JP3364319B2 - 製品分与ユニット - Google Patents
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- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1066—Pump inlet valves
- B05B11/1067—Pump inlet valves actuated by pressure
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製品、特に液状またはペ
ースト状の製品を分与するための分与ユニットに関す
る。
ースト状の製品を分与するための分与ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】様々な型の製品ディスペンサが知られて
いる。特に、製品を収容するための容器に基部が設けら
れ、この基部に分与装置が機械的な手段により固定され
ている型のディスペンサが知られている。
いる。特に、製品を収容するための容器に基部が設けら
れ、この基部に分与装置が機械的な手段により固定され
ている型のディスペンサが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなディスペン
サは頻繁に、例えば1日に少なくとも1回は使用される
場合が多い。これは、特に中に入れられる製品が化粧品
の場合に当てはまる。このようなディスペンサはサイズ
が大きいため、例えば、週末の1〜2泊の外出などで化
粧バッグに入れて持ち運ぶのには不便である。
サは頻繁に、例えば1日に少なくとも1回は使用される
場合が多い。これは、特に中に入れられる製品が化粧品
の場合に当てはまる。このようなディスペンサはサイズ
が大きいため、例えば、週末の1〜2泊の外出などで化
粧バッグに入れて持ち運ぶのには不便である。
【0004】本発明の目的は、上記の問題を解決し、携
帯に便利な小型で軽量の分与サブユニットを形成し得る
分与ユニットを提供することである。
帯に便利な小型で軽量の分与サブユニットを形成し得る
分与ユニットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の製品分与ユニットは、分与装置を取り付
けるための基部を有する、製品を収容するための収容手
段を備え、該基部と該分与装置とには、該基部と該分与
装置とを連結および分離し得る相補の固定装置が取り付
けられた、液状またはペースト状の製品を分与するため
の分与ユニットであって、該基部の該固定装置と同一の
固定装置を有する支持体をさらに備え、該分与装置と該
支持体とを連結することによって分与サブユニットを形
成し得ることを特徴とする。
めに、本発明の製品分与ユニットは、分与装置を取り付
けるための基部を有する、製品を収容するための収容手
段を備え、該基部と該分与装置とには、該基部と該分与
装置とを連結および分離し得る相補の固定装置が取り付
けられた、液状またはペースト状の製品を分与するため
の分与ユニットであって、該基部の該固定装置と同一の
固定装置を有する支持体をさらに備え、該分与装置と該
支持体とを連結することによって分与サブユニットを形
成し得ることを特徴とする。
【0006】好ましくは、前記支持体は、前記収容手段
に取り外し可能に取り付けられる。また好ましくは、前
記収容手段は、剛性の容器と、該容器に連結する前記基
部に溶接された柔軟な袋とを含む。
に取り外し可能に取り付けられる。また好ましくは、前
記収容手段は、剛性の容器と、該容器に連結する前記基
部に溶接された柔軟な袋とを含む。
【0007】また好ましくは、前記支持体は前記容器の
底部に取り外し可能に取り付けられ、該底部と該支持体
とは相補の固定手段を有する。
底部に取り外し可能に取り付けられ、該底部と該支持体
とは相補の固定手段を有する。
【0008】また好ましくは、前記分与装置は膜ポンプ
である。
である。
【0009】また好ましくは、前記膜ポンプは、剛性の
部材と弾性の膜と圧迫装置を形成する剛性のカバーとを
備え、該膜は該剛性の部材と該剛性のカバーとに挟まれ
ている。
部材と弾性の膜と圧迫装置を形成する剛性のカバーとを
備え、該膜は該剛性の部材と該剛性のカバーとに挟まれ
ている。
【0010】また好ましくは、前記膜ポンプは、円筒状
の裾部を備え、該裾部と前記基部とにより、穴を介して
前記袋の内部と連通する第1チャンバーの範囲が定めら
れる。
の裾部を備え、該裾部と前記基部とにより、穴を介して
前記袋の内部と連通する第1チャンバーの範囲が定めら
れる。
【0011】また好ましくは、前記裾部は、前記基部の
ネック部に取り囲まれ、該ネック部と該裾部の各々に固
定装置が設けられている。
ネック部に取り囲まれ、該ネック部と該裾部の各々に固
定装置が設けられている。
【0012】また好ましくは、前記膜は、中心部にドー
ムを形成し、該ドームと前記剛性の部材とにより、該剛
性の部材に形成された穴を介して前記第1チャンバーと
連通する第2チャンバーの範囲が定められる。
ムを形成し、該ドームと前記剛性の部材とにより、該剛
性の部材に形成された穴を介して前記第1チャンバーと
連通する第2チャンバーの範囲が定められる。
【0013】また好ましくは、一方向バルブが前記穴に
一致して配備されるまた好ましくは、前記剛性の部材
は、通路が切り込まれた傾斜部を有し、前記膜の端部を
斜角にすることにより該傾斜部と相互作用するリップ部
が形成され、また該リップ部は通路を外側の端部まで覆
って該通路を閉鎖し、一方、該通路の内側の端部は前記
第2チャンバーに開口している。
一致して配備されるまた好ましくは、前記剛性の部材
は、通路が切り込まれた傾斜部を有し、前記膜の端部を
斜角にすることにより該傾斜部と相互作用するリップ部
が形成され、また該リップ部は通路を外側の端部まで覆
って該通路を閉鎖し、一方、該通路の内側の端部は前記
第2チャンバーに開口している。
【0014】また好ましくは、前記膜ポンプが前記基部
から取り外された状態で、該基部を閉鎖するためのカバ
ーが配備され、該カバーは、該基部の穴と一致する一方
向バルブの膜の周縁部と相互作用するように設計された
舌部を有し、これにより該膜をその座部に押しつけるこ
とにより、前記袋と該カバーを備えた該基部とが、保管
可能な製品の補充品を形成する。
から取り外された状態で、該基部を閉鎖するためのカバ
ーが配備され、該カバーは、該基部の穴と一致する一方
向バルブの膜の周縁部と相互作用するように設計された
舌部を有し、これにより該膜をその座部に押しつけるこ
とにより、前記袋と該カバーを備えた該基部とが、保管
可能な製品の補充品を形成する。
【0015】
【作用】本発明の分与ユニットによれば、容器の基部と
分与装置とは、互いに連結および分離し得る相補の固定
装置を備えている。また、容器の底部には支持体が取り
外し可能に配備され、支持体は基部に設けられた固定装
置と同一の固定装置を備えている。従って、分与装置と
支持体とを容器から取り外し、これら相補の固定装置を
用いて分与装置と支持体とを連結することにより分与サ
ブユニットが形成される。分与装置に形成されているチ
ャンバー内には製品の一部が入れられているため、分与
サブユニットによって少量の製品の分与が可能である。
分与装置とは、互いに連結および分離し得る相補の固定
装置を備えている。また、容器の底部には支持体が取り
外し可能に配備され、支持体は基部に設けられた固定装
置と同一の固定装置を備えている。従って、分与装置と
支持体とを容器から取り外し、これら相補の固定装置を
用いて分与装置と支持体とを連結することにより分与サ
ブユニットが形成される。分与装置に形成されているチ
ャンバー内には製品の一部が入れられているため、分与
サブユニットによって少量の製品の分与が可能である。
【0016】また、分与装置を取り外した状態で、基部
の上に閉鎖用カバーを取り付けることにより、基部に溶
接された柔軟な袋を完全に閉鎖することができる。この
ため、製品を満たした状態で袋を保管して補充品として
利用することが可能である。
の上に閉鎖用カバーを取り付けることにより、基部に溶
接された柔軟な袋を完全に閉鎖することができる。この
ため、製品を満たした状態で袋を保管して補充品として
利用することが可能である。
【0017】
【実施例】図3は、剛性の基部7に溶接された、変形可
能な材料よりなる袋2の一部を示す。基部7は、袋2が
取り付けられた側とは反対の側が凹部となった皿の形状
を有し、この凹部の内側の中央部にネック部15、およ
び一方向バルブを形成する部分的に弾性の部材50が設
けられている。バルブ50は、基部7と一体形成された
フィンガー部14に固定された部分6と、弾性により基
部7の底部11を押圧する円錐台形状の膜の形態の弾性
部8とを有する。基部7の底部11にはバルブ50と一
致して穴17が形成され、これら穴17を通して製品が
袋2から取り出され得るが、これは、袋2の壁に圧力を
加えない限りバルブの膜8によって妨げられる。カバー
45は固定手段46を有し、これは基部7の環状縁部4
7に設けられた相補の固定手段と相互作用する。カバー
45はまた、膜8の周縁部まで延長する軸方向の舌部4
8を有する。これにより、カバー45が基部7の上に配
置されると、基部7の底部11により形成される座部に
当てがわれた膜8の周縁部に圧力が加えられる。このた
め、袋2に圧力を加えても袋2に入れられた製品を取り
出すことができない。この構成により、袋に製品を満た
した状態で保管し得る補充品を形成することが可能にな
る。
能な材料よりなる袋2の一部を示す。基部7は、袋2が
取り付けられた側とは反対の側が凹部となった皿の形状
を有し、この凹部の内側の中央部にネック部15、およ
び一方向バルブを形成する部分的に弾性の部材50が設
けられている。バルブ50は、基部7と一体形成された
フィンガー部14に固定された部分6と、弾性により基
部7の底部11を押圧する円錐台形状の膜の形態の弾性
部8とを有する。基部7の底部11にはバルブ50と一
致して穴17が形成され、これら穴17を通して製品が
袋2から取り出され得るが、これは、袋2の壁に圧力を
加えない限りバルブの膜8によって妨げられる。カバー
45は固定手段46を有し、これは基部7の環状縁部4
7に設けられた相補の固定手段と相互作用する。カバー
45はまた、膜8の周縁部まで延長する軸方向の舌部4
8を有する。これにより、カバー45が基部7の上に配
置されると、基部7の底部11により形成される座部に
当てがわれた膜8の周縁部に圧力が加えられる。このた
め、袋2に圧力を加えても袋2に入れられた製品を取り
出すことができない。この構成により、袋に製品を満た
した状態で保管し得る補充品を形成することが可能にな
る。
【0018】図1は図2の補充品を使用する分与ユニッ
ト1を示す。基部7からカバー45を取り外した後、こ
の補充品を、断面が円形以外の形状、例えば台形であり
得る円筒形の剛性の容器4に挿入する。基部7の縁部4
7には、容器4の縁部22と上部分で相互作用し得るカ
ラー部が形成されている。基部7と容器4とは図示しな
い適切な手段、例えばスナップ係合により連結される。
既知の膜ポンプ39を基部7の上に配置し、基部7のネ
ック部15に設けられた固定手段18によって基部に固
定する。膜ポンプ39自体も相補の固定手段16を備え
ている。固定手段はいかなる型のものであってもよい。
図示する実施例では、固定手段は4つの螺旋状の傾斜部
よりなる。膜ポンプ39は円筒状の裾部60を有し、裾
部60と基部7とにより、穴17を介して袋2の内部と
連通する第1チャンバー62の範囲が定められる。裾部
60はネック部15により取り囲まれ、また裾部60に
は膜ポンプ39用の相補の固定手段16が設けられてい
る。
ト1を示す。基部7からカバー45を取り外した後、こ
の補充品を、断面が円形以外の形状、例えば台形であり
得る円筒形の剛性の容器4に挿入する。基部7の縁部4
7には、容器4の縁部22と上部分で相互作用し得るカ
ラー部が形成されている。基部7と容器4とは図示しな
い適切な手段、例えばスナップ係合により連結される。
既知の膜ポンプ39を基部7の上に配置し、基部7のネ
ック部15に設けられた固定手段18によって基部に固
定する。膜ポンプ39自体も相補の固定手段16を備え
ている。固定手段はいかなる型のものであってもよい。
図示する実施例では、固定手段は4つの螺旋状の傾斜部
よりなる。膜ポンプ39は円筒状の裾部60を有し、裾
部60と基部7とにより、穴17を介して袋2の内部と
連通する第1チャンバー62の範囲が定められる。裾部
60はネック部15により取り囲まれ、また裾部60に
は膜ポンプ39用の相補の固定手段16が設けられてい
る。
【0019】膜ポンプ39は剛性の部材52と弾性の膜
53と圧迫装置を形成するカバー59とを備えている。
膜53は剛性の部材52とカバー59との間に挟まれて
いる。剛性の部材52は傾斜部55を有し、図4にさら
に明瞭に示すように、傾斜部55には通路77が切り込
まれている。膜53の端部は斜角にされ、これにより剛
性の部材52の傾斜部55と相互作用するリップ部54
が形成され、座部が形成される。リップ部54は通路7
7を外側の端部まで覆い、この端部で通路77を閉鎖し
ている。膜53の中央部にはドーム56が形成され、こ
れにより第2チャンバー61の範囲が定められる。第2
チャンバー61は剛性の部材52より上部に製品のため
の可変の容積を形成する。通路77の内側の端部は第2
チャンバー61に開口している。カバー59には中央穴
が形成され、ここからドーム56に触れることができ
る。第2チャンバー61は剛性の部材52に形成された
穴58を介して第1チャンバー62に連通している。バ
ルブ50と同じ一方向バルブ51がこれら穴58と一致
して形成され、フィンガー57に取り付けられている。
このバルブにより、製品は第1チャンバー62から第2
チャンバー61へと移動することはできるが、反対方向
の移動は妨げられる。
53と圧迫装置を形成するカバー59とを備えている。
膜53は剛性の部材52とカバー59との間に挟まれて
いる。剛性の部材52は傾斜部55を有し、図4にさら
に明瞭に示すように、傾斜部55には通路77が切り込
まれている。膜53の端部は斜角にされ、これにより剛
性の部材52の傾斜部55と相互作用するリップ部54
が形成され、座部が形成される。リップ部54は通路7
7を外側の端部まで覆い、この端部で通路77を閉鎖し
ている。膜53の中央部にはドーム56が形成され、こ
れにより第2チャンバー61の範囲が定められる。第2
チャンバー61は剛性の部材52より上部に製品のため
の可変の容積を形成する。通路77の内側の端部は第2
チャンバー61に開口している。カバー59には中央穴
が形成され、ここからドーム56に触れることができ
る。第2チャンバー61は剛性の部材52に形成された
穴58を介して第1チャンバー62に連通している。バ
ルブ50と同じ一方向バルブ51がこれら穴58と一致
して形成され、フィンガー57に取り付けられている。
このバルブにより、製品は第1チャンバー62から第2
チャンバー61へと移動することはできるが、反対方向
の移動は妨げられる。
【0020】基部7の底部11にはトラップ防止装置2
7が設けられている。この装置の機能は、周知のよう
に、柔軟な袋2の壁が、例えば中央領域で互いにくっつ
くのを、また、袋2の下部分に製品がトラップされて取
り出し不能になるのを防ぐことである。トラップ防止装
置27は好ましくは基部7と一体成形された縦方向のブ
レードよりなる。
7が設けられている。この装置の機能は、周知のよう
に、柔軟な袋2の壁が、例えば中央領域で互いにくっつ
くのを、また、袋2の下部分に製品がトラップされて取
り出し不能になるのを防ぐことである。トラップ防止装
置27は好ましくは基部7と一体成形された縦方向のブ
レードよりなる。
【0021】容器4は、外気と接触するためのオリフィ
スを備えた底部5を有する。
スを備えた底部5を有する。
【0022】底部5は支持体70のための固定手段を有
する。図1に示す実施例では、固定手段は溝66を有
し、溝66に支持体70の周縁部の内側に設けられた突
起71がスナップ係合する。支持体70は、基部7が膜
ポンプ39を受容する場合と同じ条件で膜ポンプ39を
受容するように設計されている。従って、支持体70
は、この設計に必要である、基部7の対応する構成要素
と同一の構成要素を備えている。すなわち、支持体70
は、特に、縁部47と同一の縁部78、ネック部15と
同一のネック部72、および固定手段18と同一の固定
手段73を備えている。膜ポンプ39と支持体70の両
方を容器4から取り外して、支持体70と膜ポンプ39
とを連結すると、図2に示すサブユニット80が形成さ
れる。従って、本発明によれば、家庭で使用するための
「常備用」分与ユニット1が提供されると共に、これ
を、化粧バッグに入れて容易に持ち運び得る、大幅に縮
小されたサイズの「旅行用」サブユニット80に転用す
ることが可能である。
する。図1に示す実施例では、固定手段は溝66を有
し、溝66に支持体70の周縁部の内側に設けられた突
起71がスナップ係合する。支持体70は、基部7が膜
ポンプ39を受容する場合と同じ条件で膜ポンプ39を
受容するように設計されている。従って、支持体70
は、この設計に必要である、基部7の対応する構成要素
と同一の構成要素を備えている。すなわち、支持体70
は、特に、縁部47と同一の縁部78、ネック部15と
同一のネック部72、および固定手段18と同一の固定
手段73を備えている。膜ポンプ39と支持体70の両
方を容器4から取り外して、支持体70と膜ポンプ39
とを連結すると、図2に示すサブユニット80が形成さ
れる。従って、本発明によれば、家庭で使用するための
「常備用」分与ユニット1が提供されると共に、これ
を、化粧バッグに入れて容易に持ち運び得る、大幅に縮
小されたサイズの「旅行用」サブユニット80に転用す
ることが可能である。
【0023】「常備用」ユニット1を使用するときは、
ドーム56を押圧する。一方向バルブ51の作用によっ
て、第2チャンバー61に含まれる製品は通路77を通
って外部に流出する。このときリップ部54は剛性な部
材52に押し付けられている。ドーム56を押すのを止
めると、リップ部54は弾性により通路77の出口を再
び閉鎖する。ドーム56が静止の状態のときの最初の形
状に戻ると、第2チャンバー61内は減圧状態となるた
め、製品は、バルブ50および51を通って袋2および
第1チャンバー62から第2チャンバー61内に入り、
第2チャンバーに製品が補充される。
ドーム56を押圧する。一方向バルブ51の作用によっ
て、第2チャンバー61に含まれる製品は通路77を通
って外部に流出する。このときリップ部54は剛性な部
材52に押し付けられている。ドーム56を押すのを止
めると、リップ部54は弾性により通路77の出口を再
び閉鎖する。ドーム56が静止の状態のときの最初の形
状に戻ると、第2チャンバー61内は減圧状態となるた
め、製品は、バルブ50および51を通って袋2および
第1チャンバー62から第2チャンバー61内に入り、
第2チャンバーに製品が補充される。
【0024】膜ポンプ39と支持体70とからなるサブ
ユニット80の場合も、上述と同じ方法で使用される。
当然ながらこの場合の使用は、膜ポンプ39をユニット
1から取り外したときチャンバー61および62内に含
まれていた製品の量に制限される。この制限量(図2に
75で示す)は製品を2〜3回分与するのに十分な量で
ある。
ユニット80の場合も、上述と同じ方法で使用される。
当然ながらこの場合の使用は、膜ポンプ39をユニット
1から取り外したときチャンバー61および62内に含
まれていた製品の量に制限される。この制限量(図2に
75で示す)は製品を2〜3回分与するのに十分な量で
ある。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、分与ユニットの分与装
置に形成されたチャンバーに少量の製品を入れた状態
で、分与装置と支持体とを容器から取り外し、これらを
連結してサブユニットを形成することができる。従っ
て、常備用の分与ユニットと、軽量で小型の持ち運び用
のサブユニットとを同時に提供することができる。
置に形成されたチャンバーに少量の製品を入れた状態
で、分与装置と支持体とを容器から取り外し、これらを
連結してサブユニットを形成することができる。従っ
て、常備用の分与ユニットと、軽量で小型の持ち運び用
のサブユニットとを同時に提供することができる。
【図1】本発明の分与ユニットの部分断面図。
【図2】図1のユニットの構成要素により形成されたサ
ブユニットの断面図。
ブユニットの断面図。
【図3】図1のユニットのための製品の補充品の部分断
面図。
面図。
【図4】図1のユニットの部分詳細図。
1 分与ユニット
2 袋
4 容器
7 基部
39 膜ポンプ
45 カバー
50、51 バルブ
53 膜
61 第2チャンバー
62 第1チャンバー
70 支持体
80 サブユニット
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A45D 34/04
B65D 83/76
Claims (12)
- 【請求項1】 分与装置を取り付けるための基部を有す
る、製品を収容するための収容手段を備え、該基部と該
分与装置とには、該基部と該分与装置とを連結および分
離し得る相補の固定装置が取り付けられた、液状または
ペースト状の製品を分与するための分与ユニットであっ
て、該基部の該固定装置と同一の固定装置を有する支持
体をさらに備え、該分与装置と該支持体とを連結するこ
とによって分与サブユニットを形成し得ることを特徴と
する、製品分与ユニット。 - 【請求項2】 前記支持体は、前記収容手段に取り外し
可能に取り付けられる、請求項1に記載の分与ユニッ
ト。 - 【請求項3】 前記収容手段は、剛性の容器と、該容器
に連結する前記基部に溶接された柔軟な袋とを含む、請
求項1または2に記載の分与ユニット。 - 【請求項4】 前記支持体は前記容器の底部に取り外し
可能に取り付けられ、該底部と該支持体とは相補の固定
手段を有する、請求項2または3に記載の分与ユニッ
ト。 - 【請求項5】 前記分与装置は膜ポンプである、請求項
1から4のいずれかに記載の分与ユニット。 - 【請求項6】 前記膜ポンプは、剛性の部材と弾性の膜
と圧迫装置を形成する剛性のカバーとを備え、該膜は該
剛性の部材と該剛性のカバーとに挟まれている、請求項
5に記載の分与ユニット。 - 【請求項7】 前記膜ポンプは、円筒状の裾部を備え、
該裾部と前記基部とにより、穴を介して前記袋の内部と
連通する第1チャンバーの範囲が定められる、請求項5
または6に記載の分与ユニット。 - 【請求項8】 前記裾部は、前記基部のネック部に取り
囲まれ、該ネック部と該裾部の各々に固定装置が設けら
れている、請求項7に記載の分与ユニット。 - 【請求項9】 前記膜は、中心部にドームを形成し、該
ドームと前記剛性の部材とにより、該剛性の部材に形成
された穴を介して前記第1チャンバーと連通する第2チ
ャンバーの範囲が定められる、請求項5から8のいずれ
かに記載の分与ユニット。 - 【請求項10】 一方向バルブが前記穴に一致して配備
される、請求項9に記載の分与ユニット。 - 【請求項11】 前記剛性の部材は、通路が切り込まれ
た傾斜部を有し、前記膜の端部を斜角にすることにより
該傾斜部と相互作用するリップ部が形成され、また該リ
ップ部は通路を外側の端部まで覆って該通路を閉鎖し、
一方、該通路の内側の端部は前記第2チャンバーに開口
している、請求項6から10のいずれかに記載の分与ユ
ニット。 - 【請求項12】 前記膜ポンプが前記基部から取り外さ
れた状態で、該基部を閉鎖するためのカバーが配備さ
れ、該カバーは、該基部の穴と一致する一方向バルブの
膜の周縁部と相互作用するように設計された舌部を有
し、これにより該膜をその座部に押しつけることによ
り、前記袋と該カバーを備えた該基部とが、保管可能な
製品の補充品を形成する、請求項5から11のいずれか
に記載の分与ユニット。
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