとを有するピッチ円上の伸張
具ユニット9が又配置される。
【0014】上記のクレーンの助けを借りて、本発明に
よる装置は持ち上げられて移動されると共に下降され得
る。これにより本発明の装置は、手元にある上げ下げシ
リンダー機械のシリンダー蓋から他のシリンダー蓋へと
移動させ、或いは倉庫から倉庫へと動かされて、不要時
には保管し得るようにすることが可能である。図1から
解かるように、環状搬送台は、挿入時には、排気排出通
路2その他との衝突を引き起こすことのないように、シ
リンダー蓋の上で離れた位置取りをする。これについて
は、環状搬送台が下方に延びる立脚10を備え、この立脚
はシリンダー蓋1の上への取付けが可能になっている。
【0015】伸張具ユニット9はシリンダー蓋1の上に
距離を採って位置し得る環状搬送台5から吊り下げられ
る。伸張具ユニット9の操作を容易にするため、伸張具
ユニット9は、環状搬送台5の中に作り付けのそれぞれ
に関係するばね牽引12の牽引ローラ11に吊り下げられ
る。ばね牽引12は、それぞれに関係する伸張具ユニット
9が述べる価値のあるような大きなエネルギーの消費を
することなしに上昇乃至は下降し得るようにマスバラン
スを採る。ばね牽引の構造及び動作方式は周知である。
ここに使用するばね牽引12はそれぞれにドラム ハウジ
ング13を備え、ドラム ハウジングは直径に対して相互
対抗配置の2つの支持掛金14を有する。この支持掛金に
は環状搬送台5の上側部分乃至は下側部分を構成する相
互に離れたリング15乃至は16が固定され、これらのリン
グは支持掛金14に関係する接続フォーク17を備えられて
いる。従ってばね牽引12のドラム ハウジング13は、シ
リンダー蓋に平行で相互に離れている2つの組立デッキ
を形成するリング15、16の間の隔離材として機能する。
【0016】リング15、16は、図示の実施例においては
円環状をなしている。しかしながら、多角形配列も又考
え得るであろう。
【0017】ばね力に対抗して関係ドラム ハウジング
12から延び出し得る、乃至はばね力によってドラム ハ
ウジング内に引込み得るばね牽引12の牽引ローラ11は、
それぞれに関係する下側リング16に中の案内孔を通り抜
け、その自由端に搬送要素、ここではばね安全フック18
を備えるが、このばね安全フックは関係伸張具ユニット
9に固定される運搬要素、ここでは運搬用ハンガー19と
の接触に持込まれ得る。下側リング16には立脚10が固定
される。搬送帯環6は上側リング15に固定される。
【0018】伸張具ユニット9は圧力流体の作用し得る
水圧式シリンダー −ピストン ユニットである。圧力
流体の伸張具ユニット9への供給のために、上側リング
15の上に、ここでは近くに図示されていない圧力媒体
源、例えば水圧ポンプに接続可能な環状導管20が配置さ
れ、この環状導管から個々の伸張具ユニット9に関係す
る結合導管21が出ている。結合導管21は、フレキシブル
パイプで形成され、このフレキシブル パイプがそれ
ぞれに関係する伸張具ユニット9に上昇・下降の動作を
行わせる。環状導管20はそれぞれの結合導管に関係する
接続端ヘッド22を有する。これらの接続端ヘッドは、短
かい接続管ユニット23によって相互に結合される。この
接合管ユニットも又、プレキシブル パイプ断片として
形成され得る。
【0019】図示の1実施例では、各伸張具ユニット9
はそれぞれの関連結合導管21に関係付けられる。自明な
ように、各伸張具ユニットは、自身の伸張具ユニットに
属する複数の結合導管21が集合接続端ヘッドから引出さ
れるのに適合し得る、複数ユニットの構成であり得る。
同様に、個々の伸張具ユニット9乃至は結合導管21と関
係する接続端ヘッド22を伴う図示の環状導管20の代り
に、全ての結合導管21に関係する1つの大きな接続端ヘ
ッド22、或いは少なくともそれぞれ多数の、望ましくは
隣接する伸張具ユニット9乃至はその結合導管21に関係
する接続端ヘッドを備えることが考えられ得るであろ
う。
【0020】接続端ヘッド22は、望ましくは箱形又は立
方体ブロックとして形成されて欲しく、ここでは円周方
向に延びる接続管ユニット23に対する側面の接続ニップ
ル及びそれぞれに関係する結合導管21に対する上向きの
接続ニップル24を備える。接続端ヘッド当りの多数の結
合導管21を備える限り、自明なように対応する数だけの
関連接続ニップルが備えられる。このこと自体は、逆に
環状導管20を省略する場合にも有効である。このような
構造では、環状導管20に対応する接続ニップルは省略さ
れる。
【0021】伸張具ユニット9は、又、対応する接続ニ
ップル24を備えられる。結合導管21及び接続管ユニット
23は、接続ニップル24の上に取付け可能な接続ソケット
26を備える。接続端ヘッドの中の1つは、又、同様に適
切な接続ソケットを有して圧力媒体源へ繋がる供給導管
25に対する前方突出しニップルを有する。結合導管25関
連ニップルに対しての搭載適合性は、全ての接続端ヘッ
ド22に準備され得る。供給導管25の中には、ここでは近
くに図示されていない調節乃至は圧力オン−オフ切換え
のための調節弁が備えられ得る。
【0022】本発明の装置が適用状態にない限り、結合
導管21はそれぞれの関連伸張具ユニットから結合を解除
され得る。結合を解除された結合導管21の自由端が自由
にぶら下がるのを阻止するために、下側リング16は結合
導管関連の擬装ニップル27を備え、結合導管21はこの擬
装ニップルの上にその自由接続ソケット26を固定可能に
されている。その前方接続ソケット26で関係擬装ニップ
ル27上に固定された結合導管は、図1の中に21’で図示
されている。擬装ニップル27の形は、接続ニップル24の
形と一致する。その上、擬装ニップル27は、差し込まれ
た結合導管21のシールが自動的に生ずるように閉鎖され
得る。結合導管21に関係する遮断要素を、例えば接続端
ヘッド22の範囲内に備えることも又考えられるであろ
う。
【0023】水圧式シリンダー −ピストン ユニット
として造られた伸張具ユニット9は、図2から一番良く
解かるように、サージ室28の2つの下部構造物、即ち相
互に係合して軸方向に相対移動可能な回転部品9a、9
bを備える。所謂サージ室28は上側回転部品9bの中に
設けられた関連接続ニップルに繋がる孔29の上に圧力流
体を作用させ得る。両回転部品9a、9bの対抗面側の
軸方向移動は、運搬用ハンガー19を使って上から吊り下
げられる回転部品9bから下側回転部品9aが重力作用
によってずり落ちないことを保証する頭付きボルトとし
て形成されたストッパー30によって制約される。運転
中、伸張具ユニット9は、それぞれに対応するねじボル
ト3の上に迄下降し、ねじボルト3のナット4から出張
っている部分でねじ接触に持ち込まれている。これに関
連しては上側回転部品9bは中央ねじ孔31を有し、この
孔はナット4のねじ孔に相当していて、伸張具ユニット
9がこれによって関連ねじボルト3の上にねじ込まれ得
る。これを可能ならしめる為に、運搬用ハンガー19はス
イベルジョイント32を備える。
【0024】ねじボルト3との接触に持ち込まれる伸張
具ユニット9は、下側回転部品9aが予めその場所に持
ち込まれているナット4を取囲むブッシング形状の支持
要素、即ちディスタンスピース33の所に配置される迄奥
の方へとねじ込まれる。この種のディスタンスピース33
の上に支えられる伸張具ユニットは、図1の中に9’で
図示されている。下側回転部品9aは、図2でよりよく
解かるように、下方へ突き出ている肩付座34を備え、こ
の肩付座はブッシング形状のディスタンスピース33の中
に係合され得るもので、これによってディスタンスピー
スが中心に置かれる。このようにしてねじ込まれた伸張
具ユニット9は、シリンダー蓋1のディスタンスピース
の上に支えられる。
【0025】使用していない状態では、ディスタンスピ
ース33は、図1の中に33’で図示されているように、環
状搬送台5の上に積み込まれる。ブッシング形状のディ
スタンスピース33の環状搬送台5上への滑動確実な搬入
を可能ならしめるために、下側リング16は上方に向けて
突き出している切株35を備えて、その上にそれぞれに関
連するディスタンスピースが固定され得る。必要時に
は、ディスタンスピース33は単純に手で取去られ、図2
で解かるような方法でシリンダー蓋の上に搭載される。
しかしディスタンスピースをそれぞれに関連する伸張具
ユニットに、即ち、その下側回転部品9aにしっかりと
固定することも可能であろう。
【0026】ディスタンスピース33は円周側切込み36を
備える。ナット4は円周側孔37を備える。図2から解か
るように、これらの孔の中には、関連ナット4を廻せる
ように切込み36を貫通して差込み可能なピン38が差し込
まれ得る。これを容易にするためにねじボルト3は、上
述した如くにして、伸張具ユニット9の圧力流体衝撃に
よってバイアスが掛けられる。
【0027】ナット4の引込みに際しては、ナット4は
関連する延ばされたねじボルト3の上でシリンダー蓋1
の所に配置されるに至る迄ねじ込まれなければならな
い。ねじボルト3のバイアス除去によってナット4上へ
作用する望みの拡張力が発生する。ナット4の弛緩に際
しては、ねじボルト3の対応バイアスによってナット上
に作用する抗張力は、ナット4が容易に巻き戻し得るよ
うに高められる。ピン38の助けにより、この場合実際上
は云う価値のある程の動力を供給することにはならな
い。
【0028】上記は本発明の好適な1実施例の記述であ
る。本発明は尚上記の実施例に示すようなものに限定さ
れるものではない。
【0029】
【発明の効果】環状搬送台が、クレーンによる操作の可
能なルーズ構造要素で形成されてねじ結合からは離れた
位置取りを可能にされ、伸張具ユニットが、それぞれの
関連ばね牽引上で上昇・下降を可能に環状搬送台に吊り
下げられて導管装置の結合導管に移動可能接続構成での
接続を可能にされることによって、装置が安価になり、
又、非使用時の撤去が容易に可能になって大型シリンダ
ー機械の保守点検を容易ならしめる効果が生まれた。
【図面の簡単な説明】
【図1】上げ下げシリンダー機械のシリンダー蓋の上に
設置された位置にある本発明による装置の図面である。
【図2】関連するねじ結合を伴って図示された図1に適
合する本装置の個別の伸張具ユニットの断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダー蓋 3 ねじボルト 4 ナット 5 環状搬送台 6 搬送帯環 7 1環 9 伸張具ユニット 10 立脚 11 牽引ローラ 12 ばね牽引 13 ドラム ハウジング 15 リング(上側) 16 リング(下側) 21 結合導管 22 接続端ヘッド 23 接続管ユニット 24 上に向けて出る接続ニップル 25 供給導管 27 擬装ニップル 33 支持要素 35 切株
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−45898(JP,A) 特開 昭60−180777(JP,A) 特開 平3−234431(JP,A) 特開 平5−84672(JP,A) 実開 平1−148226(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25B 21/00 B23P 19/06

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンに吊り下げられる環状の搬送台
    と、前記搬送台に取り付けられたばね牽引機構と、前記
    ばね牽引機構によって昇降可能に吊り下げられた伸張具
    ユニットと、前記環状搬送台から下方へ突き出して形成
    され使用時にシリンダ蓋に当接する立脚とを有してな
    り、前記伸張具ユニットは締結または弛緩の対象となる
    ボルト−ナット結合のボルトがねじ込まれ得るねじ部
    と、該ボルトをその長手方向に伸張するシリンダ−ピス
    トン機構とを備え、圧力媒体源に接続されかつ前記伸張
    具ユニットのシリンダ−ピストン機構に連結可能に構成
    されたフレキシブルパイプを含む結合導管と、前記伸張
    具ユニットと前記ばね牽引機構との間に設けられたスイ
    ベルジョイントとを有してなる大型エンジンのシリンダ
    ー蓋におけるボルト−ナット結合の締結弛緩装置。
  2. 【請求項2】 前記環状搬送台が1環を付属した搬送
    帯環を備えてなることを特徴とする、前記請求項に記
    載した締結弛緩装置。
  3. 【請求項3】 前記環状搬送台が前記ばね牽引のハウ
    ジングを介して相互に結合される2つの部分を有してな
    り、前記搬送帯環が該2つの部分の上側部分に接触し
    て、該2つの部分の下側部分が前記ばね牽引の牽引ロー
    ラの貫通を許容する構成で前記立脚を有してなることを
    特徴とする、前記請求項1または2に記載した締結弛緩
    装置。
  4. 【請求項4】 前記環状の搬送台上に設けられた環状の
    導管と、前記環状の導管挿入され関連する前記結合導管
    が接続される接続端ヘッドと、前記圧力媒体源が接続さ
    れる接続端ヘッドとを有してなる接続管ユニットが備え
    られていることを特徴とする前記請求項1ないし3のい
    ずれかに記載した締結弛緩装置。
  5. 【請求項5】 前記接続端ヘッドが、前記接続管ユニッ
    ト向けの相互に反対側に配置の接続ニップルと、該接続
    管ユニットを横切る方向に配置の結合導管向けの少なく
    とも1つの接続ニップルと、更に該結合導管向けの接続
    ニップルを横切る方向に配置の必要に応じての供給導管
    向けの接続ニップルとを備える箱形又は立方体ブロック
    に形成されてなることを特徴とする、請求項4に記載し
    締結弛緩装置。
  6. 【請求項6】 前記伸張具ユニットのそれぞれに関連し
    て支持要素が設けら れ、前記支持要素はそれぞれ関連す
    る前記ナットを取囲んで装着可能にされてなり、取外し
    時には前記環状搬送台上に持ち込み可能にされてなる
    を特徴とする、前記請求項1ないし5のいずれかに記
    載した締結弛緩装置。
  7. 【請求項7】 前記環状搬送台の下側部分が、前記支
    持要素を乗せて固定することを可能にされた、上方に向
    けて突き出ている切株を備えてなることを特徴とする、
    請求項に記載した締結弛緩装置。
  8. 【請求項8】 前記結合導管の前記伸張具ユニット側の
    端が該伸張具ユニットから取外し可能に構成され、
    送台は該搬送台の下側部分に配置され、関連する前記
    結合導管の端を取付け可能な擬装ニップルを備えてなる
    ことを特徴とする、前記請求項1ないし7のいずれか
    記載した締結弛緩装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの結合導管が前記伸張
    ユニットのそれぞれに関係付けられてなることを特徴と
    する、前記請求項1ないし8のいずれかに記載した締結
    弛緩装置。
JP07288597A 1996-04-04 1997-03-26 ねじ止め締結乃至は弛緩の容易化装置 Expired - Lifetime JP3364741B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE1996113444 DE19613444C1 (de) 1996-04-04 1996-04-04 Vorrichtung zum Erleichtern des Anziehens und/oder Lösens eines Schraubverbands
DE19613444.7 1996-04-04

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