JP3364590B2 - ピストンリングの取り付け方法 - Google Patents

ピストンリングの取り付け方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は互いに摺動するピス
トンとシリンダの間のシールをするシール構造に関し、
特に、樹脂材料で形成されたアウタリングを、インナリ
ングを介して、リング張力提供部材でシリンダ面に押圧
する内燃機関用のピストンリングとしてのシール構造に
関する。 【0002】 【従来の技術】互いに摺動するピストンとシリンダの間
をシールするためにシール構造を設けることは広くおこ
なわれている。例えば、内燃機関においてもいわゆるピ
ストンリングがピストンリング溝に配置されている。こ
のピストンリングは従来より金属製のものが多く使われ
ているが、樹脂製のピストンリングも開発されている。
例えば、フッ素樹脂の1つであるポリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)で合口を設けずエンドレスに形成さ
れたアウタリングを、同じPTFEで合口を設けずエン
ドレスに形成されたインナリングを介して、金属製のコ
イルエキスパンダから成るリング張力提供部材で半径方
向外側に押圧するようにしたピストンリング構造体とし
てのシール構造が公知である(特開平9−280373
号公報参照)。上記公報のシール構造は、リングをイン
ナリングとアウタリングに分割し、インナリングにより
リング溝まわりのシール性を確保し、アウタリングによ
りシリンダ壁との摺接部のシール性を確保するようにし
た優れたものである。 【0003】ところが、上記公報のシール構造では、イ
ンナリングもアウタリングも同じPTFEを用いてい
る。しかしながら、PTFEは限界のPV値(面圧Pと
すべり速度Vの積)が低くてシリンダ壁との摺接部が充
分な耐久性を得ることができない、また熱膨張率が大き
いために温度が上がるとコイルエキスパンダの張力によ
るシリンダ壁への押しつけ力が大きくなって機関の摩擦
損失を増大してしまうという点がアウタリングに関して
問題となる。また、インナリングに関しては、機関運転
時に高温になるとコイルエキスパンダが食い込み永久歪
みを起こしてしまいそれに起因してリング溝まわりのシ
ール性が低下する等の問題がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そして、このようなピ
ストンリングはピストンリングに組み付けるのが難し
い。そこで、本発明は 樹脂製のエンドレスのアウタリ
ングとインナリングで構成されるシール部材を付勢手段
でシリンダに向けて付勢するピストンリングを、ピスト
ンリング溝に簡単、確実に組み付ける方法を提供するこ
とを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、内燃機関のシリンダの内側を摺動するピストンのピ
ストンリング溝に、ポリイミド樹脂で形成されるアウタ
リングと、インナリングで構成されるシール部材と、シ
ール部材をシリンダに向けて付勢する付勢手段とから構
成される、ピストンリングを組み付ける方法であって、
ピストンリング溝に付勢手段を装着する第1の工程と、
ピストン外周に合う円筒部に向かって拡がる円錐台部を
有するリングガイドを、円筒部の下端が当該ピストンリ
ング溝の直ぐ上のランドの中央付近にくるようにピスト
ンの頂部側から被せる第2の工程と、インナリングを前
記円錐台状のリングガイドを利用してピストンリング溝
に装着する第3の工程と、ピストンリング溝に装着され
付勢手段で外側に押圧されているインナリングを、その
最外部がピストンリング溝の外側に出ないように、イン
ナリング押さえ治具で径方向内側に押しこんだ状態で、
アウタリングを前記円錐台状のリングガイドを利用して
ピストンリング溝に装着する第4の工程と、を含み、イ
ンナリング押さえ治具がインナリングを径方向内側に押
圧する押圧部分と、他のリング溝に嵌合して位置決めを
する嵌合部分とを備えている、ことを特徴とするピスト
ンリングの組付け方法が提供される。このようにされた
ピストンリングの組み付け方法ではインナリング押さえ
治具で容易かつ確実にインナリングをリング溝の内側に
押し込むことができるので、ピストンリング溝に、ポリ
イミド樹脂で合口を設けずエンドレスに形成されている
アウタリングと、インナリングで構成されるシール部材
と、シール部材をシリンダに向けて付勢する付勢手段と
から構成される、ピストンリングを、ピストンリング溝
に容易に組み付けることができる。 【0006】 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明によるシール構造
のピストンリングの第1の実施の形態を示したものであ
って、ピストンのセカンドリングとして用いられるもの
である。図1において、100はピストンであり、12
0はピストン100に形成されたリング溝、200はピ
ストン100が摺動するシリンダ壁である。なお、リン
グ溝120はピストン100の頂部(図示しない)の方
から数えて2番目のセカンドリング溝である。そして、
リング溝120に、全体が10で示されるピストンリン
グがはめ込まれている。ピストンリング10は、ピスト
ン100の半径方向外側から内側に順に配設されたアウ
タリング20、インナリング30、コイルエキスパンダ
40から成る。アウタリング20はポリイミド製であっ
て、熱膨張係数が3×10-5/K以下、破断伸びが10
%以上の特性を有するものである。このアウタリング2
0のピストン軸線方向の高さBout は、運転状態にある
時に、インナリング30のピストン軸線方向の高さBin
よりも小さいように設定されている。 【0018】図1はこの機関が運転状態で高温ににある
時でピストン100が下死点から上死点に向かって移動
している途中の様子を示しており、アウタリング20の
下面22はリング溝120の底部面122に押しつけら
れている。なお、上死点から下死点に向かって移動する
ときは逆にアウタリング20の上面21がリング溝12
0の上部面121に押しつけられる。このアウタリング
20の上、下面21、22と、リング溝120の上部、
底部面121、122の交番的な密着により、リング溝
120の断面に沿って流れようとするブローバイガスの
シールが行われる。アウタリング20の、半径方向外側
の、シリンダ壁200との摺動面は溝23によって上側
摺動面24と下側摺動面25に分割されている。この様
に摺動面を上側摺動面24と下側摺動面25に分割する
ことによってアウタリング20は半径方向の幅Tout を
比較的薄くしているにも係わらず安定した姿勢でシリン
ダ壁200の上を摺動することができる。そして上側摺
動面24、下側摺動面25の上端縁部分にはそれぞれ面
取り26、27が施されている。面取り26、27を設
けることにより、ピストン100が上昇する時の油膜の
かきあげが小さくなり、いわゆるオイル上がりが抑制さ
れる。 【0019】またアウタリング20には全面にわたって
ダイヤモンドライクカーボン(DLC)のコーティング
が施されている。これにより、上下摺動面24、25が
シリンダ壁200の上を摺動することによる磨耗が低減
されるとともに、アウタリング20の上面21がリング
溝120の上部面121、下面22がリング溝120の
底部面122と、それぞれ反復的に当接することによる
磨耗も低減され、耐久性の向上に寄与する。なお、コー
ティングの材質はダイヤモンドライクカーボンの他、窒
化チタン(Ti N)、窒化クロム(Cr N)でもよい。 【0020】インナリング30はスチール製であって合
口を設けて形成されている。インナリング30の内径側
には上方内側に向かう上方傾斜面33と、下方内側に向
かう下方傾斜面34が形成されていて後述のコイルエキ
スパンダ40を一定の位置に保持できるようにされてい
る。そして、スチール製であることによってコイルエキ
スパンダ40が食い込むことはない。このインナリング
30は図示されるように径方向に薄肉に形成されていて
変形しやすいが自己張力を有しておらず、コイルエキス
パンダ40の張力をそのままアウタリング20に伝える
ことができる。 【0021】運転時、ピストン100が上昇する時はア
ウタリング20はシリンダ壁200との摩擦により下向
きの力を受け、ピストン100が下降する時は同じくシ
リンダ壁200との摩擦により上向きの力を受けるが、
アウタリング20とインナリング30が密着しているこ
とにより、インナリング30もアウタリング20と同じ
力を受ける。ここで、インナリング30のピストン軸線
方向の寸法Binは、運転時にピストン100のリングリ
ング溝120の上下方向の巾Hよりも小さいように設定
されていることにより、アウタリング20とインナリン
グ30は一体となってピストン100のリング溝120
の内を上下することになる。 【0022】そして、前述の様にアウタリング20のピ
ストン軸線方向の高さBout は、運転状態にある時に、
インナリング30のピストン軸線方向の高さBinよりも
小さいように設定されている。したがって、ピストン1
00は上昇中はアウタリング20はリング溝120の下
面122に押しつけられているので、ピストン100が
上昇から下降に反転すると、インナリング30の上面3
1が先ずリング溝120の上面121に当たる。そして
アウタリング20の上面21は、作用する上向きの力が
小さければ、リング溝120の上面121に当たらない
し、力が大きくて当たった場合でもインナリング30が
当たった後なのでその衝撃は小さい。図2は上記を説明
する図であって、ピストン100が下降する時、インナ
リング30の上面31がリング溝120の上面121に
当たった時点の状態を示しており、この時、アウタリン
グ20の上面21はリング溝120の上面121に当た
っていない。 【0023】同様に、ピストン100の下降中はアウタ
リング20はリング溝120の上面121に押しつけら
れているので、下降から上昇に反転するとインナリング
30の下面32が先ずリング溝120の下面122に当
たる。そしてアウタリング20の下面22は、作用する
下向きの力が小さければ、リング溝120の下面122
に当たらないし、力が大きくて当たった場合でもインナ
リング30が当たった後なのでその衝撃は小さい。図3
は上記を説明する図であって、ピストン100が上昇す
る時、インナリング30の下面32がリング溝120の
下面122に当たった時点の状態を示しており、この
時、アウタリング20の下面22はリング溝120の下
面122に当たっていない。したがって、アウタリング
20の上面21、下面22と、リング溝120の上面1
21、下面122との当たりが、防止、あるいは、緩和
されるので耐久性が向上する。 【0024】次に、コイルエキスパンダ40の構造につ
いて説明する。コイルエキスパンダ40の構造は公知の
ものであって断面円形のスチールの線材をコイル状に巻
いたスチールコイル41の中に芯材42を通し、芯材4
2に沿って円形に曲げたものである。コイルエキスパン
ダ40は、前述のインナリング30の前記上下の傾斜面
33、34の間に受容されるように配置されるが、受容
されることによってコイルエキスパンダ40はその長さ
を縮める。したがって、コイルエキスパンダ40は自由
長さに戻ろうとするのでインナリング30を外側に押し
広げようとする張力を発生するのである。 【0025】次に、上記のように構成されたアウタリン
グ20と、インナリング30と、コイルエキスパンダ4
0をピストン100の頂部から数えて2番目のセカンド
リング溝120へ組付ける方法について説明する。 (1)第1の工程は、コイルエキスパンダ40をリング
溝120に装着する工程である。これはコイルエキスパ
ンダ40の開放されている2つの合口部を合わせながら
リング溝にはめ込むことにより行われる。次に、インナ
リング30を装着するがインナリング30の内径はピス
トン100の外径よりも小さいので径を拡げながら装着
することが必要である。 【0026】そこで、 (2)第2の工程として、インナリング30を拡げなが
らリング溝120に装着するための治具としてのリング
ガイド300を装着する作業をおこなう。図4はリング
ガイド300をピストン1に取り付けた状態を示してい
る。リングガイド300は図示されるように円筒部分3
10と円錐台部分320から成る。円筒部分310はピ
ストン100の外周にはめることができる内径を有して
いて、頂部側から被せた時に下端が、インナリング30
を装着するセカンドリング溝120の直ぐ上のセカンド
ランド125の中間にくるような深さを有している。一
方、円錐台部分320は頂部の外径がインナリング30
が容易にはめられるような径とされ、下端部の外径は円
筒部分310の外径と同じである。インナリング30を
拡げる量が少ないほど装着作業は容易であるのでリング
ガイド300の厚さは薄ければ薄いほどよい。 【0027】(3)第3の工程は、上記のように装着さ
れたリングガイド20を利用してインナリング30を当
該第2番目のリング溝に装着する工程である。これは、
例えば、図5に示すようなリング押し込み治具400を
用いておこなう。このリング押し込み治具400はそれ
ぞれ適宜バネ410によって支持され半径方向に移動可
能な3分割されたリング片420を支柱430に沿って
上下させるものであって、3つのリング片420の形成
する円の内径は、自由状態では作業台440の上に適切
に固定されたピストン120に装着されているリングガ
イド300の円錐台部分320の頂部の外径よりも大き
く、リングガイド300に沿ってインナリング30を押
し込んだ時にはリングガイド300の円筒部320の外
径と同じまで拡がることができるようにされている。図
示したリング押し込み治具はほんの一例であって上記の
ようにインナリングを押し込めるものであればどのよう
な形態のものでもよい。 【0028】(4)第4の工程は、上記のようにして装
着されたインナリング30の外側にアウタリング20を
装着する工程である。ここで、上記のようにして装着さ
れたインナリング30はコイルエキスパンダ40の張力
によって外側に押圧され、インナリング30はリング溝
120から外側にはみ出している。そこで、この第4の
工程ではインナリング30を内側に押し込んでリング溝
120からはみ出さないようにしておいてアウタリング
20を装着する。 【0029】図6はその様子をピストン100の軸線に
垂直な方向から見た図である。図において、500がイ
ンナリング押さえ治具であって、ピストン軸線方向から
見ると2分割されている。インナリング押さえ治具50
0はインナリング30を押さえるインナリング押圧部分
510とインナリング押圧部分510が所定の位置にく
るように位置決めする位置決め部分520を有する。位
置決め部分520は、インナリング30が装着されるセ
カンドリング溝120の下のオイルリング溝130に嵌
合される。インナリング押圧部分510は位置決め部分
520がオイルリング溝130に嵌合された時にインナ
リング30の最外部がピストン120の外径よりも内側
になるようにインナリング30を内側に押し込む。 【0030】この様に、インナリング30をピストンの
外径よりも内側に押し込んだ状態で、リングガイド30
0とリング押し込み治具400を用いてアウタリング2
0を押し下げていき、アウタリング20がインナリング
押さえ治具500の上面510に当たったところでイン
ナリング押さえ治具500を外し、その後、さらに押し
込み治具400でアウタリング20を押し下げてアウタ
リング20をインナリング30の外側に嵌め込むのであ
る。 【0031】以上説明したような第1の工程から第4の
工程を実行することによってポリイミドで合口無しにエ
ンドレスに形成されたアウタリング20を、金属で合口
を設けて形成されたインナリング30を介して、スチー
ルのコイルエキスパンダ40で半径方向外側に押圧して
成るピストンリング構造体10をピストン100のセカ
ンドリング溝120に簡単、確実に装着することができ
る。 【0032】尚、インナリング30をインナリング押圧
部分510で押さえる場合、コイルエキスパンダ40の
中心からオフセットした下方位置でインナリング30を
押さえると、インナリング30の上部がコイルエキスパ
ンダ40の張力によってピストン外形から突出するよう
な捩じれ変形を生じ、アウタリング20の嵌め込みが困
難となってしまう恐れがある。逆にコイルエキスパンダ
40の張力中心荷対応するインナリング30位置を押さ
えることができたとしても、アウタリング20のインナ
リング30外側への嵌め合い量が小さいと、アウタリン
グ20をインナリング30の外側に嵌めることが困難と
なる恐れがある。 【0033】そのため、インナリング押さえ治具500
は、インナリング押圧部分510と位置決め部分520
に図7のようにピストンのリング溝に対してピストン軸
方向に所定量の隙間Cを設け、ピストンに対してピスト
ン軸方向にこの隙間C分だけ相対移動可能とすることが
できる。このインナリング押さえ治具500によれば、
アウタリング20の組付け時、インナリング押圧部分5
10でコイルエキスパンダ40の張力中心に近い位置で
インナリング30を押さえることができるため、インナ
リング30の捩じれ変形を防止でき、更にアウタリング
20がインナリング押さえ治具500の上面510に当
接した状態でインナリング押さえ治具500を所定量だ
け押し下げることにより、アウタリング20とインナリ
ング30の外側に嵌め合い量を大きくすることができ、
その結果、アウタリング20をインナリング30に確実
に嵌め込むことができる。 【0034】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。図8はこの第2の実施の形態を図1と同じ見方
で示した図であるが、この第2の実施の形態において
は、アウタリング20は第1の実施の形態と同じくポリ
イミド製ではあるが合口を設けて形成され、またインナ
リング30が繊維強化されたポリイミドで形成されてい
るところが異なる。ここで、アウタリング20の合口は
常温で真円状態にされたエンドレスの部材を斜めに切断
して形成される。常温で真円状態の時に切断するのは、
運転中は略真円状態になるためで運転中において合口に
隙間が出来ないようにするためである。図9が常温で真
円状態の時に切られたアウタリング20の合口28を示
す図である。 【0035】この第2の実施の形態において、アウタリ
ング20のピストン軸線方向の高さBout は、運転中に
ピストン100のリング溝120のピストン軸線方向の
巾Hよりも小さくなるように設定されている。図10が
この運転状態における合口28の様子を示すものであっ
て、運転中はアウタリング20は熱膨張するが斜めに合
口を形成したことにより、合口の対向する両端面28a
と28bが互いに他方の上にせりあがるようにしてずれ
る。その結果、端面28aを有する端部の上面はピスト
ン100のリング溝120の上面121に接し、端面2
8bを有する端部の下面はピストン100のリング溝1
20の下面122に接する状態となるが端面28aと端
面28bの大部分は密着しており上面から下面に通じる
隙間は存在しない。なお、この第2の実施の形態におい
ては、合口28を有するので、第1の実施の形態に関し
て説明したような治具を使用しなくてもリング溝120
に組み付けることができる。 【0036】一方、インナリング30を繊維強化された
ポリイミド樹脂製としたことで軽量になり、運転中の慣
性力が小さくなり運転中のリング溝下面122からの浮
き上がり回転数が高回転側に移り実用域でのインナリン
グ30の浮き上がりによるブローバイガス量を低減でき
る。また、金属で形成する場合は特殊断面形状の材料を
成形した後に精密機械加工を要するが、この第2の実施
の形態のように樹脂製とした場合は適切な鋳造方法で一
度で成形が可能で機械加工の必要性は極めて少なく、不
要な場合もあり得る。 【0037】なお、以上の第1に実施の形態、第2の実
施の形態ともピストンリング10をピストンの頂部側か
ら数えて2番目のセカンドリング溝に装着されるセカン
ドリングとして使用する場合を例にとって説明したが、
セカンドリングとしてだけではなくピストンの頂部側か
ら数えて1番目のリング溝に装着されるトップリングと
して使用することも可能である。 【0038】 【発明の効果】請求項1の発明は、内燃機関のシリンダ
の内側を摺動するピストンのピストンリング溝に、ポリ
イミド樹脂で形成されるアウタリングとインナリングで
構成されるシール部材と、シール部材をシリンダに向け
て付勢する付勢手段とから構成される、ピストンリング
を組み付ける方法であるが、ピストンリング溝に付勢手
段を装着する第1の工程と、ピストン外周に合う円筒部
に向かって拡がる円錐台部を有するリングガイドを、円
筒部の下端が当該ピストンリング溝の直ぐ上のランドの
中央付近にくるようにピストンの頂部側から被せる第2
の工程と、インナリングを前記円錐台状のリングガイド
を利用してピストンリング溝に装着する第3の工程と、
ピストンリング溝に装着され付勢手段で外側に押圧され
ているインナリングを、その最外部がピストンリング溝
の外側に出ないように、インナリング押さえ治具で径方
向内側に押しこんだ状態で、アウタリングを前記円錐台
状のリングガイドを利用してピストンリング溝に装着す
る第4の工程と、を含み、インナリング押さえ治具がイ
ンナリングを径方向内側に押圧する押圧部分と、他のリ
ング溝に嵌合して位置決めをする嵌合部分とを備えてい
る。したがって、インナリング押さえ治具で容易かつ確
実にインナリングをリング溝の内側に押し込むことがで
き、ピストンリング溝に、ポリイミド樹脂で合口を設け
ずエンドレスに形成されているアウタリングとインナリ
ングで構成されるシール部材と、シール部材をシリンダ
に向けて付勢する付勢手段とから構成される、ピストン
リングを、ピストンリング溝に容易に組み付けることが
できる。 【0039】請求項11から12の発明によれば、ポリ
イミド樹脂で、特に、合口を設けずエンドレスに形成さ
れたアウタリングを、インナリングを介して、付勢手段
によって、シリンダに押圧して成るピストンリングを、
簡単、確実にピストンのリング溝内に装着することがで
きる。特に請求項12のようにすれば、さらに容易にア
ウタリングを装着できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態のピストンリングを
示す図である。 【図2】ピストンが上昇から下降に反転するときにイン
ナリング30が先ずリング溝の上面に当たる様子を示す
図である。 【図3】ピストンが上昇から下降に反転するときにイン
ナリング30が先ずリング溝の下面に当たる様子を示す
図である。 【図4】リングガイドの構造を示す図である。 【図5】リング押し込み治具の構造を示す図である。 【図6】インナリング押さえ治具の構造を示す図であ
る。 【図7】インナリング押さえ治具の変形例の構造を示す
図である。 【図8】本発明の第2の実施の形態のピストンリングを
示す図である。 【図9】第2の実施の形態における斜めに切ったアウタ
リング20の合口部の様子を示す図である。 【図10】図9のアウタリング20の運転中の様子を示
す図である。 【符号の説明】 10…ピストンリング 20…アウタリング 23…溝 24…上側摺動面 25…下側摺動面 26、27…面取り 28…合口 30…インナリング 33…上側摺動面 34…下側摺動面 40…コイルエキスパンダ 100…ピストン 120…リング溝 200…シリンダ壁 300…リングガイド 400…リング押し込み治具 500…インナリング押さえ治具
フロントページの続き (72)発明者 岡本 道生 東京都中央区八重洲1丁目9番9号 帝 国ピストンリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−68464(JP,A) 特開 平9−280373(JP,A) 特開 平8−338530(JP,A) 特開 昭59−224446(JP,A) 特開 平5−301128(JP,A) 特開 平8−71946(JP,A) 特開 平9−11057(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16J 9/06 F16J 9/28 F02F 5/00 B25B 27/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内燃機関のシリンダの内側を摺動するピ
    ストンのピストンリング溝に、ポリイミド樹脂で合口を
    設けずエンドレスに形成されるアウタリングと、インナ
    リングで構成されるシール部材と、シール部材をシリン
    ダに向けて付勢する付勢手段とから構成される、ピスト
    ンリングを組み付ける方法であって、 ピストンリング溝に付勢手段を装着する第1の工程と、 ピストン外周に合う円筒部に向かって拡がる円錐台部を
    有するリングガイドを、円筒部の下端が当該ピストンリ
    ング溝の直ぐ上のランドの中央付近にくるようにピスト
    ンの頂部側から被せる第2の工程と、 インナリングを前記円錐台状のリングガイドを利用して
    ピストンリング溝に装着する第3の工程と、 ピストンリング溝に装着され付勢手段で外側に押圧され
    ているインナリングを、その最外部がピストンリング溝
    の外側に出ないように、インナリング押さえ治具で径方
    向内側に押しこんだ状態で、アウタリングを前記円錐台
    状のリングガイドを利用してピストンリング溝に装着す
    る第4の工程と、を含み、 インナリング押さえ治具がインナリングを径方向内側に
    押圧する押圧部分と、他のリング溝に嵌合して位置決め
    をする嵌合部分とを備えている、 ことを特徴とするピストンリングの組付け方法。
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