JP3361987B2 - 逆止弁およびシートバルブ - Google Patents

逆止弁およびシートバルブ

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JP3361987B2 JP3901398A JP3901398A JP3361987B2 JP 3361987 B2 JP3361987 B2 JP 3361987B2 JP 3901398 A JP3901398 A JP 3901398A JP 3901398 A JP3901398 A JP 3901398A JP 3361987 B2 JP3361987 B2 JP 3361987B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体を一方向の
みに通過させる逆止弁に関し、特にシール性が良好な逆
止弁およびシートバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる筒内噴射式内燃機関とか直接噴
射式内燃機関とか呼ばれている、燃料をエンジンのシリ
ンダ内で噴射する方式の内燃機関としては、ディーゼル
エンジンが広く知られているが、近年、火花点火エンジ
ン(ガソリンエンジン)においても、筒内噴射式のもの
が提案されている。このような、筒内噴射式内燃機関で
は、エンジンの性能向上や排出ガスの低減のために、燃
料噴射圧を上げて燃料噴霧を微粒化し、燃料噴射期間を
短縮化する傾向にある。また、過給機構を備えたエンジ
ンでは、過給時には、過給圧に応じた高い燃料噴射圧が
要求される。そこで、筒内噴射式内燃機関における燃料
供給システムは、十分に高い例えば10気圧程度の燃料
噴射圧が得られるようにされている。
【0003】図12は従来の燃料供給系を示す系統図で
ある。図12において、デリバリパイプ1は、図示しな
いエンジンの気筒数に対応したインジェクタ1aを有し
ている。デリバリパイプ1と燃料タンク2との間には、
高圧燃料ポンプ3が配置されている。デリバリパイプ1
と高圧燃料ポンプ3とは、高圧燃料通路4で接続されて
いる。また、高圧燃料ポンプ3と燃料タンク2とは、低
圧燃料通路5で接続されている。
【0004】高圧燃料ポンプ3のドレイン6は、燃料タ
ンク2に戻されている。高圧燃料ポンプ3の吐出側の高
圧燃料通路4には逆止弁7が設けられている。高圧燃料
通路4と低圧燃料通路5との間には、高圧燃料ポンプ3
を迂回するようにバイパス通路8が設けられている。バ
イパス通路8の途中には、逆止弁9が設けられている。
高圧燃料ポンプ3、バイパス通路8、逆止弁7および逆
止弁9は、高圧燃料ポンプ体100として一体に構成さ
れている。
【0005】低圧燃料通路5の燃料タンク2側の端部に
は、低圧燃料ポンプ10が設けられている。低圧燃料ポ
ンプ10の燃料取り入れ口には、フィルタ11が設けら
れている。また、低圧燃料ポンプ10の吐出側の低圧燃
料通路5には、チェックバルブ12が設けられている。
高圧燃料ポンプ3と低圧燃料ポンプ10との間の低圧燃
料通路5には、低圧レギュレータ14が設けられてい
る。低圧レギュレータ14の燃料取り入れ口には、フィ
ルタ15が設けられている。低圧レギュレータ14のド
レイン16は、燃料タンク2に戻されている。
【0006】デリバリパイプ1は、高圧燃料ポンプ3と
反対側にさらに高圧燃料通路18を有している。この高
圧燃料通路18には、高圧レギュレータ20が設けられ
いる。高圧レギュレータ20のドレイン21は、燃料タ
ンク2に戻されている。
【0007】図13は従来の逆止弁9の詳細を示す断面
図である。また図14はシートバルブの断面図である。
図13および図14において、高圧燃料ポンプ3のケー
シング3aに形成されたバイパス通路8の途中には、逆
止弁9が設けられている。逆止弁9の詳細について説明
する。ケーシング3aには、概略円筒状の凹部25が形
成されている。凹部25は、底面25aにバイパス通路
8の低圧側(上流側)が通じ、側面25bにバイパス通
路8の高圧側(下流側)が通じている。
【0008】凹部25の底部には、シートバルブ30が
配設されている。シートバルブ30においては、中心軸
に沿って通路穴30bが形成された概略円柱形の本体3
0aと、本体30aの一側の端面に通路穴30bの外周
に沿って全周に渡って立設された首部30cとから構成
されている。首部30cの先端内周部は、中心に向かっ
て約45度の斜面に形成され、シート座30dが形成さ
れている。一方、本体30aの外周面には、Oリング溝
30fが形成さている。Oリング溝30f内には、Oリ
ング34が収納されている。シートバルブ30は、本体
30aの肩部30eをキャップ31で押圧されて、凹部
25の底面25aに固定されている。
【0009】キャップ31は、一側に端面から中心軸に
沿って凹部31aが形成された概略円柱状をなし、凹部
31aを凹部25の底方向に向けて栓をするように凹部
25内に配設されている。キャップ31の外周面には、
Oリング溝31dが形成さている。Oリング溝31d内
には、Oリング35が収納されている。凹部25とキャ
ップ31とは、バイパス通路8の途中に設けられた収納
空間36を形成している。キャップ31の凹部31aの
周囲に形成された筒状部31bには、燃料が通過する為
の貫通穴31cが形成されている。キャップ31は、筒
状部31bの先端でシートバルブ30の肩部30eを押
圧している。キャップ31の他端は、プレート38にて
固定されている。プレート34は、ねじ39でケーシン
グ3aに固定されている。
【0010】キャップ31は、凹部31a内にボール3
2を収納している。ボール32とキャップ31との間に
は、スプリング33が縮設されている。ボール32は、
表面全体がシール面を構成し、シート座30dに当接し
ている。スプリング33は、常時はボール32をシート
座30dに押し当てている。しかし、バイパス通路8の
低圧側(上流側)の燃料の圧力がスプリング33の復元
力より大きくなると、スプリング33は、圧力に押し負
けて縮み、燃料を通過させる。逆止弁7も同様の構成を
成している。
【0011】このような構成の燃料供給装置において
は、低圧燃料ポンプ10である程度加圧された燃料は、
高圧燃料ポンプ3でさらに加圧されてデリバリパイプ1
に達し、インジェクタ1aから図示しないエンジンの気
筒内に噴射される。この際、低圧燃料ポンプ10からの
吐出圧は、低圧レギュレータ14により所定範囲に安定
化され、さらに高圧燃料ポンプ3からの吐出圧は、高圧
レギュレータ20により所定範囲に安定化されている。
【0012】一般に、低圧燃料ポンプ10は、例えばモ
ータ等により駆動され、電源が投入されているときは常
時駆動しているのに対し、高圧燃料ポンプ3は、エンジ
ンによって駆動される。そのため、エンジンの始動時に
は、低圧燃料通路5から高圧燃料ポンプ3を通って高圧
燃料通路4側へ燃料が供給されづらい。この点を解消す
るために、上述のように高圧燃料通路4と低圧燃料通路
5との間には、バイパス通路8が設けられている。
【0013】エンジンが動作中は、高圧燃料ポンプ3が
駆動し高圧燃料通路4および高圧燃料通路18内は高圧
の燃料によって満たされている。一方、エンジンが停止
すると高圧燃料通路4および高圧燃料通路18は圧力の
供給を絶たれる。このとき、管内の圧力が無くなると燃
料が蒸発する温度がさがり燃料が蒸発してしまう。燃料
が蒸発すると、次回にエンジンを始動するとき始動性が
悪いので、高圧燃料通路4およびバイパス通路8に、逆
止弁7および逆止弁9が設けられて、高圧燃料ポンプ3
が停止しても、高圧燃料通路4および高圧燃料通路18
が所定の圧力を保つようにされている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の逆止
弁9においては、バイパス通路8内の高圧に耐えるた
め、また、シール性を確実にするため、シートバルブ3
0は凹部25の底面25aに強固に固定される。そし
て、シートバルブ30は、肩部30eをキャップ31で
強固に押圧されるので変形してしまった。この変形は、
シート座30dにおよび逆止弁9のシール性を損なうの
で問題であった。逆止弁7においても同様であった。
【0015】図15はシートバルブ30の変形の様子を
示す断面図である。キャップ31は、シートバルブ30
の肩部30eの荷重点Iを図中矢印のような力で押圧す
る。このとき、シート座30dは変形量IIだけ変形す
る。すなわち、外側に広がるように変形する。
【0016】一般に、シール性を向上させる為に、シー
トバルブ30とボール32とは、逆止弁9として組み立
てられる前に当たりを付けられる。すなわち、シート座
30dにボール32が押しつけられて、シート座30d
の当接位置が若干へこまされる。しかし、上述のように
シート座30dが変形すると、ボール32は当たりを付
けた場所と異なった場所に当接してしまいシール性を向
上しない。
【0017】一方、シートバルブ30の肩部30eおよ
びキャップ31の先端部は、精度よく加工されているが
若干の寸法誤差を有している。この寸法誤差は、シート
バルブ30の肩部30eを押圧する力を周方向に一定と
しない。そのため、図15の変形量IIは、周方向に沿っ
て一定とはならず波打つように変形する。そのため、ボ
ール32とシート座30dとの間にさらに隙間ができ易
くなりシール性を損なう。
【0018】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、シート座の変形量が少なく、良
好なシール性を有する逆止弁およびシートバルブを得る
ことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の逆止弁におい
ては、流体通路の途中に設けられ、少なくとも一側が円
筒状の凹部とされ凹部の底面に流体通路の上流部が通
じ、他側に流体通路の下流部が通じる収納空間と、収納
空間内に収納され、外周面にOリング溝が形成され中心
軸に沿って通路穴が形成され一側の端面の外周部に肩部
を有する円柱形の本体と本体の肩部を有する側の端面の
中央部に通路穴の外周に沿って立設され先端部にシート
座が形成された首部とを有し、本体の首部と反対側の端
面を凹部の底面に当接して配設されたシートバルブと、
上記Oリング溝内に配置され、上記収納空間と上記シー
トバルブの間を密閉するOリングと、収納空間内に収納
されシート座にシート面を当接させる弁体と、収納空間
内に縮設され弁体をシート座方向に付勢する弾性部材
と、本体の中心軸方向に肩部に荷重を加えてシートバル
ブを凹部の底部に固定する固定部材とを有する逆止弁に
おいて、肩部の荷重点とシート座との間に薄肉部が形成
されている。
【0020】請求項2の逆止弁においては、流体通路の
途中に設けられ、少なくとも一側が円筒状の凹部とされ
凹部の底面に流体通路の上流部が通じ、他側に流体通路
の下流部が通じる収納空間と、収納空間内に収納され、
中心軸に沿って通路穴が形成され一側の端面の外周部に
肩部を有する円柱形の本体と本体の肩部を有する側の端
面の中央部に通路穴の外周に沿って立設され先端部にシ
ート座が形成された首部とを有し、本体の首部と反対側
の端面を凹部の底部に当接するように凹部に圧入されて
収納されたシートバルブと、収納空間内に収納されシー
ト座にシート面を当接させる弁体と、収納空間内に縮設
され弁体をシート座方向に付勢する弾性部材とを有する
逆止弁において、シート座と本体との間に薄肉部が形成
されている。
【0021】請求項3の逆止弁においては、薄肉部は、
首部の外周部が環状に除肉されて形成されている。
【0022】請求項4の逆止弁においては、薄肉部は、
肩部の付根部が環状に除肉されて形成されている。
【0023】請求項5の逆止弁においては、薄肉部は、
肩部の厚さが首部より薄くされて形成されている。
【0024】請求項6の逆止弁においては、弁体はボー
ル型である。
【0025】請求項7の逆止弁においては、弁体はポペ
ット型である。
【0026】請求項8のシートバルブにおいては、外周
面にOリング溝が形成され中心軸に沿って通路穴が形成
され一側の端面の外周部に肩部を有する円柱形の本体
と、本体の肩部を有する側の端面の中央部に通路穴の外
周に沿って立設され先端部にシート座が形成された首部
とを有し、流体通路の途中に設けられ、少なくとも一側
が円筒状の凹部とされ、凹部の底面に流体通路の上流部
が通じ、他側に流体通路の下流部が通じる収納空間内
に、本体の首部と反対側の端面を凹部の底面に当接しか
つ肩部を中心軸方向に押圧されて固定されたシートバル
ブにおいて、肩部の荷重点とシート座との間に薄肉部が
形成されている。
【0027】請求項9のシートバルブにおいては、中心
軸に沿って通路穴が形成され一側の端面の外周部に肩部
を有する円柱形の本体と、本体の肩部を有する側の端面
の中央部に通路穴の外周に沿って立設され先端部にシー
ト座が形成された首部とを有し、流体通路の途中に設け
られ、少なくとも一側が円筒状の凹部とされ、凹部の底
面に流体通路の上流部が通じ、他側に流体通路の下流部
が通じる収納空間内に、本体の首部と反対側の端面を凹
部の底面に当接するように本体を凹部に圧入されたシー
トバルブにおいて、シート座と本体との間に薄肉部が形
成されている。
【0028】請求項10のシートバルブにおいては、薄
肉部は、首部の外周部が環状に除肉されて形成されてい
る。
【0029】請求項11のシートバルブにおいては、薄
肉部は、肩部の付根部が環状に除肉されて形成されてい
る。
【0030】請求項12のシートバルブにおいては、薄
肉部は、肩部の厚さが首部より薄くされて形成されてい
る。
【0031】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の逆
止弁の断面図である。また図2はシートバルブの断面図
である。図1および図2において、高圧燃料ポンプ3の
ケーシング3aに形成された流体通路であるバイパス通
路8の途中には、逆止弁40が設けられている。逆止弁
40の詳細について説明する。ケーシング3aには、概
略円筒状の凹部25が形成されている。凹部25は、底
面25aにバイパス通路8の低圧側(上流側)が通じ、
側面25bにバイパス通路8の高圧側(下流側)が通じ
ている。
【0032】凹部25の底部には、シートバルブ41が
配設されている。シートバルブ41においては、例えば
ステンレスで作製され、中心軸に沿って通路穴41bが
形成された概略円柱形の本体41aと、本体41aの一
側の端面に通路穴41bの外周に沿って全周に渡って立
設された首部41cとから構成されている。首部41c
の先端内周部は、中心に向かって約45度の斜面に形成
され、シート座41dが形成されている。シート座41
dの裏側である首部41cの外周部は、一部が環状に除
肉されて薄肉部41gが形成されている。一方、本体4
1aの外周面には、Oリング溝41fが形成さている。
Oリング溝41f内には、Oリング34が収納されてい
る。シートバルブ41は、本体41aの肩部41eを固
定部材であるキャップ31で中心軸方向に押圧されて、
凹部25の底面25aに固定されている。
【0033】キャップ31は、例えばステンレスで作製
され、一側に端面から中心軸に沿って凹部31aが形成
された概略円柱状をなし、凹部31aを凹部25の底方
向に向けて栓をするように凹部25内に配設されてい
る。キャップ31の外周面には、Oリング溝31dが形
成さている。Oリング溝31d内には、Oリング35が
収納されている。凹部25とキャップ31とは、バイパ
ス通路8の途中に設けられた収納空間36を形成してい
る。キャップ31の凹部31aの周囲に形成された筒状
部31bには、燃料が通過する為の貫通穴31cが形成
されている。キャップ31は、筒状部31bの先端でシ
ートバルブ41の肩部41eを押圧している。キャップ
31の他端は、プレート38にて固定されている。プレ
ート34は、図示しないねじでケーシング3aに締着さ
れている。
【0034】キャップ31は、凹部31a内に弁体であ
るボール32を収納している。ボール32とキャップ3
1との間には、弾性部材であるスプリング33が縮設さ
れている。ボール32は、表面全体がシール面を構成
し、シート座41dに当接している。スプリング33
は、常時はボール32をシート座41dに押し当ててい
る。しかし、バイパス通路8の低圧側(上流側)の燃料
の圧力がスプリング33の復元力より大きくなると、ス
プリング33は、燃料の圧力に押し負けて縮み、燃料を
通過させる。
【0035】このように構成された逆止弁40において
は、バイパス通路8の途中に設けられて、燃料の逆流を
阻止し、バイパス通路8内が所定の圧力を保つようにさ
れている。また、高圧燃料通路4にも同様の逆止弁40
が配設されている。
【0036】図3はシートバルブ41の変形の様子を示
す断面図である。キャップ31は、シートバルブ41の
肩部41eの荷重点Iを図中矢印のような力で押圧す
る。このとき、首部41cの外周部は、一部が環状に除
肉されて薄肉部41gが形成されているので、肩部41
eの変形がシート座41dに伝達されづらい。そして、
シート座41dは変形量IIだけ変形する。この変形量
は、従来の変形量より少ない。
【0037】このように構成された逆止弁40において
は、シートバルブ41の首部41cの外周部は、一部が
環状に除肉されて薄肉部41gが形成されているので、
シート座41dの変形量は、従来の変形量より少ない。
そのため、ボール32とシート座41dのシール性が向
上する。また、シートバルブ41を更に強い押圧力にて
固定することが可能となり、さらに高圧の燃料通路に用
いることができる。さらに、シートバルブ41を固定す
る際の押圧力の偏りをある程度許容することができるの
で、シートバルブ41およびキャップ31の加工精度を
緩和することができる。
【0038】実施の形態2.図4は本発明の逆止弁の他
の例を示す断面図である。また図5はシートバルブの断
面図である。図4および図5において、バイパス通路8
の途中には、逆止弁50が設けられている。シートバル
ブ51においては、中心軸に沿って通路穴51bが形成
された概略円柱形の本体51aと、本体51aの一側の
端面に通路穴51bの外周に沿って全周に渡って立設さ
れた首部51cとから構成されている。首部51cの先
端内周部は、中心に向かって約45度の斜面に形成さ
れ、シート座51dが形成されている。一方、本体51
aの外周面には、Oリング溝51fが形成さている。O
リング溝51f内には、Oリング34が収納されてい
る。シートバルブ51は、本体51aの肩部51eをキ
ャップ31で押圧されて、凹部25の底面25aに固定
されている。肩部51eの付根部においては、一部に環
状に除肉されて薄肉部51gが形成されている。その他
の構成は実施の形態1と同様である。
【0039】図6はシートバルブ51の変形の様子を示
す断面図である。キャップ31は、シートバルブ51の
肩部51eの荷重点Iを図中矢印のような力で押圧す
る。このとき、肩部51eの付根部においては、一部が
環状に除肉されて薄肉部51gが形成されているので、
肩部51eの変形がシート座51dに伝達されづらい。
そして、シート座51dは変形量IIだけ変形する。この
変形量は、従来の変形量より少ない。
【0040】このように構成された逆止弁50において
は、肩部51eの付根部においては、一部に環状に除肉
されて薄肉部51gが形成されているので、シート座5
1dの変形量は、従来の変形量より少ない。そのため、
シール性が向上し、実施の形態1と同様の効果を得るこ
とができる。また、薄肉部51gは、肩部51eの付根
部に形成されているので加工が容易である。
【0041】実施の形態3.図7は本発明の逆止弁の他
の例を示す断面図である。また図8はシートバルブの断
面図である。図7および図8において、バイパス通路8
の途中には、逆止弁60が設けられている。シートバル
ブ61においては、中心軸に沿って通路穴61bが形成
された概略円柱形の本体61aと、本体61aの一側の
端面に通路穴61bの外周に沿って全周に渡って立設さ
れた首部61cとから構成されている。首部61cの先
端内周部は、中心に向かって約45度の斜面に形成さ
れ、シート座61dが形成されている。一方、本体61
aの外周面には、Oリング溝61fが形成さている。O
リング溝61f内には、Oリング34が収納されてい
る。シートバルブ61は、本体61aの肩部61eをキ
ャップ31で押圧されて、凹部25の底面25aに固定
されている。そして、本実施の形態においては、肩部6
1eの厚さBが首部61cの厚さAより薄くされてい
る。肩部61eの厚さBとは、本体61aの首部61c
側の端面からOリング溝61fの図7の上端までの厚さ
である。その他の構成は実施の形態1と同様である。
【0042】図9はシートバルブ61の変形の様子を示
す断面図である。キャップ31は、シートバルブ61の
肩部61eの荷重点Iを図中矢印のような力で押圧す
る。このとき、肩部61eの厚さBは首部61cの厚さ
Aより薄くされているので、肩部61eの変形がシート
座61dに伝達されづらい。そして、シート座61dは
変形量IIだけ変形する。この変形量は、従来の変形量よ
り少ない。
【0043】このように構成された逆止弁60において
は、肩部61eの厚さが首部61cの厚さより薄くされ
ているので、シート座61dの変形量は、従来の変形量
より少ない。そのため、シール性が向上し、実施の形態
1と同様の効果を得ることができる。また、薄肉部は、
肩部61eが薄肉にされて形成されているので加工がさ
らに容易である。尚、本実施の形態においては、肩部6
1eの厚さBは、本体61aの首部61c側の端面から
Oリング溝61fの図7の上端までの厚さであるが、O
リング溝61fが無いものについては、肩部の厚さB
は、本体の厚さとなる。このような形状のシートバルブ
においても、例えば、本体の図7の下側の端面と底面2
5aとの間にシール部材のような弾性部材が、配設され
るような構成であれば、肩部の厚さBの厚さが首部の厚
さAのより薄ければ、本実施の形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0044】実施の形態4.図10は本発明の逆止弁の
他の例を示す断面図である。図10おいて、本実施の形
態の弁体においては、ポペット型の弁体42である。弁
体42は概略円錐型をなし、円錐形のシート面42a
を、シートバルブ41のシート座41dに当接してい
る。その他の構成は、実施の形態1と同様である。この
ように構成された逆止弁においても、実施の形態1と同
様の効果を得ることができる。
【0045】実施の形態5.図11は本発明の逆止弁の
他の例を示す断面図である。図11において、本実施の
形態のシートバルブ71においては、中心軸に沿って通
路穴71bが形成された概略円柱形の本体71aと、本
体71aの一側の端面に通路穴71bの外周に沿って全
周に渡って立設された首部71cとから構成されてい
る。首部71cの先端内周部は、中心に向かって約45
度の斜面に形成され、シート座71dが形成されてい
る。シート座71dの裏側である首部71dの外周部
は、一部が環状に除肉されて薄肉部71gが形成されて
いる。シートバルブ71は、本体71aを凹部25に圧
入されて、凹部25の底面25aに固定されている。そ
の他の構成は実施の形態1と同様である。
【0046】このように構成された逆止弁においては、
シートバルブ71は、本体71aを凹部25に圧入され
ているので、径方向に押圧力を受けて変形するが、首部
71dの外周部は、一部が環状に除肉されて薄肉部71
gが形成されているので、シート座71dの変形量は少
ない。そのため、実施の形態1と同様の効果を得ること
ができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1の逆止弁においては、流体通路
の途中に設けられ、少なくとも一側が円筒状の凹部とさ
れ凹部の底面に流体通路の上流部が通じ、他側に流体通
路の下流部が通じる収納空間と、収納空間内に収納さ
れ、外周面にOリング溝が形成され中心軸に沿って通路
穴が形成され一側の端面の外周部に肩部を有する円柱形
の本体と本体の肩部を有する側の端面の中央部に通路穴
の外周に沿って立設され先端部にシート座が形成された
首部とを有し、本体の首部と反対側の端面を凹部の底面
に当接して配設されたシートバルブと、収納空間内に収
納されシート座にシート面を当接させる弁体と、収納空
間内に縮設され弁体をシート座方向に付勢する弾性部材
と、本体の中心軸方向に肩部に荷重を加えてシートバル
ブを凹部の底部に固定する固定部材とを有する逆止弁に
おいて、肩部の荷重点とシート座との間に薄肉部が形成
されている。そのため、シート座の変形量は、従来の変
形量より少ない。それにより、弁体とシート座のシール
性が向上する。また、シートバルブを更に強い押圧力に
て固定することが可能となり、さらに高圧の燃料通路に
用いることができる。さらに、シートバルブを固定する
際の押圧力の偏りをある程度許容することができるの
で、シートバルブおよび固定部材の加工精度を緩和する
ことができる。
【0048】請求項2の逆止弁においては、流体通路の
途中に設けられ、少なくとも一側が円筒状の凹部とされ
凹部の底面に流体通路の上流部が通じ、他側に流体通路
の下流部が通じる収納空間と、収納空間内に収納され、
中心軸に沿って通路穴が形成され一側の端面の外周部に
肩部を有する円柱形の本体と本体の肩部を有する側の端
面の中央部に通路穴の外周に沿って立設され先端部にシ
ート座が形成された首部とを有し、本体の首部と反対側
の端面を凹部の底部に当接するように凹部に圧入されて
収納されたシートバルブと、収納空間内に収納されシー
ト座にシート面を当接させる弁体と、収納空間内に縮設
され弁体をシート座方向に付勢する弾性部材とを有する
逆止弁において、シート座と本体との間に薄肉部が形成
されている。そのため、凹部に圧入されて発生する本体
の変形量は、シート座に伝達されずらくなり、シート座
の変形量は、従来の変形量より少なくなる。そして、弁
体とシート座のシール性が向上する。
【0049】請求項3の逆止弁においては、薄肉部は、
首部の外周部が環状に除肉されて形成されている。その
ため、薄肉部を容易に作成することができる。
【0050】請求項4の逆止弁においては、薄肉部は、
肩部の付根部が環状に除肉されて形成されている。その
ため、薄肉部をさらに容易に作成することができる。
【0051】請求項5の逆止弁においては、薄肉部は、
肩部の厚さが首部より薄くされて形成されている。その
ため、薄肉部をさらに容易に作成することができる。
【0052】請求項6の逆止弁においては、弁体はボー
ル型である。そのため、ボール型の弁体を有する逆止弁
においてシール性を向上することができる。
【0053】請求項7の逆止弁においては、弁体はポペ
ット型である。そのため、ポペット型の弁体を有する逆
止弁においてシール性を向上することができる。
【0054】請求項8のシートバルブにおいては、外周
面にOリング溝が形成され中心軸に沿って通路穴が形成
され一側の端面の外周部に肩部を有する円柱形の本体
と、本体の肩部を有する側の端面の中央部に通路穴の外
周に沿って立設され先端部にシート座が形成された首部
とを有し、流体通路の途中に設けられ、少なくとも一側
が円筒状の凹部とされ、凹部の底面に流体通路の上流部
が通じ、他側に流体通路の下流部が通じる収納空間内
に、本体の首部と反対側の端面を凹部の底面に当接しか
つ肩部を中心軸方向に押圧されて固定されたシートバル
ブにおいて、肩部の荷重点とシート座との間に薄肉部が
形成されている。そのため、シート座の変形量は、従来
の変形量より少ない。それにより、弁体とシート座のシ
ール性が向上する。また、シートバルブを更に強い押圧
力にて固定することが可能となり、さらに高圧の燃料通
路に配設される逆止弁に用いることができる。さらに、
シートバルブを固定する際の押圧力の偏りをある程度許
容することができるので、シートバルブの加工精度を緩
和することができる。
【0055】請求項9のシートバルブにおいては、中心
軸に沿って通路穴が形成され一側の端面の外周部に肩部
を有する円柱形の本体と、本体の肩部を有する側の端面
の中央部に通路穴の外周に沿って立設され先端部にシー
ト座が形成された首部とを有し、流体通路の途中に設け
られ、少なくとも一側が円筒状の凹部とされ、凹部の底
面に流体通路の上流部が通じ、他側に流体通路の下流部
が通じる収納空間内に、本体の首部と反対側の端面を凹
部の底面に当接するように本体を凹部に圧入されたシー
トバルブにおいて、シート座と本体との間に薄肉部が形
成されている。そのため、凹部に圧入されて発生する本
体の変形量は、シート座に伝達されずらくなり、シート
座の変形量が減少するので、弁体とシート座のシール性
が向上する。
【0056】請求項10のシートバルブにおいては、薄
肉部は、首部の外周部が環状に除肉されて形成されてい
る。そのため、薄肉部を容易に作成することができる。
【0057】請求項11のシートバルブにおいては、薄
肉部は、肩部の付根部が環状に除肉されて形成されてい
る。そのため、薄肉部をさらに容易に作成することがで
きる。
【0058】請求項12のシートバルブにおいては、薄
肉部は、肩部の厚さが首部より薄くされて形成されてい
る。そのため、薄肉部をさらに容易に作成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の逆止弁の断面図である。
【図2】 シートバルブの断面図である。
【図3】 シートバルブの変形の様子を示す断面図であ
る。
【図4】 本発明の逆止弁の他の例を示す断面図であ
る。
【図5】 シートバルブの断面図である。
【図6】 シートバルブの変形の様子を示す断面図であ
る。
【図7】 本発明の逆止弁の他の例を示す断面図であ
る。
【図8】 シートバルブの断面図である。
【図9】 シートバルブの変形の様子を示す断面図であ
る。
【図10】 本発明の逆止弁の他の例を示す断面図であ
る。
【図11】 本発明の逆止弁の他の例を示す断面図であ
る。
【図12】 従来の燃料供給系を示す系統図である。
【図13】 従来の逆止弁の詳細を示す断面図である。
【図14】 従来のシートバルブの断面図である。
【図15】 従来のシートバルブの変形の様子を示す断
面図である。
【符号の説明】
4 高圧燃料通路(流体通路)、8 バイパス通路(流
体通路)、36 収納空間、41,51,61,71
シートバルブ、41a,51a,61a,71a 本
体、41c,51c,61c,71c 首部、41g,
51g,71g薄肉部、42 弁体、31 キャップ
(固定部材)、32 ボール(弁体)、33 スプリン
グ(弾性部材)、61e 肩部(薄肉部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−72442(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 15/00 - 15/20

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通路の途中に設けられ、少なくとも
    一側が円筒状の凹部とされ該凹部の底面に該流体通路の
    上流部が通じ、他側に該流体通路の下流部が通じる収納
    空間と、 上記収納空間内に収納され、外周面にOリング溝が形成
    され中心軸に沿って通路穴が形成され一側の端面の外周
    部に肩部を有する円柱形の本体と該本体の該肩部を有す
    る側の端面の中央部に該通路穴の外周に沿って立設され
    先端部にシート座が形成された首部とを有し、該本体の
    該首部と反対側の端面を上記凹部の底面に当接して配設
    されたシートバルブと、上記Oリング溝内に配置され、上記収納空間と上記シー
    トバルブの間を密閉するOリングと、 上記収納空間内に収納され上記シート座にシート面を当
    接させる弁体と、 上記収納空間内に縮設され上記弁体を上記シート座方向
    に付勢する弾性部材と、 上記本体の中心軸方向に上記肩部に荷重を加えて上記シ
    ートバルブを上記凹部の底部に固定する固定部材とを有
    する逆止弁において、 上記肩部の荷重点と上記シート座との間に薄肉部が形成
    されていることを特徴とする逆止弁。
  2. 【請求項2】 流体通路の途中に設けられ、少なくとも
    一側が円筒状の凹部とされ該凹部の底面に該流体通路の
    上流部が通じ、他側に該流体通路の下流部が通じる収納
    空間と、 上記収納空間内に収納され、中心軸に沿って通路穴が形
    成され一側の端面の外周部に肩部を有する円柱形の本体
    と該本体の該肩部を有する側の端面の中央部に該通路穴
    の外周に沿って立設され先端部にシート座が形成された
    首部とを有し、該本体の該首部と反対側の端面を上記凹
    部の底部に当接するように上記凹部に圧入されて収納さ
    れたシートバルブと、 上記収納空間内に収納され上記シート座にシート面を当
    接させる弁体と、 上記収納空間内に縮設され上記弁体を上記シート座方向
    に付勢する弾性部材とを有する逆止弁において、 上記シート座と上記本体との間に薄肉部が形成されてい
    ることを特徴とする逆止弁。
  3. 【請求項3】 上記薄肉部は、上記首部の外周部が環状
    に除肉されて形成されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の逆止弁。
  4. 【請求項4】 上記薄肉部は、上記肩部の付根部が環状
    に除肉されて形成されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の逆止弁。
  5. 【請求項5】 上記薄肉部は、上記肩部の厚さが上記首
    部より薄くされて形成されていることを特徴とする請求
    項1または2記載の逆止弁。
  6. 【請求項6】 上記弁体はボール型であることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか記載の逆止弁。
  7. 【請求項7】 上記弁体はポペット型であることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか記載の逆止弁。
  8. 【請求項8】 外周面にOリング溝が形成され中心軸に
    沿って通路穴が形成され一側の端面の外周部に肩部を有
    する円柱形の本体と、上記本体の上記肩部を有する側の
    端面の中央部に上記通路穴の外周に沿って立設され先端
    部にシート座が形成された首部とを有し、 流体通路の途中に設けられ、少なくとも一側が円筒状の
    凹部とされ、該凹部の底面に該流体通路の上流部が通
    じ、他側に該流体通路の下流部が通じる収納空間内に、
    上記本体の上記首部と反対側の端面を上記凹部の底面に
    当接しかつ上記肩部を中心軸方向に押圧されて固定され
    たシートバルブにおいて、 上記肩部の荷重点と上記シート座との間に薄肉部が形成
    されていることを特徴とするシートバルブ。
  9. 【請求項9】 中心軸に沿って通路穴が形成され一側の
    端面の外周部に肩部を有する円柱形の本体と、上記本体
    の上記肩部を有する側の端面の中央部に上記通路穴の外
    周に沿って立設され先端部にシート座が形成された首部
    とを有し、 流体通路の途中に設けられ、少なくとも一側が円筒状の
    凹部とされ、該凹部の底面に該流体通路の上流部が通
    じ、他側に該流体通路の下流部が通じる収納空間内に、
    上記本体の上記首部と反対側の端面を上記凹部の底面に
    当接するように上記本体を上記凹部に圧入されたシート
    バルブにおいて、 上記シート座と上記本体との間に薄肉部が形成されてい
    ることを特徴とするシートバルブ。
  10. 【請求項10】 上記薄肉部は、上記首部の外周部が環
    状に除肉されて形成されていることを特徴とする請求項
    8または9記載のシートバルブ。
  11. 【請求項11】 上記薄肉部は、上記肩部の付根部が環
    状に除肉されて形成されていることを特徴とする請求項
    8または9記載のシートバルブ。
  12. 【請求項12】 上記薄肉部は、上記肩部の厚さが上記
    首部より薄くされて形成されていることを特徴とする請
    求項8または9記載のシートバルブ。
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